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2011年5月31日

青山社中メールマガジン vol.05 ゴールデンウィークに被災地に行ってきました。

青山社中メールマガジン vol.05 ゴールデンウィークに被災地に行ってきました。

ゴールデンウィークに被災地に行ってきました。
そこで特に強く感じたのは、リーダーの重要性です。

私は、町長以下、多くの職員の方が津波の犠牲者となった岩手県大槌町の避難所
で、避難民の方々に各種情報(例:仮設住宅に関する情報)を伝える学生ボランティアのアドバイザーを現地でやりました。

大槌町は、町長をはじめ行政職員の多くが津波の犠牲になった町です。

行政のヘッドがいない状態で、しかも、避難所に常駐する役所の方々の絶対数も
不足しがちな中、避難民の方や臨時に雇用された職員の方々が、協力し合って慣れない環境で慣れない業務を必死でこなす姿には心を打たれました。
同時に、もし、行政職員の方々がご無事で、きちんとリーダーシップを発揮できていれば、より機能的に運営が出来たのではないかと思う局面もありました。

また、この機会をとらえ、内陸にある遠野市の本多市長と2時間以上にわたり意見交換をさせて頂き、市長のリーダーシップに非常に感銘を受けました。
本多市長は、地震・津波の災害に備え、数年前から周辺の市町村のトップの方々をリードして対策協議会を立ち上げておられ、まさに、内陸で津波の被害がおこらない遠野を支援の拠点とする構想を描いておられました。
遠野は津波で甚大な被害が生じる市町村の後背地にあたるため、ロジスティクス
上、重要な位置づけにあることを十二分に意識されていたわけです。そこには、自分の市のことだけを考える偏狭な村意識・縦割り意識はみじんもなく、広域的観点から、どうすれば地域一帯の犠牲が少なくて済むかと言う、広い視野がありました。
今回、まさに、本構想にしたがって遠野が支援の拠点となっており、改めて、「準備」の大切さ、そして市長のリーダーシップを学ばせていただいた次第です。

リーダーとは、「他の人が見えないものを見て、それを実現させる人である」との考え方があります。「見たくもない」ということで、一般人が目を閉ざしがちな状況を事前に深く認識し、それに向けて手を打っていた人がいたということを知り、国のトップや大企業のトップのリーダーシップの欠如に辟易していただけに、何とも救われた気持ちになりました。

被災者を助けに行くはずが、自分の方がむしろ非常に多くのことを学ばせていただく機会となりました。改めて、現地で暖かく受け入れてくださった方々、逆境に立ち向かい、私に生きる勇気を与えてくださった方々に感謝申し上げます。

筆頭代表 朝比奈一郎

<ご報告事項>

(1)青山社中リーダー塾 開講!
~社会貢献意欲の高い塾生が集結!平成の松下村塾を目指す~

「青山社中リーダー塾」が、5月21日(土)ついに開講しました。
おかげさまで、非常に志が高い、優秀な塾生が揃い、私たちが想像をしていた以上に魅力的な塾としてスタートを切ることができています。

集まった塾生たちを見て我々が感じたのは「社会貢献熱が強い」若者がまだまだ日本にいる、ということです。
元海上自衛官で日本の安全保障に危機感を持って入塾を決めた若者や、ネットカ
フェ難民救済に奔走する大学生など、個性的な塾生が集まっています。
「ゆとり世代」と呼ばれる20代前半の若者たちもいますが、彼らの社会貢献意欲はことさら高く、「ゆとり教育」のなかで「社会のために」という気持ちが芽生えた若者もいたのかもしれません。こうした若者たちがいる以上、日本もまだまだ希望が持てる、 と嬉しく思っております。

初回の講義では、朝比奈から、東日本大震災の被災地を視察した際に感じた「リーダーのあり方」などを話し、その後、塾生の質問をきっかけに、菅総理とイ・ミョンバク大統領のリーダーシップの違いとは? 日本の政治家がリーダーシップをなかなかとれない構造的な原因は何か? …など、塾生たちの熱い議論が展開されました。

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【青山社中リーダー塾とは】

青山社中が、「国や社会のことを考えつつ、変革に向けた行動を起こすことのできる人材」を育成することを目的に、2011年5月に開講するものです。
東北・関東地方を大震災が襲い、日本の立て直しが急がれる中、日本再生の一翼
をになうリーダーを輩出したいと考えています。

リーダー塾では、霞が関改革の旗手として活躍をした朝比奈一郎(元経産省)が文明史・思想史などから日本の行くべき方向を見据える画期的なカリキュラムを展開します。
いま、日本が岐路に立たされている、「原子力政策」についても扱う予定です。

詳細は、青山社中ホームページ(↓)をご覧ください。
https://aoyamashachu.com/modules/jigyou/index.php?content_id=1

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(2)吉田横須賀市長マニフェスト進捗を評価!

青山社中の遠藤が、吉田横須賀市長マニフェスト評価委員会委員として、
市長マニフェストの達成状況の評価。
5月25日(水)に横須賀市青年会議所主催の「横須賀市マニフェスト中間検証大会」で評価結果を発表しました。

(3)青山社中後援隊 まもなく募集開始!

前回のメルマガでご案内した「青山社中後援隊」は、6月に募集開始予定です。
「後援隊」とは、青山社中の理念に共感し、活動を後援いただく会員制度です。
魅力的な入会特典もご用意する予定です。
集開始が遅れまして申し訳ありませんが、準備ができ次第、ホームページで詳細を発表しますので、今しばらくお待ち下さい。

(4)メディア掲載・講演

5月18日 講談社ネットマガジン「現代ビジネス」でリーダー塾が紹介されました
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/5202

<今後の予定>

(1)講演

6月 2日(木)6:30~8:00 町田倫理法人会(朝比奈)
「日本再生に向けた勝負」
http://www.tokyo-rinri.net/tankai/machida.html

6月11日(土)7:00~8:00 新宿区四谷倫理法人会(朝比奈)
「新しい霞ヶ関を創る若手の会」のこれまでと日本創建に向けた新体制」
http://www.tokyo-rinri.net/tankai/yotsuya.html

6月16日(木)15:00~17:00 かわしん創発塾(遠藤)
「世界に誇れ、世界で戦える日本を目指して」

6月16日(木)13:30~15:30 清話会(朝比奈)
「若手リーダーが語る!日本の未来へのチャレンジ」
http://ameblo.jp/seiwakaisenken/entry-10890173855.html

7月27日(水)14:00~15:40 清話会(朝比奈)
「世界の中で、日本が活躍していくためには!」
http://ameblo.jp/seiwakaisenken/entry-10900447302.html

(2)ラジオ出演

7月24日(日)午前 8:10~8:30
RFラジオ日本「マット安川の価値組ビジネス!」(朝比奈)
http://www.jorf.co.jp/
※インターネット放送あり「radiko(ラジコ)」
http://radiko.jp/

(3)シンクタンク事業

7月16日(土)~17日(日) 埼玉県三芳町(遠藤)
三芳町「事業の仕分け」コーディネーターを務めます。

今後とも青山社中をよろしくお願いいたします。

 
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