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2021年10月30日
青山社中メールマガジンvol.131「総選挙の喧騒から遠く離れて/青山社中11周年を前に思う ~政治で社会を変えることのリアリティについての一考察~」
………. [もくじ]…………………………………………………………………………………………….
1. 朝比奈一郎の論考
「総選挙の喧騒から遠く離れて/青山社中11周年を前に思う
~政治で社会を変えることのリアリティについての一考察~」
2.トピックス
- 「2021年度青山社中リーダーシップ・公共政策学校」がついに開講、11月には政治・行政講座も!
- withnewsにて“「役所は困っていなかった」元官僚が語る行政のデジタル化が遅い理由”のタイトルで朝比奈のインタビューが掲載
- PEPサミット2021に朝比奈が登壇
- JBpressに“抜群の安定感はあるのに岸田内閣の今後がどうにも不安な理由”のタイトルで朝比奈の論考が掲載
- 全国知事会・全国東京事務所長会において「アフターコロナの社会変容を見据えた今後の公共政策について」をテーマに朝比奈が講演
- BBT Chの講義「社会変革型リーダーの構想力」を収録~ ゲストは、元JAXA 宇宙飛行士の山崎直子氏 ~
- 株式会社国際協力銀行(JBIC)にて「リーダーシップ」をテーマに朝比奈が講演
- 公益社団法人日本青年会議所北海道地区協議会(第70回北海道地区大会)におけるイノベーションフォーラム「知的好奇心が創る未来へ」の動画が公開
- 第6回ボストン日本人研究者交流会(BJRF)日本支部にて朝比奈が基調講演
- 2021年10月18日発行の『日経グローカル』誌422号にて朝比奈の講演録が掲載
- 群馬県職員向け研修「始動人特別講座」にて朝比奈が講演
- 朝日新聞デジタルにて朝比奈のインタビューが掲載
- 青山社中ちゃんねる ~月イチ イチ郎~(YouTube)、「新政権発足‼安定?不安定?~岸田政権に漂う期待と不安感~」の動画を公開
- アゴラに朝比奈の論考が掲載
3.青山社中リーダー塾通信
- 青山社中リーダー塾/教育・コミュニティ構築 事務局より
- NPO法人「地域から国を変える会」より(北海道江差町、北海道厚沢部町)
- 一般社団法人「日本と世界をつなぐ会」より(長野県軽井沢町、新潟県妙高市)
4.青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ
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1. 朝比奈論考
「総選挙の喧騒から遠く離れて/青山社中11周年を前に思う
~政治で社会を変えることのリアリティについての一考察~」
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【政治家志望だった過去】
11月15日の青山社中設立11周年を前に、まずは告白から入りたいと思う。
私は政治家になりたかった。それもかなり強烈に。中高生の頃、読み込んでいた数々の本、毎週見ていた数々の政治討論系番組の影響で、ある日突然、一目ぼれ的に「政治家になる」ということに恋い焦がれてしまったのだ。当時の日本は、勢いとしては米国を凌ぐ経済大国で、中国のことは遥か下に見ていた。しかし、図体の割に国際的な存在感が低く、また、過度な競争社会の中での閉塞感があった。そんな社会を見て、「これを大きく変えるには、政治家しかない」と強く信じ込んだ。
ただ一族にも親の知人にも政治家はおらず、財力その他から考えても政治家は遠かった。高嶺の花の女性に告白できないような状態下、また、恥や衒(てら)いも邪魔して、ごく親しい人にしか内心は明かさなかったが、その後も「政治家になりたい」という思いは募る一方であった。高校卒業時に友人らと校庭の片隅に埋めたはずのタイムカプセルには、明確に政治家になって日本を大きく変えると書いたはずだし、そもそも埼玉の片隅の無名校から、かなり強硬に東大法学部を目指したのも(それまで私の出身校からは、ただの一人の先輩も東大文一(法)に合格していなかった)、1980年代終わり~90年代初めの当時、政治家トップの総理を目指すには東大法学部→官僚→政治家というコースが良いと考えるのが常識的だったからだ。
