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2022年3月31日

青山社中メールマガジンvol.136「復讐と復習 ~ウクライナ侵攻とアカデミー賞からの一考察~」

青山社中メールマガジンvol.136「復讐と復習 ~ウクライナ侵攻とアカデミー賞からの一考察~」

………. [もくじ]…………………………………………………………………………………………….

1.  朝比奈一郎の論考 

「復讐と復習 ~ウクライナ侵攻とアカデミー賞からの一考察~」

2.トピックス

  • 2022年度青山社中リーダー塾が5月より開講、選考へのお申し込みを現在受付中!
  • 【4月6日(水)】泉健太立憲民主党代表がご登壇!「青山社中フォーラムvol.57」を開催 野党分立期を考える ~ 立憲民主党の役割など ~
  • 2021年度青山社中リーダーシップ・公共政策学校の全講座が終了
  • G1サミットにて「新しい資本主義と経済安全保障-成長を実現する産業政策とは-」をテーマにしたセッションに朝比奈が登壇
  • 富山県成長戦略カンファレンス「しあわせる。富山」にて、「成長戦略セッション」および「モビリティ・過疎・人口減少」のそれぞれをテーマにしたセッションにて朝比奈が登壇
  • 富山県魚津市に対し提言を実施
  • LuckyFM 茨城放送 「ダイバーシティニュース」に朝比奈が出演
  • 朝比奈が番組講師を務めるBBTch「社会変革型リーダーの構想力」に株式会社LITALICO代表取締役社長・長谷川敦弥氏が出演
  • JBpressに“ゼレンスキー大統領演説に滲み出ていた日本への「本当の期待」”のタイトルで朝比奈の論考が掲載
  • 青山社中ちゃんねる ~月イチ イチ郎~(YouTube)、「【10分で考えるウクライナ情勢②】悪手と握手とリーダーシップ」の動画を公開
  • アゴラに朝比奈の論考が掲載

3.採用情報

4.青山社中リーダー塾通信

  • 青山社中リーダー塾/教育・コミュニティ構築 事務局より
  • NPO法人「地域から国を変える会」より(北海道厚沢部町、北海道江差町)
  • 一般社団法人「日本と世界をつなぐ会」より(長野県軽井沢町、内閣官房 地域経済分析システムを活用した政策立案ワークショップへの登壇)

5.青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ

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1.  朝比奈一郎の論考

「復讐と復習 ~ウクライナ侵攻とアカデミー賞からの一考察~」

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1.ウクライナの泥沼 ~復讐の連鎖~

泥沼状態、とはこのことを言うのであろう。

ロシアのウクライナ侵略開始から1か月強が経つが、軍事的にも、政治的にも未だ決着の兆しが無い。一時は首都キーウの陥落は時間の問題だとみられていたが、ロシア軍は少なくとも一時的には首都制圧を諦め、マリウポリ制圧など東部に戦力を割く見込みだ。

ロシア軍は陸上総兵力の半分~2/3の約15万人~20万人をウクライナ侵略に割きながら、既にその1/10近い1万人~1.5万人の死者を出しているとの説が有力だ。戦闘能力を失った傷病兵を含めると凄まじい損傷率だと言える。

そして、戦闘が予定より長引き、春の訪れで凍土が溶けだしている中、文字通り、ぬかるみ(泥沼)に足を取られ、戦車等の戦力を大きく損耗しているとも言われる。士気も低く、持ち場の放棄や食料・物資不足からの略奪事例も頻繁に報じられている。

今後、ロシア軍は、戦争の成果・意味を強調するためにも、既に制圧した地域や、東部に集中した後の今後の制圧地域での支配を固めに行くと思われるが、ウクライナ政府や市民はそれを容易に認めはしないであろう。支配地の確定について、両国の交渉での決着が難しくなるとすると、戦闘も交渉も泥沼状態から抜け出すのはなかなか容易ではない。

もちろん、褒められた動きではないが、最初から東部侵略に限定していれば別の展開もあり得たものの、プーチンは全面侵略というとんでもない悪手を指してしまったというのは、前回のこのメルマガなどで詳述したとおりだ。

