ニュース
2025年12月26日
青山社中メールマガジンvol.181「浜通りのピルグリム・ファーザーズ 〜被災地にて感じた日本の可能性とリーダーシップ〜」

青山社中メールマガジンvol. 181
目次
1.朝比奈 一郎の論考
浜通りのピルグリム・ファーザーズ
〜被災地にて感じた日本の可能性とリーダーシップ〜
2.ASLG 青山社中リーダーシップ・公共政策学校 受講生募集中!
「リーダーシップ」、「地方行政」、「政治・行政」はお陰様で大盛況の中で終了(アーカイブ受講は募集中)しました
1月14日に「政策実務」、1月15日に「財政・社会保障」が開講します
3.青山社中メディア
・月イチイチ郎 弊社代表 朝比奈が月に一度、10分程度、時事問題について語るYouTubeチャンネルや取締役 村上やCMO 田中によるショート動画など
・朝比奈がテレビ朝日 羽鳥慎一モーニングショーに出演 「働いて働いて…」高市政権で“ブラック霞が関”に変化?」のテーマを専門家として解説
・朝比奈がLuckyFM 茨城放送「ダイバーシティニュース」に出演 高市政権の経済対策や日中関係など気になるニュースを解説
4.「政官民の結節点」を担う 青山社中メンバーを募集中!
日本の活性化の実現に向け、ともに働くメンバーを募集しています
5.日本の活性化のために邁進する青山社中をサポートしていただく「青山社中後援隊」会員を募集中!
「青山社中後援隊」は、青山社中の理念・事業に賛同し、活動を後援頂ける方々による会員組織です。会員の方には、講演会・シンポジウムなどへの優先参加、会員同士の交流会の開催など、各種特典をご用意しております。皆さまのお力添えをどうぞよろしくお願いいたします
6.トピックス
・青山社中の忘年会を開催しました
・朝比奈が復興庁 新居統括官を表敬訪問し意見交換しました
・朝比奈とCMO田中がHUAP(ハーバード大学と国際交流を行う東京大学の学生団体 旧称HCAP)の皆さん及びHUAP出身の青山社中リーダー塾生と意見交換しました
・朝比奈が政策研究大学院大学で「地域活性の現状と課題」をテーマに講義をしました
・青山社中リーダー塾11期生有志の卒塾合宿が福島県で行われ、朝比奈も参加しました
・朝比奈が第一高等学校・東京大学弁論部及び経済産業省の後輩である佐藤孝弘山形市長とリーダー塾10期生の黒田さん(株式会社東横イン 代表執行役社長)と意見交換しました
・朝比奈が一橋大学大学院で「メガベンチャーとスタートアップエコシステム〜メガベンチャー育成には何が必要か〜」をテーマに講義をしました
・朝比奈が難病・網膜色素変性症を持ちながら、経営コンサルティング業など幅広くご活躍で、「世界一明るい視覚障がい者」成澤さん主催の鎌倉カンファレンスに参加しました
・朝比奈が群馬県庁最大の年次イベントである湯けむりフォーラム2025にパネリストとして登壇しました
・朝比奈がテレビ朝日 羽鳥慎一モーニングショーに出演し、官僚の働き方の現状や望ましいあり方についてお話ししました
・第3期メガベンチャー勉強会(共同座長 有限会社あずさ監査法人 山田理事長、経済産業省資源エネルギー庁 小林省エネルギー・新エネルギー部長)の第1回を開催しました
・株式会社dof 斎藤代表取締役CEOををお招きし、BBTチャンネルの収録を行いました
・朝比奈がアドバイザーを務める千葉県香取市をCOO川畑と訪問し、各地を視察するとともに職員向けリーダーシップ研修の講師を務めました
・青山社中リーダー塾15期生の忘年会が開催され、朝比奈も参加しました
・朝比奈が委員として静岡市社会の大きな力と知を活かした根拠と共感に基づく市政変革研究会(以下「市政変革研究会」)に出席しました。また、経済産業省製造産業局生活製品課の現場視察に同行しました
・朝比奈がLuckyFM 茨城放送「ダイバーシティニュース」に出演し、高市政権から米中関係まで国内外の気になるニュースを解説しました
・むかわ町とNTT東日本株式会社 北海道事業部、株式会社NTT Landscape、青山社中との包括連携協定締結式が行われ、朝比奈が出席しました
7.青山社中からのお知らせ
*政策支援チーム活動レポート
*「青山社中キャリア」〜パブリックセクターの求人情報
8.青山社中リーダー塾通信
▶︎「青山社中リーダー塾」の詳細はこちら
9.青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ
1.朝比奈一郎の論考
浜通りのピルグリム・ファーザーズ
〜被災地にて感じた日本の可能性とリーダーシップ〜
【起】
2025年も終わりを迎えようとしている。読者諸賢は、どのような年末を過ごされているだろうか。
私自身は「先生は、文字通りの“師走”を過ごしてますね。」と、ある青山社中リーダー塾生に言われたが、確かにそうだな、と思う。今、このエッセイを今月5か所目の宿泊先である北海道で書いている。
11月29日-30日の沼田市(群馬)訪問から、宿泊を伴わないところも含めると、新横浜、鎌倉、草津、神戸、香取、静岡、現在いるむかわ町(北海道)と、あちこち渡り歩かせて頂き、それぞれの訪問先で感慨深い経験をさせて頂いたが、特に強烈な印象として残っているのが、福島県の沿岸部(浜通り)訪問である(ご存知の方も多いと思うが、福島は縦に3分して右から浜通り、中通り、会津と分けて表現する)。
主宰する青山社中リーダー塾11期生が5年目を迎えて卒塾を控える中、有志が「合宿」を企画して浜通りを訪問することになり、塾頭の私にも声かかかって一緒に現地入りすることになったわけだが、一言で言えば、そこに「新天地」が広がっているということがよく分かった。
【承】
浜通りでは、特に、福島第一原発のサイトがあった双葉町、大熊町、それに隣接する浪江町を訪問した。現地の方の話では、登録上の住人ではなく実際に居住されている人(実際に帰還されたり、移住したりしている人)の数でいうと、双葉町は200人ほど、大熊町は1000人ほど、浪江町は2400人ほどではないか、という話であった。
