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2025年9月1日

青山社中メールマガジンvol.177「そこじゃないんですが・・・ 〜自民党の総裁選前倒し騒動について感じること。真の敗因とは?〜」

青山社中メールマガジンvol.177「そこじゃないんですが・・・ 〜自民党の総裁選前倒し騒動について感じること。真の敗因とは?〜」

青山社中メールマガジンvol. 177

目次

1.朝比奈 一郎の論考
そこじゃないんですが・・・
〜自民党の総裁選前倒し騒動について感じること。真の敗因とは?〜
2.ASLG 青山社中リーダーシップ・公共政策学校校長 朝比奈による無料模擬授業のご案内
3.月イチイチ郎 弊社代表 朝比奈が月に一度、10分程度、時事問題について語るYouTubeチャンネル
4.「政官民の結節点」を担う 青山社中メンバーを募集中!
5.「青山社中後援隊」会員募集中!9月18日に後援隊の集いを開催

6.トピックス
・経産省の福山さんが青山までお越しくださり、朝比奈と意見交換しました
・青山社中リーダー塾合同クラスにて、勝目康衆議院議員(環境大臣政務官兼内閣府大臣政務官)にご登壇いただきました
・朝比奈がヨシオ工業株式会社の徳野社長のお誘いもあり、石川県金沢市を訪問
 し、小森卓郎衆議院議員、山野前金沢市長、西垣前 副知事、浅野副知事はじめ多くの皆さんと意見交換しました
・朝比奈が富山県人材育成・確保推進会議に座長として出席しました
・朝比奈がアドバイザーとして新潟県妙高市を訪問しました
・朝比奈が市長肝いりで設置された「静岡市政変革研究会」(正式名称 静岡市社会の大きな力と知を活かした根拠と共感に基づく市政変革研究会)の委員として人口減少対策分科会や産業構造分科会などに出席しました
・朝比奈とCOO 川畑が資源エネルギー庁を訪問し、小林部長、那須課長、菅野補佐 と意見交換しました
・朝比奈が株式会社一進堂の山崎社長の出版記念イベントで対談しました
・朝比奈が講師を務める番組「社会変革型リーダーの構想力(BBTチャンネル)」 にオリンピアンで現在は起業家支援や教育に尽力されている為末大さんをお招きしました
・朝比奈が経済産業省の後輩に当たる自民党神奈川13区 丸田康一郎支部長からお声がけをいただき、神奈川県綾瀬市議会自民党会派の皆さんに向け「令和の日本列島改造〜地方創生のこれまでの歩み/石破政権の動向・トランプ改革の本質なども 踏まえ〜」をテーマに講演しました
・朝比奈とCMO田中が株式会社ゼンショーホールディングスを訪問し、小川会 
長、小川社長、小林参与と意見交換しました。
・朝比奈がアドバイザーとして静岡県浜松市を訪問し、浜松市少子化対策の会議に出席しました
・COO川畑が静岡県浜松市を訪問し、浜松市役所幹部の皆さん向けた研修で講師を務めました
・青山社中フォーラムVol.63を開催し、株式会社東芝 島田太郎 代表取締役社長執行役員CEOにご登壇いただきました
・朝比奈がLuckyFM 茨城放送「ダイバーシティニュース」に出演しました
・大成建設株式会社の田中地域連携推進部長ら地域連携室の皆さんが弊社にお越しくださり、朝比奈、COO川畑と意見交換しました
・朝比奈が経産省の先輩である江崎岐阜県知事を表敬訪問し、意見交換しました
・朝比奈がアドバイザーとして取締役 村上と岐阜県下呂市を訪問し、下呂市公共施設適正化研究会に出席しました
・朝比奈が塾頭として、リーダー塾15期生開講記念の懇親会に出席しました
7.青山社中からのお知らせ
*政策支援チーム活動レポート
*「青山社中キャリア」〜パブリックセクターの求人情報
8.青山社中リーダー塾通信
9.青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ

1.朝比奈一郎の論考
そこじゃないんですが・・・
〜自民党の総裁選前倒し騒動について感じること。真の敗因とは?〜

「本の表紙だけ変えても、中身が変わらなければダメだ」
〜1989年5月の伊東自民党総務会長の記者会見:『総理のイスを蹴飛ばした男』国正武重より〜

※戦後最大の贈収賄事件とされるリクルート事件が大問題となり、1989年4月、首相・竹下登の退陣表明に発展した。後継を決める自民党総裁人事(=総理大臣)をめぐり、「政治とカネ」の問題を前に、清廉な印象の強い総務会長、伊東正義の起用論が高まった。
だが、会津藩士の精神を受け継ぐ気骨ある政治家として名高い伊東は、誰もが望む総理の椅子を前に、「本の表紙だけ変えても、中身が変わらなければダメだ」と総裁就任を固辞した。

自民党の「総括」
このメルマガ原稿を書いている翌日、即ち9月2日に、先般の参議院選挙についての自民党の「総括」が出る。中身は出てみないと分からないので、この段階で断罪するのも申し訳ないとは思うが、報道などから推測するに、どうも「そこじゃないんだけどなぁ」というものになりそうだ。

巷間言われているが、敗因として、➀政治とカネの問題についてのケジメが不十分で、その問題に対する反省と改善策が有権者に伝わらなかった、②生活に寄り添う政策が不十分で、手取り増・減税などを訴える他党との比較で特に劣後した、③外国人に起因する事件・土地や企業買収等の体感的増加(データとしては必ずしも増えていないものもある)に対して、保守政党としての存在感が希薄であった、④SNSの活用などが不十分で、既存の応援勢力だけでなく、若者などへの訴求が足りなかった、などが「総括」の柱になる模様だ。

そして、特に焦点になるのが、「党首(総裁)である石破さんに、敗北についての責任がどれだけあるか」「それを「総括」にどこまで書くのか」ということである。メディアの関心も、印象ではそこに集中している。というのも、結局、総括の内容より、それを受けて総裁選の前倒しが結局行われるのか、そして、石破政権は続くのか代わるのか、ということがメディアの、或いはメディアが忖度する国民の関心の中核になってしまっているからだ。

総括の内容より総裁の顔。石破総理は辞めるのか辞めないのか。つまり、本に例えれば、中に何が書いてあるかという中身より、その表紙に関心が向かってしまっている。冒頭の伊東正義氏のように、自民党内に「表紙より中身だ」と一喝する迫力ある政治家がいれば良いのだが、どうもそれも見当たらない。

真の敗因とSNS活用の本質
結論から書こう。私は、参院選での自民党の敗北の真因は、上記の➀〜④のいずれでもないと思う。より正確に書けば、➀〜④も敗因は敗因だが、メタレベルに立って見渡せば、➀〜④について、かなり重厚に詳しく政策を書き連ねていたからといって自民党が勝っていたとは(或いは今後、各種選挙に勝てるとは)、到底思えないのである。

➀〜④について、色々な案を策定し、それを実施するとしても、そもそも案も見えないし、それをやり切る迫力を自民党の誰からも感じない。それで、消去法的に、「そうであるならば、まだ、ボロボロになっても政権にしがみついている石破さんの方が良いではないか」という世論調査の結果になっていると思われる。“迫力ある対案”なき単なる“引きずり下ろし”は、いじめのようにも感じられ、判官贔屓な日本人の国民性に鑑みて、自民党内と世論の乖離を産んでいるようにも見える。

政治には、政策を貫くには迫力が必要である。自民党の最大の敗因は一言で言えば迫力不足に他ならない。例えばSNSの活用が不十分だったということが良く敗因として挙げられる(上記④)。それは確かにそうなのだが、私に言わせれば、SNSの活用というのは、あくまで「迫力」があっての話なのである。

SNSの活用というと、直近の参院選では、党首の玉木氏に代表される国民民主党や、神谷氏が代表を務める参政党が良く取り上げられる。また、その向こう側には、泡沫候補から大統領にまで駆け上がったトランプ氏が有名だ。ただ、良く考えて欲しい。彼らが、ネット上で「バズった」のは、果たしてSNSに精通していて、その戦略に長けていたことが主因であろうか?

