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2023年3月31日

青山社中メールマガジンvol.148「ジャパニーズ(Japanese)ではなくニッポニーズ(Nipponese) ~新しい日本像・日本の「風景」でシン日本人を創る~」

青山社中メールマガジンvol.148「ジャパニーズ(Japanese)ではなくニッポニーズ(Nipponese) ~新しい日本像・日本の「風景」でシン日本人を創る~」

………. [もくじ]…………………………………………………………………………………………….
1.朝比奈一郎の論考
「ジャパニーズ(Japanese)ではなくニッポニーズ(Nipponese) ~新しい日本像・日本の「風景」でシン日本人を創る~」

2.トピックス
●朝比奈がG1「100の行動アワード」にてプレゼンターとパネルディスカッションのモデレータを務めました
●アゴラに”大改革と漸進の間で:華々しく挑戦して散るか、地道な改善のみで生き残るか”のタイトルで朝比奈の論考が掲載
●リーダー塾合同クラスで北康利先生がご講演
●BBT Chの講義「社会変革型リーダーの構想力」を収録(ゲスト:株式会社PoliPoli 代表 伊藤和真氏)
●JBpressに”官民連携を謳いながら…「官の論理」と「民の論理」を結ぶ知恵がなさすぎる”のタイトルで朝比奈の論考が掲載
●神戸市「新たな人材獲得戦略に関する懇話会」第二回会合に朝比奈が座長として出席
●G1サミットに朝比奈が登壇
●LuckyFM 茨城放送 「ダイバーシティニュース」に朝比奈が出演
●ぬまた起業塾アドバイザー会議・起業塾同窓会に朝比奈が出席
●防衛研究所にて朝比奈が講義しました
●朝比奈が魚津市を訪問

3.青山社中からのお知らせ
●社員募集中!政治家や政党、行政機関をクライアントに、政策支援を共に担う仲間を募集します
●青山社中キャリア(人材紹介業)より:政府渉外担当者の募集に関するお知らせ

4.青山社中リーダー塾通信
●始動者求む!青山社中リーダー塾13期生の募集を開始しました
●NPO法人「地域から国を変える会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:1期生大山)
●一般社団法人「日本と世界をつなぐ会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:7期生水野)

5.青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ
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1.朝比奈一郎の論考
「ジャパニーズ(Japanese)ではなくニッポニーズ(Nipponese) ~新しい日本像・日本の「風景」でシン日本人を創る~」
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1.国際競争力からみた重点移動(政治経済→文化スポーツ)
ドイツやスペインを撃破し日本が奮闘したサッカーW杯ほどは盛り上がらないだろう、と勝手に思っていた野球のWBCだが、日米対決の決勝戦を僅差で制し、大盛況のうちに終わった。

もはやTVが全ての時代ではないし、放送時間帯の問題もあるので(W杯は日本時間の深夜放映が多かった)一概に比較はできないが、世帯視聴率は全戦平均で40%を超えてサッカーW杯の数字を上回り、大谷がトラウトを三振に仕留めた最後の場面は、平日の昼間であるにも関わらず50%近い視聴率だったようだ。

円の実効レート、人口、競争力ランキング、主要論文引用回数、、、と最近、どんな経済指標・社会指標を見ても、国際的な凋落ばかりが目に付き、もはや経済大国・技術大国とも言えない我が国であるが、サッカーにしても野球にしても、少し前のラグビーW杯での活躍やオリンピックでのメダル獲得数にしても、まさにスポーツ大国となりつつある。その名のとおり、日の昇る国という勢いだ。

目を少し転じてみても、音楽や映画や演劇などの世界でも、国際的なコンクール等での日本人の活躍がかなり目立つ。その他、食の世界に目を向けてみると、例えばミシュランでみると、ここ数年、都市別で断トツ1位の東京の星の数は、2位のパリの約2倍である。京都と大阪も、5位以内の常連であり、星の数ではパリと大差はなく、日本の強さは圧倒的である。

総体的にみて、周囲に言われるがままに「良い学校」(偏差値が高い学校)に入りなさいとばかりに盲目的に受験勉強をさせられてきた「エリート」たちの国際競争力は総じて低く(主に政治や経済の世界)、そうした「学校教育」の枠組みの外で生き生きと個性を伸ばしてきた人たちの国際的な評価が凄く高い。

PDFファイルで有名なアドビ社の調査などが有名だが、日本・東京は、世界でダントツに「クリエイティブな国・都市」と認識されているが、そのクリエイティビティ(想像力→創造力)は、偏差値教育の外側にいる方々が主に生み出している。