上記のような短期的な意味での泥沼状態も懸念されるが、より深刻なのは中長期的な泥沼、即ち、復讐が復讐を生む連鎖である。

ロシア軍の侵略で多大なる犠牲を強いられたウクライナの人々は、恨み骨髄に達しており、容易なことではプーチン・ロシアを許さないであろう。そして、元をただせば、今回のロシアの侵略は、ウクライナ東部におけるロシア系住民に対するアゾフ大隊などのウクライナ側の非道への復讐であり、更に巨視的に見れば、冷戦終結後に味わった苦痛に対する復讐とも言える。

思えば冷戦の雪解け、ソ連の崩壊に沸いた90年代前半。その引き金を引いたゴルバチョフの胸にあった期待は「欧州共通の家」(ゴルバチョフが提唱した構想)であった。東西ヨーロッパの分断状況を失くし、ソ連(ロシア)も含めて、みんなで仲良く、西も東もなく共同で冷戦後の秩序を作る。そんな理想が彼の胸中にあったことは想像に難くない。

しかし、ソ連時代の苛烈な支配に対する復讐心は思いのほか強かった。そんなユートピアに対する信用も信頼もなかった。ソ連崩壊後も残り続けたNATOには雪崩を打ってロシアの仲間だったはずの東側諸国が加盟するところとなり、西側諸国自身もまた、冷戦時代に何だかんだと嫌な思いをさせられてきたソ連(ロシア)を許す気にはならず、むしろ喜んでロシアを追いつめる形で勢力圏を拡大していった。

結果、ワルシャワ条約機構などを投げだして融和を求めたはずのロシアは、裏切られた感を強く持ち、孤立し、そして逆ギレをしていく中でプーチンという強いロシア復活に向けて邁進するモンスターをトップに抱くこととなる。

ロシア軍は、現在、ウクライナ東部の支配を固めるため、マリウポリなどの住人を強制的にロシアに移住させているとの話がある。最悪の場合、ロシア系の住民をマリウポリなどに移住させ、意に沿った形での住民投票を実現していくとの説も取りざたされている。こうなればもう、ウクライナはもちろん、人道主義を旨とする欧米諸国は容易にはロシアを許さないであろう。まさに復讐心が復讐心を呼び、将来に大きな禍根を残すことは必定である。

2.『ドライブ・マイ・カー』に見る“必ずしも幸せではない「復讐の断絶」”

ウクライナ侵略の状況、コロナ感染者の増加、石油価格の上昇、北朝鮮のICBM発射実験など暗いニュースが続く中、久々に明るいニュースとなったのが、日本の浜口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー』が、米国アカデミー賞の外国映画賞を受賞したニュースだ。2009年の『おくりびと』以来だそうだが、本作品は、アメリカとはテイストを異にする仏カンヌ国際映画祭でも四部門で受賞しており、日本アカデミー賞でも作品賞などを受賞している。深みを持った特異性をもちながら、普遍的に評価される強さが凄い。

何の因果か、今話題のロシアが誇る劇作家チェーホフの四大戯曲の一つである『ワーニャ伯父さん』を劇中劇として巧みに描きつつ、舞台俳優で演出家の主人公家福の喪失と再生への仄かな香りを軸に描いた作品である。昨年の秋頃であっただろうか、私も一人映画館でこの映画を観たが、3時間の大作でありながら、一気に観客を想像と混乱の世界に誘い込む力強さに引き込まれたことを覚えている。

原作の村上春樹の短編集も既読であったのだが、収録されていたいくつかの短編を『ドライブ・マイ・カー』に集約して昇華させている見事な脚本力にも圧倒された。思えば、これまた唸りながら観た話題作『スパイの妻』(黒沢清監督)の共同脚本も浜口竜介氏である。浜口監督の代表作である『寝ても覚めても』も条理と不条理をテンポよく見事に交錯させた名作だと感じているが、凄い才能が現れたものだ。

このまま書き続けていると、ネタバレを含む映画評論になってしまうので、結論から書くが、私の言葉で言えば、この映画の最大のテーマは、「本当の愛の表現」ということであり、突き詰めれば、「痛みを引き受ける勇気」と「見過ごす大人性」のいずれを人間は愛の発露として求めるべきなのか、ということになる。

