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2022年1月31日

青山社中メールマガジンvol.134「古くて新しい資本主義の理想~資本主義2.0を、アダム・スミスや地方創生2.0から考えてみる~」

青山社中メールマガジンvol.134「古くて新しい資本主義の理想~資本主義2.0を、アダム・スミスや地方創生2.0から考えてみる~」

………. [もくじ]…………………………………………………………………………………………….

1.  朝比奈一郎の論考 

「古くて新しい資本主義の理想~資本主義2.0を、アダム・スミスや地方創生2.0から考えてみる~」

2.トピックス

  • 今年度青山社中リーダーシップ・公共政策学校の「財政・社会保障」講座・「政策実務」講座が終了、2月からは「EBPM・ナッジ」講座が開講!
  • 三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社の社内研究会「自治体経営システム研究会」にて朝比奈が講演
  • 関東経済産業局での職員向け講演会「関東局フォーラム」にて朝比奈が講演
  • 渡辺那須塩原市長や那須塩原市幹部の方々と、朝比奈が意見交換
  • 朝比奈が塾頭を務める、ぬまた起業塾東京企業バーチャル訪問を実施
  • ぬまた起業塾7期生閉講式において、朝比奈が講話
  • 神戸市「人材育成に関する懇話会」第2回に朝比奈が有識者として出席
  • 朝比奈が、富山県庁及び魚津市を訪問
  • 日本GR協会による「GR人材育成ゼミ」に、藤代が登壇
  • Forbes Japanに“潮目が変わる? 2022年、ワーケーション・地方創生、その中身とは?”が掲載
  • JBpressに“目標は人口増加ではない、テレワーク2.0で地方創生の再定義を”のタイトルで朝比奈の論考が掲載
  • 青山社中ちゃんねる ~月イチ イチ郎~(YouTube)、「【地方創生2.0へ】2022年は”積極的”地方創生」の動画を公開
  • アゴラに朝比奈の論考が掲載

3.青山社中リーダー塾通信

  • 青山社中リーダー塾/教育・コミュニティ構築 事務局より
  • NPO法人「地域から国を変える会」より(群馬県安中市、北海道厚沢部町、群馬県沼田市)
  • 一般社団法人「日本と世界をつなぐ会」より(長野県軽井沢町、新潟県妙高市)

4.青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ

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1.  朝比奈一郎の論考

「古くて新しい資本主義の理想~資本主義2.0を、アダム・スミスや地方創生2.0から考えてみる~」

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2022年がスタートした。

改めて書くまでもないが、あと200年後の2222年は別として、当面は、これ以上2が並ぶことはないというくらい、珍しく2が並ぶ年である。勝手な期待としては、「2.0」という名の新たな息吹がアチコチで芽生えて欲しいと願いたくなる年だ。

そんな中、個人的には資本主義2.0への期待が大きい。いや、そうならないと、現代社会が崩壊してしまう、そんな危機感すら抱く昨今である。ただ、岸田政権が新しい資本主義を唱え、斎藤幸平氏の「人新世の資本論」が売り上げを伸ばし、中国の伸長やロシアの増長?で、世界的にも資本主義陣営の旗色が悪い中、皆、資本主義の現状に警鐘は鳴らしつつも、一体、どういう方向性・価値を追えば良いのかについては、必ずしも判然としない。(注:朝比奈の解釈では、斎藤氏は、バルセロナの例などを用いて地域コミュニティに活路を見出してはいる。)

ここでは、経済学の父とも言うべきアダム・スミスに立ち返って、今更ながら、「資本主義」の原点を探りつつ、今必要とされる「古くて、しかし、新しい(かもしれない?)資本主義」について考えてみたい。

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「レッセ・フェール」(“神の見えざる手”による市場メカニズム調整)という言葉が一人歩きして極めて有名になったアダム・スミスの主著『国富論』ではあるが、その論旨の本質は、市場メカニズムの称揚よりも、むしろその裏側にあるのではないかと思う。つまり、貨幣を過度に重視して、時に不当な介入も行い主に貿易差額による王室経済の繁栄を図る「重商主義的あり方」への批判こそが、彼が最も言いたかったことではないか。

