ニュースリリース

青山社中メールマガジンvol.117 安倍政権と日本の政治

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朝比奈一郎の論考「安倍政権と日本の政治 
~(1)安倍政権の評価、(2)短期的・中長期的な日本政治の行方・あり方、についての私見~」
1. トピックス
  - 「青山社中リーダーシップ・公共政策学校2020」が開講、募集を開始
  - 「青山社中フォーラムVol.51」が9月23日(水)に開催決定
  - 【青山社中が企画支援】「2020世界平和経済人会議ひろしま(オンラインイベント)」が開催
  - 朝比奈が地域活性アドバイザーを務める妙高市「みょうこうミライ会議」のプレキックオフ・キックオフ会議を開催
  - 共同通信にて朝比奈がインタビューされた記事が掲載
  - JBpressに” 国民は痛み負うのに政党はなぜ政党助成金返上しない”のタイトルで朝比奈の論考が掲載
  - BS日テレ「深層NEWS」に朝比奈が出演
  - 第2回「越谷サンシティ整備懇談会」にて朝比奈がファシリテーターに
  ‐ 朝比奈、政策チームが意見交換を実施
  - アゴラに朝比奈の論考が掲載
2.青山社中リーダー塾通信
  - 青山社中リーダー塾/教育・コミュニティ構築 事務局より
  - NPO法人「地域から国を変える会」より(群馬県安中市、北海道北斗市)
  - 一般社団法人「日本と世界をつなぐ会」より(長野県軽井沢町、新潟県妙高市、兵庫県)
3.青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ
4.編集後記
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1. 朝比奈論考
「安倍政権と日本の政治 ~(1)安倍政権の評価、(2)短期的・中長期的な日本政治の行方・あり方、についての私見~」
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(1)安倍政権(第2期)の評価 ~攻めの前半/守りの後半~

<政権の総括>

正直、安倍総理の辞任は予想外であった。28日に記者会見をして国民に病状を説明するとの事前情報から、可能性として、厳しい病状を踏まえての辞任もあり得るとは思っていたが、おそらくは、持病を説明しての続投だろう、と考えていた(また、そういう説を信じていた)。不明を恥じるしかない。

連続在任期間が憲政史上最長となった第二次~第四次安倍内閣(2012年12月~2020年8月:約7年8か月)を、わずか1年で退陣となった第一次安倍内閣(2006年9月~2007年9月)と分けて、便宜的にここでは、第2期安倍政権と総称するが、この第2期政権をどう評価するかをまず書いておきたい。

安倍政権を一言で評価すれば、「転げ落ちつつあった日本の状況をかなり持ち直させた」ということに尽きる。「歌手1年、総理2年の使い捨て」とは、故竹下元総理の言だが、この第2期の安倍政権がはじまるまでは、2年どころか「総理1年」が常態化していた(第一次安倍、福田、麻生、鳩山、菅、野田と、いずれもほぼ1年内外)。

相手に顔を覚えてもらえなければ、そもそも信頼醸成などままならないのは人間社会では当たり前である。第2期の安倍政権発足以前は、多くの国民が「今の総理大臣って誰だっけ?」と政治にあきれ返り、ましてや海外では「国際社会において名誉ある地位を占める」(憲法前文)どころか存在感ゼロの状態であった。日本の総理と言えば「安倍」となり、国内外で「政治」や「日本」の存在感を取り戻したことは、当然にあるべき状態を達成しただけとはいえ、実は極めて大きな成果だ。辞任会見を見つつ、私の胸にまず去来した想いは「ああ、ついにこの時がきたか。本当にお疲れ様でした。厳しい状況を立て直してくださって有難うございました。」というものであった。

<攻めが目立った政権前半>

さて、安倍長期政権の特徴を一言で言えば、私見では「攻めの前半、守りの後半」となる。まず、攻めの前半であるが、ここで言う「攻め」というのは、国論を二分するような難しい問題について方向性を打ち出し、成果を出したということである。具体的には、私は特に1)大胆な金融緩和、2)TPP加盟の実現、3)安保法制の見直し、の3つを高く評価したい。

いわゆるアベノミクスは、正確には財政出動や規制緩和も含む「3本の矢」での経済活性だが、実質的には大胆な金融緩和の代名詞と言ってよい。当時、多くの経済・財政学者がインフレリスクや逆にその無意味さなどから過度な金融緩和に疑問を呈していた。正直、私自身、色々な学説を見ながら、この時期に真に有効な経済政策は何であろうかと思い悩んでいた時分に、結果責任という政治リスクを省みずに、アベノミクスを打ち出し、リフレ派の黒田氏を日銀総裁に任命し、一定の成功を収めたのは、果敢な攻めの政治決断だと言ってよい。

