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2023年8月31日

青山社中メールマガジンvol.153「アドベンチャー・ツーリズムと旅における思索について ~台湾・今治で考えたこと~」

青山社中メールマガジンvol.153「アドベンチャー・ツーリズムと旅における思索について ~台湾・今治で考えたこと~」

………. [もくじ]…………………………………………………………………………………………….
1.朝比奈一郎の論考
「アドベンチャー・ツーリズムと旅における思索について ~台湾・今治で考えたこと~」

2.青山社中リーダーシップ・公共政策学校受講者募集

3.トピックス
●朝比奈が東京MX「堀潤モーニングFLAG」に出演しました
●朝比奈が河野太郎デジタル大臣を表敬訪問しました
●朝比奈の論考がアゴラに掲載されました
●朝比奈がむかわ町に出張しました
●那須塩原市長の来訪を受けました
●朝比奈が川崎市産業振興協議会・中小企業活性化専門部会に出席しました
●朝比奈の論考がJBPressに掲載されました
●朝比奈がLuckyFM 茨城放送 「ダイバーシティニュース」に出演しました
●BBT Chの講義「社会変革型リーダーの構想力」を収録しました(ゲスト:医療法人大誠会理事長の田中志子氏)
●平木が岐阜県を訪問しました
●朝比奈が富山県成長戦略会議県庁オープン化プロジェクトチーム会議に出席しました
●朝比奈が広島県経済財政会議に出席しました
●朝比奈が静岡市SDGs観光研究会委員に就任することが決定しました
●朝比奈があずさ監査法人の顧問に就任しました
●朝比奈がエフバタイル株式会社の顧問に就任しました
●企業・官公庁等関係者各位の訪問を受けました

4.青山社中からのお知らせ
●青山社中キャリア(人材紹介業)より:募集に関するお知らせ

5.青山社中リーダー塾通信
●NPO法人「地域から国を変える会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:1期生大山)
●一般社団法人「日本と世界をつなぐ会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:7期生水野)
●リーダー塾卒塾生が政界で活躍中

6.青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ
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1.朝比奈一郎の論考
「アドベンチャー・ツーリズムと旅における思索について ~台湾・今治で考えたこと~」
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【起】
いきなりの質問で恐縮だが、読者諸賢は「アドベンチャー・ツーリズム(トラベル)」(略称AT:以下、基本的にATと記述)という言葉をご存知だろうか。今年、北海道で国際大会(アドベンチャー・トラベル ワールド・サミット(ATWS2023)が開かれるということで、実は私も知ったのだが、私の解釈を一言で言えば、普通の旅行よりよりディープに地域の特性・地域資源を体感する旅、ということになる。

観光庁のホームページによれば、ATとは、「自然」「アクティビティ」「文化体験」の3つの要素のうち2つ以上で構成される旅行を指すとのことだが、これだと、まあ、たいていの旅行が該当する。より本質的には、ガイドなどを雇ったりして、滞在しながら徹底的にその土地のことを知ること、即ち、自然・文化・その他特性などをディープに味わう旅、ということになろう。

現地を徹底的に知るには、効率的・効果的に重要スポットを回ったり、適切な解説を聞いたりする必要がある。一般論としては、そのためにはお金がかかるので、富裕層を中心に発展・発達したのがATとも言える。欧米などでは、日本以上に、現地ガイドは、教養が求められ権威もある重要な職業だとも聞く。日本では、各地における現地のガイドというと、よほどの観光地以外は、ボランティアの方がやるようなイメージが強くレベルに差があるが、これからはATの潮流に合わせて、こうした職業をより重視していくことが大事だ。

慌ただしく毎月のように出張でアチコチを飛び回っている私であるが、考えてみると、その土地その土地で色々な方々のお話を伺うことが多い。解釈によっては、仕事というよりは、素晴らしい「ガイド」の皆さんに特別なご説明をして頂いて、良い場所に連れて行って頂いて、ATを体験している感じもある。短期間でその土地のことをある程度深く理解するためには、当然ながら適切な「ガイド」が必要だが、その点、市町村の職員は、その点、「ガイド」として素晴らしい方が多く、また、その土地のキーパーソン(別の「ガイド」)を押さえているので、すぐに紹介してもらえる。各地の行政との仕事が多い私などは、毎月ATを繰り返しているようなものだ。

