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2023年5月31日

青山社中メールマガジンvol.150「想像力あれこれ ~感謝からリベラリズムまで~」

青山社中メールマガジンvol.150「想像力あれこれ ~感謝からリベラリズムまで~」

………. [もくじ]…………………………………………………………………………………………….
1.朝比奈一郎の論考
「想像力あれこれ ~感謝からリベラリズムまで~」

2.トピックス
●朝比奈の論考がアゴラに掲載されました
●朝比奈が夢・志事塾2023年度総会及び成果報告会講演会の講師を務めました
●朝比奈の論考がJBPressに掲載されました
●朝比奈がハーバード大学(ケネディスクールなど)を訪問しました
●朝比奈がLuckyFM 茨城放送 「ダイバーシティニュース」に出演しました
●G1サミットが動画になりました
●朝比奈が川崎市「第1回中小企業活性化専門部会」に出席しました
●朝比奈が富山県成長戦略会議委員に就任しました
●朝比奈が広島県経済財政会議委員に就任しました

3.青山社中からのお知らせ
●社員募集中!政治家や政党、行政機関をクライアントに、政策支援を共に担う仲間を募集します
●社員募集中!地域活性化や地域のグローバル展開を担う仲間を募集します
●青山社中キャリア(人材紹介業)より:募集に関するお知らせ

4.青山社中リーダー塾通信
●第13期リーダー塾塾生が決定しました
●NPO法人「地域から国を変える会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:1期生大山)
●一般社団法人「日本と世界をつなぐ会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:7期生水野)

5.青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ
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1.朝比奈一郎の論考
「想像力あれこれ ~感謝からリベラリズムまで~」
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赤信号で前のトラックが止まった。青になったのに動こうとしない。私は軽くクラクションを鳴らした。やがて動き出すと、横断歩道に車椅子の人がいた。私にはトラックで車椅子の人が見えなかったが、クラクションを鳴らしてしまった。そのことをずっと後悔していた。私たちが生きている上で見えていないものがある。それを理解していくにはどうすればよいか。そんなことを物語にしたいと思っていた。 
坂元裕二(先日行われた第76回カンヌ国際映画祭で是枝監督の『怪物』で脚本賞)

実に3年半ぶりの海外渡航、5年ぶりのアメリカであった。
5月18日-21日と、3泊5日の強行軍で、かつて2年ほど住んでいたボストン(ケンブリッジ市)に行ってきた。5年に1度の同窓会(reunion)に出席するためである。

物価は上がっているわ、円安は進行しているわで、財布にはかなり厳しい旅となった。5年前は、約60名の同じコース(MPA2)のクラスメイトのうち、約1/4の15名前後が集まったが、今回は、途中まではWhatsApp(アメリカ版のLINEのようなもの)のグループで、皆再会に向けて盛り上がっていたものの、やはり物価高その他が響いたか、様々な理由によるドタキャンが相次ぎ、蓋を開けてみたら、同じコースのクラスメイトは私を含めて3人しか来られなかった。アメリカは遠くになりにけり、である。

それでも、強がりではなく、やはり行って良かった。一言で言って、自分の中で「想像力」の大切さを改めて認識できたからだ。色々なことへの感謝、それは想像することから始まる。今回、国際関係をめぐるトゥキディデスの罠の理論などで有名なグラハム・アリソン教授、中国の専門家のアンソニー・サイチ教授など、懐かしの先生方の講義やパネルディスカッションでのトークを多数拝聴することが出来、改めて米中2強の対立時代を肌で感じることが出来たが(残念ながら、同時期の行われていたG7広島サミットへの言及や日本の役割についての話は殆ど皆無であった)、特に珠玉だったのは、ロナルド・ハイフェッツ教授の約1時間の講話だった。