数字だけで見ると、その3つの町で最も多い浪江町でもあっても人口は限られている。過疎の町と言って良い。ただ、その住人の「質」たるや凄いものがある。一人一票の民主主義にあって、人間の「質」の違いを論じることは適切ではないかもしれない。はっきり言ってタブーであろう。しかし、2泊3日という短い滞在ではあったが、都合、20-30くらいのサイトを訪れ、各所で様々な方とお話させて頂くと、文字通り、すごい人たちが集結していることを実感せざるを得ず、人間の「質」の違いというものを、自らへの反省も込めて痛感せざるを得ない。
少し考えてみれば当たり前のことなのではあるが、行ってみないと気付けなかったことというものは往々にしてある。東京での常識的生活から見ると、「被災地で、人も少ないところで、さぞかし大変だろうに」と、無意識に、つい上目線の憐みの目で見てしまう場所に、敢えて帰還したり移住したりして居を構え、頑張っている人の集まりというのは、人間としての質が高い人、すなわち、普通の人がやろうとしない困難を引き受けて、新たに道を切り拓こうとする人たちの集まりであるに決まっているわけだ。私の言葉で言えば、まさにリーダー(始動者)の集うところ、ということになる。
そして、更に大事なことは、本人たちの認識の問題だ。彼ら/彼女らは、外形的には、困難な状況を自らの意志と努力で切り拓くリーダーということになるが、本人たちの意識としては、実は始動者云々という能書きを超越している。要は、彼ら/彼女らとしては、単に非常に居心地のいい場所・コミュニティに身を置いて、生活や人生を楽しんでいるに過ぎないという事実である。あたかも、趣味を同じくする大学のサークルの仲間や、同じ夢を目指して頑張る高校の部活の仲間と暮らしているかのように、気の合う仲間たちとだけ過ごせる心地よき新天地にいる、ということに過ぎない。自然である。
大熊でキウイ・フルーツ作りを始めている26歳の原口さんは、和歌山県出身(大学も和歌山)であったが、なぜこの地にて頑張っているのかを聞いた際に、「気候その他の条件もあるが、ここにはしがらみがないから」と即答していた。和歌山で同じことをやろうとすると、やれ農協との付き合いが、とか、先輩農家たちへのご挨拶が、などの調整・しがらみが生じていたと思うが、ここには、事実上、そうしたものが無いに等しいので(上の邪魔する世代がいないので)、気持ちよく仕事が出来るとのことであった。3人の仲間で手分けして営業や営農に取り組んでいて、東京にもしょっちゅう来ているようで、見るからに活き活きしていた。
三重出身のシェフで、東京でビストロを経営して成功させていた無藤さんは、敢えて浪江に移住して絶品の店を開業しているが、この地での暮らしを楽しみつつ新たな料理の開発に余念がない。私が夕食を楽しませて頂いた日は、極東の地を選んできている天才エンジニアと文学者のインド人夫妻(当地で出会って結婚となった模様)や、夫妻をサポートしている地元の老人たちや、国家プロジェクトのために赴任している内閣府職員とその友人らが来ていて満席だったが、よそ者の私も一気に溶け込ませて頂いた。料理をサーブした会話に加わったりしている無藤さんご夫妻も楽しげだ。
そして、大熊では、約10年ぶりに東日本大震災後のボランティア仲間(私と同じく埼玉西部の中高の出身)の南郷さんとも再会した(文字通り抱き合って再会を祝した)。彼は、少し南の広野町で「ふたば未来学園(中学・高校)」という被災地でリーダーを作る学校の立ち上げ・運営を軌道に乗せたあと、より困難な大熊町で全国初の公立の一貫校(子ども園・小学校・中学校)を立ち上げ、校長として活躍していた。生を実感しているかのような語り口が印象的だった。大熊町の上記の1000人のうち、200人はこの学校に子どもを入れたくて移住してきている親や生徒などの関係者ではないか、という話も現地で仄聞した。例えば都会で不登校だった子が見事に蘇っているとのことだった。噂を聞きつけて、年々志望者が増加しているという。そして、南郷さんと共に校内を案内してくれた若き教師は、聞けば、ふたば未来学園の卒業生であった。
我々のことを色々と案内してくれた高橋さんは、同郷(やはり埼玉西部)出身で、元々霞が関の仲間だが(外務省→マッキンゼー→東の食の会)、家族を東京に残して月に一度ほどは、東京に戻りつつ、普段は単身赴任という感じで浪江で過ごしている。その地に身をおいて、現地の復興に汗をかいている。彼と一緒にいると町で会う人・会う人が仲間という感じで、ちょっと移動してもすれ違う人との挨拶で忙しいくらいで、古の日本の町にタイムスリップしたかのような感じがある。町中にアートを入れて雰囲気を一変させたりしているが、非常に楽し気だ。「皆さん、被災地といって憐れむが、実はここには希望しかない。こんなに居心地の良い所はない。」と彼は言う。
高橋さんが連れて行ってくれた、かつて栄光を誇った大堀相馬焼(陶磁器)の集落には、帰還者が一人しかいないが、その一人である近藤さんは、圧倒される作品群を現地で作っており、芸術の心が足りない私でも感じざるをえない表現を焼き物等にこめられている。新たな女性の弟子も二人移住してきていたが、リーダー(始動者)としか言いようがない活躍ぶりであった。
【転】
今回の合宿を中心的に企画してくれた青山社中リーダー塾11期生の河田さん(環境省)は、普段はいわき市の環境省の出先機関に駐在しているが、仕事の中心は、汚染土の中間貯蔵の管理や今後の政策策定である。現地の息吹に触れ、これは合宿にしてリーダー塾生にも味わってもらわねば、と考えてくれたようだ。サイト内を詳細に案内してくれた彼女は、10年の歳月をかけて中間貯蔵地に運び入れた汚染土を、2045年までに福島県との約束に基づいて県外で処分せねばならないという悩ましい課題と向き合いつつ、日々忙しいようだが、どこか楽し気でもあった。
滞在中、嬉しいサプライズで、経産省時代に大変お世話になった先輩の新居さんが、宿泊先のホテルをふらっと訪問してくれた。新居さんは、経産省のエースとしてずっと日の当たるポストを歩み続け、当時としては異例の40歳そこそこで本省の課長職に就くという大抜擢もされた方だが、震災後は志願して福島対応に回り、今は、復興庁の統括官として活躍されている。現地現場主義がモットーで、その日も現地を駆けまわっておられた。
また、同地でたまたま開かれていた会議に、経産省後輩で福島復興の担当をしている内山君が出席していて、トイレで偶然出くわした。かれも土日返上で現地入りしていたが、業務でしかたなく、というよりは、始動者の集まりである現地に喜んで来ているという感じであった。浜通りの息吹は、ともすると守りの業務に終始しがちな公務員たちにも、着実に良い影響を与えている。
