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2020年12月28日
青山社中メールマガジンvol.121 2021年~30年の10年で、日本を活性化させる起死回生の秘策? ~経産省への大胆な期待~
………. [もくじ]………………………………………..
1. 朝比奈一郎の論考
「2021年~30年の10年で、日本を活性化させる起死回生の秘策? ~経産省への大胆な期待~」
2.トピックス
– 青山社中10周年記念オンラインイベントを開催しました
– 青山社中コーポレートサイト・パンフレットをリニューアルしました
– 青山社中リーダーシップ・公共政策学校2020の政策実務講座&EBPM・ナッジ講座が修了、1月には財政・社会保障講座が開講、また地方行政講座の講師に茨城県つくば市の副市長 毛塚幹人氏が決定!
– コロナ禍におけるワーケーションスタイル 軽トラックに搭載可能なワーケーション用オフィスの実証実験開始のための調印式を妙高市、NTTドコモ、ダイハツ、青山社中で実施
– 第4回越谷サンシティ整備懇談会で朝比奈がコーディネーターに
– 那須塩原駅周辺まちづくりビジョンの第7回有識者会議にて朝比奈がコーディネーターに
– 大阪府支援学校教育課題研究会あおぞらの会にて朝比奈が講演
– 日本GRサミットにて朝比奈がモデレーターに
– BBTch番組にケアプロ株式会社代表川添高志氏が出演
– アゴラに朝比奈の論考が掲載
3.青山社中リーダー塾通信
– 青山社中リーダー塾/教育・コミュニティ構築 事務局より
– NPO法人「地域から国を変える会」より(北海道北斗市)
– 一般社団法人「日本と世界をつなぐ会」より(長野県軽井沢町、新潟県妙高市)
4.青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ
5.編集後記
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1. 朝比奈論考
「2021年~30年の10年で、日本を活性化させる起死回生の秘策?
~経産省への大胆な期待~」
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【1.経産省の人たちとの再交流】
「先輩、10周年おめでとうございます。コロナという想定外の事態もあり、一年、本当に激動でした。この一年を振り返って、是非飲みましょう。」
同じ課で机を並べたこともある経産省後輩のサービス政策課長(教育産業室長)から、秋頃に連絡をもらって密を避けて小人数で飲んだのが12月頭だが、この師走(12月)は、特に経産省時代の仲間とやり取りをすることが多かった。
そのほか、私が経産省を辞める際に、「朝比奈君の想いは分かるが、今じゃないだろう」と、林先生の「今でしょ」(今や、古いですね・・)の逆を行く感じで、3回くらい飲みに連れ出して頂き引き留めてくださった当時の人事企画官(現在は官房総務課長)からも「10周年おめでとう。久しぶりに意見交換しよう。」と、ご連絡頂いて、こちらも密を避けつつ、ご一緒させて頂いた。また、今月は、私が通産省(当時)の1年生だった際に、直上の係長としてご指導いただいた先輩(現在は博覧会推進室長)からも、「10周年おめでとう。万博についての相談もある。青山社中行くよ。」と有難くもご連絡頂いて、打合せをさせて頂いたりした。
その他、12月20日の日曜には、理事を務めている日本GR協会(官民連携を促進する会。理事長は元横須賀市長の吉田さん)が主宰するGRサミット(オンライン)で、「霞が関、官民連携、DX」のテーマの下、私がモデレーターを務めるセッションに、経産省同期で民間企業のDX促進策を担当する情報技術利用促進課長や、経産省後輩の内閣官房デジタル改革関連法案準備室企画官にご登壇頂いた。結果的に無報酬となり、デジタル改革の最前線で多忙な二人には負担でしかないものの、登壇を打診したらすぐに快諾して頂き、当日はもちろん、事前準備も含めて色々と意見交換させて頂いた。
