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2022年9月30日

青山社中メールマガジンvol.142「安倍元総理の国葬からの雑感 ~ホッブズ的世界への絶望から、まだ残る良識と2つの希望の萌芽を考える~」

青山社中メールマガジンvol.142「安倍元総理の国葬からの雑感 ~ホッブズ的世界への絶望から、まだ残る良識と2つの希望の萌芽を考える~」

………. [もくじ]…………………………………………………………………………………………….
1. 朝比奈一郎の論考
「安倍元総理の国葬からの雑感 ~ホッブズ的世界への絶望から、まだ残る良識と2つの希望の萌芽を考える~」

2.トピックス
●「リーダーシップ・公共政策学校」(ASLG)の説明会動画をHPに公開。1次申込締切は10月10日まで!
●「青山社中キャリア」がリニューアルして10月1日より本格スタート!
●アゴラに”「公共(パブリック)に尽くすこと」の改めての重要性”のタイトルで朝比奈の論考が掲載
●朝比奈が経産省関係者と共に東大エッジキャピタル(UTEC)を訪問
●群馬県庁職員向け研修「始動人養成講座」にて朝比奈が講演
●朝比奈が群馬県前橋市の街づくりの取組を視察
●三重県鈴鹿市・伊賀市を朝比奈が訪問
●朝比奈が奈良市で首長4名と意見交換
●兵庫県神戸市を朝比奈が訪問
●山形県新庄市を朝比奈が訪問
●青山社中ちゃんねる ~月イチ イチ郎~(YouTube)、「パブリック離れ 失われたリスペクト」の動画を公開
●伊藤がサスケアリンクで講演
●内閣府-つくば市ネット投票事業の有識者会議(第二回)に朝比奈が出席
●LuckyFM 茨城放送 「ダイバーシティニュース」に朝比奈が出演
●朝比奈がアドバイザーを務める栃木県上三川町を訪問
●朝比奈がアドバイザーを務める群馬県沼田市を訪問

3. 青山社中リーダー塾通信
●12期生・石川雅俊氏が著書を出版
●NPO法人「地域から国を変える会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:1期生大山)
●一般社団法人「日本と世界をつなぐ会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:7期生水野)

4. 青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ
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1. 朝比奈一郎の論考
「安倍元総理の国葬からの雑感 ~ホッブズ的世界への絶望から、まだ残る良識と2つの希望の萌芽を考える~」
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1.まだ残る良識
安倍元総理の国葬の日。9月27日。
最近としては珍しく、晴れ晴れとした気分になった。日本国民の良識を見た気がしたからだ。

それまでの国葬を巡る議論が、「いかに公共のために尽力された方を社会として弔うか」という本質ではなく、国葬という形式についての是非だったり、また、「安倍元総理の事績全体をどう考えるか」という全体論ではなく、統一教会との関係ばかりを過度に取り上げるものばかりだったりしたため、正直、陰鬱なる気分の日々を過ごしていた。

どうしてメディアは、本質や全体について考察・報道せず、表層的かつ部分を過度に取り上げて、報じるのか、という思いを強く持っていた。本来期待されていたほどには、外国からの要人が安倍元総理の葬儀に来なくなったことにも、日本国内でのメディアの報道ぶりなどが大きく影響していると感じており、色々な意味で、日本という社会に失望し、残念な想いを抱いていた。

しかし、国葬当日の献花のための長蛇の列をみて、また、菅元総理の弔辞などに心打たれる国民が多くいたことをみて、少しだけ安心し、晴れ晴れとした気分になった。本当に多くの国民が、その政策や政治スタイルには色々な意見もある中で、パブリック(公共)のために頑張った方、安倍元総理に心からの弔意を示していたことに、まだ、社会としての良識が残っていると感じた。

2.日本社会、特にメディアへの絶望
それにしても、最近は、公共(パブリック)に命を捧げた人たちの死が相次いでおり、色々と考えさせられる。7月に安倍元総理が銃弾に倒れ、8月に旧ソ連の最後の書記長だったゴルバチョフ氏が他界し、そして9月にエリザベス女王が逝去された。