そんなこともあって『国富論』(An Inquiry into the Nature and Causes of the Wealth of Nations)は、日本語で『諸国民の富』と訳されることも多いわけだが、王室独占から国民(市場)に主役を移すべきと考えていた彼の結論、彼の批判から導き出される裏側としての結論は何であろうか。もっと言えば、国民経済としての市場メカニズムが重視し、大切にすべき価値とは何であろうか。私の理解では、後年の労働価値説の萌芽とも言うべき内容がその本質である。すなわち、貨幣そのものより、貨幣によって交換されるべき労働にこそ本源的な価値があるわけで、そこにもっと目を向けるべきだと。

ここで唐突だが、例えば、ある二つの家族(仮に、山田家と佐藤家としておこう)が、一緒にホームパーティを開くことを想像してほしい。山田家も佐藤家も田舎暮らしで、畑を所有し、様々な野菜を作っていて、おまけに鶏などの家畜も飼っているとする。パーティで使う食材は、ほとんどが互いの家で作っているものであり、互いにそれらを供出し、交換し合いながら、一緒に調理をしてパーティを楽しんだ場合、残念ながら「経済学」的には、ほとんど価値を生んでいないことになる。市場を介した金銭のやり取りがあまり生じていないからだ。

仮に山田家と佐藤家が、都会のマンションに住む隣家同士の場合を考えてみよう。食材は全てスーパーや専門サイトなどで調達することになるし、もしかすると、調理も、出張シェフにお願いすることにして、食事が出来るまでの間、両家は他愛もない会話に興じることになるかもしれない。この場合、食材の購入やシェフへのフィーの支払いなどの金銭のやり取りが生じるため、経済学的には、財やサービスによる付加価値を生み出したことになる。

分かりやすく言えば、前者のケースは、いわば物々交換的世界で成り立っているので、両家の各種労働はその多くがGDPなどに換算されることがないが、一方、後者では市場を介したやり取りが多々あるため、各種労働がGDPに換算される。私の理解では、アダム・スミスは、神の見えざる手による市場メカニズムを持ち上げて、後者を手放しで礼賛したわけではない。本質的には、彼は、労働(貨幣によって費消されるべき対象)に価値を置いていたわけで、前者のパターンの山田家と佐藤家の「労働」も、市場こそ介さないが、アダム・スミス的にも、すばらしい労働価値を生み出しているとみるべきである。

つまり、現在の危機的状況から脱する新しい資本主義とは、古くて新しい資本主義、つまりアダム・スミスも注目した本質的価値である「労働」にもっと着目すべきなのだ。たとえ現代的にはGDP換算されないとしても。

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では、そのまた先の「労働」の本質とは何であろうか。人間という字の成り立ちを説くまでもなく、元来、人類は一人では生きられない。現代社会を眺めると、オンラインで会社から与えられるノルマをこなし、一人暮らしをして自炊をして、時に政府からの無機質な支援を得て暮らすことが可能であり、一般的になりつつあるようにも見える。しかし、これまた古くて、実は新しい現実を見れば、ウェルビーイングとは、人との関わりをベースとした心の持ち方と深く関連している。

親が子のためにせっせと家事をこなし、風呂に入れて食事や弁当を作るなど、相手を思いやってサポートする労働は尊い。日頃お世話になっているからと、山田さんが佐藤さんに自家製のじゃがいものおすそ分けをし、逆に佐藤さんは山田さんに、庭で取れたイチゴをベースにせっせとこしらえた自家製のジャムをお返しする。こうした労働のベースにあるのは相手への思いやりであり、人を想う心だ。「人のために尽くせ」とは、最近は聞かれなくなった日本人が大事にしてきた言葉だが、労働の本質を言い表した歴史・社会の知恵とも言える。