経産省を「脱藩」した私ではあるが、お陰様で多くの元同僚にお声かけを頂き、ご厚意には感謝しかない。ここにはまだ明確には書けないが、日本を活性化させるためのプロジェクトも、様々な形でご一緒させて頂きはじめている。坂本龍馬は、最後は恩讐を超えて、一時は険悪な関係にあった彼の脱藩元の土佐藩や、特に藩の参政(藩の宰相的地位)の後藤象二郎らと協力しつつ、日本の活性化のために「大政奉還」を成し遂げるわけだが、龍馬になぞらえるのはやや乱暴・不謹慎であることを承知で書けば、気分だけは、経産省と共に、何か大胆なことを仕掛けたいという想いで満ちている。
【2.日本や霞が関を取り巻く現状】
各種の経産官僚との意見交換で感じることは、「やはり、個々の能力はとても高く、退潮にある日本ではあるが、何とかしようと、時にデジタル化の局面で、時に教育の局面で、時に万博の推進で、時に環境対策で(菅さんの実質CO2ゼロ発言に関して、経産省もかなり尽力したことが分かった)、それぞれに物凄く頑張られている」ということだ。改めて敬意を表したい。
ただ、デジタル化、教育、環境対策など、いずれも、一般論としてマクロに見れば、「諸外国に比べて遅れ(はじめ)てしまっているところを追いつこうとしている」という感じがぬぐえない。必死に世界最先端へのキャッチ・アップを図ろうとはしているが、大きくゲームを塗り替える、ところまで進めるのは容易ではないという感じも同時に強く持った。
マクロな政策が重要であることは論を待たないが、政策を繰り出すというのは、スポーツなどに例えれば、あくまで、監督として指揮をとったり、フロントで報酬などを工夫したり、或いは、応援席から栄養ドリンクやタオルを渡したり、吹奏楽団や応援団的に檄を飛ばしたり、という行為であり、肝心な選手、即ち、デジタル関連企業や環境エネルギー関連企業、教育関係者・企業などが、強くないと、これはもうどうしようもない。
特に環境エネルギー分野などは、分散型の自然エネルギーの普及が進めば進むほど、太陽光パネルも、風力発電の風車も、もはや日本企業に競争力がない。三菱重工や日立がタービンなどで存在感を持っている石炭や石油の発電所の世界とは違う。オペレーションの方も、新エネの世界で存在感を持てるオペレーターは日本には見当たらない。アーステッド(旧ドン・エナジー)など、欧州勢等の独壇場だ。いい選手をスカウトして育成しなければ、戦略を工夫したり栄養ドリンクを用意したりしたところで、国内外で全く勝負にならず、再生可能エネルギーが普及して、日本のエネルギー関連産業は滅びました、となりかねない。
そして、更に悪いことには、こうした危機的事態に早めに対応するべく、これ以上政策面で頑張ろうにも、霞が関官僚は、国会対応など、既にやることが多い中で、人数は増えず、仕事もロジスティクス中心で専門性も高まらず、厳しい状況で奮闘しているのが現状だ。新事態に取り組むどころではない。実は、今月は、別の経産省同期から、「特にCO2削減に際して、新エネルギー関係でどうにも人が足りないので、自治体との将来連携も見据えて、新年度から、朝比奈が知っている自治体から人を送ってはもらえないか」という相談も受けている(一人は、私のあっせんで某自治体からの派遣に目途が立ちつつあるが、まだ足りない模様。もし、このメルマガをお読みの自治体の方で、資源エネルギー庁に人を出すことも検討は出来る、という奇特な向きがあれば是非ご連絡頂きたい。もちろん、選別・他候補者との比較もあるので、関心があれば即採用というわけではない旨、ご承知おき頂きたい)。
私も、ワークライフバランス社(WLB社)の小室さんの呼びかけによる霞が関の働き方改善の署名運動にも発起人として参加しており、12月頭の河野太郎行革担当大臣への署名提出・意見交換にも参加してきたところであるが、これ以上、官僚を長時間働かせるのはもう限界であろう。つまり、霞が関運営側の目線で言えば、「個々人の業務時間は減らさざるを得ない、しかし、行革の流れもあって、採用人数は増やせない、そういう中、個々人の優秀さは減りつつある(若い世代は、一般論として優秀層が、あまり官僚を選ばなくなっている)」、という三重苦にあるわけだ。
【3.経産省への期待/起死回生?の秘策】
では、一体どうすれば良いのだろうか?