そして、これだけアチコチ飛び回っても疲弊しないのは、いつも各地での話が新鮮で、不謹慎な言い方にはなるが、出張しているのか旅行しているのか分からなくなる錯覚に陥っているからだとも言える。ATの醍醐味を日本で最も味わっている一人は私かもしれない。

【承】
そんな私にも大切な家族がいるので、8月くらいは休みをとって家族と旅行に行こうということで、3泊4日の台湾旅行に出かけた。割と急に決めた話であるが、偶然にも、青山社中リーダー塾生のKさんが、台湾の方々と大変深い交流をされているとのことで動いてくださり、渡航1日前に、素晴らしい台湾在住の台湾人と繋いでくださった(LさんとGさん)。私と妻にとっては20年ぶりの台湾行きであり、3人の子供たちにとっては初めての台湾渡航であったが、LさんとGさんのご案内のお蔭でとてつもなく素晴らしい経験が出来た。まさにATを体感した。

①夜市(士林、饒河街)、②台湾レストラン(高級・中級・麺類・各種台湾デザートショップと様々に体験できた)、③永楽市場・中心部に最近出来た免税店などでの買い物、④中正記念堂、国父記念館などの近代史を感じられる場所(明石源二郎の墓の跡などにも)、⑤淡水とか圓山(故宮博物館)や北投温泉(日本統治時代に開発された日本の温泉街かと見紛う場所で、歴史を感じることが出来た。特攻隊員が最後の宴をした館なども現存)などへのショートトリップ、、、と、私のブロークン中国語(もはや中国語かどうかすら怪しい・・)だけでは、こんなに効率的・効果的には回れなかったし、各所での内容の理解や深い体験も進まなかったことは確かだ。

そして今年の8月は、もう一つ2泊3日で家族旅行に出かけた。あいにく、3人の子供のうち上の娘が模擬試験などとの関係で同行出来ないということで、長女と妻は留守番となったが、私と長男・次女の3人で、四国は愛媛の今治に行った。

私にとっては約30年ぶりの今治行きとなったが、きっかけとなったのは、同市在住のYさんである。30年前の当時、大学生になったばかりの19歳(20歳になっていたかもしれない)の私は、サークル(弁論部)の先輩の選挙の手伝いで仲間2人共に今治に1週間弱滞在した。その際、選挙事務所で、厳しくも優しく指導してくれたのが当時48歳だったYさんだ。頭でっかちだった私に、社会で役に立つ本当の頭の良さを気づかせてくれた。色々なことに敏感に気づき、敏速にセンス良く動き、何が起きても動じず、何とか突破口を見つける、ということが本当の賢さなのだ、勉強が出来る能力とはまた別なのだと背中で教えてくれた。

その後、Yさんとは、しばらく文通はしていたものの、社会人になった忙しさにかまけて、この20年ほどは何のやり取りもしていなかった。少し前に、たまたま私がメディアに出ていることに気づいたYさんが会社に連絡をくれて交流が再開したが、Yさんは割と深刻な病で入院中であった。「必ず治してくださいね。会いに行きますから。」という願いにも似た語り掛けがもしかしたら通じたか、Yさんは見事に復活し、今回の30年ぶりの再会となった。Yさんは現在78歳。生きていれば80歳の母と面影を重ねつつ、息子と娘を伴って2晩、Yさん宅に泊めて頂いたが、あたかも実家に帰ったかのような感覚に陥り、子供たちもすっかりくつろいで熟睡していた。

Yさんやご友人たちのご案内で、今治では定番の今治城や来島海峡大橋はもちろん、数あるクルーズの中でベストと言われる会社の船で瀬戸内の多島美や橋梁の美しさや波止浜にそびえる今治造船のドッグなどを楽しみ、海鮮BBQを楽しみ、亀老山の絶景スポットから橋を眺め、夜はフレンチ(橋が良く見える素敵なレストラン)と海鮮料理(今治港近く)を堪能した。途中、タオル博物館や鈍川温泉などにも行き、皆で楽しくカラオケしたのも良い思い出だ。