私見ではネット戦略云々以前に、ネット「商材」としての価値、すなわちバズるだけの「迫力」が、主演する人物にあるのが大きいと考える。勢いを持って、分かりやすい言葉で、必死に国民に訴えかける「迫力」ある人材があってこそ、ネット上でバズるわけである。順番を間違えてはいけない。SNSというものがまずあって、戦略上必要なので、何かを仕方なく訴えるのではない。訴えたい何か、それを伝えたいと強く思う人物がいて、ツールとしてのSNSを活用するわけである。その中身と訴える人物が無ければSNS戦略も何もあったものではない。

戦略というのは、戦う人や武器があって初めて考えられるものである。如何に偉大な戦略家であろうとも、人材と武器無しには戦えない。幾多の戦争、命がけの戦いを経験してきたナポレオンやアレクサンダー大王が残したとされる有名な言葉に、「1頭の獅子が率いる100頭の羊の群れは、1頭の羊が率いる100頭の獅子の群れよりも強い」というものがある。

今の自民党と野党を比べた時に感じるのは、確かに自民党には、獅子とも言える優秀な良い若手が沢山いる。それに引き換え、国民民主党や参政党には、そうした人材は少ない。党首たちもそのことを自覚しているし、また、国民もそれが分かっているので、各種世論調査を見ても、政権交代までは望んでいない。

ただ、国民民主党や参政党が、まさに1頭の獅子に率いられる羊の群れであるのに対して、自民党は、1頭の羊に率いられる100頭の獅子の群れになってはいまいか。野党が政権を担う能力に欠けているのをいいことに「まだマシだ」という状態に甘んじていて良いのだろうか。「総括」をして、「戦略的」に取り組もうとも、迫力ある人材もいなければ、武器としての確固たる改革案も見当たらなければ、それは「総括」にはならないのではないか。

「迫力」を産むためには
改めて書くまでもないが、迫力というものは付け焼刃では出てこない。声が大きければ良いというものでもない。信念から来る強い主義主張がなければ生み出せない代物だ。トランプ氏があそこまでSNSの活用などをうまくやったのは、まず根底に、信念から来る強い主義主張があるからだ。

トランプ氏が泡沫候補として大統領選に名乗りを上げた際、すなわち、共和党の中ですら泡沫候補に過ぎなかった頃、世界はオバマ的価値観、SDGs的価値観に満ちていた。環境を大事にしてCO2を極力減らし、人権を尊重して移民を大切にし、脅しや武力には、脅しで立ちむかうのではなく、対話で臨むのが主流であった。

私は個人的にはオバマ氏的世界観の方が好みであるが、良し悪しは別として、トランプ氏は筋金入りの信念で、そうした世論に対して敢然と主義主張をぶつけた。そしてその迫力は、結果として多くの人を動かすこととなり、世界は一変した。

最近のネット用語では「薪」(たきぎ)と言うらしいが、過去の主義主張はやがて「燃料」となることがある。すなわち、たとえその瞬間は見向きもされない言説であっても、信念を貫いているうちにやがて世間が注目するところとなり、遡上する形で過去に言ったり書いていたりしたものが「薪」となって、ポジティブに「炎上」することがあるそうだ。

この観点から今の自民党に必要なのは、今、ネットでどうバズるかを考えることではなく、確かな人材をリクルートし、育てることに他ならない。急がば回れである。そうした人物の信念があってこそ、SNS戦略も成立する。

もちろん、人材というのは、政治家だけではない。きちんと政策が作れるシンクタンク人材、党のマネジメントが出来る経験豊富な人材、政治とカネの問題などにきっちり対処できる秘書人材のプール(そうした人達を各議員の秘書に付けられるような党の体制)、なども含む。

こうした自民党改革について信念を持ち、具体策を練り、それを訴えられるような人。上記の➀〜④について、たとえ敵が出来ようとも自説を丁寧に訴えられる人。そうした迫力ある人材こそが求められている。

表紙だけではなく、中身を変えることが自民党に求められているし、日本の今後のためにも必要だ。中身を体現する上で、もっともふさわしい表紙は誰なのか。検討すべき順番を間違えてはいけない。

筆頭代表CEO
朝比奈 一郎

【番外編:今月はエッセイが短めだったので、また夏休みを頂き、土日も含めて一日一本の映画を見ていたので簡単な感想を記します。お目汚しですが。朝比奈】
映画感想集
何かと忙しく、このところあまり映画を見られてなかったのですが、「国宝」に感動したことなどをきっかけに、気になる映画をアマプラなどで、休みに入ってから家で1日1本という感じで深夜などに鑑賞しています。ネタバレ含みますが、何らご参考までです。土日×2回と休み5日で、1日1本で9本見てますので、9つご紹介します。

(1)国宝
長尺(約3時間)の映画ですが、映像美、テンポ、演技その他、凛とした佇まいのある、まさに一つの芸術作品に仕上がっていて感銘を受けました。ガラス細工のように繊細な映画だと感じました。
芸に生きるという人生の意味、そしてそれは、実は誰にとっても(芸の世界でなくとも)、ある意味で何らかの「道」を歩むという意味で万人に共通なところもあり、深く考えさせられました。自分はあそこまでできるだろうか、と。
それが、吉沢亮と横浜流星という、実世界でのライバル同士とも言えるトップ俳優の現実ともオーバーラップしていて、実際に切磋琢磨しつつ女形を演じていたようですが、そこまで含めて演出していたと思わせる凄みが何とも言えません。
田中泯、渡辺謙、寺島しのぶ、、、などの演技も素晴らしく、いい意味で引きずられるように、森七菜とか高畑充希とかの若手の演技も良かったです。子役の二人も。本当の世界にしか思えませんでした。永瀬正敏は久々に見ましたが、いい味出していました。三浦貴大も。配役の妙ですね。
全体に、あまり言語化するべきでない(しない方が良い)映画で、作品を作品として受け止めて余韻を楽しむ映画だと思いますが、語らおうとすると論点も沢山あります。人生のカード(家柄カード、才能カード、財産カード、故郷カードその他)というものをどのように受け止めるべきか、能力と政治力(実力があれば売れるとも言い切れず、立場や役の獲得のためには、政治がいると思わせるシーンが多々)、生活と仕事のバランスその他。久々に、映画を語る飲み会などしたくなるような映画でした。
個人的に、一つ不思議なのは、「早川徳次」です。映画の中で、のれんなどの寄贈品に「早川徳次」という名前が映り込んでいるシーンが何度か出てきます。もちろん、言わずと知れたシャープの大社長の名前ですが、実はこの映画の原作を見ると、映画の冒頭で少年ながら見事に主人公(吉沢亮)と共に歌舞伎を演じる少年の名だということが分かります。その後、陰に陽にパトロン的に援助していることが理解できます。
ただ、なぜ、創作なのに「早川徳次」という名前にしたのか。単なる偶然とは思えません。元々は、シャープペンシルの発明者にして文房具等の世界にいつつ、その後の人生は、文房具から一転して電卓などからの電機メーカー(シャープ)を起業。それを育てて一世を風靡した早川徳次という苦労人に何をかぶせたかったのか。そして、実は、東京の地下鉄の創設者も早川徳次なんですよね。同姓同名。どうでもいい話かもしれませんが、ちょっとひっかかったので書いてみました。

