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2023年4月28日

青山社中メールマガジンvol.149「G7広島サミットを前に ~グローバルサウスへの訴求という難題に如何に取り組むか~」

青山社中メールマガジンvol.149「G7広島サミットを前に ~グローバルサウスへの訴求という難題に如何に取り組むか~」

………. [もくじ]…………………………………………………………………………………………….
1.朝比奈一郎の論考
「G7広島サミットを前に ~グローバルサウスへの訴求という難題に如何に取り組むか~」

2.トピックス
●朝比奈が神戸市新規採用職員研修講師を務めました
●朝比奈の論考がJBPressに掲載されました
●朝比奈が政策研究大学院大学・外交アカデミーで講師を務めました
●朝比奈が神戸市「新たな人材獲得戦略に関する懇話会」第三回会合に座長として出席しました
●朝比奈がヤマガタデザインの受賞をお祝いする会に出席しました
●第三回 未来の農業を考える勉強会を開催しました
●朝比奈がLuckyFM 茨城放送 「ダイバーシティニュース」に出演しました
●統一地方選で青山社中の関係者(リーダ塾生、支援対象者等)が数多く当選しました

3.青山社中からのお知らせ
●社員募集中!政治家や政党、行政機関をクライアントに、政策支援を共に担う仲間を募集します
●青山社中キャリア(人材紹介業)より:募集に関するお知らせ

4.青山社中リーダー塾通信
●始動者求む!青山社中リーダー塾13期生の募集締め切り迫る
●NPO法人「地域から国を変える会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:1期生大山)
●一般社団法人「日本と世界をつなぐ会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:7期生水野)

5.青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ
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1.朝比奈一郎の論考
「G7広島サミットを前に ~グローバルサウスへの訴求という難題に如何に取り組むか~」
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凄く盛り上がっている、というわけでもない感じだが、事実としては、このところ、淡々とG7関連会合が相次いで日本で開催されている。

林大臣率いる各国外相団の新幹線移動の模様が映像で流れたりしているので、軽井沢での外相会合は若干メディアで取り上げられた感じもあるが(4月16日~18日)、倉敷での労働雇用大臣会合や宮崎での農相会合(共に4月22日~23日)、札幌での気候・エネルギー・環境大臣会合(4月15日~16日)などは、よほど注意してニュースを追わないと普通の人のアンテナにはかかってこないことと思う。

とはいえ、こうした各種閣僚会合の「山の頂上」(サミット)が間もなく、5月19日~21日に開かれる。広島でのG7首脳会合だ。実はなかなかの仕掛けになっていて、G7諸国だけでなく、国連やWTO(世界貿易機関)、WHO(世界保健機関)、OECD(経済協力開発機構)などの7つの国際機関のトップ、そして、韓国、インド、ベトナム、オーストラリア、ブラジルなど8つの国の首脳も招待されている。

広島でG7の首脳会合を開く意味、ということを私なりに整理してみると、大きく3つ考えられる。(1)被爆地広島で開くことを強調した平和への誓い・核廃絶に向けた訴え、(2)ロシアのウクライナ侵略など武力による世界の秩序破壊に対する西側諸国の結束の誇示や徹底した対峙、(3)自由・民主・人権といった価値観の重要性(裏を返して言えば、中国やロシアのような権威主義的あり方への非難)についての国際社会への訴えである。

ここで死活的に重要になるのが(3)の部分だ。それは、(1)や(2)が象徴的には重要であっても実質的に意味を持たないから、ということで反射的・相対的に重要になるという文脈と、(3)が絶対的に重要になってくる、という二つの文脈から結論付けられる。

(1)に関して言えば、抽象的理念として核廃絶は大事であっても、ウクライナでロシアの核の脅威が現実的になっている現状、また、北朝鮮が核搭載可能なミサイルを次々にぶっ放している現状などから見れば、空疎なものにしかならないのは自明だ。空疎であっても訴えなければならない宿命ではあるが、後述する(2)の意味など考えると、空疎は空疎ということは理解しておかねばならない。

(2)については、西側やG7という「現代社会における重要な価値観」を生み出し、まっさきに共有する世界のトップランナーたちが、その秩序を乱す行為(ロシアのウクライナ侵略や、中国による台湾侵攻の可能性など)に対して、時に武力の行使も辞さない覚悟で、毅然として対応する、ということを示す意味がある。が、この点についても、各国の中で最も日本が「へっぴり腰」に見えざるを得ないという難しさがある。