浪江の駅近くには、FREIという国家を挙げての研究施設が出来る予定であり、外国人の研修者など300人以上が集結すると言われている。駅周辺も工事がはじまっていたが、隈研吾さんのデザインで、一帯は様変わりするようだ。先述の無藤さんのビストロのところで触れたとおり、内閣府の職員などもその事業のために既に駐在している。
浪江には、巨大な水素の実証プラントなどもあり、万博の大屋根リングの一部を担った巨大な製材所もあり、日揮の陸上養殖のプラントまである。南相馬のロボットテストフィールドなども有名であるが、福島の被災地を置き去りにしない、とばかりに、国家主導、大企業主導で様々なプロジェクトが浜通りで動き始めている。このトップダウン型の未来も一つの大きな希望である。
同時に、上でごく一部だけ触れさせて頂いた各人のリーダーシップ、双葉の浅野撚糸さんのような各企業のリーダーシップ(岐阜の企業だが、義侠心からか、今治タオルの原材料などになる「ふわふわの糸・生地」を、敢えて被災地で生産すべく、素晴らしい工場・ショップを双葉に建設・運営)、地酒の日本酒の鈴木酒造さん・haccobaさん(クラフト・サケ)といった地場からのリーダーシップ、即ち、ボトムアップからの未来づくりが主役であることは忘れてはならない事実だ。
ボトムアップとトップダウンのうまい配合・連携こそが未来を切り拓く気がしてならない。
【結】
どなたの発言だったか忘れてしまったが、記憶に残る一言は、「我々は、今のアメリカの始祖とも言える“ピルグリム・ファーザーズ”みたいなものだと思います。」というものであった。「歴史の授業では、宗教的迫害を逃れてきた人たちみたいな言われ方ですが、最近の研究では、実はその多くは、ピューリタンではなく、国教会徒だったとも言われています。つまり、必ずしも迫害を逃れるために来たわけではなく、希望に導かれてきたわけです。しがらみのない新天地に来ること、そして実は、新天地そのものより、その新天地に惹かれて来ると言う同族の仲間たちに囲まれて、楽しく頑張りたいと思います」という一言こそ、私の胸や脳裏に電流を走らせてくれたものであった。
まもなく2026年がやってくる。果たしてどんな年になるだろうか、いや、どんな年にするべきだろうか。
高市政権には頑張ってもらいたいし、実際、経産省政権とも言われる中、かつての仲間たちがトップダウンで日本の国益最大化のために様々に尽力をしている。
16日には、かつての上司で高市政権の参与をしている今井尚哉氏と、それこそ5時間近く痛飲させて頂いたが、外交や経済活性のための打ち手のお話も伺ったが、さすがのご慧眼で感服もした。トップダウンの動きは重要である。
ただ同時に、我々日本人一人一人が、各場所で始動し、リーダーシップを発揮しないと未来はやってこない。浜通りのピルグリム・ファーザーズたちに学びつつ、私も来年も各地を駆け抜け、人材を育成し、日本の未来に貢献したいと改めて感じた次第である。トップダウンとの融合も、私ならではの立場で意識しながら。
正月に飲む予定の福島の地酒がうまそうだ。
素敵な出会いに感謝しつつ、読者の皆様の明るい2026年を祈りたい。最後までお読みいただき有難うございました。
筆頭代表CEO
朝比奈 一郎
2.ASLG 青山社中リーダーシップ・公共政策学校 受講生募集中!
「リーダーシップ」、「地方行政」、「政治・行政」はお陰様で大盛況の中で終了(アーカイブ受講は募集中)。来年1月には「政策実務」、「財政・社会保障」が開講。随時受講受付中!
1月14日開講の「政策実務」の担当講師は、弊社COO 川畑充代(元総務省)です。
政策立案・政策形成の過程について、政策を実現するための力や立場を得るための「選挙」について、また実現の過程における議会(政治)と政府(行政)の両面からの政策実現手法についてを学ぶことができます。
民側から政策形成に関与したい方、政治・行政に携わる方、または携わることを希望する方などに特におススメです。
1月15日開講の「財政・社会保障」の担当講師は、法政大学の小黒一正教授(元財務省)です。
「責任ある積極財政」を政権が標榜する中で、経済・財政を考える上で、何が正しく、何が間違っているのか、基本的な視座を学べる講座です。
また、年が明けての通常国会で、大きな争点となるのが定数削減をはじめとした政治改革と社会保障改革であると考えられます。社会保障改革の論点と今後を展望する力を養っていただければと思います。
政治・行政に携わる方、シンクタンク、報道関係、金融関係、医療・福祉・保育などの現場で制度運営や経営に関心のある方などに特におススメです。
小黒教授のメッセージも、どうぞご覧ください!
※当社YouTubeに遷移します。
ぜひご検討ください。
詳細やお申し込みはこちら
3.青山社中メディア
今月の「月イチイチ郎」
朝比奈一郎の、政治を中心とした「世界の捉え方」をお伝えします。
【ご視聴はサムネイルをクリック!】

ぜひご覧ください!
これまでの動画もショートを含めて、こちらからご覧いただけます。
今月の「ダイバーシティニュース」
朝比奈がLuckyFM 茨城放送「ダイバーシティニュース」に出演し、高市政権の経済対策や日中関係など気になるニュースを解説しています。是非ご覧ください。
4.「政官民の結節点」を担う 青山社中メンバーを募集中!
青山社中は「世界に誇れ、世界で戦える日本」のための人材・政策・組織を創る会社です。
設立メンバーは、霞が関で働く若手国家公務員として、「プロジェクトK(新しい霞ヶ関を創る若手の会)」を結成し、霞ヶ関の縦割り打破、政策立案能力の向上を目指した改革の実現に向けて活動してきました。
その一部が霞ヶ関を飛び出し、広く日本全体の活性化に向けた行動を起こすため、「青山社中」を設立しました。
現在、日本の活性化の実現に向け、以下の職種でともに働くメンバーを募集しています。
【政策コンサルタント】
主な業務内容は、政治家の公約作成や議会活動の支援、政党や官庁・自治体の政策立案、日本の改革に向けた政策提言を行う政官民協働の勉強会運営、民間企業のガバメントリレーション支援、その他政治・行政・経済等に関するリサーチなどです。
深刻な人口減少・少子高齢化や近隣諸国の台頭といった国難とも言える状況において、「政策の力」で日本の活性化に貢献できるポジションです。