(2)流浪の月
李相日監督&横浜流星ということで、国宝からの流れで(同じコンビなので)気になって観てみました。国宝は、監督インタビューなどを読むと、まず吉沢亮しかいないということで主人公のキャスティングが決まり、横浜流星は、色々と検討された上で決まったそうです。
要は、色々と検討された結果、失敗はない、ということである意味で無難に配役された感じもありますが、逆に言えば、それだけ、他の作品などを通じて培われた横浜流星に対する李監督の信頼が大きい、とも思いました。(彼ならこなす、やってくれるという安心感?) 
NHKの大河ドラマの「べらぼう」など見ても、横浜流星は確かな演技力をお持ちだとは思うのですが、李監督をして、特にそう思わせる演技はどんなものだろう、とこの映画を見てみたのですが、なるほど、エリートDVモラハラ男に「なり切ってる」感じが凄かったです。入り方、なりきり感の強さですね。
この映画は、救いがないというか、最後にすべてが繋がる「オチ」があるのですが、その収束に向けて、一人一人の人情の”ひだ”のようなものが、各役者の素晴らしい演技力を前提に描かれていて、観ながら、国宝と同じような透徹感を意識しました。
広瀬すずも、松坂桃李も、なりきり方が半端ないのですが、こうしたレベルの高い個々人の芸に依拠する映画は、逆説的に、現代という時代に響いている感じがしました。というのも、現代のビジネス上の組織では、誰がやってもある程度回るような仕組み化・合理化が全盛なので。色々と考えさせられました…

(3)あんのこと
「国宝」も「流浪の月」も、玲瓏としたガラス細工のような、各人の高レベルの演技力(「癖がありつつ、しかし自然」みたいな矛盾の昇華)がベースとなった映画だと感じたのですが、各人の演技力と言えば…ということで、最近、ちょっと気になっていた雰囲気のある女優さんの河合優実の映画を見てみました。
 「流浪の月」も、成熟社会の闇というか、複雑な社会テーマを織り交ぜていたわけですが、この映画も、貧困・虐待・介護から、夜間学校などを通じた外国人問題、昨今、実際に起こっているNPOなどを巡る問題を幅広く扱っています。
最大のテーマは、もちろん、本当の正義とは、ということなのですが、ネタバレになりますが、刑事でありながら社会問題にNPO的組織の経営者として取り組み、そして闇を抱える多々羅は、捉えようによっては、時間や意識として8〜9割方は良いことをやっていて、1〜2割の時間で、絶対に許されないことをやって断罪されるわけですが、真相は分かりませんが、最近のNPOの不正などが良く取りざたされますが、それらについても、絶対に許されないこととはいえ、8割は良い事しているのに、、、というような同じようなやるせなさを感じなくはありません。
稲垣吾郎演じる記者にしても、膨大な時間をつかって「潜入」して正義のために「闇」を暴くのですが、それで、あんという一人の人生を台無しにするわけで、その葛藤が何とも言えません。しかし、河合優実という人は、何でしょう、素人っぽくて、口調などは、吉高由里子などともまた違う感じの滑舌の悪さというか舌足らずな感じがありますが、溶け込み方が自然なんですよね。
美人でいて美人でなく、演技が下手そうでうまい。この矛盾の包摂力が凄すぎますね。「不適切にもほどがある」でも感じましたが。

(4)ナミビアの砂漠
河合優実の作品を、ついでにもう一本見てみました。不思議な映画で、何で題名が「ナミビアの砂漠」なのか全く分からないのですが(時折、主人公の河合優実が砂漠のオアシスの動画を見るシーンが挟まれてるので、もちろんそれが題名だと思うのですが、何の隠喩なのか不明。というか、それを考える気が起こらないし、考えないで感じるだけの方が良さそう)、ちょっと冗長感はありましたが、うまくまとまってはいました。
こちらも色々なテーマで考えさせられる(考えることの出来る)映画で、途中でちょこっと出てくる若手官僚と、河合優実が途中から付き合いだした良家出身の本来はエリートと思しきスマートガイが、芸術(脚本)の世界で自由に生きようとする生き様の対比や、その自由を本能的に追求した結果付き合っている河合優実が双極性障害で、それを引き受ける苦労をどう考えるかとか(無難に、「良い子」と付き合うことのメリットとの対比)、人生の矛盾や相克とアヤのようなそれでいて「あるある感」の強い現象が縦糸としてのストーリーに、うまく横糸で刺さってきます。
人生に目的を持つこと、達成するための強い意志を持つこと、みたいなこととは無縁の河合優実演じる主人公の生き様の描き方が面白いです。最初の同棲相手には、ミクロには傷つけないようにしつつ、マクロに大きく傷つける付き合いをしつつ(小さな嘘で大きな嘘をカバー)、次の相手とは、逆に河合がDVしたりわがままを言いまくって小さな暴力を頻繁に振るいつつ、大きなところでは信頼が繋がっていたりと、コントラストがうまく描かれていました。河合優実の演技なくして、成り立たない映画でしょうね。

(5)わたしは最悪。
邦画ばかりだったので、気になっていたノルウェー映画を見ました。ボブ・ディランの半生を描いた、A COMPLETE UNKNOWN 以来の洋画鑑賞です。A COMPLETE UNKNOWN は、2か月ほど前に見ましたが、これはこれで最高でした。本人が乗り移ったような演技でした。私が大好きな、 Almost Famous(あの頃ペニーレインと)的な青春のみずみずしさと、大人のダークさがうまく入り混じっていて、ボブ・ディランという人が立体的に見えました。
と、余談から入ってしまいましたが、気を取り直して「わたしは最悪。」の感想に。ノルウェー語が分からないので、原題が気になりますが、私という存在が、周囲にとって結局最悪なことをもたらすという意味と、私は結局、最悪の人生を送っているという意味と、ダブルミーニングな気がしていて、その両方が、非常にうまく描けていると思います。(何で「。」を入れているのかは、よく分かりませんが)
上記の(2)〜(4)と女性が主人公の映画を見ましたが、これも、女性が主人公でして、安っぽい表現ですが、つくづく女心は難しい(女性の生き方は難しい)と感じる映画です。自分に正直に、自由に生きようとすると、それは、周りを不幸に陥れることになるし、自分を押し殺して周りに配慮するとそれはそれで自分(個性)が死ぬし、結局、色々なものをぶち壊して自分を通す主人公なのですが、それはそれであまり幸せそうではない感じもあり、その意味では救いは無いです。
何となく、旧来的価値観から脱した生き方を模索する現代女性の象徴のような気がして、解がないというか、人生の不条理・無情を感じました。男性も女性次第だし、女性も男性次第という月並みなことしか思いつきません。
でも、この映画の主人公のユリア、何とも言えずセクシーだし、自分に真面目だし、角度をかえると「格好いい」し、正直だし、恋人としては最高だと思います。有名コミック作家(漫画家というのともちょっと違う感じが)を捨てて、コーヒーショップの店員に走る。見た目とフィーリングからだけだよね、ということなのですが、それもまた良し。ただし、彼女は生活向きではなく、継続的幸せはなかなか得られない。そのことを自覚しつつ、どうにも変えられないし、変えるのが良いかというそもそも論も。ナミビアの砂漠と、偶然ですが近しいものを感じました。本作を含むオスロ三部作というのがあるようなので、観てみたいと思いました。

(6)生きる LIVING
これは、俳優も監督も外国人で、れっきとした洋画なのですが、ストーリーのベースは、黒澤明の「生きる」で、タイトル表示のところなど見てると、Kurosawa、が連発されています。Kazuo Ishiguro の名も。実は、ほぼ日本映画。志村喬とはまた違う味を主人公が出していて心地よかったです。工夫のない表現で恐縮ですが、縦割りの組織、惰性の仕事、形式へのこだわりなど、公務員組織の悪い部分がうまく描かれていて、まあ、確かにこれは万国共通だろうな、とも。
死を前にしてリーダーシップ(始動力)を発揮して、社会にミクロに貢献し、一灯隅照で後世に少しでも影響を与える、というワンパターンと言えばワンパターンなのですが、不覚にも泣いてしまいました。命短し恋せよ乙女、という直接的なセリフ(や歌)は無かったですが、若い女性がくれる生命力・エネルギーというのは、文字通りの出産とは別に、何かを産んでくれるものなんでしょうね。良い歳した男性が、ストーカーちっくに若い子を連れまわして、一種デートのようなことをしてるのは、若干の気持ち悪さもありましたが。