退潮にある日本を立て直すため、わが国を活性化させていくため、霞が関は、特に成長戦略の実質的司令塔である経済産業省は、どんな手を打つべきであろうか。
これはもう、一言で言えば、「肉を切らせて骨を断つ」みたいな覚悟が必要であろう。つまり、多少、マクロな政策は犠牲にしても、世界を相手に、打って出て行くような「選手」を多数つくらないことには始まらないということだ。監督・コーチ・応援団を幾ら強化しても、仕方がない。そこは犠牲にして、選手を育成しなければならない。
こう書くと「そんなこと言ったって、今回の大学研究支援の10兆円ファンドもそうだが、ベンチャー育成策その他、プレイヤーを強化する政策だってこれまで、散々やってきているだろう。一体どうやって、世界に羽ばたく「プレイヤー」を作れるというのか」という反論が飛んできそうだ。全くその通りだと思う。
ただ、まだ経産省がやっていない策がある。それは、自らの職員を信じて、手挙げ方式で、世界に伍すことのできる企業となることを目指して、デジタル、環境エネルギー、教育その他、好きな分野での起業を促させることだ。マクロな政策づくりより、ミクロな起業。つまり、優秀とされる経産省の職員が、「安全地帯」で政策を作るのではなく、自らリスクをとって起業することを慫慂するわけである。
こう書くと、敗戦直前の「特攻隊」を想起する方もいるかもしれない。やれ米国のGAFAMだ、中国のBATHだと、世界の巨大情報企業を前に、一人一人を起業に送り出すのは、あたかも巨艦に特攻させるような絶望的作戦に聞こえるかもしれない。しかし、もちろん、強制的に役所を辞めさせるわけではなく(そもそも法的に無理)、あくまでメンバーを選びつつ起業を「勧めて」みるだけに過ぎず、断る権利もある。しかも、起業して失敗しても、本当に死ぬわけではない。まだ「巨艦」がいない分野で戦うのも一手だ。最近は、一度役所を辞めた者が戻るケースも散見でき、仮に起業を途中で断念して戻る場合には、むしろ、ずっと役所にい続けるよりいい勉強になって更に役所で活躍できるかもしれない。
役所全体としての政策ではなく、例えば、〇〇年入省者などが、同期同士の語らいの中で、「俺たちは(私の入省時と異なり、最近は女性も多いので「私たちは」の方が正確だが)、日本を活性化させるため、例えば同期50名中(私の同期は37名だが、今は少し増えている)、半分の25人が一挙に別々に起業しよう。一部は、「一緒に」ということでも良い。安全なところから、「もっとチャレンジしましょう」と指導したり、補助制度を作ったりするだけではもう、日本の反転攻勢は難しい。自分たちでリスクを取りに行こう。10年経ったら、半分くらいはつぶれているかもしれないが、その場合は、起業に成功して伸びている仲間が、必要に応じて、雇用などで救いの手を差し出そう。あくまで、世界に伍せることが目的で、小さく成功することにとどまらず、外貨を稼いで日本を食わせるつもりで頑張ろう!」などと、仲間内で語らって決断しても良いかもしれない。
こうした思い切った策(経産官僚の集団起業策)は、日本社会に多大なるインパクトをもたらすと思うが、どうだろうか。私は衒いではなく、率直に、自分などは、多くの優秀な経産官僚の中では、よくいる一人に過ぎないと感じている。特に、ビジネス・稼ぐというゲームの中では、さほど優秀なプレイヤーだとは思わない。そんな私でも、何とか起業して10年やってきているが、経産省には、ビジネスで勝つという意味では、もっと優秀な人たちが数多いる。皆、勇気もバイタリティもある。何十人という単位で起業したら、それなりに成功する者も出てくる直観がある。省の施策として、或いは同期の決意・総意として、こうした方針を打ち出したら、意外に多くの優秀な若手経産官僚が日本を立て直すための起死回生の勝負に出るような気がする。
経産省を飛び出した起業家には、東大エッジキャピタルの事実上の創設者であり、現在トップを務める郷治友孝氏もいる。私も一つ上の先輩である郷治氏を良く存じ上げているが、きっと各起業に関して、こうした大義があれば、ボランタリーに親身に相談に乗ってくれることであろう。私も霞が関を飛び出して10年が経ち、多くのVCなどとの交流もある。紹介・お繋ぎは容易だ。青山社中としても、自らが色々な形で関与する案件について資金を集めるクラウドファンドの会社を2021年に起業するという案も検討しているところだ(地域活性・街づくりなどに関心の強い元役人の方などに社長になってもらえないかと模索している。関心のある方は是非ご連絡頂ければ幸いです)。この仕組みも活用できそうな気がする。