TPPにしても、民主党政権時から加盟についての方向性は打ち出されていたが、党内の反対などで進み切れていなかったのが実情だ。農家の支援を政治基盤にしている自民党の方が、本来はTPP加盟を打ち出すのは厳しい中、オバマ政権との交渉の中で、「聖域なき関税撤廃が前提ではない」との言質をうまくとって交渉入りを主導し、途中トランプ政権誕生でアメリカが抜けるというアクシデントはあったものの、何とか11か国でまとめ上げたのは大きい。概ね道筋をつけたという意味では第2期の安倍政権の「前半」の実績と言って良いであろう。

安倍政権発足時には、日本中にTPP亡国論が吹き荒れ、反対運動の嵐が巻き起こっていたが、当時、学生時代からの友人の某自民党国会議員と飲んだことがある。本人の本心としてはTPP加盟に賛成していたが、選挙区に多くの農家を抱える中、立場的にこれを認めるわけにはいかないと語っていたのが印象的であった。その彼も加わっていた「TPP参加の即時撤回を求める会」という自民党の議員連盟に、200人超が所属していたが、その状況でTPP加盟を実現させたことは政治的成果として特筆に値する。

安保法制は言わずもがなだ。特に集団的自衛権を憲法改正せずに認めることについては、野党のみならず、多くのメディアや学者たちから、否定論が噴出しており、政権運営的な立場からは、支持率が低下することが火を見るより明らかな政策マターであった。保身を考えれば、絶対にやらない政策であると言って良いであろう。まさに「攻め」の動きであったと言って良い。

その他、安倍総理を前面に出してのオリンピック開催地へのチャレンジなども、負ければ評価を下げるリスクがあったわけだが、当時は既に国論を二分していた話ではない。基本的に皆賛同していた。そういう意味では、特に上記の3つについては、支持率低下や党内からの大反発という危険を敢えて冒しつつ、信ずる国益のために邁進したということで安倍政権を高く評価したい。

<守りが目立った政権後半>

そして、「守りの後半」であるが、具体例としては、特に1)消費税率の引き上げ、2)選挙での勝利、3)米国トランプ政権誕生への対応、を挙げたい。

第2期安倍政権は、途中、消費税率を2度引き上げている。ほぼ支持率を下げる要因でしかない消費税率引き上げを、一政権で2回やった歴史は日本にはない。そもそも、2度の消費税率引き上げは、第二次安倍政権発足前のいわゆる三党合意で決まっていた話であり面倒な重荷を背負わされた状態でスタートを切らざるを得なかった。つまり、危険から政権を守らねばならなかった宿命にある。そんな中、特に、当初2015年10月に予定されていた2度目の引き上げ(8%→10%)を、2回も延期しつつ、2019年に何とか実現したことは、この政権の「守り」のうまさの証左である。

更に第2期政権が空前の長期政権になった大きな要因は、6度の国政選挙で全て勝利したことだ。うち半分の3回は、解散のない参院選であり、選挙時期のコントロールができない。大敗して、国会がねじれる(衆院で多数でも、参院で多数が取れず法案などが滞る状態)ことが、日本政治の構造的リスクで、過去、自民党も民主党もこの状態に苦しんできたわけだが、第2期安倍政権は参院をうまく守り切った。

残りの3回は衆院選で、解散権である程度は選挙時期のコントロールが出来るが、4年の任期のどこかでやらねばならず決断が難しい。政権崩壊の危険因子である消費増税を、その延期や使途改変と絡めてうまく解散の大義名分とするなど(延期自体は国民は支持。かつ延期後の引き上げは再確認した「公約」であり批判されにくい)、ピンチをチャンスに変え、とてもうまく乗り切った。特に長期政権に対して国民的な「飽き」が来る後半の17年の衆院選、19年の参院選を、それぞれ多少は議席を減らしつつも勝利して乗り切ったことは、政権の守りの強さが際立った事象だ。

3番目のトランプ政権への対応だが、これこそ安倍政権の守りの強さを象徴する出来事だ。第2期安倍政権が丁度後半に入った約4年前、世界はもちろん、日本でも外務省ですら、米国大統領選では、ヒラリー・クリントン氏(民主党)の勝利を予想していた。そんな中、2016年11月にまさかのトランプ氏(共和党)勝利となるが、ほぼゼロからの信頼醸成は見事で、各国指導者の中で最も強固な信頼関係を構築した。国際的には、言動に難があるトランプ氏に尻尾を振るがごとき安倍総理のふるまいは非難の的になりかねなかったが、対中国・対北朝鮮その他、現実的な地政学的リスクを考えての国益実現とばかりに、なりふり構わずトランプ氏のアメリカにすり寄った。効果的であったことは間違いない。

その他、政権としては望まない形で降ってきた皇位継承や元号改変の話、保守派の朴政権とは段違いの韓国文政権の数々の反日的動き、最近のコロナ騒動など、特に後半に集中した感のある数多の受動的事象に対して、個別には色々と批判はあろうが、概ね、うまく対応して政権を守ってきたと言える。安倍政権は組閣の数も史上最多であるが、特に人事が難しくなる後半も、留任や再任、或いは転任(官邸の側近を閣僚にするなど)を多用し、当選回数的には大臣を希望する者が貯まって不満が高まる党内リスクをうまく抑えつつ、国民・国際向けの安定感を重視した。政策的には、あまり本質的な話とは言えない森友や加計、或いは、閣僚や側近の不祥事なども、ぼやから火が多少燃え広がったケースもあったが、総じてうまく消し止めたと見て差し支えない。

