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2023年11月30日

青山社中メールマガジンvol.156「シン「和魂洋才」時代の必要性 ~本当の保守を考える/青山社中13周年の決意~」

青山社中メールマガジンvol.156「シン「和魂洋才」時代の必要性 ~本当の保守を考える/青山社中13周年の決意~」

………. [もくじ]…………………………………………………………………………………………….
1.朝比奈一郎の論考
「シン「和魂洋才」時代の必要性 ~本当の保守を考える/青山社中13周年の決意~」

2.ASLG青山社中リーダーシップ・公共政策学校 開講・受講生募集中!

3.トピックス
●朝比奈の論考が『アゴラ』に掲載されました
●BBT Chの講義「社会変革型リーダーの構想力」を収録しました
●朝比奈が、むかわ町を訪問しました
●朝比奈が、上智大学「知のエグゼクティブサロン」に参加しました
●歓送迎会を行いました
●朝比奈が、NECで講演を行いました
●『ぬまた起業塾』と東京企業訪問を行いました
●朝比奈が、BSテレ東「危機のカナリア」に出演しました
●朝比奈が、「静岡市第4回SDGs観光研究会」に出席しました
●朝比奈が、「富山県人材育成基本方針策定に向けた検討会議委員」座長に就任しました
●朝比奈が、魚津商工会議所で講演しました
●朝比奈が、新潟県妙高市を訪問しました
●朝比奈が、中小企業庁「まちづくり人材育成事業有識者委員会第3回委員会」に出席しました
●朝比奈が、「ぬまた起業塾」で塾頭講話を行いました
●朝比奈が朝霞のチエノワベースを訪問、有志と懇親しました
●朝比奈がLuckyFM 茨城放送 「ダイバーシティニュース」に出演しました
●朝比奈が懇話会に参画 神戸市で『ジョブ型管理職』の採用が決定しました
●村上 正史が青山社中のメンバーに加わりました
●青山社中は、創業13周年を迎えました

4.青山社中からのお知らせ
●『青山社中キャリア』~パブリックセクターの求人情報~ -官民の「回転ドア」をもっと大きく、もっと軽く。-

5.青山社中リーダー塾通信
●NPO法人地域から国を変える会 事務局長:1期生 大山
●一般社団法人日本と世界をつなぐ会 事務局長:7期生 水野

6.青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ
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1.朝比奈一郎の論考
「シン「和魂洋才」時代の必要性 ~本当の保守を考える/青山社中13周年の決意~」
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1.大事なのは、①素直に実力差を認め、②学び(真似び)、③いつか勝つとの根性は忘れないこと
今から丁度171年前の11月(1852年11月13日)、米国海軍長官のケネディは、東インド艦隊司令官だったペリーに対日使命遂行に関する訓令を与えた。計画自体はそれ以前からあったが(むしろペリーが上申したものだが)、この正式な訓令を経て、対日使命遂行のための艦隊が組まれ、琉球や小笠原などを経て、翌年1853年7月、ペリー率いる艦隊は日本の浦賀沖にその姿を見せる。

当時の日本人が受けた衝撃を現代に置き換えて喩えて言うなら、恐らく大げさではなく、道の科学文明を有する宇宙人が宇宙艦隊を率いて突然地球の上空に現れたようなものであろう。存在することは知っていたが実際に見たことはほぼなかった西洋人が、実際にその姿を見せたわけだ(宇宙人が存在するかは分からないが、いても不思議ではない)。

しかも、こちらの射程は届かず、先方の大砲の射程は届くという不利な状況のもと、開国せよとの大統領親書を突き付けられた幕閣の気持ちはいかばかりであったか。まさに、武力による脅し、砲艦外交である。

そうした大変に不利な状況下、科学技術の現実も知らず、或いは直視せずに沸き立つ「攘夷」の大合唱状態の世論を前に、当時の幕府の役人たちは、私に言わせれば、現代の外交官たちも見習うべき素晴らしい交渉術を駆使した。厳しい状況の中で、アメリカを手始めに、各国と渡り合い、ギリギリの条約をまとめた。

