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2022年4月28日
青山社中メールマガジンvol.137「岸田政権の高支持率の不思議をリーダーシップから考える~隠れトランプならぬ、隠れ岸田?~」
………. [もくじ]…………………………………………………………………………………………….
1. 朝比奈一郎の論考
「岸田政権の高支持率の不思議をリーダーシップから考える~隠れトランプならぬ、隠れ岸田?~」
2.トピックス
- 2022年度青山社中リーダー塾12期生の募集を締切
- 青山社中フォーラムvol.57に泉健太立憲民主党代表がご登壇
- 政策研究大学院大学(GRIPS・外交アカデミー)にて朝比奈が講義
- 神戸市新規採用職員研修にて、「リーダーシップ研修」を実施
- 朝比奈が広島県経済財政会議委員に就任
- 朝比奈が静岡県浜松市の「都市政策アドバイザー」に就任
- 朝比奈が、地方公務員オンラインサロンのWEBセミナーに登壇
- LuckyFM 茨城放送 「ダイバーシティニュース」に朝比奈が出演
- 朝比奈が番組講師を務めるBBTch「社会変革型リーダーの構想力」にGROOVE X株式会社代表取締役社長・林要氏が出演
- 「日本不動産学会誌」に朝比奈の論文が掲載
- 青山社中ちゃんねる ~月イチ イチ郎~(YouTube)、「誤解されたドラッカー」の動画を公開
- アゴラに朝比奈の論考が掲載
- 青山社中後援隊のご案内(後援隊の集い:5/12(木)開催予定)
3.青山社中リーダー塾通信
- 青山社中リーダー塾/教育・コミュニティ構築 事務局より
- NPO法人「地域から国を変える会」より(栃木県那須町、鳥取県大山町)
- 一般社団法人「日本と世界をつなぐ会」より(岩手県陸前高田市)
4.青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ
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1. 朝比奈一郎の論考
「岸田政権の高支持率の不思議をリーダーシップから考える~隠れトランプならぬ、隠れ岸田?~」
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高止まりする支持率の不思議:「隠れ岸田?」
岸田内閣の支持率上昇が止まらない。
今月22~24日に行われた日経新聞とテレ東の世論調査によれば、内閣支持率は64%に上がったそうだ。
政権発足から半年が経とうかという3月末の前回調査の際に内閣支持率61%という数字を見て驚愕したので、今回は、その時ほど驚いたわけではないが、しかし、謎は深まるばかりである。どうして、こんなに支持率が高いのか、しかも上がり続けるのか、ということだ。
仕事柄、リーダーシップについての講演をすることが多いので、話の導入として「岸田政権の支持率が高いのはどうしてか?」と聴衆に問いかけることがしばしばあるが、皆さん、一様に首をひねることが多い。
それもそのはずだ。リーダーシップの講演や研修の場、ということを差し引いて考えても
(※私は特に、リーダーシップの本来の訳語は、指導力ではなく始動力だ、と強調しているのでなおさら)、岸田総理・岸田政権のこれといった成果、というのは見えにくい。政治行政ウォッチャーの私ですら首をひねりたくなる。
直前の菅政権と比較してみると、岸田政権の見かけ上のパフォーマンス(成果)の小ささはより如実に浮かび上がる。菅政権では、携帯電話料金値下げ、不妊治療の保険適用、そして国民的関心事であるコロナ対応としてのワクチン接種(河野大臣を指名して100万回/日を強行に実施)など、政権発足直後から矢継ぎ早に様々な改革案を打ち出し、強引とも言える形でそれを実現していった。
その点、岸田政権では、ワクチン接種推進担当大臣の名前すら、上記の講演などの際に聞いてみると答えられる者が少なく、気が付けば退場している次第である。ようやく50%を超えたという状況から判断して、接種率が向上して不要になったから、というわけでもない。
次々に改革案を打ち上げて実施して行った菅政権の内閣支持率は、コロナの感染拡大もあって初期の段階で急降下してしまい、以来、基本的に上がることはなかった(電撃的に辞任表明した後を除く)。岸田政権はその逆だ。
