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2021年7月30日

青山社中メールマガジンvol.128 オリンピックからの学び ~ 日本政治・日本経済の復活を願って ~

青山社中メールマガジンvol.128 オリンピックからの学び ~ 日本政治・日本経済の復活を願って ~

………. [もくじ]……………………………………………………………………….
1. 朝比奈一郎の論考 
「オリンピックからの学び ~日本政治・日本経済の復活を願って~」
2.トピックス

  • 公益財団法人日本青年会議所が主催するサマーコンファレンス2021に福岡市の高島市長とともに朝比奈が対談
  • 朝比奈が富山県魚津市の「魚津市地域力創造アドバイザー」に就任
  • 朝日新聞デジタルにて朝比奈のインタビューが掲載
  • JBpressに“なぜ役所が旗振っても日本に「メガベンチャー」は生まれないのか”のタイトルで朝比奈の論考が掲載
  • 朝比奈が番組講師を務めるBBTch「社会変革型リーダーの構想力」に認定NPO法人 かものはしプロジェクト共同創業者 村田早耶香氏が出演
  • ぬまた起業塾開講式を実施
  • 朝比奈が地域活性アドバイザーを務める妙高市「みょうこうミライ会議」のプレキックオフ会議を開催
  • 朝比奈が救国シンクタンクで講演
  • 青山社中ちゃんねる ~月イチ イチ郎~(YouTube)、「都議選雑感と衆議院選への期待」の動画を公開
  • BBT Meet-upにて朝比奈が講演
  • アゴラに朝比奈の論考が掲載

3.青山社中リーダー塾通信

  • 青山社中リーダー塾/教育・コミュニティ構築 事務局より
  • NPO法人「地域から国を変える会」より(北海道江差町、北海道厚沢部町、群馬県沼田市)
  • 一般社団法人「日本と世界をつなぐ会」より(長野県軽井沢町、新潟県妙高市)

4.青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ
5.編集後記
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1. 朝比奈論考
「オリンピックからの学び ~日本政治・日本経済の復活を願って~」
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【起】
最近、知人たちなどから、オリンピックについての感想を良く聞かれる。

私はアスリート経験があるわけでもなく、告白すれば、どちらかと言えば運動音痴であるわけで、もちろん、聞き手も私にスポーツとしての評価や解説を期待しているわけではない。聞かれるのはオリンピック・パラリンピック開催の是非についてである。

私は、今年の早い段階から、JBpressでの拙稿(https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/64169「月イチ・イチ郎」という名のYouTubeチャンネル にて、2025年の大阪・関西万博との接続も意識して、東京オリンピック・パラリンピックは、水墨画その他の日本のアートなどに代表される日本的無常観(余白・空白への意識)を前面に出しつつ、「積極的無観客主義/アスリートファースト全面推し」で開催すべきだと主張してきた。

この主張に対しては、政治・行政に近い人からは、「朝比奈君、主張は確かに分かるが、政権としてはオリンピック開催を何としても実現したいわけで、無観客カードは最後まで取っておいて、追い込まれたら切ると思うよ」と言われることが多かった。確かに、今年の早い段階から無観客カードを切ってしまって、批判が集中して中止に追い込まれたら困る、という政権中枢の心情は理解できる。

【承】
ただ、ここは、やはり「無観客による安心感」を「日本的無常観」と結び付けつつ、積極的に政権や日本の姿勢を打ち出すべきだったと感じる。それが、政治の役割であり、国民に訴えかけて反応を見極めるという基本的コミュニケーションなしには、つまりは信頼なしには、政治は立ち行かない。

哲学・メッセージの欠落というデメリットを一番痛感したのが、開会式である。数々のアトラクションを見ながら、改めて、政治における抽象的思考とその発出の重要性を強く意識した。今回のオリンピック・パラリンピックでは、そのことが決定的に欠けていたため、開会式の演出には物凄く苦労したのではないかと愚考する。

今回の開会式では、敢えて言えば、哲学として「多様性の大事さ」を旨としていたとの説明があるわけだが、正直、そのメッセージは、どこの都市で開催していてもIOCとして出さねばならないもので、いつでもどこでも同じだ。日本がオリンピック・パラリンピックをホストするという意味、東京大会全体を通底する哲学・理念が、今回は全く感じられず、それらを象徴する機会とも言える開会式は、とてもぼんやりとしたものとなった。

