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2025年10月31日
青山社中メールマガジンvol.179「高市政権の展望 〜1か月を振り返りつつ、その先を見る〜」

青山社中メールマガジンvol. 179
目次
1.朝比奈 一郎の論考
高市政権の展望
〜1か月を振り返りつつ、その先を見る〜
2.ASLG 青山社中リーダーシップ・公共政策学校 受講生募集中!
10月1日より開講の「リーダーシップ」編はお陰様で大盛況の中で終了(アーカイブ受講は募集中)
高市総理大臣が総務大臣を務めておられた際に大臣秘書官を務めた平木省静岡県副知事による11月5日開講の「地方行政」編、TVや新聞でおなじみの政策研究大学院大学の竹中治堅先生による12月3日開講の「政治・行政」編など随時受講受付中
3.月イチイチ郎 弊社代表 朝比奈が月に一度、10分程度、時事問題について語るYouTubeチャンネル
4.「政官民の結節点」を担う 青山社中メンバーを募集中!
5.日本の活性化のために邁進する青山社中をサポートしていただく、「青山社中後援隊」会員を募集中!
6.トピックス
・リーダー塾14期生の木村佐知子台東区議が弊社にお越しくださり、朝比奈と面談しました
・青山社中リーダーシップ・公共政策学校が開講し、大盛況の中「リーダーシップ」講座が終了しました(アーカイブ受講はまだまだ募集しています)
・朝比奈が講師を務める番組「社会変革型リーダーの構想力(BBTチャンネル)」に女性役員の育成・紹介などを手がけるOnBoard株式会社CEOで、弁護士の越直美さん(元大津市長)をお招きしました
・朝比奈が顧問を務めるKPMGあずさ監査法人の皆さんと経済産業省 守谷情報経済課長を訪問し、意見交換しました
・朝比奈が前回講師を務めた朝日新聞 角田社長が主催する勉強会にゲストとして参加しました
・朝比奈と取締役村上が岐阜県下呂市を訪問し、下呂市公共施設適正化研究会にアドバイザーとして出席しました
・朝比奈とCMO田中が岐阜県美濃加茂市を訪問し、藤井浩人市長にアテンドしていただき市内を視察しました
・朝比奈が神奈川県川崎市を訪問し富士通の新しい拠点(イノベーションスタジオ)を視察し、その後、アドバイザーとして川崎市中小企業活性化専門部会に出席しました
・朝比奈が中央官庁や民間事業者が官民で進める勉強会(人材確保・育成研究会)で講演しました
・朝比奈が民間企業・各省庁の若手から幹部クラスの皆さんが集う勉強会(九日会)で講師を務めました
・経済産業省の今里産業人材課長が弊社にお越しくださり、朝比奈と意見交換しました
・信州大学特任教授やエステー株式会社アドバイザーなどもお務めの鈴木幹一さんが弊社にお越しくださり、朝比奈と意見交換しました
・朝比奈が群馬県沼田市の星野稔市長とともに、CEATEC2025のオープニングレセプションに参加し、三菱電機の漆間会長、さくらインターネットの田中社長(日本データセンター協会会長)、古賀友一郎経済産業副大臣(当時)、川崎秀人総務 大臣政務官(当時)、株式会社ポリフレクトの宮田社長をご紹介しました
・朝比奈が委員として、湯崎英彦知事ご参加のもと、広島県経済財政会議に出席しました
・宮崎県西米良村の塩月尊志副村長が弊社にお越しくださり、取締役村上とCOO川畑と意見交換しました
・朝比奈、取締役村上とCOO川畑がアドバイザー先である東京都北区を訪問し、山田加奈子区長以下職員の皆さんと意見交換しました
・リーダー塾14期生の小手川誠さんが弊社にお越しくださり、朝比奈と面談しました
・朝比奈が顧問を務めるENGAWA株式会社の新店舗オープンレセプションに参加しました
・朝比奈が上智大学「知のエグゼクティブサロン」に有識者として参加しました
・朝比奈が青山社中リーダー塾3期生の阿部圭史衆議院議員のセミナーに参加し、日本維新の会の藤田文武共同代表などどお会いしました
・朝比奈が静岡県浜松市を訪問。アドバイザー先の山内登下呂市長をアテンドし、中野祐介浜松市長及びスズキ自動車の石井副社長・熊瀧常務役員経営企画本部長と意見交換しました
・取締役 村上が静岡県浜松市を訪問し、職員の皆さん向けに研修講師を務めました
・朝比奈と取締役村上が宮崎県延岡市を訪問し、三浦久知延岡市長、元衆議院議員の武井俊輔さん、元日南市長で飫肥社中代表の﨑田恭平さん、﨑田さんとご一緒に一般社団法人 EVIDENCE STUDIOでご活躍のCSO高嶋さんと意見交換しました
・朝比奈と取締役村上が宮崎県延岡市を訪問し、職員の皆さん向けに研修講師を務めました
・日経新聞社の菊原メディアビジネス 広告コミュニケーションユニット長、飯野次長、黒沼Nブランドスタジオ ブランデッドコンテンツグループ部長が弊社にお越しくださり、朝比奈とCMO田中と意見交換しました
・朝比奈が北海道釧路市の菅野隆博副市長と意見交換し、釧路市の二地域居住イベントに参加しました。その後、合同会社うさぎ企画の森田代表にお声がけをいただき、釧路市の二地域居住イベントに参加しました
・朝比奈がart wine主催者で日中リーダー会議でお世話になっている永目さんのお誘いで、ぬまた起業塾5期生でシードルの世界大会で優勝した藤井さんとart wineに参加しました
・朝比奈がJapan Society 理事長 Joshua Walker さんと意見交換しました
・朝比奈もメンバーの一人であるプロトタイプ政策研究所の落合所長、南さん(一般社団法人Public Meets Innovation代表理事)、小泉さんが弊社にお越しになり、朝比奈と意見交換しました
・朝比奈がLuckyFM 茨城放送「ダイバーシティニュース」に出演しました
・荒井優衆議院議員と行政向けの予算編成・経営管理システムを提供している株式会社Wise Vineの吉本社長が弊社にお越しくださり朝比奈とCMO田中と意見交換しました
・政官民でつくる「新しい企業城下町」躍進フォーラムで朝比奈がパネリストとして登壇しました
7.青山社中からのお知らせ
*政策支援チーム活動レポート
*「青山社中キャリア」〜パブリックセクターの求人情報
8.青山社中リーダー塾通信
9.青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ
1.朝比奈一郎の論考
高市政権の展望
〜1か月を振り返りつつ、その先を見る〜
1.自民党総裁選
〜高市政権誕生までの1か月の振り返り〜
まずはお詫びから入らねばならない。
前回のメールマガジンの冒頭エッセイ(9月末日発出)において、当時4日後に迫っていた自民党総裁選を前に、私は、➀5名の候補者が乱立し、国会議員票が大きなウェイトを占める決選投票が鍵となる中、②連立による少数与党からの脱皮・安定化を求める議員心理、③最も組みやすい相手としての維新との連立可能性、などから考えて、多くの国会議員は小泉氏に一票を投じ、小泉政権が誕生することを予想した。
ただ実際には高市政権が誕生した。見事に予想を外してしまったわけで、不明を恥じる他ない。お詫び申し上げたい。
そこからの約1か月、政局は目まぐるしく動いた。まず、公明党とのまさかの「離婚」があった。結果、「総裁にはなっても、総理にはなれないかもしれないと言われている可哀想な女」(高市氏談)となったが、「玉木首相」で政権奪取を狙う立憲民主党の野党連携の動きが腰砕けになり、逆に、自民党サイドは維新と「結婚」とまでは言えないが、「婚約(もしくは同棲?)」とも言うべき弱い連立が何とか成立。高市政権が誕生した。
熟年離婚は、➀積もり積もった不満と、②引き金となるイベントが重なって成立することが多い。今回の政局(26年にわたる自公の連携の解消)で考えれば、前者(➀)は、安保政策や政治とカネなど、高市氏としても如何ともしがたい「価値観の違い・ずれ」ということになるが、後者(②:トリガーイベント)は、「夫婦」である公明との協議の前に、国民民主との連立協議を模索するという動きであった。夫婦で話し合う前に愛人候補に手を出さんとするような話で(公明と維新は考え方の基盤が真逆)、逆鱗に触れてしまうという高市氏の初手の悪さが際立った。ただ、紆余曲折あって最終的に価値観が近い維新と「婚約(同棲?)」に持ち込めたことは大きかった。
