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2023年6月30日

青山社中メールマガジンvol.151「国家公務員の人気低落に想う ~量より質:志を持った人材を採用するために~」

青山社中メールマガジンvol.151「国家公務員の人気低落に想う ~量より質:志を持った人材を採用するために~」

………. [もくじ]…………………………………………………………………………………………….
1.朝比奈一郎の論考
「国家公務員の人気低落に想う ~量より質:志を持った人材を採用するために~」

2.トピックス
●朝比奈が東京工業大学で講義をしました
●朝比奈がPoli Poli 社のReach Out Project Programにおいて、講演を行いました
●転職サイト「ミライのお仕事」青山社中が掲載されました
●朝比奈の論考がアゴラに掲載されました
●朝比奈が北海道を訪問しました
●朝比奈が武井外務副大臣と会談しました
●朝比奈の論考がJBPressに掲載されました
●朝比奈が「未来の農業を考える勉強会」参加メンバー懇親会に出席しました
●朝比奈ぬまた起業塾の入塾希望者の面接を行いました
●BBT Chの講義「社会変革型リーダーの構想力」を収録しました
●朝比奈がシカゴ大学ハリススクールのジャパントリップで講演をしました
●朝比奈が日本青年会議所観光事業部会55周年会で講演をしました
●朝比奈が法政大学大学院で講義をしました
●朝比奈が富山県成長戦略会議に出席しました
●BBT Chの講義「社会変革型リーダーの構想力」を収録しました
●朝比奈がLuckyFM 茨城放送 「ダイバーシティニュース」に出演しました
●平木省が青山社中のメンバーになりました
●朝比奈がむかわ町アドバイザーに就任しました
●朝比奈が北九州市のアドバイザーに就任することが決定しました
●朝比奈が浜松市のアドバイザーに就任することが決定しました
●朝比奈が神戸市の検討会座長に就任することが決定しました

3.青山社中からのお知らせ
●日本維新の会馬場伸幸代表ご登壇!「躍進を続ける日本維新の会~その戦略とは~」青山社中フォーラムのご案内
●青山社中キャリア(人材紹介業)より:募集に関するお知らせ

4.青山社中リーダー塾通信
●第13期のリーダー塾が開講しました
●リーダー塾第8期生の卒塾式が実施されました
●NPO法人「地域から国を変える会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:1期生大山)
●一般社団法人「日本と世界をつなぐ会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:7期生水野)
●リーダー塾卒塾生・塾生が青山社中を訪問
●青山社中の元インターンシップ生が青山社中を訪問

5.青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ
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1.朝比奈一郎の論考
「国家公務員の人気低落に想う ~量より質:志を持った人材を採用するために~」
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毎年の恒例行事ではあるが、今年も、国家公務員試験の合格発表が行われた。

合格者2,027人中女性が683人を占めて約1/3となり(33.7%)、数としても割合としても現行制度下で過去最高となった。各省とも、女性は同期でポツポツと数名いるだけの状態だった私の頃とは隔世の感がある。

そんな中、特に気になるのは、受験者数が、ピーク時の6割となり(14,372人)、過去2番目の少なさとなったことだ。現行制度となった2012年度をピークに、ここ10年あまり、基本的に受験者数は下がり続けてきた。様々な工夫が実って、昨年度(2022年度)に増加に転じたものの、1年で再度減少することとなってしまった。

そして、東大生の比率は10%を切り、こちらも過去最低となったそうだ(200名を切ったのは初めてとのこと)。東大と言えば、官吏養成学校の様相を呈していた過去とは、これまた隔世の感がある。

阿吽の呼吸というか暗黙の了解というか、多額の税金を投じての国立大学で、比較的安い学費で学ばせてあげる代わりに、大学卒業後は、安月給ながら官吏として国家に尽くす、というストーリーが東大を中心に日本ではこれまでは成り立っていたが、もはやそういう時代ではなくなって来ている。

つまり、国家という視野で見れば、多額の税金を投入して「東大生」を育て、その「製品」としての「東大生」を国家官僚などに送り込む予定が、最近は、雪崩をうって外資系企業に殺到しつつあるわけで、日本という国は、結構不思議なことをやっているともいえる。