大好きな妻の不倫に激高し、復讐心に燃えてしまう可能性も含め、全てを引き受けることが愛なのか。それとも、もしかするとまさに妻が死を迎えるその日の朝に「話がある」と言われて避けるように遅く帰ったことが象徴する「大人性」、知っていながら何かを壊さないために保ち続けていた平和志向こそが愛なのか。

家福は、恐らくは潜在的に、或いは明らかな意思を持って、復讐が復讐を生んでしまう事態を避けていた。心臓を素手で触られてしまうような冷たい真実を知ることによって、或いは、何かおどろおどろしい深い谷間を見てしまうことによって、「現在(いま)」に戻ってこられない事態を避けた。しかし、そのことによって、取り返しのつかない喪失感も抱くことになってしまった。妻が死んで最初の選択肢を決定的に失ってみると、もう、出口はない。

同じく米国アカデミー賞の作品賞にノミネートされていた巨匠スティーブン・スピルバーグ監督の『ウェスト・サイド・ストーリー』は、他界した母が大好きだった作品のリメイク版であるが、これまた名作である。母を懐かしみながら一人、救いのない最期に映画館で涙した。

この作品は、NYを舞台に、地場のワルたちとプエルトリコ移民との対立を描いた物語だが、一言で言えば、復讐の連鎖による悲劇である。上の分類でいえば、目指していたはずの「やり過ごす大人」にも結局なり切れず、事実を見れば見たで感情が高ぶってしまい、と、中途半端に痛みを引き受けてしまったが故の悲劇だ。国籍(厳密にはプエルトリコは米国だが)や人種の違いによる不信感は根強く、人間はそう簡単にどちらに振り切れるものではない。ほぼ同じテーマ(プエルトリコ移民の苦しみ)・場所(NY)でハッピーエンドに心和む昨年の映画が、名作『イン・ザ・ハイツ』で、これまたお勧めの一本だが、実際はそう簡単にはいかない。

その点、上の2作を抑えて米国アカデミー賞の作品賞に輝いた『コーダあいのうた』は、徹底的に事実を引き受けてぶつかり合いつつ、愛をもって大人性を発揮して困難を乗り越えていくというハッピーエンドなストーリーで、とても素晴らしい作品だ。個人的には、作品としては、『ドライブ・マイ・カー』の方が作品賞に相応しい深みのある作品だと思ったが、まあ、陽気や分かりやすさを好むアカデミー賞らしいと言えばアカデミー賞らしい作品だ。

個人的には、この映画の舞台に深い思い入れがある。ボストン郊外のケンブリッジ市に約2年住んでいる間(留学)、大変お世話になった米国人老夫妻が、私たち夫妻が米国を去る最後の時に「人生最高」と言っても過言ではないようなレストランに連れて行ってくれたのだが、そこがまさに、舞台となっているグロースターであった。

留学初日が9.11となり、イスラム系差別や余波としてのアジア系差別が蔓延するアメリカでの暮らしという最悪のスタートをきった私のボストン生活だが、また、巻き舌のロシア人の大家とのトラブルで大変だった私の暮らしではあったが、全てを包み込んでくれる愛情あふれる米国人老夫婦のお蔭で、とても彩(いろどり)のある生活を送ることが出来た。人類愛は人種を越えることを小奇麗な言葉ではなく、体感として理解することが出来た。そんな人類の可能性に思いを馳せつつ、映画中のグロースターの灯台を見て、思わず懐かしくて涙が込み上げてきた。

話を『ドライブ・マイ・カー』に戻そう。劇中劇のワーニャ伯父さんは、途中、激高してピストルを発砲する。大人になり切れない彼は、内心見下している老教授(自分の想い人を妻としている老教授)を前に、自分は本当はドストエフスキーにもなれた、とのルサンチマンを抱えている。私に言わせると、ワーニャが「あのままソ連だったら、今頃もっと大国のはずだった」というプーチンに重なって見えるわけだが、老教授夫妻は、ワーニャの激高を受けてある意味妥協し、移住先として、皮肉にも現在のウクライナ第二の都市、激戦地のハリコフを選ぶ。