自民党から見て、本来、維新との連立であれば小泉氏(とその後ろ盾の菅氏)、国民民主との連立であれば高市氏(とその後ろ盾の麻生氏)というのが、政局ウオッチャーの相場観であった。そして、全国に次々と候補者を擁立して勢いのある国民民主とは、選挙区調整その他を見据えると連立が難しいというのが一般的な見方であったが(言い訳になるが、したがって維新との方が組みやすく、小泉政権誕生の可能性の方が高いと私も見ていた)、何と、高市氏が勝利しつつ、維新と結果として組むことになったのは驚きだ。
玉木氏が、なぜ高市さん(麻生さん)との連携から身を引いたのか。引いておきながら、立憲の「玉木首相案(野党連合による政権奪取)」にも乗らずで、どこに行こうとしていたのか、非常に不思議ではある。「総理になる覚悟はある」と言いつつ、ほぼなるつもりは無かったようにも見える。一体、どういう戦略だったのか。今がタイミングではなく、力をためる時と見たのか。個人的には、先般の地元のアイドルとの不倫問題に続き、表舞台に立つと出てくるとされる女性問題等のスキャンダルの二の矢・三の矢を警戒したのではないかと勘繰ってしまいたくなるが、表向きは、公明が離脱する中で組んでも仕方ない(自民と国民民主で組んでも過半数を押さえられない)と考えたことが大きいとされている。ただ、自民と維新でも過半数を押さえられないのは同じだ。真相は藪の中である。
2.高市政権誕生後とロケットスタート
〜官邸官僚たちを中心とした霞が関の底力〜
いずれにしても、高市氏の執念が実を結ぶこととなり、議員定数削減などの維新の要求を基本的に丸ごと飲む形で、10月21日に新内閣(高市内閣)が発足した。石破総理の辞任発表時の想定よりは少し遅れたが、自民党はトップを変え、何とか政権を維持することに成功した。
そこからわずか10日だが、まさか、ここまでのロケットスタートを切ることになるとは思わなかった方が多いと思う。「何とか維持」するレベルだったはずの自民党政権が、急に勢いを得ている。
私もまさかこれほどの数字になるとは思わなかったが、高市内閣の高支持率が凄いことになっている。調査媒体による違いはあるが、軒並み70%台となっており(一部、60%台だが、それでも高い)、小泉純一郎政権、鳩山由紀夫政権、菅義偉政権などと同レベルの過去最高レベルの高さだ。
女性初の総理という清新さがあり、しかも、政権の要とも言うべき財務大臣も女性の片山さつき氏となった。小泉防衛大臣や鈴木農水大臣、小野田経済安保大臣と40代の閣僚が政権を彩って、石破内閣より平均年齢が4歳若返った。総裁選で争ったライバルたちが軒並み入閣し(小林鷹之氏は政調会長)、石破側近だった赤沢氏も経産大臣に横滑りとなり、党内融和、自民党の総力戦という演出もバッチリである。支持率が上がって当然かもしれない。
しかもラッキーなことに、政権が成立して5日目にASEANで外交デビューを果たし、7日目にトランプ大統領を迎えての日米首脳会談が行われ、直後にAPEC出席の機会を得て日韓、日中、と立て続けに首脳会談を実現している。各国のトップと自国のトップが肩を並べている絵柄は国民に良いイメージを植え付ける。首脳外交は、ロケットスタートに大きく貢献している。私見では、恐らく高市氏ならずとも(誰が新たな総理になっていても)外交デビューは成功したであろうと思われるが、特に日米首脳会談においては、個人的信頼関係構築をうまく成し遂げ、成功を「大成功」に持って行くことができた。
運も実力のうち、とは言うが、それにしても運がいい。日米首脳会談はホーム開催となった。例えば鳩山政権でも、発足後7日目で日米首脳会談が実現しているが、鳩山氏の訪米時に行われたものであった。彼我の国力の差を考えるとやむを得ないことだが、基本的に政権発足後の最初の日米首脳会談は、日本の総理が訪米して行われるか、国際会議の場などを使って第三国で行われるのが通例だ。スポーツに喩えていえば、アウェイから入るわけである。
しかし、今回は政権発足直後の日米首脳会談が日本で行われた。外相経験などがない高市氏にとっては、心理的に物凄く有利であったと思う。もちろん、ホームになったのは、わが国の国力によるものではなく、そもそもトランプ大統領がASEANやAPECの機会を活用してアジアを歴訪する中で日本に立ち寄ることになったものである。アメリカ側の意地もあったかもしれないが、日本の中でのアメリカ(横須賀米軍基地)を、アメリカの大統領専用ヘリで日本の総理が訪問するという「ホームの中のアウェイ」のような演出もあった。
3.官邸官僚を中心とした事務方の強さ
組閣にしても、外交デビューにしても、正直、高市氏のリーダーシップが発揮されたという感じは受けていない。これらがうまく行ったのは、推測だが、いわゆる官邸官僚たちの力が大きいようにも思う。
内閣の実力を判断する際、とかく閣僚の顔ぶれに目が行ってしまう。各大臣という意味での内閣の陣容が大事でないとは言わないが、私見では、現代は閣僚以上に、官邸のスタッフの力がその内閣の帰趨を大きく左右するようになっていると考えている。私が大学を卒業して、最初に霞が関に奉職してから29年が経とうとしているが、その間、内閣人事局や国家安全保障局が設置されるなど、見える形でも、また、見えない形でも、官房長官なども含め、官邸スタッフの力が以前より各段に増している。
9月の終わりに、私が経産省を辞めた時の上司(当時の貿易局審議官/私は当時インフラ輸出の司令塔的な課の筆頭課長補佐)で、安倍政権で総理秘書官(→総理補佐官)をずっと務めておられた今井尚哉氏に、たまたまパーティでお会いすることがあった。今は、高市内閣の参与になっているが、その時は小池都知事のサポートをされているとのことであった。
色々と話に花が咲き、20分くらいだったであろうか、それなりの時間の立ち話となったが、時節柄総裁選についての話も出た。私が「小泉氏が勝ちますよね、、、」と水向けたところ、「まあ、総裁選の議論は面白くないな。小粒な議論でつまらない。あまり興味ない。やはり、国益かけてトランプやプーチンと瞬間芸で勝負できる・渡り合えるのは安倍さんだな。」と懐かし気に振り返っておられた。話を少しそらされたかな、と思ったその直後、急に引き締まった表情で、「高市氏が勝つぞ。俺たち(安倍政権時のこと)ほど、官僚系の秘書官が、選挙までつぶさに見た政権は無いからな。」と自信満々であった。
その際は、今井氏のコメントは、今井氏が心底敬愛してお仕えしていた安倍氏が推していた高市さんの勝利についての、今井氏なりの願望ともつかない予測かと思っていたが、結果、今井氏の予想通りになった。良い政策も、選挙での勝利・政治的安定がなくしては達成できないということで、今井氏は、見方によっては、政策集団たる霞が関官僚の領分を超えた動きを官邸でしていたこともあるのかと思う。
今回の高市陣営において、総裁選での勝利から組閣等において今井氏が積極的に動いていたのかどうかは分からない。今井氏は、今回も安倍政権時同様に政務秘書官のポストを打診されたとの報道もあるが、これを固辞して参与となったとされる。代わりに、直前まで経産省の事務次官をしていた飯田氏が高市官邸の政務秘書官となり、今井氏が官房総務課長だった時代に筆頭の補佐として支えた香山氏が官邸の事務秘書官となった。
香山氏は、安倍政権時代に、NYの産業調査員という経産省の「日米外交」の最前線にいて、今井氏にダイレクトレポートをしていたこともある。飯田氏は、国際経験が豊富でない(ほぼ無い)ので、本気で高市政権を支える場合は、今井氏を軸に、各省や内政の調整は飯田氏、外交関係は香山氏が中心となって動いていくことになるであろう。