私見では、エリザベス女王は、公共のために尽くした人に相応しい悼まれ方をして、イギリス社会全体からの大きな弔意を一身に受けつつ旅立たれたと思うが、安倍元総理や、特にゴルバチョフ元書記長は、もう少し社会から悼まれて良いように思う。命を削って、公共のために尽くそうと懸命に努力した人を悼むことを忘れる社会には、あまり建設的な未来は展望できない。

前回のこのメルマガ(https://aoyamashachu.com/mm/monthly/6526/)で、政治家や官僚など、公のために尽くす人材の劣化が進んでいることや、そのメカニズムについて詳述したのでここでは多くは触れない。ただ、世間の賞賛やお金がかなりの勢いで民間セクターに向きはじめていることから、多くの優秀層が公共の仕事を選ばなくなってきているのは確かであり、そのことが社会の劣化を招いているのもまた確実であることは改めて指摘しておきたい。

政治家や官僚などの「公人」に完璧を求め、日本のメディアのように部分部分を取り上げて過度に攻撃することは、優秀層の「公人」志望離れを招き、いわゆる私的市民(自分の(経済的)利益ばかりを追求する市民)の増大を促し、結果として社会の劣化を招く。いわば、社会全体にとって天に唾する行為だ。

日本国民(特にメディア)は、政治や行政を「親」(お上)のように感じて、駄々をこねても、文句をぶつけても、その存在は揺らがないし、最後は面倒を見てくれると高をくくっているが、それは正しくない。欧米のように、政治や行政を「子ども」だと捉えること、即ち、民主主義における「親」は、国民一人一人なのだと理解することが肝要だ。如何に叱ったり褒めたりしながら、「子」としての政治や行政を育てていくか、という視座をしっかりと持つ必要がある。

3.ホッブズ的世界の現出
民主主義の系譜を考える際、福田歓一氏などの見方に如実だが、ホッブズ→ロック→ルソーと、その深化を理論的に見ていくことが多い。

乱暴に書けば、ホッブズは、信約(covenant)によって主権を統治者(議会でも国王でもある意味どちらでも良い)に委ね自らは私的活動にいそしむ市民、公にはあまり関心を持たなくなる市民を活写したが、それでは物足りないし本質的ではないとロックが「抵抗権」を書き加えた。原初的には私欲のためかもしれないが(所有権等の確保:財産や生命の維持など)、ロックの描く市民は時に公共に関心を強く持ち、場合によっては、武器をとって国家と闘うほどのコミットメントを保持していた。ロックの抵抗権が米国独立戦争などに影響したことは有名である。

このロックの描く統治者と被統治者の二分性、時に対立する二者としての捉え方を残念に感じたルソーは、同治性の大事さを説いた。つまりは、自分が統治者であるとの強いコミットメントをもった市民(被統治者)からなるコミュニティの強さや重要性、いわゆる共和主義を唱えるわけだが、残念ながら、日本社会は特に、ホッブズの描いた世界、すなわち私的活動(自分の経済的利益など)にいそしみ、公共には関心を持たなくなる市民が多数を占める社会に逆戻りの様相だ。共和=リパブリックの原義は、レス・プブリカ(公共のため、ラテン語)である。

私利私欲が日頃の基本的な行動原理であり、更に、忙しさにかまけて、よほどのことが無ければ公共に関与しようと思わなければ、公共のために頑張っている人をリスペクトしようともしない世の中。フランス革命の挫折を見るまでもなく、世界的・歴史的にみて、真の共和主義の実現は難しいわけだが、特に日本社会での民主主義の劣化は顕著だ。「民主主義は最悪の政治形態である。他に試みられたあらゆる形態を除けば」という用語で、皮肉たっぷりに民主主義を腐したのはチャーチルであるが、いずれにしても、政治家や官僚が浮かばれない時代になってきた。

4.2つの萌芽
そんな中、2つの微かな萌芽に期待したい。一つは、社会起業家たちが少しずつ芽生えていることである。少し前に、ゆとり世代の次に来ているのは「さとり世代」という言葉も流行ったが、政治や行政、という形ではなく、つまりは、マスメディアの分かりやすい攻撃を避ける立ち位置から社会を良くして行こう共に携わろう、という動きだ。具体的には、NPOや一般社団法人など、政治行政や企業体とは違う立場から公共のために頑張るというアプローチである。一昔前は、NPO=左派で、政治や行政とは対立するものだ、という図式が当たり前であったが、最近は、そうでもなくなってきている。

