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2014年7月31日
青山社中メールマガジンvol.44 真の敗戦を迎えないために
最近1か月で、個人的に最も衝撃的だった国際ニュースは、サッカー・ワールドカップでのドイツの優勝でもなければ、マレーシア航空機のウクライナ上空での撃墜でもない。中国が主導する形でBRICS銀行と、アジアインフラ投資銀行(AIIB)が誕生するというニュースであった。
両銀行の誕生は、端的に言えば、欧米が築き上げ、日本も協力してきた金融面での世界秩序の一角を切り崩そうという動きだと言えよう。より具体的には、前者は国際通貨基金(IMF)・世界銀行体制へのチャレンジであり、後者はアジアにおけるアジア開発銀行(ADB)体制へのチャレンジだ。
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通商産業省に入省して間もない頃の話になるが、ある先輩が為替金融課(当時)という部署に配属となり、「円の国際化を推進するんだ」と、顔を多少紅潮させながら語っておられたことを思い出す。当時は1990年代の末で、バブル崩壊からある程度の年月が経ってはいたが、国際貿易・金融における日本の存在感は現在以上に「かなり大きい」という認識が普通だった。最終的には財務官を務めた大蔵官僚(当時)の榊原英資氏が「ミスター円」などと言われていた頃だ。日本の国力相応に、「円」という通貨の存在感を世界において高めようというのがいわば「円の国際化」だが、残念ながらあまりうまく行ったとは言えない。
為替金融課が他の課と統合されて名前を変えた今、誰も「円の国際化」とは言わなくなってしまったが、在職中、様々な局面で(特にアジア通貨危機の後などに)、IMF・世銀体制という基盤の強固さやドルや欧米の存在感の大きさを痛感した。日本が主導する形でのAMF(アジア通貨基金)構想なども取り沙汰されたが、結局実現することはなく、却って欧米が主導する国際金融の世界の基盤の強固さを痛感する結果となった。
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個人的には、中国の強大化は、日本の国益にとって必ずしも喜ばしい現象であるとは言えないと思っている。が、上記のような経験もあって、BRICS銀行やアジアインフラ投資銀行(AIIB)についてのニュースに接し、欧米を中心とするレジームへの中国の挑戦が本気であること、すなわち、その雄大な構想力と、やり抜こうとする迫力に、とてつもない気合を感じた。
今年度(第四期生向け)のリーダー塾での講義も既に20時間を経過し、ちょうど伝記編を終えたところである。その終盤で取り上げた「戦後日本を構築したリーダー人材」、例えばソニー創業者の盛田昭夫氏が典型だが、その基軸力や意志力(「ぶれずにやり抜く力」)の根底には、やや大げさに聞こえるかもしれないが、欧米を中心とする世界秩序への部分的な対抗意識があったことは否定できないと思う。終戦時に海軍に所属していた盛田氏は、世界の電化製品マーケットにおける日本製品の存在感の小ささへの絶望と怒りも大きなバネの一つとして、ウォークマンなどの数々のヒット商品を生み出した。
昨年度の本屋大賞作である百田尚樹氏の「海賊と呼ばれた男」。その主人公のモデルとなった出光興産創業者の出光佐三氏も同様だ。当時、セブンシスターズとも呼ばれていた欧米の石油会社群が支配するオイルマーケットへの対抗意識が大きな原動力となって、彼は大きな構想を描き、その一部を実現させていった。
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生産人口が減少に向かいつつあるとされる中国。一部では成長の踊り場を迎えたとも言われるが、BRICS銀行やアジアインフラ投資銀行のニュースを聞くにつけ、まだまだ「あくなきチャレンジ」をする成長過程にいるとも思えてくる。
間もなく8月15日がやってくる。69年前の敗戦からは一度は立ち直った日本だが、その立役者となった戦後の日本人が持っていたと思われる「迫力」「雄大な構想力」を、最近の日本人からはあまり感じないと思うのは私だけではなかろう。周辺国が様々なチャレンジを繰り返す中、日本や日本人の存在感の低下・消滅という「真の敗戦」を迎えないよう、心してかからねばならないと思う昨今である。
筆頭代表 CEO
朝比奈 一郎
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<1> 青山社中フォーラムVol.23 國定勇人氏(新潟県三条市長)による講演