【教育・コミュニティ構築ディレクター】
主な業務内容は、さまざまなフィールドでの改革の担い手となる「リーダー(始動者)」を育成するために展開する「青山社中リーダー塾」、「青山社中リーダーシップ・公共政策学校」の運営全般、朝比奈ほか当社メンバーが行う講演・教育活動のサポート、当社の教育・研修を卒業・受講した方々による「変革者コミュニティ」の構築・運営などです。
社内外の熱い想いを持つ「リーダー(始動者)」と直接交流を深めることができるポジションであり、今後のキャリア形成にも役立つ圧倒的な成長の実現が可能です。
【募集形態】
◇ 正社員、契約社員または業務委託(応相談)
【勤務地】
◇ 東京都港区南青山2-19-3 サザンキャッスルビル2F・3F
(東京メトロ銀座線「外苑前駅」徒歩3分)
※ 転勤はありません。
※ 当社オフィスでの勤務を基本としますが、時差出勤、在宅勤務等は応相談。
【給与・待遇】
◇ 経験、能力、前職給与を考慮の上、当社規定により決定いたします。
【お問い合わせ】
◇募集の詳細をお知りになりたい方や、弊社社員との面談をご希望の方は、以下メール宛てにご連絡ください。
recruit@aoyamashachu.com
【インターン募集】
日本の活性化を目指して、リーダー(始動者)の育成や政治家・政党、行政及び企業に政策支援コンサルティングを手掛ける青山社中では、学生インターンを絶賛募集中です。
ご関心をお持ちの方は、下記のメールアドレス宛てにお問い合わせいただけますと幸いです。
また、読者の皆さまの周りに、関心のある学生がいらっしゃいましたら、是非ご紹介ください。
【青山社中インターンの魅力】
1)普段の学生生活では考えられない魅力的なリーダー達との出会い
これまでに200名近くに及ぶリーダー塾生・卒塾生を擁し、政治家、官僚、経営者、起業家など様々な業界で活躍するリーダー(始動者)を多数輩出してきた「青山社中リーダー塾」や、霞が関出身かつ各分野の第一人者の講師陣を擁する「青山社中リーダーシップ・公共政策学校」の運営サポート、その他企業・自治体向け研修の企画運営サポートなどを通じて、各業界の最前線で活躍する一流のリーダー達とのネットワークを構築できます。
2)政策づくりを間近で体感
政治家や政党向けの政策支援という一般には情報が限られた領域のノウハウを学べます。一般に、政策づくりは、議員ご本人、秘書の方、政党、中央省庁等に圧倒的に知見が集約されており、また、明文化されたノウハウが必ずしも十分には存在しない領域です。こうした中で、議員の質問作成、議員本人や政党などの政策づくりを、実地を通じて、青山社中独自のノウハウを吸収しながら学ぶことが出来ます。
【主な仕事内容】
◇ 教育事業
・「青山社中リーダーシップ・公共政策学校」、「青山社中フォーラム」等の運営補助
◇ 政策支援事業
・政党や政治家(国会議員、地方議会議員)からの依頼事項(議会質問等の議員発言の作成支援、条例案の作成支援、その背景となる政策の作成支援)に伴うリサーチ業務
◇ 広報事業
・弊社各種事業の告知に係る広報物(チラシ、ホームページ)の作成支援
・弊社SNSコンテンツ(Facebook, Instagram, YouTube)の作成・編集補助
◇ その他、弊社社員と相談の上定める業務
【応募資格】
◇ 広く社会情勢に少しでも関心のある方
◇ 率先して人の役に立つための行動を起こせる方
◇ Word・Excel・PowerPointの基礎スキルのある方
◇(広報業務に限る)動画編集ソフトが円滑に操作できる方
◇ 可能な限り勤務地での業務が可能な方
【勤務地】
◇ 東京都港区南青山2-19-3 サザンキャッスルビル2F・3F
(東京メトロ銀座線「外苑前駅」徒歩3分)
【勤務時間】
◇原則として、当社オフィスでの勤務
・月曜〜金曜のいずれか:10:00〜18:00の間で原則1日4時間以上
・土曜:9:30〜15:00 うち休憩60分
※具体的な勤務時間は、弊社社員と相談のうえ、決定します。
【待遇】
◇ 時給1,400円(交通費実費支給)
【お問い合わせ】
◇ 募集の詳細をお知りになりたい方や、弊社社員との面談をご希望の方は、以下メール宛てにご連絡ください。
recruit@aoyamashachu.com
5.日本の活性化のために邁進する青山社中をサポートしていただく「青山社中後援隊」会員を募集中!
【後援隊募集について】
青山社中は11月15日に15周年を迎えました。現在、政党、政治家、地方議会をサポートするシンクタンク事業、リーダーシップ教育を中心とした教育事業、地域活性化事業、官民連携事業など幅広く活動しています。
これまでの15年の歩みの中で、国政や全国の地方自治体はじめ界隈では、少なからず(まだまだですが)存在感を発揮し、また多くの始動者(国会議員・首長・地方議員・経営者・ベンチャー起業家・NPO創業者等)を輩出しています。
これは、ひとえに朝比奈や弊社を応援してくださる皆さまのおかげであると痛感しています。そして同時に、設立当時からの目的である日本の活性化には、道半ばであることもまた痛感しています。
目的達成に向け、より多くの皆さまと一緒になって、道なき道をこれからも歩んでいきたいと考えています。
そこで、青山社中では、私どもと一緒になって、歩んでくださる青山社中後援隊を募集しています。青山社中後援隊は、青山社中の理念・事業に賛同し、活動を後援頂ける方々による会員組織です。
会員の方には、講演会・シンポジウムなどへの優先参加、会員同士の交流会の開催など、各種特典をご用意しております。皆さまのお力添えをどうぞよろしくお願いいたします。
【会費】
10,000円/年(税込)
【会員特典】
1. 「青山社中フォーラム」への優先参加と割引
青山社中主催の講演会やフォーラムに、会員価格で優先的にご参加いただけます。
2.「後援隊の集い」への参加
「青山社中後援隊の集い」は、朝比奈から青山社中の取組み報告、政治・経済情勢の朝比奈の見解などをお話し、参加者の皆さまからも見解の表明などを頂き、回を追うごとに盛り上がっています。
弊社にとってはもちろん、支えて下さる後援隊の方々からも「大切なコミュニティになっている」とのお声をいただきます。
ぜひ皆さまも後援隊への入会をお願い致します!