戦後の総理大臣といえば、当時、幣原喜重郎、吉田茂、芦田均、岸信介、池田勇人、佐藤栄作、福田赳夫、中曽根康弘の各氏などを思い浮かべるわけだが、皆、「東大法→官僚→政治家」というルートを歩んでいる。鳩山一郎(東大卒だが官僚ではない)、田中角栄、大平正芳(官僚OBだが東大卒ではない)、鈴木善幸の各氏は、自分の中では例外でしかなかった。
私が高3の時の91年に総理になった宮沢喜一氏を最後に、まさか、その後約30年間も、東大法学部卒の官僚OBが一人も総理にならないとは、当時予想できなかったが、いずれにしても、総理大臣という船頭こそが、日本丸のかじ取りをしているものと解釈し、そのポジションに立つことこそが国造りの第一歩に他ならないと感じていた。
そんな私は迷いもなく東大生になってすぐに弁論部(一高東大弁論部)に入部した。早大雄弁会出身者の政界での存在感の大きさを見て、弁論部での活躍こそが政治家への道の近道だと信じた。1年生時に、志願して雄弁会を擁する早稲田大の大隈杯弁論大会に出場し上級生たちを抑えて優勝したりもした。1年生の冬には産経新聞が主催していた土光杯全日本学生弁論大会で、2~4年生の有力弁士を差し置いてフジテレビ杯(3位)にもなった。副賞の往復航空券を使ってのアメリカ初渡航の際の帰路に強烈に意識したことを覚えているが、順当に官僚になって政治家になろう、という想いは強まる一方だった。
しかし、学年を重ね、当時ブームとなっていた日本新党(初代党首の細川熊本県知事が、あれよあれよという間に総理になるなど結構な盛り上がりであった)の若手政治家などに、触れ合えば触れ合うほど、また逆に、学部やサークルOBの官僚の先輩と語らえば語らうほど、本当に日本を動かしているのは、また、動かすべき人材は、本当に政治家なのだろうか、実は官僚なのではないか、という想いを強くしていった。もしかしたら、政治家にはならずに一生官僚のままの方が良いかも知れない、という考えを持ち始めつつ、大学を卒業し、通商産業省に入省したのが1997年の春である。
【政治や行政の限界】
そんな私は、それから四半世紀(25年)が経過しようかという今、衆院選の真っただ中に新潟県妙高市にいて、政治の喧騒から遠く離れた場所で、このエッセイを書いている。不思議と言えば不思議だが、自分の中では当然の帰結にも見える。略述すれば、以下の歩みの結果である。
通産省入省後、官僚として約14年を過ごす中で、私は益々、順当に政治家になって政権の要路に就くことが、社会を大きく変えることにつながると思えなくなっていった。また、同時に、官僚が社会を大きく変えるというリアリティも持てずにいた。
官僚として政治家を支えること、より正確には、政治(の干渉)という関門もくぐり抜けつつ官僚として制度を変えていくことには、とてつもないコストがかかることを認識せざるを得なかったからだ。私が所属していた経済産業省はやや例外という傾向があるが、そもそも官僚という存在は、何かを大きく変えるというより、安定的に保つ、というイナーシャ(慣性)を持つ。
物事を変えにくい「縦割り組織間の相互牽制構造」を打破すべく霞が関の構造改革を主張し、役人としては禁じ手に近い形で実名入りでの改革案の提示(出版)を仲間と共に行った。一定の成果を得たと自負しているが、それでもやはり、大きな構造改革は難しいという敗北感も味わった。
結局、政治という道は選ばずに、官途も捨て、2010年の11月に、日本人の劣化、各地域の衰退、政治・議会の機能不全、グローバル展開の弱さなど、日本の衰退・弱点を包括的に解決すべく、「日本の洗濯」を標榜した坂本龍馬の亀山社中を見習って、青山社中を設立した。政策づくりを通じて政治・行政には関わり続けているが、どっぷり浸かるわけではなく、総選挙の最中に、喧騒から遠く離れて妙高の静かなリゾートホテルでエッセイを書いている自分がいる。
政治は大事だとは思いつつも、今回の総選挙を経て、仮に与党が大勝しようとも、逆に大敗しようとも(野党が大躍進しようとも)、いずれにせよ、混乱や停滞をもたらす可能性、つまり、負の影響の方が強い気がしてならない。どうも政治という手段だと、仮にブームは起こっても、社会が大きく変わるリアリティを持てずにいる。