(共催:「NPO法人地域から国を変える会」)
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今回の青山社中フォーラムでは、新潟県三条市長・國定勇人氏に「自治体経営のあり方~新潟県三条市から変える~」と題してご講演頂きます。國定市長は総務省(旧郵政省)での勤務後、平成18年に当時34歳で全国最年少市長として当選以来8年間の在任期間中で市の活性化政策を次々と実現させています。 例えば、小中学校一貫体制の推進(中一ギャップと呼ばれる不適応症の解消)・スマートウェルネス(高齢者が活動的な生活が送れるよう様々なイベントを提供し、健康増進を目指すもの)・学校給食の完全米飯実施と牛乳提供の撤廃(和食文化のあり方見直し)などの具体策を通じて、自治体経営についてご講演頂きます。 また、國定市長と霞ヶ関同期入省である朝比奈が三条市経済活性アドバイザーとして取り組ませて頂いている活動についても触れて頂きながら、参加者の皆様とこれからの自治体運営について考える機会にしたいと思います。是非ご参加くださいませ。
【日時】8月29日(金)19時30分–21時00分
【場所】青山社中オフィス(最寄駅:外苑前)港区南青山2-19-3 サザンキャッスルビル2
【内容】19時00分 受付開始
19時30分 開会
19時35分 講演
20時30分 質疑応答
21時00分 閉会
【参加費】講演会2,500円 (*青山社中後援隊メンバーは1,500円、割引コード別途送付)
【申込み】こちらより http://peatix.com/event/42961
【講演者】國定勇人氏(新潟県三条市長)平成18年に新潟県三条市長に当時全国最年少市長として当選、小中学校一貫体制、スマートウェルネスの推進、三条マルシェの開催など幅広い自治体経営をされております。略歴:平成9年3月 一橋大学商学部卒業平成9年4月 郵政省(現総務省)入省 大臣官房総務課審議室、総務省情報通信政策局地域通信振興課課長補佐などを経て、平成18年11月三条市長就任(当時全国最年少市長)平成22年11月より2期目就任。
【共催】NPO法人 地域から国を変える会
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<2> 青山社中フォーラムVol.24 川原尚行氏(NPOロシナンテス・理事長)による講演
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NPO法人ロシナンテス理事長として国際的な医療・社会支援活動に精力的に取り組まれている川原尚行氏をお迎えし、「スーダンから見える日本、日本人」についてご講演頂きます。川原氏は九州大学医学部を卒業後、臨床医として経験を積んだ後、外務省・在スーダン日本大使館一等書記官兼医務官などを務めました。2006年にはNPO法人「ロシナンテス」を設立し、以来スーダンで医療や教育事業等の社会活動を行っています。スーダンの医療や教育、衛生管理などの現状を少しずつ改善するべく、アフリカの大地を突き進む川原氏の志や思いを共有して頂き、世界へ誇れる日本人としてどのように行動すべきか議論を深める機会としたいと思いますので、是非ご参加ください。
【日時】10月3日(金)19時30分–21時00分
【場所】青山社中オフィス(最寄駅:外苑前)港区南青山2-19-3 サザンキャッスルビル2階
【内容】19時00分 受付開始
19時30分 開会
19時35分 講演
20時30分 質疑応答
21時00分 閉会
【参加費】講演会2,500円 (*青山社中後援隊メンバーは1,500円、割引コード別途送付)
【申込み】こちらより http://peatix.com/event/46693
【講演者略歴】1965年、北九州生まれ。高校・大学とラグビー部ではキャプテンを務める。九州大学医学部を卒業後、臨床医を経て外務省・在スーダン日本大使館一等書記官兼医務官として勤務。2006年より理事長としてNPO法人ロシナンテスを設立し、スーダンにおける医療・教育・交流事業に取り組む。2011年以来、東日本大震災後の東北復興支援活動にも従事。
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<3> 「青山社中リーダーシップ・公共政策学校」今年も開講!
「日本版ハーバード・ケネディ・スクール」を目指し、2014年10月1日(水)よりスタート!!