私の解釈も入っての叙述となるが、要すれば、ハイフェッツ教授の話は以下である。現下の国際情勢を含め、様々な対立の根源には、アイデンティティ(自分自身を規定している根拠やその認識のようなもの)を巡る深刻な相克がある。となると、その互いのアイデンティティの形成に遡って考えて、あれこれ対立を解消するようなアプローチをとる必要があるわけだが、アイデンティティの形成に際しては、様々な環境(個人で言えば、家族や親類縁者や友人たちや教師たちの言説・言動など。国家もそのアナロジーで考える必要がある)の影響が色濃く反映されているわけで、言うほど容易なことではない。

例えば、ロシアのウクライナ侵略に関して、「法の支配」や「人権」という西側諸国のアイデンティティとも言うべき考え方・基本原理からロシアを批難することはある意味、容易(たやす)いことだが、そのこと自体では、何ら物事を前進させないし、第三者(最近でいえば、いわゆるグローバルサウス諸国)の支持を得ることにもつながらない。

何故、ロシアがあのような暴挙に出たか、ということを想像すると、それは、共産主義と決別するという非常にタフな選択をしながらも、欧米諸国に少なくとも欧州の安保という文脈では一緒の枠組みに入れてもらえなかった、という冷戦末期から今に至る30年超の歴史の中で形成された彼らのアイデンティティの問題がある、ということになる。

更に言えば、その前(冷戦期以前)からのロシアの歴史(ロシアという国家の起源ともいうべき場所であるウクライナとの関係など)や、例えばプーチンという指導者の人格形成の歴史も含めて、彼らのアイデンティティとその形成過程を想像する必要がある。プーチンの両親は、凄惨を極めたレニングラード攻防戦の生き残りで、母親は一度餓死したと判断されたという説もあるわけだが、そういう背景を見ると、やたらとウクライナ侵略に際してネオナチ批判を繰り広げ、怯えの反動とも言える攻撃を繰り返す理由なども理解はできないまでも、認識はできる。

そしてハイフェッツ教授は、そうしたアイデンティティ形成の背景を想像してみることだけでなく、そこから一歩踏み込んでの“リ・ネゴシエイト”、すなわち、再度、自己や他人のアイデンティティを再交渉すること、つまりは認識の転換を伴う思考の重要性を説くわけだが、昨今の国際社会、或いは国内における分裂・分極の時代にあって、想像力の重要性を再認識させる気迫の講義であった。

そのような他者のアイデンティティ形成を巡る様々な事象についての想像力を持つことは容易ではない。実際、対象への愛・寄り添う気持ちを持った政治的指導者、特に自己をサポートする側ではなく、対立する側への想像力まで働かせてアクションを起こせる人々が、今の世の中にどれだけいるだろうか。目で見えること、数字で図れることしか見ようとしない合理全盛の世界にあって、そのような困難な作業が必要とされる政治という分野から目を逸らして(誰かがやってくれるだろうと主体性を放棄して)、私を含む多くの個人は目の前のビジネスに、マーケットというゲーム版の上で、特に負ける側への想像力を働かせることもなく、今日も粛々と汗をかく。
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今回の渡米に際し、懐かしの旧宅を訪れたり、学び舎の教室の椅子に身を沈めたりしながら、そもそも何故、どちらかというと英語を苦手科目としていた私がハーバードに留学できたのか、などと想像していると、母や中高時代の教師や大学での友人から職場での先輩方など、自分のアイデンティティ形成を巡る様々なアクターの方々への感謝しか出てこない。思えば、昨年の母の死から、一人で、その死に向き合う時間は殆どなかった。飛行機の機内で、或いは、ホテルの一室で、様々なことを想像しながら思いっきり泣けたのも良い時間であった。

5年前は、大変お世話になっていた故エズラ・ボーゲル名誉教授がまだご健在で、私のためにわざわざファカルティ・クラブで、ランチ会を開いてくださり、ライシャワーセンターやウェザーヘッドセンターの日米紐帯の鍵となる先生方をご紹介くださったりしたことを考えると、涙が頬を伝ってくる。その時のご縁も元となって、今回、新たな日米紐帯の鍵となる人たち何人もと意見交換が出来た。ボーゲル先生はおそらく、自らの死後の世界、特に日本の退潮や日米関係の未来も想像して、私を様々に結び付けてくれたのだと思う。先生と共に、今も続くボストンでのボーゲル塾(ハーバード松下村塾)を立ち上げ、日米の文化・社会の違いなどを議論したことを懐かしく思い出す。