「東大卒」という良い学歴を得て、高給が望める外資系コンサルなどに就職するのであれば、国民的に負担をして学費を安くしてあげる理由もなく(奨学金を貸与して、卒業後に返させればいいわけで)、中長期的には、国立大学の「商品価値」の高さに基づいて、学費を値上げしていかないと、国民の理解が得られなくなる時代がやがてやって来るかもしれない。

米国では、良い学校ほど学費が高い傾向がある。「商品価値」を考えれば、まあ、当然といえば当然の帰結だ。学生は奨学金などを借りて、高い学費を払って「学歴」を手に入れ、高い給与の職について奨学金を返す、というのが基本的なストーリーだ。奨学金の借り入れという形で、過重な負担をさせているということで、最近、社会問題になってはいるが(日本でも同様の指摘が盛り上がって来ている)、この構図は大きくは変わらないであろう。

さて、国家公務員の志望者が減少しているという件、特に東大生の間で人気が落ちてきているという点に話を戻そう。公務員の劣化という形で不安を煽る世の報道を前にしつつ、私は、そんなに問題だとは思っていない。むしろ、改革を進めるチャンスなのではないか、という風に捉えている。

確かに、人気は、ないよりはあった方が良いに決まっているし、国家公務員の質が劣化することは良くないのは論を待たないが、捉え方次第だと思う。「寄らば大樹」で、皆が安定志向で国家公務員を目指すのではなく、ベンチャー企業への就職をしたり、場合によっては起業してしまったり、或いは、より現場志向でNPOへの就職などの形で社会を良くしたりすることは、悪いことではない。

霞が関の側から見ても、受験勉強の王者たちの集まりの東大生ばかりが官僚になるのではなく、様々な特性をもった方々が霞が関に集って政策を担当するようになることは、むしろ、歓迎すべきことではなかろうか。

本質的に大事なのは、単に「名誉だから」とか「社会的評価が高いから」ということではなく、公務に尽くしたいとの志をしっかり持った者が、数多く集って、霞が関をより本質的な仕事が出来る場に変えていく、ということだ。減ったとはいえ、受験者数は、定員を十分に超えているわけなので、むしろ、志をもった、覚悟のある良い人材を多く集めることが肝心だ。

そのためには、具体的にどのような制度改革が必要であろうか。私は特に、新卒一括採用の枠組みで、地頭の良い東大生等を多数取ることに躍起になるのではなく、社会のことをある程度知り、その上で公務に尽くしたいとしっかり考えてアプライしてくる志ある者の中途採用を強化すること、特に、一度、公務員を経験して民間に転じた者で、再度、志をもって公務に尽くしたいと考える者を重点的に採用することが鍵だと思っている。

この点、先行した動きを見せていて注目に値するのが神戸市の動きだ。
昨年度、今年度と、神戸市で2年続けて「人材育成に関する懇話会」の委員や、「新たな人材獲得戦略に関する懇話会」の座長を務めさせて頂いた。

かつてのように、京大や神戸大卒の優秀層が新卒で取れなくなってきているという実態の下、一度辞めた方の引き戻しや中途採用重視への切り替えを私も主張したところ、早速に、キャリアリターン制度を創設したり、新卒と中途採用の割合を半々にするなどの制度改正をしたりしている。

東京にいる神戸への想いのある方々を市役所職員として呼び戻そうと、タクシー広告まで打つなど、試行錯誤を繰り返しながら進めているが、こうした動きが、各地や国で本格化することに期待したい。大事なのは、志を持った人材の確保である。

(参考)
〇神戸市 キャリアリターン制度
https://www.city.kobe.lg.jp/documents/57878/r5cr_annnai2.pdf