上記の研修時の受講生たちのように、表立って「岸田政権を評価するか」と聞かれると、誰もが成果を思い浮かべにくいので(次の質問として理由を聞かれると困るので)、イエス、とは言わない。否、言えない。しかし、世論調査をすると支持率が高い。
私はこれを、米国大統領選における「隠れトランプ」現象になぞらえて、「隠れ岸田」現象と勝手に呼んでいる。もちろん、トランプ氏と岸田氏のキャラクターは、恐らく真逆くらいに違う。ただ、「岸田さんを支持しますか?」と公の場で聞くと、支持しているとは答えづらい人が大半だが、その実、支持している人が多いという現象面だけみれば、「隠れトランプ」と同じ「隠れ岸田」状況が現出しているとも言える。
リーダーシップとマネジメント:不都合な真実
一般に、トランプ氏や菅氏のように、抵抗が大きくとも果断に何かをやり遂げて結果を出そうとする行為をリーダーシップ(始動力)と言い、岸田氏のように、前例やルールをしっかりと踏襲し、極力敵をつくらずに穏便にことを運び、まさに「聞く力」を発揮する行為をマネジメントと言う。
ここに日米の違いが如実に出ていると思う。つまり米国は、ちょっと引いてしまうくらいに何かをやる人(リーダー:始動者)を密かに支持する人が多いのに対し、日本では、ちょっと引いてしまうくらいに何もやらない人(マネジャー:運営者)を支持する人が多いわけだ。
国民性と言ってしまえば、それまでだが、これでこの国は本当に大丈夫だろうか。もちろん、正確には、国民性に加えて、タイミングの問題も大きいとは思う。
つまり、民主党政権からの「変革」を強調して色々なことを実行していった安倍政権、そして、先述のとおり、やはり何かを成し遂げようというその後の菅政権を約10年間にわたって経験し、日本国民は、リーダーシップ的アプローチに疲れてしまった(もしくは飽きてしまった)と言える。その後に、癒しのマネジメント型の岸田政権が登場してほっとしている、という面もあるかとは思う。裏側から言えば、また飽きてくれば、変革を志向するリーダーを求めるようになるとも考えられる。
しかし、本質的には、それこそ「和を以て貴しとなす」(十七条憲法)以来とも言える日本人の平和(争いを好まない)志向が前面に出てしまい、次々に起こる様々な事象に対して、受け身でしか対応しない(できない)岸田政権に、「まあ、それでいいんじゃない」とお墨付きを与えているのが日本国民であると思えなくもない。
しかし、「うまくまとめる」という運営力(マネジメント)の前提には、「何かを達成するために」という始動力(リーダーシップ)があるべきで、波風立てずに“まとめるために、まとめる”、というのは、順調で安定しているゲマインシャフト的共同体ならいざ知らず、色々な意味で尻に火がついているわが国の政権が本来取るべき姿勢ではないと思う。
日本ではマネジメントの大家として有名なP.ドラッカー氏であるが、私は、誤読されているような印象を受ける。つまり、一般にドラッカー氏の著作は、組織で部下をまとめたり、円滑に組織運営をする上で、読んだり学んだりすると良いという理解が日本にはあるように思うが、その実、ドラッカー氏は、マネジメント(運営力)以上に、その前提としてのリーダーシップ(変革力)を強調しているのではないかと感じる。
簡単に書けば、ドラッカーの説く「マネジメントの手法」(目標管理、コミュニケーション、マネジャーの在り方、組織のビジョンの明確化等々)は、あくまで「手段・手法」であって、その前提があるということだ。その前提とは、「リーダーシップの発揮のため」ということであり、私の言葉で言えば、「達成はやや無理」にも見える大切な「目的」を何とか実現するためにマネジメントがある、ということである。
広く読まれているドラッカーの『マネジメント』でも、パート1は、「マネジメントの使命」となっていて、企業とは「顧客の創造」のためにあり、そのための①マーケティング(割と想定されやすい既存などの顧客層を意識)や②イノベーション(想像を少し超えて攻める顧客の満足)が大事であるということがしつこいくらいに強調されている。
これら①②を生産的に実現するために、リソースの活用があるわけで、知識や人材、時間、組織、プロセスや製品の組み合わせなどを行うことこそがマネジメントということになる。つまり、前提としてのリーダーシップ(変革力、変革への意志)が死活的に重要であると言える。