(7)90歳、何がめでたい
アマプラを見てたら、推薦で真っ先に出て来たので、そして、亡くなった母が、「血脈」とか、佐藤愛子作品が好きだったので、更には、(6)を見て、生とか命を何となく強く意識していたので、思わず見てしまいました。
見え見えのストーリーながら、テンポよく、感じ入ってしまいました。実年齢で100歳を既に超えてるそうですが、佐藤愛子さんが90歳頃に「断筆宣言」をした後、結局エッセイなど書いて、却ってベストセラーとなっていく過程を描いているのですが、伏線としてあるストーリーが、担当編集者のプライベート。
結局、これも、佐藤愛子さんを描いているようで、編集者の妻という女性の生き方が隠れた重要なモチーフです。ネタバレですが、結局、編集者の妻は戻ってこずに離婚する羽目になるのですが、思っていること、考えていることを行動に起こして、周りのことを気にしすぎないで自由に、というのが分かりやすいテーマ。編集者自身、昭和な生き方で会社内では化石扱いで苦労するのですが、それでも自由に生きて良いではないか、という賛歌にも見えます。90歳の草笛光子さんの演技は圧巻でした。

(8)最後の乗客
命、ということが(6)〜(7)とテーマだったので(実は(5)も、最初のコミック作家の彼の命が尽きるわけで、命の意味が重くのしかかる)、気になっていた東日本大震災がテーマ本作を見ました。
1時間の短編なので気軽に見ましたが、ずっしり来ました。余り書くとネタバレになるので止めますが、最初の設定が根底からひっくり返るというどんでん返しが良い意味で予想を裏切られて素晴らしく、また、死者との向き合いという思いテーマだけでなく、父娘の感情の交流なども描かれていて(コミュニケーションの難しさと、実は思い合っている実相と)、良い映画でした。
主人公のタクシードライバー役の富家ノリマサさんって、しかし味がありますね。北大路欣也をほうふつとさせます。存在感の大きさ、オーラ、低くて落ち着いた声。この方、実は多分、初めて見たのが、少し前に見た「侍タイムスリッパ―」なのですが、あの映画、低予算映画ということで、聞いたことがない俳優陣ばかりだと舐めてみていたのですが、主人公のライバル役をしていたのが、この富家さん。見た方は分かると思いますが、ずっと侍映画に出てたんじゃないか、と思うような佇まいと存在感があるんですよね。
この映画では、一転してタクシードライバーでしたが、北大路欣也がタクシードライバーしたら、それは何となく浮いてしまうでしょう、ということもなく馴染んでいて、しかし、オーラと落ち着きはそのままという感じで、適役でした。主人公の娘役は、AKBの岩田華怜。宮城出身だそうです。

(9)雪風
私の夏休み最終日に、家族で鑑賞しました。映画「雪風」を見ました。
艦内の登場人物などについては、多くが架空で、デフォルメも入ってるようですが、どんな激戦でも帰還したとか、伊藤整一や草鹿龍之介などの司令官クラスの言動は概ね史実で、日本人必見だと思いました。
エンドロール見て驚きましたが、監修していたのが、何度かお話を聞いたことがある元海幕長の古庄さんでした。(で、石丸幹二演じる重要人物が古庄さん?)
いうまでもなく、途中から特に勝ち目のない厳しい戦いでしたが、そういう絶望的な状況の中で、人がどう生きるべきか、どのように活路を見出すべきか、後進・次世代ということをどう考えるか、非常に示唆を与えてくれる映画で、日本人必見と言えましょう。特に大和の出撃についての伊藤と草鹿のやり取りは、ほぼ史実と考えられ、秀逸で、ああいう方々の想いを受けて我々は次代を考えねばならない、という気持ちになります。
NHKスペシャルの昭和16年夏の敗戦もこれまた、所長についてのアレンジなどが結構あったみたいです物議を醸していますが、大きなところでは、ドラマとして見ごたえありました。あんな無謀な戦争をして、、、と断罪するのは簡単ですが、考えようによっては、今の政治家などよりはよほど、立派な方々が当時の指導層で、そうした方々をもってしても戦争に走ってしまったということをどうとらえるか、これをきちんと考えなければならないと思います。
良く、8月15日は、終戦の日で、悪いのは軍部で、庶民は悪くない、ということが言われますが、私は、私見では、あの戦争を熱狂的に支持し、ある意味で軍部を突き動かしたのは国民だったような気がします。もちろん、メディアの問題をはじめ、情報統制の結果でもありますが、大きなところでは、国民が望んだことだと思います。
財務省前のデモその他、昨今の政治にも似たようなものを感じていて、ちょっと不気味です。

(番外の番外)
サマーソニックに初めて家族で行きました。やっぱり、野外の音楽フェス、生の音楽は良いですね。
アーティストのサービス精神というものを改めて感じました。特に、YUNGBLUD。ヒゲダンなどは鉄板で良かったです。iznaなども注目ですね。
あと、割と家族でハマっているNHKの番組「魔改造の夜」の展示会@秋葉原べルサールにも行きました。凄い熱気で、混雑していて、日本人のモノづくりへの興味関心の強さを改めて感じました。エンジニア魂。
前者はソニーミュージック田中さん、後者はスズキの熊瀧さんに大変お世話になりました。有難うございました!

2.ASLG 青山社中リーダーシップ・公共政策学校校長 朝比奈による無料模擬授業のご案内
ASLG 青山社中リーダーシップ・公共政策学校校長で、「リーダーシップ」の講座を担当する朝比奈一郎による模擬授業を、9月11日にリアル/オンラインのハイブリッドで実施します(無料です)。

経済産業省退職後、15年間、日本の活性化のために、リーダー育成に携わっている朝比奈一郎が考えるリーダー像とは何か、自らはどのようにリーダーシップを会得したのか、そして一歩踏み出すために必要なものは何か。リーダー(=始動者)を目指す多くの皆様のご参加をお待ちしています。

※説明会へのお申込はこちら

ASLG「青山社中リーダーシップ・公共政策学校」は、パブリックリーダーを育成することを目的とし、「リーダーシップ」と「政策」の両方を学ぶことをコンセプトにした学校です。霞が関出身者を中心に、各分野の第一人者であり、政治・行政の内情に精通する講師陣が講義を担当します。

今年度は、2025年10月〜2026年3月にかけて全7講座を開講いたします。本講座はどの領域においても横断的に活躍する上で基礎となるリーダーシップおよび最新の政策に関する知見を提供することで、日本社会を取り巻く課題を理解し、社会課題を解決する「始動者」を増やすことを目指します。特に、

・日本の公共政策を構造的に学び、業務に活かしたいと考えている方

・社会課題を解決する仕事をしている方、これからしたいと思っている方

・官公庁や自治体に勤務している方、または官公庁を顧客や渉外先として仕事をしている方、これからしたいと思っている方

・政治の世界への転身を志している方

にオススメです。

また今年度のカリキュラムのポイントは、以下の4つです。

・地方行政の講師は、今年度から静岡県副知事の平木省(元岐阜県副知事)が担当。また、ゲスト講師には、本学の受講生でもあった千葉県印西市副市長の野﨑崇正が登壇します。

・政策実務の講師は、今年度から本学副校長に就任した川畑充代 弊社執行役員COOが担当します。中央官庁(総務省)での経験に加えて、北海道庁や宮崎県庁で推進した具体的な 政策事例を交えた講義を展開します。

・危機管理には、昨年、一昨年と大好評をいただいた大野元裕埼玉県副知事がゲスト講師として登壇します。直接現職の知事に質疑応答ができる貴重な機会です。

・講師陣が各テーマに応じた時事ネタも交えて講義を展開しますので、同じ講座を複数年に渡り受講しても新たな気づきが得られます。

各講義の詳細やおも申し込みは、こちらからご覧いただけます。
ぜひ奮ってご参加ください!