〇神戸市の中途採用の拡大
https://www.city.kobe.lg.jp/information/shokuinsaiyou/saiyou/index.html
※経験者採用東京説明会 7月23日(日)13時30分~開催!@渋谷QWS 市長登壇!
※経験者採用枠 通年募集実施中! 25歳~39歳(R6.4.1現在)
 Bターム(7月、8月)、Cターム(9月、10月、11月)、Dターム(12月、1月、2月)
  申込受付期間 毎月1日~15日
※「大卒通年枠」や「経験者枠」等は、特別な公務員試験対策は必要ありません。

筆頭代表CEO
朝比奈 一郎

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2.トピックス
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<1> 朝比奈が東京工業大学で講義をしました
5月31日(水)、
東京工業大学イノベーション実践セミナー(仙石愼太郎教授ご担当)において、朝比奈が「地域活性の現状と課題~コロナ禍も振り返りつつ地域活性を考える~」という題材でオンライン講義を行いました。経済社会情勢がポストコロナの新たなフェーズに入る中で、地域活性、地方創生、リーダーシップなどについてコンカーレントな視角から話をしました。学生の皆様からは多くの質問が寄せられ、特に高い当事者意識に立った質問が多かったのが印象的でした。今回の講義が東工大発のイノベーションと皆様の飛躍のきっかけになれば誠に幸いです。このような機会をお与え頂いた仙石先生、東京工業大学のスタッフ各位、学生の皆様に感謝申し上げます。

<2> 朝比奈がPoli Poli 社のReach Out Project Programにおいて、講演を行いました
6月2日(金)、
朝比奈が Poli Poli 社のReach Out Project Programにおいて、講演を行いました(現地およびオンラインの同時形式)。同プログラムは主に若年層を対象に課題意識を抱えた政策起業家を育成し政策提言をサポートすることを目的に運営されているとのことです。「官僚経験を踏まえての政策起業概論~パブリック・リーダーシップの重要性~」と題した講演では、朝比奈の経産省勤務の経験も踏まえて、今日的な課題とそこで求められる政策の種別、立案のスタイルなどについて申し述べました。質疑応答の際には政策のプロを志す聴衆の皆様から新鮮で熱意溢れる質問が相次ぎました。日本の活性化には若年層からの積極的な問題提起と発信が不可欠になることは言うまでもありませんが、その思いを新たにするとともに、今後の若手政策起業家たちに期待を感じさせる一日となりました。

<3> 転職サイト「ミライのお仕事」青山社中が掲載されました
6月2日(金)、
転職情報サイト「ミライのお仕事」で企業インタビューが公開されました。インタビューでは青山社中で働きながらアナウンサーとしても活躍中の石井が登場します。石井が直接語る事業内容には、青山社中が目指す目標や、日々の働き方、そして将来のビジョンが詰まっています。転職を考えている方にとってはもちろん、キャリアアップを目指す方々にとっても有益な内容となっておりますので、是非、転職情報サイト「ミライのお仕事」をご覧ください。
▼記事はこちら

<4> 朝比奈の論考がアゴラに掲載されました
6月3日(土)、
アゴラに朝比奈の論考「想像力あれこれ :感謝からリベラリズムまで」が掲載されました。本記事は青山社中メールマガジン第150号で発表した論考をより多くの皆さまに御覧頂くため掲載したものです。

是非、ご覧下さい!
▼記事はこちら

<5> 朝比奈が北海道を訪問しました
6月4日(日)~7日(水)、
朝比奈が北海道各地を訪問しました。むかわ町で竹中町長と会談したほか、地元町民の方々との意見交換会に出席しました。札幌では経済産業省北海道経済産業局の岩永局長、また経済産業省から現在北海道庁に出向中の河本経済部次長と会談しました。いずれも前向きな話題が多く、北海道発の地域活性に大きな可能性を感じました。

<6> 朝比奈が武井外務副大臣と会談しました
6月9日(金)、29日(木)、
朝比奈が武井俊輔外務副大臣と会談しました。最近の国際情勢や日本外交について、例えばグローバルサウス諸国の取り込みなど、幅広い問題で意見交換を行いました。広島サミットも成功裡に終了し、国際情勢はまた新たなフェーズに入ります。今後の積極活発な日本外交に期待します。2度にわたる会談には、游仁堂CEOで中国で活躍する金田修社長や、ロシナンテス川原医師なども同席され、貴重な機会となりました。