留学当時の20年前は、まだサミュエル・ハンティントン教授が健在で、ハーバード・ヤードの方で教授のゼミが開かれていた。その数年前に『文明の衝突』が上梓されたばかりであったが、同著の出版から四半世紀がたった世の中を眺めると、まさにイデオロギーではなく、民族性に紐づいた価値観の対立が顕著である。ハンティントン氏の想像力の通りと言っていいかも知れない。

そのハンティントン氏の著書から遡ること数年、1992年に出版されたのが、フランシス・フクヤマ教授の『歴史の終わり』であった。西欧の民主主義・自由主義は、様々な抑圧との戦いを制し(vs専制君主制、vs日独などの全体主義、vs社会主義・共産主義)、弁証法的に見て最終的な勝利を収め、これからは民主主義や自由主義という価値観が世界を覆うと見たやはり想像力が駆使された衝撃の書であった。それから30年、フクヤマ氏は2022年に『リベラリズムへの不満』という著作を出している。

リベラリズムと民主主義は厳密には異なる原則と制度に基づいているという理解の下、民主主義下で、トランプ氏をはじめ、様々な権威主義的リーダーが生み出され、同時に左派のアイデンティティ政治からも攻撃され、リベラリズムは危機に瀕していると説く。さまざまなアクターの権利を守り、フクヤマ氏の喝破するところでは「法の支配」を原点とするリベラリズムは、私に言わせれば、想像力の産物である。たとえ、少数であっても、時に個人であっても、その人たちの自由を保障するという考え方の基礎には、他者のおかれた環境への人間の想像力がある。

次代を作る力の基礎に想像力がある。今週土曜日からの主宰する青山社中リーダー塾の開講を前に、改めてそんなことを感じたアメリカへの旅であった。

筆頭代表CEO
朝比奈 一郎

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2.トピックス
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<1> 朝比奈の論考がアゴラに掲載されました
5月5日(金)、
言論プラットフォームアゴラに朝比奈の論考「G7広島サミットを前に:グローバルサウスへの訴求という難題に如何に取り組むか」が掲載されました。サミットを控え、最近の日本外交にとって重要な課題でもありまた大きなチャンスとなっている所謂グローバルサウスと呼ばれる国々との関係構築について掘り下げました。民主主義国と権威主義国との対立構図が鮮明となる中で、いかにして日本が自由・民主・人権・法の支配等の価値を各国に訴求させていくかについて独自の観点から提言しました。

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<2> 朝比奈が夢・志事塾2023年度総会及び成果報告会講演会の講師を務めました
5月13日(土)、
朝比奈が、三重県の夢・志事塾2023年度総会及び成果報告会における講演会に講師として登壇致しました。講演では「今、経営者・地域人が意識すべきこと:地方創生の流れ、リーダーシップなどから考える」というテーマで、地方創生、リーダーシップ、各種経営課題などについて話しました。講演会には地元を代表する企業の経営者の方々が数多く参加され、非常に熱心に聴講される姿からは皆様の経営にかける情熱を強く感じました。講演会後の交流会では辻塾長、伊藤三重大学学長が祝辞を述べられ、前葉津市長が祝杯を上げられました。熱い激励と温かいメッセージに朝比奈も感銘を受けました。翌日は、塾を主宰されている山路様、IXホールディングス(マスヤグループ)の神山さんのご案内で、紀北町、尾鷲市、御浜町、熊野市、新宮市(和歌山)などを訪問しました。様々な地域資源に触れて色々と学ばせて頂きました。今後とも同塾への貢献とともに三重県の地方創生に力を尽くしたいと考えております。
余談にはなりますが、そのまま神戸に行き、朝比奈も応援して支持者を紹介するなどした東大・ハーバード大後輩の高島さん(26歳の芦屋市長)とも再会しました。