3.月イチイチ郎 弊社代表 朝比奈が月に一度、10分程度、時事問題について語るYouTubeチャンネル
今月の「月イチイチ郎」
朝比奈一郎の、政治を中心とした「世界の捉え方」をお伝えします。

【ご視聴はサムネイルをクリック!】
「政治家に必要な資質とは〜自民党参院選敗北の根本要因〜」

「衆参ともに与党過半数割れ 今後の政局はどうなる!?」

ぜひご覧ください!
これまでの動画もショートを含めて、こちらからご覧いただけます。

4.「政官民の結節点」を担う 青山社中メンバーを募集中!
【教育・コミュニティ構築担当募集】
青山社中は「世界に誇れ、世界で戦える日本」を社是に、「政策」・「人材」・「組織」を創る株式会社として、代表の朝比奈を筆頭に、民間の立場から日本の活性化に尽力しています。

特に、社会のあるべき姿を深く考え、リスクを取った決断ができる「人材」(変革の士)の創造は、最大にして急務の使命であると考えております。そして変革者のコミュニティ構築は、この国に、世界に、大きなインパクトを与えられると確信しています。

この度、青山社中では、事業拡大および体制変更等に伴い、弊社筆頭代表CEO 朝比奈、 CEO室長 田中と共に、変革の士を創造するための「教育事業」と変革者「コミュニティ構築」を担うスタッフを募集します。

ご関心をお持ちの方は、以下メール宛てにご連絡ください。
recruit@aoyamashachu.com

【教育・コミュニティ構築担当として働く魅力】
1) 様々な分野・業界のリーダー(始動者)との出会いがあります
これまでに200名近くに及ぶリーダー塾生・卒塾生を擁し、政治家、官僚、経営者、起業家など様々な業界で活躍するリーダー(始動者)を多数輩出してきた「青山社中リーダー塾」や、霞が関出身かつ各分野の第一人者の講師陣を擁する「青山社中リーダーシップ・公共政策学校」の運営、その他企業・自治体向け研修の企画運営などを通じて、各業界の最前線で活躍する一流のリーダー達とのネットワークを構築できます。

2)CEO直下!弊社代表の朝比奈とともに企画・推進できます
これまでに経済産業省や、「プロジェクトK(新しい霞ヶ関を創る若手の会)」の初代代表、全国約20の自治体のアドバイザー、大学院の客員教授など様々なフィールドで活躍してきた弊社筆頭代表CEOの朝比奈の直下で、教育・コミュニティ構築事業のための企画・推進を担うことで、今後のキャリア形成にも役立つ圧倒的な成長を実現することができます。

【主な仕事内容】
◇ 教育事業推進
・「青山社中リーダー塾」及び「青山社中リーダーシップ・公共政策学校」の受講生募集、運営、アフターフォロー等
・企業・官公庁・自治体向け研修・講演等の営業、依頼元との連絡調整、アフターフォロー等
◇ コミュニティ構築業務
・弊社主催の講演会「青山社中フォーラム」をはじめとする弊社主催の各種イベントの企画、講師との連絡調整、受講者募集、運営等
・青山社中の理念・事業に賛同し、活動を後援いただける有志の方々による会員組織「青山社中後援隊」の会員募集、会員管理、「後援隊の集い」の企画運営等
◇ その他、弊社役員と相談の上定める業務

【募集形態】
◇ 正社員、契約社員または業務委託(応相談)

【勤務地】
◇ 東京都港区南青山2-19-3 サザンキャッスルビル2F・3F
 (東京メトロ銀座線「外苑前駅」徒歩3分)
※ 転勤はありません。
※ 基本は当社オフィスでの勤務を想定しています。(時差出勤、在宅勤務等は応相談)

【給与】
◇ 経験、能力、前職給与を考慮の上、当社規定により決定いたします。

【お問い合わせ】
◇募集の詳細をお知りになりたい方や、弊社社員との面談をご希望の方は、以下メール宛てにご連絡ください。
recruit@aoyamashachu.com

【インターン募集】
日本の活性化を目指して、リーダー(始動者)の育成や政治家・政党、行政及び企業に政策支援コンサルティングを手掛ける青山社中では、学生インターンを絶賛募集中です。


ご関心をお持ちの方は、下記のメールアドレス宛てにお問い合わせいただけますと幸いです。

また、読者の皆様の周りに、関心のある学生がいらっしゃいましたら、是非ご紹介ください。


【青山社中インターンの魅力】
1) 普段の学生生活では考えられない魅力的なリーダー達との出会い
これまでに200名近くに及ぶリーダー塾生・卒塾生を擁し、政治家、官僚、経営者、起業家など様々な業界で活躍するリーダー(始動者)を多数輩出してきた「青山社中リーダー塾」や、霞が関出身かつ各分野の第一人者の講師陣を擁する「青山社中リーダーシップ・公共政策学校」の運営サポート、その他企業・自治体向け研修の企画運営サポートなどを通じて、各業界の最前線で活躍する一流のリーダー達とのネットワークを構築できます。

2)政策づくりを間近で体感
政治家や政党向けの政策支援という一般には情報が限られた領域のノウハウを学べます。一般に、政策づくりは、議員ご本人、秘書の方、政党、中央省庁等に圧倒的に知見が集約されており、また、明文化されたノウハウが必ずしも十分には存在しない領域です。こうした中で、議員の質問作成、議員本人や政党などの政策づくりを、実地を通じて、青山社中独自のノウハウを吸収しながら学ぶことが出来ます。

【主な仕事内容】
◇ 教育事業
・「青山社中リーダーシップ・公共政策学校」、「青山社中フォーラム」等の運営補助
◇ 政策支援事業
・政党や政治家(国会議員、地方議会議員)からの依頼事項(議会質問等の議員発言の作成支援、条例案の作成支援、その背景となる政策の作成支援)に伴うリサーチ業務
◇ 広報事業
・弊社各種事業の告知に係る広報物(チラシ、ホームページ)の作成支援
・弊社SNSコンテンツ(Facebook, Instagram, YouTube)の作成・編集補助
◇ その他、弊社社員と相談の上定める業務

【応募資格】
◇ 広く社会情勢に少しでも関心のある方
◇ 率先して人の役に立つための行動を起こせる方
◇ Word・Excel・PowerPointの基礎スキルのある方
◇(広報業務に限る)動画編集ソフトが円滑に操作できる方
◇ 可能な限り勤務地での業務が可能な方

【勤務地】
◇ 東京都港区南青山2-19-3 サザンキャッスルビル2F・3F
 (東京メトロ銀座線「外苑前駅」徒歩3分)

【勤務時間】
◇週2日以上(原則として、当社オフィスでの勤務)
・月曜〜金曜のいずれか:10:00〜18:00の間で原則1日4時間以上
・土曜:9:30〜15:00 うち休憩60分
※具体的な勤務時間は、弊社社員と相談のうえ、決定します。

【待遇】
◇ 時給1,400円(交通費実費支給)

【お問い合わせ】
◇ 募集の詳細をお知りになりたい方や、弊社社員との面談をご希望の方は、
以下メール宛てにご連絡ください。
recruit@aoyamashachu.com

5.「青山社中後援隊」会員募集中!9月18日に後援隊の集いを開催
9月18日に「後援隊の集い」を開催

【後援隊募集について】
青山社中は今年11月に15周年を迎えますが、現在、政党、政治家、地方議会をサポートするシンクタンク事業、リーダーシップ教育を中心とした教育事業、地域活性化事業、官民連携事業など幅広く活動しています。

これまでの15年弱の歩みの中で、国政や全国の地方自治体はじめ界隈では、少なからず(まだまだですが)存在感を発揮し、また多くの始動者(国会議員・首長・地方議員・経営者・ベンチャー起業家・NPO創業者等)を輩出しています。

これは、ひとえに朝比奈や弊社を応援してくださる皆さまのおかげであると痛感しています。そして同時に、設立当時からの目的である日本の活性化には、道半ばであることもまた痛感しています。
目的達成に向け、より多くの皆さまと一緒になって、道なき道をこれからも歩んでいきたいと考えています。

そこで、青山社中では、私どもと一緒になって、歩んでくださる青山社中後援隊を募集しています。青山社中後援隊は、青山社中の理念・事業に賛同し、活動を後援頂ける方々による会員組織です。

