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2020年10月31日

青山社中メールマガジンvol.119 分断か協力か:米国大統領選挙から日本のあり方を考える ~みょうこうミライ会議と、蘇るサン・シモン主義~

青山社中メールマガジンvol.119 分断か協力か:米国大統領選挙から日本のあり方を考える ~みょうこうミライ会議と、蘇るサン・シモン主義~

………. [もくじ]…………………….………………….
朝比奈一郎の論考「分断か協力か:米国大統領選挙から日本のあり方を考える
~ みょうこうミライ会議と、蘇るサン・シモン主義 ~」
1. トピックス
  - 「青山社中リーダーシップ・公共政策学校2020」がついに開講、11月には政治・行政講座も!
  - 朝比奈が内閣総理大臣補佐官の阿達雅志参議院議員と議論
  - ソーシャル政策メディア「Publingual(パブリンガル)」に朝比奈の対談記事が掲載
  - 自治体通信に青山社中が運営サポートする「みょうこうミライ会議」をご紹介
  - BBTch番組にシナモン株式会社平野未来氏が出演
  - 軽井沢町主催の『22世紀風土フォーラム基本会議』にて朝比奈がファシリテーターに
  - 朝比奈が川崎市で視察・意見交換を実施
  - 「ぬまた起業塾群馬県内企業訪問」を実施
  - 新潟県長岡市の研修「長岡地域定住自立圏自治体研修」をオンラインで実施
  - JBpressに”菅首相が「教育の規制緩和」を最優先にすべき理由”のタイトルで朝比奈の論考が掲載
  - アゴラに朝比奈の論考が掲載
2.青山社中リーダー塾通信
  - 青山社中リーダー塾/教育・コミュニティ構築 事務局より
  - NPO法人「地域から国を変える会」より(群馬県安中市、北海道北斗市)
  - 一般社団法人「日本と世界をつなぐ会」より(長野県軽井沢町、新潟県妙高市)
3.青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ
4.編集後記
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1. 朝比奈論考
「分断か協力か:米国大統領選挙から日本のあり方を考える
~ みょうこうミライ会議と、蘇るサン・シモン主義 ~」
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米国大統領選挙投票日まで、あとわずか3日となった。

前回は、民主党のヒラリー・クリントン候補に対して奇跡の逆転劇を見せたトランプ現大統領(共和党)であるが、今回はどうであろうか。

間もなく78歳となる民主党のジョー・バイデン候補は、かなり高齢である上、経験豊富と言えば聞こえが良いが、約50年もの間、政界にどっぷり浸かってきた「手垢感」のある人物だ。女性初の大統領を目指していたカリスマ性のあるヒラリー・クリントン氏ほどの強敵ではないようにも見える。しかも、今回のトランプ氏は挑戦者ではなく現職大統領である。経験則上、現職はとても有利だ。

したがって、前回同様、世論調査で言われている劣勢を跳ねのけてトランプ氏が当選する可能性もそれなりに高いとは思う。ただ、今回はバイデン氏が勝つのではないか。そのことを考える上で象徴的なのは、「ByeDon 2020」の標語だ。BidenではなくByeDon。「バイバイ、ドナルド(・トランプ)」という意味だ。すなわち、バイデン氏の良し悪しはともかく、「トランプにはこりごりだ。大統領を辞めて欲しい」という強い気分を表している。

なぜ、皆、トランプ氏が嫌なのか。深く考えるまでもなく、「彼は子供じみている」「大人気ない」等々の人格面での課題が真っ先に脳裏をよぎるが、それは本質ではないであろう。要すれば、トランプ氏が、米国を「分断している」ことに辟易している米国人が増えているということではないだろうか。

トップには敵を作ることをいとわない決断力が必要であることは論を待たない。その点、トランプ氏は、果断なリーダーであると言って良いであろう。問題は、コロナ対応しかり、環境問題しかり、彼の決断の多くが、むやみやたらに、米国の分断をもたらしてしまっていることだ。本当は分断ではなく、協力・連携が必要なのに。

あまつさえ、コロナによる米国の死者が約23万人となり、第二次世界大戦での死者数(約30万人とされる)超えが現実的になって来ている中、本来は、分断ではなく協調によってこうした難題に対応しなければならないわけだが、その気配は一向にない。