<7> 朝比奈の論考がJBPressに掲載されました
6月12日(月)、
JBPressに朝比奈の論考「『異次元』のはずの少子化対策にこれほど期待感が高まらないのはなぜか~本当に『異次元の対策』にするために必要な3つの方向性~」が掲載されました。朝比奈は現在までの岸田首相の政権運営には一定の評価をしつつも、過日、公表された「異次元の少子化対策」には若干の辛口評価を行っております。「追い込まれて仕方なく」とすら感じられる今回の施策には悪い意味での「岸田総理らしさ」が滲みでいるとし、より大胆な施策を求めます。朝比奈は「第三子への出産一時金として『500万円支給』」「子育てスペースの確保のための人口分散」「外国人を含めた『関係人口』の増加」を提案します。いずれにしても日本の命運を左右する深刻な少子化問題です。誰もが驚くような策を打ち出し、言葉負けしない岸田政権の構想力が今求められています。

是非、ご覧下さい!
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<8> 朝比奈が「未来の農業を考える勉強会」参加メンバー懇親会に出席しました
6月15日(木)、
「未来の農業を考える勉強会」参加メンバーによる懇親会に出席しました。齋藤法務大臣、武部農林部会長、柿沢未途議員、宮路拓馬議員、中曽根康隆議員、本田太郎議員、勝目康議員などと、奥原元農水次官やアグリテックベンチャーなどの各社の参加を得て活発な意見交換がなされました。懇親会の途中で、丁度、今国会での解散見送りのニュースも流れ、議員心理を垣間見させて頂きもしました。今後もメンバーとして当会を通じて日本の農業の発展に貢献したいと考えております。

<9> 朝比奈ぬまた起業塾の入塾希望者の面接を行いました
6月18日(日)、
朝比奈が塾頭を務める「ぬまた起業塾」(群馬県沼田市)の入塾希望者面接が行われ、朝比奈が面接官(面接官は全体で4人)を務めました。今年も意欲と創造性溢れる有志からの応募が多数寄せられ、試験の場ではありながら会場は大いに盛り上がりました。最終的に25名の方の入塾が決定し、これから1年間、講義やビジネスプラン設計演習や企業視察などのプログラムが実施されることになります。今年も多くの起業家が同塾から育つことを願っております。

▼ぬまた起業塾についての案内はこちら

<10> BBT Chの講義「社会変革型リーダーの構想力」を収録しました(ゲスト:ゆこゆこホールディングス代表取締役社長徳田和嘉子氏)
6月20日(火)、
朝比奈が講師を務めるビジネスブレークスルーチャンネルの講義「社会変革型リーダーの構想力」のゲストとして、ゆこゆこホールディングス代表取締役社長の徳田社長をお招きし、講義を収録しました。朝比奈の東大法学部卒の後輩で、世界一周旅行の後は、グローバル金融機関、投資会社、放送局などで勤務され、現在は同ホールディングスの代表取締役というご経歴をお持ちのバイタリティ溢れる方です。平日の送客に焦点を当てつつ、コロナ禍でも業績を伸ばした同社の力の源泉について伺うのは改めて素晴らしく、大いに感銘を受けました。番組収録は大変盛り上がりました。

番組視聴にはお申込みが必要となりますが、皆さま是非ご覧ください。(公開日はビジネスブレークスルー大学が決定します)

▼番組チャンネルはこちら

<11> 朝比奈がシカゴ大学ハリススクール(公共政策大学院)の学生たちの訪日(ジャパントリップ)で講演をしました
6月21日(水)、
朝比奈がシカゴ大学ハリススクールのジャパントリップの機会に講演をしました。このイベントは同スクールに現在留学し(今月卒業・帰国)、青山社中のリーダー塾塾生でもある矢野智史さんが中心となって、世界各国から集まる留学生の皆さんに日本を良く知ってもらうため企画されたものです。矢野さんほか日本人学生が引率する約20名近くのグループメンバーに対し、朝比奈が日本の現状、過去の挑戦、将来へ向けての可能性などについて英語で話しました。質疑応答も活発で、やはり外国人ならではの視点、日本国内にいては気付かない視点によるものが多く、非常に刺激的でした。日本についてより良く知ってもらうという企画に貢献できたのではないかと考えております。