約3年続いた岸田内閣でも、元経産省次官だった嶋田氏が政務秘書官で、事務秘書官に経産省から荒井氏(途中から伊藤氏)という体制が構築されていたが、安倍政権を含め、最近の日本の中長期政権の屋台骨は、経産省ラインが支えている。そして、外交安保は、当時の秋葉氏など、対外友好以上にプラクティカルに国益重視をするタイプの外務官僚(秋葉氏など)が支えることで安定感を出してきている。安倍政権においては、北村氏など警察官僚の影響力も大きかった。今回は、異例であるが、在任9カ月の局長を代える形で、迫力ある外務官僚の市川氏が国家安全保障局長となった。ある意味で、閣僚人事以上に、官邸を中心に、高市政権を支える事務方の体制は整ったと見て良いであろう。
どこまで官邸官僚たちが高市政権のスタートに関与しているのかについては、推測の域を出ないが、今回の日米首脳会談における各種アレンジ(トランプ氏をノーベル平和賞に推薦するなどして、気分良くさせて、最後までトランプ氏は会わない方向だったとされる拉致被害者との面会を実現させるなど)から、ともするとその前の閣僚人事に至るまで、かなり、事務方の力が影響していたのは間違いないのではないか。悪く言えば、高市氏のリーダーシップは、まだあまり感じられず、官邸官僚たちのおぜん立ての上に乗っかっているだけのようにも見える。
岸田氏が勝利した際の自民党総裁選挙において、安倍氏が総裁候補に推していたことからも明確なように、➀安倍氏のレガシーとも言える保守政治家の高市氏、②わが国における女性初の総理大臣である高市氏、という「役者」がうまく機能していることは間違いないが、その役者をプロデュースし、演出し、総合監督をしているのは、今井氏などを中心とする、安倍政権以来の官邸官僚たちにも見える。立場が人を作るとは言うが、高市氏が安倍氏のように、官邸官僚を使いながら政権運営をしていくのか、官僚側に使われる「役者」にとどまるのかで、高市政権の帰趨は大きく変わることであろう。
4.いばらの道 〜高市政権の今後〜
いいスタートを切り、史上まれに見る高支持率を獲得している高市政権であるが、今後の見通しは必ずしも明るくはない。同じような高支持率でスタートした小泉内閣のように長続きするか、逆に、高支持率であったにも関わらず失速した鳩山政権や菅(義偉)政権のように1年持つか持たないかで潰えるのか、予断を許さない情勢である。紙幅の関係から詳述はしないが、どう見ても高市政権の打ち手には限界があるということを以下で見ていきたい。
まず、国民の最大の関心時であるインフレ対策だが、適切な政策を実施して景気を安定的に上向きにしようにも、財政支出には限界がある。減税にしても、一時金給付にしても、それぞれ岸田内閣、石破内閣で一時的な措置として発表されたが、後者に至っては不人気のあまりに高市氏自身が先般の所信表明演説で中止を明確化した。
ガソリンの暫定税率撤廃、年収の壁の引き上げなどの措置は何らか講じられていくであろうが、庶民の懐事情的には、円安などで既に吹っ飛んでしまっているレベルの効果である。
そんな中で、切り札とされる給付付き税額控除にしても、設計・システム構築などに時間を要することが確実で、その効果は現時点では見通せない。そもそも、財政規律を無視するわけにもいかず、高市総理も片山財務大臣もその旨強く言及しており、期待値ほどの大胆な拡張的財政政策を打ち出せるかは甚だ疑問である。
アベノミクスの本質は金融政策にあったと見るのが通説であるが、巷間言われ始めている「サナエノミクス・サツキノミクス」は、言葉は踊っても、大胆な金融緩和は出来ないと見るべきであろう。そもそも、日銀は利上げのタイミングを図ってる状況であるし、目下のインフレ状況で、これ以上の円安で輸入価格上昇による物価上昇を誘発することは出来ない。
上記のとおり、拡張的財政政策にしても限界があり、金融緩和もできないとなると(財政・金融政策によってインフレ対策をしようとして、逆にインフレを助長してしまっては元も子もない)、サナエノミクス・サツキノミクスの実体は何なのか、ということになる。
唯一の希望は、アベノミクスでいうところの3本目の矢の成長戦略、つまりは生産性の向上策ということになるが、これが難しい。安倍元総理も、「私のドリルで規制に穴を開ける」と息巻いてはおられたが、結局、この点に関しては、ほぼ達成できなかったというのが通説だ。解雇規制の緩和などが取りざたされてはいるが、どうなるか。
例えば高市氏は、自治体を通じた地域企業の生産性向上なども主張しているが(交付金の増額)、正直、今のままでは実現不可能に思える。自治体に、社会保障政策的な配分はできても、効率的・効果的な生産性向上のための資金分配先を見極める能力はない。
こういう手詰まり感があふれる中で、これからが官邸官僚たちの知恵の絞りどころではあるが、所得の再分配は出来ても、わが国の国力を根本から強化する方策・政策は、そもそも政治や行政に頼るだけでは無理なような気がしている。今回の一連のアジア訪問や日米首脳会談のように、外交で点を稼ぐことはある程度は出来るかもしれないが、一時的であり、政権の支持率浮揚効果はあってもそれは本質的な改革ではない。
また、中国も韓国も、基本的には、右寄りとされる高市政権には融和的ではなく、これからの日韓・日中外交は、多少の仲良しの演出は出来ても、例えば中国の海洋進出の抑制など、外交によって劇的な得点を稼げるかというと、そう簡単ではない。
というわけで、いつもの結論にはなるが、役所を飛び出して悪戦苦闘している私自身の実感どおり、大事なのは、国民一人ひとり、企業一つひとつが、政治を横目にみて政権の動向を大いに気にかけつつも、自らがしっかりするしかない。政治への過度の期待は禁物である。
各人・各組織が、人材を作り、地域を強化し、各所各所での成長を促して日本を活性化する。政治や行政に出来るのは、基本的には分配であり、本質的成長は、各人・各地域・各企業(組織)の頑張りに依るしかない。
約2週間後の11月15日、青山社中も創業から15年となる。
人材を育て、地域を創生し、日本の各組織を強くする。
変わらぬ信念を胸に、政治を横目にしっかりと見ながら、引き続き歩んでいきたいと改めて思う。
筆頭代表CEO
朝比奈 一郎
2.ASLG 青山社中リーダーシップ・公共政策学校 受講生募集中!
〜10月1日より開講の「リーダーシップ」編はお陰様で大盛況の中で終了(アーカイブ受講は募集中)
高市総理大臣が総務大臣を務めておられた際に大臣秘書官を務めた平木省静岡県副知事による11月5日開講の「地方行政」編、
TVや新聞でおなじみの政策研究大学院大学の竹中治堅先生による12月3日開講の「政治・行政」編など随時受講受付中〜
11月5日(水)から「地方行政」が、12月3日(水)から「政治・行政」が開講します。
「地方行政」の講師には、今年度から平木省 静岡県副知事(元総務省)が担当。また、ゲスト講師には、本学の受講生でもあった野﨑崇正 印西市副市長(元経済産業省)が登壇します。
高市総理大臣が総務大臣時代に秘書官を務めた平木副知事は、浜松市財政部長、京都府政策企画部副部長、岐阜県副知事等を歴任。地方行政のスペシャリストである講師による具体的な事例に基づいた刺激的な授業を提供します。地方行政に携わる方はもちろん、自社のサービスで自治体の課題を解決したい企業の方や自治体とのリレーションを構築したい企業担当者の方におススメです。
詳細やお申込は、こちらです。ぜひ今一度ご一読ください。
https://a.k3r.jp/aoyamashachu/70G48845C1/99
3.月イチイチ郎 弊社代表 朝比奈が月に一度、10分程度、時事問題について語るYouTubeチャンネル
今月の「月イチイチ郎」
朝比奈一郎の、政治を中心とした「世界の捉え方」をお伝えします。
【ご視聴はサムネイルをクリック!】
「政局全般と高市政権に待ち受けるハードル」

ぜひご覧ください!
これまでの動画もショートを含めて、こちらからご覧いただけます。
4.「政官民の結節点」を担う 青山社中メンバーを募集中!