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本来オリンピックで外国人が大挙して押し寄せるはずだった東京から「ワーケーション」で脱出することや、コロナというパンデミックから逃れるために都会から地域に移住すること、或いは、首都直下型地震などの災害リスクから逃げること。これらは、自分の身を守る行為としては、素晴らしいことだ。人であふれかえる無機質な都会の生活から逃れて田舎に暮らすことは、人間としてある意味当然かもしれない。

しかし、こうした行為は、消極的に自由を得る作用とも言える。憲法学などでは良く、自由は自由でも、freedomとlibertyとを分け、前者を「~からの自由」と名付ける。隷従などの束縛から解放されるという基礎的な人権としての自由である。一方、後者は、積極的に関与するという意味で、「~への自由」と定義される。政治に関わる自由、社会にコミットする自由などである。

上記のような「~から逃れる自由」としてのワーケーションを「ワーケーション1.0」とすると、2022年から希求されるべきは、「~に関与する自由」としての「ワーケーション2.0」であるべきだ。すなわち、喧騒を脱して風光明媚なところで、バカンスを半分楽しみつつ、効率良く仕事をするというレベルから、地域コミュニティに溶け込みながら地域の課題に対して一緒に汗を流すとか、地域の趣味などのコミュニティに積極的に参加して、その維持・拡大を目指すなど、人間関係、他者のために、ということをより強く意識する必要があると思われる。

そうした「関与(コミットメント)」を中心とした地方との関わり合い、流行の言葉で言えば、関係人口構築こそが、地方創生2.0に求められる姿であり、これまでの地方創生1.0とは分けていく必要があると考える。つまり、「人口減少に歯止めがかからない」「消滅してしまう」という危機感に惑わされ、無機質な数字としての人口をどう増やすか、ということにあくせくする地方創生1.0からの脱却である。国全体の人口減少に歯止めがかからない中、無暗に各地で人を奪い合っても仕方ない。たとえ人数は1名でも、その1名が、色々な地域の色々なコミュニティに関与することで、一人一人が相手や他者を感じ・思うことで、地域も当該人も質的に潤うという方向を目指すべきだ。

そうした想いや努力の先に、アダム・スミスが大切にした価値観をも包含する資本主義2.0があるような気がしてならない。

筆頭代表CEO

朝比奈 一郎

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2.トピックス

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  • 今年度青山社中リーダーシップ・公共政策学校の「財政・社会保障」講座・「政策実務」講座が終了、2月からは「EBPM・ナッジ」講座が開講!

1月開催の法政大学教授・小黒一正先生による「財政・社会保障」講座・弊社COO・伊藤による「政策実務」講座が無事終了いたしました。

2月2日(水)からは小林庸平先生の「EBPM・ナッジ」講座が開講いたします!

「EBPM・ナッジ」講座は、近年、国内外で注目されている「EBPM」や「ナッジ」の基本的な考え方や国内外の最新動向を紹介しつつ、ワークショップ形式で実践も行うことで、「政策立案・ビジネスに明日から活かせる知識・スキルの習得」を図ります。

ぜひ、この機会にお申し込みください!

▼詳細はこちら▼

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  •  三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社の社内研究会「自治体経営システム研究会」にて朝比奈が講演

1月14日(金)、
三菱UFJリサーチ&コンサルティングの社内研究会「自治体経営システム研究会」にて朝比奈がオンライン講演を行いました。


「地方活性化のために『外部人材』(他所モノ)が出来ること」をテーマに、地方活性を巡る現状や地域活性に必要なキーワードをご紹介しました。青山社中リーダーシップ公共政策学校で「EBPM・ナッジ」講座を担当いただいている小林庸平氏にもご出席いただいております。