<守りが機能した背景と後半の息切れ>

守りの要は、菅官房長官や二階幹事長、そして、いわゆる官邸官僚、特に、私のかつての直接の上司でもあった今井秘書官(補佐官)や、同じ採用チームで働いたこともある佐伯秘書官などの経産省勢であったと見ている。官邸の屋台骨を支えた政治家の世耕弘成氏(NTT出身)や西村康稔氏(経産省出身)や加藤勝信氏(財務省出身)などは、政治家ではあるが、その出身なども踏まえると「官邸官僚」として考えた方が適切かもしれない。特に官邸官僚組に関しては、リスクを取って時に独断専行的に官僚らしからぬ決断をする彼らの実力と、特に目立とうという意思は見せずに影になって粉骨砕身、公務無定量とばかりに働く姿勢を個人的に知る身としては、この守りの強さは当然の結果にも見える。ただ、同時に、多分に周囲との軋轢というマネジメントリスクをはらんでおり、安倍総理から見れば、相当に難しい運営であったはずだ。約8年にわたって政権の骨格を守り切ったことは賞賛に値する。

経営学の世界では、いわゆる「柔道のメタファー」(三品和広氏)が用いられるが、企業幹部にとって重要なのは、かしこまって用意する「戦略」以上に、きちんと「受け身」が取れるかだ、ということが言われている。私見では、政治学・行政学の方が、この分野の研究が遅れている印象を持つが、安倍政権の強さの本質は、まさに、予想せぬ形で襲ってくる難題に対して、うまく「受け身」が取れたかどうかである。直前の民主党政権では、今読んでも惚れ惚れするような5原則5策からなる「マニフェスト」が用意され、戦略的に、「政治主導」をどう実現するかが、きちんと詰められて用意されていた。しかし、その戦略を実現する暇もなく、沖縄の米軍基地(普天間基地)移設問題で、無理筋である「県外移転」を、支持率90%超え状態だった鳩山氏が打ち出してしまい(氏に言わせれば、政権発足前からの民主党の路線だったわけだが、無理なものを積極的に出してしまったのは失敗であった)、受け身が取れなかった。

そういう意味では、守りに強い安倍政権が、その下半身の強さを活かして果敢に攻めたのが前半であったと言えるが、後半は、せっかくのその「政治的資産」(ポリティカル・アセット)をうまく活用した果敢な攻めが見えなかったのはとても残念だ。2014年の地方創生にはじまり、新三本の矢、一億総活躍、働き方改革、人づくり革命、全世代型社会保障、、、、と、石破氏の言ではないが「大河ドラマ」のように、毎年「目玉」となるキャッチ-な政策パッケージを打ち出していたが、これらは「攻め」とは言えない。ほぼ反対する人がおらず、打ち出しやすいが忘れられやすく成果も測られにくいものだからだ。例えば新三本の矢では、合計特殊出生率(女性一人あたりが出産する子供の数)で1.8を打ち出しているが、目立った成果はなく、むしろ最近は数値が下がっているくらいだが、効果検証がされて批判されることは、政権内部からの反省はもちろん、野党やメディアや国民的にも、ほぼ聞かれない。

安倍総理自身、辞任表明の記者会見で、憲法改正やロシアとの平和条約(北方領土)、北朝鮮拉致問題などの積み残し案件について忸怩たる思いを吐露されていたが、外交は相手のある話だから仕方がないとはいえ、憲法改正などについては、前半に見せたような果敢な攻めを見せて欲しかったのも事実だ。とはいえ、冒頭に詳述したように、歴史に残る成果を挙げているのも事実で、まずは、病状の一刻も早い回復を期待したい。議員は続ける意向をお持ちのようでもあり、いずれ、総理への再登板もあるかもしれず、また、個人的には、いずれかの内閣での安倍外務大臣を期待したいと思っている。各国首脳に顔が売れていて、電話一本で話が出来る関係は、それだけで日本の「資産」であり、活用しない手はない。

(2)短期的・中長期的な日本政治の行方・あり方

<当面の動きの予想 ~菅政権の可能性~>

ここまでで既にかなりの紙幅を使ってしまった。後半は、政局に焦点を絞る形で、私なりに、多少の願望も込めつつ、簡潔に将来の展望を書いてみたい。

まず、当面であるが、これは世上良く言われているように、自民党総裁選が、党員も広く含む形で行われるのか、議員中心(両院議員総会)で行われるのか、で大きく変わってくる可能性がある。その際、自民党の党則第六条と第八十条が鍵となるが、非常にうまく出来ているので、ご関心の向きには是非一読をお勧めしたい。