【教育・コミュニティ構築担当募集】
青山社中は「世界に誇れ、世界で戦える日本」を社是に、「政策」・「人材」・「組織」を創る株式会社として、代表の朝比奈を筆頭に、民間の立場から日本の活性化に尽力しています。
特に、社会のあるべき姿を深く考え、リスクを取った決断ができる「人材」(変革の士)の創造は、最大にして急務の使命であると考えております。そして変革者のコミュニティ構築は、この国に、世界に、大きなインパクトを与えられると確信しています。
この度、青山社中では、事業拡大および体制変更等に伴い、弊社筆頭代表CEO 朝比奈、CMO田中と共に、変革の士を創造するための「教育事業」と変革者「コミュニティ構築」を担うスタッフを募集します。
ご関心をお持ちの方は、以下メール宛てにご連絡ください。
recruit@aoyamashachu.com
【教育・コミュニティ構築担当として働く魅力】
1)様々な分野・業界のリーダー(始動者)との出会いがあります
これまでに200名以上のリーダー塾生・卒塾生を擁し、政治家、官僚、経営者、起業家など様々な業界で活躍するリーダー(始動者)を多数輩出してきた「青山社中リーダー塾」や、霞が関出身かつ各分野の第一人者の講師陣を擁する「青山社中リーダーシップ・公共政策学校」の運営、その他企業・自治体向け研修の企画運営などを通じて、各業界の最前線で活躍する一流のリーダー達とのネットワークを構築できます。
2)CEO直下!弊社代表の朝比奈とともに企画・推進できます
これまでに経済産業省や、「プロジェクトK(新しい霞ヶ関を創る若手の会)」の初代代表、全国約20の自治体のアドバイザー、大学院の客員教授など様々なフィールドで活躍してきた弊社筆頭代表CEOの朝比奈の直下で、教育・コミュニティ構築事業のための企画・推進を担うことで、今後のキャリア形成にも役立つ圧倒的な成長を実現することができます。
【主な仕事内容】
◇ 教育事業推進
・「青山社中リーダー塾」及び「青山社中リーダーシップ・公共政策学校」の受講生募集、運営、アフターフォロー等
・企業・官公庁・自治体向け研修・講演等の営業、依頼元との連絡調整、アフターフォロー等
◇ コミュニティ構築業務
・弊社主催の講演会「青山社中フォーラム」をはじめとする弊社主催の各種イベントの企画、講師との連絡調整、受講者募集、運営等
・青山社中の理念・事業に賛同し、活動を後援いただける有志の方々による会員組織「青山社中後援隊」の会員募集、会員管理、「後援隊の集い」の企画運営等
◇ その他、弊社役員と相談の上定める業務
【募集形態】
◇ 正社員、契約社員または業務委託(応相談)
【勤務地】
◇ 東京都港区南青山2-19-3 サザンキャッスルビル2F・3F
(東京メトロ銀座線「外苑前駅」徒歩3分)
※ 転勤はありません。
※ 基本は当社オフィスでの勤務を想定しています。(時差出勤、在宅勤務等は応相談)
【給与】
◇ 経験、能力、前職給与を考慮の上、当社規定により決定いたします。
【お問い合わせ】
◇募集の詳細をお知りになりたい方や、弊社社員との面談をご希望の方は、以下メール宛てにご連絡ください。
recruit@aoyamashachu.com
【インターン募集】
日本の活性化を目指して、リーダー(始動者)の育成や政治家・政党、行政及び企業に政策支援コンサルティングを手掛ける青山社中では、学生インターンを絶賛募集中です。
また、読者の皆様の周りに、関心のある学生がいらっしゃいましたら、是非ご紹介ください。
【青山社中インターンの魅力】
1)普段の学生生活では考えられない魅力的なリーダー達との出会い
これまでに200名近くに及ぶリーダー塾生・卒塾生を擁し、政治家、官僚、経営者、起業家など様々な業界で活躍するリーダー(始動者)を多数輩出してきた「青山社中リーダー塾」や、霞が関出身かつ各分野の第一人者の講師陣を擁する「青山社中リーダーシップ・公共政策学校」の運営サポート、その他企業・自治体向け研修の企画運営サポートなどを通じて、各業界の最前線で活躍する一流のリーダー達とのネットワークを構築できます。
2)政策づくりを間近で体感
政治家や政党向けの政策支援という一般には情報が限られた領域のノウハウを学べます。一般に、政策づくりは、議員ご本人、秘書の方、政党、中央省庁等に圧倒的に知見が集約されており、また、明文化されたノウハウが必ずしも十分には存在しない領域です。こうした中で、議員の質問作成、議員本人や政党などの政策づくりを、実地を通じて、青山社中独自のノウハウを吸収しながら学ぶことが出来ます。
【主な仕事内容】
◇ 教育事業
・「青山社中リーダーシップ・公共政策学校」、「青山社中フォーラム」等の運営補助
◇ 政策支援事業
・政党や政治家(国会議員、地方議会議員)からの依頼事項(議会質問等の議員発言の作成支援、条例案の作成支援、その背景となる政策の作成支援)に伴うリサーチ業務
◇ 広報事業
・弊社各種事業の告知に係る広報物(チラシ、ホームページ)の作成支援
・弊社SNSコンテンツ(Facebook, Instagram, YouTube)の作成・編集補助
◇ その他、弊社社員と相談の上定める業務
【応募資格】
◇ 広く社会情勢に少しでも関心のある方
◇ 率先して人の役に立つための行動を起こせる方
◇ Word・Excel・PowerPointの基礎スキルのある方
◇(広報業務に限る)動画編集ソフトが円滑に操作できる方
◇ 可能な限り勤務地での業務が可能な方
【勤務地】
◇ 東京都港区南青山2-19-3 サザンキャッスルビル2F・3F
(東京メトロ銀座線「外苑前駅」徒歩3分)
【勤務時間】
◇週2日以上(原則として、当社オフィスでの勤務)
・月曜〜金曜のいずれか:10:00〜18:00の間で原則1日4時間以上
・土曜:9:30〜15:00 うち休憩60分
※具体的な勤務時間は、弊社社員と相談のうえ、決定します。
【待遇】
◇ 時給1,400円(交通費実費支給)
【お問い合わせ】
◇ 募集の詳細をお知りになりたい方や、弊社社員との面談をご希望の方は、
以下メール宛てにご連絡ください。
recruit@aoyamashachu.com
5.日本の活性化のために邁進する青山社中をサポートしていただく「青山社中後援隊」会員を募集中!
【後援隊募集について】
青山社中は今年11月に15周年を迎えますが、現在、政党、政治家、地方議会をサポートするシンクタンク事業、リーダーシップ教育を中心とした教育事業、地域活性化事業、官民連携事業など幅広く活動しています。
これまでの15年弱の歩みの中で、国政や全国の地方自治体はじめ界隈では、少なからず(まだまだですが)存在感を発揮し、また多くの始動者(国会議員・首長・地方議員・経営者・ベンチャー起業家・NPO創業者等)を輩出しています。
これは、ひとえに朝比奈や弊社を応援してくださる皆さまのおかげであると痛感しています。そして同時に、設立当時からの目的である日本の活性化には、道半ばであることもまた痛感しています。
目的達成に向け、より多くの皆さまと一緒になって、道なき道をこれからも歩んでいきたいと考えています。
そこで、青山社中では、私どもと一緒になって、歩んでくださる青山社中後援隊を募集しています。青山社中後援隊は、青山社中の理念・事業に賛同し、活動を後援頂ける方々による会員組織です。
会員の方には、講演会・シンポジウムなどへの優先参加、会員同士の交流会の開催など、各種特典をご用意しております。皆さまのお力添えをどうぞよろしくお願いいたします。
【会費】 10,000円/年(税込)
【会員特典】
1. 「青山社中フォーラム」への優先参加と割引
青山社中主催の講演会やフォーラムに、会員価格で優先的にご参加いただけます。
2. 「後援隊の集い」への参加
「青山社中後援隊の集い」は、朝比奈から青山社中の取組み報告、政治・経済情勢の朝比奈の見解などをお話し、参加者の皆さまからも見解の表明などを頂き、回を追うごとに盛り上がっています。
弊社にとってはもちろん、支えて下さる後援隊の方々からも「大切なコミュニティになっている」とのお声をいただきます。
ぜひ皆さまも後援隊への入会をお願い致します!