<12> 朝比奈が日本青年会議所観光事業部会55周年会で講演をしました
6月21日(水)、
朝比奈が日本青年会議所観光事業部会55周年会で記念講演をしました。「これからの観光事業に必要な視座について~ポストコロナを見据えた日本の観光事業への期待~」と題した講演では、特にポストコロナで広がっているチャンスについて話しました。会には経営者の方が、特に観光業界から方が多く参加されました。コロナ禍も収束を迎えつつある中、再び観光業が日本経済を牽引する時期に入りつつあります。参加者の皆様からは再び日本経済をリードする強い意志と決意が伺われました。本件講演がその一助となれば大変光栄です。講演の後は懇親会が開かれ非常に和やかな雰囲気の中、会は幕を閉じました。

<13> 朝比奈が法政大学大学院で講義をしました
6月22日(木)、
朝比奈が法政大学大学院政策創造研究科の科目「地域経営戦略論」(橋本正洋教授ご担当)で講義をしました。「地域活性の現状と課題」と題した講義では現在の様々な地域的な課題と望まれる施策のあり方について話しました。朝比奈からは業種云々ではなく「やるかやらないか」という始動力の有無が重要であることを改めて強調しつつ、100分の講義の中で、地方創生を巡る様々な論点についてお話しました。学生の皆様の参加者は約10名で比較的少数でしたが、その分少数精鋭で非常に熱心に聴講される姿が印象的でした。機会を与えて頂きました橋本先生を始め、法政大学スタッフの皆様、学生の皆様にお礼申し上げます。

<14> 朝比奈が富山県成長戦略会議に出席しました
6月26日(木)、
朝比奈が富山県の成長戦略会議にオンラインで出席しました。まずは、月初に県庁オープン化PTの座長として議論をとりまとめ、それを受けての全体会合(月末)では、県のウェルビーング戦略や教育問題、まちづくり戦略、ブランディング戦略などについて熱のこもった議論がなされました。朝比奈からは県庁オープン化プロジェクトチームの検討状況などを報告しました。県庁における人材の活性化、特に人事交流などを通じたオープン化が期待されます。また、会議では、朝比奈から農業や観光業のポテンシャルについて触れ、また地域活性における地元人材の重要性を指摘致しました。特別委員の安宅和人慶大教授、インテック中尾座長など、日頃お世話になっている方々との議論はとても実りあるものとなりました。

https://www.youtube.com/watch?v=QtVrC4qX8S8

<15> BBT Chの講義「社会変革型リーダーの構想力」を収録しました(ゲスト:スピンアウトキャピタル代表パートナー奥山恵太氏)
6月27日(火)、
朝比奈が講師を務めるビジネスブレークスルーチャンネルの講義「社会変革型リーダーの構想力」のゲストとして、スピンアウトキャピタル代表パートナーの奥山恵太氏をお招きし、講義を収録しました。奥山氏は朝比奈の東京大学および経産省の後輩にあたられます。経産省や内閣府勤務時代には非常に興味深いプロジェクトを担当され、日本でのスタートアップの活性化(大企業の人材の活用)に非常に強い関心をお持ちになり、出向起業に対する補助金制度を立案・実施されたご経験をお持ちです。現在はご自身で出向起業支援型の投資会社を立ち上げられており、主にその現状や狙いなどについてお話頂きました。非常に画期的なビジネスモデルであり、番組収録は大いに盛り上がりました。また日本の経済社会の重要課題に触れる部分もあり、番組は興味深い論点が盛りだくさんです。

番組視聴にはお申込みが必要となりますが、皆さま是非ご覧ください。(公開日はビジネスブレークスルー大学が決定します)