個人的な意見としては、自民党総裁の決定は、事実上、総理を決める重要な機会であり、通常どおり広く党員も含む形で選挙にて行って欲しいと思うが、そうなると、自民党国会議員の間では人気がなく弱小派閥の長にすぎないが、各種世論調査では常に安倍後継候補のトップであり国民には人気のある石破茂氏の目が出てくるため、同氏への反発が強い安倍総理をはじめとする政権要路は絶対に避けようとするであろう。極端な意見としては、石破氏になるのを絶対に避けたい総理が、敢えてこの時期に、後述する「特に緊急を要する時」ということで議員中心に選べるように「自爆テロ」的に辞任したという人もいるくらいだ。

したがって、党則第六条第二項の「ただし書」に書いてある「特に緊急を要する時」ということで、党員も広く含む形での投票ではなく、両院議員総会で物事を決めようとするであろうが、そうなると当然、「内輪の論理で総理を決めた」という批判をまぬかれない。それに対して、私見では、3つの反論が用意されていると感じる。一つは、党則第六条第三項に書いてある通り、完全に議員だけで選ぶわけではなく、都道府県代表が各三名ずつ含まれるので(計141名)、必ずしも議員だけで内輪で決めているわけではないという反論、もう一つは、党則第八十条第三項に明記されているように、今回選ばれる総裁の任期は安倍総裁の任期の残存期間、即ち約1年に過ぎないので、わずか約1年後には党員を含む広い形で、通常通りに総裁を選ぶということ、そして最後に、近々、衆議院解散という形で新しい政権に対する国民の信を問うので問題ない、というものである。

現にチラホラ聞こえてくる話としては、安倍総理が事実上、菅官房長官を後継指名していて総理が属する最大派閥の細田派が菅支持を決めつつあり(本日午後にも確定するとの説あり)、総理の盟友の麻生氏率いる麻生派、二階派、そして菅グループが菅氏支持で固まっており、平成研(竹下派)もそれに乗るという動きがある。これで一気に両院議員総会で押し切ってしまうというシナリオだ。細田派からは、下村博文氏や西村康稔氏が、麻生派からは河野太郎氏が立候補するという話もあり、本当にこれですんなり決まるのか予断を許さないが、列挙した各人としても、立候補するには推薦人を20名集める必要があるので(総裁公選規程第十条第一項)、そう簡単ではない。

各種世論調査では、安倍総理の辞任表明以降、自民党の支持率が上昇して他党が下がる傾向が見て取れ、衆院解散→総選挙のチャンスでもあり、仮に総裁選に投票できない多くの自民党員からの不満が出ても、上記の3つ目の「言い訳」を前面に出して、菅官房長官推し前提の両院議員総会シナリオで進む可能性が高い。ただ、各種技術が発達している現在においては、党員を入れた投票も大した手間ではなく、また、安倍総理は病による退陣とはいえ、全く執務不能という状態ではないので、通常どおりの総裁選出をすべきだと感じる。

<~岸田氏・宏池会の悲劇とリベラル保守新党への期待~>

そうなると浮かばれないのが岸田氏である。一時は安倍後継の最有力候補に見なされ、外務大臣や政調会長として汗をかいて来たわけだが、世論調査での人気のなさから、現状、岸田政権誕生は望み薄となっている。そこで私が期待したいのは、岸田派(宏池会)が、国民民主党(分党予定後の玉木新党)などを結集して新党を作り、リベラル保守を掲げて総選挙に臨むという動きだ。さすがに現実的には、10月とも言われるすぐにあるかもしれない衆議院総選挙に向けて、このような新党を作るのは難しいかもしれないが、近い将来には期待したい。

政治通には言うまでもないが、宏池会と玉木氏には共に「大平正芳後継」を名乗っているという共通点がある。大平氏の出身母体である宏池会はそう名乗って当然だが、玉木氏はというと、氏の出身地・現在の地盤は大平氏の出身地の香川であり、大平氏の孫なども陣営にて玉木氏を応援している。しかも、玉木氏は、岸田派の若手リーダーである木原氏と財務省同期で仲も良好であると聞く。この大平イズムの大同団結に、もう一人浮かばれない石破氏・水月会(石破派)が加わるのも面白い。総理候補という意味では、岸田氏よりは石破氏の方が国民的人気があり、新党の顔としては民意に訴求しやすい。

紙幅の関係で詳述はしないが、私は、現在の小選挙区制に鑑みれば、現実的な政権担当能力を持つ政党が自民党以外にも誕生すべきであるとの健全な二大政党制論者であり、そのためには自民党は一部割れるべきであると考えている。

こう書くと、9月半ばにも誕生するとされている150人規模と言われている新しい野党の誕生があるので、二大政党という意味では、それをきちんと育てればいいではないか、という反論が聞こえてきそうだ。既に報道されているように、国民民主党が分党してその多くが立憲民主党と新党を結成することになっており、無所属議員の合流などもあって、約150人規模になると見られている。私は、この新党は、少なくとも現状では、選挙目的・議員としての生き残り互助会としての「野合」新党に過ぎず、健全な二大政党制の一翼を担う政党としては、全く評価していない。