家福は演じながら何を想ったのだろうか。「事実を受け止め感情を吐露すること」とその真逆の「大人性」。愛するとはどういうことなのか。対象を大切にするのはどちらなのだろうか。気持ちを抑えて復讐の連鎖を断てば、即ち「幸せ」(自分にとっても、対象にとっても、周りにとっても)が待っているわけでもない。

3.人類は何を“復習”すべきか 

以上、ウクライナの現状やアカデミー賞を題材に、とりとめもなく、人間の感情への向き合い方と全体の幸せについて、結論の出ない話を論じてきた。復讐の連鎖は断ちたいが、見て見ぬふりをすれば済んだり幸せになったりするわけでもないという、この人間という存在のやるせなさ。

復讐とはまた違うが、最愛の母を亡くした私もまた、どこまで感情を吐露して悲しむべきなのか、大人になって前を向くべきなのか、うまく感情も生活もコントロール出来ていない。一人になりたくなったり、また逆に仕事を詰め込むだけ詰め込んで気張ってみたりして、寝られない時間だけが積み重なって行く。

引き受けつつ、向き合いつつ、しかし、時に大人になって乗り越える。ベタな結論だが、そこに愛があるかどうかが大切なのであろう。大いなる愛。

ロシアが感情をむき出しにしてウクライナに襲い掛かっている事実は、ウクライナ人に、また、米欧を中心とする国際社会に復讐心しか残さないであろう。ロシアが苦境に陥れば陥るほど、そして、アメリカがエネルギー輸出や武器輸出で潤い、自国軍や自領を汚すことなくロシアを潰す方向で成功すればするほど、中国やその他ロシアへの同情を持つ国々(意外に少なくない)は、アメリカや欧州への復讐心に燃えるであろう。

出来ることは、外交努力であり、もっと言えば、排除ではなく包摂である。冷戦後、ずっと追いやられてきたロシアにも、どこかで愛の手を差し伸べて包み込むことである。改めて書くまでもないが、日本もロシアには煮え湯を飲まされてきた。先の大戦の末期、戦況が絶望的な中、ソ連の仲介に最後の可能性を見出していた戦時中の日本政府のナイーブさよ、と言えばそれまでだが、期待していたロシアに裏切られ、不当なシベリア抑留をされ、満州や樺太で酷いことをされた。北方領土はもはや返って来る兆しすらない。

事実から目を背けずに見つめ続け、時に感情をぶつけ合い、それでもなお、大人になって愛を持って臨むこと。ロシアの感情に向き合いつつ、それを引き受けてこちら側の社会に引き込むべく日本が汗をかいて仲介の労をとること。今は、それこそが人類への愛の発露であるとしか想像が出来ない。

戦争の辛酸をなめ、人間を深く洞察する作品を数多く生み出す文化大国である日本。とてつもなく長い歴史を持ち、色々な経験を積んで、経済的文化的に様々に包摂ができる日本(日本の皇室はギネスブックも認める最古の王朝)。そんな日本の政治や外交に、世界を良い方に変えていくような超大人性の発揮を期待することは無理なことであろうか。

筆頭代表CEO

朝比奈 一郎

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2.トピックス

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  • 2022年度青山社中リーダー塾が5月より開講、選考へのお申し込みを現在受付中!

160名を超すリーダー塾生・卒塾生を輩出する

青山社中リーダー塾」の12期生を現在募集中です。

塾頭の朝比奈が現在のウクライナ情勢やコロナから日本の未来について語る

「リーダーシップ」講座を無料で聴講できるイベント兼説明会をオンラインで開催しますので、

ぜひご参加をお待ちしております。

入塾された方たちは、起業したり、国会議員としての道を歩んだり、地方へ移住したりとさまざまな道を歩んでいます。

自ら動く人たちの集まりである、青山社中リーダー塾。

大局観を持ち、自らが変革者となるその一歩を踏み出してみませんか。

▼青山社中リーダー塾とは

「青山社中リーダー塾」は、激動の時代を切り拓き、世界へ通用する能力を身に付けるリーダー養成塾です。

塾頭は、青山社中代表の朝比奈一郎が務めています。5年間で、始動力(自ら変革を起こす力)、基軸力(自分の人生の在り方を見定める力)、構想力(大局観)を身に付けた「国や社会のことを考え、変革に向けた行動を起こすことができる人材」を育成すべく、「魂に火を付ける教育」を行います。

