メールマガジン

2020年7月31日
青山社中メールマガジンvol.116 「上流」の時代

………. [もくじ]…………………….………………………………………………………………………
朝比奈一郎の論考「『上流』の時代」
1. トピックス
  - ウィズ・アフターコロナ時代の分散化社会・首都機能移転などを考える「青山社中フォーラムVol.50」を開催
  - 青山社中リーダーシップ・公共政策学校を2020年度も開講!
  - 朝比奈が「政策起業家シンポジウム」に登壇
  - 青山社中がマニフェスト・選挙支援を行った北区の山田加奈子氏が、東京都議会議員補欠選挙にて当選
  - 第1回川崎市産業振興協議会 中小企業活性化専門部会に朝比奈がアドバイザーとして参加
  - NewsPicksにて朝比奈がインタビューされた記事が掲載
  - ぬまた起業塾の開講式を実施
  - リーダー塾合同クラスで齋藤健衆議院議員がご講演
  - JBpressに” コロナで判明、日本の行政が抱える「致命的弱点」”のタイトルで朝比奈の論考が掲載
  - FNNプライムオンラインにて朝比奈のインタビュー記事が掲載
  - 青山社中後援隊の集いを開催
  - 朝比奈が鎌倉市長と意見交換&カヤック柳澤氏主宰の「地域資本主義」のオンラインサロンにて対談
  - BBTch番組にアートソムリエ山本冬彦氏が出演
  - アゴラに朝比奈の論考が掲載
2.青山社中リーダー塾通信
  - 青山社中リーダー塾/教育・コミュニティ構築 事務局より
  - NPO法人「地域から国を変える会」より(北海道北斗市、新潟県三条市)
  - 一般社団法人「日本と世界をつなぐ会」より(長野県軽井沢町、新潟県妙高市)
3.青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ
4.編集後記
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1. 朝比奈論考
「『上流』の時代」
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コロナの猛威が止らない。

もちろん、激増しつつある世界・国内の感染者の動向も心配ではあるが(東京はついに本日※、感染者数が463人/日に)、感染者数は検査数を増やせば増加するのはある意味当然でもあり、個人的には、とりわけ経済の先行きを心配している。
※7/31時点

アメリカ商務省の発表では、4~6月のGDPは何と前期比で32.9%も減少したとのことだ。内閣府によれば、日本の2020年度のGDP成長率の見通しは、マイナス4.5%とはじいているが、直観的には甘い気もする。

ワクチン開発のニュースも色々と飛び込んでは来るが、このままコロナの猛威がしばらくは止らないとなると、本格的な経済活動の再開は望めない。一方で、1人10万円の特別定額給付金や、中小事業者等向けの持続化給付金など、既に大盤振る舞いをしている国家財政、各地の財政はひっ迫してきており、カンフル剤もいつまでも打ち続けられない。

先日、災害復興活動等の専門家である知人の藤沢烈氏(RCF代表)に興味深い話を聞いたが、震災や豪雨などの復旧・復興に際しては、初期段階で援助をドバーッと出しすぎて、後で息切れしてしまい、肝心な復興が進まなくなるパターンがあるとのことだ。持続性を意識して、「上流」の段階で工夫・コントロールすることが死活的に重要だとのことだが、今回のコロナ騒動を災害ととらえると、同じ轍を踏みかねないという懸念をしている。

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昨日、内閣府が、2012年12月から続いた景気の拡大局面は2018年10月まで続き、戦後2番目の長さの71か月間であったと発表した。最長は、2002年から08年までの「いざなみ景気」(73か月間)だそうだが、戦後1番目と2番目の長さの景気拡大局面が21世紀に入ってからと言われても、正直ピンとこない。実際、岩戸景気(1958年~)やいざなぎ景気(1965年~)は、それぞれ、成長率が11%台だったのに対し、いざなみ景気や今回の景気拡大は、長さだけが取り柄で、共に成長率は1%台だ。

振り返ってみれば、私が大学に入り、経済産業省に入省した1990年代から、本質的な意味で、経済が上向きだった時期というのは無かったような気がする。90年代は、バブル崩壊後の後遺症で「失われた10年」と呼ばれ、当時としてはかなりの財政出動(需要創出)を行ったが、効果は小さかった。その後、2000年代に入るとサプライサイド改革(供給側の改革)が行われ、過剰雇用・過剰債務・過剰設備のリストラが図られたが、これまた、効果はあまり大きくなかったのが実感だ。リーマンショックなどを経て、アベノミクスで金融緩和をかなり本格的にやり、経済を「ふかした」が、コロナ危機を迎えて感じるのは、日本の経済の基礎体力が強くなっていたわけではなく、限界が露呈してきたという感じだ。

気がついて見れば、コロナ危機を迎えて、唯一という感じで伸びている「非接触型ビジネス」(IT系のビジネスを展開する企業など)を見ても、世界を席巻している日本企業というのはほぼ見当たらない。平成元年に、時価総額ランキングで世界のトップ50社のうち35社を占めていた日本企業勢の往時の面影はなく、現在は、46位にかろうじてトヨタ一社が顔を出しているだけだ。

その日本が得意としていた「ものづくり」、特にその最後の砦ともいえる自動車に関しても、コロナ危機下の需要消滅による製造業一般の苦境とは別に、構造的に苦しいことになってきている。つまり、日本が得意だと言われてきた「ゲーム」の形が変わってきてしまっているのだ。

例えば日本には様々な種類の中小企業の集積があり、優れた職人が多いため、アイディアを容易に具体化する(試作品を作る)ことが得手とされていたが、いわゆるバーチャル・エンジニアリングの時代になると、データさえあれば、練達の職人や企業間協力を得なくても3Dプリンタその他ですぐに試作品が出来てしまう。極端な場合、試作せずとも、データ上でその当為が判断されることになる。現に、欧州などでは自動車の走行テストをインターネット上のテストコース(石畳の道、砂の道などがウェブ上で選べる)でやり、認証を受けるケースが出て来ているそうだ。(内田孝尚『バーチャル・エンジニアリング1・2』、経済産業省『2020年版ものづくり白書』など)

もちろん、まだ、素材産業や工作機械など、日本が世界的に見て優位に立っている分野もないわけではないが、大きなトレンドとしては、製造業全体が、減退傾向にあると認めざるを得ないと思う。情報化・データ社会の到来により、ものづくり・製造業の勝負ですら、実際に製造する段階から、どんどん上流の方、即ち企画・設計の方に加速度的にシフトしてきている。クリエイティブで、かつ、ある程度現実的な発想・構想が重要な「上流の時代」が到来してしまったと言える。

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では、上流の時代を分ける鍵は何か。言うまでもないが、これは人材(人財)に他ならない。発想・構想に基づいて企画・設計をする上流部分は、様々な分野において、まだかなりの程度、人間がやらなければならないからだ。

先述のとおり、特に最近、この流れが加速していることは間違いないが、実は、本質的には昔から変化していないとも言える。日本企業が世界に燦然と輝いていた時代、各国を席巻していたソニーの製品やホンダの自動車は優秀な職人によるものづくりの結晶ではあるが、特に、発想や構想に優れていたことが実は本質であるとも言える。トヨタが今でも世界で強いのは、「ハイブリッド」などの発想・構想に基づく企画・設計力が大きい。

羽のない扇風機(ダイソン)や、人手の要らない掃除機(ルンバ)や、小型の飛行物体(ドローン)で日本企業が出遅れてしまったのは、技術的に作れなかったわけではなく、発想・構想に基づく企画・設計力が足りなかった結果である。

それではなぜ、一時期は世界の憧れの対象だった日本からそうしたユニークな発想・構想、それに基づく企画・設計力が消えてしまったのか。乱暴にまとめれば、人間力が落ちているからだ。教育がなっていないからだ。正解を作るのではなく、与えらえた選択肢の中から正解を探す教育ばかりが跋扈してしまい(学校教育だけでなく、家庭教育や大企業等での社員教育も同様だ)、同時に、発想や構想を実現するために様々な困難を突破する打たれ強さ・辛抱強さの大切さも教えられることは稀になって来ている。「優しい時代」「合理主義の時代」の波の間で、泡となって消えつつある。

学校教育・家庭教育・企業教育のいずれの局面においても、「上流段階」、すなわち、「鉄は熱いうちに打て」ではないが、最初に、こうした構想・発想の大切さ、企画・設計をして実現に向けてやり抜くだけの強さ、を教えなければならない。否、教えて伝わるものではなく、親や先生や先輩や上司が、背中を見せなければならない。

私が個人的に大注目している、起業家論で有名なサラス・サラスバシー教授(バージニア大)によれば、目標や結果から逆算していくようなバックフォワード的発想(コーゼーション)より、自分は誰で、何を持っていて、誰を知っているかと言うリソース(持てる資源)をベースに、結果を作っている「エフェクチュエーション」的発想・行動こそが、起業を成功させる鍵だとのことだ。自分の持てる武器を確かに認識しつつ、夢のため、或いは大義のため、見えない世界に飛び込んで挑戦する勇気。我が国の人材が失ってしまった気風はこれに尽きるであろう。

当たり前だが、上流というのは結果から最も遠い段階の話であり、結果が見えないから怖い段階とも言えるが、逆に、自由に泳ぐ余地が大きいので面白い段階でもある。こうした荒波に乗り出せる人財が少なければ社会が衰退するのは自明である。逆説的だが、リスクを取らずに安全に生き永らえようとする機運に満ち満ちている限り、当該社会が厳しい世界で正当に生存できる可能性は減退する。

大きなトレンドとしても、短期的なコロナ危機を見ても、本格的な「上流」の時代の到来を感じざるを得ない。今こそ、私が日頃説いている「始動力(=リーダーシップ)」が求められていると言えよう。
 

筆頭代表CEO
朝比奈 一郎

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2.トピックス
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<1> ウィズ・アフターコロナ時代の分散化社会・首都機能移転などを考える「青山社中フォーラムVol.50」を開催

7月29日(水)、
記念すべき50回を迎える「青山社中フォーラム」で、
全国知事会地方創生対策本部長、三重県 鈴木 英敬知事をお招きし、
「地方創生のキーファクターは”一極集中リスクの軽減” 
   ~コロナ対応の「みえモデル」から考える~」をテーマにご講演いただきました。

今回は会の冒頭で小泉環境大臣もオンラインでご祝辞をいただき、
官民の橋渡し役として広くネットワークを持つ
青山社中や朝比奈への期待や激励のメッセージを頂戴しました。

また鈴木知事のご講話は、
全国告知事会 地方創生対策本部 本部長としてのお話、
そしてコロナによる”命”と” 経済”の両立をめざす「みえモデル」についてのお話をはじめ、
現場で、そして最前線で官民一体となって取り組む具体的な事例などを織り交ぜていただいたことで、
本当に1時間と思えないほど内容の濃いものでした。

また、終盤には
参加者の皆さまから時間を上回る数多くのご質問をいただいたほか
朝比奈とも対談をさせていただきました。

青山社中では今後もウィズコロナ時代でも学びを最適な形でご提供できるように、
尽力してまいります。

<2> 青山社中リーダーシップ・公共政策学校を2020年度も開講!
9年目を迎える青山社中リーダーシップ・公共政策学校を今年も開講することが決定いたしました。

▼青山社中リーダーシップ・公共政策学校実施とは
青山社中リーダーシップ・公共政策学校(Aoyamashachu School of Leadership and Government、ASLG)は、
パブリック・リーダーを育成することを目的とし、
「リーダーシップ」と「政策」の両方を学ぶことをコンセプトにした公共政策学校です。

今年度は、「豪華講師陣によるコロナ下での最新情報と議論」
「オンライン(リアルタイム)配信によるインタラクティブな授業」
「官民横断しての率直なコミュニケーションの場」をご提供できるよう、
現在準備をすすめております。

オンライン説明会(8/25)はこちら

ぜひ、ご参加ください!

<3> 朝比奈が「政策起業家シンポジウム」に登壇
政・官・民・学・NGO/NPO 等が垣根を越えて社会課題解決のため真剣に政策過程と向き合い、
重要な役割を担う「政策起業家」の議論の場として立ち上がった
PEP(政策起業家プラットフォーム)。

7月15日(水)、
朝比奈がその設立記念の「政策起業家シンポジウム」にモデレータ、パネラーとして登壇しました。

当日は平日の日中にもかかわらず、
800名以上の方が参加申し込みをされたことや、
議論もかなり白熱したものが多く、
朝比奈も「日頃からのネットワーク形成や実現のための目測力が大事」と
「改めての気づき」をコメントしております。

<4> 青山社中がマニフェスト・選挙支援を行った北区の山田加奈子氏が、東京都議会議員補欠選挙にて当選
7月5日(日)投開票の東京都議会議員補欠選挙に挑んだ北区の山田加奈子区議(当時)を、
青山社中が2020年1月からマニフェスト・政策支援を行い、
告示期間を含めて全面的に支援しました。

山田加奈子氏は52,225票を獲得し、次点に16,010票差をつけて当選しました。

<5> 第1回川崎市産業振興協議会 中小企業活性化専門部会に朝比奈がアドバイザーとして参加
7月7日(火)、
朝比奈が経済活性アドバイザーを務める神奈川県川崎市にて、
今年度第1回の「川崎市産業振興協議会 中小企業活性化専門部会」に朝比奈がアドバイザーとして参加しました。

川崎市中小企業活性化条例に基づく令和元年度施策の検証について」や
「今年度施策の検証の進め方について」、
など、新型コロナウイルス感染症の話題にも触れながら闊達な議論がなされました。

<6> NewsPicksにて朝比奈がインタビューされた記事が掲載
7月8日(水)、
「コロナ下の首都機能移転」という特集で
朝比奈がインタビューされた内容がNewsPicksに掲載されました。

コロナというピンチを首都機能移転という打ち手で、
地方創生、景気浮揚、本格的デジタル化推進、そしてもちろんリスク分散と、
様々な文脈で意義があると朝比奈も考え、同記事内で首都機能移転論の記事タイトルが掲載されております。

“【スピード解説】あなたはどう思う?コロナ時代の首都移転論”
記事はこちら
※会員登録すると記事全文がご覧いただけます
※首都機能移転の論考はこちら

<7> ぬまた起業塾の開講式を実施
群馬県沼田市での起業を「オール沼田」の体制で支援する
「ぬまた起業塾」の第6期がスタートし、
2020年7月4日(土)に開講式が行われました。

今年度は様々な夢を抱く13名の方が新たに入塾されました。

また、開講式にて受講生に対し、
起業塾会長である横山沼田市長からはご講話を、そして起業塾の塾頭として朝比奈が講演を行いました。

詳細はこちら

<8> リーダー塾合同クラスで齋藤健衆議院議員がご講演
7月11日(土)、
様々な年度の塾生が集まってゲストや塾生の話を聞く、
リーダー塾合同クラス(期を越えてリーダー塾生が集まる会)を
オンラインも併用する形式で開催されました。

今回はゲストとして齋藤健衆議院議員(元農林水産大臣)をお招きし、
今必要な経済政策についてのお話、
日米地位協定の現実、
日本史を戦時や原敬政権、
そして農林部会長から当選3回で農水大臣まで上りつめた背景など
大変濃いお話をいただきました。

詳細はこちらと下記もご覧ください。

<9> JBpressに”コロナで判明、日本の行政が抱える「致命的弱点」”のタイトルで朝比奈の論考が掲載
7月20日(月)、
JBpressに朝比奈の論考が掲載されました。

続化給付金を切り口に、
行政のデジタル化は、利便性だけの問題ではなく、
コストや公正性などを含む行革全体の問題だということを
朝比奈が強調して論じております。

“コロナで判明、日本の行政が抱える「致命的弱点」”
記事はこちら

<10> FNNプライムオンラインにて朝比奈のインタビュー記事が掲載
7月23日(木)、30日(木)と2週連続で
FNNプライムオンラインに
朝比奈がインタビューされた記事が掲載されました。

▼7月23日(木)
“「生きながら人生の墓場、国会閉幕は奴隷解放」霞が関はなぜ疲弊・劣化するか”
記事はこちら

霞が関の働き方に関して、
対国会との関係や、デジタル化について朝比奈が言及しております。
また、BCG様との業務提携にも触れていただいております。

▼7月30日(木)
“「内閣人事局でサラリーマン化」「定年延長で割食う若手」霞が関で劣化・疲弊する官僚たち”
記事はこちら

霞が関の人事システム、内閣人事局擁護論などを朝比奈が持論を展開しております。
また、8月から新潟県妙高市で開催される「みょうこうミライ会議」にも触れていただいております。

<11> 青山社中後援隊の集いを開催
新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、
延期になっておりました「後援隊の集い」をオンラインとオフラインで同時開催しました。
ウィズコロナ時代の分析と日本をテーマに、
朝比奈が考える日本のコロナ対応の評価や今後の課題、そして青山社中の近況をお話いたしました。

※「青山社中後援隊」とは
青山社中の理念・事業に賛同し、活動を後援頂ける方々による会員組織です。
会員の方には、講演会・シンポジウムなどへの優先参加、
会員同士の交流会の開催など、各種特典をご用意しております(詳細はこちら

<12> 朝比奈が鎌倉市長と意見交換&カヤック柳澤氏主宰の「地域資本主義」のオンラインサロンにて対談
7月15日(水)、
カヤック柳澤氏が主宰するオンラインサロン「地域資本主義サロン」に朝比奈が出演し、
柳澤氏と対談いたしました。
また鎌倉市参与も務めておられる加治氏や、カヤック社のメンバーとともに闊達な議論がなされました。

7月16日(木)には、鎌倉市の松尾市長を訪問し、市長より
単なる観光地から「学びの場」としての鎌倉を目指されていることや、
ロードプライシングなど、賛否両論ある政策を積極的に進められていることなどのお話をいただきました。

<13> BBTch番組にアートソムリエ山本冬彦氏が出演
朝比奈が講師を務めるビジネスブレークスルーチャンネルの講義
「社会変革型リーダーの構想力」のゲストとして、
アートソムリエ山本冬彦氏をお招きし、講義を収録しました。

本講義は2020年8月26日(水)に配信を予定しております。

ご視聴はこちら

<14> アゴラに朝比奈の論考が掲載
7月1日(水)~7月3日(金)の連続で、
言論プラットフォーム「アゴラ」に朝比奈の論考が掲載されました。
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“連載1 コロナとアメリカ ~ 急速な崩壊と希望”
記事はこちら
“連載2 コロナと日本 ~緩慢な崩壊と希望”
記事はこちら
“連載3 日本の起死回生の一打~新都(メガ首都圏)構想~”
記事はこちら
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コロナとアメリカ、
コロナと日本の現状を分析した上で、
「日本の起死回生の一打 ~新都(メガ首都圏)構想~」について、
具体的な事例を挙げながら、朝比奈が私見を述べております。

ぜひご覧ください。

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4. 青山社中リーダー塾通信
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*青山社中リーダー塾/教育・コミュニティ構築事業 (担当:4期生村上)

【青山社中リーダー塾合同クラス】
7月11日(土)、青山社中リーダー塾の合同クラスを行いました。

合同クラスは、現在座学編を受けている10期生のみならず、すべてのリーダー塾生・卒塾生が受けることができ、期を超えたつながりができる場でもあります。今回は、コロナ禍を鑑み、人数を少人数に限定した上でのリアルと、オンラインとで行いました。

まず、リーダー塾生2名がそれぞれ、国会議員秘書の役割や実態についてと、東アジアの今後30年の政治情勢について、ご発表いただきました。それぞれ、普段のお仕事に基づく深い知見を、わかりやすくお話いただき、関連のない人にもまたその通の人にも、面白い内容で、大変聴きごたえがありました。

その後、齋藤健衆議院議員にお越しいただき、1時間ご講演・1時間質疑応答で計2時間お話いただきました。
今必要な経済政策についてのお話、日米地位協定の現実、日本史を戦時や原敬政権、そして農林部会長から当選3回で農水大臣になられた背景など、大変濃いお話をいただきました。

私個人としては、政治的に困難な政策でも、論理的思考と貫徹する意思の強さとの両輪で、やりきられる様と、故事を引いたご自身の思いから伝わる懐の深さに感銘を受けました

質疑応答も白熱し、当初の予定時間を大幅にオーバーして質問に答えてくださった齋藤先生には、改めて感謝申し上げます。

【後援隊通信】
7月3日(金)、春から延期となっていた後援隊の集いを行いました。青山社中をいつも応援してくださっている後援隊の方に、リアル・オンラインそれぞれにお集まりいただき、朝比奈から、「アフター/ウィズコロナ時代の日本」に関する分析をご紹介しました。
皆様、闊達に議論いただき、弊社がこのような方々に支えられていることを感謝する夕べとなりました。

*NPO法人「地域から国を変える会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:1期生大山)

【北海道北斗市】
北斗市の公共交通網形成計画の策定支援を行うこととなりました。地方の交通経営が厳しい昨今、地域ごとの課題解決に呼応した交通サービスを提供するべく、同計画が全国各地で作られています。北斗市は、北海道新幹線・新函館北斗駅を有しており、観光・経済面で北海道の玄関口としての優位性を活用する策や、いわゆる交通空白地域対策(雪国であるので単なる過疎地対策という視点だけでは難しい)を検討していきます。

【新潟県三条市】
2020年度の職業訓練施設・しただ塾は、11月開講することとなりました。コロナ渦の社会状況の中、地方転職・地方移住が今一度脚光を浴びており、人口減少対策という面だけではなく、生き方・働き方・日本人の暮らし方を考え直す契機にあります。しただ塾は、いわば地方転職のお試し版として、約3ヵ月間、三条市下田地域で地域観光資源の発掘・活用方法を学びつつ、自分のキャリアを見つめ直す時間として有用です。
[しただ塾HP]はこちら
2020年度募集要項は、決定次第、改めてこちらにアドレス掲載します。

*一般社団法人「日本と世界をつなぐ会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:7期生水野)

【長野県軽井沢町】
朝比奈が未来共創アドバイザーを務める軽井沢町において、100年後の軽井沢を住民主体で描く軽井沢22世紀風土フォーラムについて、エリアデザインの運営会議が開催されました。
エリアデザインでは、軽井沢の特色ある各地区の中で5つのエリアにて、住民主体でどのようなまちづくりを行っていくのか継続的な検討・取組を行うもので、多くの住民が参加して議論を行う地域会議と地域会議に向けた準備・検討を行う運営会議で構成されています。
7月には、昨年度から検討が開始されている新軽井沢・中軽井沢の運営会議が開催されるとともに、今年度より新たに立ち上がる、追分・旧軽井沢の2地区にて第1回の運営会議が開催されました。
新軽井沢・中軽井沢では、コロナ禍を踏まえてオフラインの会議ではなく、オンラインも含めた多様な地域会議開催の在り方を含め議論がなされるとともに、追分・旧軽井沢では、運営会議を先導するファシリテーターの選出及び、第一回地域会議開催に向けた進め方について議論がなされました。
新型コロナの感染者が各地で増加する中、長期視点で各地区の特色を活かしながらどのようにまちづくりに取り組んでいくか、これまでの概念に縛られない方法も含めて、議論のサポートを行ってまいります。

【新潟県妙高市】
朝比奈が地域活性化アドバイザーを務める妙高市にて、妙高市役所・妙高市民・都市部事業者の3者が地域課題の解決に取り組む官民連携プログラム「みょうこうミライ会議」について引き続き検討を進めてまいりました。
みょうこうミライ会議では、3者が協働して「地域交通」「人の流れの創出」の2テーマについて、2か月強の期間で解決策を検討し、最終的には妙高市入村市長へ提案を行います。来月8月4日(火)にはプレキックオフミーティングが予定されており、妙高市・都市部事業者それぞれの参加者がオンラインで顔合わせを行い、検討のスタートが切られることになります。みょうこうミライ会議では、研修でもイベントでもなく、3者が本質的な議論に取り組んでこれまでの延長線上にはない解決策の創出にチャレンジすることになります。
妙高市の地域課題の解決に繋がるプログラムとすることとともに、参加者が手ごたえを感じることができるものにしていくべく、弊社も引き続きご支援を行ってまいります。

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5.青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ
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<7月の実績>

・7/1~3 言論プラットフォーム「アゴラ」にて朝比奈の論考が掲載
・7/13  NewsPicksにて朝比奈がインタビューされた記事が掲載
・7/15  朝比奈が「政策起業家シンポジウム」に登壇
・7/20  JBpressにて朝比奈の記事が掲載
・7/23  FNNプライムオンラインにて朝比奈のインタビュー記事が掲載
・7/30  FNNプライムオンラインにて朝比奈のインタビュー記事が掲載

<2020年8月の予定>
・8/上旬   言論プラットフォーム「アゴラ」にて朝比奈の論考が掲載予定
・8/中旬 JBpressにて朝比奈の論考が掲載予定

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6.編集後記
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このたびの九州地方を中心とした豪雨により、
被害に遭われた皆さまに、心よりお見舞い申し上げますとともに、
被災地の一日も早い復旧を、心よりお祈りいたします。
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2020年7月。
予定通りであれば日本で最も「熱い夏」になるはずだった連休も
コロナ下という不安を抱えながら
どちらかといえばいつもよりも静かに通り過ぎ、
せめて早く梅雨明けしてほしいと願う今日この頃です。(配信当時、関東)

私個人としてはこのような状況の中で
1年の残りの半分をどう過ごすか、そして感染症とどう向き合っていくか。
より考えを深める機会を多くいただいた7月でした。

季節の変わり目という時節柄もありますし、
皆さまもお身体ご自愛ください。

2020年6月30日
青山社中メールマガジンvol.115 新都(メガ首都圏)構想 ~Go West!:西へ、東へ、そして北へ~

………. [もくじ]…………………….………………………………………………………………………
1.朝比奈一郎の論考「新都(メガ首都圏)構想
  ~ Go West!:西へ、東へ、そして北へ ~」
2. トピックス
  - ウィズ・アフターコロナ時代の分散化社会・首都機能移転などを考える「青山社中フォーラムVol.50」を開催、鈴木英敬知事が登壇!
  - 青山社中とBCGが業務提携を発表
  - 日本経済新聞電子版、日経産業新聞にBCG様との業務連携の記事が掲載
  - 政策研究大学院大学(GRIPS)にて朝比奈が講演
  - 第1回「越谷サンシティ整備懇談会」にて朝比奈がファシリテーターに
  - 軽井沢町主催の『22世紀風土フォーラム基本会議』にて朝比奈がファシリテーターに
  - JBpressに”コロナの影響、米国にはプラス、中国にはマイナスか”のタイトルで朝比奈の論考が掲載
  - 「2020世界平和経済人会議ひろしま東京セッション」にて青山社中が協力
  - BBTch番組に面白法人カヤックCEO 柳澤 大輔氏が出演
  - 八幡和郎氏の論考に、朝比奈の論考・分析が引用
  - アゴラに朝比奈の論考が掲載
  - メディアを対象としたマカイラ社との共催イベントに竹内が登壇
3.青山社中リーダー塾通信
  - 青山社中リーダー塾/教育・コミュニティ構築 事務局より
  - NPO法人「地域から国を変える会」より(群馬県安中市、新潟県三条市)
  - 一般社団法人「日本と世界をつなぐ会」より(長野県軽井沢町)
4.青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ
5.編集後記
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1. 朝比奈論考
「新都(メガ首都圏)構想
~ Go West!:西へ、東へ、そして北へ ~」
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コロナとアメリカ ~急速な崩壊と希望~

アメリカが壊れかかっている。

コロナ下で直接訪問も出来ず、全て伝聞情報からの想像ということにはなるが、かつて2年ほど東海岸で生活した経験などから見て、とてつもない地殻変動が起こって社会が崩壊しかかっているような印象を受ける。

米国のコロナ感染者は250万人を超え、死者数はベトナム戦争や第一次世界大戦の戦死者数を凌駕する約13万人となり、止まる兆しがない。そうした中、5月の失業率はやや改善して13%台になったものの、州によっては20%を超えているところもあり、25%だった世界大恐慌時を彷彿とさせる。

5月には、日本で言うところの髙島屋などにあたるだろうか。高級百貨店のニーマン・マーカスが破産したと思ったら、その翌週にはイオンとも言うべきJCペニーが破産。衣料品大手のJCrewやレンタカー大手のハーツなど、お世話になった数々の店やサービスがどんどん消えていっている。

トランプ政権は国内的に何ら有効な手が打てず、その不満を外に向けようとして、世界のリーダーとしての地位を省みない言動の数々を積み重ね、却って国内外の信頼を失うという悪循環に陥っている。ガスのように国内に充満する「国民の不満」にジョージ・フロイド氏殺害事件が火をつけ、まさに手の付けられない混乱状態だ。ボルトン氏のごく最近の「暴露本」もその一つの火種だが、更に政権の統治能力が失墜する中、国中に分断の炎が燃え広がっていると言えよう。

そして現在は、ついには移民停止どころか、ビザの発給すら基本的に止まる状態となっており、デジタル課税をめぐる欧州とのバトル、香港問題・ウイグル問題・通商問題などを巡る中国との論争を中心に、世界との分断も顕著だ。

経済、人種、世代、地域などを軸とした分極化が、メタ的にアメリカ社会をズタズタに分断し、それがそのまま世界・国際社会をもバラバラにしている感じすらする。

私が小~中学生の頃、アメリカへの憧れを抱いた映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー 1~3』が、今月3週間連続でTV放映されていたので、思わず全部見てしまったが、あの良きアメリカはどこにいってしまったのか。

 
ご存知のタイムマシン・ストーリーだが、未来は白紙であって希望を持って書き換えられること、テクノロジーのすばらしさなどを言いようもないワクワク感とともに意識して、かつて大いに感銘を受けたことを思い出した。この映画では、途中、「過去」は俳優だったレーガン氏が「今」は大統領になっていることや、「過去」ではカフェでバイトとしてこき使われていた黒人給仕が、「今」は市長になっていることを強調するシーンもあったが、誰でも夢と希望を持てる社会、というのがアメリカの象徴的な良さだった。

ただ、現在のような絶望的なアメリカに全く希望がないわけではない。特に情報通信系のテクノロジーは、アメリカが世界の最先端を行っているのは間違いなく、ピンチをバネに、更に世界を席巻するような企業が生まれるかもしれない。必要は発明の母であり、痛みは改革を加速する。アメリカを象徴するIT系ベンチャー企業のウーバーやインスタグラムが生まれたのは、約10年前のリーマンショックの直後だった。

壊れかかっているアメリカの希望は、東から西への重点のシフト、即ち、ニューヨークやワシントンDCでの従来的大企業や政治行政の没落を横目に進む、西海岸テクノロジー系ベンチャー企業の更なる誕生や躍進なのではないか。気づいてみたら、アメリカの事実上の首都は(世界中が注目し、連絡をとったりアプローチしたりしたがる先は)、サンフランシスコやロサンゼルス、などという事になるかも知れない。

コロナと日本 ~緩慢な崩壊と希望~

翻ってわが国はどうであろうか。ずっと頼りにしてきたアメリカの行方が、上述の通り心もとないとなると、日本は日本で、自立の方向を探っていかなければならない。が、残念ながら、コロナ下のアメリカほど急な変化ではないものの、わが国もまた「じわじわ」と壊れかかっている雰囲気だ。

別所で書いたとおり、コロナ第一波は、日本はうまいバランス(命も経済も、等)で乗り切った。新規感染者数は国全体で約100名/日程度(東京で50名/日)という安心できない水準ではあるが、アメリカなどと比べれば格段に安心な状況であると言えよう。

ただ、いわゆるウィズコロナの時代、経済活動を大っぴらに完全に戻すことはできず、徐々に、飲食店等が店を閉めたり、後継者の見込みが立たない地域の企業が廃業したりと、ボディーブローのように影響が出始めている。5月の完全失業率は0.3%増の3%弱とまだ低い水準ではあるが、「休業」という形の隠れ失業も少なくないとされる。

政権の支持率もじわじわと下げていて、もはや、憲法改正その他の大改革を行う余力は感じられず、「貯蓄」を取り崩しながら、何とか任期を終えるというモードに入っているように見えなくもない。

コロナ前から芳しい状態であるとはいえなかったが、国家財政、少子化、農業、疲弊する地域等々、真綿で首を絞められるように日本の諸課題もコロナ下で徐々に苦しさを増し、社会が蝕まれて行っていることは明らかだ。

特にわが国は、米国のように世界をけん引するIT系ベンチャーがあまり見当たらず、また、その萌芽もまだ感じられず、引き続き20世紀型のものづくり企業等が席巻しているという状況下、コロナ下での非接触型ビジネス(IT企業中心)の進展もあり、一層、ジリ貧感が強いともいえる。

そんな中での日本の希望は何であろうか。現在上映中の二つの映画に象徴的にそのことが表されている気がするので紹介したい。一つは、福島原発事故を描いた『Fukushima 50』だ。上映中、思わず何度も涙してしまったが、改めて分かるのは、日本の危機を救ったのは、現場の人たちの使命感とリーダーシップであった(注:ここでいうリーダーシップは、日本で曲解されている「人を率いる力」という意味ではなく、自分自身をリードする「始動」力という原義)。普通の国の現場作業員であれば、我先にと逃げ出したくなるような状況で、逆に、危険を省みずに積極的に止まろうとし、最後まで知力と体力のすべてを尽くして未知の事態に対処しようという精神性は現在でも日本の圧倒的な強みであろう。

もう一つは『三島由紀夫VS東大全共闘 50年目の真実』だ。大学時代に、この討論の全文起こしの書籍を読んだことがあり、今回、それこそ映像と言う形で、四半世紀ぶりにこの討論会を感慨深く体感した。(記憶だと、書籍では、全共闘側は、学生A、Bのような形で表記されていたが、今回の映画では実名で映像が出ていた。予備校時代に小論文を教わったことのある好々爺な先生が、実は全共闘の闘士だったりして驚いた)

一見、右派を代表する三島と左翼の東大全共闘の互いを論破せんと意気込む「知のバトル」と見られがちなこの会だが、私が映像を見て改めて感じたことは、三島と全共闘の議論そのものを包む一体感というか、極端に言うと同志にしか感じえないような奇妙な一致が見えたことであった。それはつまり、日本の現状を憂う危機感だったり、それに対して、何かしなければならない焦燥感だったりするわけだが、要すれば、進む方向性は違うものの、彼らの共通の敵はいわゆるノンポリ・無関心であり、天皇制をめぐる議論なども誇張して言えば「内ゲバ」に見えなくもなかった。

日本の起死回生の一打 ~新都(メガ首都圏)構想~

わが国の希望が、今も確実に息づいている現場人の使命感・責任感、そして、やや薄れつつある現状への熱い危機感だと述べた。そんな中、より具体的な事象として特にやはり期待が持てるのは、奇妙な一致だが、アメリカ同様に日本でも主に西の動きのような気がする。

コロナ下で最も評価を上げた首長である吉村知事は、大阪・近畿圏での基盤を確実なものにし、例えば今秋に予定されている大阪都構想についての住民投票などは成立する可能性が高い。久しぶりに日本が消費電力当たりの演算能力世界一を奪還したとして国民に希望をくれたスーパーコンピューター富岳は、神戸市に設置されている(理化学研究所計算科学研究センター)。静岡県との交渉が難航して開業延期にはなってしまったが、日本が誇る各種テクノロジーを活用するリニアモーターカーは西に延び、東京-名古屋間を約40分、東京-大阪を1時間強でつなぐとされている。西に日本の様々な希望が見えてきている。

更に言えば、フロンティアは別に西だけに限る必要はない。環境省・小泉大臣肝いりの温泉地テレワーク事業などが推進されはじめているが、コロナ下で、多拠点居住・BCP的文脈でのバックアップ機能など、地域への拠点分散が進み始めている。慶応義塾大学教授の安宅和人氏によれば、今後、いわゆる「開疎」化が格段に進展していくとのことだが、この流れはもはや不可逆であろう。

今こそ、東京だけではなくその西の力、いや、西に限らず、各地に延びている新幹線網なども活用しての東や北の力を活用した、新しい大首都圏構想を打ち出して実現させてはどうか。リスク分散、景気浮揚、地方創生、どの観点をとっても有益であり、働き方改革にもつながる一挙両得どころか、三得も四得もある起爆剤となる。

具体的には、政府としては、各地の要望なども踏まえながら、霞が関の各省庁や外郭団体などを例えば東京から約1時間圏などに移す計画を策定し、移せるところから移して行けばよい。かつて経産省で(特許庁出向時)、移転に猛反対する職員と議論した経験などを踏まえれば、東京から一部とはいえ省庁等を移転させることは容易ではないが、ただ、穴さえ開けば、つまり、ある省庁が、風光明媚な環境でテクノロジーも駆使して快適に仕事や生活を送っているということになれば、最初は抵抗していた他省の中にも、徐々に移っても良い、という流れが出来るであろう。既に安倍政権になってから、消費者庁の一部(徳島県)、総務省統計局の一部(和歌山県)、文化庁ほぼ全体(京都府)などの移転が決まっているが、こうした動きを加速させることが重要である。やがては、行政機関だけでなく、司法(最高裁等)や立法(国会等)移転にもつながり、関係する企業・団体等の移転も進むであろう。

例えば、栃木県那須塩原市に環境省があり、長野県軽井沢町に観光庁があり、名古屋市に経済産業省があり、大阪市に財務省があり、、、、という具合だ。ほとんどの会議や打ち合わせはオンラインで遠隔で可能だし、どうしても集まる必要があれば、いざ鎌倉的に、「いざ東京」ということで、リニアが開通する将来は、1時間くらいで集まれるという具合である。

かつて、90年代に首都機能移転が議論されていた際、東京をつくばなど60km圏内まで拡大させようという「展都論」があった。通信や交通の技術が格段に進歩し、今や60km圏内に止める必要はない。当時、展都論以上の拡都論もあったが、更にもっと大きく広げて考えれば良いわけであり、私が知る限り、既存の都市をベースに上記のような大規模なメガ首都圏を作ろうという動きは、世界ではまだ顕在化しておらず、日本がその嚆矢となるチャンスがある。

「東京に吸収される」(各地が「東京化」に抵抗する際に使うセリフ)ということでもなく、「東京から首都が動く」(東京が首都機能移転に反対する際に使うセリフ)ということでもない、新しい巨大な新都づくり。ネーミングなどは、国民から募集して決めても良く、今こそ政治の出番でもあると感じる。

筆頭代表CEO
朝比奈 一郎

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2.トピックス
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<1> ウィズ・アフターコロナ時代の分散化社会・首都機能移転などを考える
「青山社中フォーラムVol.50」を開催、鈴木英敬知事が登壇!

7月29日(水)、19:30より、
記念すべき50回を迎える「青山社中フォーラム」を開催いたします。
今回は、全国知事会地方創生対策本部長、三重県知事 鈴木 英敬氏をお招きし、
「地方創生のキーファクターは”一極集中リスクの軽減” ~コロナ対応の「みえモデル」から考える~」をテーマにご講演いただきます。

また、当日、小泉環境大臣もオンライン
(ビデオ会議システムを活用したリアルタイム配信)で
ご挨拶をいただくことが決定いたしました!
50回記念のフォーラムに花を添えていただきます。
※公務等の都合で予定が変更になる可能性がございます。予めご了承くださいませ

ぜひ、この機会にご参加ください!

【概要】
■開催日時:2020年7月29日(水)19:30~21:15
■開催会場:note place(https://place.note.com/ )&オンライン開催
※会場でご参加の皆さまの安全を確保するため、受付にてアルコール消毒・検温をお願いしております
※新型コロナウイルス感染拡大状況により、開催をオンラインのみに切り替える可能性がございます。予めご了承くださいませ
※オンラインにてお申込いただいた方に、ご視聴URLをお送りいたします

お申込はこちら
詳細はこちら

<2> 青山社中とBCG様が業務提携を発表
6月12日(金)、
経営コンサルティングファームのボストン コンサルティング グループと、
省庁・自治体向けの政策立案支援での連携等を目的に、
業務提携することを発表いたしました。

政策形成の場を省庁・自治体だけに止めることなく、
本提携が、日本における新たな政策形成の“第三極”となることを目指してまいります。

詳細はこちら

<3> 日本経済新聞電子版、日経産業新聞にBCG様との業務連携の記事が掲載
日本経済新聞電子版、
日経産業新聞にBCG様との業務提携の記事が掲載されました。

省庁や自治体向けの政策支援でボストン・コンサルティング・グループ(BCG)と業務提携し、
長時間労働などの問題を抱える公務員に対して行政向けの事業で共同調査や分析を実施する旨をご紹介いただいております。

“青山社中とBCG、省庁・自治体の政策立案お助け”
記事はこちら

<4> 政策研究大学院大学(GRIPS)にて朝比奈が講演
6月4日(木)、
政策研究大学院大学(GRIPS)にて
朝比奈が講師としてオンライン講義を行いました。

テーマは「地方創生」。
コロナで世界が一変し、コロナ時代の「地方創生」ということも含めて
お話させていただきました。

詳細はこちら

<5> 第1回「越谷サンシティ整備懇談会」にて朝比奈がファシリテーターに
6月19日(金)、
朝比奈が都市政策アドバイザーを務める埼玉県越谷市の
第1回「越谷サンシティ整備懇談会」にて朝比奈がファシリテーターを務めました。

この懇談会は、市民・利用者・有識者が集まり、
南越谷駅・新越谷駅近くにある複合施設「越谷サンシティ」の
再整備の方向性や機能などを議論するもので、今年度中に全5回開催予定となっています。

コロナの影響なども鑑み、越谷市の懇談会として
今回より初めてオンラインでの実施もいたしました。

詳細はこちら

<6> 軽井沢町主催の『22世紀風土フォーラム基本会議』にて朝比奈がファシリテーターに
6月24日(水)、
朝比奈が未来共創アドバイザーを務める軽井沢町主催の『22世紀風土フォーラム基本会議』にて、
朝比奈がファシリテーターを務めました。
※詳細は以下と、「一般社団法人 日本と世界をつなぐ会」パートでもご紹介しております

詳細はこちら

<7> 「2020世界平和経済人会議ひろしま東京セッション」にて青山社中が協力
6月11日(木)に開催された
「2020世界平和経済人会議ひろしま東京セッション」にて、
青山社中が協力会社として紹介されました。

※開催されたイベント詳細はこちら

また、8月8日(土)には、オンラインにてビジネスと平和構築の在り方との関係を多面的に議論するとともに、
平和な世界の実現に向けた効果的な発信と国際世論の喚起に向けた経済界との連携を図る
2020世界平和経済人会議ひろしま」が開催されます。

<8> JBpressに”コロナの影響、米国にはプラス、中国にはマイナスか”のタイトルで朝比奈の論考が掲載
6月25日(木)、
JBpressに朝比奈の論考が掲載されました。
コロナの世界の不安定化、特に米国と中国における影響を述べた上で、
ウィズコロナの時代において日本はどうすべきか
朝比奈が持論を展開しております。

“コロナの影響、米国にはプラス、中国にはマイナスか”
記事はこちら

<9> 登壇BBTch番組に面白法人カヤックCEO 柳澤 大輔氏が出演
朝比奈が講師を務めるビジネスブレークスルーチャンネルの講義
「社会変革型リーダーの構想力」のゲストとして、
面白法人カヤックCEO 柳澤大輔氏をお招きし、講義を収録しました。

本講義は2020年7月22日(水)に配信を予定しております。

ご視聴はこちら

<10> 八幡和郎氏の論考に、朝比奈の論考・分析が引用
月刊hanadaの八幡和郎氏の論考:「日本大改革」のチャンスにせよ!
(※総力特集 コロナ後の世界)の冒頭、

並びに八幡和郎氏の近著「日本人がコロナ戦争の勝者となる条件」
朝比奈の論考・分析を引用していただきました。

ぜひ、お手に取ってご覧ください!

