リーダーシップ
講座概要
リーダーシップの重要性は、日本では十分に認識されているとは言えない。本講座では、リーダーやリーダーシップに関する基礎的な考え方について、理論とケーススタディの両面から解説をする。また、文化・文明論、特に時代を席巻する物品・サービスについて過去から未来を考察することで、特に構想力の涵養に努める。人生の基軸や一歩進むための構想を意識しつつ、自ら始動するリーダーとなっていくことが、受講生には期待される。
講義スケジュール
リーダーシップの基礎理論について
講師の大胆な解釈も盛り込む形で、西洋・東洋の両面からリーダーシップの基礎理論について説明し、基礎的な概念についての理解を深める。
人生の『ケーススタディ』としての伝記
新一万円札の肖像となった渋沢栄一を題材に、ケーススタディ的にリーダーシップを考える。特に基軸・構想などについて極力「感情移入」をしつつ、考察する。
文化・文明論と戦略物品の変遷
かつて世界を席巻した戦略物品とも言える木綿や茶が各国に伝播した際の動きを題材に、リーダーが構想を描く重要性いわゆるコンテクスチュアルリーダーシップを学ぶ。
講師:朝比奈 一郎
本学校長/青山社中(株)筆頭代表CEO
福井県立大学 客員教授
ビジネス・ブレークスルー大学大学院 客員教授
元経済産業省
東京大学法学部卒業。ハーバード大行政大学院修了(修士)。経済産業省でエネルギー政策、インフラ輸出政策などを担当。小泉内閣では内閣官房に出向。特殊法人・独立行政法人改革に携わる。外務省「世界の中の日本:30人委員会」委員(2006年)。「プロジェクトK(新しい霞ヶ関を創る若手の会)」初代代表。中央大学大学院公共政策研究科客員教授(2012~2016年)。フォーブス・ジャパンが選ぶ「日本のルールメイカー」30人の1人に選出(2022年)。総務省・地域力創造アドバイザー。内閣府・クールジャパン地域プロデューサー。那須塩原市、川崎市、沼田市、生駒市、妙高市、越谷市、浜松市、上三川町、魚津市のアドバイザーを務める。主な著作に「やりすぎる力」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など。