▶︎詳細はこちら
▶︎お申し込みはこちら
6.トピックス
青山社中の忘年会を開催しました
12月2日 インターン生を含めたスタッフで青山社中の忘年会を開催しました。スタッフから朝比奈にサプライズで青山社中15周年記念のデザートプレートをプレゼントしました。新たな年に向けての英気を養いました。
朝比奈が復興庁 新居統括官を表敬訪問し意見交換しました
12月3日 朝比奈が復興庁 新居統括官を表敬訪問し意見交換しました。
朝比奈が経済産業省時代に経産省採用チームの一員として事実上の責任者であった新居さんに大変お世話になり、以後ご指導をいただいています。
貿易局でもご一緒しましたが、新居さんは志願して福島対応にあたられ、今も復興庁で統括官として陣頭指揮をとられています。朝比奈が尊敬する先輩のお一人です。
面談時間ぎりぎりまで大いに盛り上がりました。
朝比奈とCMO田中がHUAP(ハーバード大学と国際交流を行う東京大学の学生団体 旧称HCAP)の皆さん及びHUAP出身の青山社中リーダー塾生と意見交換しました
12月4日 朝比奈とCMO田中がHUAP(ハーバード大学と国際交流を行う東京大学の学生団体 旧称HCAP)の皆さん及びHUAP出身の青山社中リーダー塾生と意見交換しました。
朝比奈が東京大学を卒業し、ハーバード大学への留学経験があることから、毎年、HUAPの活動に僅かながら青山社中として寄付をしています。今年もHUAPの皆さんが活動報告に来てくれましたが、せっかくの機会という事で、HUAP出身の青山社中リーダー塾生(及び卒塾生)の野村さん(3期生)、角田さん(11期生)、河村さん(11期生)にも意見交換に参加していただきました。野村さんは、京都哲学研究所(代表理事:NTT澤田会長)において、2023年7月の創設以来、Executive Advisor兼Chief Strategistを務めておられます。角田さんは、総務省の国際部門で、河村さんは、BofA証券株式会社 投資銀行部門 で、それぞれご活躍です。
先輩方の話にHUAPの皆さんも大いに刺激を受けているようでした。
朝比奈が政策研究大学院大学で「地域活性の現状と課題」をテーマに講義をしました
12月4日 朝比奈が政策研究大学院大学 で「地域活性の現状と課題」をテーマに講義をしました。
地方創生の切り口からこの一年のニュース・事象について感じたことや、「これからの地域活性」に求められるものとして首都機能移転論、産業人による地域活性化や「稼ぐまち」づくりのポイントについてお話ししました。
事後の懇親会も23時半まで大いに盛り上がりました。
青山社中リーダー塾11期生有志の卒塾合宿が福島県で行われ、朝比奈も参加しました
12月6、7、8日 青山社中リーダー塾11期生の卒塾合宿に朝比奈が参加しました。
青山社中リーダー塾では、1年目(10か月)は座学編として講義+ディスカッションを行い、2年目から5年目は実践編として、塾頭の朝比奈が座学編で学びを得た塾生の活動に対し、コンサルティングなどのサポートを適宜行っています。
5年目を迎えている11期生は卒塾となります。
1年間、朝比奈も交えて、国家、政治、経済、哲学、思想、文化・文明、そして人生について語り合った仲間との絆は一生もので、卒塾を迎えてもリーダー塾の関係は変わりませんが、1つの節目として、11期生有志の卒塾合宿が行われ、朝比奈も参加しました。
12月6日 青山社中リーダー塾15期生の講義を終え、合宿地である福島に向かいました。環境省にお勤めの11期生の河田さんが現地の環境事務所に出向されており、諸々の手配をしてくれました。
朝比奈と同郷(川越)で、外務省からマッキンゼー・アンド・カンパニーに転職した後、震災を受け東北に入り、現在「東の食の会」にて東北の食のプロデュースを行っている高橋大就さんも懇親会に合流していただきました。高橋さんは「サヴァ缶」や「アカモク」などのヒット商品や多くのヒーロー農家・漁師を生み出すと同時に、現在は福島県浪江町に居住し、NoMAラボにて福島県浜通り地域のまちづくりや社会課題解決ビジネスづくりに取り組んでいます。
12月7日 大熊町駅前の産業交流施設「CREVAおおくま」を視察し、大熊の主力産業だったフルーツづくりを始めておられる移住者の原口さん(Refruits創業者・社長)からお話をうかがい、収穫予定の品種を試食させて頂きました。
その後、大川原地区を視察し、中間貯蔵施設内を見学しました。
ALPS処理水の後は、土の処分ということで、2045年までに県外搬出をする予定ですが、まだめどもたっておらず震災・原発事故は終わってないことを痛感しました。
12月8日 大熊の小中一貫校を訪問し、校長の南郷さん(震災直後の岩手での朝比奈のボランティア仲間)に校内を案内してもらいました。人口が1000人ほどしかいない大熊町ですが、この学校目当てに移住してきている方も多く、生徒数は既に100人超の小中一貫校です。その後、大熊のインキュベーションセンターや駅周辺などの町なかを探訪し、なみえアート、発酵場、本屋、FREI建設予定地を回りました。
河田さんや経産省やFREIなどのトップダウンでの大きなプロジェクト、原口さんをはじめ多くの人たちの現場での努力、高橋さんたちのような居住する方々のボトムアップの尽力など、福島の活性のために本当に多くの方々が頑張っておられることを感じる福島合宿でした。11期生の皆さんにとっても充実した卒塾合宿になったと思います。お世話になった多くの皆さんに感謝申し上げます。
朝比奈が第一高等学校・東京大学弁論部及び経済産業省の後輩である佐藤孝弘山形市長とリーダー塾10期生の黒田さん(株式会社 東横イン 代表執行役社長)と意見交換しました
12月9日朝比奈が第一高等学校・東京大学弁論部及び経産省の後輩である佐藤孝弘山形市長とリーダー塾10期生の黒田麻衣子さん(株式会社東横イン代表執行役社長)と意見交換しました。
山形駅前に、観光案内所とホテルを併設する形での計画が進められており、東横インが進出することが決まっていることから、今回、お繋ぎさせていただきました。
夏には佐藤市長のご依頼で、山形県内の市町村長さん方に向けた研修講師も務めさせていただきましたし、過去には日経新聞の交遊抄で朝比奈について書いてくださいました。
弁論部時代から変わらぬご厚情をいただいています。
朝比奈が一橋大学大学院で「メガベンチャーとスタートアップエコシステム〜メガベンチャー育成には何が必要か〜」をテーマに講義をしました
12月9日 朝比奈が一橋大学大学院 で「メガベンチャーとスタートアップエコシステム〜メガベンチャー育成には何が必要か〜」をテーマに講義をしました。