アメリカを中心に各国が実用的な武器を次々に供与し、同じ第二次大戦の敗戦国のドイツですら戦車の供与を決める中で、防弾チョッキやヘルメットの供与しか出来ない日本が議長国としてG7諸国の毅然とした覚悟・態度を示す先頭に立つというのは、風景として正直無理がある。各国首脳の中で、もっとも後にではあるが、何とかサミット前にウクライナを訪問し、頑張って覚悟を示した岸田総理の議長としての努力は多としたいが、残念ながらこの文脈で先頭に立つのは荷が重い。

そうなると(3)、すなわち、日本が自由・民主・人権・法の支配等のいわゆる欧米的価値観の重要性を国際社会の訴求する、ということが、(1)や(2)との比較という意味で相対的に、また、絶対的に今回のG7サミットの意義・メッセージとして死活的に重要になってくる。サミットは象徴的な場ということになるが、更に言えば、サミット後を見据えた今後の日本外交のセンターピンと言っても過言ではない。

ここにおいて、その訴求対象として注目されるのが、いわゆるグローバルサウスと呼ばれる、主に南半球からの諸国、具体的には、中南米、アフリカ、東南アジアから西アジア・中東の諸国ということになる。それらの国に果たして日本が、いわば「借り物」のような欧米的価値観を担いで届けることが本当に可能なのであろうか。

結論としては、日本はこの難題を何とかして解いて行かないと外交的に存在意義がない。世界の平和や安定のためには、是非とも取り組んで行かねばならない課題だ。それをどのように達成できるのか。繰り返しになるが、非常な難問である。

というのも、経産省時代を含め、主に仕事でインド、東南アジア諸国、中近東・アフリカ、中南米と、それぞれ複数回以上出張させて頂き、何度となく先方と協議に臨み、時に宴席をご一緒した経験を踏まえると、確かに、日本が欧米の価値観を担いで届けようとする態度は、彼らから見ると「痛々しく」見える印象があるからだ。説得力がない。

「日本は、かつては米欧と勇敢に戦った国なのに、なぜ、欧米の片棒を担ぐのか」
「日本は、未だにアメリカに占領されているようなものだから、自らの意思を示せず、可哀想だし、仕方ないよね」
「日本は、近隣諸国を蹂躙したのは良くないけど、ある意味で、欧米的帝国主義国家群との戦いのなかでやむを得なかったところがある。そんな中で、十分に罪を償った感があるが、未だに贖罪意識を負わされて可哀想(欧米は、まだ罪を償っていない)」
といった感情に溢れているのが実態だ。

先述のとおりだが、グローバルサウスはとても広い概念だ。日本の近隣諸国、特に中国や朝鮮半島は、いまだに日本に酷いことをされた、という意識がそれなりに色濃く残っているが、当然ながら、中南米やアフリカ、中近東や西アジアなどは、日本に被害を受けたという意識は皆無である。

しかも、特にグローバルサウスの雄ともいえるインドでは、経済成長に伴って、中国に次いで、だんだんと国民のナショナリズムに火が付き始めている印象がある。特に、読者諸賢に鑑賞をお勧めしたいのが『RRR』というラージャマリ監督の大ヒット映画だが(まだ日本でも一部でロングラン上映中)、やはり大ヒットした前作の『バーフバリ』のモチーフとは一変して、欧米の支配(インドなのでイギリスの支配)に対する猛烈な反感と怨恨感情をベースとした民族の誇りに満ちている。

つまり、日本はある意味で十分に罪を償ったが、その背後の欧米は、植民地支配にしても環境問題にしても、やりたいときに好きなだけやっておいて、未だに贖罪が足りていない、というセンチメントが、グローバルサウスには、通低音のように流れているという事実がある。そんな中で、日本が教条主義的に、欧米の片棒を担いで「自由だ、民主だ、法の支配だ、人権だ」と騒いでも、何の説得力も持たない。

日本は日本として、そうした欧米の価値観をしっかりと咀嚼して、わが国が大事にしてきた文化的な背景から来る価値観と融合させ、自らの言葉で、自らの価値としてそれを腹の底から説明しなければ説得力は生まれない。欧米の価値観をうまく取り込みつつ、優しい社会を日本は築いてきたという自信と、将来への展望を持たなければグローバルサウスの取り込みは達成できない。