<11> アゴラに朝比奈の論考が掲載
6月1日(月)~6月2日(火)の連続で、
言論プラットフォーム「アゴラ 」に朝比奈の論考が掲載されました。
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“令和の大政奉還論:自公+国民民主、維新で首都機能移転を(上)”
記事はこちら
“令和の大政奉還論:自公+国民民主、維新で首都機能移転を(下)”
記事はこちら
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日本の(安倍政権の)コロナ対策ついて述べた上で、
まもなく連続在任期間も歴代最長となる安倍首相の「結び」について
朝比奈が「令和の大政奉還論」と題し、私見を述べております。

ぜひご覧ください。

<12> メディアを対象としたマカイラ様との共催イベントに竹内が登壇
6月18日(木)、
メディアを対象としたマカイラ様との共催イベント
「After/Withコロナの政策・パブリックアフェアーズを考える ~青山社中×マカイラ~」を開催し、
竹内がマカイラの安井裕之氏とともに登壇いたしました。

モデレータとして、セクターを横断するコネクタとして活躍する日比谷尚武氏を迎え、
After/Withコロナ時代の社会で、「公共」と「民間」が
どのように対話をしていくことができるのか、その可能性について議論いたしました。

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3. 青山社中リーダー塾通信
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*青山社中リーダー塾/教育・コミュニティ構築事業 (担当:4期生村上)

【青山社中リーダー塾 事務局長 村上よりお知らせ】
5月23日(土)より青山社中リーダー塾第10期が開講しておりますが、その10期生も交えて6月27日(土)にリーダー塾同窓会総会が開催されました。

また、5期生卒塾式、起業家会や塾生が主催した勉強会など、多岐にわたるイベントを企画・開催しております。

【リーダー塾 卒塾生からのコメント】
OFF株式会社 代表取締役社長 CEO 駒形俊太郎さん【リーダー塾4期生】

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現在、「CBD」という麻由来の成分を活用した「睡眠の質を向上させる」サプリメントの販売事業を行っており、D2Cブランドとして拡大予定です。日々の生活で高いパフォーマンスを発揮し、自己実現を通して、幸せを感じる人を増やしていきたいという想いで商品を作っています。

リーダー塾で学んだ「リーダーは指導者ではなく、始動者である」という考えは、現在の事業の立上過程でとても役立ちました。新規事業のように、学校では習わない、答えの無い問題に取り組む際は「自ら仮説を設定し、小さく最初の一歩を踏み出す」ことが重要だと改めて実感しています。

追伸:商品β版の無料サンプリングを行っていますので、気になる方は下記、Facebookの投稿をご覧いただいた上で、メッセージくだされば幸いです。

http://urx.blue/OvXU
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*NPO法人「地域から国を変える会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:1期生大山)

【群馬県安中市】
本会事務局長大山が仲介となり、安中市と株式会社キャンプファイヤーにて、公共施設の利活用を進める協定が締結されました。これまで、安中市では公共施設の利活用策を策定してきましたが、事業者の資金面が障壁となる中で、事業者に対してクラウドファンディングによる資金調達の支援を行うことで、事業実施の確度を高めていきます。
(参考)産経新聞記事 

【新潟県三条市】
三条市での廃校活用策を作成中で、全国の活用事例研究・ヒアリングを進めています。廃校活用がうまく機能しているケースでは、コンセプトが明確で、特に1)地域に根付いたものと関連することが住民利用を喚起することとなる、2)利用者のターゲットが使いやすい立地となっている、ことがわかりました。一見、当たり前ではありますが、活用策の議論は分散しがちな中で、これらを軸として見据えてコンセプトメイキングを行ったまちが成功しているようです。

*一般社団法人「日本と世界をつなぐ会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:7期生水野)

【長野県軽井沢町】
朝比奈が未来共創アドバイザーを務める軽井沢町において、100年後の軽井沢を住民主体で描く軽井沢22世紀風土フォーラムの本年度初回の基本会議が行われました。

22世紀風土フォーラムでは、町民や有識者、町役場職員等による15名前後の委員が1期2年間の任期で様々な検討を進めていきます。

今年度は第3期の1年目であり、新型コロナウイルス対策の中で県境をまたぐ移動が解除されたことを受け、6月24日に今年度第1回の基本会議を開催いたしました。基本会議では、当日に互選により就任した新会長による今年度の方向性試案の発表を皮切りに、ウィズ/アフターコロナを前提として、どのようなテーマについて議論を進めていくか、闊達な議論がなされました。
新型コロナウイルスによって、大きく状況の変わった軽井沢町においても、住民としてどのような町を目指していくのか、より意義のある議論がなされていくように引き続きご支援をしてまいります。

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4.青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ
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<6月の実績>

・6/1~2 言論プラットフォーム「アゴラ」にて朝比奈の論考が掲載
・6/4  八幡和郎氏の論考に、朝比奈の論考・分析が引用
・6/4 政策研究大学院大学(GRIPS)にて朝比奈が講演
・6/17  日本経済新聞電子版、日経産業新聞にBCG様との業務連携の記事が掲載
・6/25  JBpressにて朝比奈の記事が掲載

<2020年7月の予定>
・7/4  ぬまた起業塾開講式
・7/上旬 言論プラットフォーム「アゴラ」にて朝比奈の論考が掲載予定
・7/中旬 JBpressにて朝比奈の論考が掲載予定

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5.編集後記
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私事で恐縮ですが、入社して約1年が経ちました。
青山社中の風景に合うようなメッセージや発信をどうすればいいか
朝比奈の声をより多くの方に届けたい。

そう思いながら全力疾走してまいりましたが、
なかなか形となって見える「成果」が出てこなかったのも事実で、
悩んだ日々も多くありました。

そんな1年経ったタイミングで、
有難いことにBCG様との業務提携を記事にしていただいたり、
他社と共催イベントを開催することができました。
                                   
来月は、三重県知事をお招きした青山社中フォーラムの開催も予定しております。
ぜひ、今後の青山社中にもご期待ください!

2020年5月31日
青山社中メールマガジンvol.114 令和の大政奉還論 ~与野党大団結(自公 + 国民民主、維新)での首都機能移転の推進を~

………. [もくじ]…………………….………………………………………………………………………
1. 朝比奈一郎の論考「令和の大政奉還論
~与野党大団結(自公 + 国民民主、維新)での首都機能移転の推進を~」
2. トピックス
   – 青山社中リーダー塾第10期が開講!
   – 自民党のプロジェクトチーム「コロナを機に社会改革を目指すPT」にて朝比奈が講演
   – 「品川区議会 自民・無所属・子ども未来会派」の新型コロナウイルス対策支援一覧を作成
   – JBpressに”コロナが来て分かった、日本社会が抱える3つの課題”のタイトルで朝比奈の論考が掲載
   – 大塚倉庫様にて朝比奈が講演
   – 日本GR協会のキックオフセミナーにて朝比奈が登壇
   – 京都大学公共政策大学院にて朝比奈が講演
   – スターマーク様が主催するオンライン番組「打ち手会議」に朝比奈が出演
   – Living Tech様の新サービスローンチイベントにて朝比奈が登壇
   – 「ぬまた起業塾」が入塾希望者を募集
   – アゴラに朝比奈の論考が掲載
3. 青山社中からのお知らせ
   – 青山社中体制変更につきまして
4.青山社中リーダー塾通信
   – 青山社中リーダー塾/教育・コミュニティ構築 事務局より
   – NPO法人「地域から国を変える会」より(新潟県三条市、北海道北斗市)
   – 一般社団法人「日本と世界をつなぐ会」より(新潟県妙高市)
5.青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ
6.編集後記
…………………………………………………………………………………………………………………..

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1. 朝比奈論考
「令和の大政奉還論
~与野党大団結(自公 + 国民民主、維新)での首都機能移転の推進を~」
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『武士道といふは、死ぬ事と見付けたり。二つ二つの場にて、早く死ぬはうに片付くばかりなり。別に仔細なし。胸すわって進むなり。図に当らぬは犬死などといふ事は、上方(かみがた)風の打ち上がりたる武道なるべし。二つ二つの場にて、図に当ることのわかることは、及ばざることなり。我人、生くる方がすきなり。多分すきの方に理が付くべし。若(も)し図にはづれて生きたらば、腰抜けなり。この境危ふきなり。図にはづれて死にたらば、犬死気違なり。恥にはならず。これが武道に丈夫なり。毎朝毎夕、改めては死に改めては死に、常住死身(しにみ)になりて居る時は、武道に自由を得、一生越度(おちど)なく、家職を仕果すべきなり。』  ~ 山本常朝 『葉隠』聞書第一 ~

『一粒の麦もし地に落ちて死なずば、ただ一つにてあらん、死なば多くの実を結ぶべし』
~ 新約聖書 ヨハネ伝 第12章24節より ~

安倍政権の支持率が急落している。5月後半になって行われた朝日・毎日などの世論調査では、ついに20%台となり、他の調査でも軒並み30%台となっている。まさかの賭けマージャンによる辞任となった黒川氏を巡る問題(検察庁法改正案の撤回)が直接の引き金となっていると思われるが、新型コロナ対応も政権の評価を下げているのは間違いない。

特に後者は、諸外国に比べて結果は出ているのに(人口当たり死者数の少なさ)、国民とのコミュニケーション不足(回数・中身ともに)や国内外への説明・PR不足で支持率を下げている感じもある。ほぼ報道されていない印象だが、OECDが26日に発表した今年の第一四半期の経済成長率を見ると、日本は、「命も経済も」が功を奏して、諸外国中、最も成績が良くなっている(政権は、もっとこういう宣伝をしても良いと思う。下記URLから見られるOECD発表のグラフは結果が一目瞭然なので、是非ご覧頂きたい)。そう考えると、コロナ対策を巡る政権への批判は、やや可哀想なような残念なような気もしないでもないが、現実は現実として受け止めなければならない。

OECDのレポート

政権の支持率浮揚が見込まれた東京オリンピック開催も遠のいてしまい、しばらく、ウィズコロナの時代が続く中で、今から支持率を上げるのは容易ではないであろう。人心一新と称しての乾坤一擲の内閣改造なども考えられるが、そうした「目くらまし」は、ごく一時的な効果はあっても、長くは通用しないと思われる。

先述のように、コロナ被害が相対的に小さく済んだ日本経済は、OECDが評価するように短期的には、色々な意味で持久力があるのだろうが、そもそもの人口減・高齢化などによる成長余力の相対的小ささや、今回浮き彫りになった科学的対応・デジタル対応の遅れなどから、ウィズ・アフターコロナ下での中長期的な成長はあまり望めない(以下の日経の記事など参照)。

日経の記事 

間もなく(本年8月末に)、通算在任期間だけではなく、連続在任期間も歴代最長となる安倍首相ではあるが、さすがに、国民的な「飽き」が来ている感じもある。一時は自民党安倍総裁4選説(=総理の任期延長)も盛り上がっていたが、官邸周辺の不協和音も様々に取りざたされているところ、そろそろ「後世に何を残すか」ということを考えて、どう閉めるか(締めるか)を意識することが必要だと思われる。迫力・覇気を持って何かを達成できるのも、冒頭の「葉隠」や「新約聖書」の一節ではないが、「死(終わり)」を意識することによってこそだと思う。逆説的だが、そうした終わりを意識して「捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」と突き進むことが、もしかすると延命につながるかもしれない。

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では、後世へのレガシー(遺産)ということも意識して、命がけで何をやるべきか。安倍首相の本音としては、憲法改正の実現が、政権発足時から念頭にあったと思われるが、今や、望むべくもないというのが周囲の一致した見方であろう。

そんな中、常識的には、世の中を感情的に二分するようなイッシューを取り上げること、即ち「二項対立(=VS構造)」を意識して、その片方に与するというのは、割とオーソドックスな考え方だ。二項対立は敵を作るが、それだけに、大きなうねり・エネルギーを生むことにもなる。最近というほどでもないが、それなりに近い例だと、小泉政権末期(2005~6年頃)の郵政民営化の実現(自民党を二分する形で衆院を解散→法案成立)が、記憶に残るところだ。現代に当てはめると、具体的には、以下の3つが容易に想起される。

1)世代間対立を捉えて次世代のために高齢者優遇を犠牲にするような社会保障改革を進める、2)所得格差を意識して貧困層対策を思い切ってやる、3)都市と地域の懸隔を見つめて地域優先の施策を打つ、だ。

おそらく、コロナ禍の前は、安倍政権は上記1)を意識していたふしがある。一時は3)を推進するべく(2014年~)、地方創生担当大臣ポストをつくって、まち・ひと・しごと創生本部などを設立したり、その後は、2)を捉えて、一億総活躍などを推進したが、「一億~」が典型だが、敵を作らないようにしすぎたため、正直、世論を十分に盛り上げるという意味では不発に終わった。(ただし「政権の維持」という意味では、党内対立などを回避しつつ、多少の「やっている感」を出すという意味で功を奏したことは確かである。)

そんなこともあり、今次は、1)を推進すべく、西村経済財政担当大臣(いまや、むしろコロナ対策担当大臣として有名になったが)を、全世代型社会保障担当大臣に任命したが、これまた敵を作らないようにするため「全世代型」としたので、やや焦点がぼやけたことは否めない。このままオリンピックを待ち、ある程度の支持率を維持するだけで良い、という状況下では十分な戦略であったかもしれない。

ところが今や、新型コロナが襲ってきた。第一波は収束しつつあるが、まだワクチンや治療薬が開発されたわけでもなく、第二波も「必ず来る」とも言われている。このような国家的・世界的危機の下、もはや1)~3)のような極端な二項対立路線は取る余地がない。ある程度、国民の総意で動かしていけるようなレガシー(遺産)づくりを考えるしかない。

詳しくは、以下のJBpressに寄稿した論考を参照していただきたいが、私は、政権が最後に乾坤一擲のレガシーづくりに採用すべきは、遷都(首都機能移転)論だと考えている。これは、震災やパンデミックから首都機能を守るためのリスク分散でもあり、不発に終わりつつある「地方創生」を本格的に進める切り札でもあり、そして、何より、景気回復を図りながら、ウィズ・アフターコロナで最も良く言われるテクノロジー導入・実装を推進する大きな一歩になり得る。

もちろん、現在首都機能が集中する東京圏は、議論としては「抵抗」するかもしれず、その限りにおいて「二項対立」的と言えなくもないが、以下の拙稿に詳述してあるとおり、首都機能を全部を丸ごといきなり動かす「分かりやすい遷都」である必要はなく、また、東京は、首都機能の移転くらいで没落する「やわな都市」ではない。経済は言うに及ばず、今や、様々なアートや食などに溢れる文化都市としても十分に機能すると考えるべきだ。

コロナ危機に大胆な経済対策を!新・首都機能移転論 

ウィズ・アフターコロナの世界は、私見では、一言でいえば、分散型社会だ。象徴的に言えば、コンパクトシティの推進よりも、「現代の土管」とも言うべきインターネット・ウェブ用のインフラの整備を重点的に進めることが望まれ、集住よりも、むしろ、分散的に暮らすことが推奨される気がする。合理や効率が行きわたったオンライン環境と同時に、自然豊かなスペース十分なリアル(住環境・職場環境)が重視され、倫理的・心が豊かになる生活も求められる。

少し間接的影響にはなるが、結果として、再生可能エネルギーを中心とした域内循環型経済が各地に広がって行く可能性も感じている。ドイツ語でいう、いわゆるシュタットベルケ(電力などのエネルギーインフラが典型だが、地域のインフラ運営を担う会社が各地に出来、その収益を域内で回していく仕組み)的な存在が地域を支える大黒柱になって行く可能性だ。既に、日本でも、コロナ禍前に、各地で地域電力会社が設立されてきてはいる。

こうした動きを後押しするためにも、「起爆剤」が必要で、それは、例えば霞が関の官庁を、国交省はどこそこ、環境省はどこそこ、というように、展都・拡都的に、或いは、分都的に、移していくことではないかと思う。現代の遷都論としての首都機能移転論だ。司法・立法・行政の三権がそれぞれ別の都市にある南アフリカが典型だが、イギリスやドイツ、ロシアなどを筆頭に、世界でも首都機能は分散化してきている。

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最後に問題となるのは、これをどのように推進するかであるが、コロナ前まではやや影の薄かった政治の出番であることは明白だ。上記の「国民の総意」的動きを作るには、与党である自民・公明はもとより、出来れば、建設的に是々非々で政権との議論に臨むと公言し、また、確かにそういう傾向が感じられる国民民主党や日本維新の会とも連携して進めることが望ましい。

この首都機能移転論の実現のためであれば、安倍首相の「大政奉還」をカードとして切っても良いのではないだろうか。つまり、コロナ禍からの復活や、コロナ後の「新常態」(ニューノーマル)を実現する起死回生の一手としての首都機能移転の道筋をつけた暁には、政権を返上し、衆議院の解散を実施する、と言明するわけである。いわば「令和の大政奉還」だ。

そのまま比べるのはやや無理があることを承知で書けば、「令和の大政奉還」とは、250年以上も続いた徳川幕府の終焉(大政奉還)と、日本の憲政史上、通算では既に、連続でも間もなく最長となる安倍政権の終わりを並べての表現である。大政奉還の当時は、坂本龍馬のような在野の浪人(厳密には途中から土佐藩に復帰)が動き回って汗をかき、土佐などの諸藩と幕府がある程度「握る」形で、大政奉還が実現した。当時は、納得のいかない雄藩(特に薩摩藩)の意向で、結局戊辰戦争が勃発はするが、現代においては、政権返上後の元総理に対しての戦(いくさ)は、基本的にはあり得ないであろう。

比べるのも僭越ではあるが、青山社中の関係者や私は、当時の坂本龍馬よろしく、この構想の実現のためであれば、どの大組織にも属さない「浪人」として動きまわる用意はある。既に自民党には呼ばれて話をしているし、野党側からも、多少の声はかかってはいるような状態だ。ただ、まだまだ力不足を感じる。読者諸賢で、有力政治家等へのつなぎなど、何か本構想の実現に向けて、お手伝いいただける方がいたら、是非ご連絡いただきたいところだ。

ちなみに、安倍政権の前の野田政権では、ある意味、政権の命運をかけ(文字通り政治生命をかけて)、議員定数の削減を条件に「自殺的」に衆院を解散した。当時としては、注目を集めた大一番だったが、国民はそのことをあまり覚えていないのか、その後、安倍政権は、お茶を濁す程度の削減は実施したが、本質的にはほぼ実現していない(安倍政権下で、衆院で10議席減。参院に至ってはその後、定数を6議席増やしている)。

政治家が約束をきちんと果たすかどうか。言明した政治家の動きを見守り、監視する国民の関与も、またとても重要であることは論を待たない。

筆頭代表CEO
朝比奈 一郎

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2.トピックス
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<1> 青山社中リーダー塾第10期が開講!

5月23日(土)、
「国や社会のことを考えつつ、変革に向けた行動を起こすことのできる人材」
の育成を目的に、2011年5月に開講したリーダー養成塾の10期が開講しました

塾頭は、霞が関改革の旗手として活躍をした
朝比奈一郎がつとめます。

今年度も政治家・キャリア官僚・弁護士・企業経営者・コンサルタント・学生など
様々な分野から個性豊かなメンバーが集い、
早速ではありますが、闊達な議論が行われております。
(選考の結果、定員の12名より1名多い13名でスタート)

ぜひ青山社中リーダー塾、第10期生にご期待ください!

詳細はこちら

■青山社中リーダー塾とは
「国や社会のことを考え、変革に向けた行動を起こすことができる人材を育成する」を目的に、激動の時代を切り開き、世界へ通用する能力を身に付ける少人数制のリーダー養成塾です。原則20代・30代を対象とし、現場で実践中の塾頭の朝比奈が原則1人で教育を行い、リベラルアーツ×ディスカッションを通して実践力を養います。

<2> 自民党のプロジェクトチーム「コロナを機に社会改革を目指すPT」にて
朝比奈が講演

5月21日(木)、
自民党のプロジェクトチーム「コロナを機に社会改革を目指すPT」にて
オンラインで朝比奈が講演しました。
20名を超える国会議員の参加を得て、大変熱い議論の場となりました。

主に朝比奈の講演パートでは、
・これまでの日本のコロナ対応の整理
・すぐに日本がやらねばならないこと
・ウィズ・アフターコロナ時代の変化の予測
・中長期的に日本がやるべきこと
ということを、環境省の那須塩原移転案などを挙げながらお話いたしました。

貴重な機会をありがとうございました。

詳細はこちら

<3> 「品川区議会 自民・無所属・子ども未来会派」の
新型コロナウイルス対策支援一覧を作成

政策支援チームが
品川区議会 自民・無所属・子ども未来会派の会派広報誌臨時号として、
「品川区議会 自民・無所属・子ども未来会派」の
新型コロナウイルス対策支援一覧の作成支援を行い、先日公開されました。

現在までの新型コロナウイルスに対する支援策をより分かり易く、
より多くの方に活用していただきたいと思いから制度一覧のチラシが作成されております。

ぜひ、ご覧ください。

・会派広報誌臨時号 新型コロナウイルス対策一覧 詳細ページはこちら
・「品川区議会 自民・無所属・子ども未来会派」の新型コロナウイルス対策支援一覧はこちら

<4> JBpressに” コロナが来て分かった、日本社会が抱える3つの課題”
のタイトルで朝比奈の論考が掲載

5月25日(月)、
JBpressに朝比奈の論考が掲載されました。
コロナ禍の「これまでの」日本の対応についての評価・総括を述べた上で、
ウィズ・アフターコロナの社会において
短期的・中長期的に日本はどうすべきか
朝比奈が持論を展開しております。

“コロナが来て分かった、日本社会が抱える3つの課題”
記事はこちら

<5> 大塚倉庫様にて朝比奈が講演
5月27日(水)、
大塚倉庫様(大塚製薬グループ)の社員向けのオンライン勉強会にて
朝比奈が講師として登壇いたしました。

当日は、
「アフターコロナ/ウィズコロナ時代の分析と日本」をテーマに、
朝比奈が考える日本のコロナ対応の評価や今後の課題などについてお話いたしました。

また、会の後半は大塚会長との対談や、
(「コロナ禍の政府・自治体対応について」「テレワーク」「インプットについて」などの多岐にわたるトピックとなりました)
社員の皆さまからの多くご質問をいただき、
濃厚な1時間となりました。ありがとうございました。

詳細はこちら

<6> 日本GR協会のキックオフセミナーにて朝比奈がインタビューアーとして登壇
5月28日(木)に、
「地域課題を官民連携で乗り越える」をテーマにした
日本GR協会設立を記念して開催されたキックオフセミナーに
ゲストとして千葉市長の熊谷俊人氏が登壇され、
朝比奈がインタビューアーとして登壇いたしました。

当日は熊谷市長に千葉市で進める地域課題解決のための官民連携の事例や
コロナ対策の取り組み・想いなどをお話いただきました。

詳細はこちら

<7> 京都大学公共政策大学院にて朝比奈が講演
5月29日(金)、
京都大学の公共政策大学院の「地域活性化論」の講義で
朝比奈が講師として講義を行いました。

当日は50人を超える方にご参加いただき、
予定時間をオーバーするほど多くの素晴らしい質疑応答の時間となりました。

詳細はこちら

<8> スターマーク様が主催するオンライン番組「打ち手会議」に朝比奈が出演
スターマーク代表林正勝氏が、
著名人・専門家=打ち手istに日本をよくする解決手段「打ち手」をお伺いする
30分のオンライン番組「打ち手会議」に朝比奈が出演いたしました。

朝比奈が考える日本のコロナ対応の評価や今後の課題などについてお話いたしました。

動画はこちら

<9> Living Tech様の新サービスローンチイベントにて朝比奈が登壇
初期費用0円で今すぐ住める部屋が見つかるアプリ”NOW ROOM”の
アプリローンチを記念したオンラインイベントに朝比奈が登壇しました。

イベント詳細はこちら

<10> 「ぬまた起業塾」が入塾希望者を募集
朝比奈が塾頭を務める「ぬまた起業塾」(7月開講)は、
入塾希望者を募集しています。

群馬県沼田市での起業家養成が目的ですが、
お住まいの場所に関わらず、起業や事業承継、第二次創業など
積極的に考えている方が対象です。
※お申込締切は、6月2日(火)までとなっております

詳細はこちら

<11> アゴラに朝比奈の論考が掲載
2020年5月1日(金)~5月3日(日)の3回、
言論プラットフォーム「アゴラに朝比奈の論考が掲載されました。

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“アフター(ウィズ)コロナと日本の戦略①情けない日本のメディア”
記事はこちら
“アフター(ウィズ)コロナと日本の戦略②世界はこう変わる”
記事はこちら
“アフター(ウィズ)コロナと日本の戦略③日本の進むべき針路”
記事はこちら
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日本のコロナ対応の評価や今後の課題なども含め、
日本の針路について言及しております。

ぜひご覧ください。

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3.青山社中からのお知らせ
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<青山社中体制変更につきまして>
青山社中は2020年5月1日(金)より第10期を迎えました。
これもひとえに皆様からの多大なご支援・ご協力があってこそのものであり、
心より厚く感謝申し上げます。

なお、2020年度は以下の体制で「日本を元気にする」べく、
さらにパワーアップしながら加速してまいります。

今後も青山社中をよろしくお願い申し上げます。

今後の体制詳細についてはこちら

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4. 青山社中リーダー塾通信
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*青山社中リーダー塾/教育・コミュニティ構築事業 (担当:4期生村上)

【青山社中リーダー塾 事務局長 村上よりお知らせ】

<青山社中リーダー塾通信>
無事選考が終了し、5月23日(土)より第10期青山社中リーダー塾が開講しました。
今年度も政治家・キャリア官僚・弁護士・企業経営者・コンサルタント・学生など
様々な分野から個性豊かなメンバーが集い、
早速ではありますが、闊達な議論が行われております。
今後も講義や活動などの様子をレポートしますので是非ご注目ください!

また、「コロナ後の世界をどう考えるか」をテーマに塾生が有志で企画したオンラインディスカッションの会が開催されました。当日は朝比奈が以前よりお世話になっており知人でもあるシリコンバレーに駐在されている鈴木万治さん(デンソー)にもご参加いただきました。

*NPO法人「地域から国を変える会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:1期生大山)

【新潟県三条市】
三条市での廃校活用策作成に関与することになりました。これまで、しただ塾の授業を展開してきた廃校で、更なる活用拡大に向けて、調査・研究を進め、地元と協議しつつ、活用策を具体的に検討することとなりました。廃校の活用については、全国各地で行われていますが、勝ち負けが比較的はっきりしており、他の公共機能に転用した結果使われなくなった施設、道の駅・福祉施設に転用して成功した施設など多様です。特に、今回手掛ける廃校は、廃校と言いつつも平成に入ってできた学校で、木材を多用している施設で、活用の幅が広いものです。

【北海道北斗市】
観光交流センターの運営改善に携わっていますが、今回の新型コロナの影響で、北海道観光は当然ながら大きな打撃を受けています。しかし、冷静に考えてみれば、北海道というと中国人観光客のイメージが強いものの、足もとの道内観光客は固く、改めて、地元に対するサービスを重視する形でまずは第一歩を踏み出し始めようとしています。
北斗市観光交流センター・ほっくる  

*一般社団法人「日本と世界をつなぐ会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:7期生水野)

【新潟県妙高市】
朝比奈が地域活性化アドバイザーを務める妙高市において、本年度8月から10月にかけて開催を予定している官民連携プラットフォーム「みょうこうミライ会議」の実施に向けて、引き続き妙高市役所との検討を進めました。本年度の「みょうこうミライ会議」では、大きく二つのテーマ、1)交通:観光における2次交通と生活交通の在り方、2)関係人口:妙高市への新たなひとの流れの構築、について都市部企業と市民/市内事業者、市役所職員の協働により、解決策を検討していきます。
参画いただく都市部企業も大筋で決定し、
8月のプログラム開始に向けて、より有意義な議論がなされるように、引き続き検討を進めてまいります。

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5.青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ
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<5月の実績>

・5/1~3 言論プラットフォーム「アゴラ」にて朝比奈の論考が掲載
・5/11 「品川区議会 自民・無所属・子ども未来会派」の新型コロナウイルス対策支援一覧 を作成、公開
・5/20  Living Tech様の新サービスローンチイベントにて朝比奈が登壇 
・5/23  スターマーク様が主催するオンライン番組「打ち手会議」に朝比奈が出演
・5/25  JBpressにて朝比奈の記事が掲載
・5/27  大塚倉庫様にて朝比奈が「アフター/ウィズコロナ時代の分析と日本」をテーマに講演
・5/28  日本GR協会のキックオフイベントにて朝比奈がインタビューアーとして登壇
・5/29  京都大学公共政策大学院にて朝比奈が講演

<2020年6月の予定>
・6/4   外交アカデミーで朝比奈が講演(オンライン配信)予定
・6/上旬   言論プラットフォーム「アゴラ」にて朝比奈の論考が掲載予定
・6/中旬 JBpressにて朝比奈の論考が掲載予定

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6.編集後記
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緊急事態宣言が解除され、
段階的に「日常」に戻っていくような、
「新しい生活様式」で新しい世界に足を踏み入れるような、
不思議な気持ちになっています。

まだ「凌いだ」と言っていいのかわかりません。
(実際に医療従事者をはじめ、多くの方がたたかっていらっしゃいます)

ただ、第2波はいつくるのかも含め、
日本人が突然くる災害に備えているように
ウィズ・アフターコロナ時代における行動や考えをシフトしていくことが重要だと感じました。

また、
「また会える」と思っていたら「会えなくなった」などとならないように、
行動力も同時にあげていきたいとも強く思いました。
(青山社中広報としても新しいチャレンジをしてまいります)

最近は朝比奈のオンラインでの登壇・講演も増えております。
こちらも常に受け付けておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

青山社中はコロナに負けず、変わらず「日本活性化」のために
全力で進んでいきたいと思います。
10期目もどうぞよろしくお願いいたします!

2020年5月1日
青山社中メールマガジンvol.113 アフター(ウィズ)・コロナと日本の戦略 ~「あいまい国家・日本」の針路に自信を持とう~

………. [もくじ]…………………….………………………………………………………………………
1. 朝比奈一郎の論考「アフター(ウィズ)・コロナと日本の戦略
~「あいまい国家・日本」の針路に自信を持とう~」
2. トピックス
  - ラストチャンス!青山社中リーダー塾第10期生の申込は5月3日(日)まで!
  - 4/15(水)青山社中フォーラムVol.49にて東京大学 松尾豊教授がご登壇
  - 朝比奈が日本GR協会の代表理事に就任
  - JBpressに” コロナを機に変わる価値基準、日本的経営の再評価も”のタイトルで朝比奈の論考が掲載
  - アカデミーヒルズにて朝比奈の論考が掲載
  - 青山社中に新メンバーがジョイン
  - 政策支援担当の竹内が北海道大学公共政策大学院の公共政策学研究センター研究員に任命
  - BBTch番組に株式会社ビービット代表取締役 遠藤直紀氏が出演
  - 「ぬまた起業塾」が説明会参加者・入塾希望者を募集
  - アゴラに朝比奈の論考が掲載
3. 青山社中からのお知らせ
  - 【更新】新型コロナウイルス感染拡大防止のための在宅勤務実施につきまし
  - 体制変更のお知らせ
4.採用情報
  - 2020年度インターン募集を締め切りました
5.青山社中リーダー塾通信
  - 青山社中リーダー塾/教育・コミュニティ構築 事務局より
  - NPO法人「地域から国を変える会」より(新潟県三条市、群馬県安中市)
       – 一般社団法人「日本と世界をつなぐ会」より(新潟県妙高市)
6.青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ
7.広報note更新のおしらせ
8.編集後記
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1. 朝比奈論考
「アフター(ウィズ)・コロナと日本の戦略
~「あいまい国家・日本」の針路に自信を持とう~」
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1.情けない日本のメディア・ネット空間(ちょっと長めのメディア批判)

一貫性のないメディア・炎上系政治芸人
「さすがにくだらない批判ばかりで飽きた」
最近の私の心象風景を一言で表すとこうなる。現在の状況を踏まえるとやむを得ない面はあるものの、さすがにコロナ狂騒曲とも言うべき見るに堪えないメディア・ネット空間に辟易しているのは私だけではないと思う。

政府の緊急事態宣言発出については「遅い」、政府のマスク配布(“アベノマスク”)についても「ふざけるな」、緊急経済対策については、「少ないし、遅い」の大合唱だ。確かに、一つ一つの批判については首肯できる部分もある。また、これら政府の主要対策に関する「反射神経的・即物的批判」を超えて、私としても、「もっと検査数を増やして、感染者を回復まで区別できないのか」「各種手続きのテクノロジー導入による迅速化、特に医療・教育の大胆なオンライン化を進めるべき」等々と感じており、手放しで現政権・政府を褒めるつもりは毛頭ない。

ただ、『職業としての政治』でマックス・ヴェーバーが説くまでもなく、政治は結果が重要だ(“結果責任”)。すべてが政治の影響ではないにせよ、現時点では、わが国の人口当たりの死亡者数が相対的にかなり少なく済んでいることは確かであろう。意見を言うな、ということではないが、自分たちが民主的に選んだ政権が、それこそ民主的に(いろいろな意見・事情を踏まえながら)、最善だと思う策を実施していることを信じるところから始め、ある程度のところで結果を見て、「さて、これはダメだ」と思ったら、政権を変えるしかない。OKY(おまえ、来て、やってみろ)とは良く言ったものだが、実際に「やる」のは本当に難しいのだ。自分が代わりに務める覚悟もなく、代わりになる人たちを応援する気概もないままに、文句だけを言うのであれば、駄々っ子と変わりない。

単に未知のウイルスに対して、言いようのない不安を抱え、そこから来る不満をメディアやネット上で爆発させているだけだとしたら更に情けない限りだ。同じ人間である政治家や政府の担当者にとっても、新型コロナは未知のウイルスであることを忘れてはならない。

それにしても、わが国の主要メディアの、その一貫性のなさ・無節操ぶりはどうだろうか。例えば、2015年の安保法制の議論、そして、いわゆるモリ・カケ(森友学園や加計学園を巡る騒動)が勃発した際のメディアの主要な批判は、「安倍の独裁ぶり」ということであった。「安倍一強」「官邸独裁」「独裁による忖度(そんたく)政治」「強引な政権運営」と、要すれば、「もっと人の意見を聞いて、民主的にやれ」ということであった。

それがどうであろうか。最近のメディアは手のひらを返したように、「もっと断固とした措置をとれ」「早く、早く」「財政なんて関係なく、バンバンと出せ」と、様々な意見があることを無視しろと言わんばかりに独裁的政治を求めている。かつて白洲次郎が「プリンシプル(原則)のない日本」と喝破したが、どの口がそういうのか、と主張の軸がない。

したり顔でそう主張する人(メディアが連れてくる有識者。いわば視聴率を稼ぎたいメディアとの共依存関係。)も固定化してきていて見飽きてきた。今がチャンスとばかりに「自分は決断力があります」と声高に叫ぶさまは、まるで「政治ゴロ」だ。放火魔のような炎上系政治芸人に騙されないようにしたいものだ。

同調圧力
思うに日本のメディアは、異様に「同調圧力」が強い。今回のコロナ禍は、確実に効く治療薬やワクチンがないので大変ではあるが、冷静に考えればすぐわかるように「重症化する割合や死者の数に鑑みて、ここまでヒステリックに騒ぐ話ではない」というメディアの主流とは違う意見があっても良い。そうした意見を持つ人がメディアに出てくることは稀であるし、出ても同調圧力の強い日本メディアのまな板の上で晒し者にされるだけなので、そもそも出づらい。

日本の年間の交通事故の死者は昨年(2019年)は記録的に少ないが、それでも3,215人である(四半世紀前の1990年代半ばまで1万人超。1970年頃は1万5,000人超)。流行してから2~3か月のコロナ禍での死者は400名足らずだが、死者を出さないためにも断固たる措置を取れとメディアで大騒ぎする“有識者”で、「自分は自動車に決して乗らないようにしている」とか、「今すぐ政権は断固として自動車使用を禁止すべき」と言っている人は寡聞にして知らない。

世界では、ノルウェーのような強烈なロックダウンを実施している国もあれば、スウェーデンのように、「治療薬がない以上、集団免疫を獲得する戦略に出る」と、かなり緩い自粛にとどめている国もある。米国の各州(英語だとstate。「国」と訳されることもある単語)の中には、経済的な死こそが深刻ということで、経済優先のトランプ大統領もさすがに懸念するほどに営業規制が緩和されたジョージア州(ボーリング場、理髪店等もOK)のようなところもある。危機の山を越えた中国はもちろん、まだ深刻なはずのイタリアやスペインでも経済活動再開の動きが様々に出ている。

民主主義の実現には、様々な意見が前提にあることを肝に銘じたいところだが、日本のメディアにはその姿勢が乏しいと言わざるを得ない。

日本の対応はダメ? よくやっている?
繰り返しにはなるが、日本は、ほとんど強制力のない「緊急事態宣言」だけで、強制的な行動制限もせずに、多くの国民の協力を得て民主的に、国際的に比較していい結果をここまで出している。

少し格好よく書けば、「民主的にバランスを取っている」わけだ。経済活動が止まってしまうと困る人、歳出余力の少ない国家財政、そしてもちろん、国民の健康(安全・安心)。足して3で割れば、今の日本のような一種「あいまいな」(≒バランスを重視した)対応となる。民主的とは、基本的にはそういうことではなかろうか。

もちろん、これが本当の「戦時」であれば、国民生活をより極端に制限するなど、「果断」な対応が必要であろう。日本にその備えが出来ているか、といえば(緊急事態対応や有事法制等)、はなはだ心もとないが、それはまた別の議論だ。

今回のコロナ禍に話を戻せば、そもそも、ウイルスとの戦いは「戦争」ではないし、先ほど、交通事故との比較をしたが、歴史的・あるいは他の事象と比べるなど、総体的(相対的)に見れば、過度に極端な対応は必要ないとも思える。私自身は、恥ずかしながら「ビビり」であるので、会社もすぐに全面的にテレワークとし、家族も私も必要不可欠な最小限の外出しかしないようにしているが、個人としての行動と社会の在り方は別問題だ。

人は、不安な状態に置かれれば置かれるほど「果断」な歯切れの良い言説・行動に惹かれるが、大事なのは、本当に社会として、そこまでの対応・極端な対応が必要かどうかをきちんと見極めることだ。ファシズム等の歴史を振り返るまでもなく、歯切れの良いことほど危ないことはない。

もう少し、我々は、現在の日本の対応、更にいえば、自分たちが自分の手で民主的に作り上げている国や社会について、責任と同時に自信をもって、これを肯定的に考えても良いのではないだろうか。

そういう前提で、以下、紙幅の関係で手短にはなるが、建設的に、今後の世界の方向性と日本の針路について、社内外での多くの方々との議論などを元に、自分の頭で考えてみたい。ギャーギャーと目先の話で騒ぎ立てるメディアやネットの言説には辟易した。軸のないメディアや炎上系政治芸人に惑わされずに、冷静に考えてみたい。

2.コロナで世界はこう変わる

1)国内外の格差拡大/米中対立の激化
コロナ禍下でのオンライン教育の普及で明らかになったことの一つは、少なくとも短期的には教育格差がますます拡大するということだ。確かに、WiFi環境が充実していてパソコンも複数台持っている家庭の子どもは、学校が休校である中でも、無料・有料の様々なオンライン教育コンテンツを自由に活用できる。ただ、例えば容量も時間も制限されているスマホしか持たない片親の家庭の子どもはそうはいかない。これでは、格差は拡大の一途だ。

そしてもちろん、米国をはじめ、各国で失業が激増する中、コロナ禍下で業績を伸ばすネット系の企業に勤める優秀なエンジニアなどとの所得・生活格差が激増することは言うまでもない。今後、国内での各種の格差拡大が起こり、特に不満を持つ層の矛先を海外に向ける動きが、米国をはじめ、各国で盛り上がる可能性が高いのではないか。そして、そのことが、更に国家間対立を深めることになる。

しかも、これが一種のイデオロギー的対立につながると、なおさらやっかいだ。既に、ハラリ氏などがその危険性を指摘しているが、感染症拡大を防ぐべく「国民の安心・安全」を旗印に、国民のバイタルデータを全て管理・監視する方向に進む権威主義的・一党独裁的国家(たとえば中国にその可能性が指摘されている)と、民主主義の大切さを標榜し続ける国家(たとえばアメリカ)との対立は、コロナ禍の責任問題から、貿易問題に至るまで益々激化していきかねない。

2)テクノロジー導入の飛躍的促進
既に、わが国では、コロナ対策で多くの企業等がテレワークを導入し、院内感染等を防ぐためのオンライン診療も進み、そして先述のとおり、オンライン教育も拡大している。保守的な国民性とも言われる日本ですらこの状況であるが、欧米や中国をはじめ、各国のコロナ禍下でのテクノロジー導入は、かなり「過激」だとも聞く。

ハラリ氏のガーディアン紙での4月20 日付の「死」の人類の受け止めについての論考を興味深く読んだが、特に「来世を大切にする宗教の教えより、現生でサイエンスを大切にする動きが既に進んでおり、その傾向は、今後ますます進む」という部分が印象的であった。アフター・コロナの時代は、不可逆的に、また、かなりのスピードで各種テクノロジーを活用したバーチャルな世界が広がっていくことであろう。

テクノロジーの導入が世界的に進むということは、即ち、世界がインターネットその他の通信手段で更に容易につながるということだ。私見では、上記のとおり、国家間の対立は深まる可能性が高いが、逆に国民間、もしかすると自治体間くらいまでは、世界は一層つながりを深める。テクノロジーの進化がオープンで分散的社会を進めて行くことになるのではないだろうか。象徴的に言えば、集住を促すコンパクトシティ化のための土木・建築投資より、現代の「土管」ともいうべき、ネット環境の整備、5Gやその先の6Gに向けた投資が官民を問わずに進んで、世界の限界集落同士がつながる方向に世界が向かう気がする。

3)幸福を求める動き(倫理的生活)
私自身、原則テレワーク勤務に入って1か月が経ったが、以前との圧倒的な変化は、通勤がなくなり、家族と過ごす時間が増えたことだ。各種のキャンセル対応なども含め、パソコンに向かって作業をしたりオンライン会議をしたりする時間は、体感ではかつてより増えているが、それでも、朝昼晩の三食を家族と一緒にとり、ほぼ毎日一時間ほどの散歩に家族と出かけ、たまには一緒に映画を見たりもして、夫婦間・子供たちとの会話も増えた。

テレワークが広がって不倫カップルが容易に会えずに困っているなどという面白おかしい報道もあるが、却って夫婦間や家族間がギクシャクしてしまっているケースも含め、家族と過ごす時間が増えているビジネスマン・ウーマンが多いことは確かであろう。コロナ禍は早く終わってほしいが、正直、家族と過ごす時間が激減する生活に戻るのは恐ろしい気もする。

このように、家族とより多くの時間を過ごすことにより、「幸せ」とは何だろう、ということを体験的に改めて感じる動きが加速しているが、同時に、コロナ禍で死や病を身近に感じざるを得ないことから、不安の裏返しとして、生の実感を求めようという動きも加速しているようにも見える。また、オンラインでの作業が激増していることから、リアルのつながりを反動的・反射的に求める動きも盛んになっている気がする。バーチャルが発達すればするほど、人間の本性としてリアルを求めるのかもしれない。

先般、NHKにて、先述のハラリ氏、イアン・ブレマー氏、ジャック・アタリ氏の3賢人にコロナについて問う番組が放映されていたが、ハラリ氏が毎日2時間瞑想をしていること、そして、ブレマー氏が、自らも一緒に過ごしている写真を示しつつ、犬を飼うことを視聴者に勧めていたのが印象的であった。

アフター・コロナの世界では、より一層、経済的価値以上に、手触り感のある幸せ、個人や家族単位での倫理的生活を好む傾向が、社会全体として強まる気がする。

以上の新しいアフター・コロナの世界の行方を見据え、以下、最後に、日本の進むべき道についての私論をごく簡単に述べてみようと思う

3. 日本の進むべき針路

1)日本的民主主義の整理と発信
今回のコロナ禍で、メディアが散々に煽っていた「安倍一強」問題の化けの皮が剥がれた(要は、国際的にみれば、習近平・プーチン・トランプなどと比べて、安倍独裁などは可愛いもので、強制力をもったロックダウンすら容易にはできない)と上述したが、現状のコロナ禍程度のリスクであれば、私はこのことは誇るべきことだと感じている。日本は極めて民主的であると。

何もこれは、戦後のいわゆる「押しつけ憲法」とも言われる日本国憲法で、日本は三権分立はおろか、「国権の最高機関(41条)」たる立法府(国会)に行政府は頭が上がらなくなっているからだけではない。ここでは詳述はしないが、日本の歴史を振り返れば、天皇機関説や幕府との二元統治などの例を挙げるまでもなく、よほどの非常時を除き、天皇陛下は、極めて民主的に(周りの目を気にして)、国家の統治をおこなってきた。

我が国は一人に、また、一か所に権限が集中することを極端に嫌う国柄だと言えよう。私見では、特に本当の非常事態などに際し、こうした平和ボケ体制でいいのだろうか、と思わないでもないが、多くの場合、歯切れは悪くとも、三方良しで、共存共栄で、バランスをとりながら「あいまいながら」前に進んでいく日本は、良いのではないか。

何しろ、「場所的論理」を掲げ、絶対矛盾の自己同一という一見意味不明な難解な西田哲学を生み出した国である。いかなる時も果断を旨とする諸外国と違っていても良いではないか。個人的な体験ではあるが、かつて政府で援助行政を担当していた際、また、特許庁に勤務していた際など、制度とその背景にある彼我の哲学の違いに愕然としつつ、わが国の在り方に一抹の誇りを感じたのもまた事実だ(欧米は無償の援助が中心で、日本は低利の円借款が中心。また、後者は、欧米は事前の審査より事後の訴訟が大事で、日本は事前に綿密に審査。詳述はしないが、本質的には哲学の違い)。

色々違って、それでいいではないか。日本的民主主義のあり方の再確認・整理、そして発信が求められていると思う。

2)日本的経営・経済システムの整理
「和をもって貴しとなす」式の上記の日本的民主主義のあり様とも一部重なるが、わが国を彩る一つの特徴は、「長期」「サステイナブル」ということだ。日本の天皇家はギネスブックが認める現在まで続く最長の王朝であるし、現在も続く世界最古の企業である金剛組をはじめ、わが国は長寿企業が多い。もちろん、平均寿命の長さでも世界に冠たる社会である。

アフター・コロナの世界では、感染症リスクはおろか、震災や洪水といった自然災害、戦乱、その他の地球環境問題など、様々なリスクをより鋭敏に意識することになることは間違いないと思われるが、従業員を大切にし、有事に備えて現金を厚めに保有する日本的な経営は良い意味で見直されてくる可能性が高い。

半年前には、やれROEだROICだと指標を掲げ、内部留保を積み上げている日本企業の効率がいかに悪いか、ということを論難していた有識者が、コロナ禍の後、手のひらを返したように「キャッシュ・イズ・キング」(現金が死活的に大事)と語っているのを見ると、滑稽ですらある。勢いに乗って攻め立てるのは苦手でも、不況が長引いた場合の持久戦に強いのは、もちろん、日本的経営だ。

そして、冒頭に述べたとおり、メディアの極端な報道もあって、国民による政府への信頼は過度に低く感じるが、本来は、日本社会の基礎には相互の信頼があり、そのことが取引その他のコストを大幅に下げていて、経済的にも極めて効率の良い社会を作っているとも言われる。わかりやすく言えば、落とした財布が返って来ることを高確率で期待できる社会と、つねにスリに会うリスクを考えなければならない社会では、活動コストもサステナビリティも大きく違うのは当然である。

こうした日本的経営・経済システムの在り方や再確認、そして発信もまた重要なのではないだろうか。

3) 大胆なテクノロジー導入(例えば「遷都(首都機能移転)」を起爆剤に)
コロナ禍の影響で、テクノロジー導入が世界的に飛躍的に進み、世界を一変させつつあることは、上述のとおりだが、では、そうした世界的潮流の中で、日本では具体的にその実装をどのように進めれば良いのであろうか。1)マクロレベル、2)自治体等の地域レベル、3)産業レベルの三つの観点から略述したい。

まず、マクロレベルだが、別所(JBpress)で詳述したとおり、テクノロジー導入に向けた本格投資の大きな流れを作るため、遷都をするのが良いと考えている。現実的には、まずは、若手政治家のホープの一人である小泉大臣が率いる環境省を那須塩原のようなところに移すのが良いのではないか。新型の最先端のインテリジェント・ビルを象徴的に建てることは、単なる箱物向けの投資ではなく、いわゆるワイズ・スペンディング(賢い支出)にもなるし、地方創生(政府が進めるいわゆるスーパーシティ構想も含む)や働き方改革の文脈にもつながる。もちろん、感染症や震災といった事態に備えたリスク分散にもなる。

保守的国民性で、なかなか大胆な改革が進みにくいこともあり、コロナ後はこうした思い切った施策が必要となろう。

二番目の自治体等の地域レベルであるが、観光地におけるテレワーク拠点の設置や、先述の教育・医療などを皮切りとした住民向けの諸サービスにおけるテクノロジーの導入をどんどん進めることが重要であろう。特に国立公園・温泉地の活用などを中心とした前者は、小泉大臣率いる環境省が非常に熱心であり(3月末に、上記の「遷都論」の論考を読まれた小泉大臣から連絡があり、二人で意見交換をしてきたが、特にこの点熱心でいらした)、緊急経済対策にもV字回復局面の策として記載されている。

その他、現在、コロナ禍の広がり・長さが見通せない中で、次々に自治体レベルでのイベントが中止や延期に追い込まれているが、例えば、花火大会・夏祭りなどのイベントを極力、バーチャルに楽しめる施策を考えるべきである。5Gの世界はVRやAR(仮想・拡張現実)の導入が格段に進むとされているが、こうした部分も含め、決断力のある自治体とそうでない自治体の格差がますます開いていくことになるであろう。

最後に三番目の産業レベルである。正直、ここは、私もまだ綿密な調査や検討が進んでいるわけではないが、現時点での仮説を略述しておきたい。

まず、一般論として、米国西海岸やテキサスなどに集結する最先端のテックカンパニーや中国の深?等のスタートアップベンチャー企業の猛烈な動きを見るに、一般論として、日本の産業界が、いわゆるICT系技術の導入で世界のトップに立つことは容易ではない。

もう少し丁寧に書くと、アフター・コロナの働き方・幸せの在り方との関係の深い効率化技術との関係では、例えば、量子コンピューター、人工知能、VRやAR、フィンテックなど、様々な分野が考えられるが、正直、その中での更なる詳細(ニッチな分野)は別として、大きく、これらで世界を日本の産業がリードできる感触は持っていない。日本の活路は、テクノロジー×X(エックス)のところ、即ち、掛け算の対象としての得意分野を戦略的に同定することではないかと感じる。

具体的には、素材や工作機械といった製造業の土台をなす分野、食・アニメ・建築などのいわゆるクリエイティブな分野などである。この点についても、かつて、JBpressに詳述したことがあるので、詳しくは参照していただきたい。

4月15日にオンライン形式で実施した「青山社中フォーラム」のゲストは、私の大学同期にて敬愛するAI(人工知能)の研究者である松尾豊東大教授であったが、対談セッション等で非常に印象に残ったのは、AIが発達すればするほど(社会に実装されればされるほど)、「複雑なものを複雑に」、すなわち、「複雑なままに、そのまま伝え、そのまま実装する」ケースが増えて行くということであった。有名なオッカムの剃刀というテーゼ(ある事象を説明する際に、仮定は少なければ少ないほどいい)も援用しつつ、こうした「合理主義・効率主義」的考え方が、AI全盛期には減退するのではないか、というのが松尾先生の主張である。

「あいまい」というのは、どちらかというと、ネガティブなイメージを含む日本語であると思うが、むしろ「あいまい」なことを誇りに、複雑なことを複雑に実現する社会を作って行くことが、今後の我々の使命かもしれない。

かつて、ノーベル文学賞を受賞した大江健三郎氏の受賞スピーチは、「あいまいな日本の私」であった。大江氏の政治的主張には多々同意しかねる点があるが、敢えて氏のスピーチをもじって、今後あるべき方向性を表現すれば、「あいまいな日本を誇り、作る私」ということになるだろうか。

青山社中の年度は5月にスタートします。今年は、11月に10周年を迎える記念すべき年となります。そんな年度の第一号のメールマガジンのエッセイということで、ちょっと気合が入り過ぎてしまいました。最後まで読んでいただいた方には心から感謝します。

 
筆頭代表CEO
朝比奈 一郎
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2.トピックス
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<1> ラストチャンス!青山社中リーダー塾第10期生の申込締切は5月3日(日)まで!