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「日本版ハーバード・ケネディ・スクール」を目指し、昨年本格的に開講した 「青山社中リーダーシップ・公共政策学校」を今年も開講いたします。 混迷の時代を迎え、個人の人生においても組織においても、「リスクを取らないことが最大のリスク」、即ち「リスクを取らないことで結果的に後悔する」といった事態が増加しているように見受けられます。「やりすぎる」ことで時代を切り開くリーダーが各所で求められる時代が本格的に到来したと言えます。 このような時代の中、リーダー養成機関として注目をいただいている「青山社中リーダー塾」のエッセンスをベースとしたリーダーシップ系講座に加え、気鋭の若手オピニオンリーダーとして、政策現場に多大な影響力をもつ4人の招聘講師と、日本の政策の現場、および今後の日本のあり方について徹底的に議論できる政策系講座をご用意しました。リーダーシップと政策を同時に本格的に学ぶことのできる日本で随一の場所と自負しています。
「時代の流れや世界の動きを自分なりに見定める第一歩となる知見が欲しい」、「リーダーとして身に着けるべき能力を見定めるきっかけが欲しい」「政治・経済・社会保障・外交等について学びたい」という方、是非、ご参加をご検討いただけますと幸いです。
◆無料説明会◆
以下日程にて(いずれの日程も19時半-21時半/弊社外苑前オフィスにて)予定しておりますので、奮ってご参加くださいませ。
7月31日(木)19時半~21時 (担当:桑島)
8月27日(水)19時半~21時(担当:朝比奈)
9月 8日 (月)19時半~21時(担当:桑島)
9月18日(木) 19時半~21時(担当:朝比奈)
9月23日(火・祝)19時半~21時(担当:桑島)
説明会申込サイト:https://aoyamashachu.com/news/2014/879.html
◆カリキュラム概要◆
※以下は現時点での予定。内容を変更する場合がございます。
※すべて会場は弊社外苑前オフィス、講義時間は19時半~21時半となります。
□リーダーシップ系講座 リーダー編/大局編(全12回) *座学とビジネス/パブリックリーダーとの議論となります。
▽リーダー編(全6回 講師:朝比奈一郎 青山社中筆頭代表CEO/ 桑島浩彰 青山社中共同代表CFO/ ゲスト講師)
第1回10/1(水):リーダーシップ基礎理論(朝比奈)
第2回10/8(水):坂本龍馬(朝比奈)
第3回10/22(水):渋沢栄一(桑島)
第4回11/5(水):盛田昭夫(桑島)
第5回11/19(水):ゲスト講義*ビジネスリーダーを予定(調整中)
第12回 3/25(水):ゲスト講義(鈴木寛氏:東京大学公共政策大学院教授・慶應義塾大学政策メディア研究科教授・元文部科学副大臣)
▽大局編(全6回 講師:朝比奈一郎 青山社中筆頭代表CEO/ 桑島浩彰 青山社中共同代表CFO)
第6回12/ 3(水):古代ローマ(朝比奈)
第7回12/10(水):大英帝国(桑島)
第8回 1/14(水):西洋思想(桑島)
第9回 1/28(水):東洋思想(朝比奈)
第10回 2/ 4(水):世界の戦略物資・物品の歴史(朝比奈)
第11回 3/ 4(水):エネルギー(桑島)*シェールガスの最新動向も取り上げます。
□政策系講座 (全4科目) *4人の招聘講師による各政策分野の最先端の議論となります。
▽政治・行政編(全6回 講師:竹中治堅 政策研究大学院大学教授)
第1回10/9(木):議院内閣制
第2回11/6(木):選挙制度・国会
第3回12/11(木):内閣制度・首相官邸
第4回 1/ 8(木):政策過程論
第5回2/12(木):政策過程ケーススタディ(法人税、コーポレートガバナンス改革等)
第6回:政策実務担当者(与党関係者を予定)との政策討論(3/19)