<3> 朝比奈の論考がJBPressに掲載されました
5月17日(水)、
JBPressに朝比奈の論考「G7サミットで議長国・日本が自国の『緩い民主主義』をアピールすべき理由」が掲載されました。G7広島サミット開催を直前に控え、朝比奈が今次サミットの意義と国際社会へのインパクトについて分析を行いました。今回のG7サミットは日本の被爆地で開かれるものであること、ロシアのウクライナ侵攻や中国の台湾圧迫などに示されるように権威主義国家に対し西側陣営の団結を示す場であること、台頭著しい所謂グローバスサウスを自陣営に取り込むことが求められていること、以上のことから近年稀に見る重要なサミットとなるとの見方を示しました。近年、その存在感の低下が指摘されてきたG7サミットですが、岸田外交・日本外交にとっての大きなチャンスであるとともにそのリーダーシップが試されます。

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<4> 朝比奈がハーバード大学(ケネディスクールなど)を訪問しました
5月18日(木)から21日(日)、
朝比奈が、同窓会(reunion)の機会を使ってボストン(ケンブリッジ市)を訪問しました。朝比奈にとっては、約3年半ぶりの海外、5年ぶりのアメリカ訪問となりました。母校のケネディスクールでは、卒業生組織の幹部や、ケネディスクールの学部長(Elmendorf教授)とお会いし、また、ハーバードヤード(本校)の方では、日本との関係が深いウェザーヘッドセンターのChristina Davis教授と意見交換をしたり、藤平先生にお世話になったりしました。藤平先生とは朝比奈が大変お世話になった故エズラ・ボーゲル教授が繋いでくださったご縁です。Elmendorf学部長も、Christina Davis教授も藤平先生も6~7月に来日が予定されているところ、日米の紐帯の強化に向けて、再度お会いさせて頂く方向です。
また、ハーバードに行く前日、留学時代の同級生だったDaleep Singh氏(バイデン政権でNECとNSCに両属し、ロシアのSWIFT(国際金融決済網)からの排除を主導)が来日し、朝比奈が半日アテンドをしました。二人きりの朝食を皮切りに、経産省米州課長の佐伯氏(安倍政権時の総理秘書官)とのランチ、小林鷹之前経済安保大臣とのミーティング、NSS訪問、総理秘書官訪問などをしました。日米の紐帯作り、日米に限らない、国際平和に向けた対話チャネルの構築などにも青山社中は、今後とも取り組んで行きたいと思います。

<5> 朝比奈がLuckyFM 茨城放送 「ダイバーシティニュース」に出演しました
5月23日(火)、
LuckyFM 茨城放送の「ダイバーシティニュース」に、朝比奈が出演しました。番組では、アメリカのデフォルト問題や解散総選挙にまつわる政局の話のほか、この度のG7広島サミットの成果について分析を行いました。存在感の低下が指摘されてきたG7サミットですが、今回はその地位をかなり回復させることができたこと、また民主主義や民主的価値観の普及、グローバルサウスとよばれる諸国への対応などの関連において、日本外交の努力が一定の成果を収めたことを評価し、今後の展望と課題についても言及しました。

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<6> G1サミットが動画になりました
5月29日(月)、
3月19日に北海道ルスツリゾートで朝比奈が「G1サミット2023第5部分科会P『地方行政・地域のDX~デジタル田園都市国家構想と地方の実態~』」にモデレーターとして出演した際の動画が公開されました。政府のデジタル田園都市構想のもとで地方行政のDX・地域のDXはどう進むのかについてパネリストとともに熱い議論を交わしました。

是非ご覧ください
▼動画はこちら

<7> 朝比奈が川崎市「第1回中小企業活性化専門部会」に出席しました
5月31日(水)、
朝比奈が川崎市「第1回中小企業活性化専門部会」に出席しました。朝比奈が同市の中小企業活性化に関する条例起案のお手伝いをしたことをきっかけとしてアドバイザーを務めており、当該部会はその施策の検証の場となりました。また部会後にはかわさき新産業創造センターの産学交流・研究開発施設(AIRBIC)やIBM量子コンピュータの見学をし、意見交換を行いました。