過去30年を振り返ると、日本新党、小泉政権(自民党をぶっ壊す)、民主党の政権交代、異例な長期政権となった安倍政権など、数々の「ブーム」はあった。政権を取るには至らなかったが大阪維新(日本維新)や都民ファースト(希望の党)などの盛り上がりもあった。かなり頑張って国益を守った政権もあるが、社会を大きく変えるには至らず、良く解釈して「頑張ってしのいだ」というところが関の山だ。これは、批判ではない。
そんな思いの中、日本社会を根底から大きく変えるにはこれしかない、と政治(家)でもなく、行政(官僚)でもなく、第三の道を選んで青山社中という選択肢でドン・キホーテのような歩みを続けているわけだが、後悔は全くない。
ただ、最近、強く想うことは、衰退産業かも知れないが、また、大きく日本を変える力はないかもしれないが、それでも政治や行政は引き続き大切な要素ではあり、ここを意識せずしての日本の大改革もまた考えにくいということだ。
【「政治」の相対化/総体化】
そもそも社会を大きく変える必要があるのか、という重要論点があるが、紙幅の関係もあり、ここには深く立ち入らない。ただ、少子高齢化、地域の衰退、財政悪化、相対的な貧困層の増加、その根底にある人材の劣化、等々、何を見てもかなり根底からの改革をしないとこの国・社会は立ち行かない気がしている。弥縫策ではもう持たない、というのが私の見立てだ。
そんな中、政治家になり政権与党の一員になったとしても、また、官僚として出世を重ねて仮にトップ(事務次官)になったとしても大きく日本を変えることは困難という現実。日本の中枢と呼ばれる世界の近くに生息しつつ、その事実を突きつけられながらも、同時にまだまだ政治・行政というところの意味や重要性も意識せざるを得ないところに私はいる。
この現実を前に、私は、青山社中は、全体をどう理解し、どう歩むべきであろうか。唐突だが、私は「ボールパーク・アプローチ」が大事だと考えている。一言で言えば、政治や行政を相対的に捉えるということである。表現を変えれば、様々な事象・可能性を総体的に考える中の一つに政治・行政を位置づけるというアプローチである。
たまたま留学時代の私の知人が取締役として中核的に携わっているのだが、日本ハムファイターズは、ボールパーク構想というものを掲げて計画を進めている。(HOKKAIDO BALLPARK F VILLAGE)本拠地を札幌ドームから、北海道は北広島市に移し、32ヘクタールという広大な敷地の中に、球場だけでなく、住居、ホテル、研究施設、教育施設、エンタメ空間、自然体験場などなどを盛り込み、大きな街づくりをしてしまう、という壮大な構想だ。既に建設が進んでいる。
言葉を選ばずに言えば、日本における野球は、衰退産業であると言える。他のスポーツの盛り上がりなども受け、「子ども×スポーツ=野球」とも思われた過去の状況、国民的に王・長島などに熱狂した時代から見て、相対的に野球への注目度・関心は低下していると言えよう。戦後日本の政治行政が歩んできた道と似ていなくもない。
そんな野球を北海道の地で盛り上げるべく、日本ハムファイターズは、もしかすると今回の新庄氏への監督の交代もその一環なのかもしれないが、総体的に物事をとらえて、さまざまな機能を全体の中に入れ込むという大きなアプローチをとっている。単に球場を移転して盛り上げるのではない。球場は、全体のごく一部に過ぎないという、新たな「ボールパーク」を創ろうとしている。
政治・行政に活路があるとしたら、また、日本を大きく変革しようとしたら、あたかもボールパークのように、「社会全体をこのように変えていく」という大きな風呂敷の中に、政党などを位置づけて進んでいくしかないのではないだろうか。
リーダー(始動者)育成、日本各地の経済的活性、政策を中心とした政治のサポート、海外との交流の促進、と言った、これまでの約11年での青山社中の歩みを総体的に捉えて見つめなおし、その中に、政治を相対的に位置づけること。単に政治ブームを起こすのではないアプローチがおぼろげながら見えて来た。地場を少しずつ固め、誰も見たことのない景色が見える高みを目指して頑張って行きたい。
筆頭代表・CEO
朝比奈 一郎
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2.トピックス
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<1>「2021年度青山社中リーダーシップ・公共政策学校」がついに開講、11月には政治・行政講座も!