会員の方には、講演会・シンポジウムなどへの優先参加、会員同士の交流会の開催(後援隊の集い)など、各種特典をご用意しております。

皆さまのお力添えをどうぞよろしくお願いいたします。

【会費】
10,000円/年(税込)
【会員特典】
1. 「青山社中フォーラム」への優先参加と割引
青山社中主催の講演会やフォーラムに、会員価格で優先的にご参加いただけます。

2. 「後援隊の集い」への参加
後援隊会員同士や社員とのネットワークづくりを目的とした交流会(後援隊の集い)を、年2回程度開催します。後援隊の集いでは、朝比奈から、日本や国際社会の本質的な見方・分析や最近の朝比奈及び弊社の取組などをお話させていただきながら、意見交換を行います。

今年4月に開催した後援隊の集いでは朝比奈からトランプ政権の本質に関する弊社の洞察なや地方創生に関する弊社の取組などをお話させて頂き、参加者の皆さまと活発な意見交換ができ、大変盛り上がりました。次回は9月18日(木)開催予定です。皆さまのお申し込みをお待ちしています。

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6.トピックス
経産省の福山さんが青山までお越しくださり、朝比奈と意見交換しました
8月1日 経済産業省の福山さんが、JETRO上海での約3年の勤務を終えて帰国され、朝比奈との意見交換のため青山までお越しくださいました。
中国情勢など事細かに聞くことが出来て大変勉強になりました。

青山社中リーダー塾合同クラスにて、勝目康衆議院議員(環境大臣政務官兼内閣府大臣政務官)にご登壇いただきました

8月2日 青山社中リーダー塾合同クラスで勝目康衆議院議員にご登壇いただきました。
勝目議員は朝比奈と東京大学の同窓で、大学時代から朝比奈と大変親しくしていただいており、弊社のGX勉強会でも大変お世話になっています。
講演では、勝目議員ご自身の来し方を振り返りながら、「政治家とは」、「政治とは」といった骨太なお話を1時間たっぷりとお話していただきました。
質疑応答(1時間)では、塾生や卒塾生の質問に極めて真摯にお答えいただき、まさにその真摯さこそ政治に今求められるものだと感じました。
参加者一同、勝目議員のファンになりましたし、極めて上質な議論空間でした。
また、その後の意見交換会では、リーダー塾生の期を超えた交流もあり、大変盛り上がりました。
青山社中リーダー塾の魅力が凝縮された一日であったかと思います。

朝比奈がヨシオ工業株式会社の徳野社長のお誘いもあり、石川県金沢市を訪問し、小森卓郎衆議院議員、山野前金沢市長、西垣前副知事、浅野副知事はじめ多くの皆さんと意見交換しました
8月3日 先日、弊社にもお越しくださったヨシオ工業株式会社の徳野社長のお誘いもあり、朝比奈が石川県金沢市を訪問しました。
まずは、第一高等学校・東京大学弁論部先輩の小森卓郎衆議院議員の事務所に訪問し、小森議員と意見交換しました。金沢の未来について、大変参考になるお話が聞けました。
その後、山野前金沢市長とお会いして、3人で意見交換のつもりでしたが、石川県前副知事で経済産業省の先輩の西垣さんがたまたま金沢にいらっしゃり、急遽、ご参加くださいました。議論が大変盛り上がり、都合、3時間にわたって色々と学ばせて頂きました。山野さんは、今は、ソフトバンク所属ですが、東京での再会も約束しました。 

8月4日 金沢市役所の田中課長、金沢商工会議所の田賀課長、金沢商業活性化センターの高本執行役員とのミーティング、皆さん、金沢を支える中堅の前向きな方々で、勇気と知識を頂きました。 
続いて、経産省後輩で同じ課にいたこともある浅野副知事、やはり経産省後輩で県の産業政策課長の齋藤さん、同参事の野崎さん、浅野副知事秘書の宮原さんと1時間半にわたってランチミーティングをしました。
その後、市の中央にあるインキュベーション施設を視察しました。徳野さんが社長を務める「株式会社絶対そうしよ!」が運営しています。北國銀行OBの濱村さんなどと意見交換しました。 
全てをアレンジしてくださった徳野さんには全て同席して頂きました。大変お世話になりました。

朝比奈が富山県人材育成・確保推進会議に座長として出席しました
8月4日 朝比奈が富山県富山市を訪問しました。
まずは、新田知事に表敬訪問させていただき、今回の用務である、人材育成・確保推進会議の座長としての期待などをお話頂き、約30分意見交換しました。
人材育成確保方針の会議では、策定時の会議の座長も務めましたが、経営管理部長が、総務省出身の南里さんから財務省出身の田中さんに代わり、装いも新たにスタートしました。富山大学の馬先生や、宮澤さんは引き続きですが、その他、アサヒビール株式会社出身の林先生、四条畷副市長だった林小野有理さん(偶然ですが、青山社中リーダーシップ公共政策学校でも教鞭を取っていただいていました)なども加わり、議論に更に幅が出ました。何とか時間内に終え、活発な議論も誘発できました。

朝比奈がアドバイザーとして新潟県妙高市を訪問しました
8月5日 朝比奈が新潟県妙高市を訪問しました。
朝比奈は長年妙高市アドバイザーを続けていますが、久々に妙高高原駅に降り立ちました。
一般社団法人 妙高ツーリズムマネジメント(DMO)の濁川新事務局長、旧知の馬場さんに暖かく迎えていただきました。様々な情報が得られて有意義でした。
トキめき鉄道での移動は初めてでしたが、アナウンスが充実しており(妙高山の解説など)、一度だけかつて直江津でお会いした伝説の社長の鳥塚さんの置き土産かと勝手に推測しました。
妙高市役所を訪問し、城戸市長は出張で不在でしたが、筆頭課長の岡田企画政策課長以下皆さん(企画の岡田課長、池田さん、環境生活課の齋藤室長、西山主査)に歓迎いただき、1時間半ほど、様々に意見交換しました。

朝比奈が市長肝いりで設置された「静岡市政変革研究会」(正式名称 静岡市社会の大きな力と知を活かした根拠と共感に基づく市政変革研究会)の委員として人口減少対策分科会や産業構造分科会などに出席しました
8月7日 人口減少対策分科会では、人口減少対策としてこれまで静岡市が進めてきた各事業の進捗について報告いただくとともに、今後の対策の展開について議論を行いました。
8月25日 第4次総合計画(見直し)概要について市の幹部の皆さんに説明を受け、朝比奈の経済産業省の先輩でもある橋本正洋会長(法政大学大学院政策創造研究科教授、東京科学大学名誉教授)と神成淳司委員(慶応義塾大学 環境情報学部教授、内閣官房イノベーション戦略調整官/健康医療戦略室次長)と朝比奈で総合計画の見直しについて議論しました。
8月26日 産業構造分科会では、静岡市の産業構造・強みを分析し、直面する課題に向けた対応策や、今後の産業政策の方向性について議論を行いました。

朝比奈とCOO川畑が資源エネルギー庁を訪問し、小林部長、那須課長、菅野補佐と意見交換しました
8月8日 朝比奈とCOO 川畑が、資源エネルギー庁を訪問し、 省エネルギー・新エネルギー部の小林部長、政策課 那須課長、 菅野課長補佐に弊社が事務局を務めるメガベンチャー勉強会の今後についてご報告とご相談に伺いました。
引き続き我が国発のメガベンチャーを創出し、「日本の食い扶持」を稼ぐために尽力いたします。

朝比奈が株式会社一進堂の山崎社長の出版記念イベントで対談しました
8月20日 「コスパ悪いほうが人生は上手くいく」出版記念イベントが埼玉県朝霞市で開催され、朝比奈が登壇し、筆者の山崎幸治さんと対談をしました。
山崎さんは株式会社一進堂(書店)を経営されており、本屋さんならではの人づくり事業なども手掛け、埼玉県朝霞市で地元に根付いて活躍されています。
対談では、「始動力」について、 効率にとらわれないことの重要性、損得を超えた志が結果として豊かな人生を創造することなどをお話しました。
地元埼玉で、貴重な機会をいただきました。
朝霞出身の青山社中リーダー塾10期生の筒井さん、14期生の宗像さんも駆けつけてくれました。