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6.トピックス
リーダー塾14期生の木村佐知子台東区議が弊社にお越しくださり、朝比奈と面談しました
10月1日 青山社中リーダー塾14期生の木村佐知子台東区議(弁護士)が弊社にお越しくださり、朝比奈と面談し、これからの政治家に求められる要素について朝比奈が話をしました。地方議員経験者のCMO田中も同席しました。区議・弁護士のかたわら東京大学公共政策大学院に通うなど自己研鑽を続ける木村さんの始動を応援しています。
青山社中リーダーシップ・公共政策学校が開講し、大盛況の中「リーダーシップ」講座が終了しました(アーカイブ受講はまだまだ募集しています)
10月1日、8日、15日 ASLG 青山社中リーダーシップ・公共政策学校 では校長 朝比奈が登壇し、と30名弱の受講生が活発な意見交換を行いつつ、受講生それぞれが「リーダーシップ」の基礎について学びました。
15日には、懇親会も開催し、それぞれの「始動」について塾生同士が確認しあうなど、大いに盛り上がりました。
「リーダーシップ」講座はアーカイブで受講も可能です。ご関心ある方はHPよりお申し込みください。
朝比奈が講師を務める番組「社会変革型リーダーの構想力(BBTチャンネル)」に女性役員の育成・紹介などを手がけるOnBoard株式会社CEOで、弁護士の越直美(元大津市長)さんをお招きしました
10月2日 BBTチャンネルの収録を行いました。
経営・ビジネスに特化したコンテンツを、オンラインで「いつでも・どこでも」学ぶことができるBBTチャンネル。
朝比奈は「社会変革型リーダーの構想力」という番組を受け持っています。
現在の日本は、政治・行政・経済・社会など各分野において閉塞感・停滞感が著しい状態が続いています。
一方、世界は、歴史的・文明史的転換点にあるにも関わらず、我が国ではこうした閉塞状況に際して、ダイナミックな構想や変革に向けたアクションが表面上は見当りません。
しかし、実は金銭や地位や名誉といった利害を超え、思い切ったチャレンジを志す若者たちも少なくないです。
そこで当番組では、広い意味で、社会を変えようと頑張っている人たちを「社会変革型リーダー」と定義し、どのようにして、一歩、踏み出すかについての講義と、実際に行動を起こしている人との対談を行っています。
今回のゲストは弁護士の越直美さんです(ちょうど収録日にテレビ朝日 『モーニングショー』にも出演されていました)。
大手弁護士事務所で企業の再生などに尽力されるなどご活躍の中、それまで縁の無かった政治の世界へ飛び込まれ若干36歳で大津市長にご就任。市長として女性有業率の改善や公民連携に取り組まれ、実現させた越さんのリーダーシップとは。
弁護士として、実業家として、「女性が自由に選択できる社会を築く」というご自身の理念を成し遂げるための越さんの構想力とは。ぜひご覧ください。
朝比奈が顧問を務めるKPMGあずさ監査法人の皆さんと経済産業省 守谷情報経済課長を訪問し、意見交換しました
10月6日 朝比奈が顧問を務める大手監査法人の皆さんと経済産業省 守谷情報経済課長を訪問し、意見交換しました。またその後は守谷課長と一対一でお時間をいただき意見交換しました。
朝比奈が前回講師を務めた朝日新聞 角田社長が主催する勉強会にゲストとして参加しました
10月6日 前回、朝比奈は「地方創生」をテーマに講演をさせてもらいましたが、今回は「最新のAIの動向」がテーマで、興味深く話を聞かせていただきました。
朝比奈と取締役村上が岐阜県下呂市を訪問し、下呂市公共施設適正化研究会にアドバイザーとして出席しました
10月7日 朝比奈と取締役村上が第3回下呂市公共施設適正化研究会にアドバイザーとして出席しました。人口に対し、施設系公共施設を多数所有する下呂市にとって公共施設の適正化は人口減少時代においては必須の課題です。ただ削減だけでなく、まちづくりの観点を加味しながら住民の皆さんにとっての最適解を議論しています。
朝比奈とCMO田中が岐阜県美濃加茂市を訪問し、藤井浩人市長にアテンドしていただき市内を視察しました
10月8日 朝比奈と岐阜出身であるCMO田中が岐阜県美濃加茂市を訪問し、藤井浩人市長と意見交換し、お忙しい中、自ら市内をアテンドしていただきました(職員の皆さまにも大変お世話になりました)。
①リバーポートパーク
木曽川沿いにあるリバーポートパーク美濃加茂は、「人と人・川と街をつなぐ地球と遊べる街、美濃加茂を発信する公園」というコンセプトでラフティングやサップといった川遊び、バーベュキューやNYスタイルのカフェといったグルメ、他にも音楽フェスやヨガ、サイクリングなどが楽しめる「まちなかアウトドア施設」です。
指定管理で運営されていますが、従来の指定管理のイメージを覆すオシャレな施設で、想定をはるかに超える来場があるとの事でした。
②中山道太田宿跡
中山道太田宿跡は江戸時代の風情を感じられる街並みで立派なうだつも。田中のご親戚にあたる御代桜醸造の渡辺社長にもご挨拶できました。「大化の改新より前、鴨の里の県主の一族が水取りの伴に選ばれて、大和朝廷に水を奉っていた」という古伝の史実も見られる等、水の清冽な美濃加茂市は、酒造りに絶好な気候風土を備えた適地と言われています。
③山之上保育園(里山教育)
保育園に隣接する里山を活かして、子どもたちが自ら遊びを創り出す保育を行っています。答えのない時代に対応した先進的な保育であると感じました。ちょうど運動会で子どもたちの元気な声が響いていました。
④文化の森
市では珍しく博物館がある美濃加茂市ですが、坪内逍遥や津田左右吉など偉人を輩出している文化的にも優れた地域であることが実感できました。
⑤伊深のイブカフェ
旧役場を利用したイブカフェは、オシャレで必ずしも交通の便が良いとは言えない立地ですが女性を中心に賑わっていました。猟師さんでもあるシェフのジビエ料理は絶品でした。朝比奈は鹿肉ハンバーグをいただきました。
⑥健康の森
美濃加茂市の里山再生プロジェクト(地域住民や企業と進める里山づくり)についてお話をうかがいました。獣害をなんとかしたいとの思いや藤井市長のバックグラウンドからくる環境への思いなどをお聞きできました。
その他、藤井市長から歴史、文化、産業など美濃加茂市の特色と魅力をたっぷりとお聞きでき、色々と可能性を感じました。
職員の皆さんも熱心に説明していただきました。藤井市長、職員の皆さん、誠にありがとうございました。
朝比奈が神奈川県川崎市を訪問し富士通の新しい拠点(イノベーションスタジオ)を視察し、その後、アドバイザーとして川崎市中小企業活性化専門部会に出席しました
10月9日 朝比奈が本社を川崎市に移した富士通の新しい拠点(イノベーションスタジオ)を小野さんにお世話になり訪問しました。UISは可能性を感じる新型のインキュベーションスペースで、社食も安くて大変美味しかったです。
その後は、川崎市役所に移動して、経済活性アドバイザーとして会議に出席。令和8年度からの産業振興プランを議論しました。
朝比奈が中央官庁や民間事業者が官民で進める勉強会(人材確保・育成研究会)で講演しました
10月9日 朝比奈が官民協同で進める人材・確保育成研究会において、「公務を担う公共人材の確保育成」をテーマに講演を行いました。先進自治体として朝比奈も委員として関わった神戸市の事例(中途採用が半分を占めることや役職付きでの採用)などを取り上げ、お話ししました。
朝比奈が民間企業・各省庁の若手から幹部クラスの皆さんが集う勉強会(九日会)で講師を務めました
10月10日 朝比奈が民間企業・各省庁の若手から幹部クラスの皆さんが集う勉強会(九日会)で講師を務めました。多くの先輩方がいらっしゃり、青山社中の取り組みを中心に後進の活動について知っていただきました。
経済産業省の今里産業人材課長が弊社にお越しくださり、朝比奈と意見交換しました
10月10日 経済産業省の今里産業人材課長が弊社にお越しくださり、地域の現状や人材育成のあり方について、朝比奈と意見交換しました。
信州大学特任教授やエステー株式会社アドバイザーなどもお務めの鈴木幹一さんが 弊社にお越しくださり、朝比奈と意見交換しました
10月10日 信州大学特任教授やエステー株式会社アドバイザーなどもお務めの鈴木幹一さんが弊社にお越しくださり、朝比奈と意見交換しました。