優柔不断ではあったかもしれないが、米国人の多くが、たとえポーズだけであったとしても、少なくとも建前としては、「理性」や「連携」を大切にしていたオバマ時代を少し懐かしんでいるような気がする。
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さて、協力とか連携ということになると、すぐに思い浮かぶのが「我が日本のお家芸」ということである。個々人だと、スポーツにおけるフィジカル面でも、ビジネスなどにおける論争でも、しばしば、欧米人・中韓人などに当たり負けしてしまう日本人だが、集団ということになると話は違う。スポーツでのチームメイト同士の協力、ビジネスでの会社を挙げての連携などを通じ、国際試合やグローバル競争で度々勝利を収めてきた。

ただ、特に政治・行政の局面になると、その点がはなはだ心もとない。与野党の足の引っ張り合いは永遠に終わりそうもなく、霞が関の各戦線、すなわち、地方創生・農業の未来・財政・少子高齢化、、、、と難問が山積する中、これといった協力・協調案件は見えてこない。菅政権が強調する「規制改革」などは、事の性質的に、既得権益と「闘わなければ」ならないが、とはいえ、何とか「協力・連携」などにより、難問を解決できないものか。

ミクロな実証と、マクロな構想について、以下、簡単に略述したい。

まず、ミクロな実証の方である。昨日までの3日間、「みょうこうミライ会議」という新しい取り組みに関して、現地で、最終合宿・プレゼンをしてきた。これは、妙高市アドバイザーとしての私や弊社が企画・運営の支援をしてきたプロジェクトで、具体的には、都市部企業・妙高市役所職員・妙高市の民間事業者や市民たちが約3か月にわたって議論を重ねて政策提案をし、プレゼンを受けた市長・市役所幹部が納得してゴーサインを出せば、翌年度などに予算化したり、事業化したりする、という取り組みである。

1)人の流れをどう創出するか(移住・定住、交流人口の増加)、2)交通問題にどう対処するか(観光客の二次交通や、免許返納者などの生活者の域内移動)、の二つをテーマに、都市部から、ダイハツ工業、NearMe、ワーナーミュージック・ジャパン、カヤック、日本マイクロソフトの各社から優れた若手職員などに加わってもらった。結果、彼らはもちろんのこと、市職員や市内関係者たちの驚異的な頑張りがあり(晩飯もなしに深夜まで議論が続くなどした)、また、あり得ないほどの協力・連携が進み、素晴らしいプランがいくつも提示された。日本人の「連携・協力」の底力を見せてもらった気がする。

妙高市内にいくつかあるワーケーション拠点や古民家などをフル活用し、定額制(サブスクリプション的に)で、どこにでも住めて・どこでも働ける案や、その拠点間を相乗りなどで移動できる案。日本で唯一無二の同地にある山岳ガイド育成の専門学校なども活用しての自然教育を絡ませての画期的な案など、その斬新かつ現実的なアイディアには驚愕した。その他、既存の雪上の花火大会に合わせて音楽フェスをやることで誘客の多角化を図る案や、市職員から通勤の相乗りを始めて「環境都市」妙高の浸透を図る案なども興味深い。既に短期間のうちに関係者と一部調整を進めての案である。全てが空想ではない。

また、ここにはまだ書けないが、民間企業によっては、妙高の地でインスピレーションを得て、社を挙げて「妙高モデル」的に新商品・サービスを生み出し、試作品も作って、間もなく発表するケースまで出て来ている。官を助けるだけでなく、民自身も助かっている。こうした無数の新しいプロジェクトが短期間で芽を出し、実際いくつもの案が実現しそうだ。市長もかなり興奮気味でいらした。

政府におけるデジタル庁構想・DX化などが典型であるが、もはや、政治・行政が抱える課題は、民間企業などの協力・連携なしには解決が進まない話が大半だ。公平・公正ということを一定程度保ちつつ、どのようにスピード感をもって解決を図るのか。特にDX化などは、官僚や政治家、そして民間企業間の、みょうこうミライ会議どころではない、熱のこもった真剣な議論による協力・連携が不可欠であろう。
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最後に、日本における協力・連携についてのマクロな構想について言及する。これは、再度「空想的社会主義(エンゲルス)」となじられる恐れもあるが、サン・シモン主義的考え方の復活を図るべきだということである。