<8> 朝比奈が富山県成長戦略会議委員に就任しました
朝比奈が富山県に設けられた成長戦略会議の委員及び県庁オープン化戦略プロジェクトチームの座長に就任しました。同会議は人口減少・少子高齢化が進む中、現下の新型コロナによる厳しい経済情勢を乗り越え、新しい富山県の更なる発展に向けたビジョンや戦略を検討するために設置されました。また施策等の検討において、機動的かつ効果的な議論を進めるため、6つの戦略ごとにプロジェクトチームが設置されており、上記プロジェクトチームはその一角を担います。

会議の詳細はこちら

<9> 朝比奈が広島県経済財政会議委員に就任しました
朝比奈が広島県に設けられた経済財政会議の委員に就任しました。同会議は県の行財政改革の進め方や主要施策の推進について外部の有識者から意見・提言を受け、県政運営に反映させることを目的として設置されています。所掌は県政運営の基本方針に関すること、財政健全化に関すること、行政改革に関すること、県勢発展に資する施策の推進に関することとされています。

会議の詳細はこちら

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3.青山社中からのお知らせ
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*社員募集中!政治家や政党、行政機関をクライアントに、政策支援を共に担う仲間を募集します
この度、青山社中では、政策支援担当の社員を募集します。

【現担当者からみた担当業務の魅力】
政治・行政の両面で、政策作りのプロフェッショナルに必要な素養が身につきます。

1)政治×政策づくりのプロフェッショナル
政治家や政党向けの政策支援という一般には情報が限られた領域のノウハウを学べます。一般に、政策作りは、議員ご本人、秘書の方、政党、中央省庁等に圧倒的に知見が集約されており、また、明文化されたノウハウが必ずしも十分には存在しない領域です。こうした中で、議員の質問作成、議員本人や政党などの政策作りを、実地を通じて、青山社中独自のノウハウを吸収しながら学ぶことが出来ます。

2)自治体経営×政策づくりのプロフェッショナル
行政(特に、地方自治体)向け支援では、多種多様な行政課題に対する青山社中ならではのアプローチを学べます。行政向けのテーマは、地域経済活性化、まちづくり、公民連携など非常に多岐にわたります。加えて、行政機関の戦略・ビジョン策定・政策立案といったトップマネジメントが扱うイシューから、有識者会議等の運営、具体的な整備計画の策定や事業者の選定といった政策実行段階での支援まで、政策立案の各フェーズに関わることが出来ます。

また、青山社中ならではの、自治体の地域資源や人材の発掘、メガトレンド(社会潮流・国政の状況など)を踏まえた、独自のアプローチや手法を学ぶことが出来ます。

3)人脈づくり:パブリックセクターを中心としたネットワーク
クライアントは、政治:国会議員や地方議員、政党、行政:中央省庁、都道府県、市町村、民間:ベンチャーから大企業までと、多岐に渡ります。また、「日本を活性化する」との青山社中の旗印のもと、日々お会いさせて頂く方々は、パブリックマインドと高い志を持たれる方ばかりです。

日々の業務を通じて、領域横断で、こうした方々とのネットワークと信頼関係を築くことが出来ます。

【主な仕事内容】
◇ 行政(省庁・地方自治体)関係業務
(行政から委託される業務。具体的には、地域経済活性化、まちづくり、公民連携、人材育成などの多様なテーマに関して、行政機関、特に地方自治体への支援を実施)

◇ 政策作成支援業務(政治家や政党の政策作成支援業務)
(国会や地方議会での活動のサポート。具体的には、地方議会を中心に、議会質問等の議員発言の作成支援、条例案の作成支援、その背景となる政策の作成支援、出馬の際の公約集作成支援など)

◇ 民間企業の政府渉外業務の支援/民間企業等からの依頼を受けての政策案の作成業務
(弊社として「国益」実現上、意味があると思われる民間企業のロビイング等を支援)