日本のベンチャー育成政策の経緯とその特色や近年のベンチャー育成政策の傾向を紹介しつつ、青山社中、あずさ監査法人が主催するメガベンチャー勉強会の意義や概要、今後の方向性についてお話ししました。一橋大学大学院経営管理研究科に所属する大学院生や一橋大学大学院プライベート・エクイティ研究フォーラムの法人会員企業の皆さんが熱心に聴講してくださいました。
朝比奈が難病・網膜色素変性症を持ちながら、経営コンサルティング業など幅広くご活躍で、「世界一明るい視覚障がい者」成澤さん主催の鎌倉カンファレンスに参加しました
12月13日 朝比奈が生まれつき「網膜色素変性症」という難病を持ちながら、経営コンサルティング業など幅広くご活躍されている成澤俊輔さん(キャッチコピーは「世界一明るい視覚障がい者)主催の鎌倉カンファレンスに参加しました。朝比奈は、成澤さんのモデレートの下、面白法人カヤック 柴田史郎さん、宮津市長 城崎雅文さん、2大会連続のメダリストであるパラリンピック水泳の富田宇宙さん、 「進化思考」の著者であり、横浜DeNAベイスターズ・東京防災・山本山など多様なジャンルを支援するデザインストラテジスト太刀川英輔さんと議論させていただきました。
異なる業界で活躍されている皆さまと地域活性をはじめ様々な事柄について、打ち合わせなしのセッションでしたが、大いに盛り上がりました。
朝比奈が群馬県庁最大の年次イベントである湯けむりフォーラム2025にパネリストとして登壇しました
12月14日 朝比奈が群馬県庁最大の年次イベントである湯けむりフォーラム2025にパネリストとして登壇しました。
山本一太知事には参議院議員時代からお世話になっており、青山社中リーダー塾出身者2人が県議をしているなど群馬県に大変なご縁をいただいています。
湯けむりフォーラムは各界のトップリーダーが参集し、胸襟を開いて熱い議論と交流を交わすことで、群馬から新たな価値を生み出し、国内外に発信するための群馬県庁最大の年次イベントです。山本知事もウェルカムスピーチ(13日)から、14日は複数のセッションに登壇、エンディングスピーチと全行程参加されていました。
朝比奈は、“始動力”が人を惹きつける 〜民間主導のまちづくりの未来〜というテーマのセッションに、学長が注目する学長ランキング4年連続1位(大学ランキング)共愛学園前橋国際大学 大森学長のモデレートの下、株式会社オープンハウスグループ サステナビリティ推進部 横瀬副部長、株式会社アクロバティックス 依田代表取締役とともにパネリストとして参加しました。
群馬県前橋市は民間主導の地方創生のメッカとなっています。
前橋市はじめ群馬県や新潟県妙高市、北海道むかわ町など弊社がサポートしている地域の事例などお話ししました。
朝比奈がテレビ朝日 羽鳥慎一モーニングショーに出演し、官僚の働き方の現状や望ましいあり方についてお話ししました
12月15日 朝比奈がテレビ朝日 羽鳥慎一モーニングショーに出演し、官僚の働き方の現状や望ましいあり方についてお話ししました。
羽鳥パネルというキャスターの羽鳥慎一さんがパネルを使って今ホットなテーマに関わる疑問を専門家にぶつけ、コメンテーターと議論するコーナーに専門家として出演しました。玉川徹さん及び月曜日コメンテーターの石原良純さん、弁護士の猿田佐世さんと議論しました。
今回のテーマは「高市政権でブラック霞が関に変化?」で、高市総理の「働いて働いて…」発言を受けて、霞が関にどんな影響があるか、という切り口からスタートしましたが、単なる「政権批判」ではなく、また、官僚の「実態」の開設にとどまることなく、若手の官僚が「やりがい」を感じるにはどうすれば良いのかといった本質的な話題に踏み込んで議論ができました。Tverで無料配信中です。是非ご覧ください!
第3期メガベンチャー勉強会(共同座長 有限会社あずさ監査法人 山田理事長、経済産業省資源エネルギー庁 小林省エネルギー・新エネルギー部長)の第1回を開催しました
12月16日 第3期メガベンチャー勉強会(共同座長 有限会社あずさ監査法人 山田理事長、経済産業省資源エネルギー庁 小林省エネルギー・新エネルギー部長)の第1回を開催しました。
本勉強会は、経済的規模と社会的意義を併せ持ち、海外市場を視野に入れた「メガベンチャー」を連続的に創出することを目指し、あずさ監査法人とともに、「メガベンチャー勉強会」を2024年6月に発足させました。
第1期は「分野」・「人材」・「地域」をテーマに、第2期は分野を深掘りし、「核融合」、「半導体」、「量子」、「素材」をテーマに議論を重ねてきましたが、第3期ではさらに具体的かつ実践的な議論を行います。
朝比奈は引き続きファシリテーター(副座長)を務めましたが、目指すべき今後の方向性について極めて有意義な議論をメンバーの皆さまのおかげで行うことができました。
また、第1期、第2期勉強会の共同座長をお務めいただいた経産省 井上商務・サービス審議官もオブザーバーとしてご参加いただき、様々なご助言をいただきました。
引き続き日本の活性化のため、尽力して参ります。
株式会社dof 斎藤代表取締役CEOををお招きし、BBTチャンネルの収録を行いました
12月16日 BBTチャンネルの収録を行いました。
経営・ビジネスに特化したコンテンツを、オンラインで「いつでも・どこでも」学ぶことができるBBTチャンネル。
朝比奈は「社会変革型リーダーの構想力」という番組を受け持っています。
現在の日本は、政治・行政・経済・社会など各分野において閉塞感・停滞感が著しい状態が続いています。
一方、世界は、歴史的・文明史的転換点にあるにも関わらず、我が国ではこうした閉塞状況に際して、ダイナミックな構想や変革に向けたアクションが表面上は見当りません。
しかし、実は金銭や地位や名誉といった利害を超え、思い切ったチャレンジを志す若者たちも少なくないです。
そこで当番組では、広い意味で、社会を変えようと頑張っている人たちを「社会変革型リーダー」と定義し、どのようにして、一歩、踏み出すかについての講義と、実際に行動を起こしている人との対談を行っています。
今回のゲストには株式会社dof 斎藤太郎代表取締役CEOをお招きしました。
斎藤社長は、国内最大かつ世界有数の広告会社である電通を飛び出し、敬愛する電通から株式を買い取り、独立する道を選択されました。
「ハイボール」、「GO」や「ポケトーク」のCMを手掛け、それらに代表されるように、人々の行動様式を変容させるような「文化と価値の創造」に取り組まれています。
不確実性が高い時代に変革を促すアクションを起こすには、どのように社会と向き合い、どのように構想を持ち、どのように周囲を巻き込んでいくべきなのか。
ぜひご覧ください!