新型コロナウイルス感染拡大により緊急事態宣言が発令され、
私たちの「日常」は大きく変わってきています。
このような状況だからこそリーダーシップが必要と
感じられている方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。

有難いことに、今年度はこういった時世も相まって、
3月中旬に開催した説明会を除くとほぼすべての説明会をオンラインで開催したにもかかわらず、経営者、コンサル、学生など、10期は既にお申込いただいている方でも多彩なメンバーでの構成となりそうで、いまからワクワクしております。

もしまだ悩まれている方がいらっしゃいましたら、
自らが「大局観」を持ち、「変革者」となるその一歩を踏み出してみませんか?

なお、現在募集中の青山社中リーダー塾第10期ですが、
政府からの新型コロナウイルス感染拡大のための緊急事態宣言発令
都からの要請を踏まえ募集日程を下記の通り変更することとなりました。

<現状>
++++++++++
◯書類締切り:4月19日(日)

◯選抜面接:原則4月23日(木)~27日(月)のいずれか

◯選考結果連絡:5月1日(金)

◯受講料振込み:5月15日(金)
++++++++++

↓ ↓ ↓
<変更後>
++++++++++
◯書類締切り:5月3日(日)

◯選抜面接:原則5月7日(木)~11日(月)のいずれか

◯選考結果連絡:5月12日(火)

◯受講料振込み:5月19日(火)
++++++++++
開講日については、5月23日(土)で変更ございません。
※今後の状況次第で、スケジュールや実施方法に変更が生じる
可能性があります。予めご了承ください

■青山社中リーダー塾とは
「国や社会のことを考え、変革に向けた行動を起こすことができる人材を育成する」を目的に、激動の時代を切り開き、世界へ通用する能力を身に付ける少人数制のリーダー養成塾です。原則20代・30代を対象とし、現場で実践中の塾頭の朝比奈が原則1人で教育を行い、リベラルアーツ×ディスカッションを通して実践力を養います。

■朝比奈がリーダー塾参考文献を「ブックカバーチャレンジ」でご紹介
好きな本を1人1冊、7日間SNSで投稿する「ブックカバーチャレンジ」にて、朝比奈がリーダー塾で使う参考文献などを中心に紹介しています。

参考文献のご紹介・解説はこちら

▼リーダー塾詳細はこちら

▼少し話だけでも聞いてみたい…という方はこちら

▼説明会動画はこちら

▼お申込はこちら

<2> 4/15(水)青山社中フォーラムVol.49にて東京大学 松尾豊教授がご登壇
4月15日(水)、
49回目を迎える青山社中フォーラムで、
「人工知能の未来 -ディープラーニングの先にあるもの- 2020年代、人工知能はどこまで行くのか、日本人はどう生きるべきか」というテーマで
東京大学の松尾豊教授にご登壇いただきました。

松尾教授のご講話は、
AIやディープラーニングの現状と課題、
そして今後の動向について概括的にご解説いただいたほか、
私たちがイメージしやすい具体的な事例を多数織り交ぜていただいたことで、
本当に1時間と思えないほど内容の濃いものでした。

また終盤には
参加者の皆さまからいただいた多くの質問のほか、
朝比奈とも対談をさせていただきました。

今回は初のオンライン開催でしたが、
青山社中では今後もウィズコロナ時代でも学びを最適な形でご提供できるように、
尽力してまいります。

<3> 朝比奈が日本GR協会の理事に就任
朝比奈が、
「地域課題解決のための良質で戦略的な官民連携の手法
(GR:ガバメント・リレーションズ、Government Relations)」の必要性を「広めること」、成功事例や失敗事例を「学べること」、
プレイヤー同士がセクターを超えて「繋がれること」を目的に設立した
日本GR協会の理事に就任いたしました。
http://graj.org/flow/

▼「日本GR協会」Webサイトはこちら

各自治体のコロナ対応策をまとめた「コロナ対策 自治体最前線」を4月23日に公開されています。
http://covid19.graj.org/

<4> JBpressに” コロナを機に変わる価値基準、日本的経営の再評価も”のタイトルで朝比奈の論考が掲載

4月30日(木)、
JBpressに朝比奈の論考が掲載されました。

” 新型コロナウイルスがなぜ「戦後”最悪”の危機」であるかや
現在の政府のコロナ対策・動きについて述べた上で、
ウィズコロナ、アフター・コロナの社会はどうなるのかについて
朝比奈が持論を展開しております。

“コロナを機に変わる価値基準、日本的経営の再評価も”
記事はこちら

<4> アカデミーヒルズにて朝比奈の論考が掲載
ビジネスパーソンを対象とし、
年間に約100本程のセミナー・イベントを開催している
アカデミーヒルズが配信するメルマガ・Webサイトにて
朝比奈の論考が掲載されました。

“ピンチの時こそ、変革者が出てくるチャンス”
※今考えるべきこと「明日への提案 – 逆境を越える」企画内
記事はこちら

ピンチの時こそ、変革者が出てくるチャンス。
今だからこそ、日本人一人一人が、真剣にアフター・コロナを考え、議論し、行動することが必要であると朝比奈が私見を述べております。

<5> 青山社中に新メンバーがジョイン
5月1日(金)に、竹内ともに政策事業を担当する伊藤が
青山社中に新しいメンバーとして参画します。
※新年度にあたり、青山社中は体制変更を行います

一層パワーアップした青山社中で、日本を元気にするべく邁進してまいります。
引き続きご指導のほどよろしくお願いします。

<6> 政策支援担当の竹内が北海道大学公共政策大学院の公共政策学研究センター研究員に就任
政策支援担当の竹内が2020年4月より
北海道大学公共政策大学院、公共政策学研究センターの
「公共政策学研究センター研究員」に就任しました。
サイトはこちら

公共政策大学院に附属して設置された公共政策学研究センターは、大学院(公共政策学連携研究部)における研究推進の要として、様々な研究活動やプロジェクトを展開しています。

<7> BBTch番組にビービット代表取締役遠藤直紀氏が出演
朝比奈が講師を務めるビジネスブレークスルーチャンネルの講義
「社会変革型リーダーの構想力」のゲストとして、
ビービット代表取締役遠藤直紀氏をお招きし、講義を収録しました。

本講義は2020年4月22日(水)に配信しております。

ご視聴はこちら

<8> 「ぬまた起業塾」が説明会参加者・入塾希望者を募集
朝比奈が塾頭を務める「ぬまた起業塾」(7月開講)は、
説明会参加者・入塾希望者を募集しています。

群馬県沼田市での起業家養成が目的ですが、
お住まいの場所に関わらず、起業や事業承継、第二次創業など
積極的に考えている方が対象です。

詳細はこちら

<9> アゴラに朝比奈の論考が掲載
2020年4月1日(水)、
言論プラットフォーム「アゴラに朝比奈の論考が掲載されました。ぜひご覧ください。

“コロナ後の世界をどう見るか:危機を契機に日本人が「始動」することを期待”
記事はこちら

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3.青山社中からのお知らせ
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<青山社中体制変更につきまして>
より需要が高まる政策支援事業のさらなる拡大のため、政策支援事業チームの体制変更を行います。

1. 竹内が取締役に就任
2. 森原が本籍をBCGに移し、業務委託として社中と連携
3. 伊藤が5月1日より入社

新年度からは、
中核事業の1つである政策支援事業のさらなる拡大に尽力してまいります。

新型コロナウイルス感染拡大防止のための在宅勤務実施につきまして>
青山社中株式会社は、政府の緊急事態宣言や小池都知事の会見を受け、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、3月27日(金)より当社のすべてのメンバーとステークホルダーの皆さまの安全に配慮し、当面の間原則在宅勤務(フルリモートワーク)を行っておりますが、原則在宅勤務の期間を5月6日(水・祝)まで延長いたしました。
(今後につきましては、事態の収束状況を見ながら随時お知らせしてまいります)

詳細はこちらをご覧ください。

お取引先、受講生、関係者の皆様におかれましては、
大変ご迷惑をおかけしますが、
何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

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4. 採用情報 2020年度インターン生の募集を締め切りました
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現在勤務中のインターン生の卒業・就職に伴い、後任を募集しておりましたが、
教育・政策事業担当のインターン募集を締め切りました。

熱意ある数多くの皆さまからのご応募、誠にありがとうございました。

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5. 青山社中リーダー塾通信
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*青山社中リーダー塾/教育・コミュニティ構築事業 (担当:4期生村上)

【リーダー塾 卒塾生からのコメント】
株式会社hoppin 代表取締役 滝沢頼子さん【リーダー塾1期生】

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UXコンサルのビービットに新卒で入社し、二回の中国での勤務、三回の転職を経て、2019年に中国ビジネス視察ツアーの実施を主とする会社を起業しました。

行って見て終わり、ではなく、ご参加者様のビジネスに活かせるような学びがあるツアーを強みとしております。
現在は中国への渡航はできない状況ですが、コロナ収束後の中国視察や、中国のデジタル事情にご興味のある方は、弊社サイトもしくはtwitterからお気軽にご連絡ください。オンライン勉強会なども実施しております。
https://hoppin.co.jp/
https://twitter.com/takiyori0608
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*NPO法人「地域から国を変える会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:1期生大山)

【新潟県三条市】
本会で運営支援を続けている「職業訓練施設しただ塾」について、2020年度は夏開講を実施せず、秋開講の観光アウトドアコースのみを開講することとなりました。なお、社会情勢が変化する中、これまで以上に卒塾後の塾生の進む道のケアが重要であり、三条市内の企業とのマッチングを強化し、就職に限らず、後継や第二創業などの人手としてしただ塾生を活用することを目指します。

【群馬県安中市】
運営改善支援を行っている安中市の「碓氷峠鉄道文化むら」は、緊急事態宣言下、休業を余儀なくされました。しかしながら、運営スタッフではこの機会に解説文の改善やスタッフのキャリアアップを図り、屋外展示施設としての強みを今後発揮できるよう準備を進めています。
バージョンアップを図っている「碓氷峠鉄道文化むら」に是非ご注目ください
https://www.usuitouge.com/bunkamura/

*一般社団法人「日本と世界をつなぐ会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:7期生水野)

【新潟県妙高市】
朝比奈が地域活性化アドバイザーを務める妙高市において、令和2年度のご支援を開始いたしました。
令和2年度からは、夏に開催を予定している官民連携プラットフォームの実施に向けて、オンラインベースでの議論を重ね、プログラムの検討を進めました。

妙高市では、この4月よりスマートCity推進グループが設置され、テクノロジーを積極的に活用しながら、新しい行政の在り方を探る取り組みも推進されており、同時に市内の地域課題の解決に向けて、都市部のテクノロジーに精通した企業と市民/市内事業者、市役所の協働で検討に取り組むプログラムである「みょうこうミライ会議」の準備を進めております。
弊社も、都市部企業へのアプローチやプログラムの構築等、全面的に支援を行っており、まず第一回の本年度に本取組が成功をおさめられるように、引き続きご支援をしてまいりいます。

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6.青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ
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<4月の実績>
・4/1 言論プラットフォーム「アゴラ」にて朝比奈の論考が掲載
・4/22 株式会社ビービット代表取締役遠藤直紀氏をゲストにお招きしたBBT ch「社会変革型リーダーの構想力」が放送
・4/23 アカデミーヒルズにて朝比奈の論考が掲載
・4/30  JBpressにて朝比奈の記事が掲載

<2020年5月の予定>
・5/上旬 言論プラットフォーム「アゴラ」にて朝比奈の論考が掲載予定
・5/中旬~下旬 JBpressにて朝比奈の論考が掲載予定

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7. 広報note更新のおしらせ
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<広報note更新>
東京大学 松尾豊教授にご登壇いただいた青山社中フォーラム開催レポートを
広報noteで公開しました。
記事はこちら

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8.編集後記
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在宅ワークを始めて約1ヵ月が経ちました。
(このメルマガも自宅で編集作業をしています)

最初は家での勤務環境が整っていないことや
制限がある中での行動でストレスを感じることもややあったのですが、
「外出できない」「友人と会うことができない」の「ない」に目を向けてばかりいるのではなく、通勤時間がなくなり、以前に増して「在宅時間」が増えることで、
どうやったらより家で「楽しく過ごせるか」や、
仕事でも「オンラインだからこそできることはないか」を模索するようになりました。

こうやって自分のパラダイムを少し変えるだけで、見えてくる世界は変わると考えています。
(そして朝比奈も論考で私見を述べていますが)ウィズコロナ、アフター・コロナ時代をどう生き抜くか…。私も併せて考えていきたいと思います。

2020年3月31日
青山社中メールマガジンvol.112 コロナ後の世界(アフター・コロナ)をどう見るか

……… [もくじ]…………………….………………………………………………………………………
1. 朝比奈一郎の論考
  「コロナ後の世界(アフター・コロナ)をどう見るか
     ~危機を契機に日本各所で議論が進み、
        各人が「始動」することを期待~」
2. トピックス
  - 申込期限迫る!残り2回予定の青山社中リーダー塾オンライン説明会は好評受付中
  - 2019年度の青山社中リーダーシップ・公共政策学校が3月にて終了
  - JBpressに”コロナ危機に大胆な経済政策を!新・首都機能移転論”のタイトルで朝比奈の論考が掲載
  - Wedgeに“若手キャリア官僚が大量退職 問われる政治主導下の「霞が関」の役割”のタイトルで朝比奈がインタビューを受けた記事が掲載
  - リーダー塾合同クラスでリベラル・アーツ研究家麻生川氏がご講演
  - PublicAffairs.JPにマカイラ藤井氏と朝比奈の対談が掲載
  - 軽井沢町主催の『22世紀風土フォーラム基本会議』にて朝比奈がファシリテーターに
  - アゴラに朝比奈の論考が掲載
  - 雑誌「財界」に広報佐藤のインタビューが掲載
3.採用情報 2020年度インターン生につきまして
4.青山社中リーダー塾通信
   –    青山社中リーダー塾/教育・コミュニティ構築 事務局より
   –    NPO法人「地域から国を変える会」より(北海道北斗市、群馬県安中市)
   –    一般社団法人「日本と世界をつなぐ会」より(新潟県妙高市、長野県軽井沢町、日本と世界をつなぐ会総会)
5.    青山社中からのお知らせ
   –    新型コロナウイルス感染拡大防止のための在宅勤務実施につきまし
 ‐  新型コロナウイルスの影響による、4月15日(水)東大 松尾豊教授ご登壇イベントにつきまして
6.青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ
7.編集後記
…………………………………………………………………………………………………………………..

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1.朝比奈論考
「コロナ後の世界(アフター・コロナ)をどう見るか
 ~危機を契機に日本各所で議論が進み、
  各人が「始動」することを期待~」
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2020年を迎えた年初には想像もしなかったが、新型コロナウイルスの感染拡大が大変なことになっている。ついに、今年を象徴するイベントになるはずだった東京オリンピック・パラリンピックまで延期されることになってしまった。この危機(便宜的に、ここではコロナ危機と呼ぶこととする)がいつまで続き、どのような結果を生むのか。

楽観的な見通しがある。少なくとも日本では、罹患者は激増しつつあるが、まだ死者は少なく、遅くとも夏頃には事実上収束するのではないか、そして、経済ショックもごく一時的なものにとどまる、という考え方だ。筆者は、先週、上海に本社がある企業の日本代表(日本人)と会話する機会を得たが、上海では、平常化に向かってかなり自信を持ち始めている雰囲気だそうで、武漢でも公共交通が一部復活したという話もある。コロナ危機で、ネット関連企業は売り上げその他の伸びが著しいとの報道もあり、加えて、中国では、国家からの命令や自粛から解放されつつある中で反動消費(危機前よりも派手に消費)も一部見られているとのことだ。危機はいつか終わるわけで、その後は通常に戻り、むしろ、消費が拡大する形になるとの見立てである。

その一方で、大変に悲観的な見方もある。我が国はもちろん、世界でますます感染者が激増し、死者も増えていく可能性が捨てきれない。そうした物理的リスク以上に、経済の落ち込みが酷い。そもそも、この危機が一体いつまで続くのか全く見通せない。仮に少し収まっても第二波がいつ来るか分からない。今回のコロナ危機は、1)世界(の主要国)がほぼ同時に大変なことになっている(牽引役が見当たらない)、2)先が見通せない(終わりが極端に見えない)、などの観点から後述する過去の危機と比べても特異である。航空会社などは、この状況が続くと、もって半年という話もあるが、弊社を含む中小・零細企業は、そのような体力すらなく、まさに消費が「蒸発」してしまった中で、危機は長続きする、という見立てだ。

私は、残念ながら後者のスタンスで、これから益々大変なことになると思っている。自ら主宰するリーダー塾でも、常々、8~10年周期での経済危機と政治変革のセット発動説を主張して、各自備えるように言っていたが(80年代末:バブル崩壊→日本新党、90年代末:アジア経済危機・日本の金融危機→自民党を「ぶっ壊す」小泉政権誕生、2000年代末:リーマンショック→政権交代・民主党政権)、2020年代に入る昨今、少なくともそろそろ経済危機や、それに伴う政治変動が起こると言い続けていた。ただ、まさか、感染症が引き金になるとは正直予想していなかったことは告白せざるを得ない。

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このコロナ危機を前に、経済対策を、との大合唱が各地で起こっている。すでに、米国などで大規模な経済対策が発表されているが、わが国でも総額50兆円以上の、1)現金給付、2)免税、3)無担保・無利子融資、、、などの対策が取りざたされているが、もちろん、そうした対策は必要ではあるものの、事態を好転させるまでの効果はないと思っている。

マイナス金利状態での金融政策(ETF買取増などを打ち出してはいるが・・)や、世界的に最悪レベルの債務を負った状態での財政政策には自ずと限界があり、一世帯や一人あたり仮に10万円程度のキャッシュを得たところで、状況を一変させるほどの力はない。

そんな中、先週、何か中長期的な日本の復興策はないものかと、「遷都論」を書いた。厳密には、「遷都」というより、いわゆる分都論(首都機能の分散)や拡都論(リニアなどの交通手段の革新により首都が広がる)につながるものと言えるが、具体的には、過去(特に90年代)の首都機能移転論の竜頭蛇尾化の現実を踏まえ、まずは、環境省を那須地域に、との主張だ。

「遷都」の大きな効果として、1)感染症や震災からのリスク分散、2)新庁舎建設などのインフラ整備をテクノロジー投資などを主体としたワイズ・スペンディング(賢い支出)で行う景気刺激、3)地方創生の実質化、などの観点が挙げられる。さらには、憲法改正が現実的に難しくなった安倍政権のレガシー効果や次世代政治家の象徴である小泉進次郎氏が環境大臣であることの意味、世界の遷都の動きと日本人建築家の活躍などにも触れたが、詳しくは、本メールマガジン内にリンクを貼ってあるので、是非、そちらをご覧いただきたい。いずれにしても、危機に際しては、事態を大きく転換するようなドラマの創出が不可欠だ。これが出来るのは、大きな政治決断だけだと思う。

お蔭様で、私の論考は、界隈ではそれなりに話題になり、何人かの政治家から賛意やコメント等を寄せて頂いている。驚いたのは、論考を発表した先週金曜の当日に小泉環境大臣本人から携帯に電話をいただき、是非意見交換したいとの話があったことだ。大変な激務の中でのアンテナの高さや行動力の速さには恐れ入る次第だ。早速、月曜に1時間超にわたって意見交換させていただいたが、事の性質上、会談の内容を書くことは差し控えたい。

ただ、小泉大臣も私も、「アフター・コロナとも言うべき、コロナ危機後に、新しい日本のニューノーマル(新常態)が生まれているだろうし、少なくともそれが社会にとって極力良い方向になるよう、若手を中心に奮起して尽力しなければならない」と感じていることくらいは、書いても差支えなかろう。私が上記遷都論を書いたのも、その一環であり、小泉大臣は、会談の冒頭からそのことを本質的に理解して議論を進められていたことは間違いない。

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苦境からの中長期的反転を前向きに考えることは、現在の絶望にかすかな光を見出す行為であり、「逃げといえば逃げ」だが、これこそが人間にとっての生きるという作用そのものだとも言えよう。

既に、1)教育・医療・テレワークなど、テクノロジーを活用した効率的・効果的な事業遂行が凄まじい勢いで進みつつあるが(まだまだコロナ危機への意識が弱いのか、各国と比べると日本での進展は遅いと言わざるを得ないが)、その他、2)各国のブロック化(不作もあってだが、今回のコロナ危機に際し、例えば、ベトナムがすでに食糧(コメ)輸出を止めはじめている。中国の「マスク外交」は、自国が生産大国なればこそ)、3)経営におけるキャッシュの重要性(それまでは、現預金を積み上げているのは「馬鹿な経営」だったが、こうなってみるととても貴重)、など、新しい世界の常識(ニューノーマル)が生まれてくる可能性が取り沙汰されている。私の専門分野で言えば、「混雑していない世界」を経験した人や「都会のリスク」を痛感した人を中心に、いわゆるリゾート・テレワークはもちろん、地域に暮らすことや多拠点居住などが劇的に進む可能性がある。

少なくとも、想像力を極限まで働かせ、自分の考えをもって多くの仲間などと議論をするということが、コロナ危機を契機に日本中で湧き起こることを期待したい。そして、自分の考え方、自分の仲間たちの考え方が相対的なものであること(絶対的ではない)を意識しつつも、それでも勇気をもって、実際に行動に移す「始動者(リーダー)」が各地でたくさん生まれることを期待したい。

間もなくオンライン説明会や募集を締め切り(4月19日(日))、5月末から10期生を迎える青山社中リーダー塾が、そうした希望の場・積極的な議論の場の一つになるよう、苦しい時代ではあるが、自分もまた、塾頭として、一人の始動者(リーダー)として前向きに歩み続けたい。

▼リーダー塾詳細はこちら
https://aoyamashachu.com/leader10

筆頭代表CEO
朝比奈 一郎

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2.トピックス
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<1> 申込期限迫る!残り2回予定の青山社中リーダー塾オンライン説明会は好評受付中

2020年に10年を迎える「青山社中リーダー塾」は、
現在、オンライン説明会を開催中です。
多数の皆さまにご参加いただき、残りの実施回数も僅かとなってまいりました。

次回の説明会は4月1日(水)19:30より開催予定です。

混迷の時代、不安なニュースばかりであり、不透明な世の中だからこそ、
「日本を良くするため多方面にチャレンジしている」朝比奈とともに
自らが「大局観」を持ち、「変革者」となるその一歩を踏み出してみませんか?

卒塾した塾生からも、自ら「始動」し、
起業、医師国家試験合格など、塾生の嬉しい報告が相次いでいます。
きっかけをつくりたい、チャレンジしたいという熱意ある皆さまの応募をお待ちしております。

■青山社中リーダー塾とは
「国や社会のことを考え、変革に向けた行動を起こすことができる人材を育成する」を目的に、激動の時代を切り開き、世界へ通用する能力を身に付ける少人数制のリーダー養成塾です。原則20代・30代を対象とし、現場で実践中の塾頭の朝比奈が原則1人で教育を行い、リベラルアーツ×ディスカッションを通して実践力を養います。

・リーダー塾詳細はこちら

・少し話だけでも聞いてみたい…という方はこちら

・オンライン説明会ご参加の方はこちら

・お申込はこちら

<2> 2019年度の青山社中リーダーシップ・公共政策学校が3月にて終了

2019年10月から開講している青山社中リーダーシップ・公共政策学校は、
3月の「医療・介護・ヘルスケア産業講座」を以て2019年度のすべての講座が修了しました。

ご受講いただきました皆さまをはじめ、ご登壇いただいた先生方、
また興味をもってくださったすべての方に
心より感謝申し上げます。

来年度も開講を予定しておりますので、引き続きよろしくお願いします。

<3> JBpressに「”コロナ危機に大胆な経済政策を!新・首都機能移転論”」のタイトルで朝比奈の論考が掲載
3月27日(金)、
JBpressに朝比奈の論考が掲載されました。

”コロナ危機に大胆な経済政策を!新・首都機能移転論”という題の論考ですが、
リスク分散、景気刺激(テクノロジーを駆使したインテリジェンスオフィス建設などを軸としたワイズ・スペンディング)、
地方創生などの観点から、遷都(首都機能移転)をポスト・コロナ危機の新生・日本を作る起爆剤とすべきという論陣を張っています。

環境省を那須に移転するところから始めるべきという主張であることから、
早速お読みいただいた小泉進次郎環境大臣から朝比奈に電話があり、朝比奈と意見交換も行われました。

“コロナ危機に大胆な経済対策を!新・首都機能移転論”
記事はこちら

<4> Wedgeに“若手キャリア官僚が大量退職 問われる政治主導下の「霞が関」の役割”のタイトルで朝比奈がインタビューを受けた記事が掲載
3月20日(金)発行・発売の月刊Wedgeに、
朝比奈がインタビューを受けた記事が掲載されました。

“若手キャリア官僚が大量退職 問われる政治主導下の「霞が関」の役割(中西享・ジャーナリスト)”
※こちらで試し読みが可能です(朝比奈のインタビュー箇所は試し読み対象外)

記事では、青山社中・朝比奈の紹介とともに、霞が関の官僚の時代ごとの転職先の傾向、
朝比奈が経産省在職時に交渉した海外の官僚の状況などについてコメントしています。

<5> リーダー塾合同クラスでリベラル・アーツ研究家麻生川氏がご講演
3月7日(土)に、
様々な年度の塾生が集まってゲストや塾生の話を聞く、
今年度最後のリーダー塾合同クラス(期を越えてリーダー塾生が集まる会)が
オンラインも併用する形式で開催されました。

今回は、ゲストとしてリベラル・アーツ研究家(前京都大学准教授)の麻生川静男氏にお越しいただき、
中国の本質についてご講義いただきました。
中国の通史である資治通鑑を読破された麻生川先生が見る中国文明・中国政治・中国社会の本質から、
現在の共産党政権やその施策、中国国民の反応がどう見えるのかについて、
素晴らしい講義と活発な議論が展開され、大変盛り上がりました。

恒例の塾生発表は、1期生の笠井貴代さんに地球環境の危機とその保全のためのアクションについてご発表いただきました。
この問題に取り組むことが自らの志を果たすことだと、果敢にチャレンジされているのが印象的でした。

詳細はこちら

<6> PublicAffairs.JPにマカイラ藤井氏と朝比奈の対談が掲載
3月10日(火)PublicAffairs.JP にマカイラ藤井宏一郎氏と朝比奈の前編の記事が、
3月12日(木)には後編の対談記事が掲載されました。

前編では、青山社中の4つの柱となる事業の話、
朝比奈がかねてより伝えているリーダーシップの持論についてなど
藤井氏とのやり取りを交えながらお話させていただいております。

“青山社中 朝比奈一郎さん×マカイラ 藤井宏一郎:「日本を活性化するためには、“始動者”(リーダー)が必要」【対談前編】」”

記事はこちら

後編では、塾生の問題提起をきっかけに始まった地域活性化事業、
朝比奈が考える「人脈」のあり方などお話させていただいております。

“青山社中 朝比奈一郎さん×マカイラ 藤井宏一郎:「本当の意味での人脈づくりとは。「自分の風景」を描けているか?」【対談後編】”

記事はこちら

<7> 軽井沢町主催の『22世紀風土フォーラム基本会議』にて朝比奈がファシリテーターに
3月5日(木)、
朝比奈が未来共創アドバイザーを務める長野県軽井沢町にて、
『軽井沢22世紀風土フォーラム』の第二期の最後の基本会議が開催されました。

100年後の軽井沢も意識しながら、住民が自走する形で、
真の民主主義の構築を目指して作られたのが本風土フォーラムで、
朝比奈は基本会議のファシリテーターを務めています。

今回は、第三期に向けての各委員(民間委員、役場委員)の見解が述べられたり、
また朝比奈から、コ・クリエーション(共創)の概念や全国での取り組みについてのプレゼンをしたりしました。
2020年度からの第三期の進展にも期待したいと思います。

詳細はこちら

<8> 南越谷駅・新越谷駅周辺地域にぎわい創出懇談会報告書が公開
南越谷駅・新越谷駅周辺地域の多様な機能の集積による新たなにぎわいの創出とともに、周辺地域を含めた魅力あるまちづくりを進めるため、平成31年(2019年)3月に設置された「南越谷駅・新越谷駅周辺地域にぎわい創出懇談会」において4回にわたる会議で意見が出され、先般『にぎわい創出懇談会』の報告書が公開されました。

*にぎわい創出懇談会

*南越谷駅・新越谷駅周辺地域にぎわい創出懇談会報告書

*南越谷駅・新越谷駅周辺地域にぎわい創出事業構想(案)に対する パブリックコメントの概要

※朝比奈が本懇談会の副座長を務めております。

<9> 那須塩原駅周辺まちづくりに関する報告書が公開
市長政策マニフェスト(公約事業)の1事業である「那須塩原駅周辺まちづくりビジョン策定事業」において、那須塩原駅周辺まちづくりにおける方向性を明らかにするため実施していた『有識者会議』の報告書が公開されました。

*那須塩原駅周辺まちづくりビジョン

*那須塩原駅周辺まちづくりに関する報告書

※朝比奈が本会議のコーディネーターを務めております。

<10> 教育担当・政策支援担当で尽力した阿部が青山社中を退社し次期衆院選に挑戦
青山社中リーダー塾4期生で、
青山社中でも約4年半にわたって教育担当・政策支援担当で尽力した阿部が
青山社中を退社し、政治の道に入ることになりました。
具体的には、日本維新の会 衆議院東京都第12選挙区支部長(北区全域、足立・板橋・豊島区の一部)として次期衆院選に挑戦いたします。

ぜひ、阿部のチャレンジを応援いただけますと幸いです!

<11> アゴラに朝比奈の論考が掲載
2020年3月1日(日)、
言論プラットフォーム「アゴラに朝比奈の論考が掲載されました。ぜひご覧ください。

“新型コロナウイルス狂騒曲:民は之に由らしむべし、之を知らしむべからず”
記事はこちら

<12> 雑誌「財界」に広報佐藤のインタビューが掲載
3月25日(水)発売の
”人”に焦点を当てて経営を分析する総合ビジネス誌「財界」に
広報佐藤のインタビューが掲載されました。

詳細はこちら

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3.採用情報 2020年度インターン生を募集
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現在勤務中のインターン生の卒業・就職に伴い、
教育事業担当のインターン生後任を募集します。
2019年度は青山社中の教育事業や政策支援事業に携わってくれたインターン3名が卒業、
それぞれ、外務省、民間企業などに旅立っております)

※政策事業担当のインターン募集は締め切りました。

詳細はこちら

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4. 青山社中リーダー塾通信
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*青山社中リーダー塾/教育・コミュニティ構築事業 (担当:4期生村上)

【青山社中リーダー塾/ASLG事務局長 村上よりお知らせ】
青山社中では、引き続き以下の対応を行ってまいります。
ご迷惑・お手数をおかけし申し訳ございませんが、ご理解の上ご了承いただけますと幸いです。

<各種教育系講座(青山社中リーダー塾、ASLG講義等)について>
・適宜、会議室での参加を一部制限、またオンライン受講等の形式へ切り替え・推奨
※担当より、受講方法や対応に関してコミュニティグループ等にて該当者(受講者当)ご連絡いたします

<9期生の座学編が修了、5期生が卒塾>
青山社中リーダー塾の9期生座学編の最終講義が3月14日(土)に最終日を迎えました。
最後まで時間をオーバーする活発なディスカッションが展開されました。また5期生が卒塾いたしました。

【リーダー塾 卒塾生からのコメント】
農林水産省(経済産業省出向中)井戸萌愛さん【リーダー塾6期生】
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6期生の井戸です。
現在、農林水産省から経済産業省に出向しており、中堅・中小企業の海外展開を支援しています。

先日、青山社中の入塾説明会に参加させていただいたのですが、参加者から「日々の業務に追われる中で、どうやって大局観を持ち始動力を持つのか」といった趣旨のご質問がありました。それで思い出したのが、経産省でやっている政策コンテストです。選ばれた政策には予算がつくのですが、その大きな特徴が「部署単位ではなく1人でも提出できる・内容が詰まってなくても良い」と明記されていることです。政策として詰まっていることより、問題意識が明確で世の中にどういうインパクトがあるのかが示されていることが大事とされていて、良いものはシニア職員が育てあげることになっています。

このようにハードルを下げることで「始動者」を増やそうとしていること、一方で世の中へのインパクトを記載させることで「大局観」を持たせようとしていること、よくできた仕掛けだと思いました。農水省でも導入したい。

入塾説明会を経て、パブリックスピーキングを益々頑張りたいと思いました。
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*NPO法人「地域から国を変える会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:1期生大山)

【北海道北斗市】
新函館北斗駅隣接の観光施設「ほっくる」の運営改善について、レストスペースリニューアルが完了し、現在サイン工事の準備を行っており、温暖になった季節には、新幹線駅からのわかりやすい動線を実現します。また、テナント会を通じて様々なイベント実施支援や売上向上策研修を行っています。

【群馬県安中市】
群馬県安中市と大手クラウドファンディング会社において、公共施設利活用協定を締結するべく準備を進めています。当方にてコーディネートを行い、今後、使われなくなった公共施設の利用方法アイディア募集とクラウドファンディングを兼ねたプロジェクトの始動などを予定しています。

*一般社団法人「日本と世界をつなぐ会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:7期生水野)

【新潟県妙高市】
朝比奈が地域活性化アドバイザーを務める妙高市において、今年度最後の訪問を行いました。今回は、令和2年度から予定されている妙高市における官民連携プラットフォーム構築に関して、具体的なプログラムの内容等についての議論・すり合わせや、海外販路開拓に向けた方向性に関する討議、グリーンシーズンにおける誘客施策に関する議論等、多岐に渡る新規施策について議論を行いました。また、4月からの令和2年度には、朝比奈が策定においてアドバイズを行った第3次総合計画がスタートする年度でもあり、総合計画に盛り込まれた重点プロジェクトについても今後も議論がなされてく予定です。
今後も官民連携プラットフォームの成功をはじめ、妙高市の発展に寄与する施策が成果を出せるように引き続きご支援をしてまいります。

【長野県軽井沢町】
朝比奈が未来共創アドバイザーを務める軽井沢町において、100年後の軽井沢を住民主体で描く軽井沢22世紀風土フォーラムにおいて、今年度最後の基本会議が実施されました。
今回の基本会議は22世紀風土フォーラム第2期2年の最後の会議になることもあり、資料も事前配布されたうえで、各委員による2年間の振り返りと今後に向けた提言を中心に闊達な議論がなされました。
第2期においては、新たなプロジェクトチームが2つ立ち上がり(コミュニティ共創、交通関連)、また軽井沢の各エリアの在り方について議論するエリアデザインの検討も2つのエリア(新軽井沢、中軽井沢)で立ち上がるなど、大きく前進をする期になったと同時に、基本会議では今後より成果に繋がる在り方について一歩踏み込んだ議論もなされました。
4月以降は、第3期の新体制となる22世紀風土フォーラムにおいて、更なる前進に寄与できるようにご支援をしてまいります。

【日本と世界をつなぐ会総会の開催】
3月24日に、一般社団法人日本と世界をつなぐ会(以下、つなぐ会)の総会を実施しました。
今回は、昨今の新型コロナウイルス対策として、会議室での参加を絞り、オンラインを中心で参加いただく形をとり、総勢14名の方に参加いただきました。
総会では、これまでのつなぐ会の事業の変遷及び、2019年度に実施した事業についての報告を行うとともに、新年度からの体制や事業計画について報告・議論を行いました。
2019年度では形になったものだけでなく、仕込みを行った施策も多くあり、それによってつなぐ会の事業に参画いただく方も増え、新年度は大きく体制も変更して進めていく形となりました。
昨今の新型コロナウイルスの状況もあり、相互に行き来する形で日本と世界をつなぐことが難しい状況にはありますが、状況が落ち着いたあとを想定して、今できることを一丸となって仕掛けてまいります。

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5.青山社中からのお知らせ
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新型コロナウイルス感染拡大防止のための在宅勤務実施につきまして>

青山社中株式会社は、3月25日(水)夜の小池都知事の会見を受け、
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、
3月27日(金)より当社のすべてのメンバーとステークホルダーの皆さまの安全に配慮し、
当面の間原則在宅勤務(フルリモートワーク)を行うことを決定いたしました。

詳細はこちらをご覧ください。

お取引先、受講生、関係者の皆様におかれましては、
大変ご迷惑をおかけしますが、
何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

<新型コロナウイルスの影響による、4月15日(水)東大 松尾豊教授ご登壇イベントにつきまして>
詳細につきましては、担当者より追ってご連絡いたしますので、
少々お待ちくださいませ。

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6.青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ
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<3月の実績>

・3/1 言論プラットフォーム「アゴラ」にて朝比奈の論考が掲載
・3/10,12  PublicAffairs.JPにマカイラ藤井氏と朝比奈のが掲載
・3/20  Wedgeに朝比奈がインタビューを受けた記事が掲載
・3/25  雑誌「財界」に広報佐藤のインタビューが掲載
・3/25 NPO法人クロスフィールズ 小沼大地氏をゲストにお招きしたBBT ch「社会変革型リーダーの構想力」が放送
・3/27  JBpressにて朝比奈の記事が掲載

<2020年4月の予定>
・4/上旬 言論プラットフォーム「アゴラ」にて朝比奈の論考が掲載予定
・4/中旬~下旬 JBpressにて朝比奈の論考が掲載予定

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7.編集後記
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日本だけでなく世界各地での新型コロナウイルスのニュース、
とりわけ医療崩壊と言われているこの状況下、
最前線で奮闘されている方の記事やSNSの投稿等を見ると、
心が痛むとともに本当に尊敬の念に堪えません。
それとともに、自分にできることは何だろうと考えるようになりました。

夜に会食が多かった夜の時間を、
(私も朝比奈には劣りますが毎日のように予定を入れていました)
思考の時間にできたらと思う今日この頃です。

*****

青山社中も現在在宅勤務となっており、
皆さまにご不便やご迷惑等をおかけするかと存じますが、
ご理解とご協力をお願いできましたら幸いです。

2020年2月28日
青山社中メールマガジンvol.111 新型コロナウイルス狂騒曲 ~子曰わく、民は之に由らしむべし。之を知らしむべからず。~

………. [もくじ]…………………….………………………………………………………………………
1. 朝比奈一郎の論考「新型コロナウイルス狂騒曲
~子曰わく、民は之に由らしむべし。之を知らしむべからず。(泰伯第八)~」
2. 青山社中からのお知らせ
    – 新型コロナウイルス感染拡大防止による当社対応方針につきまして
    – 新型コロナウイルスの影響による、3月2日(月)松尾豊教授ご登壇イベントの延期につきまして
3. トピックス
    – 2020年度青山社中リーダー塾が2020年5月より開講決定!
    – 青山社中リーダーシップ・公共政策学校、「医療・介護・ヘルスケア産業」が3月より開講
    – IHL(ヘルスケアリーダーシップ研究会)にて朝比奈が講師として登壇
    – 「一志会第56回例会」にて朝比奈が講師として登壇
    – 南越谷駅・新越谷駅周辺地域にぎわい創出懇談会報告書が公開
    – 那須塩原駅周辺まちづくりに関する報告書が公開
    – JBpressに朝比奈の論考が掲載
    – BBTch番組にクロスフィールズ代表理事小沼大地氏が出演
    – アゴラに朝比奈の論考が掲載
4.採用情報 2020年度インターン生を募集
5.青山社中リーダー塾通信
  – 青山社中リーダー塾/教育・コミュニティ構築 事務局より
    – NPO法人「地域から国を変える会」より(群馬県安中市、北海道北斗市)
    – 一般社団法人「日本と世界をつなぐ会」より(群馬県沼田市、長野県軽井沢町 )
6.青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ
7. 編集後記
…………………………………………………………………………………………………………………..