◇ その他、弊社役員と相談の上で定める業務
(上記に加えて、応相談の上、国政向け業務(特定テーマに関する勉強会の開催等)、シンクタンク業務(青山社中フォーラムの開催、日本を活性化するための政策の作成や発信、他団体等との連携に関する業務)、マネジメント関連業務などが対象足り得ます)

【求める経験】
以下のいずれかの経験を有される方を優遇する可能性が高いです
・中央省庁勤務、政治家・同秘書、企業の政府渉外担当、政府渉外業務経験などのパブリックセクターでの経験
・コンサル、シンクタンクなどでのプロジェクトマネジメント、問題解決に関する経験

【勤務地】
◇ 東京都港区南青山2-19-3 サザンキャッスルビル2F・3F
 (東京メトロ銀座線「外苑前駅」徒歩3分)
※転勤はありません
※弊社役員と相談の上、在宅勤務や時差出勤など柔軟な働き方も可能です
 但し、遠方のクライアントへの訪問や出張等が生じる点は留意ください

【勤務開始日】
◇ 8月以降からの勤務開始を想定していますが、詳細は相談可能です

【給与】
◇ 経験、能力、前職給与を考慮の上、当社規定により決定いたします

【お問い合わせ】
◇ 募集の詳細をお知りになりたい方や、弊社社員との面談をご希望の方は、以下メール宛てにご連絡ください
———————————————————
E-mail:recruit@aoyamashachu.com
TEL:03-5474-8995
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日本の活性化に共に取り組んでいただける想いのある方からのご応募をお待ちしています。

*社員募集中!地域活性化や地域のグローバル展開を担う仲間を募集します
この度、青山社中では地域活性化や地域のグローバル展開を担う社員を募集します。

【募集背景】
◇ 青山社中グループにおけるグローバル事業担当兼グループ法人一般社団法人日本と世界をつなぐ会事務局長を担う社員を募集します。
※青山社中の名刺も持てます、能力・実績に応じて理事、事務局長=実質社長
◇ 弊社は「世界に誇れ、世界で戦える日本」を標榜し、1)教育・人材育成、2)地域活性化支援、3)政策支援・シンクタンク、4)海外展開支援等を行っています。弊社事業への深い理解のもと、「青山社中コミュニティ」のさらなる拡大と深化や、リーダー(始動者)を増やし、日本の活性化にともに取り組んでいただける思いのある方からのご応募をお待ちしています。

【現担当者からみた担当業務の魅力】
地方自治体と連携した事業推進や地域のグローバル展開を支援するプロフェッショナルとしての必要な素養が身に付きます。

1)自治体経営×政策づくりのプロフェッショナル
地方自治体向け支援が中心となり、多種多様な行政課題に対する青山社中ならではのアプローチを学べます。支援テーマは地域のグローバル展開を念頭に置きながら、地域経済活性化、まちづくり、公民連携など多岐にわたり、支援先の自治体の状況を踏まえたカスタマイズでの支援を行います。また、支援においては自治体首長から現場の職員の方と連携し、地域での施策をどう進めていくかを実践として学ぶことができます。

グローバル事業においては、過去中国・ベトナム・シンガポール・米国等への地域のグローバル展開を行った実績があり、それらのノウハウを習得することができます。

また、青山社中グループならではの、自治体の地域資源や人材の発掘、メガトレンド(社会潮流・国政の状況など)を踏まえた、独自のアプローチや手法を学ぶことが出来ます。

2)人脈づくり:パブリックセクターを中心としたネットワーク
青山社中グループのクライアントは、政治:国会議員や地方議員、政党、行政:中央省庁、都道府県、市町村、民間:ベンチャーから大企業までと、多岐に渡ります。また、「日本を活性化する」との青山社中の旗印のもと、日々お会いさせて頂く方々は、パブリックマインドと高い志を持たれる方ばかりです。