  • 関東経済産業局での職員向け講演会「関東局フォーラム」にて朝比奈が講演
    1月19日(水)、
    経済産業省関東経済産業局内で職員向けに行われる「関東局フォーラム」にて、朝比奈が講演を行いました。
    「リーダーシップについて~指導者ではなく始動者~」と題して、自身の体験を交えながら、「リーダーとは何か」、また「リーダーシップを身につけるために学ぶべきか」を中心にお話させていただきました。

  • 渡辺那須塩原市長や那須塩原市幹部の方々と、朝比奈が意見交換

今年に入ってすぐ(オミクロン株の感染拡大前/まん延防止措置の適用前)、
渡辺那須塩原市長、廣島政策審議監、小泉企画部長ほか市の幹部の皆さまに青山社中をご訪問いただきました。朝比奈が同市のアドバイザーを務めていることもあり、普段は朝比奈が訪問していますが、今回は趣向を変えて、市長以下皆さまにご訪問頂き、4時間超にわたって、大所高所から市政などについて意見交換をしました。

特にEBPMについては、青山社中リーダーシップ公共政策学校で「EBPM・ナッジ」講座を担当して頂いている同分野の第一人者の小林庸平氏にもご参加いただき、各自治体での具体例も交えつつ、活発な意見交換が行われました。

その他、市のブランディングについても話が及び、朝比奈からは、資本主義の流れの高度化などから、経産省の大先輩でもある福川伸次東洋大学総長が少し前に主唱していたKKKB(環境、教育、健康、文化)を意識したブランディングの重要性などをお伝えしました。

まだ39歳と若い渡辺市長ですが、参議院議員や財務政務官を歴任され、政治のご経験が豊富です。コロナ対応なども迅速に処理されています。ご経験と若さで那須塩原を益々の活性化に向けて引っ張って行かれることを期待します。

  • 朝比奈が塾頭を務める、ぬまた起業塾東京企業バーチャル訪問を実施

1月13日(木)、
群馬県沼田市での起業を「オール沼田」の体制で支援する

「ぬまた起業塾」の第7期生が東京企業訪問をオンラインで行いました。

当日は、Cambridge Innovation Centerの名倉勝様、dof.の工藤拓真様、GINZA SIXリテールマネジメントの薮田雄一様などにご講演いただき、多くの質問が飛び交っておりました。
ご講話いただきました皆さま、ありがとうございました!

下記にあるリーダー塾通信も併せてご覧ください。

  • ぬまた起業塾7期生閉講式において、朝比奈が講話
    1月22日(土)、
    朝比奈が塾頭を務めるぬまた起業塾7期生の閉講式が行われました。15名の塾生が最終プレゼンに臨み、全員が素晴らしい評価を得て卒塾しました。

    芋のスイーツなどの製造販売、障がい者もスタッフとして働くコーヒーや軽食の移動販売、空き家のリノベーション&都会への紹介ビジネス、SEの方による地元企業のweb周り支援、唐揚げ弁当店、カラー診断、ヒノキの経年劣化が1000年以上経ってもほぼ新築時と同じことなどを踏まえたリフォーム支援事業、看護師による保険適用外サービス支援(介護保険対象外の趣味などへの移動への付き添いなど)、木造プレハブ(ユニットハウス)販売などなど、興味深い提案・具体的推進策が多数並びました。なかでも、70歳を過ぎて畳んだ店を再復活させるべく地元で愛されている総菜の味をよみがえらせる信念の女性のプレゼンには胸打たれるものがありました。

会長の横山市長の挨拶、同窓会長の吉澤良一さんの挨拶、そして、塾頭の朝比奈による最終講話で締めとなりましたが、あとは突き進むのみ。皆が「始動力」を活かして羽ばたいてくれることを期待しています。(ぬまた起業塾は6期生までで89名が卒塾し、昨年段階ですが、うち44名が起業・第二創業・事業承継などしている「真に立ち上がる人たち」が集う塾です。)