2.自信のない、しかし優しい「日本」
ここ数十年の日本を内外から眺めている外国人、日本の背中を追いかけてきて、今や抜こうとしている中韓などのアジア勢の知人や、かつての日本と色々な意味でやりあってきたアメリカ人などに話を聞くと、彼らの多くは上記の「エリート」日本人たちと付き合うことが多いためか、日本人は元気がなくなった、と多くが思っているふしがある。

昔の〇〇社の社員は、もっと自信があった、とか、昔の××省の官僚は、もっと面白い人が多かった、などの類の言説を聞くことが多い。確かに、彼らは、定点観測的に、時代を経て同じ肩書の部署・部局にいる日本人を見続けているので感ずるところがあるのであろう。

確かに、私が通産省(当時)に入省した頃の役所の「課長」の権威は、今、同期の多くが「課長」をしている中での現状と比べて実感するが、一言で言って、確実に落ちている気がする。言ってみれば「自信無き上司」が増えているのだ。

たまにあるパワハラ事件がかつてより全然大きくクローズアップされてしまうので、反射的に見えにくくなっているが、表現は良くないが、最近は、パワハラ出来るほどの自分への信頼がある人が圧倒的に減っている(もちろん、パワハラは良くないが)。

少し前は、ブラック職場・パワハラの嵐だったので、多くの人がこれはヤバいと組織を脱出していったが、最近は、抜けられては困ると企業側が様々な「サービス」を若手に展開するようになっている。最近では、若手の要望をしっかりと聞く、1on1とか、その中での「メンタリング」「傾聴」のレベルを超えて、若者に教えを乞うという(上司が若手に教えてもらうという)「逆メンタリング」などの流れもあるそうだ。

俯瞰的に状況を見ると、もちろん「傾聴」「逆メンタリング」みたいなのも実施しないよりは実施した方が良いのではあろうが、私などは、こうした動きを何となく冷ややかに見てしまう。本質的に、若者が求めているのはパワハラ的な表現ではない形での上司の「自信」であり、そこなくしてきちんとした解決はないのだろうと思う。若者は、怒られるのは嫌だが、意見してもらって(時に叱ってもらって)成長させてもらうことは、むしろ歓迎しているとも思われる。

しかし、現状(自信無き上司が「逆メンタリング」までしてもらう流れ)自体は、ある意味で自然な流れである。この自信の無さは、言ってみれば、岸田総理が以前強調していた「聞く力」でもあり、優しさでもある。上記の日本の文化力の背景に、例えば日本のアニメファンなどに典型的に感じるが、そうした日本の「平和的在り方」や優しさというコンテンツ力も見え隠れしているような気がする。

こうした背景から来るのかどうかは分からないが、上記の国際競争力のある日本人(文化やスポーツで活躍する日本人)の中にも、成績における圧倒的な強さ・自信という強さと同時に、とても日本的な優しさ・繊細さも同時に感じる。(大谷選手などが典型か)

メタ的に言えば、こうした日本的優しさ、もっと言えば弱さ・儚さのようなものに、逆に日本人はもっと自信をもって、堂々と臨んでも良いのかもしれない。「プリンシプルに拘泥しないというプリンシプル」に「絶対の自信を持つ」、みたいな形で。一見自信なく、優しく、何でも受け入れる日本の在り方に、自信をもって突き進むということが大事な気がする。

スポーツや文化の世界で活躍する日本人たちは、それを見せてくれているのではなかろうか。個々の力がものを言うメジャーリーグや欧州のサッカーに対して、日本流のチームワークの良さにも良い所がある、という風に。

3.どうする家康・どうする岸田 ~「弱さ」からの成長・真の強さ~
また視聴率で恐縮だが、大河ドラマ『どうする家康』の数字が振るわないとか意外に健闘しているとか、巷間では色々と言われている。個人的には「意外に数字が良いじゃないか」というのが実感であるが、その要因として家康の弱さに焦点をあてていることがあるのではないかと思う。即ち、現代日本の在り方に即して考えると、ダメな家康の成長ストーリーという文脈が、比較的受けているのだと感じる。

今後の展開の予想も込めてだが、弱き家康・悩める家康が徐々に成長し、その弱さをむしろ強みにしてまさに神君となり、歴史上類をみない長期の徳川幕府約260年の基礎を築くという出世・成長の物語に現代の視聴者は、共感を覚えるのではないか。(逆に、高齢の視聴者は違和感が強いかもしれない)