1909年ウィーン生まれのドラッカーは、フランクフルト大に学び、イギリスではあのケインズの講義も受けたりしてマクロ経済を学んだそうだ。ナチスの虎の尾を踏んだこともあって、渡米して1950年にはニューヨーク大の教授になるわけだが、権威的・強権的政府、大きな政府というものに反感を持っていたようだ。
個々の企業がいかに立派な経営者を中心に、変革力を発揮して社会を創っていくか、という点に強い関心を持ったドラッカーは、1954年に有名な『現代の経営』を出し、60年代は、『創造する経営者』や『経営者の条件』など、私に言わせればリーダーシップに主軸をおいた著作を出す。そして70年代に、ある意味、満を持して有名な『マネジメント』を世に出す。
2005年に他界する少し前、2000年代初頭に、ドラッカーの研究者として名高い上田惇生氏と共にいわゆるドラッカー3部作(はじめて読むドラッカー)をまとめるが、その標題は、『プロフェッショナルの条件』『チェンジリーダーの条件』『イノベーターの条件』というものであった。マネジメント以前に、まず、リーダーシップが前提になることが見て取れる。
さて、岸田政権に話を戻そう。
この安定的支持率を維持し、うまく7月の参議院選挙を乗り切った後、岸田政権は何をするのであろうか。ウクライナ侵略や北朝鮮のミサイル発射など安全保障上の危機が世界のあちこちに出現し、資源価格や食料価格が高騰し、円安が極端に進行していく中、いつまでも「改革には疲れたから、少しぬるま湯でのんびりしようよ」というわけには行かない。
経営に重要なのは、能動的戦略ではなく、受け身だ(柔道のメタファー)との言説もあるが、確かに、岸田政権は、ロシアのウクライナ侵略をはじめ、様々な事象に、受け身的にはうまく対応しているとも言える。主に、官邸チームの対応力の高さによるものであろう。その類まれなるマネジメント力を活かすべく、どのようにこれからリーダーシップ(始動力)を発揮するのかが問われる。
意外性の発揮こそがリーダーシップの真骨頂とも言える。そもそも、「終わった人」感もあった岸田氏が政権を引き寄せて総理になれたのは、大幹事長として権勢を振るっていた「二階氏下ろし」ともいえる、大人しいはずの岸田氏とも思えない動き・言動であった。
今後の岸田政権のリーダーシップの発揮に期待したい。
筆頭代表CEO
朝比奈 一郎
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2.トピックス
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- 2022年度青山社中リーダー塾12期生の募集を締切
160名を超すリーダー塾生・卒塾生を輩出している「青山社中リーダー塾」ですが、今年度の募集を締め切り、現在最終選考中です。
ご応募くださった方はもちろんですが、
SNSシェアやご紹介など、数多くの方にご尽力賜りました。
この場を借りて厚く御礼申し上げます。
青山社中リーダー塾は、
混迷期の日本において「変革に向けた行動を起こすことのできる人材」の育成を目的に、2011年5月に開講したリーダー(始動者)養成塾です。
今年度もさまざまな分野から個性豊かなメンバーが集う予定です。
ぜひ青山社中リーダー塾、第12期生にご期待ください!
▼青山社中リーダー塾とは
「青山社中リーダー塾」は、激動の時代を切り拓き、
世界へ通用する能力を身に付けるリーダー(始動者(≠ 指導者))養成塾です。
最初の約1年は、塾頭による講義を中心とした座学編で、
2年目~5年目は各自の実践を促す実践編という約5年間のプログラムで、
始動力(自ら変革を起こす力)、
基軸力(自分の人生の在り方を見定める力)、
構想力(大局観)を身に付ける内容となっています。
▼リーダー塾詳細はこちら
- 青山社中フォーラムvol.57に泉健太立憲民主党代表がご登壇
4月6日(水)に開催した57回目の青山社中フォーラムは、
泉健太立憲民主党代表にご登壇いただきました。
朝比奈の昔からの知人ということもあり、ざっくばらんに、ゼレンスキー演説への対応の内実にはじまり、”提案型”作戦の評価、参院選での目標議席数、岸田政権の評価や中長期的な改革政党の可能性など、色々なことを聞かせていただきました。
学生時代から変わらぬ誠実さと明るさと前向きさは健在で、フォーラム開始前の朝比奈との雑談で、色々と大変なご苦労についても語られましたが、とても明るい口調で言われており、あまり大変そうに聞こえないくらいでした。