順不同にはなるが、ドローンによる地球の演出、市川海老蔵の歌舞伎、森山未来のダンス、MISIAの国歌斉唱、真矢みきが大工の棟梁になった木やり歌、イマジンの合唱リレー、ピクトグラムの実演、、、と、書き出すとキリがないほど、一つ一つの出し物は豪華で見ごたえがあったものも少なくないが、全体を通して観ると何とも退屈であった。

完全なる事実かどうかは分からないが、週刊文春に出た暴露記事には、元々の開会式の案がいびつな形に変わって行く過程が克明に記されている。そこに書かれている様々な愛憎や政治の横やりなどからくる圧力も、事実であれば、確かに開会式全体に通底するメッセージ不足を生み出した要因であるとは思う。

しかし、そうした面白おかしい残念なプロセス以上に、そもそも、この東京オリンピック・パラリンピックには、哲学・メッセージが無かったことが痛手だ。哲学がなければ、それを具体的に表象しようにも元がないので、開会式のぼんやり感は、最初から約束されていたようなものだと言っても過言ではない。

【転】
では、開会式の混乱が象徴しているように、この東京オリンピック・パラリンピックは失敗と言えるのだろうか。連日の日本勢のメダルラッシュを見て、そう言い切れる人は少ないであろう。開催への懸念をあれだけ煽っていた各メディアが急に態度を変えて大会を盛り上げているさまを「手のひら返し」と揶揄する向きも多いが、裏を返せば、日本選手の凄まじい活躍ぶりが、メディアの態度を変えてしまったとも言える。

まだ日程の約半分を終えたところだが(7月30日17時現在)、日本勢は金メダル数で15個と、過去最高のアテネ大会や前回の東京大会(16個)と並びつつある。テレビはもちろん、各種SNSでもオリンピックの話題が飛び交い、国民の多くは、反対論はどこ吹く風で、手に汗を握って画面を見つめている。

我々は、このことから何をどう理解すればいいのであろうか。一言で言えば、日本選手の活躍から「スポーツがくれる勇気」を得て、我々一人一人が「国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ」べきであり(日本国憲法前文)、そこに向けて、個人として、社会として、思い切ったチャレンジをすべきであるということに尽きるのではないか。より丁寧に書けば、一度は、オリンピック的には没落したとも言える日本スポーツ界が「復活」した姿勢に学び、特に経済面での再興を真剣に意識するべきではないか、と強く感じる。

良く知られた話ではあるが、前回の64年の東京大会の金メダル獲得数(16個)や総メダル獲得数(29個)を一つの頂点として、日本はジリジリと獲得メダル数を減らしていった。88年のソウル大会(金メダル4個・総メダル数14個)、96年のアトランタ大会(金メダル3個・総メダル数14個)と、一時はどん底状態となった。特に90年代は、バブル経済崩壊後の後遺症の長さから日本では「失われた10年」とも呼ばれていたわけで、経済的な日本の存在感の低落と比例するかのように、オリンピック・スポーツにおける存在感も凋落し、「残念な国」感が半端なかったとも言える。

その後、わが国は、幅広い分野に競技強化費を重点的に投下し、最新のスポーツセンターを整備するなどして選手強化につとめ、若い世代の人口はどんどん減っているにも関わらず、獲得メダル数を増加させてきた。

特筆すべきであるのは、繰り返しになるが、すそ野の広がりだ。金メダル数で過去最高だった先述のアテネ大会(16個/04年)や、総メダル数で過去最高だったリオデジャネイロ大会(41個/2016年)でメダルを獲得した競技数は、それぞれ11~12分野であるが、今回の東京大会では、現時点で既に10分野となっている。既にメダル獲得が確実になっているフェンシングやボクシングなどを考慮すれば、過去最高の競技数になるのは確実であろう。

【結】
かつて、世界の時価総額ランキングにおいて、上位30社中の21社を日本企業が占めた時代もあった(現在は0社)。世界のGDPの2割弱を日本が占めたこともあった(現在は5~6%程度とされる)。その後の凋落は改めて言うまでもない。アカデミアにおける論文引用数、出生率・出生数など、国際的にみて激しく低落してしまっている分野は残念ながら少なくない。

特に日本企業の競争力などを、低落状態から復活させていくためには、まさにオリンピックでの復活を印象付けている「幅広い分野」でのすそ野の向上が必要なわけだが、様々な分野から、新たなベンチャーが、世界に伍せるようなメガベンチャーになっていくようにすることが望まれる。新しい分野での日本の若手・起業家などの活躍が鍵だ。
(特に日本復活のため、次代に向けてのベンチャー企業育成に関心がある方は、昨日アップされたJBpressでの私の論考も読んで頂けると幸いである。
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/66268 )