これまで霞が関最強と言われてきた財務省からは、私の良く知る知人だけでも3名がいずれもマッキンゼー経由で起業し、現在、大成功を収めている。先月、別件で2度ほど会い、今月は一緒に飲もうとしてお誘いした(残念ながら先約があって振られてしまったが)同期の岡田君は、アストロスケールという宇宙ゴミを除去することをミッションとする会社を立ち上げ、日本のみならず世界でも高い評価を受けている。ビジネス的にも社会的意義的にも、各賞を、それこそ「受賞しまくって」いる。
https://astroscale.com/ja/about-astroscale/awards-recognition/
22日に一緒に飲もうとしたら、何と「その日が上場日」ということで、これまた断られてしまった柴山さんは、少し後輩の財務省出身者であるが、ウェルスナビというAIを活用した資産運用会社を立ち上げて、預かり資産が既に3000億円に達するなど大成功をおさめている。二人の会社は、以下の9月時点のベンチャーの時価総額ランキングで、それぞれ、10位と20位につけているが、社会的意義や、グローバル性などを加えると更に評価が高いであろう。
https://media.startup-db.com/research/marketcap-ranking-202009
やはり同期の金田君は、財務省勤務の後、当時としては最年少でマッキンゼーのパートナーまで上り詰めたが、約10年前に、「中国で日本を展開する」とばかりに単身、中国に渡り、ローソンやベネッセ、無印良品の中国展開をサポートし、ビッグデータ分析などで小売を支援する優良企業となっている。日本人数名(一人は青山社中リーダー塾出身者)で、中国人約150名と共に歩み、日本の優れた商品・サービスの普及に努め、現地で大活躍している。
財務省と経産省は、霞が関では、特に時の政権のコントロールタワーとしての主導権争いなどでよく、切磋琢磨していると言われる。そうした政策面での「内輪」な争いではなく、どちらの省の出身者から、世界に羽ばたく、社会的意義も高い企業を数多く生み出したか、みたいな争いが起これば、それはとても面白いことになると感じている。
この私の「秘策」は、ややぶっ飛び過ぎていることを認めるに吝かではないが、2021年、面白いドラマが生まれるようなアッと驚く秘策を、経産省には期待したい。
筆頭代表・CEO
朝比奈 一郎
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2.トピックス
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<1> 青山社中10周年記念オンラインイベントを開催
12月13日(日)、
青山社中株式会社が設立10周年を迎えたことを記念し、
10周年記念オンラインイベントを開催いたしました。
(青山社中フォーラム特別編。青山社中フォーラムとしては第52回目の開催)
設立以来お世話になっている参議院自民党世耕幹事長の祝辞をいただいたのち、
代表の朝比奈による「青山社中のこれまでと今後~コロナ下の現状を踏まえて~」の講演、
そして、地域活性・政治・教育の各分野の第一人者である
山本一太群馬県知事、竹中治堅政策研究大学院大学教授、鈴木寛東京大学教授・慶應義塾大学教授をお招きして、
各トピックについて朝比奈との対談を行いました。
最後は、約20名の青山社中のサポーターの皆さまから(国会議員や首長などの政治行政関係者、青山社中リーダー塾や青山社中リーダーシップ・公共政策学校の卒業生など)ご挨拶をいただきました。
また、当日は休日にもかかわらず多くの方にご参加いただき、
「単なる『基調講演』に留まらない、最新の情勢を踏まえた講義だった」など、
有難い感想をお寄せいただきました。
運営観点では至らないこともございましたが、
次回以降、青山社中フォーラム等に活かしてまいりたいと思います。
なお、ご要望の多かった朝比奈の冒頭の動画をアップいたしましたので、
聴き逃された方、当日都合がつかなかった方は、こちらをご覧ください。
▼10周年記念記念イベント 朝比奈の講演
https://youtu.be/Nj-_Ynp4OgU
また、10周年に際しては、後援隊員・元社員・受講生などから、花・祝電・菓子・酒・ギフト券など多くの贈り物を頂戴しました。
篤く御礼申し上げます。
社員一同で有難くいただきました。
<2> 青山社中コーポレートサイト・パンフレットをリニューアル
青山社中設立10周年を機に、
・コーポレートサイト
・パンフレット
をリニューアルいたしました。
ぜひ、こちらからご確認ください。
▼青山社中コーポレートサイト
https://aoyamashachu.com/
▼パンフレット
https://aoyamashachu.com/pdf/aoyama2020.pdf
<3> 青山社中リーダーシップ・公共政策学校2020の政策実務講座&EBPM・ナッジ講座が終了、1月には財政・社会保障講座が開講。
また地方行政講座の講師につくば市副市長 毛塚幹人氏が決定!