日々の業務を通じて、領域横断で、こうした方々とのネットワークと信頼関係を築くことが出来ます。

3)事業経営者としてのマインドと実務能力
青山社中グループのグローバル事業を担う、一般社団法人日本と世界をつなぐ会の経営管理業務を行っていただきます。大きくはない事業体ではあるものの7期の実績があり、経営管理業務全般の実務を担うことができ、事業経営者としてのマインドと実務能力を磨くことができます。事務局長を直近担った2名はいずれも起業や自身の事業立ち上げを行い、それぞれ経営者としてのキャリアをスタートしています。

ご関心がある方は、是非応募いただけますと幸いです。お会いできることを心よりお待ちしております。

【主な業務内容】
◇ 地域活性化支援
・国内基礎自治体や地域企業に対する各種支援
・自治体への政策提言及びそれに係る各種調査業務
・提言した政策等に対する実行支援
・地域づくりなどに関わる企業に対するコンサルティング・伴走支援
・地域活性化に係る各種調査業務

◇ グローバル事業に関する業務
・自治体や地域のグローバル化・海外市場進出に係る各種支援
・パートナー企業等との連携も実施

◇ グローバル事業を担当する弊社グループ一般社団法人日本と世界をつなぐ会の経営管理業務

【求める人材像】
・地域活性や地域の持続性、地域企業の成長に関心や想いがある方
・地域のグローバル展開に関心や想いがある方
・自治体職員の方や地域の方と関係をつくり、伴走した支援をできる方

【求める経験】
以下のいずれかの経験を有される方を優遇する可能性が高いです
・コンサルティング会社、シンクタンクなどでのプロジェクトマネジメント、事業支援などの経験
・中央省庁や地方自治体など行政での業務経験
・顧客先の状況を踏まえた事業提案・実行に関する経験

【勤務地】
◇ 東京都港区南青山2-19-3 サザンキャッスルビル2F・3F
 (東京メトロ銀座線「外苑前駅」徒歩3分)

※転勤はありません

※弊社役員と相談の上、在宅勤務や時差出勤など柔軟な働き方も可能です。但し、遠方のクライアントへの訪問や出張等が生じる点は留意ください。

【勤務開始日等】
◇ 6月以降からの勤務開始を想定していますが状況によっては相談可能です
◇ 副業での参画もご相談のうえ可能です

【給与】
◇ 経験、能力、前職給与を考慮の上、当社規定により決定いたします

【応募方法】
◇以下メール宛に、添付にて履歴書をお送りください。

履歴書と別に、応募に賭ける想いを文章で寄せていただくことも歓迎です。 書類審査を経てご連絡させていただき、次の段階として面接をさせていただきます。

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E-mail:recruit@aoyamashachu.com
TEL:03-5474-8995
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*青山社中キャリア(人材紹介業)より:募集に関するお知らせ
◆監査法人系ファーム(BIG4) パブリックセクター・コンサルティング/アドバイザリー
当該法人では、以下のような業務に対応できるアドバイザリー人材を幅広く募集しています。
・過年度事業の経済的効果推計、EBPMに基づいた事業効果検証
・サステナビリティ対応における海外調査・国内影響推計等といった各種経済調査
・日本企業による国内外ESG事業の促進を目的とした公的支援に対する分析・検討

◆エネルギー関連企業 執行役員
当該法人では、以下のような業務に対応できる人材を募集しています。
・再エネ事業に関する部門責任者
・電力販売の営業・営業企画の統括責任者

◆メルマガに登録いただければ、随時案件情報が送付されますので、ぜひご登録ください。

◆政府動向や政策に通じた人材を求める企業様からの求人情報も募集しています。

▼青山社中キャリアHPはこちら

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4.青山社中リーダー塾通信
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*第13期リーダー塾塾生が決定しました
5月25日に第13期リーダー塾の選考が完了し、今年度からリーダー塾に参加するメンバーが決定しました。今回は、ポストコロナの時代を迎えたこともあってか、非常に優秀な方々から多数の応募が寄せられ、選考は困難を極めましたが、最終的には多種多様な業界から将来性にあふれる有志が結集しました。官僚、地方公務員、医師、ベンチャー企業経営者、大企業の社員、学生などです。現状、辞退者ゼロで6月3日(土)から12名でスタートします。今後のリーダー塾を大いに盛り上げてくれることを期待するとともに、本塾が皆様のさらなるご活躍を導く土台となることを切に願っております。また残念ながら今回、塾生とはならなかった応募者の皆様にもその高い志と能力に敬意を払うとともに、是非とも来年度以後のリーダー塾への応募をご検討頂ければ幸いです。