▼リーダー塾詳細・お申込はこちら

▼少し話だけでも聞いてみたい…という方はこちら

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdTY6rURxXe6kKgC1Rpe2nNpw2wC-ugwdvHg2PCzVDSVHEhmw/viewform

▼オンライン説明会ご参加の方はこちら

・4月2日(土)15:00~

https://aoyamashachuleader20220402.peatix.com/

・4月7日(木)19:00~

https://aoyamashachuleader20220407.peatix.com
  • 【4月6日(水)】泉健太立憲民主党代表がご登壇!「青山社中フォーラムvol.57」を開催 野党分立期を考える ~ 立憲民主党の役割など ~

57回目の青山社中フォーラムに、

泉健太立憲民主党代表が登壇することが決定しました!

泉代表は、2021年11月に47歳で立憲民主党代表に就任し、「政策立案型のリベラル中道政党」を掲げ、国会質疑でも与党に対して政策提案型の質問を増やすなど、野党の方向性にも影響を与えています。

今回の青山社中フォーラムは、「野党分立期を考える ~ 立憲民主党の役割など ~」をテーマに、泉代表にご講演いただき、その後、朝比奈から泉代表へ質問を投げかける形式で、対談を予定しております。

この機会をお見逃しなく!

【開催概要】
開催日時:2022年4月6日(水) 19:00~20:30
形式:リアル会場/オンラインの同時開催
開催場所:
◎リアル会場 青山社中株式会社3階会議室(港区南青山2-19-3 サザンキャッスルビル3F)
◎オンライン 
 ※お申し込みいただき決済が完了した方に、URLを送付します。
参加費:2,500円(税込)

■詳細・お申込み
https://aoyamashachuforum5720220406.peatix.com/

  • 2021年度青山社中リーダーシップ・公共政策学校の全講座が終了

3月16日(水)、宮田俊男先生による「医療・介護・ヘルスケア産業」が最終回を迎え、

今年度の青山社中リーダーシップ・公共政策学校のすべての講義が、無事終了いたしました。

受講してくださった皆さま、

豪華な先生方、

そして興味をもってくだった方、ありがとうございました!

  •  G1サミットにて「新しい資本主義と経済安全保障-成長を実現する産業政策とは-」をテーマにしたセッションに朝比奈が登壇

3月19日(土)~21日(月)に開催されたG1サミットにて朝比奈が登壇しました。

本セッションでは、A.T. カーニー株式会社 代表取締役 マネージングディレクター ジャパン(日本代表)/パートナー・ 関灘茂氏、衆議院議員・平将明氏、株式会社三菱総合研究所 研究理事 シンクタンク部門副部門長(兼)政策・経済センター長・武田洋子氏、国連事務総長 特使(革新的ファイナンスと持続可能な投資担当) 米テスラ 社外取締役・水野弘道氏とともに、新しい資本主義、経済安保、産業政策について、熱い議論が展開されました。

  • 富山県成長戦略カンファレンス「しあわせる。富山」にて、「成長戦略セッション」および「モビリティ・過疎・人口減少」のそれれぞれをテーマにしたセッションにて朝比奈が登壇

3月12日(土)~21日(月)に開催された富山県成長戦略カンファレンス「しあわせる。富山」G1にて、朝比奈が2つのセッションに登壇しました。

3月20日(日)に行われた「モビリティ・過疎・人口減少」でのトークセッションでは、慶應義塾大学環境情報学部教授、ヤフー株式会社 CSOの安宅和人氏・レオス・キャピタルワークス株式会社代表取締役会長兼社長・最高投資責任者(CIO)の藤野英人氏と共に、過疎地域のウェルビーイングな未来について、ディスカッションを行いました。