▽経済・財政編(全6回 講師:小黒一正 法政大学准教授)
第1回10/15(水):日本のマクロ経済政策
第2回10/29(水):財政政策の論点整理
第3回11/12(水):金融政策の論点整理
第4回11/26(水):財政政策シミュレーション(財政の持続可能性検証)
第5回12/17(水):金融政策シミュレーション(金融緩和からのエグジット、金融抑圧等)
第6回 1/13 (水):成長戦略の妥当性検証(ディスカッション)
▽外交・安全保障編(全5回 講師:小谷哲男 日本国際問題研究所主任研究員)
第1回10/20(月):グローバル・トレンド
第2回11/17(月):東アジアの安全保障環境
第3回12/15(月):日本が取るべき外交・安全保障の将来像
第4回 1/19(月):日米関係の展望(レクチャー+ディスカッション)
第5回 2/16(月) :日中関係・日韓関係の展望(レクチャー+ディスカッション)
▽医療・社会保障編(全6回 講師:宮田俊男 日本医療政策機構エグゼクティブディレクター)
第1回10/23(木):社会保障政策① (国民皆保険制度の今後)
第2回11/20(木):社会保障政策②(少子化対策と年金問題)
第3回12/18(木):社会保障政策③(人口減少と雇用対策、移民問題、女性活性化)
第4回 1/22(木) :医療政策①(先端医療イノベーションの促進と規制改革、ビッグデータの活用)
第5回 2/26(木) :医療政策②(健康医療と成長戦略、国家戦略特区の活用)
第6回 3/26(木) :ケーススタディ(ヘルスケア企業のサバイバル戦略-開発戦略とマーケティング見直し)
・受講期間:平成26年10月1日 (水)~平成27年 3月26日(水)
・受講対象者:国や社会の在り方を強く意識し、自身や組織の変革を望む人すべて(年齢制限・選考はありません)・場所:青山社中株式会社本社 (東京都港区南青山2-19-3 サザンキャッスルビル2F)銀座線「外苑前駅」4a出口から、徒歩3分。(国道246を渡り、松屋とユニマットの間の道を直進。ローソン向かい、城南石材が入っているビルの2階)
・人数:各クラス30名限定(先着順)
・受講者特典(①講義終了時に修了証発行(要件修了者)②卒業後も活発なネットワーク構築が可能。修了記念懇親会開催予定。(別途費用がかかります。)- 卒業生MLをご提供。受講仲間との交流の維持・発展にご活用ください。③欠席者はYouTubeによる受講が可能。※受講後、レポート提出・受理で出席扱いとなります。)
◆受講申込み◆
・入学金:1.5万円 (税込み)(入学金は3年間有効。これまでの青山社中リーダー塾生、青山社中リーダー塾エクステンションスクール受講生、青山社中リーダーシップ公共政策学校第1期受講生は入学金免除。)
Ⅰ:リーダーシップ系講座:18万円(税込み)▽リーダー編(全6回)/▽大局編(全6回)※分割受講可。<各9万円(税込み)>
Ⅱ:政策系講座:各9万円(税込み)(1)政治・行政編(全6回)/(2)経済・財政編(全6回)/(3)外交・安全保障編(全5回)/(4)医療・社会保障編(全6回)※個別受講可。
・申込サイト:https://aoyamashachu.com/contact_aslg1/
・締切り:9月28日(日)
・早期申込割引特典:8/14(木)までにお申込の方は合計金額より3万円割引、9/14(日)までにお申込の方は1.5万円割引
◆修了要件◆(修了証取得を目的しない、個別科目毎の受講も可能です。)
〈必修科目〉
・リーダーシップ系講座(リーダー編/大局編受講)*全12回のうち8回以上出席
・政策系講座:政治・行政編*全出席
〈選択科目〉
・政策系講座:経済・財政編/外交・安全保障編/医療・社会保障編より1科目以上受講、全出席 ※欠席者はYouTubeによる受講可。受講後、レポート提出・受理で出席扱いとなります。
それでは、皆様のご参加をお待ちしております!