冒頭で米国の分断について述べたが、同国の最も極端な分断は、貧富の格差だ。人口にして上位1%の富裕層が約3割の家計資産を有していると言われる。上位10%で7割超との調査もある。コロナの影響で、この傾向はますます強まると考えて良いであろう。

一億総中流などと言われていた日本も、相対的貧困率(可処分所得の中央値の半分に満たない所得層の率)の高さで、OECD34か国中、トップ10(実質的な意味でワースト10という意味)入りが状態化してきている。子供の貧困率は約14%(7人に1人)にもなっている。

現在のみずほ銀行や王子製紙など500社以上の創業に関わり日本の資本主義の父とも言われる渋沢栄一は、合本主義を唱え、特定の財閥や個人だけが儲ける体制をよしとはしなかった。ドラッカーの評価が特に高いが、開発途上国や社会主義体制からの移行期などでよく見られる新興財閥層の富の独占が、日本では比較的見られなかったのは、そうできる状況にありながら、自ら「渋沢財閥」を決して残さなかった渋沢栄一の影響が大きいとも言われる。

フランス文学者の鹿島茂氏が主唱者であるが、約1年半にわたる滞仏経験を持つ渋沢栄一に、サン・シモン主義の影響を見る向きがある。産業を社会の基礎におきつつ、資本家と労働者が対峙する暗い世ではなく、労働者が安らかに暮らせるように資本家と労働者が互いに尊重し合うような世の中を想定していた。経営者が過度の報酬を取るなどせず、「労使協調」がキーワードでもあった高度成長期の日本企業などが、ある意味サン・シモン主義者の理想に近い状態であったかもしれない。

「人は自分のためにだけ生きられるほど強くない」と喝破したのは三島由紀夫であるが、国際的な存在感がどんどん落ちている中、元気のない日本の企業人・起業家は、いまこそ、「自分たちがしっかりと稼いで、多くの雇用を生んで、社員や社会を救うのだ」と、社会全体での連携・協力を模索すべきではないか。政治も官僚も、足の引っ張り合いではなく、どのように「あらゆる富の源泉である産業」を活性化していけるのか、協力しながら真剣に議論すべきではないのか。菅政権肝いりの成長戦略会議では、おざなりのシャンシャンの議論ではなく、時に深夜まで続くような、こうした本質的な議論を期待したい。

民にあって、そういうプラットフォームを弊社こそが本来は提供しなければならない、と感じ、空想で終わらせてはならないと思いつつ、「みょうこうミライ会議」などの、一国から見れば、まだまだ小さなチャレンジで終わっている。ただ、ミクロな動きの横展開と、マクロな構想からの動きと、大きく攻めたいと気宇だけは壮大である。

他の産業人だけに期待するだけでなく、2024年頃から1万円札の肖像となるとされている渋沢栄一翁の顔を、間もなく10周年を迎える株式会社の弊社こそが沢山拝まねばならないが(その頃はキャッシュレスでご尊顔を拝謁する機会は少なくなっているかとは思うが)、情けないことに現実は厳しい。
 筆頭代表・CEO
朝比奈 一郎

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2.トピックス
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<1> 青山社中リーダーシップ・公共政策学校2020がついに開講、11月には政治・行政講座も!

10月より「2青山社中リーダーシップ・公共政策学校2020(ASLG)」が開講し、
無事リーダーシップ講座が修了いたしました。

新型コロナウイルス感染症拡大により
初のオンライン併用の実施となりましたが、ご参加いただいた多くの方に
ご満足いただけたというアンケート結果となり、事務局一同嬉しく思っております。

さて、そのASLGも、11月からは竹中治堅先生の「政治・行政講座」が開講します。
「政治・行政講座」は、現代日本における統治構造および政策決定過程を理解する上での基本的な視角を身につけることを目的に、日本の統治システムの特徴、選挙制度、国会制度、首相の補佐機構、行政組織のあり方などをご紹介いただきます。

政権交代したこのタイミングで、
ぜひご自身の「新しい視角」を学びませんか?