10月より
「2021年度 青山社中リーダーシップ・公共政策学校(ASLG)」が開講しました。
今月の講座は、弊社朝比奈による「リーダーシップ」。
今年も昨年に引き続きリアルとオンラインを併用しながら、熱い授業で活発な議論が行われています!
ご参加いただいた多くの方にご満足いただけたというアンケート結果となり、事務局一同うれしく思っております。
11月からは竹中治堅先生の「政治・行政」講座が開講します。「政治・行政」は、現代日本における統治構造および政策決定過程を理解する上での基本的な視角を身につけることを目的に、日本の統治システムの特徴、選挙制度、国会制度、首相の補佐機構、行政組織のあり方などをご紹介いただきます。
衆議院議員総選挙直後の開催となるこのタイミングで「政治・行政」について新たに学びませんか?
▼詳細はこちら
https://aoyamashachu.com/aslg/
▼お申込はこちら
https://aoyamashachu.com/aslg/entry/
▼パンフレットお問い合わせはこちら
https://aoyamashachu.com/pamphlet/aslg/
<2> withnewsにて“「役所は困っていなかった」元官僚が語る行政のデジタル化が遅い理由”のタイトルで朝比奈のインタビューが掲載
10月2日(土)、
「『役所は困っていなかった』元官僚が語る行政のデジタル化が遅い理由」のタイトルで
朝比奈が自治体のデジタル化に関して、元官僚の立場から言及しています。
自治体のデジタル化は、これまでシステムの転換コストからなかなか進んできませんでした。その結果、コロナ下で給付金交付に支障が出る自治体が多かった一方、一部には上手に転換を行っている自治体もあります。その背景に、自ら動き出せる「始動力」を持ったリーダーがいることが肝要だと話しております。
記事はこちら
ぜひご一読ください!
こちらの記事はYahoo!ニュースにも転載されています。
<3> PEPサミット2021に朝比奈が登壇
10月5日(火)、
「PEPサミット2021~扉をひらこう」に代表の朝比奈が登壇しました。
PEPとは、Policy Entrepreneur’s Platformの略で、政策起業家のコミュニティです。
朝比奈は、「Session 2 – A 政策のPDCAサイクル」にてモデレーターを務め、それ以外にも「Session 0 ボーダーを超えて、力を結集しよう」および「Closing session 扉をひらこう ― 明日にむけて」にも登壇いたしました。
PEPサミット2021では、政・官・民・学・NGO/NPOなどが垣根を越え、社会課題解決のため真剣に政策についての議論を行いました。デジタル庁の藤本真樹CTO、東京大学でAI研究の先端を走る松尾豊教授、男性産休・霞が関の働き方改革などの政策を提言してきたワークライフバランスの小室淑恵社長など多様なメンバーが参加するなど、盛り上がりを見せました。
先日、公開された「Session 2-A 政策のPDCAサイクル」の動画はこちらからご覧になれます。
<4> JBpressに“抜群の安定感はあるのに岸田内閣の今後がどうにも不安な理由”のタイトルで朝比奈の論考が掲載
10月28日(木)、
JBpressに朝比奈の論考が掲載されました。
“抜群の安定感はあるのに岸田内閣の今後がどうにも不安な理由
~目立った失敗はなし、脇固める人材も充実、なのになぜ低支持率?~”
記事はこちら
岸田内閣発足からひと月が経過しましたが、岸田政権には「地味だが堅実」であるという見方があるかと思います。本記事では、岸田政権の人事面から安定要因をひも解きつつ、その一方で、あまり支持率が上がらないことについても朝比奈が分析します。さらに、国際的な天然ガスや石油価格の急激な上昇から読み解く、岸田政権の今後に言及します。
ぜひご一読ください!