  • 神戸市「人材育成に関する懇話会」第2回に朝比奈が有識者として出席
    1月26日(水)、
    神戸市役所の人材育成のあり方について考える「人材育成に関する懇話会」第2回に、朝比奈が有識者として出席しました。
  • 朝比奈が、富山県庁及び魚津市を訪問

朝比奈がアドバイザーを務める魚津市に、昨年12月に続いて第2回目の訪問を実施しました。前回に引き続き、朝比奈と担当の藤代とで、同市の人的資源や地域資源の調査にあたり、合計30名以上の方々と意見交換などを行いましたが、今回も様々なポテンシャル・可能性に驚かされました。また、その間、村椿市長や市幹部の方々、同行頂いた市役所の皆さまとも議論をさせて頂きました。

加えて、朝比奈は、富山県庁も訪問し、新田知事や三牧知事政策局長(経産省から出向)をはじめ、石井前知事など、県庁関係者の方々とも、富山県全体での取組みなどに関し意見交換をさせて頂きました。改めて、お時間を割いて下さった方々に、深く御礼申し上げます。

  • 日本GR協会による「GR人材育成ゼミ」に、藤代が登壇
    1月11日(火)、

日本GR協会が開催する「GR人材育成ゼミ」に藤代が登壇し、「事例から考える新時代の『官民連携』」をテーマに、講義を行いました。

  •  Forbes Japanに“潮目が変わる? 2022年、ワーケーション・地方創生、その中身とは?”が掲載

1月31日(月)、

Forbes Japanに朝比奈の論考が掲載されました。

“潮目が変わる? 2022年、ワーケーション・地方創生、その中身とは?”

記事はこちら

ぜひご一読ください!

  • JBpressに“目標は人口増加ではない、テレワーク2.0で地方創生の再定義を”のタイトルで朝比奈の論考が掲載

1月31日(月)、

JBpressに朝比奈の論考が掲載されました。

“目標は人口増加ではない、テレワーク2.0で地方創生の再定義を

「新しい資本主義」の答えもきっとここにある”

記事はこちら

ぜひご一読ください!

  • 青山社中ちゃんねる ~月イチ イチ郎~(YouTube)、「【地方創生2.0へ】2022年は”積極的”地方創生」の動画を公開

1月21日(金)、

YouTubeの「青山社中ちゃんねる ~月イチ イチ郎~ 」にて、

最新動画をアップいたしました。

テーマは、「地方創生」。

朝比奈が、2022年の「2」という数字に絡め、単に地方の人口を増やすのではなく、関係人口に注目した「地方創生2.0」について語っております。

▼動画はこちら 「【地方創生2.0へ】2022年は”積極的”地方創生」

「青山社中ちゃんねる ~月イチ イチ郎~」では、朝比奈が地域活性、政治、経済、リーダーシップといったことを切り口に、元官僚の立場から社会を分析しています。

ぜひ、チャンネル登録・いいね!をお願いします!

  • アゴラに朝比奈の論考が掲載

2021年12月30日(木)、

言論プラットフォーム「アゴラ」に朝比奈の論考が掲載されました。

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“2022年の簡単な展望と「本当に新しい資本主義」”

記事はこちら

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朝比奈が2022年の簡単な展望について触れつつ、改めて、大局的に、日本にとって必要な改革の視座について書いております。

ぜひご一読ください!

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3. 青山社中リーダー塾通信

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*青山社中リーダー塾/教育・コミュニティ構築事業 (担当:事務局4期生村上)

【青山社中リーダー塾 事務局長 村上よりお知らせ】

11期生の座学編も、より実践的な議論となり、佳境に入っています。

先日、とあるリーダー塾生の方が国内出張に行かれたとき、空港で、他の塾生にばったり会ったそうです。

そのお二人は、塾内の「循環型社会」勉強会のメンバーでオンラインでは何回も会われていましたが

リアルでは初めてだったとのこと。

「マスクしているのに、オンラインでしか会ったことない人がわかったのがすごい」

と笑いました。

これもリーダー塾生の皆様が、楽しく勉強会を続けてくださっているおかげで、とてもうれしかったです。

私も、かつて海外出張中に、同じく出張中のリーダー塾生に、アメリカの空港でばったり会ったことを懐かしく思い出しました。

*NPO法人「地域から国を変える会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:1期生大山)