3月21日(月)に行われた「成長戦略」でのセッションでは、官民連携をどう進めるかについて、株式会社ホルグ代表取締役・加藤年紀氏、株式会社POTETO Media CEO・古井康介氏、富山県知事政策局長・三牧純一郎と議論しました。

  • 富山県魚津市に対し提言を実施

令和3年度より朝比奈が地域力創造アドバイザーを務める富山県魚津市に対し、地域活性に向けた提言を行いました。

昨年7月のアドバイザー就任以降、複数回にわたる現地視察及び60名を超える市関係者の方々へのヒアリングを実施して参りました。

今回、これらを踏まえて、市の地域活性に向けた提言を取りまとめ、村椿市長以下、市役所の皆さまへご報告させて頂きました。改めてご協力頂いた全ての皆様に感謝申し上げます。

  • LuckyFM 茨城放送 「ダイバーシティニュース」に朝比奈が出演

3月29日(火)、
LuckyFM 茨城放送の 「ダイバーシティニュース」に、朝比奈が出演いたしました。「政治」をテーマに、「ウクライナの今後など」などについて、お話しました。
動画はこちら

  • 朝比奈が番組講師を務めるBBTch「社会変革型リーダーの構想力」に株式会社LITALICO代表取締役社長・長谷川敦弥氏が出演

3月1日(火)、

株式会社LITALICO代表取締役社長長谷川敦弥氏をお招きし、講義を収録しました。

障がい者雇用、プログラミング教育など、普通はビジネスにならないと言われていた分野を拡大し、会社を一部上場企業に押し上げられました。臨場感のあるお話にあっという間に収録時間が過ぎました。

ご視聴はこちら

  • JBpressに“ゼレンスキー大統領演説に滲み出ていた日本への「本当の期待」”のタイトルで朝比奈の論考が掲載

3月28日(月)、

JBpressに朝比奈の論考が掲載されました。

“ゼレンスキー大統領演説に滲み出ていた日本への「本当の期待」”

朝比奈が、ウクライナ情勢について、日本の過去の経験を元に現在のロシアの状況を読み解き、また日本に求められる役割について述べています。

記事はこちら

ぜひご一読ください!

  • 青山社中ちゃんねる ~月イチ イチ郎~(YouTube)、「【10分で考えるウクライナ情勢②】悪手と握手とリーダーシップ」の動画を公開

3月8日(火)、

YouTubeの「青山社中ちゃんねる ~月イチ イチ郎~ 」にて、

最新動画をアップいたしました。

テーマは、「【10分で考えるウクライナ情勢②】悪手と握手とリーダーシップ」。

朝比奈が、ロシアのウクライナ侵攻について、過去の日本になぞらえた上で読み解き、今後日本に期待される外交について、私見を述べています。

▼動画はこちら 「【10分で考えるウクライナ情勢②】悪手と握手とリーダーシップ」

「青山社中ちゃんねる ~月イチ イチ郎~」では、朝比奈が地域活性、政治、経済、リーダーシップといったことを切り口に、元官僚の立場から社会を分析しています。

ぜひ、チャンネル登録・いいね!をお願いします!

  • アゴラに朝比奈の論考が掲載

3月5日(土)、

言論プラットフォーム「アゴラ」に朝比奈の論考が掲載されました。

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“プーチンの悪手から握手について考える :ウクライナ危機を前にあるべき日本外交などを考察”

記事はこちら

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ぜひご一読ください!

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3. 採用情報

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現在勤務中のインターン生の卒業・就職に伴い、後任を募集します。

募集職種:教育事業支援担当

詳細・ご応募については以下ページをご覧ください。

先着順に選考させていただきます。

皆さまからのご応募、お待ちしております。

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4. 青山社中リーダー塾通信

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*青山社中リーダー塾/教育・コミュニティ構築事業 (担当:事務局4期生村上)

【青山社中リーダー塾 事務局長 村上よりお知らせ】

【リーダー塾11期座学編終了】

3月12日(土)、青山社中リーダー塾11期生の座学編が終了しました。

みんな元気で、私も巻き込んだり労ってくれたり、元気をいただきました。

お疲れさまでした!これからの4年間の実践編も伴走させていただくのが楽しみです。

【リーダー塾12期生募集】

先日とあるリーダー塾生の方にお目にかかり、塾生の素敵なところについて話していたら

「村上さんの話を聞いていると、話に出た塾生の人が好きになりますね」

と言われ、とてもうれしかったです。

青山社中リーダー塾は、12期生を募集しています!