▼詳細・申込はこちら▼
https://aoyamashachu.com/aslg

▼お申込はこちら▼
https://aoyamashachu.com/project/education/leader_extension/leader_ext-entry

▼パンフレットお問い合わせはこちら▼
https://aoyamashachu.com/project/education/leader_extension/leader_ext-pamphlet

<2> 朝比奈が内閣総理大臣補佐官の阿達雅志参議院議員と議論
10月2日(金)、
朝比奈が内閣総理大臣補佐官の阿達雅志参議院議員からお声掛けいただき面会いたしました。

これからの日本政府が目指すべき方向性について、
地方活性化、官民連携、行政デジタル化、コロナ下における日本の広報など、
様々な観点で議論を交わしました。

詳細はこちら

<3> ソーシャル政策メディア「Publingual(パブリンガル)」に朝比奈の対談記事、ASLG講師の小黒先生の記事が掲載
10月2日(金)、
ソーシャル政策メディア「Publingual(パブリンガル)」にて、
特集「【特集】社会を動かすためのリベラルアーツを学ぼう」内の記事の1つとして、
朝比奈とkipples代表の日比谷尚武氏の対談記事が掲載されました。
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“【対談】社会を動かすリーダーシップを語ろう。”
記事はこちら
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日本の公共政策学校について、リーダーとは何かについて等、
多岐にわたる事項に話が及んだ対談となっております。

また、10月12日(月)、
ASLG「財政・社会保障講座」の講師である小黒一正先生のインタビュー記事が掲載されました。
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“【入門】「経済」「財政」、社会をデータで語れますか?”
記事はこちら
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経済や財政といった数字から社会を読み解き、
自身で考えるためのエッセンスを、
わかりやすく解説いただいております。

ぜひ、ご覧ください!

<4> 自治体通信に青山社中が運営サポートする「みょうこうミライ会議」をご紹介
10月5日(月)~10月6日(火)の連続で、
自治体の”経営力”を上げる情報サイト「自治体通信Online」に
朝比奈が地域活性化アドバイザーを務め、青山社中が企画・運営サポートしている
みょうこうミライ会議」をご紹介いただきました。
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“官民連携チームで人口減・高齢化問題に挑む「みょうこうミライ会議」の全容”
記事はこちら
“「みょうこうミライ会議」の現場、都市部企業メンバーの驚きと確信”
記事はこちら
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妙高市役所・妙高市民・都市部事業者の3者が地域課題の解決に取り組む
官民連携プログラム「みょうこうミライ会議」についての全体像と、
妙高市役所、都市部企業から参加された方のインタビューもご紹介いただいております。

また、10月28日(水)-30日(金)には最後のフィールドワークと市長プレゼンを行い、
「交通チーム」、「人の流れチーム」それぞれのチームからユニークな政策が提案されました。
早速実現すべく、動き始めています。
※詳細については、本メルマガの朝比奈論考と下記「一般社団法人「日本と世界をつなぐ会」記事もご覧ください。

<5> BBTch番組にシナモン株式会社平野未来氏が出演
朝比奈が講師を務めるビジネスブレークスルーチャンネルの講義
「社会変革型リーダーの構想力」のゲストとして、
シナモン株式会社平野未来氏をお招きし、講義を収録しました。

本講義は2020年11月25日(水)に配信を予定しております。

ご視聴はこちら

<6> 軽井沢町主催の『22世紀風土フォーラム基本会議』にて朝比奈がファシリテーターに
10月13日(火)、
朝比奈が未来共創アドバイザーを務める軽井沢町主催の『22世紀風土フォーラム基本会議』にて、
朝比奈がファシリテーターを務めました。

会を通して闊達な議論が展開されました。

※『22世紀風土フォーラム基本会議』は知識経験者、公募委員、町職員からなる15名のメンバーで構成する風土フォーラムの中心的組織で、グランドデザインの構想や、町民や別荘所有者などから寄せられる提案などについて協議し、行政との協議や住民との意見交換などを行っています。

<7> 朝比奈が川崎市で視察・意見交換を実施
10月16日(金)、
朝比奈が経済活性アドバイザーを務める川崎市の中川経済労働局長以下関係課長や、
川崎市商工会議所の山田名誉会頭が、やはり朝比奈がアドバイザーを務めるクリーンプラネット社を訪問し、
視察・意見交換などをしてきました。