発表されている合流新党の綱領案・規約案を読み、交渉当事者の話も伺ったが(私自身が出演したテレビ番組にて、直接に同じく出演されていた立憲民主党の福山幹事長の話を聞き、また、個別にかつて上司でもあった国民民主党の玉木代表、学生時代からの友人である泉政調会長に、それぞれ個別にヒアリングもした)、1)自民党への理念・政策面での対抗軸、2)立憲民主党と国民民主党としての政策のすり合わせ面、のいずれの観点からも、立ち位置が曖昧であり、期待できない。

特に2)の両党の政策すり合わせに際しては、そもそも党首会談が一度も行われず(立憲側が回避)、数名ずつで集まって突っ込んだ議論をしての合流の協議会のようなものもない。政策の要となる政調会長が入っての協議も、半年以上にわたる合併協議の中でここ1か月くらいしか行われていない模様だ。ほぼ幹事長同士の交渉だけで物事が進んでおり、企業合併で考えれば、社長同士の会談もなく、両者の信頼醸成のプロセスもないという信じられない合流話だ。結果、本来、自民党への対抗軸として掲げるべきスタンス、例えば国民民主党側が訴えていた「改革中道」路線もなければ、目玉となる政策もない。綱領で唯一、エッジが立っている(ように見える)のは、原発ゼロだが、現在稼働している原発は実態的には4基である中、「対抗軸」と言えるほどの政策ではない。憲法改正についても、「立憲主義を深化させる観点から未来志向の憲法議論を真摯に行います。」と、まあ、当たり前の記述しかない。

よく、この合流新党は、かつての民主党の二の舞だという批判がなされるが、まだかつての民主党の方が、いわゆる影の内閣(シャドー/ネクスト・キャビネット)を作り、練り上げたマニフェストを用意し、政権を奪取しようとする姿勢・体制があったという意味で数段上だと思う。現時点では、この合流新党からは、影の内閣を作るという話すら聞こえてこず、「与党をスキャンダル等で叩いて、一定の批判票の受け皿となり、万年野党として生き残ろう」という姿勢しか感じない。合併に血道を上げていた小沢一郎氏の「このまま政治人生終われない」という気迫・執念だけが前面に出ている印象だ。

国民民主党は分党後、立憲民主党と合流しない勢力が、玉木代表を中心に、10人前後で新党を結成すると言われている。その中には、玉木氏を筆頭に、本来、岸田派と一緒になっても違和感のない人たち、例えば、古川元久氏、岸本周平氏、前原誠司氏なども含まれると見られている。少なくとも中長期的には、自民党宏池会と玉木新党を中心にリベラル保守派が結集し、先述のとおり石破派や維新の勢力なども取り込む形で、「改革かつ中道」を訴え、自民党と競り合うことの出来る新党が誕生することを期待したい。

上記で詳述したとおり、日本政治の最近の現実を踏まえれば、安倍長期政権の成果を評価するには人後に落ちないつもりだが、歴史的に見て、日本を大きく活性化するには、まだまだ改革が足りないと感じている。安倍総理辞任で新しい時代がはじまらざるを得ない中、日本の夜明けに向け、青山社中としても、ますます色々な形で汗をかかねばならないと感じる。
 

筆頭代表CEO
朝比奈 一郎

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2.トピックス
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<1> 「青山社中リーダーシップ・公共政策学校2020」が開講、募集を開始

8月19日(水)に、10月より開講する
「青山社中リーダーシップ・公共政策学校2020(ASLG)」の募集を開始しました。

「青山社中リーダーシップ・公共政策学校」は、
パブリックリーダーを育成することを目的とし、
「リーダーシップ」と「政策」の両方を学ぶことをコンセプトにした学校です。

・霞が関出身、かつ各分野の第一人者であり、
 政治・行政の内情に精通する講師陣が講義を担当
・2020年10月~2021年3月にかけて全7講座を開講
・どの領域にも横断的に活躍する上で基礎となるリーダーシップ
・コロナ下の最新政策情報や議論
・オンライン配信によるインタラクティブな授業

で、 “社会を動かし、社会課題を解決する”政策人材の育成を目指します。

さらに、昨今の新型コロナウイルス感染症拡大による状況や、
地方の方でもご受講いただけるよう、オンライン配信も新たに開設。
さらに早割・復習割もご用意いたしました。

▼詳細・申込はこちら
https://aoyamashachu.com/aslg

▼オンライン説明会(9/12)はこちら
https://aoyamashachuaslg20200912.peatix.com/

▼お申込はこちら
https://aoyamashachu.com/project/education/leader_extension/leader_ext-entry

▼パンフレットお問い合わせはこちら
https://aoyamashachu.com/project/education/leader_extension/leader_ext-pamphlet

【概要】
○時間:各回19:30~21:30
(政策実務講座を除き、基本水曜開催。各講座日程は上記カリキュラムをご参照ください)