まさにATである。Yさんたちの案内無しには、これほど濃密な今治旅行は出来なかったし、歴史・文化を深く知ることもなかった。地元の良さげな宿と言うことで今治国際ホテルかどこかに泊まり、今治港や城を見て、橋を巡るツアーなどで2日過ごすのとは大違いだ。台湾といい、今治といい、私なりのATの実現を助けてくださった現地の方々や繋いでくださった方のご厚意に改めて感謝したい。

【転】
台湾におけるGさんとLさんは物凄い日本ファンだ。日本語を不自由なく操り、日本人の特性・心性に通じていて、数えきれないほど日本にも来ている。たまたまであるが、今週、台湾の元国会議員(現在はシンクタンクを経営したり、私の母校のハーバード・ケネディスクールにも所属したりしている。40代)のH氏の来訪も受けたが、彼もまた物凄い日本ファンで何度となく来日している。彼ら・彼女らは、日本人の勤勉さ、頑張りというものを、親世代を含めてずっと聞いて来ていて、それを称揚してくれるが、聞いている私が恥ずかしくなる。日本はもはや、そこまでの国ではなく、日本人はかつてのようには頑張り切れていない。

残念な風潮として、日本はだんだん、ギラギラした野心を許容したり伸ばしたりする文化を失いつつあり、単に効率を上げること、楽になること、という方に社会が流れている。ワーク・ライフバランスということが悪いことだとは言わないが、国や社会のため、家族のために必死で頑張る、という精神は少なくともかつてに比べて希薄になりつつある。「無理しないでいい」「自分のペースで」というと聞こえはいいが、過去の遺産で食えているうちは何とかなるが、そのうち食いつぶす。そうなった時に、一体どのように「緩い感じ」の大衆が食べていくのか。

昨今、色々な分野で日本が国際競争力を失いつつあるのは、単純化していえば、日本人が、色々な意味で昔ほど頑張らなくなったからに他ならない。旅の途中で読んだ本や見た映画の中で、特に①『ブラジャーで天下を取った男』(北康利著:ワコールの創業者塚本幸一氏の伝記)、②『三流シェフ』(三國清三著:世界的なフレンチシェフの三國氏が本人の半生を書いた本)、③映画『BEZOS』(アマゾン創業者のジェフ・ベゾスの創業の実話)が印象に残った。乱暴にまとめれば、結局は、人一倍努力しないと、人一倍の成功は収められないというあたり前の事実だ。

ベゾスは天才でもあるが、物凄い努力家でもある。有名になるのが偉いということではない。努力して、何かを突破して、社会を変えていくという活動が尊いのだ。地位や名声ではない。30年前、市井の人として必死に選挙活動をサポートしていた今治のYさんは、物凄い努力家であり、よく働き、それは78歳になった今も同じであった。日本の絶滅危惧種かもしれない。

【結】
まもなく、国民民主党の代表選がある。今治からほど近い香川県選出の玉木代表が頑張っている。それが終わると、おそらく岸田政権の内閣改造がある。香川出身の大平さんの系譜に連なる宏池会(岸田派)の正念場だ。支持率が低位安定する中、女性や若手の登用で、その向上を図るのであろうが、手軽な形で大きな結果は得られないのは歴史の教えるところだ。

一時強く吹いていた衆議院の解散風も現在は凪(なぎ)となり、あと1~2年は解散できない雰囲気となってきた。となると、選挙のことを気にせずに、大いなる捨て身の改革に向けて政権として何かを打ち出して欲しいところだが、それは今の感じだと望み薄に見えるが、どうだろうか。石にかじりついてもこれだけはやりたい、という気迫を今の政権に求めるのは酷であろう。岸田総理は恐らく真面目で勤勉だ、そして多くの日本のサラリーマンも。ただ、台湾人たちが賞賛し、Yさんが背中で見せてくれているのはただ真面目なのとは少し違う。必死に努力して事態を切り拓く力だ。