今、「取り込み」という言葉を使ったが、本質的には、「取り込もう」とすると、相手は「拒否」「拒絶」するのが常だ。インド人がなぜ、日本に良い感情を持つのかということについては、歴史的な経緯その他、いくつか説明があるが、一つの有力説は、インドから見ると日本が「愛(う)い奴」だから、可愛いから、ということである。

日本人の多くが葬儀の際などに従う仏教の様式は元々インド由来だし、祇園祭りなどもインドの祭りに酷似していると言われる(山車の形式など、インドが由来という説も有力)。カタカナもインドの文字から来ているという説もある。カレーショップはそこら中に溢れている。

営業の基本ともいえるが、こちらから「売り込んで」「取り込む」のではなく、共通点をうまく示し、グッド・リスナー(良い聞き手)となって、「愛(う)い奴」となり、信頼を得てから、大事なことを自らの言葉で説明をしていくという順番も大事だ。

製造業や食事が典型であるが、我々は色々なものを柔軟に取り入れて、それを自家薬籠中のものとし、自らのものとして世界に展開してきている。自動車にしても、ラーメンにしても、インド流に言えばカレーにしてもそうだ。それらの例には枚挙に暇がない。

欧米的価値観を日本的あり方で自家薬籠中のものとし、自らのものとして言語化してグローバルサウスに展開していくこと。そして、その際に、教条主義的にならずに、「愛い奴」となって進めていくこと。日本外交には、こうした姿勢と態度、更にはそのような展開を図るための具体策が必要になってくると思う。

G7サミットを契機とした思い切った日本外交に期待したい。

筆頭代表CEO
朝比奈 一郎

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2.トピックス
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<1> 朝比奈が神戸市新規採用職員研修講師を務めました
4月4日(火)、
朝比奈が、神戸市の2023年度の新規採用職員ほぼ全員の方々向けにリーダーシップ論の研修講師を担当しました。総勢約200人、32グループを対象とした大型の研修となりました。朝比奈が常々主張しているように、リーダーシップとは「始動力」であること、如何にして始動力を身に付けるかといった点などを中心に講義し、演習を指導しました。演習では受講者の皆様による活発な討議と発表がなされ、大きな手ごたえが得られました。皆様の今後のご活躍を大いに期待しております。

<2> 朝比奈の論考がJBPressに掲載されました
4月12日(水)、
JBPressに朝比奈の論考「予想以上に早い少子化のペース『異次元の対策』に抜け落ちている視点」が掲載されました。岸田首相の提唱で注目されている政府の「異次元の対策」について独自の視点から読み解いております。一時ランキング2位まで上昇しました。

是非、ご覧下さい!
▼記事はこちら

<3> 朝比奈が政策研究大学院大学・外交アカデミーで講師を務めました
4月13日(木)、
朝比奈が政策研究大学院大学外交アカデミーのプログラムで講師を務め、「地域活性の現状と課題」というテーマで講義しました。同アカデミーの参加者は官公庁などに勤務する社会人学生です。社会人ならではの非常に熱心な姿勢と実務経験に基づく鋭い問題意識が印象的でした。皆様の今後のご活躍を大いに期待しております。

<4> 朝比奈が神戸市「新たな人材獲得戦略に関する懇話会」第三回会合に座長として出席しました
4月14日(金)、
神戸市「新たな人材獲得戦略に関する懇話会」第三回会合に、第一回、第二回会合に引き続き、朝比奈が座長として出席しました。久元市長肝入りで開催された本会合では神戸市の新たな経験者採用の方向性とともにジョブ型管理職採用のあり方について議論が交わされました。神戸市側からは具体的な方向性も随所に示され、久元市長のリーダーシップのもと政策が進展しつつあることが伺えました。日本の人事雇用制度が大きく変化しつつある昨今、自治体においても最先端の人事制度を採り入れ、組織の活性化を図ろうとするムーブメントが日増しに強くなっております。このような最中において、神戸市の積極果敢な政策推進のお手伝いをすることができ、大変光栄です。今後も神戸市の政策推進に期待するとともに、最大限の助力を致したいと考えております。