12月に行われたEBPM・ナッジ講座と政策実務講座が無事終了いたしました。
1月は小黒先生の財政・社会保障講座が開講いたします。
「財政・社会保障」講座は、経済・財政の解決策を模索する上での基本的な視角を身につけることを目的とし、金融政策や、財政・社会保障に関連の深い諸理論などを紹介し、データ等に基づき、経済・財政を巡る課題の解決策のあり方を議論します。
また、2月に開講する地方行政講座の講師に、茨城県つくば市の副市長、毛塚幹人氏が決定いたしました。
毛塚氏は、つくば市において、毛塚氏は26歳で当時勤務していた財務省を辞し、つくば市の副市長に就任して以来約5年間、テクノロジーの社会の実装、官民連携、財政、産業振興、保健福祉等の政策企画や執行、幅広くご活躍されています。
ぜひ、この機会にお申し込みください!
▼詳細・申込はこちら
https://aoyamashachu.com/aslg
▼パンフレット問い合わせはこちら
https://aoyamashachu.com/pamphlet/aslg/
<4> コロナ禍におけるワーケーションスタイル 軽トラックに搭載可能なワーケーション用オフィスの実証実験開始のための調印式を妙高市、NTTドコモ、ダイハツ、青山社中で実施
12月25日(金)、
新潟県妙高市とダイハツ工業株式会社、株式会社NTTドコモ、青山社中株式会社は、軽トラックに搭載可能なワーケーション用オフィスの実証実験を、2021年1月12日(火)から妙高市で開始することを発表いたしました。
実証実験を通じて、モバイルワークステーションのサービスの実用化につなげることで、
ワーケーションによる新しい働き方のスタイルを確立させることをめざします。
詳細はこちら
<5> 第4回越谷サンシティ整備懇談会で朝比奈がコーディネーターに
12月23日(水)、
朝比奈が都市政策アドバイザーを務める埼玉県越谷市にて、
「越谷サンシティ整備懇談会」を実施いたしました。
今回は、参加者同士の意見表明を中心に行い、
時間を大幅にオーバーして、市民や有識者が様々な意見を出し合い、
闊達な議論がなされました。
ぜひ、ご注目ください。
<6> 那須塩原駅周辺まちづくりビジョンの第7回有識者会議にて朝比奈がコーディネーターに
12月22日(火)、
朝比奈が経済活性アドバイザーを務める那須塩原市の
第7回那須塩原駅周辺まちづくりビジョン「有識者会議」にて朝比奈がコーディネーターを務めました。
会を通して闊達な議論が展開されました。
<7> 日本経済新聞「交遊抄」のコラムに朝比奈に関する事項が掲載
12月7日(月)、
日本経済新聞本紙「交遊抄」に、
山形市長の佐藤孝弘氏のコラム内にて
朝比奈や青山社中が取り上げられ、今後の発展に期待が寄せられました。
“弁論部の縁 佐藤孝弘”
記事はこちら
ぜひご一読ください!