が、健闘及ばず、マクロに見れば、この「外憂」が引き金となり、「攘夷のためには、弱腰でだらしない江戸幕府を倒すべし」との機運が醸成されてしまい、結果として、世界の現実を知らない辺境の芋侍たちに天下を奪われてしまう。いわゆる明治維新である。

芋侍たちは、「政権」を担うことになって初めて(正確には、担うことが現実的になってきたころから)、海外と日本の科学技術力の圧倒的差異におののくこととなった。元々倒幕をするための大義名分であったはずの「攘夷」の旗印はどこへやら、刀を捨てて洋装をし、まちづくりにあっては洋風建築を真似、洋風の法制度を導入し、洋風の軍隊を整え、近代国家を成立させた。

明治政府が成立してからわずか3年後の1871年に、わが国は政府の中枢の要人を多数含む107名からの大使節団を欧米に派遣するわけだが(いわゆる岩倉使節団)、一応目標として掲げていた条約改正の交渉がこの使節団で達成できるはずもなく、その実態は、西洋を学ぶミッションだったと言って良い。使節団一行は、各地で歓待されつつも、彼我の実力差・文明の差に圧倒されるわけだが、同時に、熱く闘志を燃やしていた。

使節団の記録係だった久米邦武は、米欧回覧実記にこう記している。「欧洲今日ノ富庶ヲミルハ、千八百年以後ノコトニテ、著シク此ノ景象ヲ生セシハ、僅二、四十年ニスキサルナリ」。つまりは、彼我の差に圧倒はされつつも、冷静に「欧米諸国だって、40年前は大したことはなかった。」と分析し、明記はしていないものの、「そうであれば、我々はもっと早く追いついて、追い越そう」という気概を見せている。

そして実際に我が国は、驚異的スピードで近代化を成し遂げ、明治維新後40年足らずで、欧米の強国の一角を占めていたロシアに近代戦で勝利することとなる。そこにあったのは、①実力差を認め、②しっかりと学び(模倣をし)、③いつかは勝つとの根性を忘れないことであった。

紙幅の関係で詳述は避けるが、東京を中心に焼け野原となった戦後の日本もそうだ。戦勝国のアメリカとの差は圧倒的であった。しかも戦に敗れて占領されることとなり、軍隊は解体され、いくつかの分野では研究することすら制限された。自動車にしても家電にしても、もちろん日本の発明でも何でもないわけだが、①実力差を認め、②しっかりと学び(模倣をし)、③いつかは勝つとの根性で、自動車も家電も、本家アメリカが驚く高性能の製品を次々と生み出してマーケットを席巻していった。

2.現代・現在を考える
言うまでもないが、現在の日本は停滞の中にいる。円安の影響などもあるが、世界第二位だったGDPは、中国に抜かれ、最近は日本の2/3ほどの人口しかいないドイツにも抜かれたとされる。世界で5位以内の常連だった一人当たりGDPも、今や30位台だ。様々な研究開発力も衰えており、引用される論文数、大学のランキングその他、凋落の一途だ。かつて、世界の時価総額ランキングでトップ30社のうち21社を占めていた日本企業は、今や一社も30位以内はいない。

私たちに今必要なことは、①実力差を認め、②しっかりと学び(模倣をし)、③いつかは勝との根性で頑張ることであることは自明だが、果たしてどうであろうか。

何となくまだ、かつての経済大国・技術大国としての誇り・自尊心が空気として強く存在し、そのことが、他国から学ぼう(他国の優れたものを真似しても受け入れよう)という姿勢を失わせている気がする。そこから、負けないで頑張ろう、という根性は生まれようがない。

幕末・明治維新の頃、或いは戦後の焼け野原の時代とくらべて、欧米先進各国等との技術力の差は大したことはないはずだが、我々は、例えばGAFAM、と聞くと、「もうかなわない」という気分に満ちてしまう。Googleやアマゾンから徹底的に学んで、彼らを抜くような企業を作ろう、という気概はもはや日本には存在しない。

イーロン・マスク氏の評伝がバカ売れしているようだが、日本で言えば団塊Jr世代とも言える彼の年齢層に、あそこまで徹底して、根性をもってやり抜く人材は見当たらない。テスラにしても、スペースXにしても、ゼロから、巨大企業などに挑んで今や勝利しつつあると言って良い。