▼神戸市による報道発表はこちら

<5> 朝比奈がヤマガタデザインの受賞をお祝いする会に出席しました
4月18日(火)、
地域イノベーション学会の特別賞に私が推挙し、見事受賞されたことから、ヤマガタデザイン(来春から株式会社SHONAI)の受賞記念パーティにご招待頂き、鶴岡市を訪問してきました。同社は、他にも多くの賞を受賞され、「四冠」を記念してパーティを開いたものです。その場で、来春から株式会社SHONAI(庄内地域を意識)となることが発表され、会は大いに盛り上がりました。経営者の山中さんは30代ながら凄い実績を残されていて素晴らしいです。同社のSUIDEN TERRASSEに泊めさせて頂きましたが、今回もとても勉強になりました。

元農水官僚でいらっしゃる鶴岡市長の皆川さんは、霞が関(中央省庁)の同期で、入省早々に同じ班で研修を受けたこともあることから、この訪問を非常に歓待してくださり、受賞パーティの前日に、市職員幹部の方々と語り合うという、とても楽しい宴を開いてくださいました。パーティでも隣席でした。

また、私がアドバイザーを務めるOMOTENASHI SELECTIONの受賞企業でもいらっしゃる鶴岡のオーセンエンジニアリングの佐藤社長が、越沢(摩耶山のふもとで蕎麦が最高)・関川(しな織が有名)・鼠ヶ関(ねずがせき。義経ゆかりの地)・あつみ温泉・致道館などを案内してくださり、とても楽しく有意義なひと時を過ごさせて頂きました。

鶴岡は2回目の訪問で、前回は、羽黒山・善寶寺・加茂水族館・松が岡・湯野浜温泉・湯田川温泉などを訪問しましたが、これほどの地域資源に溢れる市はそうそうないと思います。日本酒、フルーツ、海産、山菜など食も物凄く豊富です。羽田から鶴岡の庄内空港まで飛行機で1時間。図書館では、書庫の奥から出して頂いて、同市出身の石原莞爾の資料なども特に見せて頂きました。スパイバーが有名ですが、同地に拠点のある慶応の冨田先生の元から多くのベンチャー企業が旅立っていて、学園都市としても素晴らしいです。

色々な意味でおススメの場所です!

<6> 第三回 未来の農業を考える勉強会を開催しました
4月25日(火)7時半~9時に、
ザ・キャピトルホテル東急にて、第三回未来の農業を考える勉強会を弊社主催で開催しました(担当:朝比奈、藤代)。朝比奈と、参加社幹事社のSBプレイヤーズの藤井宏明社長からの挨拶の後、元農水省幹部で、キャノングローバル戦略研究所研究主幹の山下一仁先生から、農政を国民の手にとの演題でご講演頂き、イノチオホールディングス株式会社の石黒功社長と石黒信生副社長からも事業等についてプレゼン頂きました。その後、ご参加頂いた8名の衆議院議員の先生(武部新先生、田畑裕明先生、柿沢未途先生、宮路拓馬先生、本田太郎先生、中曽根康隆先生、勝目康先生、塩崎彰久先生)と参加企業、また講師の先生との間で活発な議論がなされました。本勉強会は、2022年度はこの3回目でクローズとなりますが、大変盛り上がったため、2023年度の継続も検討しています。政治、行政、企業を橋渡しして、縦割りを超えた改革を進めるプラットフォームとすべく、今後とも尽力して行きたいと思います。

<7> 朝比奈がLuckyFM 茨城放送 「ダイバーシティニュース」に出演しました
4月25日(火)、
LuckyFM 茨城放送の「ダイバーシティニュース」に、朝比奈が出演しました。

番組では、政府AI戦略、チャットGPT、雇用市場における中途採用拡大の動き、衆参補選および統一地方選挙の結果などについて掘り下げ、また最近の政局についても分析と展望を行っております。

是非、ご覧下さい!
▼アーカイブ配信はこちら

<8> 統一地方選で青山社中の関係者(リーダ塾生、支援対象者等)が数多く当選しました
4月に各地で行われた統一地方選挙において、青山社中関係者(リーダー塾生等)や青山社中で支援致しました方から数多くの当選者が出ました(以下例示)。お祝い申し上げるとともに皆様の今後のご活躍を期待しております。
 ・高井俊一郎氏(4月9日 群馬県議選挙)
 ・金沢充隆氏(4月9日 群馬県議選挙)
 ・ほづみゆうき氏(4月23日 東京都中央区議選挙)
 ・野﨑たかまさ氏(4月23日 千葉県印西市議選挙)
 ・辺見こうた氏(4月23日 山形県新庄市議選挙)