朝比奈が軽井沢町のアドバイザーをしていた頃から長いお付き合いをさせていただいている鈴木さんが弊社にお越しくださり、朝比奈と意見交換しました。鈴木さんは朝比奈と同じく、福井県立大学の客員教授もお務めです。
朝比奈が群馬県沼田市の星野稔市長とともに、CEATEC2025のオープニングレセプションに参加し、三菱電機の漆間会長、さくらインターネットの田中社長(日本データセンター協会会長)、古賀友一郎経済産業副大臣(当時)、川崎秀人総務大臣政務官(当時)、株式会社ポリフレクトの宮田社長をご紹介しました
10月14日 朝比奈がアジア最大級のITとエレクトロニクスの国際展示会であるCEATEC(シーテック)2025のオープニングレセプションに参加しました。
今回のCEATEC2025には、朝比奈が経済活性アドバイザーを務める群馬県沼田市が、企業立地のプロモーションのために出展しており、国内の大手企業と沼田市のマッチングを図るため、朝比奈がそのお手伝いをいたしました。
レセプション会場では、三菱電機の漆間会長、さくらインターネットの田中社長(日本データセンター協会会長)、古賀友一郎経済産業副大臣(当時)、川崎秀人総務大臣政務官(当時)、株式会社ポリフレクトの宮田社長を朝比奈から星野稔市長にご紹介いたしました。
朝比奈が委員として湯崎英彦知事ご参加のもと、広島県経済財政会議に出席しました
10月15日 朝比奈が委員として広島県経済財政会議に出席しました。
広島県では、県政の発展に向けた施策推進に関し、知事が外部有識者と意見交換を行う経済財政会議を設置されています。
湯崎知事ご参加のもと、今年度の第3回の会議に朝比奈が有識者として参加しました。
宮崎県西米良村の塩月尊志副村長が弊社にお越しくださり、取締役村上とCOO 川畑と意見交換しました
10月15日 宮崎県西米良村の塩月副村長が弊社にお越しくださり、取締役村上とCOO川畑と意見交換しました。川畑が総務省在職中に、宮崎県に出向しており、塩月副村長も県職員でいらっしゃることから、その時以来のご縁です。前回の参院選挙の投票率が90%を超え、全国屈指の高投票率の村として有名です。西米良村の現状と課題について意見交換しました。
朝比奈、取締役村上とCOO川畑がアドバイザー先である東京都北区を訪問し、山田加奈子区長以下職員の皆さんと意見交換しました
10月16日 朝比奈、取締役村上とCOO川畑がアドバイザー先である東京都北区を訪問し、山田区長以下職員の皆さんと意見交換しました。アドバイザーとして定期的に訪問しており、特に区長のご相談には朝比奈が対応し、北区の更なる発展のためにサポートさせていただいています。また職員の皆さんからのご相談には政令市勤務経験がある村上や宮崎県財政課長も務めた川畑が職員の皆さんに寄り添ったサポートを行っています。
リーダー塾14期生の小手川誠さんが弊社にお越しくださり、朝比奈と面談しました
10月17日 青山社中リーダー塾14期生の小手川さんが弊社にお越しくださり、朝比奈と面談しました。青山社中リーダー塾は、1年目の座学編に続き、2年目から5年目は実践編として塾生の活動を塾頭朝比奈がコンサルティングをし、塾生の皆さんの始動をサポートしています。小手川さんの始動を応援しています。
朝比奈が顧問を務めるENGAWA株式会社の新店舗オープンレセプションに参加しました
10月17日 朝比奈が顧問を務めるENGAWA株式会社の新店舗オープンレセプションに参加しました。
体験型ストア「ENGAWA ASAKUSA」は、「世界と未来へつなぐ–日本の美とアイデアの発信拠点」をコンセプトに、全国400点以上の逸品を揃えたセレクトショップです。
全国の職人や地域ブランドと連携し、商品販売や飲食、交流イベントや文化体験ワークショップを通じて「体験としての日本文化」を提供しています。
「技」、「美」、「食」…こういった分野では日本が世界のフロントランナーを走っていることをあらためて痛感させられました。
店舗は浅草駅から徒歩3分、浅草寺から徒歩2分という好立地に位置していますので皆さんもぜひ店舗訪れてみてください。
朝比奈が上智大学「知のエグゼクティブサロン」に有識者として参加しました
10月18日 朝比奈が上智大学「知のエグゼクティブサロン」に有識者として参加しました。一流のビジネスパーソンと学者・有識者がフラットに対話し、お互いに学び合える、水平型・対話型・創発型の新しいサロンで、知人の堀内勉さん(『読書大全』の著者)のお声がけで有識者参加は3年目となります。朝比奈は7月に話題提供者(講師)を務めました。
朝比奈が青山社中リーダー塾3期生の阿部圭史衆議院議員のセミナーに参加し、日本維新の会の藤田文武共同代表などどお会いしました
10月20日 朝比奈がリーダー塾3期生の阿部圭史議員のセミナーに参加し、日本維新の会の藤田文武共同代表などとお会いしました。日本維新の会が新たに連立入りする中で、阿部圭史議員の更なる活躍が期待されます。
朝比奈が静岡県浜松市を訪問。アドバイザー先の山内登下呂市長をアテンドし、中野祐介浜松市長及びスズキ自動車の石井副社長・熊瀧常務役員経営企画本部長と意見交換しました
10月20日 朝比奈がアドバイザー先の山内下呂市長をアテンドし、浜松市役所で中野浜松市長とスズキ自動車で石井副社長・熊瀧常務役員経営企画本部長と意見交換しました。
浜松市も下呂市も朝比奈がアドバイザーを拝命しており、浜松市と下呂市の連携による相互の発展の可能性についてお話ししました。
その後、スズキ本社にうかがいました。浜松・静岡・日本を支えるスズキ自動車とも地域とのさらなる連携を確認しました。
取締役村上が静岡県浜松市を訪問し、職員の皆さん向けに研修講師を務めました
10月20日 取締役村上が浜松市にて職員の皆さま向けの研修講師を務めました。
昨年度まではCOOであった平木省さんが講師を務めていましたが、平木さんの静岡県副知事のご就任に伴い、今年度は村上が担当しました。
ヒラキイズムの継承者として、実践的なマネジメントについて熱弁を振るいました。
朝比奈と取締役村上が宮崎県延岡市を訪問し、三浦久知延岡市長、元衆議院議員の武井俊輔さん、元日南市長で飫肥社中代表の﨑田恭平さん、﨑田さんとご一緒に一般社団法人 EVIDENCE STUDIOでご活躍のCSO高嶋さんと意見交換しました
10月21日 40代の若手市長の三浦延岡市長が素晴らしい店を予約してくださり、意見交換しました。大学時代からの盟友で、宮崎一区の衆議院議員だった武井俊輔さん、プロジェクトK時代からの盟友の元日南市長の﨑田さん(青山社中を意識してくださり、地域活性・人材創出のための飫肥社中を立ち上げてます)と一般社団法人 EVIDENCE STUDIOの高嶋さんが来てくださり、弊社村上と共に楽しい延岡の夕べとなりました。
朝比奈と取締役村上が宮崎県延岡市を訪問し、職員の皆さん向けに研修講師を務めました
10月22、23日 朝比奈と村上が宮崎県延岡市にて、市職員の皆さまに向けた「リーダーシップ力及びマネジメント力向上研修」で講師を務めました。
昨年度に引き続きお声がけをいただき、初日の朝比奈からは、マネジメントとリーダーシップの対比を皮切りに、ハーバード・朝比奈流パブリックリーダー試論を中心にリーダーシップの本質についてお話ししました。「リーダーシップを切り口に考える地域活性化」についてもお話ししました。ワークショップの議論も大変盛り上がりました。
2日目の村上からはマネジメント及び基礎自治体出身者としてより具体性の高い事例を中心としたお話をしました。
日々現場で奮闘されている皆さまに少しでもお役に立てたら幸いです。
日経新聞社の菊原メディアビジネス 広告コミュニケーションユニット長、飯野次長、黒沼Nブランドスタジオ ブランデッドコンテンツグループ部長が弊社にお越しくださり、朝比奈とCMO田中と意見交換しました
10月23日 日経新聞社の菊原メディアビジネス 広告コミュニケーションユニット長、飯野次長、黒沼Nブランドスタジオ ブランデッドコンテンツグループ部長が弊社にお越しくださり、朝比奈とCMO田中と高市新政権や地方創生について意見交換しました。
朝比奈が北海道釧路市の菅野隆博副市長と意見交換しました。その後、合同会社うさぎ企画の森田代表にお声がけをいただき、釧路市の二地域居住イベントに参加しました
10月24日 朝比奈が釧路市の菅野副市長と意見交換しました。