この弱き家康の成長ストーリーに政治を当てはめて考えると見えてくるのが、岸田政権の支持率の不思議な上昇である。最近、大手メディア各社の支持率調査が出たが、ここに来て岸田政権の支持率が軒並み上昇している。NHKと日経に至っては、支持率と不支持率の逆転(支持率の方が良い)というところにまで押し戻している。

先日(28日(火))、茨城放送ダイバーシティニュースでの政治コメントで詳述したが、そういう状況の中で、ここ数日内の衆院解散説まで飛び出している。確かに、景気動向や野党の準備状況、上述の支持率上昇その他を考えれば、解散説もさもありなんだが、個人的には、さすがにそこまで(3月~4月頭の解散)の決断はないと思っている。しかし、それにしても、ここに来て、そんな大胆な決断をあの岸田総理がするかもしれない、という噂が飛び交うほどに、岸田総理の「強さ」が前面に出てきている。

その前の菅政権が「携帯電話値下げ」「不妊治療の保険適用」「ワクチン100万回/日」などの果断な政策を実現していたのにくらべ、岸田政権は1年たっても「何も動いてない」と揶揄されるのが常であった。ところが、1年を過ぎたあたり(昨年末)から、岸田総理は、立て続けに防衛費増額、安保三文書改定、先日のウクライナ訪問など、割と大きな決断をして、その実現に動いている。安倍政権や菅政権などであれば、大きな抵抗があって進まなかったとも思われることが、割と順調に進んでいるように見える。

自信がなく、優しい、「聞く力」だけであった岸田総理が、成長して決断を繰り返している、という「どうする家康」的成長ストーリーに、日本の絶頂のバブル時代を詳しく知らない中年・若年層を中心とした国民がある程度の共感を示しているとすれば、理解できる現象ではある。

4.ジャパニーズ(Japanese)からニッポニーズ(Nipponese)へ
かつてのギリシアは、軍事や経済の強国から、やがて相対的には、多くの詩人や学者を生み出す科学・文化系の大国となり(ラテン語のローマ人が、現在の英語的にギリシア語を学んで、ギリシア人家庭教師などを重宝したように、文化的な影響力は国力凋落後も大)、その後は完全に没落していった。

スポーツや文化大国となりつつある日本、皆の話を聞くという民主的土壌が根付いている日本をどう「自信を持って」残すか。つまり、世界がうらやむ日本を信じる人たち、国籍という意味でのジャパニーズ(Japanese)ならぬ、日本のファンであり日本的あり方と共に歩みたいと考えるニッポニーズ(Nipponese)たちをどう新しく作って行くかが今問われている気がしてならない。そうでないと、かつて没落していった世界の大国と同じになってしまう。

経済力を失いつつあり、弱弱しく、自信なく、常に「どうする?、どうする?」とおびえるだけのひ弱なエリート的日本人。バブル期以降に成人となった大人たちを中心とした「優しい」だけの聞く力の日本人。そうした我々こそが、ある意味逆ギレして、自信をもって、日本的あり方を構築し、言語化し、主張し、共感を呼び、日本や世界をつくり変えていく必要がある。自然の恵みや文化歴史の恩恵を感じながら。

岸田政権は異次元の少子化を主張しているが、人口を増やすことはそう容易ではないであろう。日本人の存在感は、文字通り、数という意味では減退していくことは間違いない。そして、外国人移民を増やすことにも限界がある。国籍を変えさせる、ということは容易ではない。

しかし、中国や東南アジアの方々を中心に、もちろん欧米人の多くも含め、結構な数の外国人が、①日本の優しい傾聴力のある民主的あり方(特に、中国やロシアでは、ロックダウンや強権的な経済規制、海外への侵攻姿勢に嫌気がさして国外に脱出したいと思っている層は多い)、②四季折々の自然の美しさ、③そうしたものから導きだされる繊細な優雅さが通底する様々な文化(食、工芸からアニメ・音楽など)、などに惹かれて、「日本人的」になりたいと考えている。いわば、戦前のような軍事強国、戦後のある時期までの経済大国ではない、新たな日本像に惹かれ・それを伸ばす新日本人像だ。

最近、シン~と呼ぶのが流行っているが、「シン」には、「新」はもちろん「真」や「深」など色々な意味が含まれ得るという。そうしたシン日本人たちは、国籍で考えるべきではない。国籍は、タイだろうと、ケニアだろうと、ルクセンブルクだろうと、中国だろうと、ロシアだろうと、アメリカだろうと構わない。無理にジャパニーズ(Japanese)になってもらう必要もない。新たにニッポニーズ(Nipponese)を世界中につくれば良い。