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3.青山社中からのお知らせ
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*社員募集中!政治家や政党、行政機関をクライアントに、政策支援を共に担う仲間を募集します
この度、青山社中では、政策支援担当の社員を募集します。

【現担当者からみた担当業務の魅力】
政治・行政の両面で、政策作りのプロフェッショナルに必要な素養が身につきます。

1)政治×政策づくりのプロフェッショナル
政治家や政党向けの政策支援という一般には情報が限られた領域のノウハウを学べます。一般に、政策作りは、議員ご本人、秘書の方、政党、中央省庁等に圧倒的に知見が集約されており、また、明文化されたノウハウが必ずしも十分には存在しない領域です。こうした中で、議員の質問作成、議員本人や政党などの政策作りを、実地を通じて、青山社中独自のノウハウを吸収しながら学ぶことが出来ます。

2)自治体経営×政策づくりのプロフェッショナル
行政(特に、地方自治体)向け支援では、多種多様な行政課題に対する青山社中ならではのアプローチを学べます。行政向けのテーマは、地域経済活性化、まちづくり、公民連携など非常に多岐にわたります。加えて、行政機関の戦略・ビジョン策定・政策立案といったトップマネジメントが扱うイシューから、有識者会議等の運営、具体的な整備計画の策定や事業者の選定といった政策実行段階での支援まで、政策立案の各フェーズに関わることが出来ます。

また、青山社中ならではの、自治体の地域資源や人材の発掘、メガトレンド(社会潮流・国政の状況など)を踏まえた、独自のアプローチや手法を学ぶことが出来ます。

3)人脈づくり:パブリックセクターを中心としたネットワーク
クライアントは、政治:国会議員や地方議員、政党、行政:中央省庁、都道府県、市町村、民間:ベンチャーから大企業までと、多岐に渡ります。また、「日本を活性化する」との青山社中の旗印のもと、日々お会いさせて頂く方々は、パブリックマインドと高い志を持たれる方ばかりです。

日々の業務を通じて、領域横断で、こうした方々とのネットワークと信頼関係を築くことが出来ます。

【主な仕事内容】
◇ 行政(省庁・地方自治体)関係業務
(行政から委託される業務。具体的には、地域経済活性化、まちづくり、公民連携、人材育成などの多様なテーマに関して、行政機関、特に地方自治体への支援を実施)

◇ 政策作成支援業務(政治家や政党の政策作成支援業務)
(国会や地方議会での活動のサポート。具体的には、地方議会を中心に、議会質問等の議員発言の作成支援、条例案の作成支援、その背景となる政策の作成支援、出馬の際の公約集作成支援など)

◇ 民間企業の政府渉外業務の支援/民間企業等からの依頼を受けての政策案の作成業務
(弊社として「国益」実現上、意味があると思われる民間企業のロビイング等を支援)

◇ その他、弊社役員と相談の上で定める業務
(上記に加えて、応相談の上、国政向け業務(特定テーマに関する勉強会の開催等)、シンクタンク業務(青山社中フォーラムの開催、日本を活性化するための政策の作成や発信、他団体等との連携に関する業務)、マネジメント関連業務などが対象足り得ます)

【求める経験】
以下のいずれかの経験を有される方を優遇する可能性が高いです
・中央省庁勤務、政治家・同秘書、企業の政府渉外担当、政府渉外業務経験などのパブリックセクターでの経験
・コンサル、シンクタンクなどでのプロジェクトマネジメント、問題解決に関する経験

【勤務地】
◇ 東京都港区南青山2-19-3 サザンキャッスルビル2F・3F
 (東京メトロ銀座線「外苑前駅」徒歩3分)
※転勤はありません
※弊社役員と相談の上、在宅勤務や時差出勤など柔軟な働き方も可能です
 但し、遠方のクライアントへの訪問や出張等が生じる点は留意ください