朝比奈がアドバイザーを務める千葉県香取市をCOO川畑と訪問し、各地を視察するとともに職員向けリーダーシップ研修の講師を務めました
12月17、18、19日 朝比奈がアドバイザーを務める千葉県香取市をCOO川畑と訪問し、各地を視察するとともに職員向けリーダーシップ研修の講師を務めました。
12月17日 香取市訪問の前に、東京事務所で和郷園 木内社長を訪問し意見交換しました。これまでの和郷の取組と香取市農業や観光の今後の可能性、向かうべき方向性について示唆に富んだご意見をいただきました。
香取市に入り、和郷が指定管理をする橘ふれあい公園に立ち寄りました。パークゴルフ場、キャンプ場も併設され、室内の施設ではカラオケの声が聞こえてきており、憩いの場となっていました。
また今回のアドバイザー業務の一環として、「香取市職員人材育成基本方針」への助言を担当課にさせていただきました。
夕方にはTHE FARMの田山常務が主催した交流会に参加させていただきました。6月の交流会でお会いした方々との再会も多く、まちの有志の方々を挙げて、地域おこし協力隊の方々と一緒に来年度に向けて香取を盛り上げていく取組が始動しているとの発表もあり、今後が大変楽しみです。
18日 佐原信用金庫の小森理事長、NIPPONIA SAWARAの取締役でもある大坪部長に、佐原信金の農業や観光に対する取り組みなどについてお話をお伺いした後、香取神宮を訪問し、権禰宜の香取さんから、香取神宮の参拝客の現状や参道の経緯と現状、課題意識などをお伺いしました。
夜は古民家のお蕎麦屋さんで、市幹部の皆様と香取市の観光施策を中心とする現状や日頃の業務で感じていることなどについて意見交換をさせていただきました。
19日 NIPPONIA SAWARAのレストランと宿泊棟の管理運営を担うバリューマネジメント株式会社の西村チーフに宿泊等の現状、市との連携の在り方、今後の展望など意見交換させていただきました。
ユネスコ無形文化遺産/国指定重要無形民俗文化財に登録されている佐原の大祭の山車記念館を訪問しました。祭りの映像に加え、人形が乗った山車が展示されており、その顔の精巧さや山車の細工の美しさ、改めて伝承されている歴史に驚嘆しました。
その後、日本三大厄除弘法大師の1つである観福寺を訪問しました。伊能忠敬の墓(髪と爪が埋蔵)が所在。紅葉は終わりかけでしたが、大河ドラマのロケ地になったこともあるなど、荘厳な雰囲気のスポットでした。
また、佐原の大祭の広報を担う実行委員会の小森会長と意見交換の機会をいただき、佐原の大祭から平時の観光にどのように繋げていくかなど、課題意識をお伺いしました。
12月18日、19日両日には今回のアドバイザー事業の柱の一つでもある職員向け研修を行いました。2日間にわたり、管理職中心、中堅・若手中心で朝比奈の研修を聞き、グループごとに香取市の課題と打ち手を考えるWSに取り組んでいただきました。それぞれ活発に議論いただき、濃密な3時間となりました。
青山社中リーダー塾15期生の忘年会が開催され、朝比奈も参加しました
12月20日 青山社中リーダー塾15期生の忘年会が開催され、朝比奈も参加しました
15期生の皆さんは、議論が白熱し大幅に時間を延長するのが恒例ですが、年内最後の講義となった20日は、小幅延長に収まり、朝比奈を含めた忘年会へ。ただ、ここでも議論が白熱しリーダー塾らしい忘年会となりました。
朝比奈が委員として静岡市社会の大きな力と知を活かした根拠と共感に基づく市政変革研究会(以下「市政変革研究会」)に出席しました。また、経済産業省製造産業局生活製品課の現場視察に同行しました
12月23日 朝比奈が委員として静岡市市政変革研究会 に出席しました(難波市長もご出席)。研究会会長の法政大学 橋本教授の仕切りの下、慶応義塾大学 神成教授(内閣官房イノベーション戦略調整官)らと総合計画の見直しについて議論しました。 翌日(24日)の静岡新聞に本研究会の開催が記事になり、朝比奈のコメントが取り上げられました。 「行政改革に詳しい福井県立大学客員教授の朝比奈一郎委員は雇用の創出だけでなく、「若者を集めるにはレジデンス(住居)の確保が鍵になる」と強調し、供給増と価格を下げる取組みの必要性を挙げた」(静岡新聞 12月24日) 。また、先月は静岡市役所の皆さんをアテンドし、神成教授と経済産業省製造産業局生活製品課 渡邉課長を訪問しました。 静岡市の模型産業(TAMIYAやバンダイ工場など)の可能性について意見交換をさせていただきましたが、今回は経産省の生活製品課の皆さんが静岡へ現場視察に来てくださり、朝比奈も市政変革研究会終了後、同行しました。 また22日には、静岡県庁に平木副知事(前弊社COO)を表敬訪問し意見交換、夜には静岡県庁の前澤教育部長(文部科学省からの出向)とも意見交換しました。 前澤さんは朝比奈がプロジェクトK(新しい霞ヶ関を創る若手の会)の代表をしていた頃、集まりにたびたびご参加下さり、議論していたお仲間の一人です。
朝比奈がLuckyFM 茨城放送「ダイバーシティニュース」に出演し、高市政権から米中関係まで国内外の気になるニュースを解説しました
12月23日 朝比奈がLuckyFM 茨城放送「ダイバーシティニュース」に出演し、高市政権から米中関係まで国内外の気になるニュースをたっぷりと解説しました。
話題のニュースをピックアップし、解説する【picked up news】は、
1.高市政権・高支持率続く
2.年収の壁178万円へ引き上げ
3.高市政権の「経産省政権化」か?/佐伯氏を内閣広報官に起用
4.ルビオ国務長官、にじむ対中配慮
5.伊東市長選(12月14日)
を取り上げ解説しました。
【special talk】
政治にとっての官とは?ブラックと言われる霞が関ですが、朝比奈流の3つの改善ポイントをお話しました。ぜひご覧ください。
むかわ町とNTT東日本株式会社 北海道事業部、株式会社NTT Landscape、青山社中との包括連携協定締結式が行われ、朝比奈が出席しました
12月26日 むかわ町とNTT東日本株式会社 北海道事業部、株式会社NTT Landscape、青山社中との包括連携協定締結式が北海道むかわ町で行われ、朝比奈が出席しました。
北海道胆振東部地震による震災からの創造的復興・創生を推進するため、相互の連携のもとに知的・人的・物的資源を利活用し、むかわ町が有する恐竜化石や農林水産業等の地域資源を最大限に活用することで、持続的な産業振興や観光促進による地域内外の人流創出、安心・安全なまちづくりを目指すことを目的とする包括連携協定を締結しました。
7.青山社中からのお知らせ
*政策支援チーム活動レポート
政策支援チームはお陰様でフル回転で様々な仕事に取り組ませていただいております。
今年はマニフェスト関連のお仕事のご依頼が増え、政策支援チームも日本各地の地域の風土や社会経済状況について勉強させていただきました。
人口減少・少子高齢化といった共通の困難はどの地域も避けようがない状況ですが、各地域の魅力や地域資源は様々で、我が国の多様性を改めて感じるとともに、そういった多様な魅力を「政策」を通じて次世代に引き継いでいかなければと決意を新たにしています。
政策支援チームでは、会派や個人の政治家の方(または立候補を検討されていらっしゃる方)のマニフェスト作成や条例案の作成といった政策づくりを全力でサポートさせていただきます。
▶︎「政策支援」のご案内はこちらから
ご関心のある方はお気軽にお問い合わせ下さい。
▼お問い合わせ▼ 担当:村上、川畑、田中
office@aoyamashachu.com
*「青山社中キャリア」〜パブリックセクター の求人情報〜
ー 官民の「回転ドア」をもっと大きく、もっと軽く ー
企業へ転職を考える官庁在籍者や、公務員へ転身を考える企業在籍者などを中心に、公共政策領域での中途採用の紹介・マッチングに務めています。
お仕事を探している方、戦力を探している企業様からのお問い合わせを、随時受付中!