朝比奈が講師を務める番組「社会変革型リーダーの構想力(BBTチャンネル)」にオリンピアンで現在は起業家支援や教育に尽力されている為末大さんをお招きしました
8月20日 BBTチャンネルの収録を行いました。
経営・ビジネスに特化したコンテンツを、オンラインで「いつでも・どこでも」学ぶことができるBBTチャンネル。
朝比奈は「社会変革型リーダーの構想力」という番組を受け持っています。
現在の日本は、政治・行政・経済・社会など各分野において閉塞感・停滞感が著しい状態が続いています。
一方、世界は、歴史的・文明史的転換点にあるにも関わらず、我が国ではこうした閉塞状況に際して、ダイナミックな構想や変革に向けたアクションが表面上は見当りません。
しかし、実は金銭や地位や名誉といった利害を超え、思い切ったチャレンジを志す若者たちも少なくないです。
そこで当番組では、広い意味で、社会を変えようと頑張っている人たちを「社会変革型リーダー」と定義し、どのようにして、一歩、踏み出すかについての講義と、実際に行動を起こしている人との対談を行っています。
今回、記念すべき90回目のゲストは、「侍ハードラー」とも「走る哲学者」とも評され、引退後はコメンテーターとしてテレビでもご活躍の為末大さんをお招きしました。
ご案内のように現役時代は、世界陸上選手権で2つの銅メダルを獲得され、オリンピックには、2000年シドニー・2004年アテネ・2008年北京と、3大会連続で出場されており、引退後は、起業家支援や教育に尽力されDeportare Partners社やアスリート・ソサエティなど、多数の団体の経営に携わり、数々の企業への支援や、スポーツ分野の教育を展開されています。
そんな為末さんの「構想力」とは。90回に相応しい神回です。是非、ご覧ください。

朝比奈が経済産業省の後輩に当たる自民党神奈川13区 丸田康一郎支部長からのご依頼で、神奈川県綾瀬市議会自民党会派の皆さんに向け「令和の日本列島改造〜地方創生のこれまでの歩み/石破政権の動向・トランプ改革の本質なども踏まえ〜」をテーマに講演しました
8月21日 朝比奈が綾瀬市議会自民会派の皆さんに向け講演しました。
朝比奈の経済産業省の後輩に当たる自民党神奈川13区 丸田康一郎支部長からのご依頼です。 
「令和の日本列島改造〜地方創生のこれまでの歩み/石破政権の動向・トランプ改革の本質なども踏まえ〜」がテーマでした。ただ、人口減少がこれまでの地域のあり方を(これからさらに)大きく変える中で、市議の皆さんのご関心もそこに集まっており、綾瀬市を様々な観点から分析してこれからの地域を考えるポイントを付け加えお話しました。質疑応答でも鋭いご質問をいただきました。

朝比奈とCMO 田中が株式会社ゼンショーホールディングスを訪問し、小川会長、小川社長、小林参与と意見交換しました
8月22日 朝比奈が旧知の小川賢太郎代表取締役会長、小川洋平代表取締役社長からお声がけをいただき、CMO 田中と株式会社ゼンショーホールディングスを訪問しました。小川会長、小川社長、渉外本部 小林参与からゼンショーホールディングスの理念や事業についてお話をうかがいました。「株式会社の力」で、「飢餓」と「貧困」という世界の不安定化の根本的な課題の解決を目指しているゼンショーホールディングスの取り組みは大変素晴らしく、強く感銘を受けました。

朝比奈がアドバイザーとして静岡県浜松市を訪問し、浜松市少子化対策の会議に出席しました
8月25日 朝比奈が浜松市にて、少子化対策事業などを検討する「第1回 浜松市こども計画推進作業部会」に出席しました。市職員・市役所各課から50近い少子化対策事業の企画・提案についてのプレゼンテーションについて、また第2期「浜松市子ども・若者支援プラン」に関する点検・評価について、朝比奈がアドバイザーとして講評をさせていただきました。

COO 川畑が静岡県浜松市を訪問し、浜松市役所幹部の皆さん向けた研修で講師を務めました
8月25日 弊社COO 川畑が浜松市役所の課長職の皆さまに向けたマネジメント研修で講師を務めました。研修前には、川畑の総務省の先輩に当たる中野祐介市長を表敬訪問しました。

青山社中フォーラムVol.63を開催し、株式会社東芝 島田太郎 代表取締役社長執行役員CEOにご登壇いただきました
「これからの東芝・これからの日本の可能性を拓く」というテーマで、株式会社東芝 島田太郎社長執行役員CEOにご講演をいただきました。
東芝は、グループが目指す姿としている「人と、地球の、明日のために。」を実現するためにはあらゆることに挑戦するという力強い決意表明で講演は始まり、過去最高益を実現する原動力となった東芝のデジタル・テクノロジーや島田社長の専門分野である量子技術について、非常にわかりやすくお話をいただきました。
特に、将来のAIを支えることになる量子技術については、近い将来に起こり得る驚異的な成長を見据え、量子技術の開発企業からユーザーまで巻き込んだ世界随一の業界団体「Q-STAR」の設立や、量子技術イノベーション戦略の策定における政官民の強力な巻き込みなどについてお話しいただき、ぶれない基軸力と広い構想力をもって日本の新たな勝ち筋を見出そうとする、まさに「始動者」の姿そのものを私たちに示していただきました。参加者の方も興奮を覚えられて、会場を後にされたのが、大変印象的でした。
なお、機材トラブル等により、オンライン参加者の皆さんには、冒頭の音声が聴けなくなるなど、大変ご迷惑をおかけいたしました。謹んでお詫び申し上げるとともに、再発防止に努めてまいります。
次回のフォーラムもぜひご期待ください!

朝比奈がLuckyFM 茨城放送「ダイバーシティニュース」に出演しました
8月26日 ダイバーシティニュースに出演しました。
気になるニュースをピックアップし解説する【news pick up】では、
(1)石破政権支持率回復!?
(2)米露首脳会談
(3)ゼレンスキー・トランプ(&欧州首脳)の首脳会談
(4)維新の新体制と政局
(5)ジャクソンホール会議
とホットなテーマを扱い、朝比奈流の見方をお届けしました。
【special talk】では、
自民党敗北の最大の原因についてお話しました。巷で言われている原因とは一線を画す、朝比奈の考えを是非お聞きください。
今回も見どころ聞きどころ満載の内容です。アーカイブを是非ご覧ください。

大成建設株式会社の田中地域連携推進部長ら地域連携室の皆さんが弊社にお越しくださり、朝比奈、COO川畑と意見交換しました
8月27日 大成建設株式会社の田中地域連携推進部長、重見室長、庄司課長が弊社にお越しくださり、大成建設株式会社の進める各地の地域連携の取組についてご説明いただき、意見交換しました。

朝比奈がの先輩である江崎岐阜県知事を表敬訪問し、意見交換しました
8月28日 朝比奈が岐阜県庁を訪問し、江崎知事を表敬訪問しました。また下呂市アドバイザーとして岐阜県庁に出向している前下呂市企画課長の中村さんと意見交換しました。そして、朝比奈が中央大学公共政策大学院で客員教授を務めていた際の教え子で朝比奈ゼミの中核のお一人であった三宅さんにも再会できました。財政のプロとしてご活躍です。小川秘書課長、川口補佐以下秘書課の皆さんにお世話になりました。
江崎知事とはランチもご一緒し、岐阜県の様々な課題や知事の構想について1時間半じっくりとお話しできました。

朝比奈がアドバイザーとして取締役 村上と岐阜県下呂市を訪問し、下呂市公共施設適正化研究会に出席しました
8月28日 朝比奈が、水明館で瀧康洋社長(先進的DMO認定を受けている下呂市DMOの立役者)と会食し、3時間半にわたって意見交換しました。大いに話が盛り上がりました。
8月29日 午前中、朝比奈と取締役 村上が金山地域を視察しました。 縄文時代の天体観測所といわれる「金山巨石群」や筋骨めぐりなど街を散策し、奥飛騨酒造を見学しました。
午後には「第2回下呂市公共施設適正化研究会」に朝比奈がアドバイザーとして、また、村上が事務局のサポートとして参加しました。