【勤務開始日】
◇ 5月以降からの勤務開始を想定していますが、詳細は相談可能です

【給与】
◇ 経験、能力、前職給与を考慮の上、当社規定により決定いたします

【お問い合わせ】
◇ 募集の詳細をお知りになりたい方や、弊社社員との面談をご希望の方は、以下メール宛てにご連絡ください
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E-mail:recruit@aoyamashachu.com
TEL:03-5474-8995
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日本の活性化に共に取り組んでいただける想いのある方からのご応募をお待ちしています。

*青山社中キャリア(人材紹介業)より:募集に関するお知らせ
◆監査法人系ファーム(BIG4) パブリックセクター・コンサルティング/アドバイザリー
当該法人では、以下のような業務に対応できるアドバイザリー人材を幅広く募集しています。
・過年度事業の経済的効果推計、EBPMに基づいた事業効果検証
・サステナビリティ対応における海外調査・国内影響推計等といった各種経済調査
・日本企業による国内外ESG事業の促進を目的とした公的支援に対する分析・検討

◆大手製薬企業にて、政府渉外担当者を募集しています。
地方自治体や政府関連機関との連携により自社ビジネスの発展につなげていくことが期待されています。

◆大手製薬企業にて、ワクチン政策担当者を募集しています。
公衆衛生・パブリックヘルスの専門家としての経歴・知見を活かした役割が期待されています。

◆他社からの魅力的な求人案件についても近々紹介できる見込みです。
メルマガに登録いただければ、随時案件情報が送付されますので、ぜひご登録ください。

◆政府動向や政策に通じた人材を求める企業様からの求人情報も募集しています。

▼青山社中キャリアHPはこちら

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4.青山社中リーダー塾通信
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*始動者求む!青山社中リーダー塾13期生の募集締め切り迫る
これまでに170名を超すリーダー塾生・卒塾生を輩出する「青山社中リーダー塾」の第13期生の募集につき、5月7日の締め切りが迫って参りました。

これまでに入塾された方たちは、起業したり、議員(国会、県議会等)としての道を歩んだり、地方へ移住したりとさまざまな道を歩んでいます。

自ら動く人たち(始動者)の集まりである、青山社中リーダー塾。大局観を持ち、自らが変革者となるその一歩を踏み出してみませんか?

自分の頭で考え、信念に従って一歩踏み出す意志を持った皆さんの挑戦をお待ちしています。

◆青山社中リーダー塾とは
「青山社中リーダー塾」は、激動の時代を切り拓き、世界へ通用する能力を身に付けるリーダー養成塾です。塾頭は、元経産官僚で、各地で自治体のアドバイザーなどを務め、ビジネス・ブレークスルー大学大学院客員教授も務める弊社筆頭代表CEOの青山社中代表の朝比奈一郎が務めています。

*朝比奈一郎のプロフィールはこちら

リベラルアーツを学び、同士と切磋琢磨することを通じて、自分なりの人生観や世界観を確立することを目指します。5年間で「国や社会のことを考え、変革に向けた行動を起こすことができる人材」を育成すべく「魂に火を付ける教育」を行います。

◆どんなメンバーがいるのか
青山社中リーダー塾は現在12期生まで在籍しており、政治・行政、ビジネスなどの分野を問わず、「主体的にアクションをしていきたい」と考える人々が切磋琢磨できる環境です。

メンバーは官僚、医師、教師、自衛隊員、学生、民間企業社員(マスコミ、商社、コンサル、金融、IT他)など多彩です。座学編が終わった後は海外留学、起業、転職など個々人のチャレンジは元より、塾生たちによる地域活性化や政策研究のプロジェクトなどが生まれています。

*塾生からのメッセージはこちら

◆【リアル/オンライン同時開催】塾頭 朝比奈による模擬授業・現役塾生/卒塾生との交流会の模様
<第1回> 3月16日(木) 19:00~20:30 塾頭 朝比奈からの挨拶&塾生との交流会
<第2回> 3月27日(月)19:00~20:30 塾頭 朝比奈による模擬授業
<第3回> 4月8日(土)10:30~12:00 塾生との交流会
<第4回> 4月22日(土)10:30~12:00 塾頭 朝比奈による模擬授業
 *各日の模様 : こちら(動画)