選挙を考えないで良いのだから、、、、と、もしかすると、国民民主党(代表選では、自公と是々非々の玉木代表に対して、前原氏が野党結束を唱えて出馬。恐らく玉木氏の勝利。)と、自公との連立みたいな話も出てくるかもしれないが、それはそれで否定はしない。ただ、小手先の技ではなく、少子高齢化対策にしても、産業政策にしても、死に物狂いで日本の改革を進めて道を切り拓こうとする岸田政権というものを見せて欲しいとは思う。

ATも、日本人の評価の高さも、全ては、徹底的に知る、徹底的に学ぶ、徹底的に頑張る、普段は見えない景色を何とか見る、というところから来ていることに想いを馳せつつ、筆をおきたい。

筆頭代表CEO
朝比奈 一郎

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2.青山社中リーダーシップ・公共政策学校受講者募集
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青山社中リーダーシップ・公共政策学校が、12年目を迎え今年10月から開講しますので案内差し上げます。

青山社中リーダーシップ・公共政策学校は、日本社会を取り巻く課題を理解し社会課題を解決する「始動者」「政策人材」の育成をコンセプトにした学校で、以下を特徴としております。

・中央省庁等を経験し政治・行政の内情に精通する講師陣が講義を担当
・2023年10月~2024年3月にかけて全7講座を開講
・最新の政策情報に対応
・リアル/オンライン同時開催によるインタラクティブな授業を実施

本年度は本学副校長に青山社中新COOの平木が就任し、総務省時代の経験、知事選の出馬経験などを踏まえて政策実務編を担当します。また戦争・パンデミック・風水害などの多発を踏まえ、危機管理講座を新設しました。講師を担当頂くのは濱口和久先生です。濱口先生は陸上自衛隊のOBで選挙出馬経験もあり、現在は防災の専門家として拓殖大学教授を務められておられます。三回目の講義にはゲスト講師として大野元裕埼玉県知事にご登壇頂き、現職首長としての危機管理対応についてリアルな解説を頂く予定です。ロシア・ウクライナ戦争の長期化、国際経済競争の激化、物価高など世相が不安定さを増す中、公共政策の重要性を理解し、改革マインドをもったパブリック人材がより一層必用とされております。皆さまのご参加を心からお待ちしております。

▼詳細はこちら

▼お申込はこちら

▼パンフレットお問い合わせはこちら

【講座概要】
対象:政治行政などのパブリックセクターを変革する意思のある人材
   民間の立場から現行の政策や制度を理解した上で変革のアクションを志す人材
   (年齢制限・選考はありません)
開講時期:2023年10月~2024年3月(7講座で約半年、1講座3回、1講座から受講可)
     ※アーカイブ動画での受講も可能
開講時間:水曜日若しくは木曜日の19:00~21:00
開催場所:青山社中セミナールーム(東京メトロ銀座線外苑前駅より徒歩5分)
※リアルとオンラインを同時に開催致しますが、講座によっては講師都合によりオンライン講義の場合もございます。

【費用】
1)入学金:1万円(税込)
2)受講料 1 講座あたり5万円(税込)
・セット割:5講座以上ご受講頂いた方は受講料2割引
(5講座:25万円→20万円、6講座:30万円→24万円、7講座:35万円→28万円、それぞれ税込)
・申込早割:9月26日(火)までに5講座以上申込みいただいた場合、入学金1万円免除。
 セット割引と併用可。
・復習割:以前受講された講座と同じ講座を受けられる方は1講座2万円(3万円割引)
 ※復習割はオンライン参加のみ

【説明会開催概要】
■ 開催日時
2023年 9月20日(水) 19:00~20:00   
※ご参加は会場リアル参加/オンライン参加のいずれかをお選び頂けます。

■ 予定
・平木副校長挨拶、青山社中ご案内
・講座カリキュラムご案内
・昨年度受講者インタビュー
・質疑応答

■ リアル参加会場
青山社中株式会社 会議室
東京都港区南青山2-19-3 サザンキャッスルビル3F

■ 説明会の詳細・お申込みはこちら

※説明会開催後に説明会の動画は弊社HP等でご覧頂けるようになります。
(8月30日(水)の説明会の模様はこちら)

