教育・人材育成
2025年4月28日
青山社中サミット2025を開催しました!

4月26日
「今こそ、公の再生を」をテーマに、青山社中コミュニティの更なる始動が日本を活性化させるとの強い想いから、実行委員会を中心に青山社中サミット2025を開催しました。
【基調対談】
齋藤健衆議院議員(前経済産業大臣) / 青山社中株式会社 筆頭代表CEO 朝比奈一郎
基調対談では、現代社会における「公」への意識に関する考察や、今後の民主主義のあり方といった本質的かつ根源的なテーマから、世界的に広がるポピュリズムの潮流、さらにはトランプ前大統領に対して我が国はいかに向き合うべきかといった時事的かつ喫緊の課題に至るまで、議論が行われました。
齋藤議員から、明治のリーダーにあって、昭和のリーダーに欠けていたものは「精神的緊張感」であり、まさに現代の政治家はそれが試されているとのお話がありました。
この言葉は、政治家のみに当てはまるものではなく、参加者の皆さまの心に大いに響きました。
【パネルディスカッション】*敬称略
セッションA 「ポピュリズムを乗り越える」
モデレーター:高井俊一郎(群馬県議会議員・青山社中リーダー塾10期生)
パネリスト:森村 隆行(都議会議員・都民ファーストの会 代表・青山社中リーダーシップ・公共政策学校受講生)
阿部 圭史 (衆議院議員/元厚生労働省・青山社中リーダー塾 3期生)
藤代 健吾 (千葉県印西市長/元青山社中株式会社・青山社中リーダー塾 8期生)
入屋 翔伍 (厚生労働省・青山社中リーダー塾 10期生)
セッションB 「民間視点で公を考える」
モデレーター:柚木理雄(株式会社Little Japan 代表取締役・青山社中リーダー塾 2期生)
パネリスト:高原 幸一郎 (株式会社Near Me 代表取締役社長CEO/元楽天株式会社・青山社中リーダー塾 2期生)
阿部 司 (衆議院議員/元青山社中株式会社・青山社中リーダー塾 4期生)
服部 紗由理 (日本製鉄株式会社・青山社中リーダー塾 7期生)
黒田 麻衣子 (株式会社東横イン 代表執行役社長・青山社中リーダー塾 10期生)
今回のサミットにおける大きな魅力の一つは、青山社中リーダー塾生および青山社中リーダーシップ公共政策学校の受講生で構成される、モデレーター・パネリストの皆さまによる、極めて示唆に富んだパネルディスカッションでした。
【セッションA】では、「公」に対する世間の評価が変化している中でも、「公」のために尽くす価値の「普遍性」についてや、民主主義の可能性や広がりについてまで議論が及びました。それぞれの立場を超えた「良き社会」に向けた共創の重要性を多くの参加者が感じられたセッションとなりました。
【セッションB】では、民間の立場から「公」を捉え、そこに携わる際に直面する課題や葛藤、いわば“壁”とも言える障害について、率直に語っていただけました。また基調対談での齋藤衆議院議員の「官と民」ではなく「公と私」という視座やセッションAで議論に出た「対話」を切り口に「私」の中の「公」を見出す議論が展開されました。
【グループディスカッション】
「公の再生とそれぞれの始動について」
青山社中サミット2025実行委員会委員がファシリテーターを務め、それぞれの現場において「変革」を推進しておられる参加者の皆さまと活発な議論を行いました。議論を通じて生まれた新たなつながりが参加者の皆さまの新たな始動につながるグループディスカッションとなりました。
【交流会】
朝比奈が塾頭を務める「ぬまた起業塾」(群馬県沼田市)の卒塾生で、スペインの国際品評会で最優秀賞を受賞した、藤井達郎さんからシードルの差し入れをいただき、交流会も大いに盛り上がりました。
実行委員会、登壇された皆さん、参加者の皆さんで創り上げた「青山社中サミット2025」は、「公」に献身する価値を再確認し、明日への更なる始動につながったイベントになりました。