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1.朝比奈論考「新型コロナウイルス狂騒曲
~子曰わく、民は之に由らしむべし。之を知らしむべからず。(泰伯第八)~」
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ある意味「対岸の火事」だった中国発の新型コロナウイルス問題だが(日本でもダイヤモンド・プリンセス号騒動があったので、せめて「岸壁の火事」と言うべきだろうか?)、一昨日の2週間のスポーツ・文化イベントの自粛要請、そして、昨日の総理による全国の小学校・中学校・高校への休校要請で、潜在的不安に怯えていた日本国民の尻に一気に火がついた感じがする。昨晩から色々なSNSを見ているが、各所で色々な意見が飛び交い、一部、炎上している印象だ。

 筆者は、医師や研究者でもなければ、防疫・医療政策の専門家でもなく、今回の日本政府の一連の動きについて、確信をもってこれを批判も称揚も出来ない。ただ14年近い官僚経験を踏まえて強調したいのは、ほとんどの施策において、国民全員が納得する方向を打ち出すこと、即ち、100点満点を取ることはあり得ない中、まずはその施策の妥当性を信じてみたい、ということだ。為政者は、賛否両論が渦巻くことを前提で苦渋の決断をしているわけで、陸奥宗光・若泉敬的には「他策なかりしを信ぜむと欲す」という気持ちで決めていることは間違いない。

 自分が得ている情報やそれに基づく意見が相対的であるという最低限のマナー・理解もなく、主には未知の事態への恐怖から「民主主義の権利だ」とばかりにギャーギャーと底の浅い自説を得意げに開陳して多くの人が怖れを紛らせている状況に、日本人の劣化を見て辟易しているのは私だけであろうか。
___

 100点満点の施策は難しいと先述したが、例えば今回の休校要請に関しては、「共働きや一人親の家庭が困る」、「授業の振り替えはどうするのか。学力低下は大丈夫か」、「結局遊園地等に行くなど、集まって遊ぶので感染リスクは下がらない」、「全国一律で休校にする必要があるのか」など、政府は現場が全く分かっていない、との批判が渦巻いている。そもそも論として、「こういう事態になる前に、アメリカや台湾のように、水際で中国人を全員入国禁止にするべきだった。今からでもやるべき。」という批判も根強い。

 一方で逆に、「子どもが学校で感染する恐怖から解放されてホッとしている」、「現在の死亡率は低いが、今後ウィルスが強毒化する場合には子どもからの可能性が高く、小中高を休校にするのは理に適っている」「春休みが間近であり、共働きの家庭だって何とかできるはず」などの政府への賛成意見も散見される。

なぜ水際で中国人を全員入国禁止にしないのかという政府批判に対しても、「そもそも水際で全て止めるのは無理だし、日本は特に経済的損失が甚大になる。既に倒産企業も出始めている。優先すべきは世界的景気後退を少しでも防ぐこと。インフルエンザでの例年の国内死亡者数は約1万人とされており、新型コロナウイルスはそこまで騒ぐ話ではない。」などの擁護論もある。

 専門家の見解も色々と割れている中、こうした状況でほぼ全員から支持される政策を打ちだすことは、どんな天才政治家でも無理であろう。
___

 さて、今回のエッセイの副題は、論語の有名な一節だが、ここに挙げた意味を、上記の新型コロナウイルス狂騒曲と絡めて述べてみたい。

「民は之(これ)に由(よ)らしむべし。之(これ)を知らしむべからず」という孔子の言は、政治の要諦を表すものとして有名だが、論語の前近代性の象徴、すなわち民衆を愚弄した反民主主義的な言説として批判されることも多い。「民衆には、情報を隠して(=これを知らしむべからず)、政府に依存させよ(=よらしむべし)」とは何事だ、という解釈だ。まさに、今回の政府の動きの批判で良く用いられる論法の一つである。何か不都合な情報を隠して(=情報操作をして)、政策誘導しているのではないか、と。

 しかし、最後の「べからず」を「当為」ではなく、古文法の「可能」と解釈すると風景が変わる。「民衆には、全てを知らせることは出来ないので(=知らしむべからず/知らせることは無理なので)、政府を信頼してもらうしかない(=よらしむべし)」との解釈だ。特に一般民衆は、情報アクセス能力その他から全てを知り・理解することは無理なので、「政府はベストの選択をするはず」という信頼がなければならない、ということだ。

 大ざっぱに書けば、中国政府が取っているアプローチは上の解釈であろう。人心を惑わさないという大義名分の下、情報統制をして(突然アカウントが消される事態もある模様だ)、都市封鎖など果断な政策誘導をしている。一方、日本をはじめとする多くの民主主義国家では、下の解釈に依るしかない。即ち民主主義国では、インターネット上やメディアなど、各所で色々な人が百家争鳴的に様々な情報を流しており、そのすべてを理解し取り入れて自説を構築することは出来ないから自ら選んだ政治家が主導して運営する自国政府を信頼するしかない

 ここで鍵になるのが、政府への信頼の強さだ。下の解釈から信頼を除くと、言うまでもないが最悪の事態となる。生じるのは「混乱」だ。これこそが民主主義の脆弱性の根源である。

___

私見では、今回の騒動で露見しているのは日本の民主主義の弱さだ。「観客民主主義」と揶揄される日本の民主主義は、社会にコミットする主体的な個人からなる理想形(≒共和主義)とはほど遠い。自分の身を自分で守らんとする覚悟も弱く、自分たちで政治家を主体的に選び、自国政府を創っているという自覚も弱い。アプリオリに存在する「公」など信頼できない、という前提に立ち、銃規制にも国民皆保険にも反対する人の多いアメリカなどとは違う。自分の身をまずは自分で守ろうとし、自分の資産を極力自分で構築するのは当たり前ではないか、と考える国民が選ぶ政治家や政府への信頼・意見具申とは異質のものを感じる。

 「疾風に勁草を知る」という言葉もあるが、大きな意味では、日本政府としても如何ともしがたい自然発生的緊急事態に対して、まずは自分で、そして、みんなで立ち向かおう、という姿勢が大事だ。批判は建設的でなければ意味がない。恐怖におびえるあまり、飛び交うデマなどの情報に基づき「やれ政府がいけない」「総理は何をやっているんだ」と目に入る現実だけを見て悪態をつくのは、親の庇護の下で駄々をこねる幼児と変わりない。そう、子どもは親を選んでいない。

 自分が選んだ政治家や彼らが運営する政府を信じて支えることを基本としつつ、自ら信じられないと判断した場合には別の政治家・政党に信頼を寄せ、それも無理であれば、自ら(政治に)立つ覚悟を持った個々人が社会をリードする状況こそが、民主主義が機能する原初的状態だと思う。為政者の決断が誤っていたら、辞任するなどして責任を取ることは当然の前提だ。
 
 引き受ける覚悟のある個人が社会に見当たらず、緊急事態に右往左往しながら、一億総批判が燃え広がる情けない社会に日本はなって欲しくない、と今回の新型コロナウイルス狂騒曲を横目に眺めながら、強く願う次第である。

筆頭代表CEO
朝比奈 一郎

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2.青山社中からのお知らせ
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<1> 新型コロナウイルス感染拡大防止による当社対応方針につきまして
青山社中株式会社は、新型コロナウイルスの感染拡大、政府の基本方針、専門家会議の発表、対策本部によるスポーツや文化イベントの2週間の自粛要請などを踏まえ、当社のすべてのメンバーとステークホルダーの皆さまの安全に配慮し、対応方針を発表いたしましたので、お知らせいたします。

詳細はこちらをご覧ください。

お取引先、受講生、関係者の皆様におかれましては、
大変ご迷惑をおかけしますが、
何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

<2> 新型コロナウイルスの影響による、3月2日(月)東大 松尾豊教授ご登壇イベントの延期につきまして
2月12日(水)に申し込みを開始し、
3月2日(月)に開催を予定しておりました「青山社中フォーラムVol.49」は、新型コロナウイルスの感染拡大、政府の基本方針、専門家会議の発表、
対策本部によるスポーツや文化イベントの2週間の自粛要請などを踏まえ、
——————————
3月2日(月)19:30~
↓↓↓
4月15日(水)19:30~
——————————
に変更させていただくことを決定いたしました。

詳細はこちら

松尾教授とも協議させていただき、諸事情に鑑み、
直前の告知になりましたことお詫び申し上げます。
また、3月2日(月)のイベント・聴講を
楽しみ待っていただいていた皆様におかれましては、
事情をご賢察の上、ご理解いただきたくお願い申し上げます。

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3.トピックス
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<1> 2020年度青山社中リーダー塾が2020年5月より開講決定、2月より第10期となる塾生の募集を開始!

2020年に10年を迎える「青山社中リーダー塾」を今年も開講いたします。
それに伴い、2月17日(月)より、第10期となる塾生の募集を開始いたしました。

詳細はこちら

<2> 青山社中リーダーシップ・公共政策学校、「医療・介護・ヘルスケア産業講座」が3月より開講!

2019年10月から開講している青山社中リーダーシップ・公共政策学校もいよいよラストの講座です。「医療・介護・ヘルスケア産業講座」が3月より開講します。
担当してくださるのは、宮田俊男先生です。

本講座では、
・日本の医療のリアルを現場視点と元官僚の視点で、知っておくべきポイントは何なのか
・超高齢社会の“先進国”である日本が、今後どのような社会を目指していくべきなのか
・医療の今後の未来について
など、宮田俊男先生や参加者同士で議論し合います。

大変注目されている新型コロナウイルスもしかりですが、
ヘルスケアに関する話題が絶えない昨今、
いま改めて我々が基本的な知識や多角的な視点を身に付けるべき
「医療・介護・ヘルスケア産業」。

席数に限りがあり、残席僅かとなっております!
ご検討されている方はぜひこの機会にお早めにお申込ください。

講座についての詳細はこちらもご覧ください。

※なお、今般発表された新型コロナウイルスの感染拡大に備えた政府の対策方針を鑑み、実施方法を一部変更することといたしました。
具体的には、
(1)会議室での参加を一部制限
(2)Zoomによるライブ配信の実施
(3)懇親会の中止
をいたします。

皆さまのご理解とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

▼青山社中リーダーシップ・公共政策学校お申込はこちら
※個別講座の申込は各講座初回講義前日まで受け付けております

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<3> IHL(ヘルスケアリーダーシップ研究会)にて朝比奈が講師として登壇
2月15日(土)、
IHL(ヘルスケアリーダーシップ研究会)にて
朝比奈が講師として登壇しました。

当日は、
「変革に向けたリーダーシップ」をテーマに、
霞が関を飛び出し、青山社中を設立しリーダーの育成に邁進し、
「変革」の連続を生きてきた朝比奈のエピソードを踏まえながらお話させていただきました。

詳細はこちら

<4> 「一志会第56回例会」にて朝比奈が講師として登壇
2月25日(火)、
一柳アソシエイツ様が主宰される
トップマネジメント層の会員制勉強会「一志会」の例会、
「一志会第56回例会」にて朝比奈が講師として登壇しました。

「日本の活性化に向けての私の歩み
~ 『プロジェクトK』、『青山社中』などの取り組みと
リーダーシップ論 ~」をテーマに、
朝比奈の経験や青山社中の取り組みについてお話いたしました。

詳細はこちら

<5> 南越谷駅・新越谷駅周辺地域にぎわい創出懇談会報告書が公開
南越谷駅・新越谷駅周辺地域の多様な機能の集積による新たなにぎわいの創出とともに、周辺地域を含めた魅力あるまちづくりを進めるため、平成31年(2019年)3月に設置された「南越谷駅・新越谷駅周辺地域にぎわい創出懇談会」において4回にわたる会議で意見が出され、先般『にぎわい創出懇談会』の報告書が公開されました。

*にぎわい創出懇談会

*南越谷駅・新越谷駅周辺地域にぎわい創出懇談会報告書

※朝比奈が本懇談会の副座長を務めております。

<6> 那須塩原駅周辺まちづくりに関する報告書が公開
市長政策マニフェスト(公約事業)の1事業である「那須塩原駅周辺まちづくりビジョン策定事業」において、那須塩原駅周辺まちづくりにおける方向性を明らかにするため実施していた『有識者会議』の報告書が公開されました。

*那須塩原駅周辺まちづくりビジョン

*那須塩原駅周辺まちづくりに関する報告書

※朝比奈が本会議のコーディネーターを務めております。

<7> JBpressに朝比奈の論考が掲載
2月25日(火)、
JBpressに朝比奈の論考が掲載されました。

“実はトランプや習近平が「優れたリーダー」な理由”
記事はこちら

<8> BBTch番組にクロスフィールズ代表理事小沼大地氏が出演
朝比奈が講師を務めるビジネスブレークスルーチャンネルの講義
「社会変革型リーダーの構想力」のゲストとして、
クロスフィールズ代表理事小沼大地氏をお招きし、講義を収録しました。
本講義は2020年3月25日(水)に配信される予定です。

ご視聴はこちらから

<9> アゴラに朝比奈の論考が掲載
2020年2月2日(日)に、
言論プラットフォーム「アゴラに朝比奈の論考が掲載されました。ぜひご覧ください。

“ゴーン氏「脱出」や新型ウィルス拡散:日本が変わるきっかけとなるか”
記事はこちら

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4. 採用情報 2020年度インターン生を募集
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現在勤務中のインターン生の卒業・就職に伴い、
1)教育事業担当、2)政策担当 のインターン生後任を募集します。

詳細はこちら

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5. 青山社中リーダー塾通信
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*青山社中リーダー塾/教育・コミュニティ構築事業 (担当:4期生村上)

【青山社中リーダー塾 村上よりお知らせ】
・適宜、会議室での参加を一部制限、またオンライン受講等の形式へ切り替え・推奨
※担当より、受講方法や対応に関してメール等にて該当者(受講者当)ご連絡いたします

【リーダー塾 卒塾生からのコメント】
NPO法人桜茶meet (米国法人 Sakura Cha Meet)創業 河合顕子 さん
———————————————————————-
2017年より、米国首都ワシントンDCを中心に「茶の湯外交(桜とお茶を掛け合わせることによる普遍的な日本文化の紹介)」をしております。

当法人の茶会では、日本からは抹茶と茶筅のみを持ち込み、その他の道具やお花等は現地で調達することにより「異文化融合の空間」を一緒に作り上げることで、相互理解による友好を深めることを目指しています。

昨年よりイスラエルでも活動を始めた他、今年より米国法人は「国連NGO会員」になりました。また、活動の場もテネシー州、テキサス州へと広げ、インターンの学生チームが中心となり「全米学生リーグ構想」を進めております。

当法人にご興味がおありの方はぜひお知らせください。
https://sakura-cha-meet.com
info@sakura-cha-meet.com
———————————————————————-

*NPO法人「地域から国を変える会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:1期生大山)

【群馬県安中市 ~施設運営改善】
碓氷峠鉄道文化むらで運営改善の取組みを行っていますが、このたび、「碓氷峠鉄道文化むらを10倍楽しむ会」が発足し、今後定期的に市内外の多様なメンバーがあらゆる打ち手のアイディアを創出します。なお、地元のもつ煮・肉豆腐の名店「越後屋」が施設内に2月22日、復活オープンしました(昨年3月に全焼、鉄道ファンやトラック運転手の常連が多い店舗だった)。来訪動機を今後ますますつくりだしていきます。
上毛新聞関連記事

【北海道北斗市 ~施設運営改善】
新函館北斗駅隣接の観光施設の運営改善にあたり、レストスペースのリニューアルが完了しました。木のぬくもりの伝わるテーブル・イスを配置し、鉄道・バスのお客様動線にある同施設において、利用率向上に寄与することを期待しています。今後は、サインの改修やテナントリーシングを強化していきます。

*一般社団法人「日本と世界をつなぐ会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:7期生水野)

【群馬県沼田市】
朝比奈が経済活性アドバイザーを務める沼田市において、現在推進をされている海外販路開拓チャレンジ事業について、ベトナムホーチミン市での展示即売会が開催されました。
ホーチミン髙島屋に日本の商品をプロモーションする物産スペースを持つスターマーク社や日本企業・地域のベトナム進出をサポートするMAI International等の協力のもと、食品関連事業者を中心に沼田市の事業者10社以上が出展致しました。
今回の展示即売会では、新型コロナウイルス流行の影響により、当初予定していたJapan Vietnam Festivalが中止になり、商談会も断念せざるを得ないなど、事業規模の縮小を余儀なくされましたが、沼田市担当者をお連れして、展示即売会のPR、現地企業訪問等、可能な限りの沼田市及び産品のPRを実施いたしました。現地消費者の沼田市商品への好感触を得ることもでき、沼田市のベトナムでの今後の展開に向けて、大きな一歩を踏み出すことができました。
引き続き、沼田市の海外展開推進を支援してまいります。

【長野県軽井沢町】
朝比奈が未来共創アドバイザーを務める軽井沢町において、100年後の軽井沢を住民主体で描く軽井沢22世紀風土フォーラムにおいて、エリアデザイン地域会議について、新軽井沢にて第5回目の運営会議、中軽井沢にて第4回の運営会議が開催されました。
新軽井沢エリアデザイン運営会議では、3月下旬に予定をされている、軽井沢高校生徒会との対話イベントに向けて、どのようなテーマで議論をするとよいか、等具体的な企画について話し合われました。中軽井沢エリアデザイン運営会議では、中軽井沢の歴史をベースとしたイベントの開催や、それに関連しての住民対話イベントの企画について話し合われました。新軽井沢・中軽井沢ともにエリアデザインの趣旨のひとつである住民自走のまちづくりを担うプラットフォームとして始動しております。
今後は、エリアデザイン検討を行う地区を旧軽井沢・追分・南地区と拡大し、
更なる住民によるまちづくりを支援してまいります。

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6.青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ
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<2月の実績>

・2/3  言論プラットフォーム「アゴラ」にて朝比奈の論考が掲載
・2/15 IHL(ヘルスケアリーダーシップ研究会)にて朝比奈が講師として登壇
・2/25  JBpress にて朝比奈の記事が掲載
・2/25  「一志会第56回例会」にて朝比奈が講師として登壇
・2/26  REAPRAグループCEO諸藤周平氏をゲストにお招きしたBBT ch「社会変革型リーダーの構想力」が放送

<3月の予定>
・3/上旬 言論プラットフォーム「アゴラ」にて朝比奈の論考が掲載予定
・3/中旬~下旬 JBpressにて朝比奈の論考が掲載予定

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7.編集後記
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私事で恐縮ですが、
先日、大がかりな断捨離をして、自室がかなりスッキリしました。
断捨離というと、「家の中の不要なものを処分してスッキリ」だけと
思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
断捨離をし、部屋をキレイにすることで
「どんな自分になりたいか」
という過去でなく未来に向かうことができるな、と
実行したからこそ思えています。

これはいまの私の仕事にも活きており、
目の前のことだけではいけない、と考える貴重な機会でした。
引き続き精進してまいりたいと思っています。

*****
今月はやむを得ないことではございますが、
イベント延期や受講等に対する当社対策と方針に
多大なるご協力とご理解をいただきましたこと、
重ねてではありますが御礼申し上げます。

いつ収束するかは定かではないですが、
「春」を待ち望みたいと思います。

2020年1月31日
青山社中メールマガジンvol.110 文化を巡るあれこれ ~ゴーン氏「脱出」、新型コロナウィルス拡散など雑感~

………. [もくじ]…………………….………………………………………………………………………
1. 朝比奈一郎の論考「文化を巡るあれこれ ~ゴーン氏『脱出』、新型コロナウィルス拡散など雑感~」
2. トピックス
  - 青山社中リーダーシップ・公共政策学校、「財政・社会保障講座」が2月より開講!
  - 読売テレビ「ウェークアップ!ぷらす」に朝比奈が出演
  - テレビ朝日「報道ステーション」に朝比奈が出演
  - 墨田区議会にて公共調達基本条例と町会・自治体振興条例の起案作業を支援
  - ぬまた起業塾の閉講式を実施
  - 那須塩原駅周辺まちづくりビジョンの第5回有識者会議にて朝比奈がコーディネーターに
  - JBpressに朝比奈の論考が掲載
  - BBTch番組にREAPRAグループCEO諸藤周平氏が出演
  - アゴラに朝比奈の論考が掲載
3.採用情報 政策作成支援関連業務担当を募集中
4.青山社中リーダー塾通信
  - 青山社中リーダー塾/教育・コミュニティ構築 事務局より
  - NPO法人「地域から国を変える会」より(群馬県安中市、北海道北斗市)
  - 一般社団法人「日本と世界をつなぐ会」より(群馬県沼田市、長野県軽井沢町)
5.青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ
6. 編集後記
…………………………………………………………………………………………………………………..

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1. 朝比奈論考「文化を巡るあれこれ
~ゴーン氏『脱出』、新型コロナウィルス拡散など雑感~」
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2010年(11月)に経産省を離れて青山社中を設立し、早くも10年目を迎えた2020年。感慨にふける間もなく、年初の1月から出張でベトナム・ホーチミンや奈良県明日香村という私にとっての「非日常空間」にどっぷり浸ったこともあり、自分の中の「文化・文明思考脳」が刺激されたような気がする。そんな背景もあって、ちょっと変わったパースペクティブから昨今世上を騒がせているニュースを見て感じた雑感を記してみたい。

まず、年初からいきなりの大騒ぎとなったゴーン氏脱出問題。まんまと謀られて日本の司法、ひいては日本全体が氏の思惑通りに国際世論合戦で悪者にされてしまっている感がある。日本非難では「定評」のあるニューヨーク・タイムズではあるが、明確に、脱走者であるゴーン氏の行動について「いたしかたない」という主張まで書かれている。

「日本が好きだ」と言いつつも、辛辣に日本の司法を非難するゴーン氏は、「長時間拘束された」「妻にも会わせてもらえない」「弁護士の立ち合いがない」など、日本の司法制度のあり方について、主に欧米の価値観から「非常識」だと訴え、それがまた主に欧米の世論に受け入れられている。

だが、ちょっと待ってほしい。司法制度の根幹は、公平なるジャッジをする裁判官(判事)の前で、攻撃側の検察と、防御側の弁護人が、それぞれ証拠などの「武器」を用いつつ論戦を繰り広げることにある。どちらかに過度に「武器」が与えられてしまう状態では、この制度はバランスを失して崩壊する。欧米では、詳細は国によって異なるが、いわゆる「おとり捜査」や、違法な調査に基づいて収集された証拠ですらも証拠能力としては意味を持つことが多く、検察に強い武器が与えられている。日本はそうではない。いわば欧米に比べて手縛り状態の検察に対して、弁護側が過度に有利にならないように、バランスを持って制度が設計されているわけで、全体を見誤ってはならない。

司法・警察制度だけが原因ではないが、結果、例えば、10万人あたりの殺人件数で日本は、0.24件で、世界有数の治安の良い国となっている。ゴーン氏が国籍を持つフランスは1.27件、アメリカは5.32件(いずれも2017年のデータ)であり、乱暴に言えば、「とやかく言われる筋合いはない」との感じもする。

ゴーン氏事件に絡めて良く言われる有罪率についても、日本は起訴されると99%有罪となり、圧倒的に検察有利だと国際的な非難の的になっているが、実は、検挙されてからの有罪率だと、年にもよるが、大体3割台だとされている。諸外国と異なり、確実に「怪しい」案件のみを起訴するという姿勢がこの両数字を産んでいる。

つまり、この問題は、私に言わせれば割と根の深い文化の違いに起因する主張の違いであり、「事前チェック型の日本/慎重に事を進める日本」と「やるだけやって、何か問題があれば事後に訴訟等で争えば良いという事後型カルチャーの欧米」の違いとも言える。文化とはある人間集団の生活様式そのものであり、文明とは、一定以上の水準に発達した社会の文化だと喝破したのは、霊長類研究の泰斗の上山春平氏だが、文明化した様式同士の対立は解がなく、なかなか難しい。

私の理解では、弁護士出身の森法務大臣は、こうした問題の理解力や発信力において出色の大臣であり、英語力も駆使して、こうした日本の主張を極めて適時適切に国際社会に訴えていると思う。これが、妻の選挙に絡む疑惑で辞任した河合前法務大臣だったら…と考えると寒々とした気持ちにもなるが、とはいえ、私の認識では、残念ながら現下、ゴーン氏の主張に比べて、世界に日本の主張が受け入れられているとも思えない。

これまた文化が絡むわけだが、異なる価値観を持つ多様な人たちに自己の主張を受け入れてもらうためのPR力、という点で、我々日本人の意識は、残念ながら低いと言わざるを得ない。私見では、「真摯に正しい主張さえしていれば、やがて相手は理解してくれる」という集団の同質性を前提とした文化が主な原因だ。仮に日本政府がレバノン政府に熾烈な働きかけをしてゴーン氏を取り戻したとしても(その可能性は低いが)、このままでは、おそらくは有力なPR会社・PR人材等を味方につけつつ強烈な発信を行い、一説によると、既に、ネット番組でのドラマ化も決まって世論に訴えかける(ついでに多額の収入も得る)予定のゴーン氏が、国際世論上は勝利してしまう可能性が高い。

「日本=加害者、ゴーン=被害者」という図式が崩れない限り、このゲームはひっくり返らないと見るべきで、PR的観点からは、素人ながら、きちんと、「ゴーン氏=加害者(対日産、対ルノーなど)」という点を主に提示しなければならないと感じる。

さて、紙幅が尽きてきたので、簡単な言及に止めるが、文化の違いということでやはり驚愕するのは、中国における新型コロナウィルス問題だ。この文章を書いている朝も、上海からの客とミーティングをしていたが、何かと触れることの多い中国人・中国関係者のやり取りなどを聞いていると、問題が顕在化してから「1週間で新しく病院が出来た」(問題があれば、とりあえず合理的にパッと対応。それで何か生じたらその時に考えれば良い)とか、「これは、中国が高度に技術国になるチャンスだ」(感染を防止するためにテレワークやオンライン授業が大いに広まる)など、日本の常識では考えられない事態、言説が飛び交っている。

我が国においても、「やあやあ我こそは」と名乗りを上げて戦をし、恩賞のためには平気で主君を裏切るかつての超個人主義的武士集団が、論語的倫理観を重視する「武士道的集団主義武士団」に変わって行ったように、文化というものは変わることもある。過度に事前チェックをして、慎重に、慎重に事を進める日本が変わるきっかけとなるだろうか。2020年は。

筆頭代表CEO
朝比奈 一郎

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2.トピックス
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<1> 青山社中リーダーシップ・公共政策学校、「財政・社会保障講座」が2月より開講!

財政・社会保障講座が2月より開講します。
担当してくださるのは、小黒一正先生です。

本講座では、経済・財政の解決策を模索する上での基本的な視角を身につけることを目的として、
・人口減少が進む中で経済成長を考えるにあたり、成長率の指標は何を採用すべきか
・社会保障費はどこまで抑制・削減できるか
・公的年金の2019年財政検証から何が読み取れるか
・政治的に世代間公平をどう実現するか
など、経済・財政を巡る課題の解決策のあり方を学び、そして小黒一正先生や参加者同士で議論し合います。

席数に限りがあり、残席僅かとなっております!
ご検討されている方はぜひこの機会にお早めにお申込ください。

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※個別講座の申込は各講座初回講義前日まで受け付けております

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<2> 読売テレビ「ウェークアップ!ぷらす」に朝比奈が出演
1月4日(土)放送、
辛坊治郎氏がメインキャスターを務める
読売テレビ「ウェークアップ!ぷらす」に朝比奈が出演しました。

「未来予想図 2020年代の日本を見に行く」が特集で、
橋本五郎氏(読売新聞特別編集委員)
中江有里氏(作家・女優)
野村修也氏(中央大学法科大学院教授)とともに、
迎えた2020年代に朝比奈が特に注目している高齢化率30%や人口減少をはじめとした事項について、コメンテーターとして解説・私見を述べさせていただきました。

詳細はこちら

<3> テレビ朝日「報道ステーション」に朝比奈が出演
1月23日(木)、
富川悠太氏・徳永有美氏がメインキャスターを務める
テレビ朝日「報道ステーション」に朝比奈が出演しました。

主に前半部分の新型コロナウィルス、河井議員問題、ロヒンギャなどについて
コメンテーターとして朝比奈より解説・私見を述べさせていただきました。

詳細はこちら

<4> 墨田区議会にて公共調達基本条例と町会・自治体振興条例の起案作業を支援
墨田区議会自由民主党政策調査部会において、
・公共調達基本条例(公契約を含む)
・町会・自治会振興条例
の条例起案作業を支援しました。

詳細はこちら

<5> ぬまた起業塾の閉講式を実施
1月25日(土)、
群馬県沼田市での起業を「オール沼田」の体制で支援する
ぬまた起業塾」の第5期閉講式が行われました。

詳細はこちら

<6>那須塩原駅周辺まちづくりビジョンの第5回有識者会議にて朝比奈がコーディネーターに
1月31日(金)、
朝比奈が経済活性アドバイザーを務める
那須塩原市の第5回那須塩原駅周辺まちづくりビジョン「有識者会議」にて
朝比奈がコーディネーターを務めました。

那須塩原市が今後どのように課題解決に取り組んでいくか、
活発な議論がなされました。

詳細はこちら

<7> JBpressに朝比奈の論考が掲載
1月24日(金)、
JBpressに朝比奈の論考が掲載されました。

“立憲民主党と国民民主党が一つにまとまれない理由”
記事はこちら

<8> BBTch番組にREAPRAグループCEO諸藤周平氏が出演
朝比奈が講師を務めるビジネスブレークスルーチャンネルの講義
「社会変革型リーダーの構想力」のゲストとして、
REAPRAグループCEO諸藤周平氏をお招きし、講義を収録しました。
本講義は2020年2月26日(水)に配信される予定です。

ご視聴はこちらから

<9> アゴラに朝比奈の論考が掲載
2019年12月29日(日)に、
言論プラットフォーム「アゴラに朝比奈の論考が掲載されました。ぜひご覧ください。
“非合理に見えて実は合理:2020年にワクワクする理由”

記事はこちら

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3. 政策作成支援関連業務担当を募集中
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業務の拡大等に伴い、担当者を募集します。
※経験・能力・意欲等によっては、
いずれ、弊社役員として担当業務の責任者を務めていただくことも想定

詳細はこちら

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4. 青山社中リーダー塾通信
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*青山社中リーダー塾/教育・コミュニティ構築事業 (担当:4期生村上)

【リーダー塾起業家会】
リーダー塾生で起業した人を中心に、「リーダー塾起業家会」が昨年立ち上がり、1月24日(金)に第2回の集まりがありました。今後、起業に関心を持つリーダー塾生も交えて、活動を行う予定です。

【青山社中まったりバー】
1月24日(金)に、塾生が気軽に集まって、今の関心事項を話す、「まったりバー」を開催しました。今回はテーマを「エネルギー」とし、3人の塾生から、それぞれアカデミア・政策・メーカーの立場から、エネルギーについて話をしてもらいました。
アンモニアの生成・分解方法、資源燃料政策、水素エネルギー戦略について、ざっくばらんにお話いただき、活発かつ和気あいあいとした会となりました。

【教育・コミュニティ構築事業 担当インターン瀧より】
教育事業インターンの瀧です。2019年の4月から勤務開始し、まもなく10か月を迎えます。この間、多くの志ある大人にお目にかかりました。そして、そうした方々が集い、議論し、新しい気付きを得たり、新しい何かを始めたりする場の持つエネルギーにも触れることができました。あと2か月で、次の代のインターン生と交代となります。今後も、青山社中の持つコミュニティとしての価値が高まり続け、「国や社会のことを考えつつ、変革に向けた行動を起こすことのできる人材」が生まれるような環境づくりがなされることを祈っております。

*NPO法人「地域から国を変える会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:1期生大山)

【群馬県安中市 ~施設運営改善】
碓氷峠鉄道文化むらで運営改善の取組みを行っていますが、昨年より提案・検討してきた地元のもつ煮・肉豆腐の名店「越後屋」が施設内に2月22日、復活オープンすることになりました。昨年3月に全焼してしまった越後屋は、鉄道ファンやトラック運転手の常連が多い店舗で復活を求む声が多く上がっていました。現在、施設内の飲食施設は乏しい状況にありますが、一つの起爆剤として期待されます。
上毛新聞関連記事

【北海道北斗市 ~施設運営改善】
新函館北斗駅隣接の観光施設の運営改善にあたり、サインの改修・休憩所のリニューアルの準備を行っています。木材を多用した休憩所に進化し、鉄道・バス利用客の動線強化のためのサインがまもなく完成します。

*一般社団法人「日本と世界をつなぐ会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:7期生水野)

【群馬県沼田市】
朝比奈が経済活性アドバイザーを務める沼田市において、現在推進をされている海外販路開拓チャレンジ事業の中で、2月下旬に開催されるベトナム・ホーチミン市での展示即売会について、参加事業者向け説明会を行いました。
今回の展示即売会では、ホーチミン髙島屋での展示即売会を中心に、ホーチミンシェラトンでの現地企業との商談会、インバウンド関連での現地旅行会社との商談、Japan Vietnam Festivalへの出展など、多くの施策で沼田市事業者の産品や沼田市の現地事業者・消費者へのPRを行います。
開催まで1か月を切りましたが、沼田市事業者にとっての成果に繋がるように引き続き支援をしてまいります。

【長野県軽井沢町】
朝比奈が未来共創アドバイザーを務める軽井沢町において、100年後の軽井沢を住民主体で描く軽井沢22世紀風土フォーラムにおいて、エリアデザイン地域会議について、新軽井沢にて第4回目の運営会議、中軽井沢にて第3回の運営会議が開催されました。
新軽井沢エリアデザイン運営会議では、改めて今回のエリアデザインで目指す目的・ゴールに関する議論が行われ、運営会議メンバーでの認識共有が行われたうえで、今後企画を行っていく新軽井沢の住民との対話イベントについて議論がなされました。
中軽井沢エリアデザイン運営会議では、特に中軽井沢地域会議で取り組んでいくテーマについての議論、合意形成が成されたうえで、中軽井沢を盛り上げる具体的な企画の実施について議論がなされ、具体的なアクションに向けて闊達な議論がなされました。
新軽井沢・中軽井沢ともに、住民を巻き込む形での企画が具体的に検討される段階に入り、企画を通して住民意見の集約やエリアのありたい姿の議論が進んでいくよう、弊社も引き続きサポートしてまいります。

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5.青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ
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<12月の実績>

・12/29 アゴラに朝比奈の論考が掲載

<1月の実績>
・1/4     読売テレビ「ウェークアップ!ぷらす」に朝比奈が出演
・1/22 BBT Chの講義「社会変革型リーダーの構想力」が放映
・1/23   テレビ朝日「報道ステーション」に朝比奈が出演
・1/24 JBpressにて朝比奈の記事が掲載
・1/25   ぬまた起業塾の閉講式にて朝比奈が講話

<2月の予定>
・2/15 IHL ヘルスケアリーダーシップ研究会にて朝比奈が講演予定
・2/25 一志会にて朝比奈が講演予定
・2/上旬 言論プラットフォーム「アゴラ」にて朝比奈の論考が掲載予定
・2/中旬~下旬 JBpressにて朝比奈の論考が掲載予定

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6.編集後記
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大変有難いことに、
報道番組等で朝比奈に
コメンテーターとしてお話いただく機会が増えてきました。

直近2年の朝比奈の論考とメディア掲載一覧をまとめてみましたの
お手隙の際にご覧いただけましたら!
https://note.com/aoyamashachu_pr/n/n60c495f2a56c

広報担当として、2020年の青山社中10周年イヤーをさらに盛り上げるべく、
皆さまにもお力添えをいただきながら
今後も、少しずつ青山社中を知っていただいたり、
目に触れる機会を増やしていきたいと思っております。

令和2年も青山社中をよろしくお願いいたします。

2019年12月27日
青山社中メールマガジンvol.109 非合理に見えて実は合理

………. [もくじ]…………………………………………………………………………………………….
1.  朝比奈一郎の論考「非合理に見えて実は合理」
2.  トピックス
  -       青山社中リーダーシップ・公共政策学校、「地方行政講座」が1月より開講
  -       BS日テレ「深層NEWS」に朝比奈が出演
  -       テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」にて朝比奈のコメントが紹介
  -       「OMOTENASHI Selection」の 2019年度受賞発表イベントにて朝比奈が祝辞
  -       軽井沢町主催の『風土フォーラム』にて朝比奈がファシリテーター
  -       全国のトヨペットオーナー様向け研修会にて朝比奈が講演
  -       日本教育新聞に朝比奈の講演の様子が掲載
  -       JBpressに朝比奈の論考が掲載
  -       BBTch番組にビザスク端羽社長が出演
  -       那須塩原駅周辺まちづくりビジョンの第4回有識者会議にて朝比奈がコーディネーター
  -       LECの公務員試験合格者祝賀会で共同代表COO森原が祝辞
  -       取締役の大山が群馬県安中市にある体験型鉄道テーマパーク「碓氷峠鉄道文化むらアドバイザー」に就任
  -       アゴラに朝比奈の論考が掲載
3.採用情報
4.青山社中リーダー塾通信
  -       青山社中リーダー塾/教育・コミュニティ構築 事務局より
  -       NPO法人「地域から国を変える会」より(茨城県牛久市、群馬県安中市)
  -       一般社団法人「日本と世界をつなぐ会」より(群馬県沼田市、長野県軽井沢町、新潟県妙高市、マレーシア視察ツアー)
5.青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ
6. 編集後記
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1. 朝比奈論考
「非合理に見えて実は合理」

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2020年が目前に迫る年の瀬、いよいよオリンピックが近づいてきたという実感が強い。弊社が外苑前にあることから、新しい国立競技場の雄姿を見ることが多いこともその一因であろう。何となくワクワクするのは私だけであろうか。
 
幼い頃、野球観戦が大好きだった私は、テレビにかじりついてナイター中継を良く見ていたが、そんな私を母親がよく「野球の結果なんて、明日の新聞を見れば分かるじゃない。自分がやっているわけでもないスポーツを見て何か意味があるの?」と難詰していたことを思い出す。幼心に納得はできなかったが、かといって、論理的には何の反論も出来ず、無言で母親に背を向けてテレビに向かったものだ。
 
スポーツ観戦、なかんずくオリンピック観戦が「無駄だ」と言い切る人は、誘致の初期の頃を別にすれば、格段に減っている印象を受けるが、我々は日頃、色々なものについて「合理的」に考えすぎて、それらを無駄だと切り捨ててしまい、多くの大事なものを失ってしまってはいないだろうか。
 
確かに合理・非合理で割り切ると、色々なものが無駄になる。しかも、我々の多くがある時から、学校教育・社員教育その他の数多の機会の中で、合理性や論理的必然性などをベースに物事を考えることを強制されてきていることから、自ずと、多くの大切なものを失っているに違いない、と思う。厳密には、失っていることにすら気づいていないと言うべきか。
 
ただ、仕事柄、都会から遠く離れた地域に行くと、まだ、そうした「合理的な判断」という害悪に染まり切っていない何かがあって、ほっとすることがある。恩には恩で返そうという義理、自己犠牲をしてまで他人の役に立とうという利他の心などが息づいていると何か落ち着くのは私だけではあるまい。ただ、そういう場所が文字通り「消えかかっている」のも確かだ。
 
「少子化が進展して、人口1億2,000万人の日本で出生数が90万人をついに切りました。」というニュースを聞いても、切実な危機感は生まれないが、「人口4万人弱の某市で、出生数が200人を切りました」という話を聞くと、途端に切迫感が出てくる。これから生まれる全員が100歳まで生き、一人も町を出なかったとしても人口は2万人となり(200人×(1~100歳))、人口が半減する。しかも出生数は減り続けているわけだ。
 
「限界集落?、地域の良さ?、そんなコストセンターは切り捨ててしまい、日本人は東京・大阪・名古屋などの大都市圏に全員移住するべきだ」という「合理的」言説を耳にすることが最近多いが、そんな時は、母親に背を向けてテレビに向かったかつての自分よろしく、論理的な反論はせず、ただ、聞き流すようにしている。
 
 やや虫の居所が悪い時は、「地震や風水害などが頻発し、寒い冬がやってくるなど各種コストがかかる日本からは、全員が、常夏の地や一年中温暖な場所に移住した方が合理的に考えて良いってことですか」と言いかえしてみたりすることもあるが。
 
 陸軍でも海軍でも空軍でもないアメリカ海兵隊が米軍の強さを際立たせていたり、ハンドルの「遊び」があるから車がまっすぐに安定的に走れるという事実があったり、時に喧嘩したり迷惑をかけ合ったりしている隣人同士の方が、顔も良く知らない礼儀正しい隣人同士よりどう見ても素敵な「人間関係」を構築していたり、世の中は、非合理に見えて、実は合理、ということも少なくない。
 
さて、オリンピックイヤーの2020年はどんな年になるのだろう?
 人生も未来も、実は見えすぎているより、見えなさすぎる方が、ワクワクしていて楽しかったりする。
 
筆頭代表CEO
朝比奈 一郎

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2.トピックス
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<1>   青山社中リーダーシップ・公共政策学校、「地方行政講座」が1月より開講!
 