〇お問い合わせはこちら
※お問い合わせはメール・お電話でも受け付けております。
TEL:03-5474-8995
E-mail:education@aoyamashachu.com

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3.トピックス
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<1> 朝比奈が東京MX「堀潤モーニングFLAG」に出演しました
8月1日(火)、
朝比奈が東京MX「堀潤モーニングFLAG」に出演しました。同番組は元NHKアナウンサーで現在はジャーナリスト・キャスターとしてご活躍中の堀潤氏がMCを努める注目の番組です。番組では公務員や国会議員、地方議員の海外視察は必用かなどのテーマを扱い、東国原元宮崎県知事など共演者の方々とともに熱い議論となりました。

<2> 朝比奈が河野太郎デジタル大臣を表敬訪問しました
8月1日(火)、
朝比奈が霞が関時代に創設したプロジェクトK(新しい霞ヶ関を創る若手の会)の現在のメンバーや株式会社ワークライフバランスの小室代表、株式会社千正組の千正代表などと共に、河野デジタル大臣を表敬訪問し、中央省庁の官僚の働き方、特に国会対応業務の軽減の在り方などについて意見交換・申し入れをしました。官僚の働き方は昔から現在に至るまで問題視されていますが、一刻も早い改善が望まれます。

<3> 朝比奈の論考がアゴラに掲載されました
8月2日(水)、
アゴラに朝比奈の論考「支持率低迷の岸田政権が取るべきスタンス:起死回生のアプローチとは」が掲載されました。本記事は7月末の青山社中メールマガジンで配信したコラムをより多くの人にご覧頂くため、アゴラ誌に掲載したものです。
是非、ご覧下さい!

▼記事はこちら

<4> 朝比奈がむかわ町に出張しました
8月2日(水)~4日(金)、
朝比奈がむかわ町「町復興創生・共創アドバイザー」の活動として3日間むかわ町に出張しました。15分刻みのスケジュールの中、副町長をはじめ各種団体の方と意見交換や情報収集を行いました。今後もまちづくりの推進に関して積極的に助力を致したいと考えております。

<5> 那須塩原市長の来訪を受けました
8月8日(火)、
朝比奈がアドバイザーを務める那須塩原市の渡辺美知太郎市長ほか、市幹部の皆様が青山社中に来訪されました。COOの平木がファイナンスの面などからプレゼンを行い、那須塩原駅前開発の進め方などについて率直に意見交換をしました。食事も一緒にさせて頂き、国や地域の様々な情勢についても語らいました。今後とも同市との連携を密にし市の発展に尽力する所存です。

<6> 朝比奈が川崎市産業振興協議会・中小企業活性化専門部会に出席しました
8月9日(水)、
朝比奈が経済活性アドバイザーを務める川崎市産業振興協議会・中小企業活性化専門部会の第1回会議に出席しました。会議では出席者と地域活性化や産業育成などについて様々な議論を交わしました。東京都と隣接してまた首都圏の要衝にも位置する川崎市の経済ポテンシャルは非常に高いものがあります。この魅力ある川崎市の振興に尽力をしたいと考えております。

<7> 朝比奈の論考がJBPressに掲載されました
8月14日(月)、
JBPressに朝比奈の論考「「先端技術やITだけじゃない、『職人』の世界にもある日本経済の生きる道:『世界最高峰』が揃う職人技の力で日本は食っていくことができる」が掲載されました。最近の株価上昇などにも現れているように日本経済は一定の好調を維持しております。しかし猛烈な国際競争が展開されている中、依然として日本企業の競争力強化の努力は欠かせません。記事ではこの問題に関しIT・デジタルなどの最先端産業、自動車や機械など伝統的産業、人間のスキルや職人芸などが優位性の源となる産業に区分けし、例えば理美容業などに代表されるようにこの第三の部類の産業に日本の優位性があることを指摘しました。もちろん前二者の産業も非常に重要です。しかしそれだけで日本経済全体を下支えすることは出来ません。第三の職人的な産業の力も大いに活用することが日本の将来を開くと論じ「大職人国家」を目指すことを提唱しました。
是非、ご覧下さい!