○実施形式
・リアル会場:青山社中株式会社 会議室(東京都港区南青山2-19-3サザンキャッスルビル2F)(先着5名)
・オンライン:Zoomにて実施予定
※リアル会場とオンラインを同時に開催
※一部の講座はオンラインでのみ開催(政治・行政講座は講師も含めオンラインのみ。8月27日時点)
※新型コロナウイルス感染症拡大の状況によっては、リアル会場で行う講座を完全オンラインに変更する場合がございま

○受講料
1. 入学金:1万円(税込)
2. 1講座あたりの受講料:5万円(税込)
※セット割:5講座以上ご受講された方は受講料 2割引
(5講座:25万円→20万円、6講座:30万円→24万円、7講座:35万円→28万円 ※それぞれ税込)
※早割:9月16日(水)までにお申し込みいただいた場合は、1万円(税込)割引
※復習割:以前受講された講座と、担当講師が同じ講座を受けられる方は、2万円(税込、3万円割引)。
 復習割はオンラインのみ。
※ただし、早割と復習割との併用不可
※新型コロナウイルス感染症の拡大状況により、実施形式を急遽変更する場合がございます。予めご了承ください。

○申込https://aoyamashachu.com/project/education/leader_extension/leader_ext-entry

<2> 「青山社中フォーラムVol.51」が9月23日(水)に開催決定
9月23日(水)、
51回目の「青山社中フォーラム」を開催することが決定いたしました。
「日本再生に向け、これからの人材がやるべきこと」をテーマにご講演いただく予定です。
なお、今年度に開講する「青山社中リーダーシップ・公共政策学校2020(ASLG)」にお申し込みいただいた方は、本フォーラムに無料でご参加いただけます。

9月初旬に詳細をご案内いたしますので、ぜひ、ご期待ください!

<3> 【青山社中が企画支援】「2020世界平和経済人会議ひろしま(オンラインイベント)」を開催
8月8日(土)に、
広島県の湯崎英彦知事のイニシアティブにより「2020世界平和経済人会議ひろしま」が開催され、
「COVID-19との闘いを踏まえた『積極的平和』と『SDGs』」をテーマに、
国内の著名経済人や西村康稔大臣、小泉進次郎大臣等が参加し、
ビジネスがより積極的に平和構築やSDGsに関与すべきこと等を議論しました。
 
「広島宣言」を採択し、今後、より多くの経済人の行動を促すこととしています。
※本会議開催にあたり、青山社中が全面的に企画支援をしました。
 
【会議概要】
※詳細はこちら

〇基調講演
小林喜光 株式会社三菱ケミカルホールディングス取締役会長
 
〇セッション1:御立尚資氏、キャシー松井氏、水野弘道氏、市川晃氏、西村康稔氏
テーマ:「ウィズ/アフターCOVID-19の『グローバル経済』と『格差』への対応」
 
〇セッション2:小泉進次郎氏、竹内純子氏、隅修三氏、佐々木茂喜氏、有馬良行氏
テーマ:「都市化、工業化と気候変動等による平和のリスク(アフター/ウィズCOVID-19を踏まえて)」
 
〇セッション3:末松弥奈子氏、五百旗頭眞氏、平川理恵氏、熊谷俊人氏、ニキル・セス氏
テーマ:「グローバル社会における自治体の役割~『教育』や『自治体外交』を通じた平和構築(アフター/ウィズCOVID-19を踏まえて)」
 
〇スペシャル・セッション:神保謙氏、髙島誠氏、安宅和人氏、湯崎英彦氏、川口順子氏
テーマ:「アフター/ウィズCOVID-19の『人間の安全保障』と『平和×ビジネス×SDGs』」
  
〇総括パネル「2020広島宣言」の発表:加治慶光氏、御立尚資氏

<4> 朝比奈が地域活性アドバイザーを務める妙高市「みょうこうミライ会議」の
プレキックオフ・キックオフ会議を開催

8月4日(火)、
朝比奈が地域活性化アドバイザーを務める新潟県妙高市にて、
地域課題を「真の官民連携で解決」する取り組み、
「みょうこうミライ会議」のプレキックオフ会議・キックオフミーティングが行われました。

本会議は、
1)人の呼び込み 2)交通 という2つのテーマを軸に、
市役所職員、地元交通事業者などを含めた市民、首都圏の民間企業関係者がオンラインやリアル合宿を通じて
政策を練り上げるというものです。

詳細は以下(「日本と世界をつなぐ会」からの報告)とこちらからでもご確認いただけます。

<5> 共同通信にて朝比奈がインタビューされた記事が掲載
8月23日(日)、
朝比奈がインタビューされた内容が共同通信に掲載されました。

コロナで世の中が変わりつつある中でもなお、国会改革が停滞している中、
朝比奈がいくつか打開策を述べております。

“【インタビュー】国会改革、若手は覚悟示せ 影の内閣で討論に迫力を”