私たちのやる気と覚悟が問われている。我々が自信と理念を持てば、世界に良い関係人口が増える。さあ、どうする日本人。

筆頭代表CEO
朝比奈 一郎

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2.トピックス
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<1> 朝比奈がG1「100の行動アワード」にてプレゼンターとパネルディスカッションのモデレータを務めました
3月3日(金)、
朝比奈がG1「100の行動アワード」にてプレゼンターとパネルディスカッションのモデレータを務めました。

第1部では、G1「100の行動アワード」にて「ウクライナ避難民の支援・受け入れ」に関して、記念トロフィのプレゼンターを務めました。表彰対象は、浜松市の鈴木康友市長と日本財団の笹川常務理事。
プレゼンターのスピーチでは、アドバイザーもさせて頂いている浜松市は、日系ブラジル人の受け入れなどで、外国人受け入れの伝統のある市ですが、現場はとても大変な中、市長のご英断などで、世界に貢献する日本、という意識の中で真っ先に手を挙げられたことを称えささせて頂きました。また、もう20年来の知人の笹川さんについては、時期は入れ違いでしたが一緒に学んだケネディスクールの精神にも立ち返り、今回の笹川さんの義侠心、そして日系ペルー人の受け入れなどからの歴史を称えさせて頂きました。

第2部では、モデレーターとして先のお二人に加え、「スタートアップ創出」に関して同じく受賞された鈴木政務官、米良CEOとともにパネルディスカッションに臨みました。「ウクライナ避難民の支援・受け入れ」と「スタートアップ創出」とまったく異なるテーマのように思えましたが、よく考えてみると、両者は、日本には根付いていなかった文化が、徐々に市民権を得て変わりつつあることの象徴ともいえ、「変わりゆく日本/変えていく日本」という大テーマを設定して、議論して頂きました。全員、旧知の尊敬する知人・友人だったこともあり、大変楽しい議論となりました。

<2> アゴラに”大改革と漸進の間で:華々しく挑戦して散るか、地道な改善のみで生き残るか”のタイトルで朝比奈の論考が掲載
3月3日(金)、
アゴラに”大改革と漸進の間で:華々しく挑戦して散るか、地道な改善のみで生き残るか”のタイトルで朝比奈の論考が掲載されました。

日本は大きく変わること、変えることを嫌う社会である。まさに“保守”的社会だ。
そのような日本社会の中で、ただ「漸進」するのではなく「大改革」をする必要性について、成田氏の炎上、離日するBBC特派員の論考、岸田政権のパフォーマンスなどを踏まえながら、考えています。

是非、ご覧ください!

▼記事はこちら

<3> リーダー塾合同クラスで北康利先生がご講演
3月4日(土)、
様々な年度の塾生が集まってゲストや塾生の話を聞く、リーダー塾合同クラス(期を越えてリーダー塾生が集まる会)がオンラインも併用する形式で開催されました。

第3回となる今回はゲストとして北康利先生をお招きし、「歴史を意識したリーダーの必要性と学ぶべき先人について」をテーマに大変濃いお話をいただきました。人の才能は遺伝や環境でどれほど影響されるのか、などの科学の成果や、歴史は繰り返さないが韻を踏むとか、目指すべき人を決める重要性などを先生がこれまで書いて来た偉人に触れつつ語られ、大変興味深く聞かせていただきました。質疑も1時間では収まらず、そのまま懇親会にもお付き合い頂き、本当に素晴らしい時間を過ごすことができました。

<4> BBT Chの講義「社会変革型リーダーの構想力」を収録(ゲスト:株式会社PoliPoli 代表 伊藤和真氏)
3月7日(火)、
朝比奈が講師を務めるビジネスブレークスルーチャンネルの講義「社会変革型リーダーの構想力」のゲストとして、株式会社PoliPoli代表の伊藤和真氏をお招きし、講義を収録しました。
伊藤さんはダンスで鍛えられた経験をお持ちで、学生時代にはダンス留学も経験されています。スポーツ精神と困難な環境におかれてもサバイバルできる逞しさをお持ちの印象を受けました。番組収録でも若くして堂々とご自身の意見を尊重しながらも相手ともハイレベルな対話ができ、とても魅力的な方でした。

番組視聴にはお申込みが必要となりますが、皆さま是非ご覧ください!