▼記事はこちら

<8> 朝比奈がLuckyFM 茨城放送 「ダイバーシティニュース」に出演しました
8月22日(火)、
朝比奈がLuckyFM 茨城放送の「ダイバーシティニュース」に出演しました。番組では日米韓首脳会談、中国経済情勢、円安ドル高の問題、内閣改造と党内人事、野党情勢について見解を示した後、スペシャルトークのコーナーで議員の海外視察について論じました。最近、自民党の女性議員によるフランス研修およびそのSNS発信が批判を浴びていますが、一般論として議員や公務員が海外を訪問することには地域や現地人材とネットワークを築き、中長期的な友好関係の構築する効果があるとして、今後多くの議員や官僚が委縮して海外に行かなくなることの悪影響が懸念されると指摘しました。
是非、ご覧下さい!

▼アーカイブ配信はこちら

<9> BBT Chの講義「社会変革型リーダーの構想力」を収録しました(ゲスト:医療法人大誠会理事長の田中志子氏)
8月24日(木)、
朝比奈が講師を務めるビジネスブレークスルーチャンネルの講義「社会変革型リーダーの構想力」のゲストとして、医療法人大誠会理事長の田中志子氏をお招きし、講義を収録しました。田中氏は内田病院理事長として身体拘束ゼロ医療や院内各フロア独立収支管理に取り組まれるなど、非常に先進的な病院経営で著名な方です。また地元群馬県沼田市で介護施設や、保育施設、買い物難民向けの訪問販売車など、様々な事業や施設を構築して画期的な地域貢献をされています。番組ではこれらを生み出したリーダーシップと構想力の秘訣を伺うことができ大変有意義な回となりました。番組視聴にはお申込みが必要となりますが、皆さま是非ご覧ください。(公開日はビジネスブレークスルー大学が決定します)

▼番組チャンネルはこちら

<10> 平木が岐阜県を訪問しました
8月29日(火)、
平木が岐阜県を訪問しました。令和8年度に全線開通する東海環状自動車道、県都岐阜市にも、(仮称)岐阜インターチェンジが令和6年度中に開通見込みですが、青山社中は、インターチェンジ周辺のまちづくり提案に関わっています。今月29日にCOOの平木が岐阜市内に赴き、現地視察とヒアリングを行いました。またその機会に古田岐阜県知事、柴橋岐阜市長とも面会し、意見交換させて頂きました。

<11> 朝比奈が富山県成長戦略会議県庁オープン化プロジェクトチーム会議に出席しました
8月29日(火)、
朝比奈が富山県の成長戦略会議の県庁オープン化プロジェクトチームの第2回会議に出席しました。会議では今年度の進捗報告に加え、来年度の重点的取り組みの検討が行われ、朝比奈が座長として議論をリードしました。10月に予定されている第3回会合に向けて、県庁オープン化のための「タマ込め」がいよいよ本格化します。

<12> 朝比奈が広島県経済財政会議に出席しました
8月24日(木)および30日(水)、
朝比奈が8月に立て続けに行われた広島県経済財政会議第2回・第3回の会議に出席しました。会議では人口減少・少子化対策(社会動態)に関し特に社会動態の均衡に向けて都道府県単位で取り組んでいくべきことは何かについてフリーディスカッションが行われました。湯崎知事もご臨席し積極的に発言される中、柳川東京大学教授、ウォンテッドリー仲社長、C CHANNEL森川社長など、委員の間で活発な議論が交わされました。

<13> 朝比奈が静岡市SDGs観光研究会委員に就任することが決定しました
朝比奈が静岡市が設けるSDGs観光研究会の委員に就任することが決定しました。静岡市は難波市長のもと観光政策を戦略的に進める具体的な計画を定めることになり、会では持続可能な観光、消費額拡大、地方誘客推進を柱として戦略的な観光業の振興策が議論されると聞いております。朝比奈と青山社中が取り組んできた課題とも正に軌を一にするものがあり、是非とも研究会の議論に貢献したいと考えております。

<14> 朝比奈があずさ監査法人の顧問に就任しました
朝比奈があずさ監査法人の顧問に就任しました。監査法人の顧問という立場からも官民連携の推進を行っていく所存です。