ITなどのテクノロジー分野だけではなく、例えば、現在は、新エネルギー全盛の時代ではあるが、風力発電の風車、バイオマス発電のボイラー、太陽光発電のシステムその他、日本において、欧米や中国の技術をしっかり学び、根性を持って抜き返そう、という話は聞いたことがない。浮体式の風力発電なども、実証実験的なところまではやっているが、産業として育てて次代に残そう、という気概は感じられない。

民間企業もさることながら、戦略を組む政府においても、そうした気概・学ぶ姿勢は死滅しつつある。新エネを推進するのであれば、今や、例えば経産省の省エネ新エネ部は、太陽光課、風力発電課、核融合課、バイオマス・バイオガス発電課など、分野別にバーッと担当課を作って産業競争力を挙げるべく勝負に出ても良いかと思うが、寡聞にしてそういう話は聞いたことがない。

官民挙げて、①実力差を認め、②ミッション出すなどして海外から徹底して学び、③いずれは抜き返す、との根性を見せることが、実は大事なのではないかと思う。昨今の地政学・地経学的な情勢分析から考えても、残念ながら、しばらく、国民国家単位で、世界の帰趨が決まって行く時代がしばらく続きそうであるわけだが、そうした中、益々、こうしたアプローチは重要になって行くものと思われる。端的に言って、最近陰りがあるものの、これまで急成長を遂げて来ている中国にあって、今の日本にないのは、この姿勢であろう。

かつて「和魂洋才」という言葉が流行ったが、まさに、今の時代にこそ、真の「和魂洋才」が求められている。いずれ追いつき・抜く、という和の根性と、洋のすすんだ技術・考え方の取入れである。(中国などに学ぶことも考えると、「洋」は必ずしも西洋ではなく、「東洋」と考えるべきである)

3.政治の現状と本当に取るべき方策
昨今の政界を見ると、保守を巡る議論や動きが喧しい。安倍さんを支えていた保守層が、リベラル化した自民党・岸田政権から離れているとか、それをつなぎとめるために、保守の新たなアイコンとも言うべき高市早苗経済安全保障担当大臣が新たな勉強会をはじめたとか、そうした動きは手ぬるいとばかりに、自民党とは別に、日本維新の会、参政党、日本保守党などの動きが盛んで支持を集めているとか、である。

私は、日本の国の保守を考えるのであれば、より正確には「(日本という存在をしっかり)保守するための改革」を考えるのであれば、まさに、上記のような、①負けや実力差を額面通りに受け止める合理的考えや勇気、②進んでいる海外から徹底して学ぶ謙虚な姿勢、③いずれは追いつき、追い越そうという根性、が必要になると思う。ちょっとした政治活動でどうこうなるものではない。

そして、ある意味で、このことの実現・道筋の担保は、どの政策実現よりも喫緊であろう。仮に何らかの政策の実現で、再び成長する、勢いのある日本というものが見えれば、財政再建にしても、少子化にしても、地域活性にしても、たちどころに良い方向性、出口が見えてくるはずである。

しかるに、こうした舵取りをするべき肝心の政治は、スキャンダルをめぐる攻防、細かな減税や増税をめぐる攻防、選挙を巡る攻防などに明け暮れている。私は逆説的であるが、政治主導の日本の競争力アップの改革を進めるには、政治ではなく社会運動的アプローチを取るべきではないかと思う。

この30年、国民が見て来たのは、日本新党ブーム、「自民党をぶっ壊す」との小泉ブーム、民主党の政権交代ブームなどの、約10年おきに繰り返される政治ブームであり、それらが真の改革ではなかったことは残念ながら明らかである。

昨今の日本維新の会の伸長にしても、各種新党の乱立にしても、また、政権取ゲームが始まったのかと、国民はどこか冷ややかだ。かつてのブームを知らない若年層には、こうした改革系の新党や政治というものの持つインパクトは或いは心地よく響く部分もあるのかもしれないが、大半は白けている。

逆説的な書き方にはなるが、政治を機能させて物事を実現するには、政治ではなく社会運動から始めるべき、というのが私の結論である。主張や中身は異なるが、先般亡くなった池田大作氏が行った「創価学会」という、ある種の思想信条を広める社会運動の延長線上に「公明党」という政党があり、そこが政治を担うというようなアプローチだ。共産主義革命を目指す社会運動の一助としての政党である共産党などもスキーム的には似たようなものかもしれない。