▼番組チャンネルはこちら

<16> 朝比奈がLuckyFM 茨城放送 「ダイバーシティニュース」に出演しました
6月27日(火)、
LuckyFM 茨城放送の「ダイバーシティニュース」に朝比奈が出演しました。番組では、ワグネルとロシア軍の衝突、急激な円安、米印首脳会談、若者の霞ヶ関離れ、最近の政局などについて解説をしました。朝比奈の古巣でもある霞ヶ関では現在、若者の官僚離れに苦しんでおります。特に今年は中央官庁への志望者が過去二番目に少なく、若者の目に霞ヶ関が魅力ある職場として映っていない現状が見て取れます。朝比奈はこの状況を打破するためにはより大胆な発想が必要で、中途採用の拡大を提案しました。スペシャルトークでは最近の政局と岸田政権についての観測を示しました。朝比奈はサミットまでは比較的国民の支持を得ていた岸田政権の政策が最近は力不足で、特に「異次元の少子化対策」が国民に訴求していないことを指摘しました。

是非、ご覧下さい!
▼アーカイブ配信はこちら

<17> 平木省が青山社中のメンバーになりました
平木省が青山社中のメンバーになりました。平木は取締役 COOとしての業務と政策支援の業務を担当します。平木は、東京大学法学部卒業後に自治省(現総務省)に入省し、岐阜県副知事や本省での財務調査課長など、現在まで幅広い業務を担当してきました。朝比奈とは大学時代・霞が関勤務時代の同期にあたります。今後の活躍にご期待下さい。

▼平木のプロフィールの詳細はこちら

<18> 朝比奈がむかわ町アドバイザーに就任しました
朝比奈が北海道むかわ町の町復興創生・共創アドバイザーに就任致しました。竹中町長のもと持続可能なまちづくりについて積極的な取り組みがなされているなかで、町の再整備事業についてアドバイザリー活動を行う予定です。同町は、恐竜で有名ですが(むかわ竜)、温泉、農業など素晴らしい人的資源、地域資源を有しており、新千歳空港から車で町内中心部まで40分程度とアクセスも良く、可能性を有機的につないでゆくお手伝いが出来ればと考えております。

<19> 朝比奈が北九州市のアドバイザーに就任することが決定しました
朝比奈が北九州市が設置する新たな都市戦略の策定・実施におけるアドバイザーに就任することが決定しました。市からは「戦略の策定にあたっては『北九州市から日本全体を変えていく』という気概を持って、北九州市のアジアのゲートウェイとなる地政学上の優位性、脈々として続くモノづくりの街、自然と都市が近接する豊かな生活環境などのポテンシャルを活かしながら、日本が抱える課題にチャレンジするまちづくりを目指してゆく」と聞いております。アドバイザリーボードには朝比奈ほか各界からの有識者10人が任命されました。武内市長は定例記者会見でアドバイザリーボードの意義について「それぞれの分野で日本を代表するオピニオンリーダー」であり「随時北九州の抱える課題や新しいアイデア、あるいは日本や世界で起きている情報を入手するという関係性をこれで確立をするということが目的」と説明されました。是非、市の想いに応えて尽力したいと考えております。

<20> 朝比奈が浜松市のアドバイザーに就任することが決定しました
朝比奈が浜松市が設置する都市政策アドバイザーに就任することが決定しました。東海地方の要所に位置し大きなポテンシャルを有する浜松市は中野市長のもとで積極的な施策が行われつつあります。前市長の鈴木康友市長が退任されたことに伴い、一度、アドバイザーとしての任期が切れておりましたが、このたび、新市長の下でも継続することが決まりました。浜松市の発展に都市政策を通じて貢献したいと考えております。

<21> 朝比奈が神戸市の検討会座長に就任することが決定しました
朝比奈が、神戸市が新たに設置する「大都市自治体の組織編成のあり方に関する検討会」の座長に就任することが決定しました。検討会では時代の変化に対応できる組織のあり方、職員の士気高揚、効率的・効果的な政策施策のあり方について検討がなされると聞いております。久元市長のもと各種の施策が進展しつつある神戸市ですが、やはりその基幹は神戸市の組織であり人です。神戸市の更なる発展に力を尽くす所存です。