<15> 朝比奈がエフバタイル株式会社の顧問に就任しました
朝比奈がエフバタイル株式会社の顧問に就任しました。同社は動画などを通して非接触での生体データを取得し、主に子どもたちの状態を自動で評価・分類し、個々の状態に合わせた対応を自動で推薦する独自技術を有する、医療・育児・教育分野のベンチャー企業です。同社安島代表は昨年弊社の青山社中リーダーシップ公共政策学校にも受講頂いています。

<16> 企業・官公庁等関係者各位の訪問を受けました
今月は多くの皆様の訪問を受けました。8月1日(火)、朝比奈がEGG Forward社長の徳谷さんと外苑前で意見交換を行いました。地域におけるベンチャー創出・育成などについて活発に意見交換しました。徳谷さんとは10年来の知己ですが、最近同社は「社長の右腕」などのコマーシャルでも有名になり快進撃中です。

7日、JICAパナマ所長の金川さんが来訪され朝比奈と意見交換を行いました。中米の中核でもあるパナマにおける日本のプレゼンス、特に日本の地域の産品の展開可能性などについて意見交換しました。金川さんは経産省出向時に朝比奈と同僚だった方で、旧交を温めました。

同じく7日、浜松市前市長の鈴木康友さんと、朝比奈・平木で夕食を取りながらの意見交換をしました。鈴木さんは、浜松市長として数々の実績を残されて今春で任期満了に伴って退任されました。朝比奈は同市アドバイザーを鈴木市政の最後の1年務め、また、平木はかつて浜松市財政部長としてお仕えしたことがあるという関係です。未来共創株式会社を創業され、早速にご活躍されていました。

8日、朝比奈が一般社団法人エリア・イノベーション・アライアンスの木下斉代表理事と外苑前で意見交換を行いました。同氏と朝比奈とは10年来の知己ですが、久々に意見交換をすべく外苑前まで来てくださいました。補助金に頼らない、自ら稼げるまちの作り方などについて議論が弾みました。

9日、朝比奈がSeiroGaiのリン・レイチェル代表と意見交換を行いました。同氏は朝比奈と時期は違いますがハーバードの同窓で、元々縁もゆかりもなかった日本の地域に注目し、地域の魅力をVR等で伝える会社を創業し各地で成果を出されています。シンガポール出身で元ミス・シンガポールでもいらっしゃるレイチェルさんの美意識の高さ、特に日本の地域資源への想いと情熱に感動しました。

10日、青山社中リーダー塾11期生で商工会議所北支部の会長でいらっしゃる越野建設越野会長や同地を地盤とする国会議員の高木けい外務政務官などと、朝比奈・平木で北区の活性化などについて意見交換をしました。大変勉強・参考になるひと時でした。越野氏のお骨折りに感謝致します。

22日、富山県庁の山室知事政策局次長が上京の機会を捉えて朝比奈を訪問下さり、意見交換をしました。山室さんは朝比奈の経産省の後輩にあたりますが、朝比奈が委員を務める富山県成長戦略会議の今後などについて意見交換をしました。山室さんの前任の三牧さん(経産省)や、山室さんの同期で朝比奈のかつての同僚である山本聡一さん(AWAKE代表)も加わって活発な意見交換会となりました。

23日、Rejoui社菅社長と外苑前で意見交換を行いました。同社はビッグデータを駆使してクライアントに寄り添う企業ですが、地域案件も多数手がけておられます。広島県にある大崎上島ご出身で、先般、広島県経済財政会議の委員を務める朝比奈が同島を湯﨑知事などと訪れた際に大変お世話になったのがご縁です。とても参考になるお話・取り組みについて伺えました。

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4.青山社中からのお知らせ
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*青山社中キャリア(人材紹介業)より:募集に関するお知らせ
◆監査法人系ファーム(BIG4) パブリックセクター・コンサルティング/アドバイザリー
当該法人では、以下のような業務に対応できるアドバイザリー人材を幅広く募集しています。
・過年度事業の経済的効果推計、EBPMに基づいた事業効果検証
・サステナビリティ対応における海外調査・国内影響推計等といった各種経済調査
・日本企業による国内外ESG事業の促進を目的とした公的支援に対する分析・検討