クリーンプラネット社は、スタートアップ時価総額ランキングで2位につける会社で
(1位はプリファードネットワークス、3位はスマートニュース:9月時点)、
量子水素エネルギーを活用して熱利用を促進するサービス展開を企図している、世界的な注目度も高い会社です。
創業者・社長の吉野英樹氏は、朝比奈の大学のクラスメイトで、
英会話スクールのGABAの創業者としても有名です。
水素エネルギーに力をいれる川崎市に着目していただき、
朝比奈の働きかけもあって、このたび、拠点を川崎に設けてくださいました。

朝比奈の司会の下、吉野社長と市関係者との意見交換も弾み、
「そういえばドラえもん(注:川崎には藤子・F・不二雄ミュージアムがある)は、
核融合エネルギーで動いてますね」などと、雑談も弾みました。

川崎市が、ますます、ベンチャーの力や水素の力で、
盛り上がって行くことを期待したいと思います。

<8> 「ぬまた起業塾群馬県内企業訪問」を実施
10月21日(水)、
朝比奈が塾頭を務め、群馬県沼田市での起業を「オール沼田」の体制で支援する
「ぬまた起業塾」の第6期生が群馬県内企業訪問を行いました。

県内で成果をあげられている様々な企業の方の話を体感することで、
塾生にも大きな影響があったようです。

詳細はこちら

<9> 新潟県長岡市の研修「長岡地域定住自立圏自治体研修」をオンラインで実施
10月22日(木)、
「テーマ:ウィズ・アフターコロナ時代の?岡地域定住自立圏の生き残り策(特に何で食べていくか)を大局的に考える」をテーマに、
朝比奈がオンラインで講義とワークショップ(研修)を行いました。

前半は朝比奈よりコロナ時代をどう考えるか、定住自立圏について
朝比奈よりお話させていただいたのち、後半では各グループで長岡地域定住自立圏においてどんな課題があり、
どんな打ち手を使うのかなど、
ワークショップを行いました。

詳細はこちら

<10> JBpressに”菅首相が「教育の規制緩和」を最優先にすべき理由”のタイトルで朝比奈の論考が掲載
10月30日(金)、
JBpressに朝比奈の論考が掲載されました。

「規制改革推進会議」を
改革の「コントロールタワー」にしようとしている菅政権を分析しつつ、
金融政策も財政政策もやり尽くした日本が今後なすべきことが、
様々な個性を育てていくための「教育の規制緩和」として朝比奈な持論を展開しております。

“菅首相が「教育の規制緩和」を最優先にすべき理由”
記事はこちら

<11> アゴラに朝比奈の論考が掲載
10月1日(木)、
言論プラットフォーム「アゴラ」に朝比奈の論考が掲載されました。
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“ほろ苦い複雑な味 ~ 霞が関と『半沢直樹』”
記事はこちら
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朝比奈が”ロス”になっているテレビドラマから想起した
霞が関時代の風景を分析しつつ、
世界・社会・個人がどんどん複雑化している中、
何が重要であるか持論を展開しております。

ぜひご覧ください。

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2. 青山社中リーダー塾通信
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*青山社中リーダー塾/教育・コミュニティ構築事業 (担当:事務局4期生村上)

【青山社中リーダー塾】
青山社中リーダー塾の1年目の座学編も半分を過ぎました。
座学編、アルコール消毒や換気をしながら、オンラインとリアルの併用で実施しています。
慣れない中でオンライン配信を行い、塾生からフィードバックをもらいながら工夫を加える毎週です。
オンラインでもリアルででも、塾生が生き生きとディスカッションする様子を見るのが
とても楽しいです。

*NPO法人「地域から国を変える会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:1期生大山)

【群馬県安中市】
本会では群馬県安中市において、市役所庁舎の建替えに関する市民懇談会の運営支援を行っております。全国的に公共施設の老朽化が進む中で、まち全体を俯瞰的に見据え、どのハコモノをどのように利活用していくか、仕分けを行う作業が必要になっています。当方では、市民懇談会の中ではオブザーバーとして、公共施設のあり方についてプレゼンをさせていただき、今後、懇談会の提言書に基づき、市に伴走して知恵を使って新しい庁舎を考えてまいります。

【北海道北斗市】
本会では北斗市で公共交通計画の策定支援を行っています。10月からは住民アンケートを実施し、北斗市に相応しい新しい交通を探っています。ここ30年間、コミュニティバス、デマンドタクシーなどが地域で普及してきましたが、ここに来て自治体の費用負担の限界も見え、全国的で新たな交通が模索されています。結局は、地域を細分化して、細かいニーズに合わせ、利用される交通を構築する必要があります。