ご参加・ご質問くださった皆さま、誠にありがとうございました。
- 政策研究大学院大学(GRIPS・外交アカデミー)にて朝比奈が講義
4月5日(火)、
外交アカデミーにて朝比奈が「地域活性の現状と課題
~コロナ時代の日本の苦境を踏まえて~」をテーマに講演を行いました。
コロナにより二極化する世界(現状)とこれまでの地域活性・これからの地域活性
を分析しながら、今後の地域活性に必要な事項についてお話しました。
会の最後には時間をオーバーするほどの質問が多数飛び交いました。
- 神戸市新規採用職員研修にて、「リーダーシップ研修」を実施
4月18日(月)・19日(火)、
神戸市新規採用職員研修において「リーダーシップ研修」が行われ、朝比奈が講師として登壇しました。
約240人の新入職員の方に、新人にこそ求められるリーダーシップについて講義し、その後ワークショップを行いました。ワークショップでは自ら手を挙げての発言が相次ぎました。魅力にあふれる神戸を次代に向けて益々栄えさせていただきたいと思います。
- 朝比奈が広島県経済財政会議委員に就任
今月より、朝比奈が広島県経済財政会議の委員に就任いたしました。
4月15日(金)の朝に、東京で顔合わせ会があり、知事ご臨席の下、意見交換が行われました。
- 朝比奈が静岡県浜松市の「都市政策アドバイザー」に就任
4月15日(金)より、
朝比奈が静岡県浜松市の「都市政策アドバイザー」に就任いたしました。
昨年の職員向けリーダーシップ研修を依頼されて実施したことをきっかけに、朝比奈や青山社中の知見を浜松市政に活かして欲しいとご依頼を受けました。
浜松の今後から目が離せません。引き続きよろしくお願いします。
なお、ふるさとメディア『あなたの静岡新聞』でも取り上げられました(こちら)。
- 朝比奈が、地方公務員オンラインサロンのWEBセミナーに登壇
4月4日(月)、
地方公務員オンラインサロン第122回WEBセミナーで、朝比奈が講演いたしました。公務員向けということもあり、官僚時代の過去の経験にも触れながら、リーダーシップについて講義いたしました。
イベント詳細はこちら。
- LuckyFM 茨城放送 「ダイバーシティニュース」に朝比奈が出演
4月26日(火)、
LuckyFM 茨城放送の 「ダイバーシティニュース」に、朝比奈が出演いたしました。「政治」をテーマに、「ウクライナの状況は中長期的にどう推移していくのか」などについて、お話しました。
動画はこちら。
- 朝比奈が番組講師を務めるBBTch「社会変革型リーダーの構想力」にGROOVE X株式会社代表取締役社長・林要氏が出演
4月14日(木)、
GROOVE X株式会社代表取締役社長林要氏をお招きし、講義を収録しました。
GROOVE X社が開発・販売する家族型ロボット「LOVOT」をスタジオにお連れいただき、実際に触ってみながらのご登壇で、あっという間に収録時間が過ぎました。
ご視聴はこちら。
- 「日本不動産学会誌」に朝比奈の論文が掲載
3月29日発行の「日本不動産学会誌」(Vol. 25 No. 4 (No.139))に、
朝比奈の論文「新型コロナウイルスが加速した都市と地方の姿(二極化)とその本来の理想形~ワーケーション2.0や地方創生2.0を見据えて~」が掲載されました。
Afterコロナ時代において、①中長期的には、都心集住と地域分散の二極化が進むこと、②更に今後は、地方創生も消極的な地方創生から積極的な地方創生と変化し、2.0の時代になることを書いております。
- 青山社中ちゃんねる ~月イチ イチ郎~(YouTube)、「誤解されたドラッカー」の動画を公開
4月14日(木)、
YouTubeの「青山社中ちゃんねる ~月イチ イチ郎~ 」にて、
最新動画をアップいたしました。
テーマは、「誤解されたドラッカー」。
朝比奈が、ゼレンスキー大統領のリーダーシップを端緒に、「マネジメントの大家として知られるドラッカーが説くリーダーシップの重要性について解説しています。
▼動画はこちら 「誤解されたドラッカー」
「青山社中ちゃんねる ~月イチ イチ郎~」では、朝比奈が地域活性、政治、経済、リーダーシップといったことを切り口に、元官僚の立場から社会を分析しています。
ぜひ、チャンネル登録・いいね!をお願いします!