現役副市長が教える、地方行政講座が1月より開講します。
「地方行政講座」を担当してくださるのは、久保田崇先生です。

本講座では、現掛川副市長である久保田先生が、
陸前高田時代に震災復興計画や震災検証委員会に携わった立場から、
・復興の課題
・大震災の教訓
・復興庁と自治体の役割
・豪雨震災と自治体が発令する非難勧告の出し方
など、実践的な内容を取り扱います。
 
席数に限りがあり、残席僅かとなっております!
ご検討されている方はぜひこの機会にお早めにお申込ください。
 
▼青山社中リーダーシップ・公共政策学校お申込はこちら

※個別講座の申込は各講座初回講義前日まで受け付けております
 
▼お問い合わせはこちら

 
 
<2> BS日テレ「深層NEWS」に朝比奈が出演
12月12日(木)放送、
辛坊治郎氏がメインキャスターを務める
BS日テレ「深層NEWS」に朝比奈が出演しました。
 
「国会『桜』議論の裏で法案成立率93%のワケ 最長政権…今後の課題」をテーマに、
平沢勝栄氏(自民党 衆議院議員)
玉木雄一郎氏(国民民主党代表)
田村重信氏(自民党政務調査会 前審議役)
門田隆将氏(ジャーナリスト)
とともに熱い議論が展開されました。
 
詳細はこちら
 
<3> テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」にて朝比奈のコメントが紹介
12月23日(月)、
羽鳥慎一氏がメインキャスターをされている
テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」のパネルにて
朝比奈が取材を受けたコメントの一部が紹介されました。
 
「過去最大102兆円予算 ”借金まみれ日本”税収増やす方法は」をテーマに
今後は税収をどうやって確保するべきかについて朝比奈がコメントいたしました。
 
<4> 「OMOTENASHI Selection」の 2019年度受賞発表イベントにて朝比奈が祝辞
12月3日(月)、
日本の優れた商品・サービスを発掘・認定し、
国内外に発信するプログラム「OMOTENASHI Selection(おもてなしセレクション)」の
2019年度受賞発表イベントにて
朝比奈が祝辞・乾杯挨拶を務めました。

詳細はこちら
 
<5> 軽井沢町主催の『風土フォーラム』にて朝比奈がファシリテーターに
12月12日(木)、
朝比奈が未来共創アドバイザーを務める
軽井沢町主催の『22世紀風土フォーラム』にて
朝比奈がファシリテーターを務めました。

詳細はこちら
 
<6>全国のトヨペットオーナー様向け研修会にて朝比奈が講演
12月6日(金)、
全国のトヨペットオーナー様向け研修会にて、
「地域活性とリーダーシップ」をテーマに朝比奈が講演させていただきました。

詳細はこちら
 
<7> 日本教育新聞に朝比奈の講演の様子が掲載
12月9日(月)、
日本教育新聞(4面)に
「設立40周年記念 日本教育会大阪府支部 第66回講演会」にて
朝比奈が講師として登壇した様子を記事にしていただきました。
 
“リーダーシップとは「始動力」”
記事はこちら
 
 
<8> JBpressに朝比奈の論考が掲載
12月23日(月)に、
JBpress[s8] に朝比奈の論考が掲載されました。
 
“「解散、野党、安倍4選」2020年の政治を読む”
記事はこちら
 
<9> BBTch番組に株式会社ビザスク端羽英子社長が出演
朝比奈が講師を務めるビジネスブレークスルーチャンネルの講義
「社会変革型リーダーの構想力」のゲストとして、
株式会社ビザスク端羽英子社長をお招きし、講義を収録しました。
本講義は2020年1月22日(水)に配信される予定です。
 
ご視聴はこちら
 
<10> 那須塩原駅周辺まちづくりビジョンの第4回有識者会議にて朝比奈がコーディネーターに
12月19日(木)、
朝比奈が経済活性アドバイザーを務める
那須塩原市の第4回那須塩原駅周辺まちづくりビジョン「有識者会議」にて
朝比奈がコーディネーターを務めました。
 
那須塩原市が今後どのように課題解決に取り組んでいくかを
活発な議論がなされました。
※下野新聞にもその様子が写真付きで掲載されています。

詳細はこちら
 
<11> LECの公務員試験合格者祝賀会で共同代表COO森原が祝辞
11月25日(月)、
各種資格・国家試験の総合スクール東京リーガルマインド(LEC)様の
公務員試験合格者祝賀会にて
共同代表COOの森原が乾杯挨拶を務めました。

詳細はこちら
 
<12>取締役の大山が群馬県安中市にある体験型鉄道テーマパーク「碓氷峠鉄道文化むらアドバイザー」に就任
取締役の大山が、群馬県安中市にある体験型鉄道テーマパーク「碓氷峠鉄道文化むら」のアドバイザーに就任いたしました。
 
詳細はこちら

<13> アゴラに朝比奈の論考が掲載
11月30日(土)に、
言論プラットフォーム「アゴラ」に朝比奈の論考が掲載されました。ぜひご覧ください。
“阿部仲麻呂は「グローバル人材」だった”
 
記事はこちら

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3. 採用情報
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業務の拡大等に伴い、担当者を募集します。
※経験・能力・意欲等によっては、いずれ、弊社役員として担当業務の責任者を務めていただくことも想定
 
詳細はこちら
 
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4. 青山社中リーダー塾通信
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*青山社中リーダー塾/教育・コミュニティ構築事業 (担当:4期生村上) 
 
【リーダー塾9期生合宿】
12月7日~8日に、座学での講義を終えたあと、湯河原に移動し、9期生の合宿が行われました。
大きな古民家の囲炉裏を囲みながらする話は、普段の座学編ではできないような、踏み込んだ話ばかりで場所を変える効果を再認識しました。
 
【リーダー塾忘年会】
12月20日にリーダー塾の現役塾生・卒塾生での忘年会を行いました。
塾生が運営しているスペースを借りての忘年会は、入れ代わり立ち代わりさまざまな期の塾生が30名ほど立ち寄り、熱気でむんむんでした。
この機会を利用して、期を越えてキャリア相談をする光景も見られ、リーダー塾生の多々なバックグラウンドや面倒見の良さが垣間見えました。
 
いいリーダー塾生の集まりができたのも皆様が見守ってくださっているおかげです。
また来年もどうぞよろしくお願いいたします。
 
 
 
 
*NPO法人「地域から国を変える会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:1期生大山)
 
【茨城県牛久市 ~教育支援】
牛久市内にある栄養士専門学校では、地域資源と健康をマネジメントする食のソムリエ育成事業が実施されています。本会事務局長大山は、食のソムリエを育てるプログラムを作成・検証し、地域産品・食文化を食資源として活用する人材輩出を目指しています。

【群馬県安中市 ~施設運営改善】
碓氷峠鉄道文化むらの活性にあたり、来年から「鉄道文化むらを10倍楽しむ会」を立ち上げ、各種専門家のアイディアも取り入れていきます。地元在住の建築家や若者を交えて、碓氷峠にしかないコンテンツを磨き上げていきます。

*一般社団法人「日本と世界をつなぐ会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:7期生水野)
 
【群馬県沼田市】
朝比奈が経済活性アドバイザーを務める沼田市において、現在推進をされている海外販路開拓チャレンジ事業の中で、11月末~12/1まで中国四川省成都市で実施をしていた展示会が終了し、
 現在2月末に開催を予定しているベトナムホーチミン市での展示即売会の準備を進行しております。
成長の著しいホーチミン市での展示即売会では、食品の輸出も可能という状況を踏まえ、食品関連企業を中心に20社弱の沼田市の事業者が参加を予定しており、ホーチミン髙島屋の会場をお借りしての産品展示即売会や、インバウンド関連の展示、商談会等、多様な施策で沼田市事業者の足場構築を支援する予定でおります。
今回のホーチミン展示会で、ひとつでも多く具体的な成果に繋がるように引き続き支援をしてまいります。
 
【長野県軽井沢町】
朝比奈が未来共創アドバイザーを務める軽井沢町において、100年後の軽井沢を住民主体で描く軽井沢22世紀風土フォーラムにおいて、本年度第2回の基本会議が行われました。
基本会議では、軽井沢町の横断的な課題に対して検討を進めるテーマ別プロジェクトチーム、及び軽井沢町の各エリアのまちづくりについて検討をすすめるエリアデザインについて、これまでの報告と今後の展望について発表、議論がなされました。また、弊社より今後の軽井沢町における各種施策を考えるにあたり、全国の自治体におけるテクノロジー活用や行政におけるオフィス改革の事例等もご紹介いたしました。
議論の中では、今後の風土フォーラムや各PTの方向性についても闊達に議論がされるなど、今後に向けても実りの多い基本会議となりました。
また、今年度弊社が特にご支援をしているエリアデザインでは、新軽井沢にて第3回目の運営会議、中軽井沢にて第2回の運営会議が開催されました。新軽井沢エリアデザイン運営会議では、前回の議論を受けて、改めて新軽井沢の大きな論点、住民の住みやすい新軽井沢/軽井沢の玄関口としての新軽井沢の2面性の両立、の確認がなされたうえで、前回の議論を踏まえて引き続き、具体的にどのような課題について特に検討が必要か、議論がなされました。中軽井沢エリアデザイン運営会議では、事前課題として運営会議メンバーの考える中軽井沢の課題の共有やKJ法を活用した中軽井沢を盛り上げるアイディアの議論等を通して、課題感の共有や今後の議論の方向性を確認することができました。
年明けにも新軽井沢・中軽井沢両エリアデザイン運営会議が予定されている中で、どのようにより住民を巻き込んだ議論に発展させていくのか等、各エリアの持続的な発展のプラットフォームとなるべく、引き続きご支援をしてまいります。
 
【新潟県妙高市】
朝比奈が地域活性化アドバイザーを務める新潟県妙高市を訪問し、今後の妙高市の施策について議論を行いました。
妙高市では次年度からスタートする第3次総合計画について、前回までの弊社アドバイスも踏まえて煮詰まってきた中で、当該計画中の重点プロジェクトについて、どのように実行し成果を創出していくのか議論を行いました。議論は、行政におけるテクノロジー活用や地域を牽引する人材の育成、海外需要の取込等多岐に渡り、弊社の知見や全国の自治体の事例をもとにアドバイスを行いました。また、総合計画とは別に市にて進めている各種新規プロジェクトについても議論を行い、今後の展開ステップ等、具現化に向けて議論、アドバイスを行いました。
国際観光都市として大きなポテンシャルを持つ妙高市では、数多くの施策を仕掛けられており、これらの取り組みがより実りの多い成果を得られるよう、引き続きご支援をしてまいります。
 
【マレーシア視察ツアー】
大阪、兵庫の拠点を置く事業者様からのご依頼に基づき、
水野のアテンドにより2泊3日でのマレーシアクアラルンプール視察ツアーを実施致しました。
このツアーでは、将来的に東南アジアでの事業立ち上げを志向されている事業者様の意向を踏まえて、JETROクアラルンプール事務所でのマレーシア経済の概観や日本企業の動向把握、現地消費市場視察として、現地のショッピングモール等の視察、現地に展開する日系事業者との議論・意見交換等を行いました。その中でも、その場でビジネス展開の可能性が見える議論がなされるなど、参加事業者様にとっても視察以上の成果をお持ち帰りいただけるものとなりました。
東南アジアの中では所得水準も高く、総じて親日で日本の商品・サービスが受け入れられる素地の高いマレーシアにおいて、日本の事業者や自治体がビジネスを展開していけるように、引き続きサポートしてまいります。
 
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5.青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ
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<11月の実績>
・11/25   LECの公務員試験合格者祝賀会で共同代表COO森原が祝辞
・11/30 アゴラに朝比奈の論考が掲載
 
<12月の実績>
・12/3   「OMOTENASHI Selection」の 2019年度受賞発表イベントにて朝比奈が祝辞
・12/6 全国のトヨペット様向け研修会にて朝比奈が講演
・12/9 日本教育新聞に朝比奈の講演の様子が掲載
・12/12 BS日テレ「深層NEWS」に朝比奈が出演
・12/20 下野新聞に那須塩原駅周辺まちづくりビジョンの第4回有識者会議の様子が掲載
・12/23 JBpressにて朝比奈の記事が掲載
・12/23 テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」にて朝比奈のコメントが紹介
 
<2020年1月の予定>
・1/4(土)読売テレビ「ウェークアップ!ぷらす」に朝比奈が出演予定
・1/上旬  言論プラットフォーム「アゴラ」にて朝比奈の論考が掲載予定
・1/中旬~下旬 JBpressにて朝比奈の論考が掲載予定

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6.編集後記
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本日12月27日(金)が青山社中としての年内最終営業日です!
(一部年末年始も稼働するメンバーもおりますが…)
年明けは、1月6日(月)より営業いたします。
 
本年は改元という節目の年でしたが、
2020年、青山社中は10周年イヤーとなります。
(先日は青山社中メンバーで9周年のお祝い&忘年会を終えたばかりですが)
 
青山社中にとっての節目の年、
今まで以上に加速できるよう、メンバー一同走り抜けます。
 
まだまだ厳しい寒さも続きますが、
体調崩されませんよう、お気を付けください!
それでは、よいお年をお迎えくださいませ。

2019年11月29日
青山社中メールマガジンvol.108 グローバル人材とは何か

………. [もくじ]…………………………………………………………………………………………….
1. 朝比奈一郎の論考「グローバル人材とは何か」
2. トピックス
  - 青山社中リーダーシップ・公共政策学校、「政治・行政講座」が開講
  - 青山社中フォーラムVol.48を開催、広島県知事 湯﨑英彦氏がご登壇
  - BS日テレ「深層NEWS」に朝比奈が出演
  - 日本教育会大阪府支部 第66回講演会にて朝比奈が講師として登壇
  - FNN.jpプライムオンラインにASLGと朝比奈のインタビューが掲載
  - JBpressに朝比奈の論考が掲載
  - BBTch番組に株式会社AsMama甲田社長が出演
  - 須塩原駅周辺まちづくりビジョンの第3回有識者会議にて朝比奈がコーディネーターに
  - 越谷市の懇談会にて副座長として朝比奈が最終報告を実施
  - ぬまた起業塾生による東京企業訪問を実施
  - アゴラに朝比奈の論考が掲載
3. 青山社中リーダー塾通信
  - 青山社中リーダー塾/教育・コミュニティ構築 事務局より
  - NPO法人「地域から国を変える会」より(新潟県三条市、北海道北斗市、群馬県安中市)
  - 一般社団法人「日本と世界をつなぐ会」より(群馬県沼田市、長野県軽井沢町)
4. 青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ
5. 編集後記
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1.朝比奈論考
「グローバル人材とは何か」
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2度目の訪問となった中国四川省江油市からの帰りにこのエッセイを書いている。

江油市は、人口88万人の市であり、日本であれば政令市になれる人口規模だが、100万人都市が300あると言われる中国においては、人口の面ではよくある都市の一つに過ぎない。

この市を最も印象的に特徴づけているのは、詩仙と称され日本でも知る人の多い詩人、李白の出身地であることだ。厳密には李白の出身地については諸説あるが、幼少の頃に父とこの地にいたことは通説であり、同地には、巨大な李白公園、李白の博物館などがある。

李白について、私の興味を強く引いた事実は、詩そのものについてではない。日本人の阿部仲麻呂との交流だ。仲麻呂が日本への帰国に失敗し、途中、船の難破で死亡した際(誤報だった)、その死を嘆く詩を李白がわざわざ詠んでいることを江油市の博物館で知った。
___

阿部仲麻呂は、遣唐使の留学生(遣唐留学生)として19歳の年に唐に渡り、最難関試験の科挙に合格(諸説あり)。玄宗皇帝に仕えるなど、以来50年以上の間、中国で活躍した。68歳の時には、安南都護府(現在のベトナム)にて軍や財政を統括する節度使となり、従二品まで登り詰めている(正一品、従一品、正二品に次ぐ、第四の位)。役人としては異例の大出世だ。そして73歳の時に、再び日本の地を踏むことなく現地で亡くなっている。

唐に来て35年ほど経った際に、一度日本に帰ろうと試みるも、船が漂流して失敗し(その際に死去したという誤報が流れて上記の通り李白がその死を嘆く詩を書く)、結局中国に残り続けるわけだが、阿部仲麻呂こそ、現代流に言えば「グローバル人材」であったと言えるのではないか。

今流に言えば、米国に留学して、そのままアメリカのトップ企業に入り、上まで登り詰める、という感じであろうか。現在のアメリカ以上に世界では圧倒的存在だった中国(唐)で、しかも、企業に入るとか起業するなどの選択肢がなく、科挙をベースとした行政ヒエラルキーこそが中核だった唐で、出世を重ねた阿部仲麻呂に匹敵する「グローバル人材」は、もう日本からは生まれないかも知れない。
___

「グローバル人材」と書きつつ、つらつら思うことは、意外にその定義が曖昧だということである。短絡的には、「英語が出来るなどして、海外で通用する人」ということになるが、何かそれも違う。英語に堪能で、アメリカ企業で活躍できる人というだけなら、それは単にアメリカ人なだけだ。誤解無きように書いておくが、そういう生き方を否定しているわけではなく、むしろ、自分には出来ない生き方として尊敬しているくらいだが、「グローバル人材」という定義にはそぐわない気がするということだ。

相手のこと、具体的には、相手の言葉はもちろん、文化や民族的志向の特性などを深いレベルで理解するということと同時に、何か、自分なりのスタンス、特に出身国・出身地の文化を色濃く反映する形で自分の在り方を打ち出すということが、真に「グローバル人材」と定義する際には要件として必要な気がするのは私だけであろうか。平たく言えば、英語がペラペラと話せることに加え、否、それ以上に、「お前は日本人として何者なのか、何がしたいのか」ということが「グローバル人材」には問われるのではないかと思う。

具体的には、「安かろう悪かろう」という“Made in Japan”の印象を変えるべくアメリカ社会に飛び込んでいったソニーの創業者の盛田昭夫氏や、最近だと、日本人としての求道精神をアメリカで見せつけたイチロー選手などが、「グローバル人材」の定義にふさわしい。
___

阿部仲麻呂は、第10次遣唐使の帰国時に難破して長安に戻ってきた第2船の中臣名代らが無事に帰国できるように奔走し(ちなみに、第1船に乗っていたのが吉備真備や僧玄昉)、また、チャンパ(崑崙)王国に漂着して捕えられ、長安に逃げてきた平群広成一行4人が渤海経由で日本に帰れるように必死に便宜を図ったと言われている。

百人一首にも収められている阿部仲麻呂の歌の代表作は、有名な「天の原、ふりさけ見れば春日なる 三笠の山に出でし月かも」だ。唐にいながら、月を見て、「奈良の春日の三笠山の月と同じかも」と詠んだ彼の日本への想いは如何ばかりであったであろうか。

そういえば、李白が阿部仲麻呂の死を嘆く詩(「晁卿衡を哭す」:晁衡は仲麻呂のこと。卿は尊称)は、「日本の晁衡、帝都を辞す」で始まる。「日本人としての国際人」であることを忘れなかった阿部仲麻呂の佇まいが、李白にこの詩を詠ませたのだと信じたい。

筆頭代表CEO
朝比奈 一郎

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2.トピックス
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<1> 青山社中リーダーシップ・公共政策学校、「政治・行政講座」が開講!
安倍内閣&日本の「いまの政治・行政」を紐解く

11月に今期新たに開講した「EBPM・ナッジ講座」では、懇親会だけでなく授業中も質疑や議論が熱く交わされ、時間が2時間では足りなかったという声が多くあがったほど、大いに盛り上がりました。

「政治・行政講座」を担当してくださるのは、竹中治堅先生です。
つい先日も”Expansion of the Prime Minister’s Power in the Japanese Parliamentary System “というタイトルで、竹中先生の論文がジャーナルに掲載されました。

本講座では、3回の講義でインプットとワークショップ形式のアウトプットを組み合わせ、また他の国の制度と比較することで日本における「三権分立」「議員内閣制」の特徴をとらえます。

席数に限りがあり、残席僅かとなっております!
ご検討されている方はぜひこの機会にお早めにお申込ください。

▼青山社中リーダーシップ・公共政策学校お申込はこちら

※個別講座の申込は各講座初回講義前日まで受け付けております

▼お問い合わせはこちら

<2> 青山社中フォーラムVol.48を開催、広島県知事 湯﨑英彦氏がご登壇
10月31日(木)、
48回目を迎える青山社中フォーラムで、
「広島県における行政組織マネジメント」というテーマで
広島県知事 湯﨑英彦 氏にご登壇いただきました。

ご経験などからくる、徹底された「成果思考への転換」、戦略体系、県政におけるEBPMの実装など具体的な事例を織り交ぜていただきながら大変濃い内容の1時間となりました。

詳細はこちら

<3> BS日テレ「深層NEWS」に朝比奈が出演
11月20日(水)放送、
辛坊治郎さんがメインキャスターを務める
BS日テレ「深層NEWS 」に朝比奈が出演しました。

下村博文氏(自民党選対委員長)、
玉木雄一郎氏(国民民主党代表)とともに
「安倍長期政権(安倍長期政権の特色、長期化の要因など)」を
テーマに徹底議論しました。

<4> 日本教育会大阪府支部 第66回講演会にて朝比奈が講師として登壇
11月8日(金)、
日本教育会大阪府支部 第66回講演会にて朝比奈が講師として登壇しました。

当日は
「なぜ、今、日本人に真のリーダーシップ教育が必要か
 ~指導者でなく始動者を~」をテーマにお話させていただきました。

詳細はこちら

<5> FNN.jpプライムオンラインにASLGと朝比奈のインタビューが掲載
11月12日(火)、
FNN.jpプライムオンラインに
青山社中リーダーシップ・公共政策学校と朝比奈のインタビューが掲載されました。

“「教育の専門家集団」としての矜持はどこへ?
共通テストへの不信感をどう払しょくするのか”
記事はこちら

<6> JBpressに朝比奈の論考が掲載
11月19日(火)に、
JBpress に朝比奈の論考が掲載されました。
“歴代最長に!桜を見る会で逆風も安倍政権が強い理由”
記事はこちら

<7> BBTch番組に株式会社AsMama甲田社長が出演
朝比奈が講師を務めるビジネスブレークスルーチャンネルの講義「社会変革型リーダーの構想力」のゲストとして、株式会社AsMama甲田恵子社長をお招きし、講義を収録しました。本講義は11月27日(水)に配信される予定です。

ご視聴はこちら

<8> 那須塩原駅周辺まちづくりビジョンの第3回有識者会議にて朝比奈がコーディネーターに
11月14日(木)、
朝比奈が経済活性アドバイザーを務める
那須塩原市の第3回那須塩原駅周辺まちづくりビジョン『有識者会議』にて
朝比奈がコーディネーターを務めました。

那須塩原市が今後どのように課題解決に取り組んでいくかを
活発な議論がなされました。

詳細はこちら

<9> 越谷市の懇談会にて副座長として朝比奈が最終報告を実施
11月15日(金)、
朝比奈が都市政策アドバイザーを務める埼玉県越谷市の
まちづくり懇談会にて副座長として朝比奈が最終報告のプレゼンを行いました。

2つの鉄道が交差する中核地区である南越谷で
新たな賑わいをどうつくるか・差別化が今後のキーとなる旨
お話させていただきました。

詳細はこちら

<10> ぬまた起業塾生による東京企業訪問を実施
朝比奈が塾頭を務める「ぬまた起業塾」の塾生による
東京企業訪問を行いました。

JINS様、Google様など、話題の企業の担当者のお話をお伺いしました。

詳細はこちら

<11> アゴラに朝比奈の論考が掲載
11月1日(金)に、
言論プラットフォーム「アゴラ 」に朝比奈の論考が掲載されました。ぜひご覧ください。
“スポーツの秋に:我々がもらう最高の勇気とは”

記事はこちら

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3. 青山社中リーダー塾通信
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*青山社中リーダー塾/教育・コミュニティ構築事業 (担当:4期生村上)

【ぬまた起業塾東京訪問】
11月5日(火)に、朝比奈が塾頭を務める「ぬまた起業塾」の塾生による東京企業訪問を行いました。
日本橋のコレド室町、JINS、電通、Google、エクセルホテル東急で、それぞれ担当者から話を聞いたりディスカッションをしました。

【リーダー塾合同クラス】
リーダー塾の合同クラスを11月9日(土)に行いました。ゲストとして、電動車椅子で世界を変えようとグローバルに活躍しているWHILL株式会社の代表取締役兼CEOの杉江理氏をお招きし、起業に至った経緯や起業当初から思い描かれていたビジョンから英語の上達法まで、ざっくばらんにお話をお伺いしました。

【リーダーシップ塾生通信(事務局長村上より)】
リーダー塾9期生の座学編は、今週で文明論が終わり、その後日本文化論、日本の現状分析と続く予定です。仕事・出張やインターンなど、学業や仕事がありながら、毎週土曜日講義を受けに来る塾生に脱帽です。

今月は、特によくリーダー塾生・卒塾生に会った月でした。塾生が朝比奈に会いにオフィスへ来てくれるときにも挨拶しますが、塾生の活躍を見に、私がイベントに行くこともあります。今月は、11月8日に行われたローカルベンチャーサミットに行きました。塾生の方々が別々の分科会で、座長やモデレーターを務めている姿は見ていてこちらも励まされます。内容もとても面白く、ついつい質問してしまいます。またちょくちょく出かけられたらと思います。

*NPO法人「地域から国を変える会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:1期生大山)

【新潟県三条市~移住支援】
三条市で運営支援をしているしただ塾(観光アウトドアコース)が、11月19日に開講しました。7名が入塾(男性2名、女性5名)、今回は関西で説明会を開催したこともあり、全国各地から応募がありました。これから厳しい寒さとなっていく三条市下田地域で、地域の人々と交流をしつつ、新たなキャリアづくりの一歩を踏み出していきます。

【北海道北斗市~施設運営改善】
新函館北斗駅隣接の観光交流センター・ほっくるの運営改善が進んでいます。鉄道利用客に加えて、地元住民に寄り利用していただくことをコンセプトの中心に据え、施設に車で利用しやすいように案内整備、施設前の広場の駐車場化、施設に滞在しやすいように休憩スペースのインテリア整備など具体的な作業に入っています。

【群馬県安中市 ~施設運営改善】
公共施設の利活用策検討の中で、「碓氷峠鉄道文化むら」の活性を進めています。ホームページをリニューアルし、家族でも鉄道ファンでも楽しめるコンテンツをわかりやすく表示しました。
碓氷峠鉄道文化むらホームページ

*一般社団法人「日本と世界をつなぐ会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:7期生水野)

【群馬県沼田市】
朝比奈が経済活性アドバイザーを務める群馬県沼田市にて今年度企画されている海外販路開拓事業について、11/25~12/1の期間で中国四川省成都の店舗を展開し大躍進をしているイトーヨーカ堂双楠店で展示会を開催いたしました。
今回の展示会では、展示会で商品を見て、その場で中国のSNSであるWechatに構築したサイトに誘導することで、成都市の消費者に沼田市の産品の認知を高める取り組みを行っております。
沼田の代表的企業の産品が並ぶ中、1Fの大画面に沼田市の映像が流れたり、11/25~26の2日間にわたり利根実業高校の生徒4名による蕎麦打ちパフォーマンスを双楠店で行ったりと、現地消費者に大変好評な取り組みとなり、沼田市のプロモーションに大きく繋がりました。
また、成都市内を視察し、特に太古里という古寺を活用したお洒落なショッピングセンターの一角では、工芸品を扱う書店や同地で拡大するABCクッキングなどと商談・意見交換などをしました。その他、地元の高級果物の卸売や成都JETRO事務所を訪問したり、四川省人民対外友好協会が主催する歓迎会にも参加しました。さらに、成都から160kmほど北東にあり、今年6月に沼田市にてMOU(覚書)を結んだ相手である江油市を訪問し、市長・副市長らの歓待を受け、同地企業を訪問したり、市の幹部や代表的企業関係者とのディスカッションなども行いました。
年明け、2/21~27には、ベトナムホーチミン市の髙島屋で展示即売会の企画を進めております。一層、沼田市の海外販路開拓に繋がるようにご支援をしてまいります。

【長野県軽井沢町】
朝比奈が未来共創アドバイザーを務める軽井沢町において、軽井沢の特色ある各地域が住民主体でどのようなまちづくりを行っていくのかを検討するエリアデザイン地域会議について、中軽井沢での第1回運営会議が開催されました。
運営会議は、まず率直に地域の課題としてどのようなものがあるのか、議論を行ったうえで、地域会議においてどのように住民を巻き込み、議論を進めていくか、闊達な議論がなされました。また、新軽井沢においても第2回の運営会議が開催され、地域の課題の棚卸しや、重要な課題に関する議論がなされました。徐々に立ち上がりつつある、エリアデザイン地域会議について、今後も住民を巻き込んだ議論に展開できるようにご支援を行ってまいります。

【鳥取県米子市】
朝比奈が内閣府地域活性化伝道師として、内閣府のビッグデータチームと共に11/6~7の2日間で鳥取県米子市を訪問し、RESASを活用した政策形成ワークショップに参加をいたしました。
米子市は、地域の中でも人口を今後も比較的維持しながらどのように経済活性を図っていくかを検討されており、今回のワークショップでも弊社がRESASを活用した米子市の分析をお示ししつつ、今後取り組むべき方向性についてご提案、議論をさせていただきました。
当日は市長をはじめ、市の職員の皆様や、商工会、米子市の事業者等、米子市のキーパーソンの方々と、闊達な議論を行い、今後に繋がるようなお話をさせていただきました。今後も内閣官房ビッグデータチームと連携を行い、地域活性を図ってまいります。(当日の議論の模様は、写真入りで現地紙の日本海新聞にて紹介されました)

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4.青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ
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<11月の実績>
・11/1  アゴラ に朝比奈の論考が掲載
・11/8 日本教育会大阪府支部 第66回講演会にて朝比奈が講師として登壇
・11/8 日本海新聞にRESAS研修の様子が掲載
・11/13 FNN.jpプライムオンラインにASLGと朝比奈のインタビューが掲載
・11/19 JBpress にて朝比奈の記事 が掲載
・11/21 BS日テレ「深層NEWS 」に朝比奈が出演
※読売新聞、読売オンライン にも「深層NEWS」関連掲載
・11/27 株式会社AsMama甲田社長をゲストにお招きしたBBT ch「社会変革型リーダーの構想力 」が放送

<12月の予定>
・12/6 トヨペットの会にて朝比奈が講演予定
・12/中旬~下旬 JBpressにて朝比奈の論考が掲載予定
・12/上旬 言論プラットフォーム「アゴラ 」にて朝比奈の論考が掲載予定

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5.編集後記
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冒頭にも触れましたが、
11月15日には青山社中は設立9周年を迎えまました。
これもひとえに
リーダー教育、地域活性、政治家・政党向け政策作成支援、
グローバル展開など多岐にわたる事業、そしてイベント等にて、
青山社中にかかわってくださるすべての皆さまのおかげです。

心より、御礼申し上げます!

※11月15日当日に公開した広報noteはこちら

10周年に向けてさらに飛躍の1年となりますよう、
今後も、青山社中メンバー一同尽力いたしますので、
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

2019年11月1日
青山社中メールマガジンvol.107 スポーツの秋に

………. [もくじ]…………………………………………………………………………………………….
1. 朝比奈一郎の論考「スポーツの秋に」
2. トピックス
3. 青山社中リーダー塾通信
    – NPO法人「地域から国を変える会」より(新潟県三条市、北海道北斗市)
    – 一般社団法人「日本と世界をつなぐ会」より(群馬県沼田市、長野県軽井沢町)
4. 青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ
5. 編集後記
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1.朝比奈論考
「スポーツの秋に」
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【起】
今年は大きな被害をもたらした台風をはじめ、非常に雨天の日が多い。「スポーツの秋」という表現があるが、我が家では、そんな言葉も暴風に吹き飛ばされてしまった感がある。例年だともう少し日曜などに子どもたちと公園でキャッチボールをしたりバドミントンをしたり、という機会があるのだが、今年はそれもかなわず、子どもたちの運動会も中止や短縮実施に追い込まれている。

ただ「する」スポーツはともかく、今秋は「観る」スポーツは盛んであった。毎年恒例のプロ野球の日本シリーズが「かすんで」しまうくらい、10月は日本中がスポーツ観戦に明け暮れた。男子が4位、女子が5位と日本勢が大活躍したバレーボールのワールドカップ(余談ながら最近知ったのだが、4年に1度の祭典ながら毎回日本でやるそうだ)、競歩で二つの金メダルを日本勢が獲得した世界陸上(2年に1度の祭典)、タイガー・ウッズ(1位)と松山英樹(2位)の死闘が繰り広げられた日本初開催のゴルフの米ツアー選手権などなどに多くの日本人が手に汗を握ったことと思う。

【承】
しかし、おそらく国民的に最も強烈なインパクトをもたらしたのが、日本初開催のラグビーワールドカップでの日本代表の活躍であろう。ティア1と言われる強豪チーム(10チーム)の強さが圧倒的で、番狂わせがないと言われるこの競技で、アイルランドやスコットランドといった難敵をなぎ倒してベスト8に進出したのは掛け値なしに凄い。日本は予選A組を1位通過しており、実質的には5~6位であろう。現在の世界ランクは8位であり、ティア1の一角に食い込んだのは「あっぱれ」としか言い様がない。

強いチームが予定調和的に勝利するのを味わうのも一興ではあるが、やはり、個人的にはスポーツの醍醐味は、「無理な状況」「勝てない状況」からの逆転だ。自分より強い者に立ち向かい、あきらめずに勝利を得る姿に我々は最高の勇気をもらう。これこそがスポーツ観戦の最大の魅力ではないか。

ラグビーというスポーツは、泥臭い肉弾戦が繰り広げられるという意味で、最も象徴的な「挑戦」「勇気」のスポーツだ。特に、私のように父親の影響で物心ついた時からラグビー観戦をしていて、日本の世界での立ち位置を知っている身としては(例えば95年に日本は、ワールドカップでの最多失点(145点)という不名誉な記録を作り、未だに破られていない。。。)、涙が出る一か月であった。

【転】
少し昔の思い出話にはなるが、スポーツがくれた勇気という意味では、個人的には19歳の時に忘れられない記憶がある。不本意にも大学受験に失敗して浪人することになり、沈んだ気持ちで予備校に通っていた19歳の夏。高校野球の埼玉県大会でノーシード校である自分の母校が、まさかのベスト8進出をしていることを知った。

母校はかつて強豪校だったが、野球特待生制度も廃止され、有名監督は去り、当時の監督はサッカー経験しかない普通の体育教員が務めていた。1回戦で第二シードの学校に負けるはずの母校が何故か逆転勝ちをした際、不思議な歯車が回りだしたようだ。なんと一度も先取点を取ったことがなく、全試合逆転勝ちをしていたのだ。

たまらず予備校をサボり、ローカルテレビから流れる選手たちを食い入るように見た。自分と1~2歳しか違わない後輩たちが、あきらめず白球にくらいつく様子。四番を含め、チーム打率は強豪校に比べて低くともチャンスが来ると不思議につながる打線。結局、母校は、9回ツーアウトまで追い込まれた際も逆転し、「予選全試合逆転勝ち」という異例の形で甲子園出場を決めた。

どんなに追い込まれても勝てることはある、そう実感した瞬間だった。その後、私は大学入試センター試験で信じられない大失敗をしたが、母校の野球部の雄姿を胸に、志望校を落とすことなく二次試験にチャレンジ。逆転で第一志望校に合格した。「挑戦する」という人生のダンスのステップの踏み方がわかった気がした。

【結】
その後、ラグビー日本代表とは比べるべくもないが、自分なりに霞が関の中や外で、何か大きなものと闘う形でのチャレンジを重ね、今は、縁あって、リーダーシップ(=始動力)論を青山社中リーダー塾や青山社中リーダーシップ公共政策学校などで教える身となっている。つくづく感じることは、始動するとは即ち挑戦することであり、挑戦とは、「無理なこと」「当たり前でないこと」を「当たり前」にするべく必死に汗をかくことである。

このダンスのステップを踏むことは、考え方によってはとてもしんどいが、やり切った時の爽快感はまた格別だ。ただ、我慢する、頑張るのではない。誰も見たことのない景色を見るために「挑戦」するのだ。その意味で、ラグビーの日本代表は、信じられない光景を見るため、見せるために「挑戦」してくれたのだと思う。

実力が伴わない、日本ではファンが少なくて盛り上がらない、などと陰口を叩かれながら何年も前から招致活動をして運営をしてくださった選手以外の方々も含め。

筆頭代表CEO
朝比奈 一郎

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2.トピックス
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<1> リーダーシップ・公共政策学校が開講
          &11月には新「EBPM・ナッジ講座」がついに開講!

10月9日(水)に、
2019年度の青山社中リーダーシップ・公共政策学校(10月はリーダーシップ編)が
開講しました。リーダーシップ講座も多くの方に受講いただき、懇親会含めて熱い議論がなされ、大盛況で修了することができました。

また、11月には今期、新たに開講するEBPM・ナッジ講座がいよいよ開講します。

「EBPM(証拠に基づく政策立案)」は、
欧米はもとより日本においても
中央省庁そして地方行政において政策評価ツールとして用いられるようになってきました。また、人間の心理傾向に配慮してより良い行動・選択することを目的とする「ナッジ」も活用の余地が大きく広がっている、注目すべき考え方です。

本講座では、3回の講義でインプットとワークショップ形式のアウトプットを組み合わせ、EBPM・ナッジのエッセンスを学びます。

席数に限りがあり、残席僅かとなっております!
ご検討されている方はお早めにお申込ください。

▼青山社中リーダーシップ・公共政策学校お申込はこちら
※個別講座の申込は各講座初回講義前日まで受け付けております

▼お問い合わせはこちら

<2> 青山社中フォーラムVol.48を開催、広島県知事 湯﨑英彦氏がご登壇
10月31日(木)、
48回目を迎える青山社中フォーラムで、
「広島県における行政組織マネジメント」というテーマで
広島県知事 湯﨑英彦 氏にご登壇いただきます。

広島県のリーダーとして取り組まれている行政組織の変革に関するお話のほか、
AI・IoT技術の積極的な活用など、広島県をとりまく現状や目指す方向性についてもお話いただく予定です。

詳細はこちら

<3> 那須塩原駅周辺まちづくりビジョンの有識者会議にて朝比奈がコーディネーターに
10月10日(木)、
朝比奈が経済活性アドバイザーを務める
那須塩原市の第1回那須塩原駅周辺まちづくりビジョン『有識者会議』にて
朝比奈がコーディネーターを務めました。

那須塩原市が今後どのように課題解決に取り組んでいくかを
現地視察も踏まえて議論がなされました。

詳細はこちら

<4>「夢・志事塾 トップセミナー」で朝比奈が講演登壇
10月4日(金)、
「組織におけるリーダーシップについて」のテーマで
朝比奈が三重県の企業経営者・大学学長当の組織のリーダーを対象に
双方向に議論する講演会「夢・志事塾トップセミナー」に講師として登壇しました。

特にリーダーとマネジャーの違いやリーダーシップについて
予定時間をオーバーするほど活発な議論が展開されました。

詳細はこちら

<5>産経新聞【ビジネス解読】に朝比奈インタビューが掲載
10月4日(金)に、
産経新聞(Web) 【ビジネス解読】に朝比奈のインタビュー記事が掲載されました。
ぜひご覧ください
“霞が関官僚が悲鳴 “ブラック企業”状態改善へOB動く”
記事はこちら
※全文をご覧いただくには有料会員登録が必要です

<6>JBpressに朝比奈の論考が掲載
10月28日(月)に、
JBpress に朝比奈の論考が掲載されました。ぜひご覧ください。
“少子化のペースが速すぎる。「日本消滅」を回避せよ”
記事はこちら

<7> アゴラに朝比奈の論考が掲載
10月1日(火)に、
言論プラットフォーム「アゴラ」に朝比奈の論考が掲載されました。ぜひご覧ください。
“小泉進次郎氏の憂鬱?“近衛文麿”路線を如何に脱するか”
記事はこちら

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3. 青山社中リーダー塾通信
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*青山社中リーダー塾/教育・コミュニティ構築事業 (担当:4期生村上)
リーダーシップ塾生通信

今回は事務局長の村上よりコメントです。
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リーダー塾9期生の座学編は、リーダーシップ論・国家の盛衰・近代西洋政治思想・近代西洋経済思想を終えました。次回の座学では東洋思想を学び、その後文明論、日本文化論と続く予定です。

13名の9期生が土曜日午前中に元気に通っており、12月には合宿も行う予定です。
6月29日に行ったリーダー塾同窓会総会で話し合ったアクションも、それぞれが動いています。また機会を見て、ご報告いたします。
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*NPO法人「地域から国を変える会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:1期生大山)

【新潟県三条市】
三条市で開催しているしただ塾(農業6次産業化)は、17日に閉講しました。4名が卒塾し、うち2名はそのまま三条市に残る予定です。しただ塾をきっかけに現地に残る人員は過去最大となっており、新しい移住と自分探しのカタチがこの場所ではできつつあります。

【北海道北斗市】
新函館北斗駅隣接の観光交流センター・ほっくるの運営計画に基づいた打ち手の実行に入ります。施設への動線を促すためのサイン計画、テナントゾーニングの再編、イベント・販促のソフト施策など、あらゆる打ち手を連射していきます。

*一般社団法人「日本と世界をつなぐ会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:7期生水野)

【群馬県沼田市】
朝比奈が経済活性アドバイザーを務める群馬県沼田市にて今年度企画されている海外販路開拓事業について、年明け2月21日~2月27日にベトナムホーチミンで開催される展示即売会について、事業者様向け説明会を行いました。
ベトナムでは沼田市の主力産品のひとつである青果物加工品やこんにゃく加工品などの食品も販売できることもあり、多数の事業者様にご参加いただき、続々と参加の表明をいただいております。また、来月11月25日~12月1日に開催される成都での展示会についても準備を進めております。
両展示会が成功をおさめられるように、引き続きご支援をしてまいります。

【長野県軽井沢町】
朝比奈が未来共創アドバイザーを務める軽井沢町において、
軽井沢の特色ある各地域が住民主体でどのようなまちづくりを行っていくのかを検討する
エリアデザイン地域会議について、新軽井沢での第1回運営会議が開催されました。
運営会議は、地域会議においてどのようなテーマで検討を進め、どのように住民を巻き込んでいくか、地域のキーとなるメンバーの皆様による会議です。
この日も初回にもかかわらず、今後に向けて闊達な議論がなされ、新軽井沢のまちづくりに向けて、良いスタートの会議となりました。
今後中軽井沢でも運営会議・地域会議の立ち上げを行ってまいりますので、
引き続き、ご支援をしてまいります。

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4.青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ
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<10月の実績>
・10/1  アゴラ に朝比奈の論考 が掲載
・10/4 【組織におけるリーダーシップについて】をテーマに「夢・志事塾」トップセミナーにて講演
・10/4 産経新聞【ビジネス解読】に朝比奈インタビューが掲載
・10/23 ウェルスナビ株式会社 柴山社長をゲストにお招きしたBBT ch「社会変革型リーダーの構想力 」が放送
・10/28 JBpress にて朝比奈の記事が掲載

<11月の予定>
・11/8 第66回 大阪府支部講演会にて朝比奈が講演予定
・11/下旬 JBpressにて朝比奈の論考が掲載予定
・12/上旬 言論プラットフォーム「アゴラ 」にて朝比奈の論考が掲載予定

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5.編集後記
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2019年も残すところ2カ月となり、
月日が経つのは早いと感じています。

また、11月15日には青山社中は9周年を迎えます。

青山社中にとっては節目の月となりますが、
パワーアップした青山社中を起点に、
地に足のついた改革を各地各所で進めてまいります。

2019年9月30日
青山社中メールマガジンvol.106 進次郎氏の憂鬱? ~近衛文麿路線を如何に脱するか~

………. [もくじ]…………………………………………………………………………………………….
1. 朝比奈一郎の論考「進次郎氏の憂鬱? ~ 近衛文麿路線を如何に脱するか ~」
2. トピックス
3. 広報note更新のおしらせ
4. 青山社中リーダー塾通信(卒塾生 服部さんからのコメント)
 -  NPO法人「地域から国を変える会」より(群馬県安中市、新潟県三条市)
 -  一般社団法人「日本と世界をつなぐ会」より(群馬県沼田市、長野県軽井沢町)
5. 青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ
6. 編集後記
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1.朝比奈論考
「進次郎氏の憂鬱? ~近衛文麿路線を如何に脱するか~」
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9月11日、「安定と挑戦」を掲げて第四次安倍第二次改造内閣がスタートした。ただ、標語とは裏腹に、その重心は、挑戦より安定にあるように見える。新内閣では、「憲法改正」や「全世代型の社会保障改革」に向けて「挑戦」すると繰り返されてはいるものの、どこかその言説は気魄を欠いている。

外形的には、本来、今から2年は、またとない「挑戦」の絶好のチャンスだ。参議院選挙は今後3年間行われず、衆議院選挙も総理が解散しなければ2年後の10月までない。即ち、あと2年の自民党総裁(=総理)の任期満了で引退と腹をくくれば、選挙や内閣支持率のことを気にせずに、かなり思い切ったことができる状況だ。

にも関わらず、米国で来年、総理と相性の良いトランプ大統領が再選されるとグッと可能性が高まると言われている安倍総裁4選(2021年秋以降も総理を続ける)も見据えてか、特に人事は「安定」重視が際立っている。

私は、今回の党・閣僚人事について他者に問われると、「安定のSRU」に「派閥配慮味」をまぶした感じだと述べている。実際、派閥推薦・当選回数重視の文脈で新しく「まぶした」何人かの大臣を除けば、Stay(留任)の菅官房長官・麻生財務大臣・二階幹事長・岸田政調会長などのSグループ、Reuse(再任用)の河野防衛大臣・世耕参院幹事長・加藤厚労大臣・高市総務大臣・下村選対委員長などのRグループ、Upgrade(側近から1ランク上での登用)の西村経済財政担当大臣・萩生田文科大臣・河井法務大臣・衛藤一億総活躍大臣のUグループなどで、ほぼ説明がつく。

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そんな中、閣僚クラス人事で唯一「挑戦」と言えるのが、小泉進次郎氏の環境大臣での登用だ。まだ30代の小泉氏を、わずか当選4回で大臣に登用すること自体が「挑戦」に見える。が、より本質的には、例えば氏の父上の小泉純一郎元総理が政権批判も厭わない形で脱原発を強く唱える中で、よりによって環境大臣に抜擢したことが「挑戦」だと思われる。

更にはっきり言えば、原発問題に限らず、安倍政権の方針に敢然と反旗を翻す可能性が比較的高い小泉氏を抜擢することが挑戦だ。氏は、総裁選では安倍総理のライバルの石破氏を推すなど、無派閥ながら総理と最も党内で敵対的な水月会(石破派)と近い。そして、言うまでもないが、小泉氏は国民的に人気があり、党の看板に頼らなくても選挙で勝利できるため、公認しないなどの脅しは効かない。小泉氏が何かの政策的対立などを契機に、仮に「新党をつくる」的な動きに出たら、現実的野党の「国民民主党」などの外部勢力が色めき立つだけでなく、選挙の度に散々お世話になっている自民党内の若手なども同調しかねないからだ。

だが、これまでのところ、そうした懸念は杞憂に見える。まだ着任して3週間弱なので決めつけるのは早計だが、原発その他、大きく政権の方針と異なる動きを取る雰囲気はない。物議を醸すとすると、せいぜい、育休取得の是非くらいであろうか。安倍総理は、小泉氏の人気を政権浮揚に取り込むことができ、しかも、上記のような政権内をかき回されるという「撹拌リスク」がないと見て、ホッとしていることであろう。もちろん、総理を含めた政権中枢は、こうした展開を十分読み切って(或いは水面下で原発などについて念入りに確認して)抜擢しているに違いないので、予定通りと言うべきか。

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ただ、恐らく、政権中枢も小泉氏も想定外だった展開が、最近のネットメディアでの「小泉攻撃」であろう。即ち、小泉氏の発言は、いつも「ポエティック(詩を読んでいるかのよう)」であって「中身がない」というものだ。ポパー的に言えば、反証可能性がなく、言説として意味をなさない、という厳しい批判だ。

14年近くい官僚経験から政治行政における「はっきりした言説」の危険性を知っている筆者としては、小泉氏の「大胆そうで、実はあまりリスクはない」発言というのは、立場的に仕方ないものと思えるし、ギリギリを良く突いているように思える。実際、筆者の信頼できる知人には、よく上記批判の典型例として引用される国連での小泉スピーチ(セクシー発言など)を現場で聞いた役人もいるが、通例の政治家に比べ、国際的に遜色がないどころか、出色の出来だったとのことだ。本来であれば30代大臣のデビュー戦としては、もっと褒められて良い。

だが、通常の大手メディアに加え、ネットでの言説が「メディア」として氾濫する昨今、この世界の常である「持ち上げて落とす」の周期が短くなっている、即ち「飽き」が早く来る感じがするのも確かだ。つまり、時代やメディアの寵児として持ち上げられた小泉氏も、ついに「落とされる」局面に差し掛かってしまったということだ。総理や主要大臣に上り詰めてから落とされるならともかく、「えっ、もう?!」という感じがしないでもないが。

別の表現をすれば、小泉氏は、少し前から明確にとっている「近衛文麿的戦略」を見直さなければならないかもしれないということだ。近衛文麿は、五摂家の当主として、その家柄の良さから早くから国民の期待を集め、国難とも言える時期、即ち前年の2・26事件に揺れる1937年に、45歳の若さ(初代総理の伊藤博文に次ぐ若さ)で総理に就任した。小泉氏のおかれている状況に似ていると思うのは私だけではないであろう。(ちなみに、愛憎のあり方は異なるが、実母でない親類を実母と思って育った点も近衛と小泉氏で共通する)

大ざっぱに言えば、私の理解では、近衛という人は、国民的人気・期待への対応義務が若い頃からDNA的に刷り込まれてしまったため、現実の局面では、常に八方美人的になるという、優秀な政策判断はできても政策的決断は出来ないという陥穽から逃れられなかった政治家だ。故に、第一次政権の時は「優柔不断」のままに日中戦争の収束に失敗し、第二次・第三次政権では、再度期待を集めて日米戦回避に臨むが、こちらも本当の意味で腹を括った決断はできずに政権を投げ出す形になり、結局泥沼の戦争に突入することになった。

私見では、小泉氏は、国民的人気・期待を裏切らないよう、つまり、政策的・政局的に大勝負に出て敵を作ることなく、時を過ごそうとしているように見える。いずれ来る安倍政権の終了後などに、恐らく訪れる国難(経済面・外交安保面など)に際して、期待を集めて政権が降ってくるのを待っているスタンスに思える。「総理になる」という意味では合理的戦略であるが、しかし、なってから近衛のようなパフォーマンスしか出来なければ本末転倒だ。それまでの「訓練」が死活的に重要になる。

この点に関して、筆者には、民主党政権などを見て来ての強い想いといくつかの腹案があるが、紙幅が尽きた。いずれ、場所を変えて述べる機会もあるであろう。いずれにせよ、小泉氏のような政治家には、近い将来、大胆な、そして場合によっては敵をつくるような政局的・政策的動きや発信をしてもらいたいと強く願う。政治家(Statesman)の原義は「述べる人」ということであり、それは、詩を詠むことではないわけだから。

筆頭代表CEO
朝比奈 一郎

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2.トピックス
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<1>いよいよ来月より開講!「青山社中リーダーシップ・公共政策学校」

8年目を迎える青山社中リーダーシップ・公共政策学校がいよいよ10月から開講します。

▼青山社中リーダーシップ・公共政策学校実施の背景
「官民連携を促進したい人のための交流の場が少ない」、
「各分野でのイノベーション・新ルール形成を推進するための
民間政策人材の育成が不足している」、
「専門性を持った有効な政策づくりができていない」
そういった声が益々高まっています。

青山社中では、「日本活性化」を実現するため、
リーダー育成、政策支援、地域活性化支援を手掛けており、
その中で培った豊富なネットワークやノウハウを活かし、
官民横断の架け橋となり、ビジネスパーソンを含む多くの方々にパブリックマインドを持った
リーダーとして活躍していただくプログラムを実施する運びとなりました。

今年度は、どの領域にも横断的に活躍する上で基礎となるリーダーシップ、
政治・行政の内情に精通する講師陣と
双方向のディスカッション形式の講座で官民横断の政策人材を育てる
“ここでしか体験できない学び”をご提供します。

また先日、9月11日(水)・9月24日(火)と2回にわたり、説明会を実施。
多くの方にご来場いただきました。ありがとうございました!