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3.青山社中からのお知らせ
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*日本維新の会馬場伸幸代表ご登壇!「躍進を続ける日本維新の会~その戦略とは~」青山社中フォーラムのご案内
7月20日(木)19:00~21:00、
日本維新の会馬場伸幸代表にご登壇頂き「躍進を続ける日本維新の会~その戦略とは~」をテーマに青山社中フォーラムを開催します(青山社中における対面、オンラインのハイブリッド開催)。馬場伸幸代表は、調理師からキャリアをスタートし、議員秘書や堺市議会議長を経て、衆議院議員、日本維新の会代表を務めるとともに、地方自治体や国の改革を推進しています。第一部では、日本維新の会のリーダーを務められている馬場伸幸代表のご経験やお立場を通じて、今最も勢いのある政党の躍進の戦略や、これから社会の中心を担っていく20代-40代の若手・中堅世代が個人としてそして社会を支える人材としてどのように世界と向き合い、変革を進めていくべきなのか、ご講演されます。第二部は、「日本維新の会 馬場伸幸代表、日本維新の会 阿部司衆議院議員、青山社中 朝比奈一郎CEO」によるパネルディスカッションを行います。阿部議員は青山社中リーダー塾4期生として社中で学ばれ、社員としても約4年間、ご活躍いただいた仲間です。皆様のご参加をお待ちしております。

■詳細・ご参加登録は下記リンクからお願いします
https://peatix.com/event/3612053

*青山社中キャリア(人材紹介業)より:募集に関するお知らせ
◆監査法人系ファーム(BIG4) パブリックセクター・コンサルティング/アドバイザリー
当該法人では、以下のような業務に対応できるアドバイザリー人材を幅広く募集しています。
・過年度事業の経済的効果推計、EBPMに基づいた事業効果検証
・サステナビリティ対応における海外調査・国内影響推計等といった各種経済調査
・日本企業による国内外ESG事業の促進を目的とした公的支援に対する分析・検討

◆エネルギー関連企業 執行役員
当該法人では、以下のような業務に対応できる人材を募集しています。
・再エネ事業に関する部門責任者
・電力販売の営業・営業企画の統括責任者

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◆政府動向や政策に通じた人材を求める企業様からの求人情報も募集しています。

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4.青山社中リーダー塾通信
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*第13期のリーダー塾が開講しました
6月3日(土)、
第13期のリーダー塾がいよいよ開講しました。今期は各界から集結した精鋭の12名です。初回はリーダーシップの原論を中心にした講義を行い、また塾生の皆さんは予想を上回る意欲的な姿勢で取り組んでくれました。今期リーダー塾の盛り上がりにますます手応えを感じると同時に、朝比奈、青山社中スタッフともに皆さんのご期待に沿えるよう力を尽くしたいと考えています!

*リーダー塾第8期生の卒塾式が実施されました
6月24日(土)、
第8期のリーダー塾の卒塾式が実施されました。当日は修了証書の授与、塾生の近況報告、写真撮影、朝比奈塾頭の講話が行われ、5年間のプログラムの最後を飾りました。この5年間大きなステップアップを経験された塾生も多く、非常に感慨深いものがあります。紙幅の都合上一例のみ紹介しますが、病児保育マッチングサービスの起業と各自治体への展開(産婦人科医)、防災にかかる研究・指導の取り組み(官僚→研究者)、商社という器を使っての海外での挑戦(商社マン)、市長選出馬に向けての歩み(シンクタンク職員)など、皆様、大変素晴らしいチャレンジをされています。皆様の今後のますますの飛躍を願ってやみません。

*NPO法人「地域から国を変える会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:1期生大山)
【鳥取県若桜町】
今年度、鳥取県若桜町においても職員活性事業に取り組むことになりました。鳥取県内では、大山町、岩美町に続いての取組みとなります。若桜町は、多くの緑ときれいな空気に包まれた自然豊かな観光の町で、鳥取県最東端に位置し、1年を通じて登山やキャンプ、スキーなどのスポーツ環境に恵まれています。若桜町の場合、職員能力強化の後に事業伴走をするのではなく、目の前にある課題・業務に取組む中で職員活性を進めていく予定です。 過疎化も激しく、例えば、町で唯一のスーパーマーケット閉店問題など生活に直結する待ったなしの対策が多いためです。