- アゴラに朝比奈の論考が掲載
4月3日(日)、
言論プラットフォーム「アゴラ」に朝比奈の論考が掲載されました。
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“復讐と復習:ウクライナ侵攻とアカデミー賞からの一考察”
記事はこちら
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ぜひご一読ください!
- 青山社中後援隊のご案内(後援隊の集い:5/12(木)開催予定)
青山社中の理念・事業に賛同し、活動を後援頂ける方々による会員組織「青山社中後援隊」会員(年会費1万円)を募集しております。 会員の方には、講演会・シンポジウムなどへの優先参加、会員同士の交流会の開催など、各種特典をご用意しております。
会員同士の交流会である後援隊の集いは5月12日(木)19時から弊社会議室にて開催予定ですので、この機会にぜひご入会下さい。
▼青山社中後援隊のご案内
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3. 青山社中リーダー塾通信
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*青山社中リーダー塾/教育・コミュニティ構築事業 (担当:事務局4期生村上)
【青山社中リーダー塾 事務局長 村上よりお知らせ】
4月16日(土)、7期生の卒塾式が行われました。
地方に移住した方や、医療系スタートアップに転職された方、大企業で、そこだからこそできることに集中されている方など、皆々様が、闊達でかつ自分なりの道を模索しながら歩まれているところ、とても刺激を受けました。
卒塾おめでとうございます、そしてこれからもどうぞよろしくお願いいたします!
*NPO法人「地域から国を変える会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:1期生大山)
これまでの地域に加えて新年度あらたに2地域で取り組みが始まります。
【栃木県那須町】
一大観光地・那須高原を有する那須町において、「新たな観光地交通の検討」や「移住・ワーケーションの拡充」をテーマとし、新たな事業構築とその伴走を行います。町長直轄のチーム組成のもと、那須町のデータ分析を行ったうえで、エビデンスに基づいた事業を作成します。特に那須町の継続的な課題として、那須地域における渋滞問題(二次交通の選択肢が少ない)があり、新たなモビリティを含めた持続可能な交通体系を探っていきます。
【鳥取県大山町】
大山町では、多くの事業を専門家や企業等と協働して展開しています。それらのノウハウを確実に吸収し、より自立した自治体経営を目指すためには、職員の政策思考力・政策遂行力(プロジェクトマネジメント能力)が必要との問題意識のもと、事業伴走型の職員活性を行っていきます。一般的に自治体の各種計画が完全外注されるケースが多い中、丸投げではなく、あくまで専門家のノウハウを参考とし、自治体が主体的に手を動かしていく風土をつくりたいという町長の熱意の中で、同プロジェクトはスタートすることとなりました。
*一般社団法人「日本と世界をつなぐ会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:7期生水野)
【岩手県陸前高田市】
陸前高田市にて地域資源を活かした高付加価値型の事業創出に取り組む、陸前高田企画株式会社のご支援をしております。
震災10年を機に陸前高田市参与を務められた村上清さんが立ち上げられた会社で、起業初年度となる昨年度には、地域資源を活用した観光コンテンツ実証(モニターツアーを計6回実施しその中でコンテンツ実証)、仙台圏からの利便性の高い交通実証など、数多くのプロジェクトを手掛けられ、当社も一部事業の支援をさせていただきました。
また、当社も地域のプロモーションでご一緒させていただくENGAWA株式会社の発行する在日外国人富裕層向けマガジンTokyo Weekenderでの発信やABC Cooking Studioの企画したインフルエンサーによるプロモーション動画制作も行い、弊社もアレンジをさせていただきました。
Tokyo Weekender 陸前高田特集記事
ABC Cooking Studio企画のプロモーション動画
今年度は、昨年度の成果を踏まえ陸前高田の観光高付加価値化に向けた商品造成や更なるプロモーションを行う予定です。
弊社においても、具体的な成果につながるように引きつづきご支援をさせていただきます。
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4.青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ
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<4月の実績>
・3/29 「日本不動産学会誌」(Vol. 35 No.4 (139))に朝比奈の論文が掲載
・4/14 青山社中ちゃんねるの動画が公開
・4/26 LuckyFM 茨城放送 「ダイバーシティニュース」に朝比奈が出演
<5月の予定>
・5/上旬 言論プラットフォーム「アゴラ」にて朝比奈の論考が掲載予定
・5/中旬 青山社中ちゃんねるの動画を公開予定
・5/下旬 JBpressにて朝比奈の論考が掲載予定
今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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