残念ながら都合が合わず参加が叶わなかった…という方向けに、
解像度は低いですが動画をご用意いたしました。
ぜひご覧ください。

▼無料体験授業&説明会 動画はこちら

▼青山社中リーダーシップ・公共政策学校詳細はこちら

なお、修了を目的としない個別科目の受講も可能ですが、以下の2条件を満たすと修了となります。
1) リーダーシップ講座:全出席
2)下記5講座から2つ以上受講、全出席
EBPM・ナッジ/政治・行政/地方・行政/財政・社会保障/医療・介護・ヘルスケア

リーダーシップ講座の最終締め切りは10月8日(火)ですので、
修了を目的とされている方もされていない方も
ご検討されている方はお急ぎください!
※個別講座の申込は各講座初回講義前日まで受け付けております

▼お問い合わせはこちら


<2> 青山社中フォーラムVol.47を開催、船橋洋一氏がご登壇

9月4日(水)、
47回目を迎えた青山社中フォーラムで、
「政策起業力とは ~今、パブリック人材に求められる政策能力~」というテーマで
一般財団法人アジア・パシフィック・イニシアティブ理事長 船橋洋一氏にご登壇いただきました。
船橋氏のご講話は、危機の時代とシンクタンク、
世界の現実、霞が関や日本の寒い状態など、
1時間と思えないほど内容の濃いもので、
会場からの質疑も時間を大幅にオーバーするほどでした。
詳細はこちら

<3> 官民連携をテーマにしたイベントを開催
9月18日(水)、官民連携をテーマにしたイベントを
「いま、担当者が知っておくべき、パブリックセクターに求められるスキルとは」というテーマで、
般社団法人Public Meets Innovation理事・「渋谷をつなげる30人」などに携わる日比谷尚武氏、
経済産業省としてメルカリ・メルペイに「経営現場研修」後、
現在は新卒・中途採用を担当する八木春香氏に登壇いただき、
朝比奈がモデレーターをつとめました。

朝比奈よりお二人質問を投げかけ、
官民連携とは何か、どういったことがスキルとして求められるのかなど、
ご経験談を交えながらお話いただく貴重な時間となりました。
詳細はこちら

<4>第1回GRサミットに朝比奈がモデレーターとして登壇
9月23日(月)、地域課題解決への官民連携促進を目指す
第1回GRサミットのセッション
「行政からみたGR 〜行政だけで解決できない課題にどう向き合うか〜」にて、
菅原 直敏氏((一社)Publitech 代表理事、神奈川県議会議員)、
熊谷 俊人氏(千葉市長)、
村上敬亮氏(内閣府 地方創生推進事務局 審議官)
朝比奈がモデレーターとして登壇しました。

なぜより一層、官民連携が求められているのか、
GRにおける行政への働きかけ方のアドバイス等、
多岐にわたる内容をそれぞれの視点でお話いただきました。
詳細はこちら

<5>アゴラに朝比奈の論考が掲載
・8月31日(土)に、
言論プラットフォーム「アゴラ 」に朝比奈の論考が掲載されました。ぜひご覧ください。
記事はこちら
・9月4日(水)~6日(金) アゴラに朝比奈の追悼文が3回にわたって掲載
ぜひご覧ください。
“瀧本哲史さんとの思い出(上)相手を論破するも不思議に建設的”
“瀧本哲史さんとの思い出(中)際立っていた知的体力と持久力”
“瀧本哲史さんとの思い出(下)才能を世のために使おうとした愛情”

<6>BBTch番組にウェルスナビ株式会社 柴山社長が出演
朝比奈が講師を務めるビジネスブレークスルーチャンネルの講義
「社会変革型リーダーの構想力」のゲストとして、
ウェルスナビ株式会社 柴山和久氏社長をお招きし、講義を収録しました。
本講義は10月23日(水)に配信される予定です。

ご視聴はこちら から

<7>JBpressに朝比奈の論考が掲載
9月30日(月)に、
JBpress に朝比奈の論考が掲載されました。ぜひご覧ください。
“安倍改造内閣の「安定重視」ぶりに見る日本の危機”
記事はこちら

<8> 青山社中フォーラムVol.48が開催決定!広島県知事の湯﨑英彦氏がご登壇
10月31日(木)に、
朝比奈の経産省の先輩で、民間での起業経験もあり、広島県で改革を進めている広島県知事の湯﨑英彦氏にご登壇いただく予定です。
イベントページは追って公開いたします。ぜひ奮ってご参加ください。

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3. 広報note更新のおしらせ
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<1>【広報note更新】
朝比奈の「坂本龍馬に対する想い」を綴った広報noteを公開しました。

記事はこちら

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4. 青山社中リーダー塾通信
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*青山社中リーダー塾/教育・コミュニティ構築事業 (担当:4期生村上)
リーダーシップ塾生通信

今回は7期生の服部紗由理(はっとり さゆり)さんです!
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こんにちは。7期生の服部と申します。

私は現在鉄鋼メーカーの技術職として働いています。製鉄部門ではなく、鉄をつくるための電気やガスなどを製造・供給するエネルギー部門で製鉄所のインフラ最適化業務に携わっています。
学生時代からエネルギー問題に関心があり、大学では燃料電池や太陽電池の研究をしていました。鉄鋼業は鉄鉱石から鉄をつくるプロセスにおいて非常にたくさんのCO2を排出しますが、そのプロセスを変えることができればCO2削減に寄与できるかのではないかと考え、現在の会社に就職しました。

リーダー塾に入ったのは社会人2年目で、会社という大きな組織の中でリーダーシップをもってエネルギー問題に取り組むための力をつけたいと感じていたときです。以前は多くの人を率いて行動する能力をリーダーシップだと思っていましたが、リーダー塾の講義を通してリーダーに求められるのは「始動力」であり、まず自らが動き出すlead the selfが重要だと学びました。また、スティーブ・ジョブズや渋沢栄一などの伝記を学び、彼らが何を想って始動したのか、自分が同じ環境にいたらどうするか、自分が同じように始動するだけ実現したい「the right thing」は何かなどについて塾頭や塾生と議論を重ねました。

その結果、自分の軸を見直すことができ、会社でも立場関係なく自ら始動していくことが「the right thing」の実現のために必要なことだと思い、目的を見失わずに日々取り組むことができるようになったと感じます。

また、同じ7期生をはじめ、リーダー塾生の皆様が始動しているのを間近で感じることで非常に大きな刺激を受けており、負けていられないという思いが原動力になっています。私自身まだまだ研鑽が必要だと思いますが、同じ塾生として活躍していく所存です。
最後にリーダー塾という環境をつくってくださった朝比奈塾頭はじめ、いつもお世話になっている皆様にこの場を借りてお礼申し上げます。

▼お問い合わせ先はこちら

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*NPO法人「地域から国を変える会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:1期生大山)

【群馬県安中市】
本会では安中市の公共施設を利活用するプロジェクトに参画しています。今月からは、安中市保有施設の一つである碓氷峠鉄道文化村の具体的な打ち手の実施について、管理者と協議を重ねています。鉄道の聖地と呼ばれる碓氷峠に広がる稀有な屋外鉄道施設、この貴重な観光資源の活用にご期待ください。

【新潟県三条市】
自分のキャリアを見つめなおすための自分探し塾・しただ塾(観光アウトドア)では、東京・大阪・新潟で説明会を実施、約30名にご参加いただき、これから選考段階に入ってまいります。今年で4年目を迎えているしただ塾は、これまでに25名の卒塾生(現役を入れると30名)を出し、新潟にそのまま定住する方、新たな道を見つけ出し各地で就職された方など様々です。口コミも広まり、新しい移住と自分探しのカタチができつつあります。
しただ塾ご案内サイト(三条市役所HP)

*一般社団法人「日本と世界をつなぐ会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:7期生水野)

【群馬県沼田市】
朝比奈が経済活性アドバイザーを務める群馬県沼田市にて企画をされている中国成都市及びベトナムホーチミン市での海外販路開拓事業について、企画の詰めを行っております。
成都市での展示即売会は11月末~12月初旬、ホーチミン市では2月末に開催を予定しており、沼田市内の事業者募集を行ったところ、積極的な事業者も多く、インバウンド・アウトバウンド両面で沼田市にとって大きな一歩となる取組となりそうな状況です。
今後も、沼田の総合的なプロモーション及びインバウンド・アウトバウンドの継続的な販路とすべく、企画の精緻化と実行をご支援してまいります。

【長野県軽井沢町】
朝比奈が未来共創アドバイザーを務める軽井沢町において、中軽井沢エリアデザイン検討におけるメンバー候補の方への説明会の開催及びエリアデザイン検討立ち上げに向けた打ち合わせを行いました。先行する新軽井沢エリアデザインでは10月初旬には第一回の運営会議が開催される予定であり、10月以降両エリアでの本格的な検討が立ち上がっていくことになります。
今後は、立ち上げ初期の円滑な運営や議論の活性化に向けて、一層の支援をしてまいります。

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5.青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ
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<8・9月の実績>
・8/28  ENGAWA株式会社 牛山社長をゲストにお招きしたBBT ch「社会変革型リーダーの構想力 」が放送
・8/31 アゴラ に朝比奈の論考 が掲載
・9/4~6 アゴラに朝比奈の追悼文が3回にわたって掲載
“瀧本哲史さんとの思い出(上)相手を論破するも不思議に建設的”
“瀧本哲史さんとの思い出(中)際立っていた知的体力と持久力”
“瀧本哲史さんとの思い出(下)才能を世のために使おうとした愛情”
・9/30 JBpress にて朝比奈の記事 が掲載

<10月の予定>
・10/4 【組織におけるリーダーシップについて】をテーマに「夢・志事塾」トップセミナーにて講演
・10/31 広島県知事 湯﨑英彦氏を招いての青山社中フォーラムvol.48 を開催
・10/下旬 JBpressにて朝比奈の論考が掲載予定
・11/上旬 言論プラットフォーム「アゴラ 」にて朝比奈の論考が掲載予定

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6.編集後記
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9月は毎週イベントを開催し、
あっという間に時が経ったような気がしています。

10月はいよいよ青山社中リーダーシップ・公共政策学校が開校。
青山社中だからこそ実現できた「ここにしかない学びをご提供」いたしますので、
ご参加の方はぜひ楽しみにしてください。

 

2019年8月30日
青山社中メールマガジンvol.105 「怒り」を巡るあれこれ

 

………. [もくじ]…………………………………………………………………………………………….
1. 朝比奈一郎の論考「『怒り』を巡るあれこれ」
2. トピックス
3. プレスリリース・広報note更新のおしらせ
4. 青山社中リーダー塾通信(卒塾生 齋藤さんからのコメント)
– NPO法人「地域から国を変える会」より(新潟県三条市、北海道北斗市)
– 一般社団法人「日本と世界をつなぐ会」より(群馬県沼田市、長野県軽井沢町)
5. 青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ
6. 編集後記
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ぜひ最後までご覧いただけましたら幸いです。

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1.朝比奈論考
「『怒り』を巡るあれこれ」
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8月3週目と4週目は、休暇と出張で約2週間もの間、東京を離れていた。
東京での日常は、朝の新聞読みにはじまり、昼間・夜と、常に携帯ニュース等に追われる生活だが、出張すると生活習慣が崩れ、新聞も読まず、ニュースに触れる機会も激減する。

そんな私だが、今回の東京不在時に、旅先で「やたら報道が多いな」と気になったのが常磐自動車道における宮崎容疑者のあおり運転・暴力行為のニュースだ。確かに、一歩間違えば死者が出かねない許しがたい事件だが、国際情勢や経済情勢が大きく揺れ動く中、そうしたニュースを差し置いてまで各メディアがこぞって連日報道し、多くの人がFacebookに関連の書き込みをするのが不思議でもあった。
宮崎容疑者の詳細は知らないが、きっと頭に血が上りやすい性質で、怒りの調整、流行りの言葉で言えば、いわゆるアンガーマネジメントが出来ない人間なのだと感じる。やはり徳川家康公の遺訓ではないが「怒りは敵と思え」ということが大切で、本事件を「他山の石」としなければ、と感じたのは私だけではないと思う。

確かにカッと怒って何かをしでかしてしまうのは一般的には良くないことだ。しかし、こうした宮崎容疑者のキレる行為に対して、多くの人が「怒り心頭に発した」のも事実で、これはいわば正義の怒りとして、世論をつくり上げ、ひいてはより安全な世の中をつくる。怒りに効用があるのもまた事実だ。

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東京に戻ってきてすぐに気になったのが、日米貿易交渉の大枠合意だ。トランプ大統領が前の首脳会談の際に「参院選挙後」の合意を示唆していたこともあって、急転直下感は全くなかったが、合意の中身には驚愕しても良いと感じた。というのも、トランプ政権成立前になるが、当初米国も加盟予定だったTPPの交渉時と比べ、乱暴に言って、日本が取れたものはあまりなく、ほぼ一方的に譲ったようにも見えるからだ。

TPP交渉時の水準にとどめたとはいえ、米国産牛肉や豚肉の日本の輸入関税は大幅に引き下げるにも関わらず、日本からの要求の目玉である日本製自動車の米国の輸入関税撤廃は見送られた(一応、正式には継続交渉)。

確かに、TPP交渉時よりも譲歩する農産品の対象が狭いことや、工業品の幅広い範囲で米国側の関税を撤廃する見込みであることを加味すれば、また、米中の貿易摩擦が激化していて多少の「漁夫の利」を得られる現下の情勢に鑑みれば「0対100」というほどではない。ただ、後述する事情を踏まえず、虚心坦懐にTPP交渉時と今回の合意だけを並べてみたら、日本の世論として、もう少し合意結果への「怒り」が出て来ても良さそうなものだ。

もちろん、そうした日本国民の「怒り」が出てこない最大の要因はトランプ大統領の「怒り」だ。TPP交渉時にはほぼ予想外だったトランプ氏が大統領に就任し、その後「怒り」を前面に出して、それまでは議論にもなっていなかった自動車への追加関税をほのめかす事態となっている。実際に中国製品には怒りに任せて追加関税を課している現状を踏まえれば、今回の交渉結果は上出来と言えよう。一言で言えば、トランプの「怒り」の勝利だ。

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こう見てくると、「アンガーマネジメントなんて手ぬるい」「やはり怒りには怒りをぶつけた方が勝ちだ」と、いう気分にもなる。実際に、日韓対立においては、互いに怒りの応酬となっている。世論を巻き込んでより大きく怒った方が「勝ち」(相手国への勝利と言うこともあるが、ここでは、政権維持に役立つという意味も含む)とばかりに、互いの政権や国民が怒りを煽っているフシすらある。

「良い怒り」「悪い怒り」という二分法が成立するわけではない。が、せめて、「怒り」を何かに役立てて、他者や社会の在り方を少しでもよくしよう、という気持ちと戦略がなければ、それは全て「悪い怒り」という気もしてくる。

良い政治家は、「私憤を公憤に変える人」とも言う。
怒りを「公」のために上手く使うことこそが、真のアンガーマネジメントかもしれない。

筆頭代表・CEO
朝比奈 一郎

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2.トピックス
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<1>森原が群馬県の「政策アドバイザー」に就任、上毛新聞にも掲載
森原が群馬県の「政策アドバイザー」に就任いたしました。
山本知事とともに「群馬モデル」となり得る施策を模索します。

また、8月30日(金)の上毛新聞にも掲載されております。
記事はこちら

<2>越谷市の懇談会にて副座長として朝比奈がプレゼンを実施
7月29日(月)に、朝比奈が都市政策アドバイザーを務める埼玉県越谷市の
まちづくり懇談会にて副座長として朝比奈がプレゼンを行いました。

<3>関東若手市議会議員の会政策部会研修にて共同代表COO森原が講師を担当
7月31日(水)に、関東若手市議会議員の会政策部会研修にて、
共同代表COOの森原が講義を行いました。

<4>アゴラに朝比奈の論考が掲載
8月1日(木)に、
言論プラットフォーム「アゴラ」に朝比奈の論考が掲載されました。ぜひご覧ください。
記事はこちら

<5>BBTch番組にENGAWA牛山隆信社長が出演
朝比奈が講師を務めるビジネスブレークスルーチャンネルの講義「社会変革型リーダーの構想力」のゲストとして、
ENGAWA牛山隆信氏社長をお招きし、講義を収録しました。8月28日(水)に配信されております。

ご視聴はこちらから
※ご視聴にはお申し込みが必要です。

<6>群馬県沼田市の海外販路開拓支援事業推進協議会にて朝比奈が講演
8月9日(金)に、群馬県沼田市の海外販路開拓支援事業推進協議会にて
朝比奈が講演をいたしました。

<7> 日本経済新聞「交遊抄」のコラムに朝比奈・青山社中に関する事項が掲載
8月20日(火)、日本経済新聞本紙「交遊抄」の伊佐進一氏のコラム内にて
朝比奈に関する事項や青山社中について触れていただきました。

“「始動者」たらん 伊佐進一”
記事はこちら

<8>奈良県で朝比奈・水野が研修を実施
8月20日(火)~8月23日(金)まで、朝比奈が奈良県の県職員向けに研修を行いました。

<9>JBpressに朝比奈の論考が掲載
8月29日(木)に、
JBpressに朝比奈の論考が掲載されました。ぜひご覧ください。
“『天気の子』は「同調圧力との戦い」の映画だ”
記事はこちら

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3. プレスリリース・広報note更新のおしらせ
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<1>【8/19 プレスリリース】青山社中フォーラムvol.47 船橋 洋一氏による講演会
「政策起業力とは ~今、パブリック人材に求められる政策能力~」 を開催

9月4日(水)19:30、青山社中フォーラムvol.47を開催いたします。

今回の青山社中フォーラムは、「政策起業力とは ~今、パブリック人材に求められる政策能力~」というテーマで、
一般財団法人アジア・パシフィック・イニシアティブ 理事長の船橋 洋一氏にご登壇いただきます。

ご講演では、グローバル(特にアメリカや中国と比べて)に見た際に、
日本のシンクタンクはどれほど脆弱であるか、
それを踏まえてこれからの日本を担う若い世代がその現状をどうすべきかなど、
ご著書『シンクタンクとは何か-政策起業力の時代-』にない内容も含め、
大変興味深いお話をしていただける予定となっております。

ぜひご参加ください!

詳細はこちら
お申込はこちら

<2>【8/21 プレスリリース】“2019年度 青山社中リーダーシップ・公共政策学校”開講決定 
官民横断の政策人材を育てる“ここでしか体験できない学び”を提供  9月11日(水)、9月24日(火)には無料体験授業&説明会も

2019年10月より、「2019年度 青山社中リーダーシップ・公共政策学校」の開講が決定いたしました。
「青山社中リーダーシップ・公共政策学校」は、パブリックリーダーを育成することを目的とし、
「リーダーシップ」と「政策」の両方を学ぶことをコンセプトにした学校で、
霞が関出身者で、かつ各分野の第一人者が講義を担当しています。

今年度は、2019年10月~2020年3月にかけて全6講座を開講いたします。
さらに、昨年ご好評をいただいた講座に加え小林 庸平氏をお迎えし、
EBPM(Evidence-Based Policy Making)・ナッジの講義を11月に新たに実施いたします。

また、「青山社中リーダーシップ・公共政策学校」校長の朝比奈(リーダーシップ担当)が講師となり、
無料体験授業&説明会を2回実施します。

・詳細はこちら
・説明会:9月11日(水)はこちら
・説明会:9月24日(火)はこちら
・お申込はこちら

<3>【8/23プレスリリース】<無料イベント 9/18開催>“官民連携”が謳われるいま、
「官と民」のパブリックセクターに求められるスキルを探る

2019年9月18日(水)に、
「いま、担当者が知っておくべきパブリックセクターに求められるスキルとは」をテーマに、
無料イベントの開催いたします。

過去に当社の「リーダーシップ・公共政策学校」の受講生でもあり、
一般社団法人Public Meets Innovation理事、
「渋谷をつなげる30人」などに携わる日比谷 尚武氏と、
経済産業省としてメルカリ・メルペイに「経営現場研修」後、
現在は新卒・中途採用を担当する八木 春香氏をお招きします。
「官と民」それぞれの立場でパブリックセクターに求められるスキルについて、
ご経験談などをもとにお話いただく予定です。

ぜひ、ご参加ください!

詳細はこちら
お申込はこちら

<4>【広報note更新】なぜ富士山!?
ロゴと青山社中という社名に込められた想いについて、聞いてみました。
ロゴと青山社中の成り立ちについての広報noteを公開しました。

記事はこちら

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4. 青山社中リーダー塾通信
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*青山社中リーダー塾/教育・コミュニティ構築事業 (担当:4期生村上)

今回は3期生の齋藤浩平(さいとう こうへい)さんです!
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こんにちは。3期生の齋藤浩平と申します。
現在,都立高校で数学の教員をしています。
私がリーダー塾に入ったのは,4年前の2015年です。
「日本の未来は明るくない」
東日本大震災の経験からそう感じていたとき,青山社中(朝比奈さん)と出会いました。

「今の日本に必要なのは『真の政策』であり『真の人材』である」
朝比奈さんのこの言葉に惹かれ,リーダー塾の門を叩きました。
その後,私は,学生団体を立ち上げ,大学内期日前投票所を設置を提案し実現したり(※1),
学生らでニュースを議論する場を200回以上つくりました(※2)。

【参考】
※1 https://youtu.be/0vIYa_6D004
※2 https://youtu.be/F2TdUZojwk8
社会の現状を嘆くだけではなく,自らの問題として受けとめ行動する。
その後押しをしてくれたのが,リーダー塾の仲間であり,朝比奈さんでした。
―――――――――
今年で高校教師3年目になります。

これからの時代を生きるのに必要な能力とは何か。
教師としてできる最大の仕事とは何か。

生徒との向き合いを大切にしつつ、答えのない問いを考える毎日です。

リーダー塾で学んだ「やりすぎる力」の考え方は、今も大切にしています。

リーダー塾生通信 3期生 齋藤浩平
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*NPO法人「地域から国を変える会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:1期生大山)

【新潟県三条市】
本会でディレクションをしている、自分のキャリアを見つめなおすための自分探し塾・しただ塾では、農業コースが開講中ですが、9月には観光アウトドアコース(11/19開講)の説明会を順次開催します。今回は初めて大阪でも説明会を開催し、西日本にお住まいの方の募集を積極的に行います。取り組みに関心があるという方でも是非ご参加ください。
・東京会場・・・9/8(日)14:00、9/22(日)14:00
 場所:青山社中株式会社(最寄駅:東京地下鉄・外苑前駅) 

・新潟県三条会場9/14(土)13:00、9/29(日)13:00
 場所:三条市旧荒沢小学校(しただ塾) 

・大阪会場・・・9/21(土)14:00
 場所:ハローライフイベントスクール(最寄駅:大阪地下鉄・本町駅) 

【北海道北斗市】
新函館北斗駅隣接の観光交流センター・ほっくるの運営計画が完成、実行段階に入り、アドバイザリーを本会で行ってまいります。新幹線駅でありながら、周辺住民に多く利用されていくようにする方向性のもと、運営計画に基づいて打ち手を実行していきます。

*一般社団法人「日本と世界をつなぐ会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:7期生水野)

【群馬県沼田市】
朝比奈が経済活性アドバイザーを務める群馬県沼田市にて本年度秋に計画している中国成都市における産品展示即売会を通した海外販路開拓事業について、沼田市海外販路開拓支援事業推進協議会が開催され、展示即売会の事業説明・事業者募集告知を行いました。
今回の成都市における展示即売会では、沼田市の工芸品等の展示即売やインバウンド旅行のプロモーション等、総合的に沼田市をアピールできる企画を検討しており、現在参画事業者の募集を行っております。
現在1月下旬に予定している、ホーチミン市での展示即売会も併せて、沼田市事業者にとっての継続的な販路となるべく、弊会にて引き続き支援を行ってまいります。

【長野県軽井沢町】
朝比奈が未来共創アドバイザーを務める軽井沢町において、新軽井沢エリアデザイン検討におけるメンバー候補の方との面談、及び同町事務局との打ち合わせを行いました。今回の取り組みでは、エリアデザインでの検討をより実りの大きなものにすべく、各エリアの中心的な人物に運営メンバーとして参画いただき、検討会の運営を行っていく方向です。今後は、運営会議の開催・検討会の実施と、エリアデザイン検討の本格的な立ち上げが行われていくことになりますので、今後一層の支援をしてまいります。

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5.青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ
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<7月・8月の実績>
・7/29 越谷市の懇談会にて副座長として朝比奈がプレゼン
・7/31 関東若手市議会議員の会政策部会研修にて森原が講師を担当
・8/1 アゴラに朝比奈の論考が掲載
・8/9 海外販路開拓支援事業推進協議会にて朝比奈が講演
・8/20 日本経済新聞「交遊抄」のコラムに朝比奈・青山社中に関する事項が掲載
・8/28 ENGAWA株式会社 牛山社長をゲストにお招きしたBBT ch「社会変革型リーダーの構想力」が放送
・8/29 JBpressにて朝比奈の記事が掲載
・8/30 上毛新聞1面に森原が群馬県の「政策アドバイザー」に就任の記事が掲載

<9月の予定>
・9/4 青山社中フォーラムVol.47 一般財団法人アジア・パシフィック・イニシアティブ理事長 船橋洋一氏による講演会「政策起業力とは ~今、パブリック人材に求められる政策能力~」を開催
・9/11 60分でリーダーシップの在り方をつかむ!青山社中リーダーシップ・公共政策学校説明会・無料体験授業実施
・9/18 「いま、担当者が知っておくべきパブリックセクターに求められるスキルとは」をテーマにイベントを開催
・9/24 60分でリーダーシップの在り方をつかむ!青山社中リーダーシップ・公共政策学校説明会・無料体験授業実施

・9/上旬 言論プラットフォーム「アゴラ」にて朝比奈の論考が掲載予定
・9/下旬 JBpressにて朝比奈の論考が掲載予定

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6.編集後記
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早いもので青山社中に入社して3か月が経ちました。
日々新しいチャレンジや取り組みに奔走しています。

8月は、入社して初のプレスリリースを発信しました。
(青山社中にとっても久々のプレスリリースでした)

9月もイベントが目白押しなので、
いまからワクワクしています。

今後もより様々な発信方法で青山社中のことをお伝えできるように
尽力してまいりたいと思います。
そして、ぜひ皆さまのお力を貸してください!

2019年7月31日
青山社中メールマガジンvol.104 安倍政権という「ビジネスモデル」~サブスクリプションとベンチャー投資~

………. [もくじ]…………………………………………………………………………………………….
1. 朝比奈一郎の論考「安倍政権という『ビジネスモデル』 
~サブスクリプションとベンチャー投資~」
2. トピックス
3. 「青山社中協働隊」が「始動」!
4. 青山社中リーダー塾通信(卒塾生 上木原さんからのコメント)
 - NPO法人「地域から国を変える会」より(北海道北斗市、群馬県安中市)
 - 一般社団法人「日本と世界をつなぐ会」より(群馬県沼田市、長野県軽井沢町、新潟県妙高市)
5. 青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ
6. 編集後記
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1.朝比奈論考
「安倍政権という『ビジネスモデル』 ~サブスクリプションとベンチャー投資~」
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終わってから実はまだ一週間しか経っていないが、遠い過去の様に感じる。
7月24日(日)に投開票があった参議院議員選挙のことだ。

史上2番目の低さという低投票率と予定調和的結果もあって、「既に終わったこと」感が強いのかとも思う。それくらい、「何もなかった」感が強い。

この事象を政権側から見れば、まあ、万々歳と言って良いと思う。もちろん、若年層ほど自民党支持率が高いことに鑑みれば、若年層の記録的な低投票率は政権にとって残念な現象であったろうし、結果として、いわゆる改憲勢力の議席が参院全体の2/3を切って憲法改正が遠のいたこともいただけないであろう。

ただ、政権の安定という意味では、政権側は、「何もなかった」的に、圧勝したと思っているのは間違いないであろう。比例区では与党獲得議席は50議席中26議席(約半分)、2人区以上は42議席中23議席(約半分)であるのに対し、与野党が直接に激突し、政権の安定にとって最も決定的となる1人区で32議席中22議席(2/3超)を勝ち取った事実は大きい。

特に今年は、統一地方選と参院選が重なる12年に一度の大変な年で(与党が苦戦することが多い)、まさに12年前の2007年の参院選で苦杯をなめ、退陣へと追い込まれた経験を持つ安倍総理にとっては鬼門の年であったが、これで無事に乗り切ったと感じているのではないか。その間、新旧の天皇陛下のご即位とご退位、改元があり、G20で各国をホストして議長を務める等の外交日程も目白押しであった。政権側から見ればよくやったと見るのも無理はない。

こうした結果・評価をもってか、自民党は今回の参院選で議席を減らしたものの、党内でいわゆる「安倍降ろし」の声は全く出ていない。むしろ「党則を再度変えて安倍総裁の任期延長を」という声すら出ている状況だ。

先般、伊藤博文を抜いて歴代3位の総理在任期間を達成した安倍総理だが、間もなく歴代2位の佐藤栄作を抜き、11月には歴代1位の桂太郎を抜くことがほぼ確実になってきている。仮にこのまま安定政権が続けば、来年夏には、連続在任期間の長さでも佐藤栄作を抜いて1位になる。

結果として安倍政権が極めて安定的に長く続いているのは確かだが、正直、後世に残る歴史的な成果を収めているかと言われると、物足りないと思うのは私だけではないであろう。沖縄返還を果たした佐藤政権や日露戦争を勝利と言う形で乗り切った桂政権などと比べて、安倍政権にはどのような修飾語が付くであろうか。

分かりやすい大々的成果があるわけでもない中での安倍政権は、なぜ長期安定化しているのか。見方によっては、二つの流行のビジネスモデルをうまく活用しているようにも見える。

一つは、いわゆる「リカーリング」「サブスクリプション」モデルだ。これは、商品をその都度その都度購入するのではなく、定額で(或いは従量に応じて)継続的に月払いのような形で対価を支払い続けるモデルのことで、古くは新聞、最近だとNetflixのような定額での動画見放題サービスが典型だ。

個人的には、画期的な商品を出すというよりは、一度捕まえた顧客を飽きさせないように定期的に新しい商品・サービスを届けるところにこのビジネスモデルの本質があると見ているが、アベノミクス、地方創生、新三本の矢、一億総活躍、働き方改革、全世代型社会保障のように、毎年のように新しい標語を国民に届けている安倍政権はこれを体現しているように見える。

私見では、一定期間購入して一度「絆」が出来ると、サービス更新がイマイチでも、惰性で購入が継続していくのもこのモデルの特色だと思っているが、その点でも、安倍政権はこの「リカーリング」「サブスクリプション」的手法をうまく実現しているように思える。

もう一つは、「ベンチャー投資」モデルだ。製薬会社などに典型的にみられるが、いわゆる大企業病などの現象を受けて、有力な製品・サービスを自社で開発しづらい環境が生じてしまっているため、そうした製品や開発機能を有するベンチャー企業を買収したり、将来的な買収も見据えて予め投資をしたりしておく行為だ。

旧民主党からこぼれて来ている選挙に強い有力な保守系議員、かつての松本剛明氏や山口壮氏、最近だと細野豪志氏、長島昭久氏、鷲尾英一郎氏といった面々をどんどん取り込んでいく様子や、政権の友党とも言える維新への鈴木宗男氏の入党促進などは、まさに「ベンチャー投資」に思われる。うがった見方をすれば、大きくなりすぎた自社(自民党)ではなかなか動きだせない改革を、投資先(維新)などに既に言わせたり、言わせようとしたりしているようにも見える。

ビジネスモデル的には、長期安定という歴史的な大成功をおさめている安倍政権だが、是非、その政治的資産を活かし、残りの期間で、国民的な関心でもある社会保障分野などで、画期的な商品開発・実現をしてもらいたいと思う。

筆頭代表CEO
朝比奈 一郎

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2.トピックス
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<1>「ぬまた起業塾」の開講式を実施
群馬県沼田市での起業を「オール沼田」の体制で支援する「ぬまた起業塾」がスタートし、7月6日(土)に開講式が行われ、15名の方が入塾されました。

<2>兵庫ニューメディア推進協議会主催の研修会にて水野が講演
7月12日(金)に、兵庫ニューメディア推進協議会主催の研修にて水野がRESASについての講演を行いました。

<3>北区(東京商工会議所北支部)にて朝比奈が講演会を実施
7月18日(木)に、北区(東京商工会議所北支部)で「地域創生とリーダーシップ~事例から学ぶ “北区創生”への考察~」をテーマに朝比奈が講演をいたしました。

<4> 「しただ塾」の開講式を実施
新潟県三条市下田(しただ) で開かれている「しただ塾」がスタートし、7月18日(木)に開講式が行われ、今回は5名の方が入塾されました。

<5>JBpressに朝比奈の論考が掲載
7月23日(火)に、
“参院選は与党圧勝 、日本の野党はなぜこんなに弱い”というタイトルで、JBpressに朝比奈の論考が掲載されました。アクセスランキングでも上位に!ぜひご覧ください。
記事はこちら

<6> リーダー塾合同クラスにて衆議院議員 國場幸之助氏が講演
7月27日(土)に、リーダー塾合同クラスに衆議院議員の國場幸之助氏をお招きし、政治家を目指された原点やリーダーとして大事にされていることなどをご講演いただきました。

<7> 社会課題がテーマの「R-SIC(アールシック)」に朝比奈がモデレーターとして登壇
7月26日(日)に、リディラバ様が主催するイベント「RSIC」のセッション「財務省→副市長、松竹→経産省、文科省→教育委員会 変わりゆく「官僚」キャリアの現在地」にて朝比奈がモデレーターとして登壇しました。
詳細はこちら

<8> 青山社中に新メンバーがジョイン
8月1日(木)に、森原とともに政策事業を担当する竹内が青山社中に新しいメンバーとして参画します。

一層パワーアップした青山社中で、日本を元気にするべく邁進してまいります。引き続きご指導のほどよろしくお願いします。

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3.「青山社中協働隊」が「始動」!
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7月1日(月)より、青山社中の外部パートナーとして「協働」する
「青山社中協働隊」を発足いたしました。
青山社中に関わる様々な事業をともに進行してまいります。

一層パワーアップした青山社中で、日本を元気にするべく邁進いたします。
引き続き、青山社中をよろしくお願いいたします!
詳細はこちら

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4. 青山社中リーダー塾通信
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*青山社中リーダー塾/教育・コミュニティ構築事業 (担当:4期生村上)

不定期で塾生・卒塾生からのコメントをご紹介していきたいと思います。
今回は7期生の上木原さんです!
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7期生の上木原と申します。2017年からリーダー塾で学んでいます。
外資系コンサルティングファームにて3年勤務しておりましたが、「インドで働こう」と思い立ち、本年5月に転職・移住しました。現在はインド・デリーにて主に日系企業のインド進出コンサルティングに従事しています。

インドに来た目的は、その変化・成長をこの目で確かめながら、日本に持ち帰れるものを探すことです。
課題意識は、「今後人口が減少する中で、相対的に衰退し国際的なプレゼンスも下がっていく日本をどうするか」という点にあります。私は前職で新規事業戦略の立案・実行支援を担当していたことからイノベーションに関心を持ち始め、日本から世界に対してインパクトのあるイノベーションを次々に起こせるような環境をつくれたら面白いのではないかと考えるようになりました。
そのための一歩として、イノベーションが起きるところを自分の目で見てみたいというのがインドを選んだ理由です。約13億人の人口(しかもその半数以上が30歳以下)を有しながら急速に経済成長しているインドでは至る所に課題が存在しており、それらを解決するためにはイノベーションが必要とされるはずと想定しています。例えば農業分野は、GDPに占める割合が17%、労働人口割合が44%と国内経済へ与える影響は大きいですが、農家の80%は2ヘクタール以下の零細・小規模農家で必要な農機も買えないほど低収入に苦しんでおり、毎年多くの自殺者も出ています(インドでの自殺者全体の10%程度)。こうした課題があちこちに散見される一方、インドはIT大国としても知られており、最新のIT技術を用いた解決法が生み出されています。その結果、ユニコーンと呼ばれる大型スタートアップの数はすでに世界4位で、今年だけで7社が新たに加わっています。
そんなインドで起きるイノベーションの波をいち早くとらえ、日本の技術や知見と組み合わせたら、より新しい価値を生み出し、日本の活性化に貢献できるのではないかと朧気ながら考えています。なにより、そんな世界に身を置くことにものすごくワクワクします。

リーダー塾に入らなければ、こうした決断には至らなかったと思います。リーダー塾には、会うたびに刺激をもらえる、家族のように温かい仲間がいます。特に同期生を中心に、講義で議論し、有志の勉強会でまた議論し、旅先では人生について語り合ってきました。これらを通し、自分がどういう価値観を大事にしているのか、どういう風になっていきたいのか、ということを考えるようになりました。
また、何か新しいことにチャレンジするには、それがどれだけ些細なものであれ必ず恐怖や不安がつきまとうものです。しかしリーダー塾からは、リーダーとは「始動」する者のことだとの教えの通り、次々とチャレンジャーが生まれてきます。自分より遥かに優秀な方々が立派な志を持って、その実現に全力を注いでいる姿を目の当たりにすると、自分も頑張らずにはいられません。そんなコミュニティとなっているのがリーダー塾のいいところであり、今回の決断を後押しした原動力だと思っています。

とはいえ、自身が命を懸けてやるべきRight Thingはまだ模索している
最中で、とにかく一歩ずつ「始動」している段階です。まだまだ未熟なので、諸先輩方にはこれからもご指導いただけければ幸いです。また、インドにご関心のある方は是非ご連絡ください。
最後になりますが、朝比奈塾頭を筆頭にいつも支えて下さる皆様にこの場を借りて御礼を申し上げます。本当にありがとうございます。
お問い合わせ先はこちら:Kohei.kamikih3@gmail.com

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*NPO法人「地域から国を変える会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:1期生大山)

【北海道北斗市】
北斗市では昨年度より事業構築の支援をしておりますが、その一環として、新函館北斗駅隣接の観光交流センター・ほっくるの運営計画案を提出しました。7月は、平日・休日の定点観察調査、テナントヒアリング、周辺商圏分析を行い、ゾーニング変更案やイベント、駅からの動線確保のアイデアなど30本の打ち手を運営計画にまとめ、今後はその実践に移ります。
ほっくるホームページ

【群馬県安中市】
安中市では、公共施設の利活用策の検討を行っていますが、現在、特に「碓氷峠鉄道文化むら」の活性に寄与する策を練っています。鉄道の聖地として、全国でも稀有な屋外車両展示のある同施設では、固定ファンも多いですが、ファミリーやウォーキングを楽しむ方々にとっても楽しめる施設になるよう準備中です。
碓氷峠鉄道文化むらホームページ 

*一般社団法人「日本と世界をつなぐ会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:7期生水野)

【群馬県沼田市】
朝比奈が経済活性アドバイザーを務める同市にて本年度秋に計画している、中国成都市及びベトナムホーチミン市における産品展示会を通した海外販路開拓事業について、中小企業庁の平成30年度第二次補正予算事業「共同・協業販路開拓支援事業費補助金」の補助事業対象に採択されました。
同市では数年にわたり同市事業者・産品の海外販路開拓の可能性について調査を行ってきており、弊会もご支援をしながら、中国成都市や今年6月に来訪した江油市をはじめ、世界各都市との友好関係、ネットワーク構築を図ってきました。

今回の事業は、継続的な海外販路開拓の具体的な第一歩として、市の各関係団体、事業者を含め、全市を挙げて取り組んでいきます。さらに、今回の事業が成功し、沼田市の益々の発展に寄与すべく、弊会も引き続き支援をしてまいります。

【長野県軽井沢町】
朝比奈が未来共創アドバイザーを務める軽井沢町において、7月11日に町長・同町都市デザイン室と弊会朝比奈・水野の面談を行う機会がありました。弊会からは町長へ軽井沢22世紀風土フォーラムについて、昨年度までの成果や本年度の方針、進捗状況についてご報告を行い、今後の進め方についても意見交換を致しました。また、同日には風土フォーラムのエリアデザイン検討に関して、新軽井沢、中軽井沢の各関係者とも面談を行い、エリアデザイン検討立ち上げに向けた議論を行いました。

今後、エリアデザイン検討の本格的な立ち上げに向けて、一層の支援をしてまいります。

【新潟県妙高市】
朝比奈が地域活性化アドバイザーを務める妙高市について、今年度第2回の訪問を行いました。
今回は、妙高市における音楽祭開催の可能性を具体的に検討すべく、各地のフェスに精通した専門家、マーケティングに精通した専門家もご一緒いただき、妙高市の各地のスキー場や観光スポット等の視察を行いました。グリーンシーズンの観光入込に課題を持つ妙高市にとって音楽祭の開催は、同時期の有力なコンテンツとなりうるとともに、豊富な自然環境も活用した、日本・世界での更なる認知の向上に繋がる可能性を秘めています。
今回の視察を踏まえて、音楽祭の開催を具体化すべく、引き続き検討を進める予定です。また、今回の訪問では、前回訪問時にアドバイスを行った次期総合計画に関する議論も行いました。

前回のアドバイスから同市の持続的な発展に寄与する計画とすべく、同市役所でも一層の議論がなされ、今回の訪問での議論も踏まえて、最終化されていく予定でおります。

総合計画に関するアドバイス、音楽祭等の施策の具体化に関するご支援、双方とも妙高市にとって重要な案件ですが、今後も一層の支援を行ってまいります。

【兵庫県ニューメディア推進協議会でのRESASを活用した政策形成研修の実施】
弊会水野が、兵庫県ニューメディア推進協議会からのご依頼をいただき、
神戸市において内閣官房の推進する地域経済分析システムであるRESASを活用した政策形成研修を行いました。昨今、EBPM(Evidence Based Policy Making)等、政策形成においても事実や施策の裏付けとなる証拠が重視されるようになり、国として自治体においても容易に各種統計の分析や活用ができるようにRESASを整備し、普及を推進しています。
今回の研修では、兵庫県下の自治体職員を中心に約20名の方がご参加され、特定の自治体を対象に分析を行うグループワークでも、「議論の時間が足りない」という声が出るほど、闊達な議論がなされました。