▼番組チャンネルはこちら

<5> JBpressに”官民連携を謳いながら…「官の論理」と「民の論理」を結ぶ知恵がなさすぎる”のタイトルで朝比奈の論考が掲載
3月13日(月)、
JBpressに”官民連携を謳いながら…「官の論理」と「民の論理」を結ぶ知恵がなさすぎる”のタイトルで朝比奈の論考が掲載されました。

官の世界にある「公平・公正」を最優先する規範意識と、民の世界にある「結果重視」の感覚の違いを総理大臣秘書官更迭や五輪談合疑惑から考え、これからの官民連携について考察しています。

是非ご一読ください!

▼記事はこちら

<6> 神戸市「新たな人材獲得戦略に関する懇話会」第二回会合に朝比奈が座長として出席
3月13日(月)、
神戸市「新たな人材獲得戦略に関する懇話会」第二回会合に、第一回会合に引き続き、朝比奈が座長として出席しました。

この懇話会は、開催自体は、市長も記者会見でおっしゃるなどオープンにしていますが、議論の内容などは非公開にして、徹底的に思い切って議論しようというもので、市長も副市長も担当局長も委員で、有識者枠の外部の委員と一緒に委員として平場で議論するという異例の形式となっています。

会では経験者採用のあり方について、かなり活発な議論を行いました。今後も神戸市における新たな人材獲得戦略の検討に貢献できるよう、一層尽力してまいります。

▼神戸市による報道発表はこちら

<7> G1サミットに朝比奈が登壇
3月19日(日)、
G1サミットにて「地方行政のDX」がテーマのセッションにて朝比奈がモデレータとして登壇しました。

政府のデジ田事務局審議官の西さん、デジタル庁統括官の楠さん、千葉県知事の熊谷さん、つくば市長の五十嵐さんと大いに語らい、聴衆としてご参加頂いた河野大臣や森まさこ補佐官、留寿都村長なども交えて大いに盛り上がりました。

色々な方との新たな出会いもあり、また、懐かしい再会もあり、G1サミット、9回目の参加となりましたが、大変すばらしい経験をさせていただきました。G1サミットのような「日本を良くする」というコミュニティがあることは、「日本の活性化」を目指す青山社中の代表として、大変うれしく思っております。これからも青山社中は「日本の活性化」に向けて邁進してまいります。

<8> LuckyFM 茨城放送 「ダイバーシティニュース」に朝比奈が出演
3月28日(火)、
LuckyFM 茨城放送の「ダイバーシティニュース」に、朝比奈が出演しました。

YouTubeにてアーカイブ配信もございますので、是非、ご覧いただければ幸いです!
(3月31日時点で、YouTube配信が出来ておらず恐縮です。後日アップされる予定です)

▼アーカイブ配信はこちら

<9> ぬまた起業塾アドバイザー会議・起業塾同窓会に朝比奈が出席
3月22日(水)、朝比奈が塾を務める群馬県沼田市主催のぬまた起業塾のアドバイザー会議に出席しました。会議では市長や商工会議所会頭ご臨席の下、朝比奈から改めて起業塾の異議などの趣旨説明して、地域一丸となっての運営に協力を求めました。起業して頑張っている塾生を訪問しました。また夕刻には同塾の卒塾生による同窓会・懇親会に出席しました。コロナ下で開けていなかった同窓会総会をホテル・べラビータで盛大に行い、吉澤同窓会長主導の下、1期~8期までの有志40名近くが集まって盛り上がりました。

<10> 防衛研究所にて朝比奈が講義しました
3月29日(水)、
防衛研究所にて朝比奈が講義しました。幹部候補の若手・中堅自衛官の皆様を中心に、一部、海外から人事交流で来られている武官や、民間人、霞が関官僚なども入られる形で行われている歴史ある研修の講師として、登壇しました。依頼を受け、官僚論・官民連携というテーマで、主にパブリックリーダーの在り方、官僚の思考様式、などについて講義しました。

国防が注目される時代、官僚制に対する関心や意識も高く、講義の後には良い質問が相次ぎ、活発な討議が交わされました。いい機会を頂き感謝します。

<11> 朝比奈が魚津市を訪問
3月30日(木)
朝比奈と担当の藤代が、魚津市を訪問し、地元企業経営者との会談、市長、副市長との会談、未来戦略室との打ち合わせなどを行いました。朝比奈は魚津市の地域力創造アドバイザーを務めていますが、来年度も引き続き、職員のスキルアップや、海岸線を中心とした魚津市の活性化のために支援・助言申し上げる予定です。