真の保守のため、真の政治のため、「何をするべきか」という社会運動を先行させ、そこが、期間限定でも、改革のために政治を担うような動きが(運動実現のための政党を作って政権を取る動きが)日本で実現できるか。それが、迂遠ではあるが、実は日本の再生への近道ではないかとも感じている。政治のセンターピンを取るために政党を作り、とにもかくにも政権を奪取する、という現状の白けた在り方からの脱却が求められている。

青山社中は、今月で13周年を迎えた。日本の活性化を標榜して会社を立ち上げ、悪戦苦闘しつつ、社員20名ほど(業務委託やインターンを含む)で日々頑張ってはいるが、残念ながら目標(日本の活性化)達成は未だ程遠い状態だ。

ただ、こうした活動には多くの理解を頂き始めており、売り上げや利益はともかく、構成員の人数規模から考えると、恐らく、日本有数と言って良いほど、政治の世界、官僚の世界、ビジネスの世界、ベンチャーコミュニティ、NPO等の非営利セクター、大学等の学校の世界、海外との接点など、極めて幅広いネットワークを築きあげて来た。カネ儲けは下手ながら、ヒト儲けでは大成功していると自負している。

13年と8カ月(14年弱)務めた経産省を離れて直後に青山社中を設立して13年が経過したが、間もなく、時間的には文字通り、「半官半民」の人生となる。こうした、①実力差を認め、②優れた海外に学び、③いずれは勝つ(次代に食い扶持を残す)根性、という機運醸成のため、これからも各事業を頑張り続けたい。一社だけでまず行う小さな社会運動である。

政治そのものに携わることは当面考えていないが、先述のとおり、「社会運動あっての政治」ということを意識していることから、こうしたアプローチ、気分を共有できる仲間と今後も繋がって行きたいと考えている。それが燎原の火のように広がって真の社会運動となるように。

筆頭代表CEO
朝比奈 一郎

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2.ASLG青山社中リーダーシップ・公共政策学校 開講・受講生募集中!
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12年目を迎えた『青山社中リーダーシップ・公共政策学校』(略称:ASLG)が、今年10月から開講中です。同校は、日本社会を取り巻く課題を理解し社会課題を解決する「始動者」・「政策人材」の育成をコンセプトにした学校です。
https://aoyamashachu.com/aslg/

この10~11月は、校長の朝比奈が担当する「リーダーシップ」と、政策研究大学院大学の竹中治堅教授が登壇する「政治・行政」を催行しました。いずれも企業、官公庁等に務める多くの受講者の皆さんに受講いただき、活発な議論・交流がなされております。

続いて現在は、前つくば市副市長の毛塚幹人氏による、「地方行政」が開講したところです。毛塚氏の経験に基づく丁寧な講義とファシリテートで、熱を帯びた広義となりました。

以降は年明けより、財政・社会保障(1月10日~)、政策実務(1月11日~)、危機管理(2月7日~)、医療・介護・ヘルスケア産業(2月28日)の開講を控えております。

各講座への申込は、各開始日の前々日まで受け付けておりますので、
ご周知いただけますと幸いです。

▼詳細はこちら

▼お申込はこちら

▼パンフレットお問い合わせはこちら

【概要】
対象:政治行政などのパブリックセクターを変革する意思のある人材
   民間の立場から現行の政策や制度を理解した上で変革のアクションを志す人材
   (年齢制限・選考はありません)
開講時期:2023年10月~2024年3月(1講座から受講いただけます)
     ※アーカイブ動画での受講も可能
     ※欠席の場合にレポートの提出によって受講扱いとすることもあります
開講時間:水曜日若しくは木曜日の19:00~21:00
開催場所:青山社中セミナールーム(東京メトロ銀座線外苑前駅より徒歩5分)
※リアルとオンラインを同時に開催致しますが、講師都合によりオンラインのみの場合もございます。

【費用】
1)入学金:1万円(税込)
2)受講料 1講座あたり5万円(税込)
・復習割:以前受講された講座と同じ講座を受けられる方は1講座2万円(3万円割引)
 ※復習割はオンライン参加のみ