青山社中リーダーシップ・公共政策学校副校長
桑島 浩彰
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<4> 青山社中リーダー塾通信
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*リーダー塾4期生合同クラス開催
7月19日(土)リーダー塾4期生の第1回合同クラスが開催されました。塾生による活動報告会では1期生から3期生の有志による活動の進捗発表(「山梨での学生団体の取組みと政策提言について」、「地域から国を変える会」、「芸術家の村」、「政策研究会」、「日本と世界をつなぐ会」)に続き、平将明衆議院議員による講演、そして4期生の懇親会へと濃厚な一日となりました。開講から2ヶ月が経ち4期生同士の繋がりも出来始め、今後の塾生による自主的な取組みが楽しみです。
*リーダー塾4期生有志数名と塾頭による落語鑑賞企画
7月30日(水) 19時より深川江戸資料館にて、青山社中後援隊でいらっしゃる、落語家の三遊亭楽麻呂氏等による「文月三人噺」の会(出演者・楽麻呂 楽之介 小円楽 ゲスト・花島久美)にて落語鑑賞会がありました。
*青山社中リーダー塾1期生 済川尚孝:
私は現在、塾生有志で立ち上げたNPO法人「地域から国を変える会」(チイキカラ)のメンバーとして活動をし、本業では広島県江田島市にある海上自衛隊幹部候補生学校で日々訓練を受けています。幹部候補生学校では厳しい規律がある一方で、自学自習を旗印に候補生の自主性を重んじた教育がなされており、私はリーダー塾で学び体得した経験を十分に実践している実感があります。少し具体的に紹介しますと、リーダー塾座学編で学んだリーダージップ論やチイキカラの活動経験を私の所属する分隊の同期と共有したことで、多くの分隊員が積極的にリーダーシップを発揮し、防衛大学出身者、一般大学出身者問わず活発な議論を交えながらの訓練に充実感を感じています。その結果、私の分隊は全6個分隊の中でも模範的存在となっており、私はリーダー塾で学んだ経験が2014年度海上自衛隊幹部候補生全体のレベルアップに貢献していると自負しております。最後になりますが、私は青山社中リーダー塾で学んだ経験をさらに活かせるよう今後も日々精進に励み、日本、そして世界のために貢献していきたいと考えております。
*NPO法人 「地域から国を変える
会」
別途ご案内の通り、来たる8月29日(金)には、地域から国を変える会と青山社中共催で、國定三条市長をお呼びしてフォーラムを開催いたします。そもそも本会が立ち上がる契機となったのが三条市であり、最初は地域住民との商店街活性化プロジェクトに携わらさせていただくことから始まりました。三条市については何度かご紹介していますが、金物の製造業(大工工具、農工具、包丁など)が盛んな町で、特に伊勢神宮に使われている和釘は三条産品であることで知られています。この製造業の現状分析を通じて、昨年度までは本会と國定市長とは定期的に意見交換を繰り返し、分析にもとづいた経済活性策、地域活性策を提案、言わば「シンクタンク的」な活動をしてまいりました。本年度は製造業の技術力を活かした経済活性策を練り上げるのと同時に、具体的に各方面に提案・営業活動などを行う「ドゥタンク的」な活動に邁進しています。
フォーラムでは、福祉施策・教育施策など様々な分野の先駆的な取組みのお話も聞けるかと思いますので、どうぞご参加ください。
*一般社団法人 「日本と世界をつなぐ会」
国内市場規模が頭打ち状態にあることから日本企業成長の活路は新興国を始めとする海外市場攻略が鍵だと考え、我々の会では有志が集まり、海外で競争力ある技術やサービスについて持続可能な事業構築に向けた支援活動の実現を目指して活動を始めました。日本政府も日本の魅力の発信と海外市場における競争力促進を目指し、各関係機関から中小企業向けを中心に募集される販路開拓支援制度などへの予算配分も行われています。また、食・ファッション・コンテンツなど日本文化の海外事業展開へはこれまであまりリスクマネー投入が進んでいなかったが、昨年10月のクールジャパン機構設立により、日本が世界に誇る「ソフトパワー」の海外売込み事業への民間投資促進のための呼び水としての資金投入が開始されています。7月現在までで、当機構による出資案件は比較的大規模な商業施設やメディア発信事業であるが、今後当会が支援できる個別企業や企業コンソーシアムによる事業案件化についても検討していきたいと考えています。当会の活動にご興味のある方は、当会事務局・山田までご連絡を下さい。yamada@aoyamashachu.com
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<5> 青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ
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<7月の実績>
【メディア】
月刊グローバル経営 7月・8月合併号に「グローバル人材育成に関する一考察」を掲載(朝比奈)
7月3日(木) 19:00-19:45 ワロップ放送局3F WAROSスタジオ インターネット番組出演「ワシントンからみた日本 <中韓とどう渡り合うか>」(桑島)
【講演】
7月6日(日)「あすか会議2014」で、「地域を経営する」をテーマに行われた仲川げん奈良市長と吉田雄人横須賀市長による対談をファシリテート(朝比奈)
7月19日(土)主催者会議「この国の未来をつくる7つの対話」へ出席(朝比奈)
7月23日(水)千葉市産業振興財団 経営者会 (桑島)
7月24日(木)東海若手市議の会にて「自治体の地域活性化と地方議員のリーダーシップ」につい講演(朝比奈)
<8月の予定>
【メディア】
【講演】
8月11日(月)星槎大学「教員免許更新講習」講師(遠藤)
8月17日(日)H-LAB サマースクールにて対談(朝比奈)