お気軽にお問い合わせください。
「青山社中キャリア」では現在、大手デバイスメーカーでの政府渉外責任者を募集しています。
1.仕事の魅力
携帯電話やドローンをはじめ、通信機器に必須のデバイスを製造する大手外資メーカーでの、政府渉外責任者のポジションです。この企業の製品分野は、自動運転やロボット、あらゆる製品がネットワークにつながっていくことが想定されるなか、今後も大きな成長が見込まれています。
今回募集のポジションでは、官僚など政策に携わった経験を基に、大きな裁量を持って取り組むことができます。
2.必須スキル・経験
政府・政策渉外、補助金獲得にむけた予算制度構築への働きかけ、政府関係部門とのコミュニケーション、政策分析と交渉、経営企画への参与など、幅広い活躍が期待されています。
▶︎求人の詳細はこちら
▼お問い合わせ▼
「青山社中キャリア」担当:田中、立山
career@aoyamashachu.com
8.青山社中リーダー塾通信
・塾生と朝比奈の再会
3期生 野村 将揮さん
10期生 黒田 麻衣子さん
10期生 高井 俊一郎さん
11期生 河田 悠さん
11期生 河村 若菜さん
11期生 北田 誠治さん
11期生 越野 充博さん
11期生 角田 梨翔さん
11期生 奈良 拓磨さん
11期生 山室 誠一さん
それぞれの『始動』を応援しています!
さて、毎週土曜日(原則)に座学に勤しんでいる青山社中リーダー塾15期生ですが、経営者、地方議員や国家公務員など多士済々な方々による議論はいつも大変盛り上がり、同期の絆の強さも感じられるようになりました。「土足で踏み込みあう関係」を築けています。
講義では、「文化・文明論」、「日本文化論」を終え、「行政(政治)改革論」に突入しています。
「行政(政治)改革論」では、塾頭 朝比奈の官僚経験、霞が関改革(新しい霞ヶ関を創る若手の会)の経験をモデルケースにしながら政治・行政の現実や組織・人事改革論を学んでいます。
15期生の皆さんは、議論が白熱し大幅に時間を延長するのが恒例ですが、年内最後の講義となった20日は、小幅延長に収まり、朝比奈を含めた忘年会へ。ただ、ここでも議論が白熱しました。
▶︎「青山社中リーダー塾」の詳細はこちら
*NPO法人地域から国を変える会 事務局長:1期生 大山
【鳥取県岩美町】ルーティンワーク改善策の実践段階
組織全体の業務効率化と働きやすい職場環境の実現を目的に、日常業務の見直しと体制再構築に継続的に取り組んでいます。
毎月のルーティンワークについて、特定の職員に業務が偏らないよう業務分担を見直し、あらかじめ業務を分散する体制へと変更、職員の休暇取得や突発的な不在時にも柔軟に対応できるようになります。また、契約事務においては、契約準備行為の段階で「3月議会での議決」を与件として明記する運用を導入し、年度をまたぐ事務の円滑化を図ることを検討します。その他小さな行政改革の取り組みは多岐に渡り、効率性と職員満足度の両立を図る取り組みの一助になると思われます。
*一般社団法人日本と世界をつなぐ会 事務局長:7期生 水野
【北海道むかわ町】
朝比奈が「復興創生・共創アドバイザー」を務めるむかわ町にて、12/26に朝比奈のアレンジによるむかわ町とNTT東日本株式会社 北海道事業部、 株式会社NTT LandScape、青山社中株式会社による四者連携協定の締結式が行われました。NTT東日本株式会社様、 株式会社NTT LandScape様は、当初朝比奈のおつなぎにより様々な分野での連携の可能性が議論されてきましたが、今年むかわ町で開催された温泉ガストロノミーツリズムの企画において恐竜VR体験の実証協力をいただくなど、観光分野での議論も深まり、同町の抱える宿泊キャパシティの不足という課題に対して、同グループが現在取り組まれているトレーラーホテルの活用など、本格的な連携について合意に至った次第です。今後、同グループのご協力により地域資源の活用や人流創出、防災レジリエンス等多方面での連携が想定されています。
また、12/25には小職が地域活性化起業人として訪問させていただき、町の観光産業振興に向けた観光連絡会議(観光協会、商工会、地域商社M Dino、町役場の連携会議体)のワーキングチームの議論支援を行いました。
これまで検討してきた観光振興方針に関する議論や、参加メンバーから発案された取り組みの具体化に向けた協議がなされました。
恐竜化石などが展示されている穂別博物館が来年度拡張リニューアルオープンするなど、観光に関わる町の取組が推進されているなか、観光振興に向けて町のキーとなるプレイヤーが議論をし、実践を重ねていくような場になればとご支援しております。
町長を中心に町役場の方も積極的に新しい取り組みを進められているむかわ町にて、着実に成果につながるように引き続きご支援してまいります。
9.青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ
<12月のメディア掲載・講演>
・12月4日 政策研究大学院大学「外交アカデミー」で朝比奈が講義
・12月9日 一橋大学大学院で「スタートアップエコシステム」などについて朝比奈が講義
・12月13日 「鎌倉カンファレンス」で宮津市長 城崎雅文さん、パラリンピック水泳メダリスト 富田宇宙さん、面白法人カヤック 柴田史郎さんともに朝比奈がパネリストとして登壇
・12月14日 「湯けむりフォーラム2025」(群馬県草津町)
「始動人が人を惹きつける 民間主導のまちづくりの未来」をテーマに株式会社オープンハウスグループ サステナビリティ推進部 横瀬副部長、株式会社アクロバティックス 依田代表取締役とともに朝比奈がパネリストとして登壇
・12月15日 朝比奈がテレビ朝日 羽鳥慎一モーニングショーに出演
・12月16日 朝比奈がBBTチャンネルにて株式会社dof 斎藤代表取締役と対談
・12月18、19日 朝比奈がアドバイザーを務める千葉県香取市の職員向け研修で講演
・12月23日 朝比奈が茨城放送ダイバーシティニュースに出演
<1月のメディア掲載・講演>
・1月8日 朝比奈がBBTチャンネルにてREADYFOR株式会社 米良はるか代表取締役CEOと対談
・1月24日 ぬまた起業塾閉校式(群馬県沼田市)で朝比奈が塾頭として登壇
・1月25日 「始動人フォーラム」(群馬県藤岡市)で朝比奈が講演及び青山社中リーダー塾出身の金沢・高井両県議らとパネルディスカッション
・1月27日 朝比奈が茨城放送ダイバーシティニュースに出演
・1月29日 早稲田大学文化構想学部にて朝比奈が講義
今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
Facebook==============================================
青山社中株式会社
朝比奈一郎
青山社中リーダー塾
=====================================================
今後とも青山社中を宜しくお願い申し上げます。
発行:青山社中株式会社
107-0062 東京都港区南青山2-19-3 サザンキャッスルビル2F・3F
TEL&FAX:03-5474-8995
※ 本メールは、青山社中メールマガジンにご登録いただいた方、弊社イベントにご参加いただいた方、また関係者と名刺交換させていただいた方にお送りしております。
※ 本メールへは送信専用となっております。ご了承ください。
株式会社青山社中
東京都港区南青山2-19-3サザンキャッスルビル2F・3F
お問い合わせ: office@aoyamashachu.com
メール配信解除はこちら