今回の会合では、インフラも含めた下呂市の公共施設の現状や将来見通しなどを包括的に把握するとともに、今後、適正化を図るべき施設の抽出に向けて、定量・定性の両面にわたるさまざまな手法を提示し、有識者や地元を代表する企業経営者、市幹部からなる委員の皆さんと闊達な議論を行うことができました。10月の次回会合に向けて、引き続き、下呂市の皆さんに寄り添いながら、下呂市が目指す明るい都市将来像の実現に向け、尽力してまいります。

朝比奈が塾頭として、リーダー塾15期生開講記念の懇親会に出席しました
8月30日 青山社中リーダー塾15期開講記念懇親会が開かれ、朝比奈も塾頭として参加しました。
青山社中リーダー塾では、目下、大局観を得るべく「国家の盛衰編」に入りました。現代日本を考える上で避けて通れないアメリカ。そのアメリカが成立時に最も影響を受けている大英帝国や古代ローマについての座学です。
まずローマ史を扱いましたが、国家(=組織)の盛衰は、組織を考えるにあたり学びの多いテーマであると考えています。
その後は、15期生の開講記念懇親会が開催され、朝比奈も参加しました。残念ながら諸般の事情で参加できなかった塾生もいらっしゃいましたが、リーダー塾らしく活発な議論が懇親会の場でも見られました。

7.青山社中からのお知らせ
*政策支援チーム活動レポート
政策支援チームで最近話題にしていることに「AIと行政」があります。
ChatGPTが5.0にバージョンアップによって回答が事務的になり、これまでの聞き役の役割が失われたのではないか、という新聞記事を目にして、チーム内で「AIはどれだけ行政の仕事を担えるのだろう?」という話になりました。
これまでよく言われてきたことは、定型的な事務はAIに任して、face to faceのコミュニケーションを人が担うべきということですが、上述の記事を捉えると、実は福祉のケースワークなど、それこそ行政人の役割と思っていたことも実はAIが担えるのではないか?という仮説も出てきます。そうなると、まさに「AI市役所(町村役場)」というのも現実になるのではないかと、つい考えてしまうのです。
そんな、ちょっと先に起こりうるかもしれない社会も見据えながら、日々の業務に追われつつも、政策のあり様を考えています。このメールマガジンの読者の皆様とも、ぜひ意見交換ができればと思いますので、ぜひご関心のある方は、ご一報いただけると嬉しいです!
政策支援チームの紹介はこちら
ご関心のある方はお気軽にお問い合わせ下さい。
▼お問い合わせ▼ 担当:村上、川畑、田中
office@aoyamashachu.com

*「青山社中キャリア」〜パブリックセクター の求人情報〜
ー 官民の「回転ドア」をもっと大きく、もっと軽く ー


企業へ転職を考える官庁在籍者や、公務員へ転身を考える企業在籍者などを中心に、政策関連領域での中途採用の紹介・マッチングに務めています。
お仕事を探している方、戦力を探している企業様からのお問い合わせを、
随時受付中!
お気軽にお問い合わせください。
▼お問い合わせ▼ 担当:田中、立山
career@aoyamashachu.com

8.青山社中リーダー塾通信
*塾生と朝比奈の再会
1期生 済川 尚孝さん
2期生 野口 昌克さん
4期生 冨樫 さやかさん
4期生 原岡 遼弥さん
5期生 加藤 貴大さん
5期生 藤井 慶太さん
7期生 上木原 広平さん
7期生 服部 紗由理さん
10期生 入屋 翔伍さん
10期生 筒井 秀晶さん
11期生 河田 悠さん
11期生 角田 梨翔さん
12期生 伊澤 貴寛さん
12期生 古賀 彩さん
13期生 荒木 大矢さん
13期生 中川 悠樹さん
14期生 木村 佐知子さん
14期生 小手川 誠さん
14期生 篠 健一郎さん
14期生 武田 英之さん
14期生 田原 亮さん
14期生 廣部 尚仁さん
14期生 宗像 俊太郎さん

それぞれの『始動』を応援しています! 

目下、毎週土曜日(原則)に座学に勤しんでいる青山社中リーダー塾15期生ですが、経営者、地方議員や国家公務員など多士済々な方々による議論はいつも大変盛り上がっています。
8月の講義は伝記編が終わり(講義で扱った7人のリーダーのうち盛田昭夫が特に人気でした)、大局観を得るべく「国家の盛衰編」に入りました。現代日本を考える上で避けて通れないアメリカ。そのアメリカが成立時に最も影響を受けている大英帝国や古代ローマについての講義です。国家(=組織)の盛衰は、組織を考えるにあたって学びの多いテーマであると考えています。
また、国産AIグラス(スマートグラス)開発のプロジェクトを経済産業省へ提案中の塾生(朝比奈も相談に乗っています)や8月31日に告示された旭川市長選で現職の選挙対策本部 幹事長として選挙対応している塾生など15期生も活発に始動しています。

青山社中リーダー塾の大きな魅力の一つは、志高い塾生の皆さんの持つそれぞれの魅力です。15期生の更なる活躍にご期待下さい!

*NPO法人地域から国を変える会 事務局長:1期生 大山
【栃木県那須町】 那須ロープウェイの延伸構想調査
那須ロープウェイの延伸構想については、ルート・形式・現地環境調査等を進めています。調査会社とは連携し、事業性の担保のために必要な情報確保となるような調査にしています。今後、調査結果をもとに、検討委員会を開催し、他のモビリティとの比較も含め、今後の調査・検討推進の判断段階に入ってまいります。
【群馬県安中市】 市長公約遂行のための再起動プロジェクト
岩井市長一期目最終年度となっている今年度では、約7割近くの公約が達成する見込みです。公約は目標年度ごとに3つに分類して管理しています。令和5年度までに達成したいものを「短期」、令和6年度及び7年度で達成したいものを「中期」、それ以上かかるものを「中長期」として位置づけています。約7割の公約実現は、必要なプロセスを明確化し、進捗管理を徹底した成果と言えるのではないでしょうか。
安中市役所ホームページはこちらからご覧いただけます。

*一般社団法人日本と世界をつなぐ会 事務局長:7期生 水野
【北海道むかわ町】
朝比奈が「復興創生・共創アドバイザー」を務めるむかわ町にて、地域活性化起業人を務める小職が8/21に訪問いたしました。
この度、一般社団法人ONSEN・ガストロノミーツーリズム推進機構様が申請主体となり、観光庁地域観光魅力向上事業へ申請、採択となったこともあり、今回の訪問では事業実施に向けた具体的な内容検討や調整を、事業で連携する同機構様、大和リース様などと実施しました。また、合わせてむかわ町、大和リース様との三者連携事業についても具体的な取り組みについて協議を行いました。具体的な事業推進を通して、地域の今後に繋がる取り組みになっていくように、引き続きご支援してまいります。

9.青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ
<9月・10月のメディア掲載・講演予定 *9月1日現在>
・9月11日 ASLG 青山社中リーダーシップ・公共政策学校説明会にて朝比奈による模擬授業を実施します。
時間:19時〜20時 場所:青山社中株式会社
*どなたでも参加できます。お申込はこちらから
・9月18日 経済同友会産業調査懇談会第3木曜会で、「今、本当に必要な地方創生とは」をテーマに朝比奈が講演
・放送日未定 ビジネス映像メディア「PIVOT」にて、「日本のローカル戦略は小国に学べ」をテーマに朝比奈が京都大学大学院 関山健教授と対談 
・10月9日 一般財団法人 浩志会(官民勉強会の組織) 公共人材研究会にて朝比奈が講演
・10月10日 九日会(経済界、霞ヶ関の方々による勉強会)の例会にて、「青山社中の現状と今後 〜政治を横目に見つつ政治に行かず、地域や個人を元気にする〜」をテーマに朝比奈が講演

今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。 
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