【群馬県安中市 ~ 新庁舎に向けた取り組み】

本会で基本構想の策定支援を行った安中市役所新庁舎については、基本設計・基本計画づくりの段階に入ります。基本構想では、単なる新市役所建設ではなく、感染症対策やあらゆる災害の可能性を踏まえ、「安中市役所庁舎 兼 防災拠点センター」という位置づけの建物を建設することとしました。インフラが被害を受けたときを想定し、司令塔と対応現場を近づけておくことで、フレキシブルな対応を可能とする試みです。

【北海道厚沢部町 ~ 公共交通の取り組み】

厚沢部町での地域公共交通計画策定支援を行うにあたり、住民ヒアリングを実施します。積雪時の公共交通の重要性が高い、人口が山間部広域に分散しているなど、これまで本会が策定に携わってきた件と環境が異なります。あらゆる国内過疎地域の中でも課題が多い地域と言えます。機械的にバス路線を構築するのではなく、地域コミュニティや福祉分野との連携を踏まえた交通が必要であるという仮説のもと、調査・分析を進めてまいります。

【群馬県沼田市 ~ ぬまた起業塾】

1月13日(木)にオンライン東京企業訪問、1月22日(土)に閉講式が行われました。

13日は、オンラインで、Cambridge Innovation Centerの名倉勝様、dof.の工藤拓真様、GINZA SIXリテールマネジメント薮田雄一様などに

ご講義いただきました。起業塾生の方々が活発に質疑をされているのが印象的でした。

22日には閉講式が行われ、起業塾生が、ご自身が起業を志したきっかけとビジネスプランを発表しました。

最初の入塾面接から計画が具現化されており、さすがとの思いです。

起業塾事務局の皆様、ビジネスプラン作成に伴走された中小企業診断士の先生方本当にお疲れさまでした。

*一般社団法人「日本と世界をつなぐ会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:7期生水野)

【長野県軽井沢町】

朝比奈が未来共創アドバイザーを務める軽井沢町にて、エリアデザインに関する検討について、追分地区での運営会議が行われました。

追分地区ではこれまでの議論の成果をとりまとめを行っており、前回の運営会議での議論を受けて、再度地域会議に向けた議論がなされました。1月末には地域会議で住民の方を巻き込んでの議論もなされております。

いよいよ今年度末が見えて参りましたが、来年度以降の取り組みや成果に結びつくよう、引き続きご支援してまいります。

【新潟県妙高市】

朝比奈が地域活性アドバイザーを務める妙高市にて、複業人材による関係人口創出に関するプロジェクトのご支援をしております。

今年6月より同プロジェクトを推進するチームに参画し、複業人材とのマッチングに関する啓もう等を行い、足元では地元企業2社による、都市部人材とのマッチングが行われました。

また、1月末には地元企業に登壇いただいた都市部人材へのオンラインイベントを実施しました。

本プロジェクトは今年2月までとなりますが、来年度以降への取り組みに繋がるように努めてまいります。

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4.青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ

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<1月の実績>

・1/14 三菱UFJリサーチ&コンサルティングの社内研究会「自治体経営システム研究会」にて朝比奈が講演

・1/19 関東経済産業局職員向けに朝比奈が講演

・1/21 青山社中ちゃんねるの動画が公開

・1/31 Forbes Japanに朝比奈の論考が掲載

・1/31 JBpressに朝比奈の論考掲載

<2月の予定>

・2/上旬 言論プラットフォーム「アゴラ」にて朝比奈の論考が掲載予定

・2/中旬 青山社中ちゃんねるの動画を公開予定

・2/下旬 JBpressにて朝比奈の論考が掲載予定

今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 
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