昨年度は内閣官房主催のRESASワークショップの有識者として弊会・朝比奈水野が関与させていただきましたが、それ以外の機会でもRESAS活用やその考え方の普及の一助となってまいります。

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5.青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ
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<7月の実績>
・7/6  ぬまた起業塾開講式を実施、起業塾の塾頭として朝比奈が講演
・7/19  朝比奈が北区(東京商工会議所北支部)にて「地域創生とリーダーシップ」
     ~事例から学ぶ “北区創生”への考察~」をテーマに講演
・7/12 水野が兵庫ニューメディア推進協議会主催の研修会にてRESASについて講演
・7/23 JBpressにて朝比奈の記事が掲載
・7/24 スターマーク林社長をゲストにお招きしたBBT ch「社会変革型リーダーの構想力」が放送

<8月の予定>
・8/上旬    言論プラットフォーム「アゴラ」にて朝比奈の論考が掲載予定
・8/下旬 JBpressにて朝比奈の論考が掲載予定
・8/下旬 アゴラにて朝比奈の論考が掲載予定

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6.編集後記
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「青山社中をより多くの方に知っていただきたい」
そんな想いから、青山社中広報ブログ始めました。

広報ブログ名は「青山社中のいま・かこ・みらい」です。

記念すべき1記事目として
広報ブログを始めた背景をアップいたしました。
青山社中新人広報担当のnote「青山社中のいま・かこ・みらい」をはじめます
拙い文章で恐縮ですが、お手すきの際にご笑覧いただけましたら幸いです。

2019年6月29日
青山社中メールマガジンvol.103 G20の首脳たちとリーダーシップ雑感

[もくじ]…………………………………………………………………………………..
1. 朝比奈一郎の論考「G20の首脳たちとリーダーシップ雑感」
2. トピックス
3. 青山社中リーダー塾通信(卒塾生 嶋田庸一さんからのコメント)
  - NPO法人「地域から国を変える会」より(北海道北斗市、兵庫県丹波市)
  - 一般社団法人「日本と世界をつなぐ会」より(群馬県沼田市、長野県軽井沢町)
4. 青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ
5. 編集後記
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1.朝比奈論考「G20の首脳たちとリーダーシップ雑感」
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「あんたみたいな生徒、どのクラスにもいたよ。全部わかったような顔して勝手にひねくれて。この学校つまんねぇだのなんだの。あのなあ、学校なんてどうでも良いんだよ。お前がつまんないのは、お前のせいだ」  ~ 内田けんじ『アフタースクール』より

G20首脳会議がいよいよ始まった。

乱暴にまとめれば、最近の多国間首脳会議は、米国トランプ大統領が振り回している。それを何とか抑え込んで、合意文書をきちんと出せるかどうかが今回の議長国日本の成功のバロメーターの一つとなるが、首脳会議前のエネルギー環境大臣会合の最終局面での合意など、これまでのところ、その点に関してはかなり成功している印象を受ける。

さて、良し悪しは別として、トランプ大統領は、貿易問題にしても環境問題にしても移民問題にしても、自らのスタンスをかなり明確に打ち出して、大胆な政策を力強く推進しようとしている点においては、リーダー(始動者≠指導者)の定義にふさわしい存在だ。全員が反対してもやり切ってしまいそうな迫力を備えてはいる。

リーダーシップ論の勉強をしていてつくづく思うのは、リーダー(始動者)というのは、優れて相対的な存在であるということで、例えば織田信長は、楽市楽座や兵農分離などを進めた画期的な良いリーダーとも言えるし、既得権益勢力を打ち破るためとはいえ比叡山延暦寺を焼打ちして多数の犠牲者を出すなど、鬼畜のような悪のリーダーだとも言えるわけだが、トランプ大統領なども、善悪の評価が極めてはっきりと分かる存在だ。

トランプほどではないにせよ、ロシアのプーチン大統領、ドイツのメルケル首相、フランスのマクロン大統領、中国の習近平国家主席など、当然と言えば当然だが、G20に集まっている世界の首脳には、自らのスタンスを割とはっきり打ち出して突き進むリーダー(始動者)タイプが多い。果たして我が安倍総理は、どうであろうか。日本人としては、比較的リーダー(始動者)タイプではあると思うが、世界の「曲者」たちから見れば、まあ、おとなしい部類であろう。

また、安倍総理の在任期間は、総計で、既に伊藤博文のそれを抜いており、間もなく歴代2位の佐藤栄作や同1位の桂太郎を抜いて今年中には憲政史上最長となる見込みだ。だが、これらの総理たちと比べ、果たしてリーダーシップ(始動力)があると言えるだろうか。今後、憲法改正などを目指していくとは思われるが、迫力不足は否めない。

では、なぜ、始動力にやや欠ける安倍総理が、世界の首脳たちと伍し、日本の過去の大宰相たちを差し置いて長期政権を維持できるのか。私の見るところ、安倍総理を取り巻く人たち、具体的には菅官房長官(政治家)、今井秘書官(官僚)、長谷川補佐官(官僚)らの「始動力」が卓越しているからのように思う。彼らは、私がみるところ、トランプ大統領ほどとは言わないが、敵を作ることを恐れずにグイグイと「正しい」と思うことを推進していく。私見では、安倍政権の長期化を機能させている本質は、リーダーたちを上手くマネージするバランスだ。

ただ、さすがに安倍総理(自民党総裁)が再度任期延長してその地位にとどまることは無いと仮定すると、約2年後にはポスト安倍が決まっている算段だ。その頃、つまり次世代に卓越した「始動力」を持つ政治家・官僚が育っているかと言うと甚だ心もとない。いわゆるマネジャータイプと言うか、決まりをきっちり守って、言われたミッションをかっちりこなす人材ばかりが増えているように思う。

一般論にはなるが、霞が関時代の仲間たち、現在の仕事を通じて触れあう人たち、等々を見て痛感するのは、真面目なサラリーマン・タイプだ。自分でゲームが作れず、作ろうとリスクを取りもしない。仕組みの中で頑張れば何とかなると思っている。何かを実現させることよりも、絵や紙を書くことに熱中している。傷つくことを恐れ、現場に飛び込もうともしない。事業もせずに経済政策を語り、教鞭も取らずに教育を語り、介護現場に行きもせずに福祉を語る。政治行政に限らず、各所で起きている現象だ。

そして、多くの人が、自分で動きもせずに文句だけ言う。「トランプは怪しからん」「安倍はいい加減にしろ」「うちの社長はだめだ」「校長はなにを考えているんだ」と。観客民主主義の悪しき面が露骨に出てきている印象だ。

冒頭の言は、内田けんじ監督の「アフタースクール」の中に出てくるセリフだが、こうした社会状況の本質をズバリと一言で突いていると感じる。「学校」を「会社」や「国」に言い換えれば、一目瞭然だ。

「あんたみたいな社員(国民)、どの会社(国)にもいるよ。全部わかったような顔して勝手にひねくれて。この会社(国)つまんねぇだのなんだの。あのなあ、会社(国)なんてどうでも良いんだよ。お前がつまんないのは、お前のせいだ」 

「こういう文句だけ言う人材ばかりになったのは教育の失敗だ!」と世間も私もよく言う。私見では、家庭教育・地域教育の欠如がこうした人材の大量生産を許してしまった、と思っているのだが、ここで嘆いていても仕方がない。上記のセリフは、私にも容赦なく襲いかかる。「お前がつまらないのは、(社会のせいではなく)お前のせいだ」。

自分に出来ることをやって行こう。教育も経営も。
「面白きこともなき世を面白く、すみなすものは心なりけり」(高杉晋作)

筆頭代表CEO
朝比奈 一郎

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2.トピックス
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<1> 朝比奈が中国四川省江油市と群馬県沼田市の
友好協力関係に関する覚書のドラフトや締結をアレンジ
6月4日(火)に、朝比奈のアレンジで、群馬県沼田市と中国四川省江油市が友好協力関係に関する覚書に調印しました。

<2>JBpressに朝比奈の論考が掲載
6月28日(金)に、
G20開催、「大国なき世界」で日本が歩むべき道“というタイトルで、JBpressに朝比奈の論考が掲載されました。アクセスランキングでも上位に!ぜひご覧ください。
記事はこちら

<3> BBTch番組に『日本本文化の商社』スターマーク林正勝社長が出演
朝比奈が講師を務めるビジネスブレークスルーチャンネルの講義「社会変革型リーダーの構想力」のゲストとして、『日本本文化の商社』スターマーク株式会社の林社長をお招きし、講義を収録しました。
配信予定日は7月24日(水)となっております。ご視聴はこちらから(※配信予定であるため現在はご視聴いただけません。また、お申し込みが必要です。)

<4> 熊本市・菊池市にて朝比奈が視察・講演会を実施
熊日サービス開発株式会社様の主催、菊池市役所主催で
同市の視察と「地方創生とリーダーシップ」をテーマに朝比奈が講演を行いました。

<5> アカデミーヒルズスクールに朝比奈がファシリテーターとして参加
スピーカーと参加者が少人数でフラットに一体となって知恵を深めていくミーティング
みんなで語ろうフライデーナイト」のvol.13として、6月14日(金)に、「これからの日本は何で食べていくべきか」をテーマに、朝比奈がファシリテーターとして参加しました。

<6> 三田オープンカレッジのリーダーシップ講座に朝比奈が登壇
6月15日(土)に、田村次朗慶大教授にお招きいただき、慶應義塾大学の社会人向け講座、三田オープンカレッジ(旧福沢文明塾)にて、「リーダーシップ」をテーマに朝比奈が講演を行いました。

<7> 渋谷ストリームエクセルホテル東急アンバサダーに朝比奈が就任
&”Shibuya Creative Wednesday vol.2″に登壇
渋谷の新名所・渋谷ストリーム内にある「渋谷ストリームエクセルホテル東急」のアンバサダーに朝比奈が就任いたしました。
また、6月26日(水)に、「creative×渋谷」をテーマとしたパネルディスカッションに
朝比奈が登壇いたしました。

<8> 政策カフェの「優子の部屋」に朝比奈が出演
6月28日(金)に、政治家、政策専門家、官僚、ビジネスパーソンなどが政策を議論するためのカフェスペース「政策カフェ」が運営するインターネット番組に朝比奈が出演しました。
ご視聴はこちらから

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3. 青山社中リーダー塾通信
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*青山社中リーダー塾/教育・コミュニティ構築事業 (担当:4期生村上)

不定期で塾生・卒塾生からのコメントをご紹介していきたいと思います。
今回は1期生の嶋田庸一(しまだ よういち)さんです!
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フランスへのMBA留学を経た後、昨年8月からアフリカのケニアに拠点を移し、現地で感染症を中心とした検査ソリューションを提供するスタートアップを立ち上げています。法人立上げ・採用・機材輸入、そして現地の医療機関等への営業と初めて尽くしの中で、顧客とKPIを睨みながらケニア人のスタッフとともにどぶ板で営業・オペレーションの改善を繰り返す日々です。

私が8年前に社中リーダー塾の1期生として入塾した当時、まだ学生だった当時の私は、周りの塾生の方々の志・見識の高さ、行動力に感嘆しつつも、いまだ「何者でもない自分」に対するコンプレックスと、その裏返しの承認欲求の強い人間でした。

大学院を卒業して、外資系のコンサルティングファームに入社してからも、何者でもない自分自身に対するコンプレックスはなかなか解消されませんでした。いつしかそれは例えばハーバード大学院のようなところに留学し、自分自身に下駄を履かせることで解消しようという、朝比奈塾頭の日頃伝えているリーダーシップと真逆の発想に傾きつつあったように思います。

そうした中でも私に気付きを与えてくれたのは、リーダー塾での活動です。塾生の有志でルワンダにビジネスリサーチに赴き、出版社勤務の塾生の方とともに現地に日本のマンガを広めようとしたプロジェクトは、何を自分自身が本当に大切にしたいのか、気づきを得た非常に重要な経験になったように思います。結果として、そのプロジェクト自身は途中で頓挫しましたが、その過程で知り合った方とともにウガンダ・ケニア・ナイジェリアに展開するITスタートアップの立上げにコミットできたことは自分にとってアフリカでのキャリアを突き進む大きな転機となりました。

こうした機会を得たこと、また留学準備の過程で数カ月間ひたすら過去の自分の行動・言動を振り返りながら、抽象化・言語化する作業を行う時期を経たことで、自分が世の中の物事に潜む大きな構造を理解しながら、その構造を変えて新しい価値を生み出そうとする過程が自分にとって一番大事にしたいことなのだと気づきました。そして、アフリカというフィールドで、ビジネスを通じて、裸一貫で仕組みをつくってみようと思い至りました。そこからは、仏語圏も含めたアフリカで

チャレンジすることを見据えて、留学先を転換、卒業後現在に至ります。
サハラ砂漠以南のアフリカの各国は今後30年間で現在の2倍の25億人を超え、平均寿命も例えばケニアでは2006年には57歳に過ぎなかったものが10年後の2016年には67歳に至るなど、人口増加と平均寿命の続伸により今後の経済成長が大きく期待される地域です。一方で、現地の疾患事情に目を向けてみると、エボラ、マラリアなどの感染症の脅威は未だに収まらず、日本を含む先進国を巻き込んだグローバルな問題として認識されつつあります。他方で、高血圧・糖尿病などの慢性疾患の患者人口も急速に伸びています。

医師や医療従事者・設備も足りず、社会保障の仕組みが十分に整備されていない中で、どのように持続可能な仕組みをつくってこれらの医療課題を解決していくのか。非常にチャレンジングかつ、意義のある領域だと感じています。

現在は需要の確実かつ、技術・設備投資的に現地企業がやりづらい診断領域で再投資できるだけの原資・知見を得ている段階です。ここから現地に存在する様々な課題に挑戦する事業体をつくりあげていきたいと思っています。

私にとってリーダー塾は、朝比奈塾頭の薫陶や塾生の交流を通じて、他人から見て良いと思われるような生き方を選ぶのではなく、自分が解きたい課題に向き合う生き方の尊さを学ばせていただいた掛けがえのない場所です。こうしたコミュニティを育てて頂いた青山社中の皆様、支援者の皆様にはこの場を借りて御礼を述べさせていただければと思います。

私自身、医療に関してはコンサルティング会社でかじった程度で、今も日々勉強中の身です。
社中のコミュニティには見識豊富な方々が多々いらっしゃるかと存じますので、もしご興味持たれた方がいらっしゃいましたら、ぜひ諸々ご教示いただけますと幸いです。
※問い合わせ先はこちら

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*NPO法人「地域から国を変える会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:1期生大山)

【北海道北斗市】
北斗市では昨年度より事業構築の支援をしておりますが、その一環として、新函館北斗駅隣接の観光交流センターの運営改善に乗り出すこととなりました。北海道新幹線開通以来、やや苦戦を強いられている同施設ですが、鉄道利用客に限らず、地元、自動車利用者が目的をもって来ていただけるような施設にするべく、まずはコンセプトメイキングを行っていきます。
【兵庫県丹波市】
兵庫県丹波市にある介護福祉施設の経営分析を行うこととなりました。福祉施設の経済的自立の必要性が叫ばれており、今後、施設改修などが必要になってくる中で、資金の積み立て等が求められています。多世代多様なサービスへの転換を軸に、地元と伴走していきます。

*一般社団法人「日本と世界をつなぐ会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:7期生水野)
【群馬県沼田市】
朝比奈が経済活性アドバイザーを務める同市に、中国四川省江油市から同市共産党書記をはじめとした代表団が来訪されました。沼田市と江油市の関係は、弊会のアレンジのもと、昨年2月に沼田市横山市長をはじめとした視察団が成都を訪問した際に、四川省人民対外友好協会の趙会長より友好都市候補としてご紹介を受け、同年10月に同じく横山市長をはじめとした視察団が江油市を訪問、市長と今後の協力に関する議論を交わし、その返報として先日の6月4日に江油市訪問団の来訪を受ける至りました。
今回の来訪では、両市の今後の協力関係構築に向けた覚書も締結し、具体的な協力に向けた合意がなされました。
今年秋に予定されている成都での展示会も併せて、沼田市の更なる海外展開に向けて引き続き支援をしてまいります。
【長野県軽井沢町】
朝比奈が未来共創アドバイザーを務める軽井沢町において、6月25日に軽井沢22世紀風土フォーラムの今年度初回の基本会議が開催されました。
基本会議では、風土フォーラム鈴木会長からの時代の潮流に沿った働き方についての講話に始まり、昨年度に続いて自走を続けているテーマ別プロジェクトチームの進捗報告、例えば交通関連プロジェクトチームでは5月31日に開催された軽井沢の交通渋滞に関するシンポジウムでの成果の発表など、各プロジェクトチームともに一層検討深化が図られている様子が報告され、また報告を受けた活発な議論もなされました。
また弊会からは、今年度のもうひとつの主テーマであるエリアデザイン推進の進捗報告を行い、大きな方向性について合意を得ました。
基本会議終了後は懇親会も行われ、基本会議に続き、4時間にわたり軽井沢の未来について活発な議論がなされました。
自走を続けるプロジェクトチーム、本格的な立ち上げに向けて動くエリアデザインともに、軽井沢町の目指す新しい民主主義が根付くように、引き続き支援を行ってまいります。

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4. 青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ
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<6月の実績>
・6/4 青山社中が経済活性化等の支援をさせていただいている群馬県沼田市に、姉妹都市提携している中国・四川省の江油市から市幹部が視察のため来訪、友好覚書を締結
・6/10 朝比奈が熊日経営セミナー(@熊本市)にて「リーダーシップと地方創生」をテーマに講演
・6/10 JBpressにて朝比奈の記事が掲載
・6/11 朝比奈が熊本県菊池市を訪問、「リーダーシップと地方創生」をテーマに講演
・6/14 朝比奈が六本木ヒルズ内のアカデミーヒルズにて開催されている「アカデミーヒルズフライデーナイト」でモデレーターとして登壇
・6/15 朝比奈が三田オープンカレッジにて講演
・6/26 アイスタイル吉松社長をゲストにお招きしたBBT ch「社会変革型リーダーの構想力」が放送
・6/26 渋谷ストリームのエクセルホテル東急での「creative×渋谷」のイベントに朝比奈が登壇
・6/28 JBpressにて朝比奈の記事が掲載

<7月の予定>
・7/6  ぬまた起業塾開講式※
・7/18 朝比奈が北区にて「リーダーシップと地方創生」をテーマに講演予定
・7/24 スターマーク林社長をゲストにお招きしたBBT ch「社会変革型リーダーの構想力」が放送予定
・7/28 朝比奈が「ミレニアム世代の国家公務員のキャリア」をテーマにリディラバ主催のイベントにて登壇予定
・7月末 JBpressにて朝比奈の記事が掲載予定

2019年6月1日
Vol.102 余は如何にして民間人となりし乎 ~中国の現実から、経産省を辞めて民間人になった理由を改めて意識する~

 

先月、日中リーダー会議に参加すべく上海に行ったついでに、約20年ぶりに深圳を訪問した。一言で言えば、秋葉原(華強北路など)とシリコンバレー(南山地区など)を足したような「場の迫力」に圧倒され、もう、この分野(新たな製造業・IT分野)では、日本は中国には勝てないことを直感した。

深圳の街を走るタクシーやバスは全て電気自動車であるが、電気自動車製造で有名なBYDも、今、米中貿易摩擦などで話題のファーウェイも、中国のSNSで圧倒的なシェアを持つテンセント(ウィーチャット)も、ドローンの世界シェア7割のDJIも、みんな深圳を本拠地としている。わずか40年前に「人工的に」つくられた新しい都市である深圳に今や1300万人もの人が住まい、日夜、未来の「大企業」が生まれている磁場の勢いは圧巻だ。

20年前に深圳を訪れた頃、更にはその5年前に、深圳からほど近い香港(返還前)から広州をバックパッカーとして旅していた頃は、日本と中国の国力の差は格段に大きく、特に、まさか製造業で中国に圧倒される日が来るとは思っていなかった。

当時は、「SONY」や「TOSHIBA」と銘打たれたガスコンロや計算機(あるわけない!)が堂々と売られており、むしろそれをニヤニヤ楽しむ体で、「HONDA」の懐中電灯を土産に買ったりしていたものだ。今では「パクリ」ではなく、日本の家電メーカーや部門そのものが、中国企業に本当に買われる時代となっている。

振り返ってみると20歳過ぎの多感な時期に、当時の世界の現実、特に「日本の産業・製造業はものすごく強い」という事実の一端を中国において肌で感じたことは、私が国家公務員を志望し(元々は外務省や防衛庁(当時)を志望)、結果として通商産業省(当時)に入省することになる遠因となった気がする。

即ち、「日本の産業は強い」ということを前提に、その割に相対的に弱い安全保障・国防を強化する仕事(外務省や防衛庁(当時))や、強い産業を維持するのに役立つ仕事(通商産業省(当時))に就きたいと考えたということだが、自分の志向性に照らして考えるに、極めて自然な流れであった。

その後、私自身の非力も恥じる形にはなるが、日本の産業力がつるべ落としに凋落するに従い、自分がいる場所は霞が関や経済産業省ではなく、在野だと思うに至ったのもこの意味で当然であった。日本が今後強化すべきは、根本的な人間力(教育力)であり、また日本各地に息づく商品・サービスなどが典型だが、いわゆる「偏差値エリート」ではない人たちを中心に生み出されたものにこそ(食、美容、アニメ等のコンテンツ)、最近の日本の真の国際競争力があるからだ。

約14年勤めた役所を辞める決断は、8年前の当時としては、とても悩ましいものであったことは確かだ。だが、改めて思うに、青山社中リーダー塾で「始動者」を多数輩出しようと試み、8つの市と町でアドバイザーをしながら各地の強化・自立を図り、同時に地域の産品の海外展開に取り組んでいる自分の歩みは、成否はともかく、上記の文脈にとても合う。

テンセント本社の入り口で、日本人デザイナーによる日本風の盆栽の巨大なオブジェを眺めながら、ぼんやりとそんなことを考えた。

筆頭代表CEO
朝比奈 一郎

 

2019年4月30日
Vol.101「優しい日本」が加速させる「厳しい現実」という皮肉 ~Ask what you can do for your countryを思い出そう~

間もなく平成が幕を閉じ、令和が始まる。 

1)平成の30年間の総括、そして、2)令和の見通しと私たちが考えておくべきこと、についての私見は、それぞれ、先月から連載がはじまったJB Pressで、3月・4月と論考を発表した。是非、セットでご一読いただければと思うが、中身を一言で言えば、両時代を通じて、経済面を中心に低落基調が避けられないという根拠を示し、今後、「何をすべきか」ということについて論じた。 

より具体的には、平成の凋落をもたらした主因である人材力の問題、更には、令和初頭に来ると思われる経済ショックや政治動乱を乗り切れるだけの人材力に期待できないという課題を取り上げて悲観的な見通しを示しつつ、それでも出来ることをやろうとの決意を書いた。 

「平成の30年、なぜ日本はこれほど凋落したのか」 
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/55931 (アクセス数1位を記録) 

「「令和」初頭に高確率でくる日本の苦境を乗り切る道」 
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/56219 (アクセス数4位を記録) 

ただ、平成についても令和についても、各種数字を元に厳しい現実について書いたのは確かだが、経済的側面やグローバル社会における相対的地位を気にしなければ、両時代とも決して悪い時代ではないとも言える。 

戦争に明け暮れた昭和に比べ、平成は、災害は多発したものの、我が国が直接に紛争に巻き込まれることは基本的になく、「全世代型社会保障」という安倍政権のスローガンに象徴されるように、一般に、社会保障はどんどん手厚くなった。パワハラもセクハラも、法令で禁じられ、「上司や親や教師」が「部下や教え子や我が子」に手をあげたり体罰を課したりするのが当たり前だった時代が嘘のようだ。間もなくはじまる令和という時代も、昨今の教育無償化施策や、働き方改革(長時間労働是正)の流れを受けて、どんどん「優しい」世の中になって行くのであろう。 

しかし残念ながら、物事には表と裏、光と影がある。いわば「無菌状態」で育った人ほど弱いものはない。少し大変なことがあると、すぐに逃げるか、或いはポキッと折れてしまう。可愛い子に旅をさせるどころか、「危ないので家にいなさい」という環境からタフな人間が生まれるわけがない。そして、大変なことがあっても、今までは自助、或いは共助で何とかしていた社会に、どんどん「公助」の長い影が伸びて行かざるを得ず、そのことがまた加速度的に「我も我も」と行政の支援を求める大衆を生むようになる。結果、国も地域も今や財政は火の車だ。せっかく平和で優しい環境・エコシステム(生態系)を作っても、それが丸ごと滅んでしまっては元も子もない。 

ランチタイムを意識することもなくサンドウィッチをかじりながら夢中になって働き続ける起業家たちが米国西海岸の急成長企業が世界を席巻し、軍隊組織ではないかと揶揄されるファーウェイをはじめ、膨大な人口の中の激烈な競争を勝ち抜いてきた中国人たちが創業した各種企業が米国企業を追い上げるという現実。その中に、「優しい環境」でぬくぬくと育ってきた人たちが飛び込んでも、全く太刀打ちできないのは明らかだ。日本発のユニコーン企業の数は、今や、インドや東南アジア諸国以下だ。 

こういうことを書くと我ながら歳をとったと苦笑せざるを得ないが、日本では、何かを実現するため「理不尽でもとことん頑張る」という若手は激減し、「安心の環境で頑張って成長したい」という若手が激増している印象を受ける。「良い仕事」というエサが降ってくるのを待っている。理不尽にまみれつつ何かを達成すべく主体的に「仕事」を進めるより、合理が覆う「勉強」環境を求める人が増えている。「仕事」は裏切るが、「勉強」は合理的で裏切らない。実践しなければ傷つかない。「修行」する若手は増えている印象だが、修行のための修行に意味はないし、実は成長しない。右は一例だが、まとめると、平和で優しい環境を作ることそのものが、人間の劣化をもたらし、実は滅びへの道を加速させている気がしてならない。 

では、ここまで来た「平和で優しい社会」を逆戻りさせれば問題は解決するのだろうか。書くまでもないが、それは全くもって現実的な案ではない。せめて、我々大人に出来ることは、行政や政治に何でも求める態度を改め、我々自身が、国や社会のために何ができるかを考えて、実際に行動することだ。理不尽があってもめげずに実践することだ。どんな些細なことでも良い。日本社会が良くなるために、一つのことで良いので、悪戦苦闘しながら何か実行することが肝心だ。そして、そのような「背中」を子供たちに見せてから、改めてこう説こう。 

「お母さんもお父さんも、君たちに暴力を振るうことは基本的にない。先生たちも暴力は振るわない。それどころか、誰かが襲ってきたら全力で守ってくれる。ただし、君たちがいずれ出て行く実際の世界は、ミサイルが飛んでくるかもしれないし、世界企業が根こそぎマーケットを持って行くかもしれないし、あらゆる不条理や暴力に満ちている。そういう世界でしっかりと生き抜くために、今のうちから、自分がやりたいこと・やるべきと思うことについては、たとえそれが不確実で先が見えなくても果敢に飛び込んでいきなさい。途中に「理不尽」があってもやり抜きなさい。間違っても、「将来安定しているから」という理由だけで医学部進学や公務員就職を目指すことのないように。」 

VUCAと呼ばれる激動の時代を乗り切るために。 

筆頭代表CEO 
朝比奈 一郎 

2019年3月31日
青山社中メールマガジン 第100号記念 冒頭エッセイ “イチロー的存在が日本を救う” ~ イチローの人生・言動にみるリーダーシップ ~

結果として日付が変わる頃にイチロー選手が引退会見を行うこととなった3月21日(祝)の夜。私は、23時放映開始の報道番組に出演するべく、事前打ち合わせやメイクを済ませて出演者控室で待機していた。本番20分前くらいだったであろうか、最終的に、私の出番はおろか、放映予定の中身は全て中止になり、イチロー選手の引退表明を見越しての特集に変わることとなった。

 

「私も一応“イチロー”なんですが・・・」と口に出したわけではないが、せっかくの出演機会が潰えたのが残念だったのは確かだ。ただ、怒りに似た感情は全く湧いてこなかった。むしろ、「本当に引退するんだ」と確信した瞬間、イチロー選手に対する「お疲れ様でした」「とても残念」「今まで本当にありがとう」といった様々な言葉が交錯し、思わず一筋の涙が頬をつたった。帰りのタクシー内では、自分の出演話は、もうどうでもよくなっていた。

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放課後にランドセルを放り投げては、バットとボールを持って外に飛び出していた小学校時代。眠い目をこすって早起きをし、野球の場所取りに励んだ寮生活の中学高校時代。その他、休み時間や、寮で過ごす夜間など、室内でも、暇さえあれば、紙を丸めただけの即席ボールと、ほうきなどの即席バットで野球ばかりしていたことを思い出す。野球で勝つための工夫、駆け引き、そして、そのための練習が今の私の基礎を作ったことは疑いない。母校は当時、高校野球の強豪校だったこともあって、野球は、いつも重低音のように多感な時期の私の毎日の基底を流れていた。

 

その憧れの野球界に94年、同じ名前、しかも同い年の「20歳のヒットメーカー」が衝撃的に登場した時は、心底驚いた。「若くても活躍できるんだ」という理屈ではない自信を感じることができた。全く追いつけない圧倒的な才能は、嫉妬を越え、逆に純粋な敬愛になることを世間の反応を見て知った。(注:前年の93年は出場試合43試合で打率1割台の平凡な野手だったイチロー選手は、突如94年に当時のプロ野球新記録となる年間210安打を達成。なお、73年生まれのイチロー選手の誕生日は10月22日で、このシーズン中は20歳)

 

ちなみに、この94年は、その後、大ブレークするMr.Childrenの出世作「イノセント・ワールド」のシングルCDが発売された年でもあり、私はこの歌で初めて“ミスチル”を知る事となった。その歌詞とサウンドの双方の革新性に圧倒され、イチロー選手の活躍と併せ、「若くて凄い才能」に痺れた。(注:メンバー4名は、イチロー選手や私の4つ上の69年生まれの学年(中心メンバーの桜井氏は70年3月生))

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私なりに感じているイチロー選手の凄みを語り出すと、とても紙幅が足りないので、ここでは一点だけに絞りたい。それは、「イチロー選手は真に卓越したリーダーである」ということだ。

 

こう書くと、多くの人はこう言うだろう。「イチロー選手は、職人気質の求道者として、もの凄い高みに達したが、決して、他者を率いるリーダータイプではない。本人も引退会見で、『監督は絶対無理ですよ。絶対がつきますよ。人望がない。本当に。人望がないですよ。僕。』と言っている」と。

 

このことを否定するつもりはないが、私がここで言う「リーダー」とは、人を率いる「指導者」のことではなく、英語の原義である「始動者」のことだ。最初はフォロワーがいなくても、自らの道を歩み出す「変革者」のことだ。その意味で、彼ほど「リーダー」の呼び名にふさわしい人はいない。

 

イチロー選手は、元々、「振り子打法」と呼ばれる独特のバッティングフォームが有名だ。その後、追随者が何人も出たが、当初は異端の構えであった。新人当時、これを直すべきだとして、チーム内でかなり物議を醸したとされるが、イチロー選手は、一部の理解者を得て自らのスタイルを貫き、最終的には圧倒的な成績を残した。卓越した「始動者」だ。

 

そして、その後、日本人の野手として初めてメジャーリーグに挑戦するという凄い「始動力」を発揮するが、圧巻は、渡米後に、それまで大事にしてきた「振り子打法」を止め、更に凄い成績を残したことだ。野球人生を通じ、イチロー選手は、目先の人気を得るための長打を追求することなく、自分のスタイルを愚直に貫いて、逆に不朽の名声を得た。

 

リーダーシップ(=始動力)論において、一部の学者や私が特に重視するのは、その原点となる「内なる声(=inner voice)」とも言うべき「想い」である。私は、イチロー選手ほど「原点の想い」を大切にする人を寡聞にして知らない。

 

引退会見の際も、「肩の力が抜けて野球が楽しくなる瞬間はあったのか」という趣旨の質問を受けて、それは無いと述べつつ、プロ入団後の最初の2年に言及している。「最初の2年、18・19歳の頃は、1軍に行ったり来たり。『行ったり来たり』っておかしい?、行ったり行かなかったり?行ったり来たりって、いつも行ってるみたいだね。1軍に行ったり2軍に行ったり。そうか。これが正しいか。そういう状態でやっている野球は結構楽しかった。」と、記者団を笑わせつつ、初期の頃に触れている。別質問の際、「オフの間、アメリカでプレーするまでに準備をする場所というのは神戸の球場」と述べ、言外に、神戸をホームグラウンドとするオリックス時代の「原点の想い」を常に忘れない姿勢を示している。

 

先述したミスチルの「イノセント・ワールド」の歌詞の中に「陽(ひ)の当たる坂道をのぼるその前に、またどこかで会えると良いな」という一節があるが、イチロー選手は、脚光を浴びるようになった後も原点となる「イノセント・ワールド」での想い、即ち、「何者でもなかった自分が、何に悔し涙を流し、何を心のよりどころとして生きてきたのか」を常に胸に大切に抱いているように思う。「振り子打法」の否定に苦しみ1軍と2軍を行ったり来たりして悩んだ日々と、その時に刻み込んだ想いが念頭になければ、引退会見でのあの言葉は出ないであろう。真の始動には「原点の想い」が重要だ。

 

原点と言えば、イチロー選手は、米国で2度目の首位打者に輝きシーズン最多安打の新記録を打ち立てた直後の2005年春、雑誌Numberの「日本野球の25人 ベストゲームを語る」のインタビューで、興味深いことに、何と自身が愛工大名電高校にいた際の1991年の愛知県大会の準々決勝の試合を挙げている(余談だが、私はこのインタビュー集が大好きで一時期何度も読み返していた)。

イチロー選手は、当時を振り返り、「あの夏、僕の目標は甲子園に出ることじゃなかった。高校に入る前からプロになることを第一に考えていて、モチベーションが他の選手とは全く違っていた」と自らの原点となる強い想いについて述懐している。結果として、オリックスにドラフト4位で何とかすべり込めたのは、この試合が鍵であったと。

 

実は愛工大名電高校は、この県大会の準々決勝では、強豪の中京高校に3-5で負けていて、イチロー選手は見せ場もなく、甲子園はもちろん、プロ入りするという夢も潰えかかっていたらしい。ところが、圧倒的な強い想いをベースに、自らの道をコツコツと歩んでいると「不思議な導き」があるようだ。何とこの負け試合は、途中で降雨ノーゲームとなる。そして、翌日行われた再試合の準々決勝で、イチロー選手は、逆転ホームランを含む4打数3安打と大活躍する。次の準決勝でも満塁ホームランを含む5打数4安打と大爆発する。決勝ではノーヒットに終わり、甲子園出場も逃すが、この年のドラフトで、先述のとおりオリックスに指名される。

 

降雨ノーゲームがなければ、愛知大会準々決勝と準決勝での大活躍はなく、イチローにはドラフト指名が来なかったかも知れない。再度ミスチルの歌詞となるが、あたかも「『運命のいたずら』ってやつも考慮して」原点の想いを大切にコツコツと努力していたかのような述懐だ。

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考えすぎかも知れないが、イチロー選手の引退の決断には、平成の終わりが影響している気がしてならない。平成という時代と共に、何者でもない少年から「陽のあたる坂道」をのぼりつめた英雄は、刀折れ矢尽きつつも闘い続けていたが、突然の平成時代の終焉を目前に想うところがあったのではないか。天皇陛下の生前退位こそが「運命のいたずら」であったのかも知れない。二刀流でメジャーを沸かせる大谷翔平やチームメイトとなった菊池雄星といった次代の才能への期待も込めて、時代の終わりに身を引いた気がする。曰く「雄星のデビューの日に僕は引退を迎えたというのは、何かいいなと思っていて」。

 

平成という時代は、日本の凋落の時代であった。特に経済面での存在感は地に墜ちた。平成6年に、世界のGDPの18%近くを占めていた日本のGDPは、1/3の約6%に落ち、平成元年から4年まで1位だった日本の国際競争力ランキング(IMD調べ)は30位近くをさまよっている。平成元年に世界の時価総額ランキングでトップ50社中32社を占めていた日本企業だが、現在はトヨタ自動車1社(30位代)だけだ。

 

この凋落は、我が国の天然資源の枯渇といった外生的ショックが原因ではない。残念ながら、突き詰めると人的資源の劣化以外に原因を見出すことは困難だ。これまで世界を席巻してきた日系企業、或いは日本を牽引してきた政治・行政分野では、変革を志す始動者(=リーダー)が激減し、目先の地位の獲得・安定を目指す茶坊主が激増してしまった。

 

ただ、一方で、イチロー選手の活躍が代表的だが、スポーツ、アニメ、食、美容、建築などの主に文化面では、平成を通じて世界における日本の存在感は、格段に上昇してきているとも言える。道を切り拓いたイチロー選手をはじめ、面白い変革者・始動者がむしろ増えている印象だ。「イチロー的存在」こそが、日本の将来の活路だ。

 

そんな中、「始動者」の集まりを目指す「青山社中リーダー塾」の9期生募集が3月22日の無料説明会を皮切りに本格的に開始した。塾頭として、日本を様々な分野から共に変革していく志士たちとの楽しみな出会いを願ってやまない今日この頃だ。我こそは、と思う方は、是非、弊塾の門戸をノックしてもらいたい。「閉ざされたドアの向こうに新しい何かが待っている」かもしれない。

 

「成功すると思うからやってみたい。それができないと思うから行かないという判断基準では、後悔を生むだろうなと思います。できると思うから挑戦するのではなくて、やりたいと思えば挑戦すればいい。その時にどんな結果が出ようとも後悔はないと思うんですよね。」とは、引退会見におけるイチロー選手の言葉だ。

 

「世界に誇れ、世界で戦える日本を創る」と一念発起して、約14年勤めた霞が関を飛び出して創立した青山社中も9年目を迎えている。毎月末に発行する定期無料メルマガも、今回で100号を迎えるに至った。つい長文になってしまったが、ここまで読んでくださった読者諸賢には感謝したい。

 

最後に、イチロー選手が会見中に述べた珠玉の言葉を引用して筆をおくこととしたい。自らの戒めとしつつ、今後とも指導者ならぬ始動者として歩んでいきたいと思う。塾生たちは、塾頭の指導よりも、塾頭の背中に影響されると信じて。

 

「人より頑張ることなんてとてもできないんですよね。あくまで『はかり』は自分の中にある。それで自分なりにその『はかり』を使いながら自分の限界を見ながらちょっと超えていくということを繰り返していく。そうすると、いつの間にかこんな自分になっているんだという状態になって。だから少しずつの積み重ねでしか自分を越えて行けないと思うんですよね。一気に高みに行こうとすると、今の時分の状態とギャップがありすぎて、それは続けられないと僕は考えているので、地道に進むしかない。(中略)でも、それが正解とは限らないわけですよね。間違ったことを続けてしまっていることもあるんですけど。でも、そうやって遠回りすることでしか本当の自分に出会えないというか、そんな気がしているので」

 

筆頭代表・CEO

朝比奈 一郎

 

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<1> マネーフォワード・辻社長をお招きして青山社中リーダー塾特別イベントを開催 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

4/3(水)、外苑前にて 青山社中リーダー塾特別イベント 「平成後の時代の創り方 ~激動の時代の中、今こそ求められる力とは?~」の開催が決定いたしました。

FinTech業界を牽引するマネーフォワード社長辻庸介氏と朝比奈がポスト平成を巡って対談する内容となっております。

お申し込みはこちらから。

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<2> 2019年度青山社中リーダー塾の説明会・交流会を開催

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青山社中リーダー塾も4期生が卒業、8期生が座学編を修了し、9期生の募集をはじめ、リーダー塾の説明会・交流会を開催しています。

現在2回が終了していますが、2回とも多くのリーダー塾生・卒塾生のお力添えで大盛況で終えることができました。

引き続き説明会・交流会を開催いたしますので、リーダー塾にご関心がある方はぜひご参加ください。

【説明会日程】

<第3回>4/10(水) 19:30~21:00

<第4回>4/13(土) 14:00~15:30

【塾生交流会日程】

<第1回>4/6(土) 14:00~15:30

<第2回>4/17(水) 19:30~21:00

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<3>朝比奈が日本テレビ「NewsZero」に出演

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3/8、日本テレビ「NewsZero」に地域活性化の専門家として朝比奈がゲスト出演し、震災復興をテーマに桃太郎を例にリーダー人材が鍵となること等語りました。

毎回、有働アナウンサーが出演者とともにSNSを通して視聴者の意見や感想を閲覧しながら、質問に答えていくネット配信番組、「ウドウ反省会」が毎回行われていますが、そちらの視聴がこちらから可能です。

次回出演は4/18の予定です(※変更の可能性あり)。

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<4> BBTch番組に株式会社ジンズ社長の田中仁氏が出演

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朝比奈が講師を務めるビジネスブレークスルーチャンネルの講義「社会変革型リーダーの構想力」のゲストとして、株式会社ジンズ代表取締役CEOの田中仁氏をお招きし、講義を収録しました。

ご視聴はこちらから(※BBT Chをご視聴いただくにはこちらからお申し込みが必要となります)。

4月24日には、株式会社医療機器等の研究開発など幅広い事業を展開する日本医療機器開発機構代表取締役の内田毅彦氏にご出演いただきます。ご視聴はこちらから(※4/24配信予定のため現在はご視聴いただけません。また、お申し込みが必要です)。

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<5> 自民党の清和政策研究会にて朝比奈が講演

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3/28、自民党の清和政策研究会の政策委員会が開催している勉強会にて朝比奈が「地域力創造の現場からの報告」をテーマに講演いたしました。

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<6>JBPressにて記事掲載・毎月連載開始

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JBPressにて朝比奈が記事の毎月連載を開始いたしました。

初回記事”「平成」の30年、なぜ日本はこれほど凋落したのか”が3/29に公開され、公開当日JBPress内のアクセスランキング1位を獲得いたしました。

平成も残すところあと1か月、ぜひご一読ください。

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<7> 内閣官房地域活性化伝道師、越谷市政策アドバイザーに就任

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朝比奈が、地域活性化伝道師及び越谷市政策アドバイザーに就任いたしました。

内閣府地方創生推進事務局は地域活性化に向け意欲的な取組を行おうとする地域に対して地域興しのスペシャリスト(地域活性化伝道師)を紹介し指導・助言などを行う制度を施行しており、朝比奈はその制度において地域活性化伝道師の役割を果たすこととなります。

こちらに先立って3/14に内閣官房のRESAS(地域経済分析システム)全国会議にて講演を行いました。

また、越谷市では3/26に第1回南越谷駅・新越谷駅周辺地域にぎわい創出懇談会が開催され、朝比奈が副座長を務めることとなりました。

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<8> 統一地方選に関する塾生・朝比奈の教え子の動向

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朝比奈が客員教授を務めていた中央大学公共政策大学院時代の教え子である鈴木こうち相模原市議からのお声がけで、3/5相模原市にて「リーダーシップと経営」をテーマに朝比奈が講演いたしました。

また、青山社中リーダー塾6期生が群馬県議選、4期生が中央区議選に出馬予定です。

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<9>4月の青山社中コミュニティの集まりなどの予定

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2019年度が始まる4月には、青山社中関連のコミュニティの集いなどが複数開催されます。

青山社中後援隊では年に2度、後援隊会員の皆様の集いを企画しておりますが、次回は4月19日(金)19時より青山社中オフィス近辺にて開催いたします。

青山社中後援隊員も募集しておりますので、ご関心がある方はこちらよりご確認ください。

また、青山社中リーダー塾8期生座学編修了飲み会、「青山社中リーダーシップ・公共政策学校2018」修了飲み会、「青山社中と共に学んだ人の会」も4月に開催予定です。

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<10>卒業等に伴うインターン生の卒業と新メンバーの迎え入れ

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年度末を迎え、1年間インターン生として活躍した3名(藤田/徳山/原)が退任し、後任として4月より新しく3名(瀧/阿部/原田)を迎え入れることとなりました。

卒業される3人の今後のご活躍をお祈りするとともに、新任のインターン生と日本を元気にすべく引き続き邁進して参ります。

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<11> ゴールデンウィーク期間について

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10連休となるゴールデンウィークですが、弊社は暦通り休業させていただきます。

そのため、休業期間中のお問い合わせ等への対応にはお時間をいただく可能性がございます。

大変恐縮ですがご理解よろしくお願いいたします。

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<12> 青山社中リーダー塾通信

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*青山社中リーダー塾/教育事業

【リーダー塾】

4期生20名が5年間に亘るカリキュラムを修了し、卒塾式を執り行いました。卒塾式後はその足で直接、塾頭の朝比奈がアドバイザーを拝命している軽井沢町へ合宿へ赴き、自分たちの5年間を振り返り、将来を展望しました。

また、最も若い期である8期生も、初年度の座学編の全課程が終了しました。これからは各々テーマの異なる実践編へと突入していきますが、新年度から早速海外へ翔び立つ者、大学院を修了し新しい挑戦に邁進する者など、それぞれの「サクラサク」季節を迎えております。

3月は区切りの、そして再出発へ向けた月ですが、卒塾生も現役塾生も、少数精鋭で「土足で踏み込みあえる」関係ならではの塾生の強い絆が見られました。今後も仲間たちと切磋琢磨しながら、それぞれの領域で「始動」していくことを願って止みません。