【説明会アーカイブ】
▼動画はこちら

■説明会項目
・校長挨拶(8月30日)・副校長挨拶(9月20日)、青山社中ご案内
・講座カリキュラムご案内
・昨年度受講者インタビュー
・質疑応答

〇お問い合わせはこちら(担当:立山・富樫)
E-mail:education@aoyamashachu.com

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3.トピックス
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<1> 朝比奈の論考が『アゴラ』に掲載されました
11月2日(木)から、
ブログメディア『アゴラ』に、朝比奈の論考として『ライドシェア論争を横目に夢想する「ちょっと荒唐無稽な行政改革」の話』が掲載されております。本記事は10月末の青山社中メールマガジンで配信したコラムをより多くの人にご覧頂くため、アゴラ誌に掲載したものです。

▼記事はこちら

<2> BBT Chの講義「社会変革型リーダーの構想力」を収録しました(ゲスト:公益社団法人グローバルヘルス技術振興基金(GHIT Fund)CEO國井修氏)
11/2(木)、朝比奈が講師を務めるビジネスブレークスルーチャンネルの講義「社会変革型リーダーの構想力」を、公益社団法人グローバルヘルス技術振興基金(GHIT Fund)CEO國井修氏をお迎えし、収録いたしました。同氏は、感染症対策、母子保健、人道支援などの分野で一貫して、医療の行き届かない人々への医療技術とアクセスの向上に尽力してきたドクターです。
OAの折に再度お知らせいたしますので、ぜひご覧ください。(番組視聴は有料、公開時期はビジネスブレークスルー大学が決定します。)

▼番組サイトはこちら

<3> 朝比奈が、むかわ町を訪問しました
11/7(火)からの3日間、北海道むかわ町を訪れました。
朝比奈は今年6月に同町の「町復興創生・共創アドバイザー」に就任しており、鵡川地区で進める再整備事業などについて助言しています。
訪問初日には「地域活性・まちづくりについて考えるリーダー(始動者)の重要性」と題し、住民向けの講演会を実施、第2部ではむかわ町のまちづくりに関わる方々とパネルディスカッションを行いました。
※この模様は、『北海道新聞』にも取り上げていただきました。

宿泊した厚真町では、トヨタから地元のために頑張っておられる、えぞ財団創立者の一人でもいらっしゃる成田さんと学生、むかわ町役場の有志と懇親しました。

また、2日目には想定を超える50~60名の大盛況の中、町の職員に向けたリーダーシップ研修を行いました。
そして最終日はむかわ町とのご縁を繋いでくださった木村俊昭先生とのディスカッションでこの素晴らしい三日間を締めくくりました。

<4> 朝比奈が、上智大学「知のエグゼクティブサロン」に参加しました
11/7土、上智大学「知のエグゼクティブサロン」に、朝比奈が有識者として参加しました。
こちらは、一流のビジネスパーソンと学者・有識者がフラットに対話でき、お互いに学び合える、水平型・対話型・創発型の新しいサロンです。

<5> 歓送迎会を行いました
11/13月、当社ではコロナ後に初めて、歓送迎会を行いました。
今期途中から参画したCOOの平木、村上、立山を迎え、来年に印西市長選に挑む覚悟の藤代を、激励を込めて送り出しました。

<6> 朝比奈が、NECで講演を行いました
11/16(木) 朝比奈がNECにて「DX時代に必要なリーダーシップ」と題し、講演とディスカッションに登壇しました。
講演では、リーダーに必要な素養やDX時代の本質についてお話し、ディスカッションではIISE理事長の藤沢様、NECデジタルガバメント推進統括部長の小松様と共演。
ASLGにご参加いただいている同社の方にもご参集いただき、真のリーダーとは「指導者」ではなく「始動者」をキーワードに、これからの社会をリードする人材についてみなさんと議論しました。

<7> 『ぬまた起業塾』と東京企業訪問を行いました
11/17(金)朝比奈が塾頭を勤める『ぬまた起業塾』の塾生・関係者とともに、都内の企業を訪問しました。
サナメディ 内田社長、CIC Tokyo 名倉GM、dof 野崎様、ZEROCO/カフェカンパニー 楠本社長の講演を拝聴するとともに、施設紹介や試食を賜りました。
ご協力いただいた皆様のご尽力により、今後の起業や事業の拡大を見据える塾生諸氏の糧となる、貴重な時間となりました。