そしてもう一つは、経済人たちによる地域活性などへのコミットメント。これもまた、マスメディアが分かりやすく攻撃する政府・国会という対象へのコミットを避ける形で、経済人などが、身近な地元への貢献などを進める動きが盛んだ。各所で、経済人がスポーツや街づくりへの投資を進めるなどして地域の盛り上げに貢献している。

安倍元総理に対する長い献花の列などをみて、まだかすかに残る日本社会の良識、すなわち公共に関わる勇気ある人材への尊敬の念の重視、を意識することは出来た。しかし、大きくは、マスメディアの政治・行政に対する本質的ではない攻撃とその社会への広がりを目の当たりにして、公共のために頑張ることのバカバカしさを意識せざるを得ない。実際、多くの優秀な若手が政治・行政を進路として選ぶことが減ってきている。ギリシア・ローマの時代から繰り返されてきた衆愚政治、ホッブズ的世界(私的市民の跋扈)からなる社会の溶解の現出である。

先述のとおり、政治・行政の当事者というポジショニングを避けながらの公共のための奉仕、というアプローチに期待もあるが(2つの萌芽)、いずれにしても、社会として、国民一人一人が、公共分野(パブリック)に対して大いなる関心をもつように当該社会の在り方を抜本的に考えることが大切である。

10月から、青山社中公共政策学校が開講し(https://aoyamashachu.com/aslg/)、青山社中キャリア(https://aoyamashachu.com/career/)が、体制も変えて本格的にリニューアルする。サイトを覗いて頂くなどして、少しでも多くの方がパブリックサービスに関心を持たれることを期待してやまない。

筆頭代表CEO
朝比奈 一郎

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2. トピックス
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<1> 「リーダーシップ・公共政策学校」(ASLG)の説明会動画をHPに公開。1次申込締切は10月10日まで!
今年で11年目を迎える「青山社中リーダーシップ・公共政策学校」(ASLG)は、いよいよ10月から開講いたします。

9月1日、22日に開催した講座説明会にご参加いただけなかった方のために、説明会の録画映像をアップいたしました。

説明会では、朝比奈によるプログラム解説に加えて、昨年度の受講者が登壇。
受講の動機や、得られたこと、受講を通じて印象に残ったことなど、率直な意見を聞かせていただきました。

ご興味のある方は、是非ご覧ください。

▼説明会の動画はこちら

▼お申込はこちら
※一次申込締切:10月10日(月・祝)

▼パンフレットお問い合わせはこちら

<2> 「青山社中キャリア」がリニューアルして10月1日より本格スタート!
10月1日(土)より、
政策関連領域での中途採用の紹介・マッチングを手掛ける「青山社中キャリア」が、リニューアルして本格スタートします(事業遂行責任者は後々朋広、事業全体の責任者は朝比奈が務めます)。

行政で培った政策の知識をビジネスで活かしたり、最前線の経営で得た生きた感覚を次は政治に持ち込んだり、政・官・民を飛び越えるキャリアが、いま求められています。

青山社中キャリアは、日本の「リボルビング・ドア・プラットフォーム」を目指して、企業へ転職を考える官庁在籍者や、公務員へ転身を考える企業在籍者などを中心に、政策関連領域での中途採用の紹介・マッチングをすすめていきます。

・民間企業(コンサルティング、スタートアップなど)やNPO法人への転職をお考えの官庁在籍者様、政党スタッフ様
・公務員への転身をお考えの民間企業在籍者様
・政治家、政策秘書を志望される官庁・民間企業在籍者様
・上記の人材を採用希望の企業担当者様

は、是非一度、青山社中キャリアまでご相談ください!