\このような方にオススメです(全てに該当する必要はありません)/
・変化の時代、漫然とキャリアを積み重ねることに違和感があり、行動を起こしていきたいと思っているが軸が定まっていない
・仕事はそれなりに充実しているものの、人間関係や触れるコンテンツが限定的で視野が狭まっていると感じている
・国や社会をより良くしていきたいという思いがある

◆リーダー塾の詳細はこちら(申し込み画面にもリーチできます)

◆青山社中リーダー塾募集朝比奈一郎インタビュー

◆【最新動画もあり】青山社中チャンネル「月イチ 朝比奈イチ郎」
https://www.youtube.com/@aoyamashachu

◆少し話だけでも聞いてみたい…という方はこちら
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdTY6rURxXe6kKgC1Rpe2nNpw2wC-ugwdvHg2PCzVDSVHEhmw/viewform

◆お問い合わせはこちら
TEL:03-5474-8995
E-mail:education@aoyamashachu.com (担当:富樫、三嶋)

*NPO法人「地域から国を変える会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:1期生大山)
【栃木県那須町】
那須町では今年度、賃貸住宅整備事業に伴走します。地方創生の打ち手として移住施策を行う自治体が多いですが、賃貸住宅が少ない・無い現実を見ていない場合があります。賃貸住宅がない中で、移住してくださいというのは、家の購入を求めることを意味します。地方だから安いとは言え、ローンを組ませることは難しいです(民間会社のメリットが少ない)。また、リノベーション費用を捻出するとなると難しい世帯が多いと思われます。更には、民間が高い入居率が見込まれない賃貸住宅をつくる義理がないので、過疎地域に勝手に賃貸住宅ができることはまずあり得ません。移住促進を打ち出すのであれば、公による賃貸住宅整備がセットであると考えます。

【北海道厚沢部町】
地域公共交通計画に基づく、新たな交通整備は、具体的な運行計画づくりに着手しています。赤字に転じた公共交通の多くは、まずは自治体からの補助を受け一定期間存続します。その後、大型バスから小型バス等へと低需要向けにシフトしていきます。そして、定時定路線の運行に限界がくると、実質タクシーと変わらないデマンドタクシーにする、これが大きな間違いの原因となります。タクシーとさほど変わらない公共交通は、費用負担がかさみ、少ないタクシー会社に予約が集中するため、皆が通院したい時間帯に予約できないなどの事態が生まれます。対応方法の正解の一つは、低需要に対応するワゴンバスです。この場合の需要は、基本的に通院と買物です。その目的地と住宅地をカバーし、病院や商店の営業時間と細かくダイヤを合わせることで低需要に対応するバスは成立します。結果、公金投入を削減することができます。

*一般社団法人「日本と世界をつなぐ会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:7期生水野)
【岩手県陸前高田市】
陸前高田市にて地域資源を活かした高付加価値型の事業創出に取り組む、陸前高田企画株式会社のご支援をしております。
https://service.amazingtrip.jp/
令和5年度においても、海を活用した観光の促進「ブルーツーリズム推進支援事業」や、各種観光施策について提言を行いました。
同市は豊洲市場で最高値の評価を受ける牡蠣やここでしか養殖に成功していないイシカゲガイ、海の傍で栽培される米崎りんごなど、生産量は多くはないものの希少性があり高品質の一次産品資源がある地域です。これらの資源を土台とした、高付加価値型の観光振興と持続可能な地域経済の実現に向けて、引き続き陸前高田の取り組みにご期待ください。

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5.青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ
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<4月の実績>
・4/4 神戸市にて新規採用職員向けに朝比奈が研修講師を担当
・4/12 JBPressに朝比奈の論考が掲載
・4/13 政策研究大学院大学にて朝比奈が講義
・4/14 神戸市にて「新たな人材獲得のための懇話会」にて朝比奈が座長を務める
・4/18 ヤマガタデザイン株式会社を朝比奈が訪問
・4/25 第三回 未来の農業を考える勉強会を開催
・4/25 LuckyFM茨城放送「ダイバーシティニュース」に朝比奈が出演

<5月の予定>
・5/13 三重県夢・志事塾で朝比奈が講演
・5/23 LuckyFM茨城放送「ダイバーシティニュース」に朝比奈が出演
・5/31 川崎市:「第1回中小企業活性化専門部会」に朝比奈が出席
・5/31 東京工業大学で朝比奈が講義

今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 
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