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3.青山社中からのお知らせ
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*社員募集中!政治家や政党、行政機関をクライアントに、政策支援を共に担う仲間を募集します
この度、青山社中では、政策支援担当の社員を募集します。
ご経験・能力・意欲等によっては、弊社代表 朝比奈の右腕となるCOO含みでの募集となります。

【現担当者からみた担当業務の魅力】
政治・行政の両面で、政策作りのプロフェッショナルに必要な素養が身につきます。

1)政治×政策づくりのプロフェッショナル
政治家や政党向けの政策支援という一般には情報が限られた領域のノウハウを学べます。一般に、政策作りは、議員ご本人、秘書の方、政党、中央省庁等に圧倒的に知見が集約されており、また、明文化されたノウハウが必ずしも十分には存在しない領域です。こうした中で、議員の質問作成、議員本人や政党などの政策作りを、実地を通じて、青山社中独自のノウハウを吸収しながら学ぶことが出来ます。

2)自治体経営×政策づくりのプロフェッショナル
行政(特に、地方自治体)向け支援では、多種多様な行政課題に対する青山社中ならではのアプローチを学べます。行政向けのテーマは、地域経済活性化、まちづくり、公民連携など非常に多岐にわたります。加えて、行政機関の戦略・ビジョン策定・政策立案といったトップマネジメントが扱うイシューから、有識者会議等の運営、具体的な整備計画の策定や事業者の選定といった政策実行段階での支援まで、政策立案の各フェーズに関わることが出来ます。

また、青山社中ならではの、自治体の地域資源や人材の発掘、メガトレンド(社会潮流・国政の状況など)を踏まえた、独自のアプローチや手法を学ぶことが出来ます。

3)人脈づくり:パブリックセクターを中心としたネットワーク
クライアントは、政治:国会議員や地方議員、政党、行政:中央省庁、都道府県、市町村、民間:ベンチャーから大企業までと、多岐に渡ります。また、「日本を活性化する」との青山社中の旗印のもと、日々お会いさせて頂く方々は、パブリックマインドと高い志を持たれる方ばかりです。

日々の業務を通じて、領域横断で、こうした方々とのネットワークと信頼関係を築くことが出来ます。

【主な仕事内容】
◇ 行政(省庁・地方自治体)関係業務
(行政から委託される業務。具体的には、地域経済活性化、まちづくり、公民連携、人材育成などの多様なテーマに関して、行政機関、特に地方自治体への支援を実施)

◇ 政策作成支援業務(政治家や政党の政策作成支援業務)
(国会や地方議会での活動のサポート。具体的には、地方議会を中心に、議会質問等の議員発言の作成支援、条例案の作成支援、その背景となる政策の作成支援、出馬の際の公約集作成支援など)

◇ 民間企業の政府渉外業務の支援/民間企業等からの依頼を受けての政策案の作成業務
(弊社として「国益」実現上、意味があると思われる民間企業のロビイング等を支援)

◇ その他、弊社役員と相談の上で定める業務
(上記に加えて、応相談の上、国政向け業務(特定テーマに関する勉強会の開催等)、シンクタンク業務(青山社中フォーラムの開催、日本を活性化するための政策の作成や発信、他団体等との連携に関する業務)、マネジメント関連業務などが対象足り得ます)

【求める経験】
以下のいずれかの経験を有される方を優遇する可能性が高いです
・中央省庁勤務、政治家・同秘書、企業の政府渉外担当、政府渉外業務経験などのパブリックセクターでの経験
・コンサル、シンクタンクなどでのプロジェクトマネジメント、問題解決に関する経験

【勤務地】
◇ 東京都港区南青山2-19-3 サザンキャッスルビル2F・3F
 (東京メトロ銀座線「外苑前駅」徒歩3分)
※転勤はありません
※弊社役員と相談の上、在宅勤務や時差出勤など柔軟な働き方も可能です
 但し、遠方のクライアントへの訪問や出張等が生じる点は留意ください

【勤務開始日】
◇ 4月以降からの勤務開始を想定していますが、それ以前からの勤務も状況によっては相談可能です

【給与】
◇ 経験、能力、前職給与を考慮の上、当社規定により決定いたします

【お問い合わせ】
◇ 募集の詳細をお知りになりたい方や、弊社社員との面談をご希望の方は、以下メール宛てにご連絡ください
———————————————————
E-mail:recruit@aoyamashachu.com
TEL:03-5474-8995
———————————————————