<6> JBpressに” 国民は痛み負うのに政党はなぜ政党助成金返上しない”のタイトルで朝比奈の論考が掲載
8月24日(月)、
JBpressに朝比奈の論考が掲載されました。

ウィズ/アフターコロナの状況が続く時代、
国民に痛みを伴う政策を受け入れてもらわなければならない時のために
政治という「体制」に対して痛みをもたらすべきである
(具体的には「政党交付金の辞退」である)と
朝比奈が持論を展開しております。

“国民は痛み負うのに政党はなぜ政党助成金返上しない”
記事はこちら

<7> BS日テレ「深層NEWS」に朝比奈が出演
8月26日(水)、
BS日テレ「深層NEWS」にて
「立憲福山幹事長に直撃 合流新党の政策と課題 政権交代の道筋とは?」をテーマに、
福山哲郎氏(立憲民主党幹事長)とともに出演いたしました。

国民民主党が解党し、立憲民主党に合流し新党を結成。
合流新党の名称、規模、政策などのトピックに対し、
朝比奈が福山氏と激論を展開しました。

詳細はこちら

<8> 第2回「越谷サンシティ整備懇談会」にて朝比奈がファシリテーターに
8月31日(月)、
朝比奈が都市政策アドバイザーを務める埼玉県越谷市の
第2回「越谷サンシティ整備懇談会」にて朝比奈がファシリテーターを務めました。

この懇談会は、市民・利用者・有識者が集まり、
南越谷駅・新越谷駅近くにある複合施設「越谷サンシティ」の
再整備の方向性や機能などを議論するもので、今年度中に全5回開催予定となっています。

なお、懇談会に先立ち、参考になりそうな事例として、越谷市職員らと共に、
青山社中のアレンジで、大和市のシリウス、川崎市コンベンションセンター(ホール)、カルッツ川崎(体育館、ホールなどからなる複合施設)を見学しました。

<9> 朝比奈、政策チームが意見交換を実施
経済産業省製造産業局菊川総務課長・矢野ものづくり政策審議室長、
(別の機会に)中小企業庁事業環境部神崎企画課長・関口調査室長と朝比奈ヘッドの弊社政策チームとで意見交換をしました。
モノづくりを巡る厳しい国際的な現状や、コロナ下での中小企業を巡る状況について、非常に有益な示唆が得られました。
業務提携をしているBCGの公共政策チームにも参加していただき、議論が活性化しました。

日本を活性化する政策を国レベル・地域などの現場レベルで考える上で大変大事な機会になるので、
今後ともこのような動きを続けてまいります。

<10> アゴラに朝比奈の論考が掲載
8月2日(日)~8月3日(月)の連続で、
言論プラットフォーム「アゴラに朝比奈の論考が掲載されました。
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“「上流」の時代(上)”
記事はこちら
“「上流」の時代(下)”
記事はこちら
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コロナ、内閣府が発表した景気拡大についての報道、
日本の現状の課題を多角的に分析し指摘したうえで、
「発想・構想が重要な『上流の時代』が到来していると述べています。
ぜひご覧ください。

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2. 青山社中リーダー塾通信
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*青山社中リーダー塾/教育・コミュニティ構築事業 (担当:4期生村上)

【青山社中リーダー塾】
1)8月1日(土)に、海外に本部のある国際機関に務める塾生をゲストに、
オンラインで海外と日本を結んで、リーダー塾グローバル研究会を開催しました。国際公務員としての苦労、海外から見た日本の政策の姿など、
お話いただける範囲で率直にプレゼンを聞き、塾生間で活発に意見交換をしました。

2)8月29日(土)、青山社中リーダー塾同窓会と、
塾生の勉強会である政策研究会とで企画した「第1回 リーダー塾同窓会内政分科会」が、
オンラインで行われました。
選挙に立候補した塾生、
これから立候補する予定の塾生がそれぞれお話し、活発に議論が行われました。
リーダー塾には、内政分科会の他、「起業家会」や、
その他自主的なイベントの取り組みがあり政治やビジネス、
それぞれに挑戦する人がおり、私自身が刺激を受けています。

3)塾生企画として、リーダー塾10期生が1泊2日で合宿をしました。
ソーシャルディスタンス、換気等に留意しながら三密を避け、個室に宿泊する形で決行しました。
各人の人生設計について互いに率直に意見を言い合い、笑いあり感動ありの素晴らしい時間となりました。

*NPO法人「地域から国を変える会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:1期生大山)

【群馬県安中市】
本会で仲介した、安中市とキャンプファイヤー(クラウドファンディング会社)の協定に基づいて、碓氷峠鉄道文化むらの車両修繕プロジェクトが動き出そうとしています。この協定では、公共施設等をクラウドファンディングの力で事業再生・新規活用を目指すもので、第一号の企画となります。今後も、あらゆるハコモノの活用に向けて準備を進めていきます。

【北海道北斗市】
北斗市の公共交通網形成計画の策定支援を行っており、各交通事業者・住民からのヒアリングを行っています。公共交通は乗客減少と本数減少のスパイラルにより、全国的にバス路線の多くが継続困難にありますが、一方で、病院や学校など個別に輸送を行っている面があります。これらを総合的に把握し、輸送手段の見える化を図り、最適な公共交通計画を作成していきます。