◆エネルギー関連企業 執行役員
当該法人では、以下のような業務に対応できる人材を募集しています。
・再エネ事業に関する部門責任者
・電力販売の営業・営業企画の統括責任者

◆メルマガに登録いただければ、随時案件情報が送付されますので、ぜひご登録ください。

◆政府動向や政策に通じた人材を求める企業様からの求人情報も募集しています。

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5.青山社中リーダー塾通信
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*NPO法人「地域から国を変える会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:1期生大山)
【鳥取県大山町】
職員活性に取り組んでいる大山町では、昨年度実施した政策コンテストの優秀政策を実行に移しています。政策コンテストは所管業務の合理化・住民の利便性向上を目指すことをテーマとしました。新しい事業の構築以前に、限られた役場人員の中で業務効率化を進めることが必要なためです。実行中の一例は、確定申告の予約システム導入で、一見、予算を確保して導入すればよい取組みに見えますが、運用方法の構築は担当者にしてみると、初めての取組みとなります。課をまたいだミーティングの設定や、先行自治体のヒアリングなど、細かく実務遂行の伴走を行い、その取り組み方を他事業・同僚にも反映させていくことで、「改善があたりまえの役場」にしていきたいと考えています。

【栃木県那須町】
那須町では賃貸住宅整備事業に伴走しています。各自治体、移住施策を打つ中で、そもそも賃貸住宅が少ない・無いことから打破するまちづくりです。この事業では、都内大学(今後協定等締結後に発表)とゾーニングやシュミレーションを重ねています。車5分の範囲内に生活に必要なあらゆる機能が完結でき、且つ自然環境豊かな場所に立地するという、贅沢なコンセプトです。地方移住といっても、生活に必要な機能は本質的には都市部と変わりません。その機能を施すことは、今の時代難しいことではありません。地方・都市に関係なく、住みたい環境は何か、それを突き詰めた先に出てくる新たな那須町のまちづくりにご期待ください。

*一般社団法人「日本と世界をつなぐ会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:7期生水野)
【北海道むかわ町】
代表朝比奈が「むかわ町復興創生・共創アドバイザー」を務める北海道むかわ町にて、鵡川地区における今後のまちづくりに関するご支援を行っております。むかわ町は2018年胆振東部地震により被災し、今後想定される海溝型地震への備えも鑑みた防災・事前復興計画の策定や、官民連携によるまちづくり等、多様な視点でのまちづくりを検討されています。8月には8/2~8/4の3日間の行程で現地を訪問し、9組の町の団体・キーパーソンの皆さまへのヒアリングや町の課題に関するディスカッションを行うとともに、鵡川地区・穂別地区の主要な拠点の視察、周辺地区の視察を行いました。今後より具体的に鵡川地区のまちづくりについて方向性の検討や、官民連携のご支援等を行う予定です。よりよいまちづくりにつながるよう、引き続きご支援をさせていただきます。

*リーダー塾卒塾生が政界で活躍中
青山社中リーダー塾の卒業生が政界で活躍されています。阿部圭史さん(兵庫2区)、吉平敏孝さん(東京3区)、石川雅俊さん(東京4区)がそれぞれ日本維新の会の衆議院選挙区支部長に就任されました。彼らの挑戦はまさにリーダー(始動者)の姿だと感じている次第です。

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6.青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ
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<8月の実績>
・8/2 朝比奈の論考がアゴラに掲載
・8/14 朝比奈の論考がJBPressに掲載
・8/22 朝比奈がLuckyFM 茨城放送 「ダイバーシティニュース」に出演
・8/24 BBT Chの講義「社会変革型リーダーの構想力」を収録

<9月の予定>
・9/8 BBT Chの講義「社会変革型リーダーの構想力」を収録
・9/12 荒井優衆議院議員事務所のパーティで講演
・9/26 LucyFM茨城放送「ダイバーシティニュース」に朝比奈が出演
・9月 朝比奈の論考「“横”と“縦”から考える下水道の可能性について~大阪・関西万博を他山の石として『下水道哲学』を考える~」が下水道協会『フォーカス』9月号に掲載

今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 
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