▼詳細はこちら(※10月1日よりリニューアル予定です)

<3> アゴラに”「公共(パブリック)に尽くすこと」の改めての重要性”のタイトルで朝比奈の論考が掲載
9月2日(金)、
アゴラに”「公共(パブリック)に尽くすこと」の改めての重要性”のタイトルで朝比奈の論考が掲載されました。
安倍元総理の国葬などを下敷きに、公共(パブリック)の重要性を今一度考察しました。

是非、ご一読いただければ幸いです。

▼掲載記事はこちら

<4> 朝比奈が経産省関係者と共に東大エッジキャピタル(UTEC)を訪問
9月7日(水)、
東大エッジキャピタルの郷治代表(元経産省)を、朝比奈のアレンジで、資源エネルギー庁省エネ新エネ部の井上部長、能村新エネ課長、日野新エネシステム課長、官房総務課小高補佐と共に訪問し、次世代の期待のエネルギーベンチャーなどについてヒアリング・意見交換をしました。

途中、松尾豊東大教授にもオンラインでご参加いただき、とても有意義な時間を過ごさせて頂きました。
別日には、稲邑省エネ課長にも青山にお越し頂き意見交換をしました。

<5> 群馬県庁職員向け研修「始動人養成講座」にて朝比奈が講演
9月8日(木)、
昨年に続いて、30代~40代の群馬県庁の職員約100名の方々向けに、朝比奈が「始動人特別講座」を実施しました。

朝比奈は、常々、リーダーシップとは「指導力」ではなく「始動力」のことであり、翻訳を変えるべきと主張している中、県の総合計画の中で始動人輩出を謳われている群馬県庁にて、職員約100名向けに講演いたしました。

プーチン・ロシアのウクライナ戦略や岸田政権の現状など、最近の事象から改めてリーダーシップを考えるところから入り、リーダーシップ基礎理論や如何に始動力を身に付けるかというところまで、みっちり2時間お話しさせていただきました。

<6> 朝比奈が群馬県前橋市の街づくりの取組を視察
9月8日(木)、
朝比奈が群馬県前橋市を訪問し、JINSの田中社長にご案内いただきながら、前橋市での街づくりの取組を視察しました。

建築やアートの力によって見事に”デスティネーション化”を果たした白井屋ホテルをはじめ、田中さんの構想力のスケールの大きさ、突破する力強さ、そのベースとなる公共(次代につながる街づくり)への想いに圧倒されました。

これから益々楽しみになる前橋の街づくりに、皆さんも是非ご注目ください。

<7> 三重県鈴鹿市・伊賀市を朝比奈が訪問
9月10日(日)~12日(月)にかけて、
朝比奈が三重県鈴鹿市・伊賀市を訪問しました。

鈴鹿市では、同市出身の青山社中リーダー塾生2名(北田さん、河村さん:共に11期生)や焼き肉たらふくの経営者の金田さんと妹の岡戸さん、伊勢から駆け付けてくださったマスヤグループの浜田社長、元三重県庁の山路さんなどと夕食を取りながら意見交換をしました。大黒屋光太夫顕彰会の金田副会長に光太夫が出港した白子の漁港周辺や、光太夫の記念館などをご案内頂き、鈴鹿サーキットにも足を伸ばしました。鈴鹿の地域資源の豊かさに目を見張りました。

11日夕方に伊賀に移動し、伊賀市の株式会社ナベルにて、永井社長、永井常務、山路顧問と、10月14日に、山口県萩市で開催される、同社創立50周年記念祝賀会で朝比奈が講師を務めさせていただく講演会について打合せをしました。
本社工場も見学させていただきました。午後から農業テーマパーク「伊賀の里モクモク手づくりファーム」に行き、広報の浜辺さん・山路顧問に案内していただきました。
途中、伊賀焼の窯元「忠央窯」や長谷園の登り窯を見学させていただきました。
大変勉強になる2日間でした。

<8> 朝比奈が奈良市で首長4名と意見交換
9月12日(月)夜、朝比奈がアドバイザーを務める生駒市の小紫市長を訪問し、奈良市内で夕食を挟みながら意見交換をしました。

旧知でお世話になっている四条畷市長の東さん、三宅町長の森田さん、それに、初対面でしたが、川西町長の小澤さんが駆けつけてくださり、とても有意義な意見交換の場となりました。途中、大和西大寺では、安倍元総理の銃撃現場も視察し、哀悼の意を表明しました。