<8> アゴラに朝比奈の追悼文が掲載
12月21日(月)、
『ジャパン・アズ・ナンバーワン』の著者として有名なハーバード大学名誉教授のエズラ・ボーゲル先生が永眠されました。
言論プラットフォーム「アゴラ」に朝比奈の追悼文が掲載されました。
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“巨星墜つ:エズラ・ボーゲル先生”
記事はこちら
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朝比奈が留学中も、帰国後も大変お世話になったハーバード大名誉教授のエズラ・ボーゲル先生。著名人としてより、何より、日本人以上に武士らしい思いやりの心の持ち主で、日本を愛してくれた1人として哀悼の意を捧げております。
先生のご冥福をお祈りするとともに、
ぜひご一読いただけましたら幸いです。
<9> 大阪府支援学校教育課題研究会あおぞらの会にて朝比奈が講演
12月12日(土)、
大阪府支援学校教育課題研究会あおぞらの会にて朝比奈が
「コロナ時代を始動力で乗り越える」をテーマに講演しました。
コロナ時代を始動力でいかに乗り越えるかについて分析した後、
教育現場にこそ、リーダーシップが必要であり、最前線の先生方と議論する場も大変盛り上がりました。
<10> 日本GRサミットにて朝比奈がモデレーターに
12月20日(日)、
朝比奈が理事を務める日本GR協会の「日本GRサミット2020」に登壇しました。
ゲストの
・田辺 雄史(経済産業省 商務情報政策局 情報技術利用促進課長 兼 ソフトウェア・情報サービス戦略室長)
・津脇 慈子(経済産業省 大臣官房企画官(デジタル戦略担当) / 内閣官房 デジタル改革関連法案準備室 企画官)
とともに、「霞が関が進めるDXと官民連携」をテーマに議論を重ねました。
詳細はこちら
<11> BBTch番組にケアプロ株式会社代表川添高志氏が出演
朝比奈が講師を務めるビジネスブレークスルーチャンネルの講義
「社会変革型リーダーの構想力」のゲストとして、
ケアプロ株式会社代表川添高志氏をお招きし、講義を収録しました。
本講義は2021年1月27日(水)に配信を予定しております。
ご視聴はこちら
<12> アゴラに朝比奈の論考が掲載
12月11日(金)、
言論プラットフォーム「アゴラ」に朝比奈の論考が掲載されました。
“青山社中10周年 ~ 果し得たい約束/三島由紀夫の誤算”
記事はこちら
青山社中の10周年を切り口に、青山社中のこれまでの歩みと、
日本の活性化について展開しています。
ぜひご一読ください!
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3. 青山社中リーダー塾通信
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*青山社中リーダー塾/教育・コミュニティ構築事業 (担当:事務局4期生村上)
【青山社中リーダー塾】
12月13日に行われた弊社設立10周年イベントに際し
2期生で同窓会会長の野口昌克さんと3期生の阿部圭史さんから
お祝いのメッセージ動画をいただきました。
お二人の動画からお二人の闊達さ・パワー・
そして温かさが伝わってきて、つくづく素晴らしい方たちだなあと
文字起こしをしながらしみじみしていました。
私は事務局として、塾生のためにやれることに十分手が回っていないという
思いがいつもありますが、この動画を見ていると、私が塾生をサポートしているのではなくてこの塾が塾生に支えられているんだなと思いました。
来年動画を見返しながら、精進していきたいと思います。
また、年明けから11期生募集が始まりますので、
皆様来年もどうぞよろしくお願いいたします。
【ビジネス・ブレークスルー大学大学院の講座が終了】
朝比奈が客員教授として担当した、
ビジネス・ブレークスルー大学大学院の講座「社会変革型リーダー特論」が
村上がTA(teaching assistant)を務めつつ、31 名の参加を得て、12月3日に、
講義が全て終わりました。
Air Canvas上で、活発に議論が交わされました。
*NPO法人「地域から国を変える会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:1期生大山)
【北海道北斗市 ~公共交通の改善に向けた取り組み】
北斗市の公共交通計画策定にあたり、地域公共交通活性化協議会を開催し、北斗市を取り巻く公共交通の現状と課題についてプレゼンを行いました。会議では、鉄道・バス・タクシーの交通事業者や市内関係団体が出席し、問題認識の共有が図られました。今後は、具体的に各地区にどのような新たな交通を整備するかについて、議論を行い、今年度中に計画をとりまとめ、来年度から新たな交通導入に向けて動いていきます。
【群馬県安中市 ~鉄道文化むら運営に関する取り巻み】