日本の活性化に共に取り組んでいただける想いのある方からのご応募をお待ちしています。

*青山社中キャリア(人材紹介業)より:政府渉外担当者の募集に関するお知らせ
◆大手製薬企業にて、政府渉外担当者を募集しています。
地方自治体や政府関連機関との連携により自社ビジネスの発展につなげていくことが期待されています。
(詳細は青山社中キャリアのHPにてご確認ください)

◆他社からの魅力的な求人案件についても近々紹介できる見込みです。
メルマガに登録いただければ、随時案件情報が送付されますので、ぜひご登録ください。

◆政府動向や政策に通じた人材を求める企業様からの求人情報も募集しています。

▼青山社中キャリアHPはこちら

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4.青山社中リーダー塾通信
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*始動者求む!青山社中リーダー塾13期生の募集を開始しました
これまでに170名を超すリーダー塾生・卒塾生を輩出する
「青山社中リーダー塾」の第13期生の募集を開始しました。

これまでに入塾された方たちは、起業したり、
議員(国会、県議会等)としての道を歩んだり、地方へ移住したりとさまざまな道を歩んでいます。

自ら動く人たち(始動者)の集まりである、青山社中リーダー塾。
大局観を持ち、自らが変革者となるその一歩を踏み出してみませんか?

自分の頭で考え、信念に従って一歩踏み出す意志を持った
皆さんの挑戦をお待ちしています。

◆青山社中リーダー塾とは
「青山社中リーダー塾」は、激動の時代を切り拓き、世界へ通用する能力を身に付けるリーダー養成塾です。塾頭は、元経産官僚で、各地で自治体のアドバイザーなどを務め、ビジネス・ブレークスルー大学大学院客員教授も務める弊社筆頭代表CEOの青山社中代表の朝比奈一郎が務めています。

*朝比奈一郎のプロフィールはこちら

リベラルアーツを学び、同士と切磋琢磨することを通じて、自分なりの人生観や世界観を確立することを目指します。5年間で「国や社会のことを考え、変革に向けた行動を起こすことができる人材」を育成すべく「魂に火を付ける教育」を行います。

◆どんなメンバーがいるのか
青山社中リーダー塾は現在12期生まで在籍しており、政治・行政、ビジネスなどの分野を問わず、「主体的にアクションをしていきたい」と考える人々が切磋琢磨できる環境です。

メンバーは官僚、医師、教師、自衛隊員、学生、民間企業社員(マスコミ、商社、コンサル、金融、IT他)など多彩です。座学編が終わった後は海外留学、起業、転職など個々人のチャレンジは元より、塾生たちによる地域活性化や政策研究のプロジェクトなどが生まれています。

*塾生からのメッセージはこちら

◆【リアル/オンライン同時開催】塾頭 朝比奈による模擬授業・現役塾生/卒塾生との交流会のご案内
<第1回>【終了】
 3月16日(木) 19:00~20:30 塾頭 朝比奈からの挨拶&塾生との交流会
 *詳細・お申込みはこちら:https://leader20230316.peatix.com

<第2回>【終了】
 3月27日(月)19:00~20:30 塾頭 朝比奈による模擬授業
 *詳細・お申込みはこちら:https://leader20230327.peatix.com

<第3回>4月8日(土)10:30~12:00 塾生との交流会
 *詳細・お申込みはこちら:https://leader20230408.peatix.com

<第4回>4月22日(土)10:30~12:00 塾頭 朝比奈による模擬授業
 *詳細・お申込みはこちら:https://leader20230422.peatix.com

\このような方にオススメです(全てに該当する必要はありません)/
・変化の時代、漫然とキャリアを積み重ねることに違和感があり、行動を起こしていきたいと思っているが軸が定まっていない
・仕事はそれなりに充実しているものの、人間関係や触れるコンテンツが限定的で視野が狭まっていると感じている
・国や社会をより良くしていきたいという思いがある

◆リーダー塾の詳細はこちら

◆青山社中リーダー塾募集朝比奈一郎インタビュー

◆【最新動画もあり】青山社中チャンネル「月イチ 朝比奈イチ郎」
https://www.youtube.com/@aoyamashachu

◆少し話だけでも聞いてみたい…という方はこちら
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdTY6rURxXe6kKgC1Rpe2nNpw2wC-ugwdvHg2PCzVDSVHEhmw/viewform