<5> 全国知事会・全国東京事務所長会において「アフターコロナの社会変容を見据えた今後の公共政策について」をテーマに朝比奈が講演
10月7日(木)、
47都道府県東京事務所の所長の方々向けに、「アフターコロナの社会変容を見据えた今後の公共政策について」のタイトルで朝比奈が講演を行いました。
新型コロナウイルスの感染拡大以降、これまでとは異なる「二極化」という社会変容や、更なるデジタル化が予想されています。その中で、各自治体が自立して生き残っていくために、まずはそれぞれの特色を前面に押し出していくこと、そしてそのためにも、始動者の存在が重要であることを、元官僚という視点も踏まえて述べています。
<6> BBT Chの講義「社会変革型リーダーの構想力」を収録~ ゲストは、元JAXA 宇宙飛行士の山崎直子氏 ~
10月14日(木)、
朝比奈が番組講師を務めるビジネスブレークスルーチャンネルの講義「社会変革型リーダーの構想力」のゲストとして、元JAXA宇宙飛行士でSpace Port Japan代表理事の山崎直子氏をお招きし、講義を収録しました。
本講義は2021年11月25日に配信を予定しております。
<7> 株式会社国際協力銀行(JBIC)にて「リーダーシップ」をテーマに朝比奈が講演
10月14日(木)、
株式会社国際協力銀行(JBIC)にて朝比奈が、職員の方々向けに「リーダーシップについて~指導者ではなく始動者~」と題して講演を行いました。
自身の体験を交えながら、「リーダーとは何か」、また「リーダーシップを身につけるために学ぶべきか」を中心にお話させていただきました。
<8> 公益社団法人日本青年会議所北海道地区協議会(第70回北海道地区大会)におけるイノベーションフォーラム「知的好奇心が創る未来へ」の動画が公開
10月15日(金)、
第70回北海道地区大会におけるイノベーションフォーラム「知的好奇心が創る未来へ」のトークセッションで、朝比奈の対談動画が公開されました。
この対談は、「地域イノベーション」に焦点を当てており、パネリストの前田裕二氏(SHOWROOM株式会社代表取締役社長)とモデレーターの生杉隆礼氏(一般社団法人千歳青年会議所主管実行委員長)とで行いました。
「誰もが輝ける北海道の未来に向けて」というテーマで、自治体や地域のDXに関する成功事例等についても触れつつ、持続可能な未来へ向けた発信をしています。
北海道地区大会とは、毎年、北海道の1つの都市で開催される公開討論会で、今年はコロナの影響でオンラインでの開催となりました。
動画はこちら
https://youtu.be/QLwHA5E7bCg
<9> 第6回ボストン日本人研究者交流会(BJRF)日本支部にて朝比奈が基調講演
10月16日(土)、
第6回 BJRF in Japan(ボストン日本人研究者交流会日本支部の2021年度交流会)にて、「霞が関から少し離れて日本のあり方を考える ~ 元経産官僚朝比奈一郎・青山社中の10年の歩みと今後 ~」のタイトルで朝比奈が講演をしました。
主に、青山社中での取り組みについて「人材育成」「地域活性」「政策作成支援」「日本と世界をつなぐ」を切り口に、立ち上げから現在に至るまでの歩みをお話させて頂きました。
<10> 2021年10月18日発行の『日経グローカル』誌422号にて朝比奈の講演録が掲載
10月18日(月)、
8月に朝比奈が講演を行った日経グローカルセミナーの講演録が、2021年10月18日発行の『日経グローカル』誌422号に掲載されました。
講演は、「コロナ下で浮き彫りになった地域の課題と乗り越えるための方策~地域活性とリーダーシップ~」というテーマで行いました。新型コロナウイルスの感染拡大以降、これまでとは異なる「二極化」という人口移動が予想される中で、地域経済の再生の「カギ」、および自治体のリーダーに求められる資質について、元官僚の視点から述べております。
<11> 群馬県職員向け研修「始動人特別講座」にて朝比奈が講演
10月26日(火)、
30代~40代の群馬県庁の職員約100名の方々向けに、朝比奈が「始動人特別講座」を実施しました。
朝比奈は、常々、リーダーシップとは指導力ではなく始動力のことであって、翻訳を変えるべき、と主張している中、県の総合戦略の中で始動人輩出を謳われている群馬県庁にて、職員約100名向けに講演をさせて頂きました。
係員や係長の頃は評価が高かった者が、管理職になってくると輝けないケースの背景になにがあるのか、という話から入り、如何に始動力を身に付けるか、というところまでみっちり2時間、お話させて頂きました。
<12> 朝日新聞デジタルにて朝比奈のインタビューが掲載
10月26日(火)、
「行政のデジタル化、なぜ遅い? 元官僚が見た三つのタイプ」のタイトルで
朝比奈が行政のデジタル化についてインタビューに応じた記事が公開されました。
自身の官僚経験を交えながら、行政のデジタル化が進まない背景について分析するとともに、今後の自治体がデジタル化を進めていく上で、勘案すべきことについても触れています。
記事はこちら
ぜひご一読ください!