安中市にある鉄道文化むらの運営改善を行っている中で、財務改善の方策の一つとして、車両の中長期塗装計画を作成しています。屋外に展示されている車両は傷みやすく、お客様が塗装の剥がれた状態で目にすることが多い状態です。車両の状態について仕分けを行い、単年度での管理ではなく、中長期的なランニングコストを計算した計画を作成し、今後は管理していきます。
*一般社団法人「日本と世界をつなぐ会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:7期生水野)
【長野県軽井沢町】
朝比奈が未来共創アドバイザーを務める軽井沢町において、エリアデザインに関する取り組みが行われました。エリアデザインは、軽井沢の特色ある各地区の中で5つのエリアにて、住民主体でどのようなまちづくりを行っていくのか継続的な検討を行う取り組みです。
12月には、中軽井沢では住民参加のオンラインワークショップが行われました。中軽井沢の魅力やグランドデザインに対する意見、取り組んでいきたいことが議論され、多くの意見が出されました。
また、新軽井沢・追分・南地区の3地区で運営会議が開催されました。新軽井沢では11月に開催した懇談会の結果を踏まえての次回懇談会企画に関する議論、追分では11月までに実施された区民アンケートをもとした地域会議開催に向けての議論、南地区では住民に向けたエリアデザインの取り組み周知及び簡易アンケートの設計に関する議論がなされました。
コロナウイルス感染拡大によって多人数が集まっての議論が難しい中でも、オンラインの活用や小規模開催など各地区工夫をされて、住民意見を集約するプロセスが進んでいます。
今後も各地区のまちづくりに関する議論が進展するよう、引き続きご支援をしてまいります。
【新潟県妙高市】
朝比奈が地域活性化アドバイザーを務める妙高市にて、先月開催された「みょうこうミライ会議」で提言された政策案について、11月に引き続き予算化・事業化に関する支援を行いました。
その中でもこの12月には、提言された政策のひとつである「モバイルワークステーション実証実験」について、妙高市・ダイハツ工業株式会社・株式会社NTTドコモ・弊社の4社による共同での実証実験実施に関する覚書の調印が行われました。
新型コロナウイルス感染拡大に伴うテレワークの拡大や、ワーケーションによる観光市場拡大に関わる施策のひとつとして、どこでも、いつでも仕事ができるサービスとして実証実験を行います。
詳細はこちら
本施策以外にも事業化に向けて鋭意検討が進められており、妙高市における課題解決にひとつでも繋がっていくように、引き続きご支援をしてまいります。
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4.青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ
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<12月の実績>
・12/11 言論プラットフォーム「アゴラ」にて朝比奈の論考が掲載
・12/7 日本経済新聞「交遊抄」のコラムに朝比奈に関する事項が掲載
<2020年12月、2021年1月の予定>
・12/下旬 JBpressにて朝比奈の記事が掲載予定
・1/1 「季刊 住宅土地経済 No.119」の「コロナ禍とまちづくり」座談会の様子が掲載予定
・1/4 「週刊 金融財政事情」にて朝比奈の論考「「まち・ひと・しごと」三位一体の充実で若者の地方定着を図れ」が掲載予定
・1/上旬 言論プラットフォーム「アゴラ」にて朝比奈の論考が掲載予定
・1/中旬~下旬 JBpressにて朝比奈の論考が掲載予定
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5.編集後記
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【年末年始休業のお知らせ】
誠に勝手ながら下記の期間中、弊社の業務をお休みさせていただきます。
2020年12月29日(火)~2021年1月3日(日)
期間中のお電話・メールでのお問合せは 2020年1月4日(月) より対応させていただきます。ご不便をおかけすることと存じますが、何卒、ご理解いただきますようお願 い申し上げます。
本年中は格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございました。
皆様のご多幸をお祈りいたします。
また、年の瀬に朝比奈の動画もアップしました。
▼【青山社中チャンネル】二つの二極化 2021年に向けて
https://youtu.be/Leb2DvYjkmY
こちらも併せてぜひご覧ください!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
2021年もどうぞよろしくお願いいたします。