募集はこちら

*NPO法人「地域から国を変える会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:1期生大山)

【北海道厚沢部町 ~ 公共交通の取り組み】
厚沢部町での地域公共交通計画策定支援を行うにあたり、住民ヒアリングを実施しました。路線バス、病院送迎バス、スクールバス、福祉移送サービスなど既に多様な交通が混在する中で、一定のニーズを整理することができました。当該地域内の公共交通は低需要ではありますが、供給が重複・非効率な点もあり、それらを事業者を含めて議論していくこととなります。「自家用車→免許返納→福祉輸送サービス」ではなく、「自家用車→免許返納→公共交通利用→福祉輸送サービス」にすることが大きなテーマとなります。

【北海道江差町 ~ 道の駅建設に向けた取り組み】
北海道江差町では、町のシンボル「かもめ島」に立地する道の駅の基本構想策定を行い、住民・関係団体向け説明会を実施しました。来年度は基本構想から基本計画・リーシングの作業に入っていきます。持続可能な運営のためには、自分たちの施設であるという感覚にすることが何より重要であり、与えられた施設ではなく、共につくった施設とするプロセスが重要であり、その第一歩を踏み出しました。

*一般社団法人「日本と世界をつなぐ会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:7期生水野)

【長野県軽井沢町】

朝比奈が未来共創アドバイザーを務める軽井沢町にて、旧軽井沢でのエリアデザインに関する運営会議が行われました。

エリアデザインは、軽井沢の特徴ある各地区の中から5地区で先行して地区の街づくりを住民主体で検討する取り組みです。旧軽井沢でも本年度3度の住民を巻き込んだ地域会議を開催し、今回の運営会議では今後の進め方について議論をいたしました。

弊社のご支援は一旦今年度で区切りとなりますが、住民主体のまちづくりが展開される軽井沢町のより一層の発展を祈念いたします。

【内閣官房 地域経済分析システムを活用した政策立案ワークショップへの登壇】

内閣官房デジタル田園都市国家構想実現会議事務局の推進する、地域経済分析システム(RESAS:https://resas.go.jp/#/5/05209)を活用した政策立案について、秋田県鹿角市で開催された政策立案ワークショップに、事務局長水野が有識者として登壇いたしました。

RESASは、EBPM(Evidence-Based Policy Making、証拠に基づく政策立案)の流れの中で自治体や地域政策などに関わるひとが無料で簡単に分析ができるツールとして整備され、その普及・啓もうのためこれまで40回以上の自治体でのワークショップが開催されました。

弊社でも朝比奈が有識者として三重県松阪市や香川県多度津町、鳥取県米子市のワークショップに登壇するなど、普及・啓もうを伴走してまいりました。

今回のワークショップでは市の担当者からの分析発表からはじまりましたが、精緻で論理的な分析に基づく非常にレベルの高い発表が成され、その後、元株式会社三菱総合研究所客員研究員の赤川氏とともに水野よりRESAS活用に基づく示唆共有がされ、非常に闊達な議論がなされる会となりました。

複雑化する地域の課題に取り組む際には、こうした事実に基づく検証と施策立案が重要となってきます。今後もそのような取り組みの普及・啓もうに弊社としても尽力してまいります。

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5.青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ

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<3月の実績>

・3/8 青山社中ちゃんねるの動画が公開

・3/28  JBpressに朝比奈の論考掲載

・3/29  LuckyFM 茨城放送 「ダイバーシティニュース」に朝比奈が出演

<4月の予定>

・4/上旬 言論プラットフォーム「アゴラ」にて朝比奈の論考が掲載予定

・4/中旬 青山社中ちゃんねるの動画を公開予定

・4/下旬 JBpressにて朝比奈の論考が掲載予定

今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 
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