<13> 青山社中ちゃんねる ~月イチ イチ郎~(YouTube)、「新政権発足‼安定?不安定?~岸田政権に漂う期待と不安感~」の動画を公開
10月13日(水)、
YouTubeの「青山社中ちゃんねる ~月イチ イチ郎~ 」にて、
最新動画をアップいたしました。
今月の月イチイチ郎の時間がやってまいりました。
10月4日に岸田新政権が誕生したことについて、朝比奈が人事面および、岸田首相の発言等から今後の政権の行方について語ります。
▼動画はこちら 「新政権発足‼安定?不安定?~岸田政権に漂う期待と不安感~」
「青山社中ちゃんねる ~月イチ イチ郎~ 」では、朝比奈が地方創生、政治、経済、リーダーシップといったことを切り口に、元官僚の立場から分析しています。
ぜひ、チャンネル登録・いいね!をお願いします!
<14> アゴラに朝比奈の論考が掲載
10月2日(土)、
言論プラットフォーム「アゴラ」に朝比奈の論考が掲載されました。
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“自民党総裁選や存在感のない野党を受けての憂鬱~「シン攘夷」のために~”
記事はこちら
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明治維新からの政治の変遷を振り返るとともに、今の日本に必要な「大改革」について言及しています。
そして、その改革の糸口を幕末の攘夷運動に倣い、「シン攘夷(新攘夷/真攘夷)」として新しい概念を提唱しています。
ぜひご一読ください!
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3. 青山社中リーダー塾通信
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*青山社中リーダー塾/教育・コミュニティ構築事業 (担当:事務局4期生村上)
【青山社中リーダー塾 事務局長 村上よりお知らせ】
いま、10月30日投票・開票の衆議院議院総選挙に、リーダー塾生4期であり、弊社の社員でもあった、阿部司さんが挑戦されています(東京12区)。リーダー塾生が応援や手伝いに入っている様子、とてもうれしく思っています。
私にとっても、リーダー塾同期であり、弊社に入社した時、教育事業について一から教えてくれたのが、阿部さんでした。全力を尽くされている様子とても頼もしいです!
10月2日に、同窓会会長の中村さんがオフィスまで来られ、座学編を受けている11期生にリーダー塾のコミュニティについて説明し、積極的な参加を呼びかけられました。
中村さん、ありがとうございます!私も久しぶりに中村さんにお目にかかれてよかったです!