しかし、現状は、残念ながら、未だに多くの日本人が、既存の枠組みにしがみついて何とか逃げ切ろうとしてジリ貧に陥っているように見えなくもない。優秀な学生が徐々にではあるが、就職先にベンチャー企業や起業そのものを選ぶなど、希望の萌芽も見え始めているが、逆に、チャレンジ精神というよりは「安定しているから、親が勧めるから」などの理由で多くの学生が医学部を選んでいる現状があるなど、残念な面も多い。

経済・企業などを例にとって考察を加えたが、一般的にも、東京オリンピック・パラリンピックから学ぶことはとても重要だ。反面教師も含めてになるが、特に日本の政治や経済の分野において、しっかりとした哲学をもってメッセージをはっきり周囲に伝えつつ、復活・復権のための戦略策定への取り組みと惜しみない努力をすることが、個人としても社会としても今求められていると感じる。

確固たる哲学とチャレンジ精神をもって、資金や人材の投入を惜しまない姿勢が大事であると、日本選手のガッツポーズやうれし涙を横目に見ながら感じているのは恐らく私だけではないと思う。開催まで、そして開会式でもまだ、先述のとおり混乱を極めた東京オリンピック・パラリンピックではあるが、日本選手の活躍から学べることは大きい。

単に結果に一喜一憂するだけでなく、感情面からのエネルギー注入、そして、再興のための戦略や努力についても学ぶことが大切だ。我々一人一人の「始動」(=リーダーシップ)が今、問われている。
 筆頭代表・CEO
朝比奈 一郎


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2.トピックス
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<1> 公益財団法人日本青年会議所が主催するサマーコンファレンス2021に福岡市の高島市長とともに朝比奈が対談

7月17日(土)に開催された、
公益社団法人日本青年会議所主催のサマーコンファレンス2021に
朝比奈が福岡市の高島市長とともに対談をいたしました。

*テーマ:「自治体運営最前線 官民連携でチャレンジを生み出そう」

朝比奈は高島市長と社会人同期でもあり、
地域が、日本が変わるためには何が必要なのかという本質的なお話や
官民連携などの取り組みを、
具体的な事例などと共に熱く議論させていただきました。

写真はこちら

<2> 朝比奈が富山県魚津市の「魚津市地域力創造アドバイザー」に就任
7月1日(木)より、
朝比奈が富山県魚津市の「魚津市地域力創造アドバイザー」に就任いたしました。

今後魚津の活性化のために尽力する所存ですが、
朝比奈は同地出身というわけではなく現在勉強中であります。
魚津に縁のある読者の方がいらっしゃれば、
是非、色々とご教示いただけると幸いです。

<3> 朝日新聞デジタルにて朝比奈のインタビューが掲載
7月20日(火)、
霞が関「出戻り組」への期待と警戒感 回転扉は動くか』のタイトルで
朝比奈が霞が関のキャリアについてインタビューに応じた記事が公開されました。

霞が関の「回転扉」の課題、新設するデジタル庁、省庁で仕事などについて、
朝比奈の想いをお伝えしております。

ぜひご一読ください!

<4> JBpressに“なぜ役所が旗振っても日本に「メガベンチャー」は生まれないのか”のタイトルで朝比奈の論考が掲載
7月29日(木)、
JBpress に朝比奈の論考が掲載されました。
“なぜ役所が旗振っても日本に「メガベンチャー」は生まれないのか”
記事はこちら

朝比奈が考える日本のベンチャー企業が成長しない理由と、
その方策について言及しています。
また成長のために
経産省は意中の相手を徹底的に「えこひいき」する胆力が必要であると述べています。

ぜひご一読ください!

<5> 朝比奈が番組講師を務めるBBTch「社会変革型リーダーの構想力」に認定NPO法人 かものはしプロジェクト共同創業者 村田早耶香氏が出演
朝比奈が番組講師を務めるビジネスブレークスルーチャンネルの講義
「社会変革型リーダーの構想力」のゲストとして、
認定NPO法人 かものはしプロジェクト共同創業者 村田早耶香氏をお招きし、講義を収録しました。

本講義は2021年8月末に配信を予定しております。

ご視聴はこちら

<6> ぬまた起業塾開講式を実施
群馬県沼田市での起業を「オール沼田」の体制で支援する
「ぬまた起業塾」の第7期がスタートし、
7月10日(土)に開講式が行われました。
※朝比奈は本市のアドバイザーを拝命しております。

今年度は、16名の方が新たに入塾されました。ぬまた起業塾は、6期までで89名の卒塾生を輩出し、
約半数の44名が起業・第二創業・事業承継などをして、実際に事業を新たにスタートしているという素晴らしい成果を収めています。