釧路市の鶴間市長は朝比奈の高校(秀明高等学校)の後輩にあたります。高校時代に特に面識があったわけではないんですが、鶴間さんの同級生が「朝比奈先輩のところで、アドバイスをもらったほうが良い」と言ってくれたようで、今年はじめにわざわざ訪ねて下さいました。釧路市は二地域居住にも力を入れており、都内でイベントが開催されており、合同会社うさぎ企画の森田代表にお声がけをいただき、朝比奈も参加しました。
朝比奈がart wine主催者で日中リーダー会議でお世話になっている永目さんのお誘いで、ぬまた起業塾5期生でシードルの世界大会で優勝した藤井さんとart wineに参加しました
10月26日 朝比奈がart wine主宰者で日中リーダー会議で朝比奈が代表をしていた頃の事務局でお世話になっている永目さんのお誘いで、ぬまた起業塾5期生でシードルの世界大会で優勝した藤井さんとart wineに参加しました。art wineはワインを飲みながら絵を書くというイベントです。普段はワインですが、この日はシードルを飲みながらという企画で、すぐに予約はいっぱいになったそうです。
永目さんは英語と中国語に堪能で、アートにも造詣があります。美術が10段階中で3の評価だった朝比奈もart wineに楽しく挑戦しました。
朝比奈がJapan Society 理事長 Joshua Walker さんと意見交換しました
10月27日 朝比奈が、Japan Societyの理事長兼CEO Joshua Walkerさんと意見交換を行いました。
Japan Societyは日露戦争後に、アメリカが日本をより理解するために設立された歴史ある団体です。Walker氏は2019年からJapan Societyの理事長兼CEOを務めており、幼少期を日本の北海道・札幌で過ごしたことから、日米両国の文化を深く理解する二重文化の視点を持っています。
Walker氏はEurasia Groupや米国国務省での経験を活かし、日米両国の市民間の相互理解を深めるため、文化交流や教育プログラムに力を注いでいます。また、日本とアメリカの架け橋として、両国の文化的、ビジネス的なつながりを強化する活動を推進しています。
朝比奈もメンバーの一人であるプロトタイプ政策研究所の落合所長、南さん(一般社団法人Public Meets Innovation代表理事)、小泉さんが弊社にお越しになり、朝比奈と意見交換しました
10月28日 朝比奈もメンバーの一人であるプロトタイプ政策研究所の落合所長、南さん(一般社団法人Public Meets Innovation代表理事)、小泉さんが弊社にお越しになり、朝比奈と意見交換しました。
朝比奈もメンバーの一人であるプロトタイプ政策研究所は様々な企業・団体・公的機関等における経験を有する有識者が参画し、政策・制度・実務に関して、ユーザーの視点を踏まえて、公的機関・民間の双方が取り組めていない我が国の政策と実務の架け橋を作ること及び検討課題とされるべき研究成果や提言の発信を行うことを目的とする研究所です。
今後の活動や「政策×ビジネス×人材育成」などをテーマに意見交換しました。
朝比奈がLuckyFM 茨城放送「ダイバーシティニュース」に出演しました
10月28日 朝比奈がダイバーシティニュースに出演しました。
話題のニュースをピックアップし、解説する【five news】では、
1.日米首脳会談
2.高市政権発足 高支持率
3.トランプ氏アジア訪問
4.宮城県知事選挙
5.日経平均5万円超え
高支持率でスタートした高市政権ですが、【special talk】では人事や所信表明から高市政権の見方と今後についてをお話ししました。
高市政権で内政・外交はどう変化するのか。
見どころ(聞きどころ)満載です。 ぜひご覧ください!
https://a.k3r.jp/aoyamashachu/70G48845C08/99
荒井優衆議院議員と行政向けの予算編成・経営管理システムを提供している株式会社Wise Vineの吉本社長が弊社にお越しくださり朝比奈とCMO田中と意見交換しました
10月30日 荒井優衆議院議員と株式会社Wise Vineの吉本社長が弊社にお越しくださり朝比奈とCMO田中と意見交換しました。
荒井議員は朝比奈とは旧知のご関係で、青山社中設立時にも、15年前、弊社にお越しいただき激励をいただき、懐かしい話から現在の政局まで話は尽きませんでした。
吉本社長はいわゆる自治体の2040年問題に問題意識を持っておられ、特に職員数が今後減少する中で、行政向けの予算編成・経営管理システムを提供し、本社のある愛媛県はじめ、より効果的で効率的な自治体運営をサポートされています。
予定時間を超過して議論が盛り上がりました。
政官民でつくる「新しい企業城下町」躍進フォーラムで朝比奈がパネリストとして登壇
10月31日 政・民・官のリーダーが結集し、日本を支える地方社会の新たな再生モデル「企業城下町」の可能性を展望する「政官民でつくる「新しい企業城下町」躍進フォーラム」で朝比奈が登壇しました。初回は東京での開催でしたが、二回目となる今回は実際に取り組みが進む前橋での開催となりました。朝比奈は最終セッションにパネリストとして登壇し、企業城下町を担う地域の教育のあり方」をテーマに議論しました。
7.青山社中からのお知らせ
*政策支援チーム活動レポート
政策支援チームはお陰様でフル回転で様々な仕事に取り組ませていただいており、今月はその中でも3つを取り上げご紹介させていただきます。
①政策提言に向けた勉強会
民間企業・中央官庁等と連携し、改革に必要なイシューについて勉強会を組成します。勉強会での議論を基に政策提言を取りまとめ、政府・国会議員等のキーパーソンへのご説明を通じて政策の実現を目指しています。テーマや必要に応じて政治家にもご参加いただいています。
目下、日本からのメガベンチャー創出を目指す「メガベンチャー勉強会」の第3期に向けた準備(乞うご期待)と、「経済成長と地方創生に資するGX勉強会」の政策提言に向けた取りまとめを行っているところです。
②マニフェスト作成支援
国政・首長選挙をはじめとするマニフェスト作成のサポートに取り組んでいます。「いま求められている政策は何か」、「政策をどのようにブラッシュアップさせるか」など、政官民の結節点を自負する弊社ならではの視点を提供し、候補者と議論を深めております。
③国政情勢レポート
定期的に永田町・霞が関の動向をレポートにまとめ、お客様にご提供し、ミーティングを行っています。新政権の発足や連立の枠組み変化など、目まぐるしく変わる政局とそこから導き出される政策動向について、政策チームでも議論が白熱しています。
「政・官・民」の結節点である当社の強みを活かした行動型シンクタンクとして、皆様が進める「改革の実現」に向け、引き続き多彩な支援を行って参ります。
https://a.k3r.jp/aoyamashachu/70G48845B8/99
ご関心のある方はお気軽にお問い合わせ下さい。
▼お問い合わせ▼ 担当:村上、川畑、田中
office@aoyamashachu.com
*「青山社中キャリア」〜パブリックセクター の求人情報〜
ー 官民の「回転ドア」をもっと大きく、もっと軽く ー
当社では「青山社中キャリア」と銘打ち、企業へ転職を考える官庁在籍者や、公務員へ転身を考える企業在籍者などを中心に、公共政策領域での中途採用の紹介・マッチングに務めています。
お仕事を探している方、戦力を探している企業様からのお問い合わせを、
随時受付中!お気軽にお問い合わせください。
現在、大手外資デバイスメーカーでの政府渉外責任者を募集しています。
1.仕事の魅力
携帯電話やドローンをはじめ、通信機器に必須のデバイスを製造する大手外資メーカーでの、政府渉外責任者のポジションです。この企業の製品分野は、自動運転やロボット、あらゆる製品がネットワークにつながっていくことが想定されるなか、今後も大きな成長がみこまれています。
今回募集のポジションでは、官僚など政策に携わった経験を基に、大きな裁量を持って取り組むことができます。
2.必須スキル・経験
政府・政策渉外、補助金獲得にむけた予算制度構築への働きかけ、政府関係部門とのコミュニケーション、政策分析と交渉、経営企画への参与など、幅広い活躍が期待されています。
詳しくはこちらをご覧ください!