【鳥取県大山町】
職員活性に取り組んでいる大山町では、今年度、本格的な人事戦略構築と制度反映を推進していきます。一般的に民間の場合、経営戦略はトップマネジメントの職務であり、一般的に人事担当者がその中核に直接関与することは少ないものです。しかし、人材戦略・人事制度は経営戦略から導き出されるものであり、その理解なしに人事制度改定などは進められません。民間でいう経営戦略は、自治体における総合計画や所信表明になります。その内容の実現に必要な成功要因は何なのかを見定め、その結果、人的課題が見え、どのような人材が必要なのかが明らかになっていくと考えています。

*一般社団法人「日本と世界をつなぐ会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:7期生水野)
【北海道むかわ町】
代表朝比奈が、6月5日から6日に北海道むかわ町を訪問し、「むかわ町復興創生・共創アドバイザー」を拝命致しました。本アドバイザー業務では、2018年胆振東部地震にて被災した同町において、これからのまちづくりについて防災や官民連携等多様な視点で助言をすることを想定しております。また今回の訪問では、20名弱の町のキーパーソンの方々にこれまでの町の状況や課題感などをヒアリングをし、町長はじめ町役場の皆さまとも議論をさせて頂きました。課題とともに、町のポテンシャルをより実感した今回の訪問を踏まえて、引き続きご支援をさせて頂きます。

*リーダー塾卒塾生・塾生が青山社中を訪問
6月、
リーダー塾3期生でアイリス取締役の野村将揮さん、第4期生で株式会社ハローのプロダクトマネージャーの石井健資さん、第12期生で財務省にお勤めの児玉邦宏さんが青山社中を訪問してくれました。野村さんは秋からのケネディスクール留学(朝比奈後輩に)の報告もしてくれました。昔話で盛り上がるとともに皆様の最近のご活躍ぶりを拝聴し嬉しい限りです。改めて皆様の今後のご活躍を願っております。

*青山社中の元インターンシップ生が青山社中を訪問
6月、
リーダー塾の運営など青山社中をサポートしてくれた3人の青山社中の元インターンシップ生3名が青山社中を訪問してくれました。皆様、現在官公庁にお勤めで(外務省、総務省2名)、近々、都道府県庁への出向、海外留学などを控えて多忙な日々を過ごされているとのことです。青山社中からの新たな旅立ちを目の当たりにして嬉しい限りです。皆様の今後のご活躍を願っております。

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5.青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ
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<5月末~6月の実績>
・5/31 朝比奈が東京工業大学で講義
・6/2 転職サイト「ミライのお仕事」青山社中が掲載
・6/3 朝比奈の論考がアゴラに掲載
・6/12 朝比奈の論考がJBPressに掲載
・6/20 BBT Chの講義「社会変革型リーダーの構想力」を収録
・6/21 朝比奈がシカゴ大学ハリススクールのジャパントリップで講演
・6/21 朝比奈が日本青年会議所観光事業部会55周年会で講演
・6/22 朝比奈が法政大学大学院政策創造研究科で講義
・6/27 BBT Chの講義「社会変革型リーダーの構想力」を収録
・6/27 朝比奈がLuckyFM 茨城放送 「ダイバーシティニュース」に出演

<7月の予定>
・7/1 朝比奈があすか会議ナイトセッションに登壇
・7/4 日本財団パラスポーツサポートセンターで朝比奈が講演
・7/8 ぬまた起業塾開講式で朝比奈が講演
・7/18 BBT Chの講義「社会変革型リーダーの構想力」を収録
・7/20 青山社中フォーラムを開催
・7/25 LucyFM茨城放送「ダイバーシティニュース」に朝比奈が出演
・7/27 朝比奈が宮崎市管理職研修で講義
・7/29 青山社中リーダー塾合同クラスを開催

今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 
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