*一般社団法人「日本と世界をつなぐ会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:7期生水野)

【長野県軽井沢町】
朝比奈が未来共創アドバイザーを務める軽井沢町において、100年後の軽井沢を住民主体で描く軽井沢22世紀風土フォーラムについて、南地区のエリアデザインに関する会議を実施いたしました。
エリアデザインでは、軽井沢の特色ある各地区の中で5つのエリアにて、住民主体でどのようなまちづくりを行っていくのか継続的な検討・取組を行うもので、昨年度より新軽井沢・中軽井沢、今年度より旧軽井沢・追分にて検討がスタートしております。
同じく今期の立ち上げを予定している南地区においては、対象となる地域が広いこともあり、下発地・上発地・杉瓜それぞれの区長をはじめとした皆様とどのように立ち上げを図るかについて討議を行い、今後主軸となるメンバーの選出、立ち上げを目指していくことで合意致しました。南地区の立ち上げによって、当初計画をしていた5エリアでのエリアデザインが立ち上がることとなります。
100年後を想定した、実りの多い場となるよう、引き続き、ご支援をしてまいります。

【新潟県妙高市】
朝比奈が地域活性化アドバイザーを務める妙高市にて、妙高市役所・妙高市民・都市部事業者の3者が地域課題の解決に取り組む官民連携プログラム「みょうこうミライ会議」がこの8月スタートをしました。
8月4日(火)には、事前の顔合わせとしてオンライン会議の形式にて、プレキックオフ会議を開催し、妙高市入村市長によるご挨拶、アドバイザーを務める朝比奈による挨拶を皮切りに、参加者による議論がスタート致しました。今回のみょうこうミライ会議では、「地域交通」「人の流れの創出」の2テーマについて、検討を進めていきます。プレキックオフ会議ののち、各チームでは自主的にオンラインでの打ち合わせがそれぞれ実施され、議論を進めていきました。
8月28日(金)には、都市部事業者含め参加者が一同に妙高市に集まり、キックオフ会議を実施しました。当日は、入村市長による改めてこの会議への期待をお話いただき、アドバイザーを務める朝比奈の挨拶を行い、各チームでのワークに進みました。実際に顔を合わせるのは初めての機会になりましたが、オンラインを通じて議論を重ねたこともあり、スムーズに議論を進めることができ、午後には妙高市内の視察やインタビューを行い、検討における多くのヒントを得ることができ、それぞれのチームが手ごたえを感じられる機会となりました。
今後は9月末中間報告、10月末の市長への最終プレゼンテーションに向けて、各チームがより実効性のある解決策を創出できるように引き続き、サポートをしてまいります。
参考:みょうこうミライ会議の推移をnoteで発信しています

【兵庫県】
弊会水野が、兵庫ニューメディア推進協議会からの依頼により、兵庫県下の自治体職員の方等に対する、RESASを活用した政策形成研修を行いました。
本研修は昨年度に引き続き依頼をいただき、密を避ける等万全の体制での研修実施となりました。昨年度の内容から、より実践的にRESASを活用した政策形成を体験いただけるように、また密を避ける観点でも、個人でのワークと発表、フィードバックの比重を大きくすることで、参加者の皆様がそれぞれひととおり政策を生み出すところまでを体感いただけたのではと思います。
自治体を取り巻く環境が大きく変わる中、より早く、事実に基づいた政策形成の必要性が高まっていますが、日々バージョンアップされ、使いやすさも高まるRESASを上手く活用いただければと思います。

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3.青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ
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<8月の実績>

・8/2~3 言論プラットフォーム「アゴラ」にて朝比奈の論考が掲載
・8/23  共同通信にて朝比奈のインタビュー記事が掲載
・8/24  JBpressにて朝比奈の記事が掲載
・8/26  BS日テレ「深層NEWS」に朝比奈が出演

<2020年9月の予定>
・9/上旬 言論プラットフォーム「アゴラ」にて朝比奈の論考が掲載予定
・9/中旬 JBpressにて朝比奈の論考が掲載予定

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4.編集後記
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丁度このメルマガの原稿を作成していた時間に、
「安倍首相が辞任の意向」という速報が舞い込んできました。

第1次政権とあわせた通算の在任期間は去年11月に憲政史上最長
今月24日には、連続の在任期間も2799日となり、歴代最長。
(昨年11月の通算の在任期間が憲政史上最長になった際には
朝比奈が深層NEWSの番組に出演していたこともあり、私も色濃く覚えております。)

今後、どうなっていくのか。
(朝比奈の論考もぜひご覧ください。)

いずれにしても「日本活性化」を掲げる青山社中は、
来る11月の10周年に向けてさらに加速してまいりたいと思っております。
引き続き皆さまのご支援・ご指導ご鞭撻の程よろしくお願いいたします。