▼お問い合わせ▼
「青山社中キャリア」担当:田中、立山
career@aoyamashachu.com
8.青山社中リーダー塾通信
*塾生と朝比奈の再会
3期生 阿部圭史さん
4期生 阿部 司さん
6期生 井戸 萌愛さん
6期生 金沢 充隆さん
10期生 高井 俊一郎さん
12期生 伊澤 貴寛さん
14期生 木村 佐知子さん
14期生 小手川 誠さん
14期生 武田 英之さん
それぞれの『始動』を応援しています!
さて、毎週土曜日(原則)に座学に勤しんでいる青山社中リーダー塾15期生ですが、経営者、地方議員や国家公務員など多士済々な方々による議論はいつも大変盛り上がっています。
現在は「思想編」の講義で、西洋の政治・経済思想について熱い議論が交わされています。また朝比奈が気になるニュースを解説する「消費される知識」も、政局の激動の中、議論が盛り上がり、10時30分から14時まで議論し、その後はランチをしながらの延長戦が続いている状況です。
11月15日には、期を超えて塾生の皆さんが集まるリーダー塾合同クラスを開催予定です。
講師には(株)ジンズホールディングスの田中仁代表取締役CEOをお招きします。
同社は、今月上旬に発表した決算では、過去最高の売上と営業利益を達成し、来期も更なる飛躍を市場に宣言しています。
また故郷である前橋市にて、「民主導による地方創生」を実践されています。
前橋のまちづくりを地域の経済人が進めている「一般社団法人 太陽の会」(田中仁会長)を弊社がサポートさせていただいており、朝比奈が田中CEOを石破前総理にご紹介し、石破前総理も地方創生の新たな取り組みとして前橋の動きを高く評価して下さいました。
石破前総理が同地を視察されたのも記憶に新しいところです。
またリーダー塾合同クラスで毎回行われる塾生プレゼンには、3名の塾生(卒塾生)が登壇します。
現役の高校教諭の他、AR・空間エンタメの分野で挑戦する起業家は、次世代デバイス「AIグラス」についてを、世界有数の伝統あるIT企業の若手営業マンは「公共担当外資IT営業の提案戦略」をテーマに発表します。
青山社中リーダー塾
https://a.k3r.jp/aoyamashachu/70G48845B01/99
*NPO法人地域から国を変える会 事務局長:1期生 大山
【栃木県那須町】 那須ロープウェイ延伸に向けた実現可能性調査
栃木県那須町では、那須岳(茶臼岳)に設置されている「那須ロープウェイ」について、実現可能性のための調査が完了します。同内容は、関連する委員会での協議を経て公開され、来年前半には実現性の可否を判断する予定です。現在のロープウェーは、山麓駅から山頂駅まで約800メートルを結んでいます。構想では、第一期として山麓駅から「県営大丸駐車場」付近まで約600メートル、さらに第二期として「那須湯本温泉エリア」まで約3.2キロを延伸するもので、合計約3.8キロ。段階的に建設・開業を進める計画です。実現すれば全長約4.6キロとなり、「苗場ドラゴンドラ(約5.5キロ)」に次ぐ国内2番目の長さになる見込みです。
【群馬県安中市】 安中市道の駅整備方針検討委員会の開始
群馬県安中市における道の駅の検討は、専門家による検討会での議論の段階に移りました。基本構想が策定されたため、現在は具体的な機能や事業者のイメージを詰めていきます。今後は、事業候補者向けにサウンディングを実施し、売上の想定、それに応じた機能・規模、具体的な施設配置など、より実現性の高い計画づくりを進めていきます。大半の道の駅が赤字経営と言われる中、契約形態についても、デパートや一般商業施設を参考に、売上に応じた歩合連動型とすることで、オーナー・出店者・指定管理者が一体となって売上増加に取り組める仕組みとします。
*一般社団法人日本と世界をつなぐ会 事務局長:7期生 水野
【北海道むかわ町】
朝比奈が「復興創生・共創アドバイザー」を務めるむかわ町にて、地域活性化起業人を務める小職が10/23-25に訪問いたしました。
今年、町との三者連携協定を締結いただいた大和リース株式会社様の全面的な協力のもと一般社団法人ONSEN・ガストロノミーツーリズム推進機構様が申請主体となり、観光庁地域観光魅力向上事業にて採択となったONSENガストロノミー企画について、ほぼ定員の応募いただく形で当日を迎えることができました。
当日は晴天にも恵まれ、約40名の方が町内をウォーキングしながら、旬の味覚である本ししゃもをはじめ、町のグルメを堪能いただき、「むかわ町には来たことがあったことはあったが、行ったことがないお店、知らなかった場所に行くことができてよかった」と参加者の方からもお声をいただきました。また、ゴール後には、NTT東日本グループのご協力により、恐竜VR体験を提供いただき、恐竜の町としてのコンテンツの可能性を検証いたしました。
今後、今回の企画を踏まえたコンテンツの作りこみや、展開に向けて町内関係者とも協議しながら進めていくこととなります。
町長を中心に町役場の方も積極的に新しい取り組みを進められているむかわ町にて、着実に成果につながるように引き続きご支援してまいります。
9.青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ
<10月のメディア掲載・講演>
・10月2日 BBTチャンネルの収録(OnBoard株式会社 越直美 代表取締役CEO)
・10月9日 一般財団法人 浩志会(官民勉強会の組織) 公共人材研究会にて「公務を担う公 共人材の確保育成」をテーマに朝比奈が講演
・10月10日 九日会(経済界、霞ヶ関の方々による勉強会)の例会にて、「青山社中の現状 と今後 〜政治を横目に見つつ政治に行かず、地域や個人を元気にする〜」をテーマに朝比奈が講演
・10月22日 宮崎県延岡市の職員研修で朝比奈と取締役村上が講演
・10月28日 朝比奈がダイバーシティニュースに出演
・10月31日 「新しい企業城下町」躍進フォーラムで朝比奈がパネリストとして登壇
<11月のメディア掲載・講演予定 *10月31日現在>
・11月13日 青山社中創立15周年記念パーティーで、朝比奈が「青山社中のこれから」をお話しします
・11月21日 BBTチャンネルの収録(政策研究大学院大学 安田洋祐 教授)
・11月25日 朝比奈がダイバーシティニュースに出演
・11月26日 BBTチャンネルの収録(株式会社浅井農園 浅井雄一郎 代表取締役CEO)
・11月28日 株式会社ティアーズ(ヘアケア製品製造販売)様の企業内研修講師として朝比奈が講演
<その他のお知らせ>
・朝比奈が元プロ野球選手の古田敦也さんらとともにパートナーの一人として応援させていただいている特定非営利活動法人「放課後NPOアフタースクール」のイベントのご案内
【11/19(水)開催・参加者募集!】放課後の居場所づくりの好事例や実践方法を共有|放課後NPO・自治体フォーラム2025
子どもや子どもの居場所を中心にした地域づくりを一緒に考えていきませんか?
自治体職員の方を中心にどなたでもご参加歓迎のオンラインイベントを11月19日(水)に開催します!
こども家庭庁や、福岡県北九州市、茨城県つくば市、兵庫県南あわじ市の各ご担当者様にもご登壇いただき、事例紹介や課題の乗り越え方をお伝えします。後半はディスカッションパートもございますので、参加者の皆様とも子どもの放課後の居場所づくりの集合知を一緒につくり出していけたらと願っています。
【開催概要】
「事例をもとに考える|自治体のこども政策に活かす地域全体の居場所づくりフォーラム」
日時:2025年11月19日(水) 10:00〜12:00
対象:都道府県・市区町村において子どもの居場所づくり・放課後事業等を担当する部局の方、こども計画策定に関連する部局の方、地域で子どもの居場所を運営する方、その他ご興味のある方どなたでも歓迎
参加費:無料
▼詳細・登壇者プロフィール・お申し込みはこちら
https://a.k3r.jp/aoyamashachu/70G48845C10/99
今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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