*NPO法人「地域から国を変える会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:1期生大山)
【群馬県安中市 ~ 新市庁舎建設に向けた取り組み】
群馬県安中市では、老朽化に伴い市役所庁舎を建て替えることとなり、幣会で「安中市役所庁舎・防災拠点センター建設基本構想」の策定支援を行いました。近年、行政が想定しなければならない危機は、感染症対策、大地震、噴火、温暖化等を起因とする豪雨・水害等、多様化しています。これらに対して、後手の対応ではなく、先手の対応としての危機に備える施設・設備が必要です。一方で、人口減少に伴う行政のスリム化や既存公共施設の利活用等、限られている財源の中で合理的な整備が求められています。
【北海道厚沢部町 ~ 病院改革に向けた取り組み】
北海道厚沢部町では、町の病院の在り方について、今後の方向性を定めるべく、当方で改革案作成をしております。全国的に地方病院経営は課題が山積していますが、介護と医療、どのようにして町で最期を迎えるか(終末期医療)といった総合的な検討をふまえて、その中で病院がどのようなポジションにあるべきか定める必要があります。提供されている診療科目が適切か、病院への通院手段に問題はないか、住民の通院行動は実際どうなっているのか、について具体的に検証していきます。
*一般社団法人「日本と世界をつなぐ会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:7期生水野)
【長野県軽井沢町】
朝比奈が未来共創アドバイザーを務める軽井沢町にて、エリアデザインに関する検討が行われました。追分地区では、住民の方を巻き込んだ地域会議の第10回が開催されました。追分では毎回密度濃く多様な議論がなされており、今後は10回の議論のとりまとめを行っていく方向です。また、11月5日には22世紀風土フォーラム全体のシンポジウムが軽井沢町大賀ホールで開催されます。2014年に発表された軽井沢グランドデザイン、それを受けて住民主体のまちづくり・風土自治の実現を目指して2016年に発足した風土フォーラムの3期6年の積み重ねを住民に向けて発表・啓蒙する場となります。エリアデザイン、シンポジウム等多様な取り組みを通して、住民主体のまちづくりの実現に寄与できるよう、引き続きご支援してまいります。
【新潟県妙高市】
朝比奈が地域活性化アドバイザーを務める妙高市にて、今年度の「みょうこうミライ会議」最終合宿、市長プレゼンが行われました。「みょうこうミライ会議」は地域課題の本質的な課題解決につながるような政策・施策を、都市部企業・市民/市内事業者・市役所職員がチームを組み、協働で検討を行う官民連携プラットフォームです。7月からはじまった今年度のミライ会議は、最終的に「妙高の教育」と「人の流れ創出」、「生活交通・観光2次交通」の3つをテーマでそれぞれのチームに分かれ、3か月間議論を重ねてきました。最終合宿では、都市部企業も妙高市に来訪し、2泊3日での市内関係者へのヒアリングや議論を重ねて、施策を創り上げ、市長・副市長・教育長・朝比奈にむけたプレゼンを行いました。今回提言された施策については、本日の市長の評価を踏まえて、今年度及び来年度以降の政策に反映されていくこととなります。官民共創による取り組みが市のさらなる活性化につながるよう引き続きご支援してまいります。
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4.青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ
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<10月の実績>
・10/2 言論プラットフォーム「アゴラ」にて朝比奈の論考が掲載
・10/2 withnewsにて朝比奈のインタビューが掲載
・10/5 PEPサミット2021に朝比奈が登壇
・10/7 全国知事会・全国東京事務所長会において朝比奈が講演
・10/13 青山社中ちゃんねるの動画が公開
・10/14 株式会社国際協力銀行(JBIC)にて朝比奈が講演
・10/15 第70回北海道地区大会におけるイノベーションフォーラム「知的好奇心が創る未来へ」の動画が公開
・10/16 第6回ボストン日本人研究者交流会(BJRF)日本支部にて朝比奈が基調講演
・10/18 10月18日発行の『日経グローカル』誌422号にて朝比奈の講演録が掲載
・10/26 朝日新聞デジタルにて朝比奈のインタビューが掲載
・10/26 群馬県職員向け研修「始動人特別講座」にて朝比奈が講演
・10/28 JBpressに朝比奈の論考が掲載
<2021年11月の予定>
・11/5 軽井沢22世紀風土フォーラムシンポジウムに朝比奈が登壇予定
・11/上旬 言論プラットフォーム「アゴラ」にて朝比奈の論考が掲載予定
・11/中旬 青山社中ちゃんねるの動画を公開予定
・11/下旬 JBpressにて朝比奈の論考が掲載予定