◆お問い合わせはこちら
TEL:03-5474-8995
E-mail:education@aoyamashachu.com (担当:富樫、三嶋)

*NPO法人「地域から国を変える会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:1期生大山)
【鳥取県大山町】
本会で2022年度に実施してきた政策思考力・政策遂行力向上講習の内容を反映させた、政策コンテストが実施され、職員が提案した政策の中で優秀だったものについてプロジェクトチームが発足しました。いずれも行政組織を横断するチームで、幹部と協議の上、権限・予算をしっかり保有させることを重視し、組成しました。発足したチームのテーマは①空き家活用、②健康増進、③まずやるDXの三本です。①空き家活用は、税務課・移住定住対策部門の共同チームで、空き家バンク登録推進のために固定資産税減免のインセンティブを活用することなどを想定しています。②健康増進は、町内モデル地区において、健康診断受診促進や保健士巡回を行い、健康データの検証を継続的に行っていきます。③まずやるDXは、分厚い計画づくりではなく、「できる部分からDX化を図り、トライ&エラーを繰り返していく」という方向性を打ち出し、実践を積極的に図っていくというものです。いずれのチームも事業伴走してまいります。
【群馬県安中市】
「あんなか再起動プロジェクト」と題した公約遂行を着実に行うための仕組みは、継続的に運用され、庁内の仕事の質向上に寄与しています。公約は、半年に一度その進捗状況が確認されるということが庁内に浸透し、「検討する」だけでは許されないことが周知されてきています。今回の取組みは、単に公約を実行することに限らず、職員がプロジェクトマネジメントの意識をもって、計画づくり・計画遂行・見直しを、日々の業務の中で行っていくということも目論んでいます。今回の取組みを継続して、仕事をする役所の文化をつくっていくことが重要と考えています。
あんなか再起動プロジェクトの特設ホームページ
https://www.city.annaka.lg.jp/gyousei/kikaku_keiei/hisyoseisaku/reboot_project_.html

*一般社団法人「日本と世界をつなぐ会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:7期生水野)
【岩手県陸前高田市】
陸前高田市にて地域資源を活かした高付加価値型の事業創出に取り組む、陸前高田企画株式会社のご支援をしております。
https://service.amazingtrip.jp/

令和5年度には観光庁による「ブルーツーリズム推進支援事業」について、支援を行いました。
同事業は東京電力福島第一原子力発電所で発生したALPS処理水の海洋放出に対する風評対策として、実施されている事業ですが、
陸前高田市においては、2021年に11年ぶりに高田松原海水浴場が再開されるとともに、同市の強みである豊洲市場で最高値の評価を受ける牡蠣やここでしか養殖に成功していないイシカゲガイ等の海の資源を活用した、観光を推進しています。
陸前高田企画は本事業で市や漁協と連携する形で、海に関するコンテンツ開発や観光利用のルール作りを推進しました。

令和5年度においても夏の海水浴シーズンに向けて、様々な取り組みが展開される予定です。
※こちらのInstagramに随時掲載予定です。
https://www.instagram.com/blue_tourism.rikuzentakata/

この機会に是非陸前高田の海の舞台にした観光をご期待ください。

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5.青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ
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<3月の実績>
・3/3 G1「100の行動アワード」にて朝比奈がプレゼンター及びパネルディスカッションのモデレータとして登壇
・3/3 アゴラに朝比奈の論考が掲載
・3/4 青山社中リーダー塾合同クラスにて北康利先生がご講演
・3/7 BBTch「社会変革型リーダーの構想力」に朝比奈が出演
・3/13 神戸市「新たな人材獲得戦略に関する懇話会」に朝比奈が出席
・3/13 JBpressに朝比奈の論考が掲載
・3/18-20 G1サミットに朝比奈がモデレーターとして登壇
・3/28 LuckyFM 茨城放送 「ダイバーシティニュース」に朝比奈が出演
・3/29 防衛研究所にて朝比奈が講演
・3/29-31 アドバイザーを務める魚津に朝比奈が訪問

<4月の予定>
・4/4 神戸市にて新規採用職員向けに朝比奈が研修を実施予定
・4/6 防衛研究所にて朝比奈が公演予定
・4/13 政策研究大学院大学(GRIPS)にて朝比奈が講演予定
・4/14 神戸市にて「新たな人材獲得のための懇話会」に朝比奈が出席予定
・4/18 ヤマガタデザイン株式会社にて表彰式に朝比奈が出席予定

今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 
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