<9> 兵庫県神戸市を朝比奈が訪問
9月13日(火)、
朝比奈が兵庫県神戸市を訪問し、社外取締役を務めるシン・エナジー社の取締役会に出席しました。

地域の活性化を念頭におきつつ、カーボンニュートラルを実現して地球を守るとの乾社長以下皆さまの理念に共鳴してお受けしていますが、様々な案件の議論を通じて、改めて同社の積極的な取り組みに感銘を受けました。

<10> 山形県新庄市を朝比奈が訪問
9月14日(水)~16日(金)にかけて、
朝比奈が担当の藤代と共に、山形県新庄市を訪問しました。

現地では、青山社中リーダー塾8期生の渡辺さんにお世話になりつつ、新庄や周辺(戸沢村・大蔵村・金山町)の地域資源や人的資源に触れさせて頂き、大いなる可能性を感じました。同地の活性化を考える若手の皆さまとの意見交換を通じ、未来に向けて変わって行く新庄に期待したいと思います。

<11> 青山社中ちゃんねる ~月イチ イチ郎~(YouTube)、「パブリック離れ 失われたリスペクト」の動画を公開
9月19日(月)、
YouTubeの「青山社中ちゃんねる ~月イチ イチ郎~」にて動画をアップいたしました。

テーマは、「パブリック離れ 失われたリスペクト」。

公共(パブリック)への尽力をよしとしない雰囲気がある現代において、パブリックへの尽力がいかに尊敬されるべきものなのかを、エリザベス女王・ゴルバチョフ元書記長・安倍晋三元首相の死去を踏まえつつ、語らせていただきました。

▼動画はこちら

ぜひ、チャンネル登録・いいね!をお願いします!

<12> 伊藤がサスケアリンクで講演
9月20日(火)、
弊社COOの伊藤がサスケアリンクで講演しました。

介護福祉事業者が自主的に集まり、経営支援、情報提供、連携推進などを行う「サスケアリンク」(名古屋・東京を中心に活動)が月1回開催する「第24回サスケアリンク勉強会」に伊藤が登壇し、「こども家庭庁の創設と今後の課題」と題し講演を行いました。
参加者はこども政策にも強い関心を持ち、質疑応答では熱気あふれる質問が飛び交いました。

<13> 内閣府-つくば市ネット投票事業の有識者会議(第二回)に朝比奈が出席
9月26日(月)、
内閣府-つくば市ネット投票事業の有識者会議(第二回)に朝比奈が出席しました。

実証実験的に一部市民向けに行われるキャラクターについてのネット投票について、主に委員間で意見交換をしました。
いわゆるスーパーシティに指定された(全国で2箇所だけ)つくば市での先進的な取り組み・チャレンジが日本全国に広がって行くことに期待したいと思います。

<14> LuckyFM 茨城放送 「ダイバーシティニュース」に朝比奈が出演
9月27日(火)、
LuckyFM 茨城放送の 「ダイバーシティニュース」に、朝比奈が出演いたしました。

〇安倍元総理大臣の「国葬」行われる。吉田茂氏以来55年ぶり、戦後2人目に、〇下落が続く岸田内閣の支持率。いま求められるのは「語る力」か、〇急激な円安にサプライズ介入で対抗。緊張高まる日本経済の先行きは?、〇活発化する国際外交。ロシア、中国、インド、日本の思惑は?、〇ロシアのウクライナ侵攻から200日が経過。ウクライナの反転反撃が続く、という5つのニュースを取り上げて簡単に解説をした後、後半のスペシャルトークでは、今回の安倍元総理襲撃・殺害を受けての考えを述べました。

YouTubeにてアーカイブ配信もございますので、是非、ご覧いただければ幸いです。

▼番組チャンネルはこちら

<15> 朝比奈がアドバイザーを務める栃木県上三川町を訪問
9月28日(水)・29日(木)、
朝比奈がアドバイザーを務める上三川町を訪問し、地元で活躍される様々な方、市役所職員の方々と意見交換をさせて頂きました。

夜は隣の真岡市に足を伸ばし、旧知の市議会議員の中村和彦氏とディナーを共にし、真岡事情などを聞かせて頂きました。栃木県南東部の可能性・地域資源に改めて感銘を受けました。