*一般社団法人「日本と世界をつなぐ会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:7期生水野)

【長野県軽井沢町】
朝比奈が未来共創アドバイザーを務める軽井沢町において、100年後の軽井沢を住民主体で描く軽井沢22世紀風土フォーラムについて、今年度第2回の基本会議を実施しました。今年度は22世紀風土フォーラムの第3期2年の1年目にあたり、前回の基本会議で議論をされた第3期での取り組みの方向性を踏まえ、方針の確認、基本会議委員によるプロジェクトチームの設置について確認しました。
また、「新しい暮らし方における軽井沢の立ち位置と方向性について」というテーマで議論を行い、各分野で活躍される委員の皆様よりこれからの軽井沢の在り方について闊達な議論がなされました。
また、軽井沢の特色ある各地区の中で5つのエリアにて、住民主体でどのようなまちづくりを行っていくのか継続的な検討・取組を行うエリアデザインでは、南地区における第1回運営会議が実施されました。初回の運営会議ということで、議論をけん引するファシリテーターを選出し、また南地区における課題について、忌憚のない議論がなされました。今後は、南地区のまちづくりについて住民の意見をどのように集約していくか、検討を行っていきます。

軽井沢の将来を見据えて、魅力的な絵姿を描けるように引き続きご支援をしてまいります。

【新潟県妙高市】
朝比奈が地域活性化アドバイザーを務める妙高市にて、妙高市役所・妙高市民・都市部事業者の3者が地域課題の解決に取り組む官民連携プログラム「みょうこうミライ会議」について、2泊3日の現地合宿及び市長への最終プレゼンが行われました。
8月にスタートしたみょうこうミライ会議では、地域交通に関して議論するチームと、妙高市への人の流れをどう作っていくかを考えるチームに分かれ、それぞれのチームで2週間に一度程度のペースでオンラインを中心に議論を重ね、9月30日(水)に開催された中間報告会での朝比奈のインプットを受け、目指す姿と具体的な政策の作りこみを行ってきました。
2泊3日の合宿では、各チームとも連日夜遅くまで議論を繰り返し、それまで積み上げた検討にとらわれず、何度も作り変えるプロセスを重ねました。当日朝も何度も見直しを行い、プレゼンの練習を繰り返し、市長プレゼンに臨みました。
プレゼンを終え、市長からは「顔を見なければ誰が話しているか分からないぐらい皆さんの変化に驚いた」との言葉をいただくともに、提案した施策についても交通チームには「責任をもって援護射撃をしていく、検討したことについて引き続き取り組んでほしい」人の流れチームには「来年度まで待つ必要はない、スピード感をもって前倒しで取り組むこと、後ろから押していく」との評価をいただきました。
今回参加されたメンバーの皆様も、これまで何度も試行錯誤を重ねたプロセスを振り返りながらも、達成感と充実感を感じていました。

今後は、今回各チームから提言された政策案を来年度の妙高市での事業化・予算化すべく、詰めていくことになります。またみょうこうミライ会議も第2回に向けてプログラムの改善、進化を図っていきます。まずは今回提案された政策が実装されるよう、引き続きご支援を行ってまいります。

参考:みょうこうミライ会議の推移をnoteで発信しています

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3.青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ
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<10月の実績>

・10/1   言論プラットフォームアゴラにて朝比奈の論考が掲載
・10/2   Publingual(パブリンガル)にて朝比奈の対談が掲載
・10/5-6 自治体通信Onlineに青山社中が運営サポートする「みょうこうミライ会議」をご紹介
・10/12  Publingual(パブリンガル)にてASLG講師の小黒先生インタビューが掲載
・10/30  JBpressにて朝比奈の記事が掲載

<2020年11月の予定>
・11/上旬 言論プラットフォーム「アゴラ」にて朝比奈の論考が掲載予定
・11/中旬 JBpressにて朝比奈の論考が掲載予定

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4.編集後記
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早いもので、2020年11月15日(日)に10周年を迎える青山社中。

現在、10周年に向けて様々なお知らせができるように
準備を進めておりますのでお楽しみに!
※詳細につきましては、また改めてご案内いたします。

 
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