また、開講式にて受講生に対し、
起業塾会長である横山沼田市長からはご講話を、
そして起業塾の塾頭として朝比奈が講演を行いました。

<7> 朝比奈が地域活性アドバイザーを務める妙高市「みょうこうミライ会議」のプレキックオフ会議を開催
7月7日(水)、
朝比奈が地域活性アドバイザーを務める妙高市で、
第2回「みょうこうミライ会議」のプレキックオフが開催されました。

「みょうこうミライ会議」は、妙高市をフィールドにして、都市部企業、市民・市内事業者、行政が意見をぶつけ合いながら、地域課題に対する最適な解決策を見つけ出し、地域の未来を変えていこうとするものです。10月に行う2泊3日の現地合宿で提案資料を作り上げ、市長へのプレゼンを行います。
https://www.city.myoko.niigata.jp/docs/5411.html

今年度は、昨年度からの継続テーマである「人の流れ&交通」検討チームのほか、
「新たな教育」検討チームが新設され、
グローバル社会を生き抜くキャリア力と生きる力を育む教育の実現に向けて検討が行われます。

妙高市の入村市長からご挨拶いただいた後、朝比奈からもアドバイザーとしてご挨拶いたしました。

具体的には、妙高から日本が変わっていくような、それくらい素晴らしい場であること、
「やる自治体」と「やらない自治体」という二極化が進んでいく中で、
真の官民連携を目指して横展開も意識して臨んでいただきたい旨、
お伝えさせていただきました。

<8> 朝比奈が救国シンクタンクで講演
7月1日(木)、
朝比奈が救国シンクタンク様にて講演を行い、
そののち1時間強議論いたしました。

公務員制度改革のこれまでと課題について、
経産省現役官僚時代から、実名で霞ヶ関維新を訴えてきたこと、
そして日本に必要なリーダーは、たった独りでも、
自ら足を踏み出し改革に向け動き始める「始動者」であるとお伝えさせていただきました。

<9> 青山社中ちゃんねる ~月イチ イチ郎~(YouTube)、「都議選雑感と衆議院選への期待」の動画を公開
YouTubeの「青山社中ちゃんねる ~月イチ イチ郎~」にて、
最新動画をアップいたしました。

「勝者なき戦い」とも言われている都議選に対する朝比奈の雑感と、
衆議院選についての朝比奈的分析をお話いたしました。
また、政界に次々真打ち登場、と選挙への期待についても触れております。

▼動画はこちら 「都議選雑感と衆議院選への期待」
https://youtu.be/8jZVRBxL7CY
ぜひ、チャンネル登録・いいね!をお願いします!

<10> BBT Meet-upにて朝比奈が講演
7月27日(火)、
朝比奈が「コロナと地方創生」をテーマに
BBT Meet-upにて講演を行いました。

本イベントはBBTの修了生・在校生の交流イベントで、
修了生・在校生の学びや刺激・ネットワーキングを目的とし、
現在はオンラインで開催されています。

講演終了後も多くのご質問が寄せられ、
その後に行われた交流会も大いに盛り上がりました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

<11> アゴラに朝比奈の論考が掲載
7月2日(金)、
言論プラットフォーム「アゴラ」に朝比奈の論考が掲載されました。
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“人事の季節/就活の季節”
記事はこちら
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霞が関(経済産業省中心)の“大”人事異動、就活について、
朝比奈の想いをお伝えしています。

ぜひご一読ください!

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3. 青山社中リーダー塾通信
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*青山社中リーダー塾/教育・コミュニティ構築事業 (担当:事務局4期生村上)

【青山社中リーダー塾 事務局長 村上よりお知らせ】
   今月、リーダー塾生内の活動として、「教育」と「いかがお過ごしです会」の初ミーティングが行われました。
「教育」では、それぞれが感じる教育の課題について話し合い、初めてとは思えないほど、柔らかくも熱い議論が行われました。
「いかがお過ごしです会」は、近況を報告し合う会。ゆるっと気軽なところが魅力です。
2つとも切り盛りしてくださる塾生の方々に感謝です。これからも楽しみにしております!