 

期を超えた催しとしては、合同クラス(年3回)の歴史・文明編として駒澤大学文学部講師高山大毅氏をゲストにお迎えし、「商業社会と統治者の徳―荻生徂徠の思想から考える―」というテーマでご講義を頂き、議論しました。荻生徂徠は、17世紀末の商業の発展と都市の急成長に衝撃を受けて、統治の問題について考えましたが、現在の「グローバル経済」の発展とそれへの反動などを考える上でも、荻生徂徠の議論は示唆に富んでおり、塾生たちも歴史を通して大いに触発された様子でした。

 

そして次年度新たに9期生を迎えるべく、現在リーダー塾説明会・交流会を行っております。是非奮ってご参加ください。

説明会・交流会のお申し込みはこちらから。

 

【青山社中リーダーシップ公共政策学校】

10月から半年に亘り開講した青山社中リーダーシップ公共政策学校も、無事に今年度の全講座(リーダーシップ編、政治・行政編、経済・財政編、政策実務編➀➁、医療・社会保障編)が終了しました。

毎月異なるテーマで第一線の講師陣による講義と多士済々の受講生同士による議論が繰り広げられてきましたが、混迷を極めるこの時代だからこそ、この場で培った大局観と時代を読む力、そして具体的な知識や知恵を存分に発揮し、

ここで得た同志との繋がりを活用しながら、一人でも多くの受講生が国や社会のことを考えて積極的に行動し、活躍していかれることを祈念しております。

4月には、青山社中リーダーシップ公共政策学校の修了パーティーも予定されています。

*NPO法人「地域から国を変える会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です)

【埼玉県越谷市】

「南越谷駅・新越谷駅周辺地域にぎわい創出懇談会」がスタートしました。本会ではまちづくりの専門家集団である株式会社アバン アソシエイツと協力して会議運営支援を行い、年内(予定)にも「にぎわい構想・計画」を取りまとめます。東武線と武蔵野線が交わる同駅を中心とした、未来のにぎわいを考えるべく、ランドスケープデザイナーや観光活性の専門家が入り、本会朝比奈理事長が副座長として参画します。

【北海道北斗市】

北斗市において、新たな事業を創造するプロジェクトを一年間かけて行ってまいりましたが、このたび、来年度は第一弾としてオプショナルツアー事業を具体化していくことが決まりました。観光協会等の体制を一新し、体験観光の受け皿としての体制構築、販路拡大、商品造成を行っていきます。

*一般社団法人「日本と世界をつなぐ会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です)   

【長野県軽井沢町】

今年度より第2期として開催されている軽井沢22世紀風土フォーラムの中軸となる基本会議が行われ、朝比奈・水野で出席を致しました。

朝比奈が未来共創アドバイザーとしてファシリテートを務めた基本会議では、テーマ別PTでは3つのPTの各座長より2018年度の活動のご報告、エリアデザイン検討に関して水野より進捗のご報告、外部事業者からの交通関連の取り組みのシェア、22世紀風土フォーラム名誉顧問からご講演など、多岐に渡る内容でのご報告・議論がなされ、第2期前半の1年間の集大成として有意義な会議となりました。

今後も、軽井沢町における住民主体のまちづくりが根付いていくようにご支援を続けていく所存です。

【新潟県妙高市】

2018年度からご支援をさせていただいている妙高市について、

これまでの4度の訪問、各種調査結果を踏まえ、妙高市入村市長へのご報告、今後の取り組みの方向性について議論を行いました。

妙高市はリゾート観光地として高いポテンシャルを持ちつつも、他のリゾート地域と比較して、更なる観光の活性化余地が多分にある点や中心市街地の再活性化などについて議論を行うとともに、具体的な施策についてもご提案をさせていただきました。

来年度は、ご提案した施策をベースに、具体的な結果に繋がるように支援を続けてまいります。

【日本と世界をつなぐ会総会を開催】

「日本と世界をつなぐ会」総会を開催しました。

様々な国や領域で活躍している17名が集結し、盛会のうちに終了しました。

ENGAWA株式会社の社外取締役に就任

朝比奈が、インバウンド・2020・地方創生というテーマに代表される新たなビジネスフィールドにおいて、日本ならではの価値ある対象を伝え、届ける、仕組みを創造するENGAWA株式会社の社外取締役に就任することが決まりました。

 

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<13> 青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ

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<3月の実績>

・3/5 朝比奈が相模原市にて講演いたしました

・3/8  朝比奈がテレビ朝日「NewsZero」に出演しました。

・3/10 喜多恒介氏が代表を務める、新しい大学を作ることを目指したアルタナユニバーシティのプレイベントに朝比奈が登壇いたしました。

・3/14 朝比奈がRESAS全国会議にて講演いたしました。

・3/16 駒澤大学文学部講師である高山大毅氏をお迎えし、青山社中リーダー塾の合同クラスを行いました。

・3/16 青山社中リーダー塾8期生座学編が終了しました。

・3/16 IHL(ヘルスケアリーダーシップ研究会)にて「変革」をテーマに朝比奈が講演を行いました。

・3/17 青山社中株式会社もスポンサーとして支援している、ハーバード大学ケネディスクールジャパントリップのレセプションにて朝比奈が挨拶を務めました。

・3/22 鹿島VE研(バーチャル・エンジニアリング)に朝比奈が出席しました。

・3/26 青山社中株式会社の社員・インターン生の歓送迎会を行いました。

・3/28 日本と世界をつなぐ会総会を行いました。

・3/28 自民党の清和政策研究会にて朝比奈が講演いたしました。

・3/29 日本医療機器開発機構代表取締役の内田毅彦氏をお招きし、BBT Chの収録を行いました。

・3/29 JBPressにて朝比奈執筆の記事”「平成」の30年、なぜ日本はこれほど凋落したのか”が掲載されました。

・3/30 青山社中リーダー塾4期生の卒塾式を行い、20名の塾生を送り出しました。

・3/31 三鷹市長選公開討論会にて朝比奈がファシリテーターを務めました。

 

<4月の予定>

・4/3 青山社中リーダー塾特別イベント 平成後の時代の創り方 ~激動の時代の中、今こそ求められる力とは?~(マネーフォワード辻庸介氏×青山社中朝比奈一郎対談)

・4/4 政策を議論するためのインターネット配信×会員交流の場・政策カフェに朝比奈が出演予定

・4/6、4/10、4/13、4/17 青山社中リーダー塾説明会/交流会開催予定

・4/18 日本テレビ「NewsZero」にゲスト出演予定(※変更の可能性あり)

2019年3月5日
青山社中メールマガジンvol.99 行政改革と国会改革

行政改革と国会改革 
  
経済産業省の官僚時代、「新しい霞ヶ関を創る若手の会」(通称:プロジェクトK)という省庁横断的な若手官僚からなる集まりを主宰し、組織・人事・業務の3方面から具体的な霞が関改革案をまとめたことがある。 
  
会の趣旨は、「霞が関に跋扈する不毛な議論や無駄な業務を減らし、長期衰退状態にある日本を建て直すべく、より質の高い政策を作れるようにしよう」というものであったが、公務員制度改革や霞が関における司令塔機能の強化など、提言した内容は、数年の歳月を経て、形を多少変えつつ、かなり実現してきているという気がする。 
  
ただ、当時から、どうしても乗り越えられなかった壁が国会の改革だ。「霞が関(=央省庁・行政府)の改革と、国会(=立法府)の話は別物では?」と思われる読者諸賢も少なからずいらっしゃると思うが、両者はかなり密接につながっているというのが当時も今も変わらない私の見立てだ。 
  
現に、例えば、「霞が関の仕事って具体的に何ですか?」という話になると、具体的には、国会・国会議員対応が話題になることが非常に多い。今も昔も、デートに遅れる際の恋人への言い訳や、帰宅が遅れる場合の配偶者への弁解として、官僚が頻繁に用いる言葉の上位に来るのが「国会対応が長引いて」とか「議員説明対応が急に入って」といった類の発言だ。 
  
法案を例にとって、もう少し霞が関と国会(議員)との関係を構造的に書こう。例えば、ある法案を行政(霞が関)側で考案しても、それがそのまま内閣提出法案として国会で審議されて通るわけではない。政権与党との水面下・あるいは党の部会等会合を通じた調整ので原案が修正され、いわば、闇ので何度も原案が「捻じ曲げ」られる。そうした案をベースに、与党が多数で通るのが分かっている法案を国会で審議するわけだ。 
  
国会(議員)のプロセスが不要だと言っているわけではない。日本は民主主義国家であり、法案は文字通り「立法府」で作られるので必要なのは当然だ。ただ、過度に前半の「闇の与党調整プロセス」が長く、後半の「オープンな国会プロセス」が形式化しているのは確かである。そして、両方のプロセスで主に苦労するのは官僚だ。前半の闇のプロセスを少しでも簡略化し、国会では、官僚ではなく議員同士(厳密には議員や国会のスタッフも含む)が、意味のある建設的議論を通じて原案を修正していくことが本来は望ましい。 
  
例えばこうした改革を実現するだけで、官僚の仕事は格段に効率化され、やりがいも増し、霞が関において、より本質的な調査や、各種原案の実質的・科学的な比較検討などを行えるようになることは間違いないと思う。 
  
こうした構造的事情もあり、上記のプロジェクトKでの議論当時から、「国会の本質的改革なくして、行政改革は無理」といった意見も強かった。ただ、「改革対象の焦点がぼける」ということで、結局、ほぼ完全に霞が関側で対応できる内容に絞った形で(国会は改革の対象に含めず)、「霞が関構造改革案」を議論し、発表することとなった。が、私自身、若干の残尿感を抱いたことは事実だ。 
  
そんな、昨今、まだあまり目立たない形ではあるが、国会改革の議論が若手を心に盛んになってきていることは誠に喜ばしい。与野党の若手議員を心に「平成のうちに」衆議院改革実現会議が昨年夏に国会の改革案を発表したことを皮切りに、各所で色々な議論が巻き起こっている。文字通り「平成のうちに」実現するのは難しそうな情勢だが、右会議は、「やりやすさ」心に検討を進めたと思われる内容を発表しており、IT化、党首討論、質問通告のあり方などを提言している。 
  
そのほか、実現性の問題はあるが、国民民主党、立憲民主党などが、具体的な国会改革案を取りまとめて公表している。驚くのは、割と各議員が個人として自由に国会改革についての発言をしていることだ。 

例えば、去る2月25日(月)の夜に、政策分析ネットワークと上記のプロジェクトK、それに、青山の3者の合同イベントとして行政改革や国会改革について与野党を超えて4名の国会議員をパネラーに迎えて議論が行われた(国会改革についてのセッションのモデレーターは私が務めた)。自由民主党から小林史明議員、村井英樹議員、国民民主党から泉健太議員、立憲民主党から道下大樹議員がパネラーとして参加されたが、村井さんの提案であり、上述の「平成のうちに」の基本線になっている「国会の議論を1)党首討論(国家の大きな方向性)、2)委員会審議(法案や個別政策案)、3)特別調査会(スキャンダルのチェック)、の3つに分けること」については、与野党を超えてほぼ異論なく話が進んだことに驚愕した。 
  
圧巻だったのは、野党の議員である泉議員が、「野党は、国会の審議を無暗に止めて法案等の成立を遅らせても仕方ない。与党が通した案が本当に良かったかどうかが問われるのがその後の選挙なので、その事後チェックに委ねたらいい」という趣旨の発言をしていたことだった。野党がこういう姿勢を取るとしたら、行政も無駄な時間を使わずに済むことは必然だ。 
  
ペーパーレス化はもちろん、会議システムや分身ロボットの活用(海外出張等をしても国会参加が可能)といった新たなテクノロジーの導入から、審議日程の決め方に至るまで、最近、若手の議員が色々と活発に発言している。官僚を活かすも殺すも国会・国会議員次第ということを意識して、迅速に改革を進めていただきたいと強く思う。 
  
筆頭代表CEO 
朝比奈 一郎 
  
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<1>青山リーダー塾9期生募集開始 
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リーダー塾では、今春に9期生募集を行います。今年も原則12名を定員に選抜して、松下村塾をモデルとした少数精鋭の理論と実践の場を創ります。 
「国や会のことを考えつつ、各分野で変革の原動力として行動を起こすことのできる人材」の育成を本旨としておりますが、混沌とした現代において、力強く主体的に人生を構築したいと志す方々、基礎となるリベラルアーツを学び、同志と切磋琢磨することを通じて、自分なりの人生観や世界観を確立して羽ばたきたいという方々は、是非門を叩いてみてください。 
  
9期生募集詳細についてはこちら⇒https://www.aoyamashachuleader.com/ 
  
また、塾頭の朝比奈が無料講義を行う説明会、またリーダー塾生が多く参加する交流会も下記日程で開催予定ですので、ご関心のある方はぜひご参加ください。 
  
◆9期生募集無料講義&説明会◆ 
・3/22(金)19:30-21:00 参加申込はこちら⇒https://aoyamaleader0322.peatix.com/ 
・3/30(土)14:00-15:30 参加申込はこちら⇒https://aoyamaleader0330.peatix.com/ 
・4/10(水)19:30-21:00 参加申込はこちら⇒https://peatix.com/event/604574 
・4/13(土)14:00-15:30 参加申込はこちら⇒https://aoyamaleader0413.peatix.com/ 
  
◆9期生募集交流会◆ 
・4/6(土) 14:00-15:30 参加申込はこちら⇒https://aoyamaleader0406.peatix.com/ 
・4/17(水)19:30-21:00 参加申込はこちら⇒https://aoyamaleader0417.peatix.com/ 
  
※上記説明会、交流会の会場はすべて青山セミナールームとなります。 
※説明会・交流会いずれもリーダー塾生が数名参加予定です。 
  
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<2> 青山フォーラムvol.45「国会改革×霞が関改革」パネルトークを開催 
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政策分析ネットワーク、プロジェクトKとの共同開催で、国会改革×霞が関改革」パネルトーク青山フォーラムvol.45)を2/25(月)に開催いたしました。 
第1部では、小林史明衆議院議員、朝比奈が初代代表を務めたプロジェクトK所属の現役官僚3名が登壇し、霞が関改革について議論しました。 
第2部国会改革ではモデレーターとして朝比奈、パネリストとして泉健太衆議院議員、道下大樹衆議院議員、村井英樹衆議院議員が登壇し、国会改革について本音ベースでの議論を行いました。朝比奈の冒頭言にも記載がありますが、若手議員の皆様の方向性が一致しており、これからの動きが楽しみなパネルトークとなりました。 
  
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<3> 青山フォーラムvol.44「人生100年時代の会保障」(小泉進次郎氏ご登壇)の内容がログミーにて記事として掲載されました。 
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1/16(水)に小泉進次郎氏をお迎えして開催した青山フォーラムvol.44での小泉進次郎氏の講演内容がログミーにて公開されました。3回に分かれて公開されておりますが、ログミーの人気記事として全てトップ10入りしております。当日お越しになれなかった皆様はじめぜひご覧ください。 
  
1.77歳の「視聴率100%男」 小泉進次郎氏が感服した、人生100年時代の生き方 
2.小泉進次郎氏「レールをぶっ壊す」 人生100年時代の国づくりを阻むものの正体 
3.「15歳で農業をしている人」は全国で約10人 小泉進次郎氏が指摘する、時代錯誤の統計データ 
  
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<4>奈良県生駒市にて市役所職員向け研修最終報告会の講師を朝比奈が務めました。 
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2/15(金) 朝比奈が「いこまの魅力創造アドバイザー」として関わっている奈良県生駒市での市役所職員向け研修最終報告会が開催されました。当日は小紫市長も立ち会いのもと、若手職員の3つのグループが、約8か月かけて作った政策をプレゼンし、朝比奈が講評を行いました。 
地域活動や副業などを推進する「市職員の地域貢献活動推進」、市がウェブサイトを構築して実現する「市内企業の人材確保」、職員の防災意識を高めることを目的とした「市職員の災害対応業務に関する政策提案」の3つが提案されました。 
  
当日の模様の記事が「地方自治体を応援するメディア|Heroes of Local Government」に公開されておりますのでぜひご覧ください。 
記事⇒https://www.holg.jp/original-article/kensyuu/ 
  
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<5>「夢・志事塾」経営会議にて朝比奈が「リーダーシップと地方創生」をテーマに講話を行いました。 
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2/13(水)開催の「夢・志事塾」経営会議にて朝比奈が「リーダーシップと地方創生」をテーマに講話を行いました。今年が如何に激動の時代になるか、如何に教育改革が必要か、などについて語りました。聞いていただいた津市の前葉市長、三重大の駒田学長、辻製油の辻会長、ナベルの永井長、四日市の森市長などと議論し、親交を深め、有意義な一時となりました。また、翌日は三重県の鈴木知事への表敬訪問もさせていただきました。 
※「夢・志事塾」は、三重県の企業経営者、行政職員、学識者などが集い、次世代を担う人材の養成を目的に活動している団体です。 
  
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<6>東京大学生協主催公務員試験・司法試験講演会にて朝比奈が講演を行いました。 
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2/7(木)、東京大学生協主催(LEC東京リーガルマインド協力)学習スタート応援企画 公務員試験・司法試験講演会にて「央官庁から起業、新たなキャリアへ ~官僚から広がる未来~」という演題で朝比奈が講演しました。官僚時代の経験談に限らず、途で官僚を辞めることも含めて、最初のキャリアを霞が関で過ごすことの意味について語りました。 
朝比奈自身、会人のスタートを官僚として始める意味は、まだ結構あると心から思っており、ポジショントークではなく、将来、どう活きて来るかについて話しました。 
  
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<7>3/8(金)NEWS ZEROに朝比奈が出演予定 
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3/8(金)のNEWS ZEROにて、朝比奈がコメンテーターとして出演予定です。お時間ある方はぜひご覧の上、ご感想をお寄せください。 
  
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<8> 青山リーダー塾通信 
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青山リーダー塾/教育事業 
【リーダー塾】 
座学編にある8期生は行政(政治)改革論の講義を続けております。 
今日の改革の3つの方向性である「司令塔組織」「人事」「業務効率化」を、霞が関のみならず、塾生の所属する組織にも当てはめながら考察を深めてまいりました。特に、業務効率化に関しては塾生の誰もが身近なテーマでもあるためか、議論がいつになく白熱しておりました。3/8(土)には今年度最後の合同クラス(年3回)を開催しますが、歴史・文明編として駒澤大学文学部講師高山大毅氏をゲストにお迎えし、「商業会と統治者の徳―荻生徂徠の思想から考える―」というテーマにてお話しいただく予定です。 
また、講義のみならず、8期生の間では、有志で塾生が経営する会の見学、ライブ鑑賞の後、新年会も行い、親睦を深めました。卒塾となる4期生も3月末には同期が集う場を企画しており、「土足で踏み込みあえる」関係を硬軟交えて形成しております。 
9期生募集も始まっており、ご関心のある方はぜひ説明会にお越しください。  
  
【BBT(ビジネス・ブレークスルー大学大学院)】 
朝比奈が客員教授(担当:会変革型リーダー特論)を務めるビジネス・ブレークスルー大学大学院の受講生との懇親会を2/27(水)に開催しました。オンラインで受講できるBBTchの番組収録もジンズ田長で33回目を迎えており、今後ともリーダー育成に向けて努めてまいります。 
  
【ぬまた起業塾】 
群馬県沼田市での起業家養成を目的とし、朝比奈が塾頭を務めるぬまた起業塾では、4期生が卒塾しましたが、卒塾後のサポート体制の一環として、塾生と朝比奈との面談が本日行われました。また、ぬまた起業塾の同窓会の設立総会も開催し、卒塾生が期をまたいで応援しあえるコミュニティに発展しつつあります。 
盛り上がっている起業塾コミュニティを心に、正のエコシステムを回して「起業のまち、沼田」を目指してまいります。 
  
*NPO法人「地域から国を変える会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です) 
【埼玉県越谷市】 
新越谷駅周辺の賑わいづくり創出に向けて、懇談会運営とまちづくり計画作成支援を担うこととなりました。越谷レイクタウンや最近注目を集めている越谷いちごタウン、各種運動施設、宮内庁鴨場、能舞台、宿場町など、あらゆる資源を持つ越谷市の玄関口としての当該地域の在り方を考えます。 
  
【茨城県内教育機関】 
専修学校において、地域資源と健康をマネジメントする「食のソムリエ」を育成するためのカリキュラム構築を行うこととなりました。栄養士等を目指す学生、飲食業従事者をターゲットとして、医食同源をコンセプトとしたカリキュラムを作成します。 
  
【神奈川県川崎市】 
朝比奈が経済活性アドバイザーを務める川崎市では、2/6(水)に川崎市産業振興協議会・小企業活性化専門部会が開催されました。人口約150万人の川崎市を今後、いかに盛り上げていくか、活発な議論が展開されました。 
  
*一般団法人「日本と世界をつなぐ会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です) 
【新潟県妙高市】 
2018年度からご支援をさせていただいている妙高市への本年度4度目の訪問を朝比奈・水野で行いました。 
今回の訪問では、次期総合計画に関する市役所職員の皆様との議論及び、冬の観光産業の状況に関して、主要な事業者の皆様へのヒアリング・視察・議論を行いました。 
妙高市は、国内はもとより世界有数のスノーリゾートとしてインバウンド客が増加しており、観光産業を更に妙高市の基幹産業として成長させていくために、スノーシーズンでのとるべき方向性の議論や、グリーンシーズンでの観光誘客に向けて、有意義な議論をさせていただきました。 
来年度以降も、具体的な施策実行に向け、引き続き支援をしてまいります。 
  
【長野県軽井沢町】 
今年度から第2期として開催されている軽井沢22世紀風土フォーラムについてエリアデザイン施策の一環として、引き続き地区の区長をはじめとした住民の方々にヒアリングを行いました。 
軽井沢町は、地区によって特色のある地域性を有しており、軽井沢全体の発展とそれぞれの地区の発展をどのように描いていくか、積極的に議論をされております。 
来年度は今年度行ったヒアリングをもとに、エリアデザイン施策の具体化に向けてご支援を行っていく予定です。 
  
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<9> 青山のメディア掲載・講演等のお知らせ 
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<2月の実績> 
・2/7(木) 東京大学生協主催(LEC東京リーガルマインド協力)学習スタート応援企画 公務員試験・司法試験講演会にて朝比奈が講演しました。 
 演題:央官庁から起業、新たなキャリアへ ~官僚から広がる未来~ 
  
・2/10(月) 青森県で開催された「G1サミット2019」の第6部分科会「本気の地方創生 ~自立した地域が日本をリードする~」というセッションにて、朝比奈が長野県知事・阿部守一氏、READY FOR株式会代表取締役CEO・米良はるか氏、岡山県知事・伊原木隆太氏(モデレーター)と共に登壇しました。 
当日の模様は後日グロービスのページにて動画公開される予定ですので、改めてご案内いたします。 
  
・2/13(水) 三重県津市にて開催された「夢・志事塾」経営会議にて朝比奈が「リーダーシップと地方創生」をテーマに講話を行いました。 
  
・2/15(金) 朝比奈が「いこまの魅力創造アドバイザー」として関わっている奈良県生駒市での市役所職員向け研修最終報告会が開催されました。当日は小紫市長も立ち会いのもと、若手職員が政策提案を行い、朝比奈が講評を行いました。当日の模様の記事はこちら 
  
・2/25(月) 小林史明衆議院議員、泉健太衆議院議員、村井英樹衆議院議員、道下大樹衆議院議員、現役霞が関官僚にご登壇いただいた国会改革×霞が関改革」パネルトーク第45回青山フォーラム、政策分析ネットワーク・プロジェクトKと共同開催)にて、朝比奈が第2部国会改革のモデレーターを務めました。 
  
・2/27(水) BBT チャンネル「会変革型リーダーの構想力」にてジンズ田長をゲストに迎えて番組を収録しました。(3/27(水)21:00~22:00放映予定) 
  
<3月の予定> 
・3/5(火) 相模原市議会議員 鈴木こうち氏の会合にて朝比奈が講演予定 
・3/8(金) NEWS ZEROにコメンテーターとして朝比奈が出演予定 
・3/10(日)10:00~13:00 アルタナユニバーシティプレイベントにて朝比奈が講演予定 
 テーマ「学び/大学の在り方を問い直し、変えていく」  
※主に大学生が対象となりますが、ご参加希望の場合はこちら 
・3/16(土)15:00~17:00 ヘルスケアリーダーシップ研究会にて朝比奈が講演予定 
 ※一般参加(5000円)も可能です。お申込みはこちら 
・3/29(金)  BBT チャンネル「会変革型リーダーの構想力」にてアイスタイル吉松長をゲストに迎えて番組収録予定 

2019年2月2日
青山社中メールマガジンvol.98 亥年・平成最後の年に

亥年・平成最後の年に 
  
2019年が始まり、早くも1か月が過ぎた。 
今年は亥(いのしし)年だが、過去を振り返るに、波乱の年であることが少なくない。関東大震災や阪神淡路大震災が起こったのも亥年だ。 
  
天災と干支を関連づけて述べるのは非科学的かも知れないが、少し論理的に説明できるのが亥年と政局の関係だ。亥年は政権が崩壊することが多い。直前の亥年は2007年だが、他ならぬ安倍政権(第1次内閣)が総辞職した年であり、その前の1995年は、村山内閣が事実上終わった年だ(5日だけ翌年まで延命したが、1996年1月5日に総辞職)。 
  
これがどうして論理的に説明できるかと言うと、亥年は、春に4年に一度の統一地方選があり、夏に3年に一度の参院選があるという、12年に1度の巡り合わせの年だからだ。基本的に解散がない地方議会の多くの選挙(統一地方選)と解散が全くない参院選は、この亥年に連続して行われるため、いわゆる「選挙マシン」を動員しての組織選挙を行う固定票頼みが強い政党ほど、「選挙疲れ」により参院選で不利になると言われている。公明党はもちろん、自民党もその意味では「不利」な状況にあるのは間違いなく、与党には参院選への警戒ムードが漂う。 
  
そんな中、現在、亥年の参院選の悲劇を12年前に身をもって体験した安倍総理がどういう策を考えているのかは、余人には知る由もないが、ご本人が「頭の片隅にもない」とメディア向けに語っておられる衆参ダブル選挙も当然、選択肢の一つだと思われる。選挙を増やすことは、上記の「選挙疲れ」の悪影響を考えると逆効果だと考えられがちで、特に公明党などは「もう勘弁してくれ」という気分だろう。しかし、選挙の顔である総理を担ぐ自民党的には、争点を明確にしてドラマチックに衆院解散をすれば、浮動票が流れてくるというポジティブな考え方もできる。 
  
ただ、ダブル選挙という切り札を使う前提として、強力な野党が刃向ってくる(浮動票を奪っていく)という切羽詰まった状況があるわけだが、現状、どうも、野党がパッとしない。立憲民主党が頭一つ抜けた感じもあったが、国民民主党と小沢一郎氏率いる自由党が合流することになるなど、野党同士がしのぎを削る状況に大きな変化はない。敵失にほくそ笑んでいるのが自民党だ。今回改選を迎える方々が当選した6年前の参院選で自民党は大勝しているので、その時よりは確実に議席を減らすとも言われているが、安倍総理としては、「争点が明確化できなければ、衆院解散までしなくても良いか」という判断に傾く可能性も高い。 
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さて、今年は、5月に新天皇陛下が即位する「元号が変わる年」でもある。間もなく終わる平成という時代の初期を政治文脈で振り返るに、平成元年に消費税が導入されて(3%)、竹下内閣が総辞職をし、平成4~5年にはキングメーカーとも言われた金丸信自民党副総裁が政治資金規正法違反で起訴され(いわゆる佐川急便事件)、政治改革が政局の重要課題となったことが思い出される。その後、平成5年には熊本知事だった細川氏がアッと言う間に総理にまで登り詰める形で政権が代わり、衆院の小選挙区制を中心とする選挙制度改革が実現した。当時は、誰もが、「これで日本も二大政党制になる」と考えた。当時大学生になったばかりの私もそう無邪気に信じた一人であった。 
  
しかし、30年近く経って現状を見るにどうであろうか。結局、上記のとおり、自民党一強で、その他いくつかの野党があるという構造だ。政権担当能力のある二大政党制になって、政策面での切磋琢磨がおこれば、日本の政治は健全化すると言われていたが、果たしてどうか。私には、結局、「スキャンダル暴き」を中心とする誹謗中傷合戦がより激化しているように見える。 
  
小選挙区という選挙の都合上、勝つためには半分以上の票を取らねばならず、必然的に中道寄りのマイルドな政策、いわゆる「キャッチオール」的な政策を唱える政党が、似通った立ち位置や政策を掲げて二大政党制の両翼を担う、とも当時言われていた。しかし、米国の例を見るまでもなく、世界的にも、そして、恐らくは日本が向かっている方向性も、極端な分極化だ。 
  
昭和から平成に変わった1989年は、竹下・宇野という二つの内閣が倒れた。大正から昭和に事実上変わった1927年(26年12月末に昭和天皇即位)には、若槻内閣が倒れている。米中貿易戦争などに起因する中国や米国での景気後退が世界を覆いはじめており、不気味な足音が近づいている感じもする中、政治・政局がどう動いていくのか。今年は要注意の年になると感じている。 
  
筆頭代表CEO 
朝比奈 一郎 
  
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<1> ~「公務員の総合力のアップデート」を目指す~ 
「青山社中リーダーシップ・公共政策学校 政策実務編?」 
    2019年2月6日(水)お申込み締め切り 
日程:2月7日、14日、21日(毎回木曜夜19:30-21:30) 
    (WEBによる録画データ受講もOK!) 
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10月より開講した青山社中リーダーシップ・公共政策学校ですが、リーダーシップ編、政治・行政編、経済・財政編、政策実務編?が好評のうちに終了し、2月にはいよいよ政策実務編?が始まります。 
  
激動する社会の中で、公務員も既存の仕事をこなす力だけではなく、自分で考え、行動するスキルが求められています。民間、行政問わず、ただ目の前の仕事をミスなく遂行するスキルは欠かせません。しかしそれ以上に、その中で自分にしかできないことや、既存の枠にとらわれない思考方法など、他者との差別化に価値が置かれる時代となっていくことが予想されます。 
そのため、公務員(2月講座主対象)を念頭に、地方・国家公務員どちらの勤務経験(元内閣府/元陸前高田市副市長)を持つ久保田氏による「公務員の総合力をアップデートする方法」について講義を展開します。 
※録画による遠隔オンライン受講もできますので、遠方の受講者や欠席者へも十分フォロー致します。 
  
青山社中リーダーシップ・公共政策学校HP(お申込みはこちらです) 
http://aoyamashachu.com/project/education/leader_extension 
  
【講師】 
久保田崇(立命館大学公共政策大学院教授/元陸前高田市副市長/元内閣府/元プロジェクトK理事/英国ケンブリッジ大学経営学博士(MBA)) 
・震災後の陸前高田市において、副市長として復興政策の陣頭指揮を執る 
・内閣府にてニート・引きこもり対策の「子ども・若者育成支援推進法」制定に携わる 
  
【内容】 
第1回 目指すべき公務員のモデル 
第2回 調整力・コミュニケーション力に繋がる上司・部下との人間関係の作り方(BOSSマネジメント等) 
第3回 政策アイデアの発見や実行力に繋がる人脈づくり 
  
【開催概要】 
・日程  2019年2月7日(木)、14日(木)、21日(木) (全3回) 
・時間  19:30~21:30(インターネットによる録画データ視聴も可能) 
・場所  青山社中セミナールーム東京メトロ銀座線外苑前駅より徒歩5分) 
  
ご関心を持たれた方は是非HPをご覧ください。(公務員ではない方、民間で活動されている方も大歓迎です。) 
  
青山社中リーダーシップ・公共政策学校HP(お申込みはこちらです) 
http://aoyamashachu.com/project/education/leader_extension 
  
講師、スタッフ一同、皆様と共に学べることを心より楽しみにしております。 
  
  
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<2> 2/12(火)19:30 青山社中リーダーシップ・公共政策学校医療・社会保障編無料体験授業兼説明会開催 
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上記、政策実務編②とは別に、3月に開講する医療・社会保障編について無料講義&説明会を行いますので、ご興味のある方はお気軽にご参加ください(先着順)。 
  
《2月12日(火) 医療の現場と政策両方に精通する講師と学ぶ、これからの医療・社会保障のあり方》 
  
人工心臓開発をきっかけとして医師に転身し、外科医を勤めた後、厚生労働省に転職され、現在はそのバックグラウンドを活かし、ご自身で医療法人、ベンチャー企業の運営や政府、自治体、大学、企業への助言など現場とマクロ両方に精通されている宮田様を講師に迎え、社会保障について最新の話題にも触れながら学べる医療・社会保障編の無料体験授業を開催します。 
  
  <このような方におススメです> 
 ・医療政策・社会保障政策の最新動向及び全体像を短時間で掴みたい 
 ・政策と医療現場両方に通じている講師の知見に触れたい 
 ・ヘルスケア業界や他業界のリーダー人材とネットワークを構築したい 
  
【講師】 宮田俊男 大阪大学産学共創本部特任教授 
日本医療政策機構理事、内閣官房補佐官を歴任 現在、厚生労働省参与/日本医師会医療政策会議委員/国立がん研究センター政策室長/日本健康会議実行委員/ 医療法人DENみいクリニック理事長/Medical Compass CEO 
  
・日程  2019年2月12日(火) 
・時間  19:30~21:30 
・場所  青山社中セミナールーム(東京メトロ銀座線外苑前駅より徒歩5分) 
・定員  35名(先着順) 
  
お申し込みはこちら⇒http://ptix.at/qL14By 
  
※本イベントは青山社中リーダーシップ・公共政策学校医療・社会保障編(2/28,3/7,3/14)の無料体験授業兼説明会となります。 
  
  
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<3>1/16(水)青山社中フォーラムVol.44にて小泉進次郎氏が登壇 
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44回目を迎えた青山社中フォーラムで、「人生100年時代の社会保障」というテーマで小泉進次郎氏にご登壇いただきました。 
日本を企業としてとらえた際に「第二創業」という気概で改革を進めなければならない、という小泉氏の一言に始まり、「将来の日本人から感謝されるような、新たな社会保障基盤を作ることが必要」と、これからの世の中を見据え、人生100年時代の基盤づくり、今後の社会、年金、保険、医療、教育など、話題は多岐にわたりました。 
当日は急遽、波紋が広がっている厚労省の毎月勤労統計調査問題に関しても朝比奈との対談の時間が設けられ、今回の問題を矮小化させず、むしろこれをきっかけにいかに改革を進めるのか、という観点での議論がなされました。 
また、白熱した質疑応答を受けて、人生100年時代への変化に向け「何が社会として共有できる価値なのか議論していきたい」と、今後の展望を熱く語るお姿が印象的でした。 
  
アンケートでは、 
● 話し方だけじゃなくて中身が本当に詰まっていた。政党の話じゃなくて日本の話をしていた。だから分かり易かったし面白かった! 
● 特に自民党や氏を支持するわけではありませんが、根深い年齢差別や死に方ばかり注目されがちな風潮の中、「人生100年時代」だからこそ好きな仕事を長くできることが重要、という提案は清々しく、とても共感しました! 
● 「高度経済成長期とは異なる人生モデルを作り上げる。その為、政治家として今は感謝されなくても将来の日本の為に全力を注ぐ」というメッセージが印象的でした。 
● シルバー民主主義で、社会保障の改革を踏みとどまる傾向の中、若者への情報伝達力がある小泉氏には、合理的でスムーズな改革ができると期待しています。 
など、非常に多くの声が寄せられました。 
  
今回は、社会保障制度を切り口にどのような日本を描いていくのか、を会場の皆様と一緒に考える機会となりましたが、青山社中では引き続き、政策シンクタンクという母体を活かして、様々な形と角度から学びと実践の場を、志ある方々にご提供する所存です。 
  
今後ログミーなどのメディアで記事化もされますので、弊社Facebookページ・当メルマガなどで改めてご案内差し上げます。 
  
また、2/25(火)には、青山社中フォーラムvol.45として「国会改革×霞が関改革」パネルトークを予定しております。朝比奈がモデレーターを務め、与野党の若手国会議員(衆議院議員泉健太氏、小林史明氏、村井英樹氏、道下大樹氏)、現役霞が関官僚と共に本当に必要な国会や霞が関の改革について、熱く語ります。 
※こちらは2/2(土)より青山社中関係者登録受付開始のため、別途ご連絡差し上げます。 
  
  
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<4> 1/20(日)群馬県議会議員・金井康夫氏の後援会総会にて朝比奈が講演 
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群馬県選出の県議会議員金井康夫氏の後援会総会にて、沼田市経済活性アドバイザー・ぬまた起業塾の塾長を務める朝比奈が「2019~どうなる群馬 利根沼田の未来を考える」をテーマに講演を行いました。 
当日は、群馬県ゆかりの国会議員(衆議院議員上野宏史氏、尾身朝子氏、中曽根康隆氏、参議院議員中曽根弘文氏、山本一太氏 ※五十音順)や大澤群馬県知事、横山沼田市長、地元企業の経営者の方々はじめ数多くの方々がお見えになり、大変な盛会となっておりました。 
  
ぬまた起業塾も先日、4期目を終え、引き続き、群馬・沼田の活性化のために尽力してまいります。(リーダー塾通信にて後述) 
  
  
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<5> 1/25(金)青山社中後援隊の集い開催 
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青山社中の理念・事業に賛同し、活動を後援いただける方々による会員組織、「青山社中後援隊」がございますが、去る1月25日(金)に会員の皆様の交流を行う「後援隊の集い」(年2回)を開催しました。 
当日は各界から多士済々が集い、豪華で有意義な時間となりました。会員特典として青山社中フォーラムへの会員価格による優先案内がございますが、直近に開催された小泉進次郎氏をお迎えしてのフォーラムを受けた議論が行われたり、各会員のお仕事についてもご紹介いただいたりしました。 
他にも、会員同士での思わぬ繋がりや昔話、具体的なビジネスについてなどあちらこちらで話に花が咲き、盛会となりました。 
  
青山社中後援隊詳細についてはこちら⇒http://aoyamashachu.com/supporter 
  
  
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<6> 青山社中リーダー塾通信 
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*青山社中リーダー塾/教育事業 
【リーダー塾】 
座学編にある8期生は、昨年末から行政(政治)改革論のカリキュラムに入りました。 
年末には、総理大臣になったつもりで、1)日本の現状(社会指標、経済指標ほか)を見て、2)改革に向けた方向性(ビジョン、戦略)を考えてきましたが、国家戦略、人生戦略、企業戦略等を考える上での基礎となる「戦略論」の要諦を押さえ、また実際に「総理」が改革を進める上で動員するところの「霞が関」の現実や本質的な問題について俯瞰し、ケーススタディとして例えば海外援助事案を財務省、外務省、経済産業省など異なる省庁の立場に立ち、考察しています。 
他にも、実践編に位置している他の期も含めて、新年会など硬軟様々なイベントを行っております。直近では、中国に詳しい卒塾生の先導で、無人スーパーやキャッシュレス決済が日本よりも進む上海への視察旅行が行われました。 
  
リーダー塾では、今春に9期生募集を行います。今年も原則12名を定員に選抜して、松下村塾をモデルとした少数精鋭の理論と実践の場を創ります。 
「国や社会のことを考えつつ、各分野で変革の原動力として行動を起こすことのできる人材」の育成を本旨としておりますが、混沌とした現代において、力強く主体的に人生を構築したいと志す方々、基礎となるリベラルアーツを学び、同志と切磋琢磨することを通じて、自分なりの人生観や世界観を確立して羽ばたきたいという方々は、是非門を叩いてみてください。 
  
9期生募集詳細についてはこちら⇒https://www.aoyamashachuleader.com/ 
  
◆9期生募集無料講義&説明会◆ 
・3/22(金)19:30-21:00, 
・3/30(土)14:00-15:30, 
・4/10(水)19:30-21:00, 
・4/13,(土)14:00-15:30 
  
◆9期生募集交流会◆ 
・4/6(土) 14:00-15:30, 
・4/17(水)19:30-21:00 
  
※上記説明会、交流会の会場はすべて青山社中セミナールームとなります。 
※Peatixにてイベントページを近日中に開設予定ですので、ご参加希望の方はイベントの通知が届くようにPeatixの青山社中ページhttps://peatix.com/group/9525をぜひフォローしていただければ幸いです。(メールマガジンでも改めてご案内差し上げる予定です。) 
  
【ぬまた起業塾卒塾式】 
群馬県沼田市での起業家養成を目的とし、朝比奈が塾頭を務めるぬまた起業塾では、4期生の卒塾式を行いました。 
全塾生が、半年間、主に土曜日に行われるカリキュラムをきちんとこなし、出席要件も満たして最終のビジネスプラン発表を行いました。一人も欠けることなく無事に全員が卒塾できたことは喜ばしい限りでした。 
ビジネスプランは業種業態も多岐に亘り、各々の強みや個性が反映された見応えのあるものとなり、今後がとても楽しみになりました。 
ぬまた起業塾は、むしろ卒塾してからが本番ですので、卒塾してからも個別に中小企業診断士によるサポートを受け続けることができます。盛り上がっている起業塾コミュニティを中心に、正のエコシステムを回して「起業のまち、沼田」を目指して参ります。 
  
*NPO法人「地域から国を変える会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です) 
【北海道北斗市、道南いさりび鉄道】 
北斗市で実施する事業計画について、観光事業2本・交通事業2本がまとまりました。来年度から事業遂行の支援をしていく段階に入ります。また、関東の複数の第三セクター鉄道社長とも意見交換を重ねており、地域一体となって事業を考えていくモデルを広く展開していく予定でおります。 
  
【静岡県熱海市】 
熱海が最近元気という記事をみかけるようになって久しい中、熱海の空き物件を商店やゲストハウスにリノベーションすることで活性に寄与している株式会社machimoriと意見交換をしました。「熱海が元気になった理由については、色んな人が色んな事を言っている。」そういった声が聞かれるまちは恐らく元気であり、歩きながら、色々な事業者の努力の複合体であることを実感しました。 
  
*一般社団法人「日本と世界をつなぐ会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です) 
【群馬県沼田市】 
昨年設立された、沼田市海外販路開拓支援事業推進協議会の会合が行われ、朝比奈が今後の沼田市の海外販路開拓の方向性についてプレゼンテーションを行いました。 
沼田市では、同協議会の設立後、海外販路開拓が一層加速され、2019年も同市職員によるシンガポール視察の実施や展示会の開催の企画など複数の事業が計画されています。 
本年は沼田市にとって海外販路開拓の強化年間となることが想定されるため、弊社でも施策展開をサポートしてまいります。 
  
【長野県軽井沢町】 
今年度から第2期として開催されている軽井沢22世紀風土フォーラムのテーマ別PTのうち、交通関連PTの会合が開催され、朝比奈・水野で討議に参加致しました。 
交通関連PTでは軽井沢町内での渋滞対策をどのように住民として取り組んでいくかが議論されており、今回の会合では今後取り組んでいく施策の具体的な方向性について合意することができました。 
また同時に、同フォーラムのエリアデザイン施策について、軽井沢町内の2地区で区長をはじめとした住民の方々にヒアリングを行い、今後の地区のあるべき方向性に議論をいたしました。 
テーマ別PT、エリアデザインと施策が具体化していく中で、今後も実行に向けて支援を行ってまいります。 
  
  
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<7> 青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ 
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<1月の実績> 
講演 
・1/16 青山社中フォーラムVol.44にて小泉進次郎氏にご登壇いただきました。 
・1/20 金井康夫群馬県議会議員の後援会総会にて「2019~どうなる群馬 利根沼田の未来を考える」というテーマで朝比奈が講演を行いました。 
・1/22 朝比奈が講師を務めるBBT チャンネル「社会変革型リーダーの構想力」の番組収録で経済産業省教育産業室長浅野氏に出演いただきました。(2/27(水)21:00~22:00、SkyPerfecTV 757Chに放映予定) 
  
メディア掲載 
・1/23 The Japan Timesにて朝比奈の連載が掲載されました。 
 題名:Reform education to produce true leaders 
・1/30 フジサンケイビジネスアイ「高論卓説」にて朝比奈の論考が掲載されました。 
 題名:構造的課題の解決図る組織文化を 勤労統計の不適切調査問題、その本質は 
  
<2月の予定> 
・2/7(木) 東京大学生協主催(LEC東京リーガルマインド協力)学習スタート応援企画 公務員試験・司法試験講演会にて朝比奈が講演予定 
 演題:中央官庁から起業、新たなキャリアへ ~官僚から広がる未来~ 
・2/9(土)~11(月) G1サミットにて、朝比奈が2/10(日)第6部分科会「本気の地方創生~自立した地域が日本をリードする~」にパネリストとして登壇予定 
・2/25(月) プロジェクトK、政策分析ネットワークとの共同開催で青山社中フォーラムVol.45開催「国会改革×霞が関改革」パネルトーク(モデレーター:朝比奈一郎、パネリスト:国会議員・現役官僚数名) 
※2/2(土)青山社中関係者先行登録開始のため、別途ご案内差し上げます。 
・2/27(水)BBT チャンネル「社会変革型リーダーの構想力」にてJINS田中社長をゲストに迎えて番組収録予定 

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