<16> 朝比奈がアドバイザーを務める群馬県沼田市を訪問
9月30日(金)、
朝比奈がアドバイザーを務める群馬県沼田市を訪問しました。

沼田市での起業を「オール沼田」の体制で支援する「ぬまた起業塾」について、星野沼田市長と意見交換を行ったほか、起業・第二創業・事業承継などをして実際に事業を新たにスタートさせた卒塾生の店舗を訪問しました。

今年度も、第8期生として新たに20名の方が入塾されており、今後のご活躍が今から楽しみです。

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3. 青山社中リーダー塾通信
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*12期生・石川雅俊氏が著書を出版
10月3日(月)に、リーダー塾12期生・石川雅俊氏が、著書『大切なことはすべて茶道が教えてくれる。』を出版します。

石川氏はジョンズホプキンス大学公衆衛生大学院修士課程終了後、現在はまめクリニックグループ代表理事、東京医療保健大学特任教授、筑波大学医学医療系客員准教授等を務められています。
本書は、医者である著者だからこそお伝えできる、茶道が心と体にもたらす効能を解説していきます。ストレスだらけのビジネスパーソンにぜひ読んで欲しい1冊です。

▼著書の詳細・予約注文はこちら

*NPO法人「地域から国を変える会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:1期生大山)
【鳥取県大山町】
大山町において、職員の政策思考力・政策遂行力(プロジェクトマネジメント能力)向上講習が開始します。9月28日には大山町長と意見交換する中で、現状の大山町のデータ分析結果をプレゼンテーションし、これらのデータを素材として、政策立案に活用していきます。多くの自治体において、各種計画が委託業者に外注されるケースが多い中、丸投げではなく、自治体職員が主体的に手を動かしていく風土をつくるというのが今回の目的です。政策立案講習~政策コンテスト(特に既存業務の改善策がテーマ)~秀逸と思われる改善策(政策)は実行~政策実行支援の流れで進めていきます。

【群馬県安中市】
岩井市長の下での「あんなか再起動プロジェクトチーム」において、61項目の選挙公約をテーマ別・時間軸に仕分け、9月30日に報道陣に説明の場が設けられました。本会事務局長大山はチーム内にて、政策立案・政策遂行のアドバイザーを務めています。今後は検証スキームに入り、継続的に公約実現の進捗をチェック・発表する仕組みを構築します。国内ではもはや当たり前になっている「言いっ放し公約」の文化から脱却するべく、安中市では風土改革に動いています。

*一般社団法人「日本と世界をつなぐ会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:7期生水野)
【栃木県上三川町】
朝比奈が今年度より地域力創造アドバイザーを務める上三川町にて、今年度の4回目の訪問を行いました。
上三川町では現在町内に4つある商店街の活性化に向けた施策検討を主目的として朝比奈へのアドバイザーのご依頼をいただき、7月以降町内約30名の方へのヒアリングや、町内の視察を行い、商店街の活性と同時に地域全体の活性化を図る施策の方向性と、それを担う地域内の担い手の方との連携の可能性を探ってまいりました。
今回の訪問でも、地元の若手人材や近隣に住まわれる上三川出身の方との議論を行い、今後上三川町の取組む内容について、具体的な方向性が見えてまいりました。
次回の訪問では町長に向けての報告及び、今後の施策展開に向けた議論を行う予定です。

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4. 青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ
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<9月の実績>
・9/2 アゴラにて朝比奈の論考が掲載
・9/8-9 群馬県職員向け研修「始動人特別講座」にて朝比奈が講演
・9/19 青山社中ちゃんねるの動画を公開
・9/20 サスケアリンクにて伊藤が講演
・9/22 ASLG第2回説明会を実施(動画を公開
・9/27 LuckyFM 茨城放送 「ダイバーシティニュース」に朝比奈が出演
・9/30 朝比奈がアドバイザーを務める沼田市を訪問

<10月の予定>
・10/13-14 朝比奈が萩市を訪問、株式会社ナベルにて創立50周年記念講演を実施予定
・10/17-19 アドバイザーとして朝比奈が上三川町を訪問
・10/中旬 青山社中ちゃんねるの動画を公開予定
・10/25 LuckyFM 茨城放送 「ダイバーシティニュース」に朝比奈が出演予定

今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 
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