*NPO法人「地域から国を変える会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:1期生大山)
【鳥取県岩美町】
鳥取県岩美町において、職員活性事業に取り組むことになりました。岩美町は鳥取県の北東端に位置しており、兵庫県と接している町で、日本海に面しています。2021年12月に長戸町長が就任して以降、あらゆる事業を遂行し、次の段階として、職員が主体性を持ち、自ら事業をつくるようにしたいという話を頂きました。事業を職員がつくることは、職員の能力面においては、単なる座学だけではなく、日々の業務の伴走を行い、また、職員の能力向上に限らず、庁内の仕組みづくりも重要です。本会では、まず全課長ヒアリングを行い現状把握から入ります。

【群馬県安中市】
群馬県安中市では公約の着実な遂行の支援を行っていますが、公約の一つのである道の駅については、事業伴走を行っていきます。碓氷峠で有名な横川駅に併設する土地に、道の駅計画が予定されています。今年度中に基本構想か策定される予定ですが、その前段階として、与件整理のため、若手職員を入れたプロジェクトチームを発足させました。チームでは、道の駅視察、コンセプトメイキング、現地調査など、現場と机上を組み合わせた検討・議論を行っています。道の駅としては後発の施設になることから、後発だからこそできる優位性を全面的に押し出していきます。

*一般社団法人「日本と世界をつなぐ会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:7期生水野)
【Omotenashi Selection】
6/1 ENGAWA株式会社様の主催するOmotenashi Selection授賞式に弊社朝比奈が祝辞として登壇させていただきます。ENGAWA株式会社様と弊社は地域産品の販路開拓や地域支援において長らく連携させていただいており、Omotenashi Selectionでも、日本の優れた“おもてなし心”あふれる商品・サービスを発掘し、世界に広める、の理念に共感し連携させていただいております。明日の授賞式では、地域をとりまく市場の動向や今、このタイミングでのアウトバウンドへの取り組みの意義等についてお話させていただく予定です。

【北海道むかわ町】
事務局長水野が北海道むかわ町を訪問いたしました。むかわ町は新千歳空港から車で約40分に位置し、2003年に発見され新属新種認定がされたカムイサウルスの発掘された町です。産品としては鵡川ししゃも等が有名で、漁期には全国的にも珍しくししゃもが生で味わえるということで多く観光客でにぎわいます。むかわ町は2018年胆振東部地震によって被災し、現在町の復興や拠点整備に尽力されており、訪問時には町内の鵡川地区・穂別地区の両地区をご案内いただきました。持続可能なまちづくりについて町長のもと積極的な取り組みがなされているなかで、弊社としてどのようなご支援・伴走ができるか検討していく予定です。

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5.青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ
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<5月の実績>
・5/5 アゴラに朝比奈の論考が掲載
・5/13 朝比奈が夢・志事塾2023年度総会及び成果報告会講演会に登壇
・5/17 JBPressに朝比奈の論考が掲載
・5/23 LuckyFM茨城放送「ダイバーシティニュース」に朝比奈が出演
・5/31 川崎市:「第1回中小企業活性化専門部会」に朝比奈が出席

<5月末~6月の予定>
・5/31 東京工業大学イノベーション実践セミナーで朝比奈が講義
・6/2 Poli Poli Reach Out Projectで朝比奈が講義
・6/21 シカゴ大学ハリススクールJapan Tripメンバーに朝比奈が講義
・6/21 日本青年会議所観光部会で朝比奈が講演
・6/22 法政大学大学院政策創造研究科で朝比奈が講義
・6/27 LucyFM茨城放送「ダイバーシティニュース」に朝比奈が出演

今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 
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