*NPO法人「地域から国を変える会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:1期生大山)
【北海道江差町 ~ 商業公共施設に向けた取り組み】
北海道江差町は、道南地方で西部は日本海に面し、江戸時代はニシンの漁場および北前船による交易港で、「江差の五月は江戸にもない」といわれるほど栄えました。江差町の港に、海の駅えさしという観光物産施設があり、この施設及び周辺を再整備していくこととなり、本会にて事業構築の支援を行うこととなりました。

【北海道厚沢部町 ~ 新たな稼げる事業づくりの取り巻み】
北海道厚沢部町で、新しい事業の立ち上げの伴走を行っていますが、合わせて、職員の政策遂行能力を上げる契機づくりとして、施策コンテストを実施し、本会でアレンジを行います。本会にて、施策のつくり方・思考方法をプレゼンテーション、町の資源・課題を抽出するワークショップを実施し、各チームが施策を練り上げていきます。

【群馬県沼田市 ~ ぬまた起業塾】
7月10日(土)に、群馬県沼田市にて「ぬまた起業塾」の開講式が開催されました。市長を始め、地元経済団体が総力を上げて支援する本プログラムも今年で7期目となります。

青山社中はプログラムの設計から運営までお手伝いをしています。同窓生からは次々に起業家が生まれ、コミュニティも活発に活動され、見ていてワクワクします。今年度も沼田の皆さんの起業、第二創業などのチャレンジを全力でサポートして参ります。

*一般社団法人「日本と世界をつなぐ会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:7期生水野)
【長野県軽井沢町】

朝比奈が未来共創アドバイザーを務める軽井沢町にて、22世紀風土フォーラムのエリアデザインに関する検討が行われました。
軽井沢の各地域の在り方を住民主体で検討を行うエリアデザインは現在5つのエリアで検討が推進されています。7月には、追分にて第7回地域会議が行われました。地域会議では約20名の住民の方が参加され、追分のまちづくりを3つのテーマのグループに分かれて議論をされ、具体的な実行アイディアも多く出されました。
また、南地区では6月の第1回地域会議を踏まえた運営メンバーによる会議が実施され、8月末に第2回の地域会議を行うことで合意されました。
今年度、5地区の将来像について住民意見の一定のとりまとめがなされ、住民主体のまちづくりがなされるよう、引き続きご支援をしてまいります。

【新潟県妙高市】
朝比奈が地域活性化アドバイザーを務める妙高市にて、今年度の「みょうこうミライ会議」がいよいよスタートいたしました。
7月7日にプレキックオフミーティングとして、オンラインで開催され、昨年からの継続検討である「人の流れと交通のあり方」と新しいテーマである「妙高版ほんもの教育の実現」の2つのテーマが設定され、それぞれ都市部企業・市民/市内事業者・行政職員の混成チームを組んで10月末の市長プレゼンまで検討を進めていきます。当初7月下旬に予定されていた現地でのキックオフミーティングは東京都の緊急事態宣言発出により延期となりましたが、オンラインを中心に既に活発な議論がなされています。
また、妙高市のDMOである妙高ツーリズムマネジメントが採択された「共同・協業販路開拓支援補助金」を活用した地域事業者の販路開拓を推進する取り組みでは、スポーツオーソリティとの協働イベントを7月17-18日に幕張新都心店にて実施、7月31日-8月1日にはアウトドアステージセンター南店にて開催されます。今回のイベントでは主に妙高市の夏のアクティビティのプロモーションを目的に実施され、スポーツオーソリティ幕張新都心店の店舗の方からも高評価をいただきました。
コロナ下であっても前のめりに様々な施策を展開する妙高市がよいよい成果を残していけるように、引き続きご支援してまいります。

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4.青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ
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<7月の実績>

・7/2   言論プラットフォーム「アゴラ」にて朝比奈の論考が掲載
・7/10 青山社中ちゃんねるの動画が公開
・7/20 朝日新聞デジタルにて朝比奈のインタビューが掲載
・7/29 JBpressに朝比奈の論考が掲載

<8月の予定>
・8/上旬 言論プラットフォーム「アゴラ」にて朝比奈の論考が掲載予定
・8/中旬 青山社中ちゃんねる動画の公開予定
・8/下旬 JBpressにて朝比奈の論考が掲載予定

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5.編集後記
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東京2020オリンピック・パラリンピックが始まり、
選手たちの活躍を見ているとついつい時間が経つのも
忘れてしまうほどですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
(編集後記を先に書いていたのですが、
 今回の朝比奈の話題もオリンピック・パラリンピックでした)

青山社中のオフィスがある外苑前は、
国立競技場が近いこともあり、交通規制がかかっております。

以下もオリンピックを話題にいたしました。
ぜひこちらの青山社中Facebookにもいいね!をお願いいたします!
https://www.facebook.com/aoyamashachu/posts/4225122557553221

まだ暑い日が続きますが、
どうかお身体ご自愛ください。

今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 
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