<8> 朝比奈が、BSテレ東「危機のカナリア」に出演しました
11/18(土) 7:00〜OA「危機のカナリア」に出演しました。

石川 和男氏(元経済産業省 政策アナリスト)の司会で、規制改革推進会議の議長なども務められた大槻奈那氏とともに、ライドシェアや2024年問題について議論を交わしました。

▼アーカイブはこちら

<9> 朝比奈が、「静岡市第4回SDGs観光研究会」に出席しました
静岡市の豊かな資源を活用した、インバウンド政策、高付加価値化事業、地域の特性を活かした観光政策を議論しております。

<10> 朝比奈が、「富山県人材育成基本方針策定に向けた検討会議委員」座長に就任しました
11/21(火)朝比奈が座長に就任した「富山県人材育成基本方針策定に向けた検討会議委員」の第1回会議が行われました。社会情勢の変化に柔軟に対応し、持続可能な行政サービスの提供体制を構築するための人材育成についてさまざま議論を交わしました。
また新田知事ともご挨拶し、南里部長や石井県警本部長とも交流を深めました。

<11> 朝比奈が、魚津商工会議所で講演しました
11/21(火)に朝比奈が、魚津商工会議所で講演しました。
地域経済を支える皆様の前で、リーダーシップや地域活性など幅広いお話をしました。
朝比奈は2021年より「魚津市地域力創造アドバイザー」を務めています。

<12> 朝比奈が、新潟県妙高市を訪問しました
11/21~22(水) 新潟県妙高市を訪問し、国内初のZoom社と連携してデザインされた公共施設であるMyokoBaseCampと、平田社長のご厚意によりコネクテックジャパン社を視察しました。
また、城戸市長や今田市議と面会、妙高市役所との懇親会と大変有意義な妙高訪問となりました。

<13> 朝比奈が、中小企業庁「まちづくり人材育成事業有識者委員会第3回委員会」に出席しました
こちらは、地域の取組等をサポートする新たなタイプのまちづくり人材として、総合的な能力開発やコーディネート能力の強化に向けた人材育成講座プログラム案の策定を行うものです。

<14> 朝比奈が、「ぬまた起業塾」で塾頭講話を行いました
11/25(土)朝比奈が「ぬまた起業塾」の塾頭講話を行いました。
講話ではリーダー論と先日の東京訪問の振り返りに加え、地域で起業することや地域経済の活性化のキーワード、またその事例を塾生に向けてお話ししました。
また、かけつけてくれた卒業生を含む塾生らとの懇親会は、大盛況でした!

<15> 朝比奈が朝霞のチエノワベースを訪問、有志と懇親しました
同プロジェクトを進める一進堂 山崎社長のご厚意により、地域や地域企業との連携による新たな可能性を学びました。
また、青山社中リーダーシップ公共政策学校の受講生でいらした外務政務官の穂坂衆議院議員、朝霞駅前の飲食店経営者の須田氏、デベロッパー・不動産会社を経営する橋本氏、青山社中リーダー塾生で弊社システム担当でもある筒井氏、エグゼクティブ向けのファイナンシャルアドバイザーとして活躍する政治通の陣野氏と、懇親の場を設けていただきました。

<16> 朝比奈がLuckyFM 茨城放送 「ダイバーシティニュース」に出演しました
11/28(火) 21:00〜OA「ダイバーシティニュース」に出演しました。

イスラエル情勢や、アルゼンチン大統領選・台湾総統選など諸外国の政治と、国内政治についてコメントしました。

▼アーカイブはこちら

<17> 朝比奈が懇話会に参画 神戸市で『ジョブ型管理職』の採用が決定しました
朝比奈が懇話会に参画する神戸市で『ジョブ型管理職』の採用が決定しました。
第一回となる今回はデジタルと土木・まちづくりの2分野で経験・スキル・専門性を持つ人材を募集しました。
同市は昨年、朝比奈が座長を務めた委員会での議論を踏まえて、「新たな神戸市人材獲得戦略」を策定し、新卒と経験者採用の割合を5:5とすることを目標としています。

▼神戸市職員採用選考はこちら

<18> 村上 正史が青山社中のメンバーに加わりました
11月から村上 正史が、当社のメンバーに加わりました!
村上は筑波大学国際総合学類卒業。政策研究大学院大学(GRIPS)政策研究科知財プログラム修了、修士(公共経済学)、長年さいたま市役所で活躍してきました。
青山社中では早速、政策支援チームを牽引しています。

<19> 青山社中は、創業13周年を迎えました
皆さまにご縁・お力添えを賜り、当社は去る11月15日に13周年を迎えることができました。
「日本の活性化」という初心を忘れることなく、今後も邁進する所存です。
引き続きのご指導ご鞭撻を、お願い申し上げます。

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4.青山社中からのお知らせ
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5.青山社中リーダー塾通信
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*NPO法人地域から国を変える会 事務局長:1期生 大山
【群馬県安中市】
市長公約を着実に遂行させるための「あんなか再起動プロジェクト」は、本会でプロデュースを行っておりますが、11月段階で全体として97項目のうち10項目を達成しました。さらに、今年度末までに34項目の達成に向けて、順次進めています。この取組みは、公約を「短期」「中期」「中長期」に分け、実現するために必要なプロセスを明確化し、進捗管理を徹底することにより、速やかな公約の達成を目指しています。
取組み内容の詳細(安中市役所ホームページ)

【鳥取県大山町】
鳥取県大山町では、昨年度実施した政策コンテスト(職員による政策提案)から、いくつかの事業が予算化・実現しました。住民窓口のタブレット化、健康診断受診率向上の取組み、出産お祝いにジビエグッズ贈呈(ジビエ活用)などです。従来、大山町はトップダウン型であったと言われていましたが、職員によるボトムアップの取組みが実現し、「言ってもムダ」から「やればできる」に空気が変わりつつあります。これらの取組みは庁内で経過報告会を実施し、他の職員への波及効果も期待されています。

*一般社団法人日本と世界をつなぐ会 事務局長:7期生 水野
【北海道むかわ町】
代表朝比奈が「むかわ町復興創生・共創アドバイザー」を務める北海道むかわ町にて、鵡川地区における今後のまちづくりに関するご支援を行っております。
11月は11月7日~9日の日程で訪問をさせていただきました。7日には町民の皆さまに向けて「地域活性・まちづくりについて考える~リーダー(始動者)の重要性~」と題して講演をさせていただいたうえで、町民のキーパーソンの方とのパネルディスカッションを行いました。特にパネルディスカッションではパネラーの皆さまと熱い議論が交わされ、大変な盛り上がりを見せました。また8日には町職員向けの研修を実施いたしました。当初30名前後のご参加予定でしたが、50~60名の参加で会場の会議室が立ち見も出る状況で、質疑も熱心にいただき、むかわ町職員の皆さまの熱意を改めて感じる機会となりました。9日には、むかわ町とのご縁をつないでいただいた東京農業大学教授で元スーパー公務員としても著名な木村俊昭先生がご来町され、鵡川地区拠点整備に関するディスカッションを行いました。
また、3日間の行程を通して、鵡川地区拠点整備に関する具体的な進め方の議論を行い、どのように民間を巻き込み、よりよいまちづくりに繋がる取組みにできるか、町長はじめすり合わせ・合意形成を行いました。12月いよいよ鵡川地区拠点整備について具体的な進行が始まると思われますが、弊社としても引き続き着実に進んでいけるようご支援をさせていただきます。

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6.青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ
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<12月の予定>
・12/6(水) 【平木が講演】浜松市 『これからの自治体マネジメント』
・12/9(土) 【朝比奈が審査員】内閣府 『地方創生アイディアコンテスト』
・12/10(日) 【朝比奈が講演】泉 健太衆議院議員パーティー 於:京都グランビアホテル
・12/26(火) 【朝比奈が出演】LuckyFM 茨城放送 「ダイバーシティニュース」
・調整中 【朝比奈が執筆】『アゴラ』
・調整中 【朝比奈が執筆】『JB Press』

今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 
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