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2025年2月28日

青山社中メールマガジンvol.171「トランプ劇場をどう見るか」

青山社中メールマガジンvol.171「トランプ劇場をどう見るか」

青山社中メールマガジンvol. 171

目次

  1. 朝比奈 一郎の論考
    トランプ劇場をどう見るか
  2. 激動の時代を切り開き、世界へ通用する能力を身に付ける「青山社中リーダー塾 15期生」説明会及び入塾お申込を開始しました!
  3. 大野埼玉県知事来たる!ASLG「青山社中リーダーシップ・公共政策学校」濱口和久氏による「危機管理」講座の受講生を募集しています!
  4. 齋藤 健前経産大臣の登壇決定!2025年4月26日(土)「青山社中サミット」を開催します!
  5. 「青山社中後援隊」会員募集中!
  6. YouTubeチャンネル「月イチイチ郎」!
  7. トピックス
  • 青山社中リーダー塾の15期生の募集を開始しました
  • 青山社中フォーラムを開催しました
  • 朝比奈のコメントが日経新聞に掲載されました
  • BBTチャンネルにエフバイタル株式会社 代表取締役 安島真澄さんをお招きしました
  • BBTチャンネルにIISE理事長 藤沢久美さんをお招きしました
  • JBpressに朝比奈の論考が掲載されました
  • 朝比奈がLuckyFM 茨城放送「ダイバーシティニュース」に出演しました
  • 東京大学名誉教授 黒川 清先生が弊社にお越しくださいました
  • 千葉県印西市の藤代健吾市長が来社されました
  • 前橋市の細谷副市長と藤田デジタル政策担当部長が弊社にお越しくださいました
  • 杉並区デジタル担当者の方々が弊社にお越しくださいました
  • HONDAの自動運転タクシープロジェクト プロジェクトリーダーの井上友貴さんがチームの皆さんと弊社にお越しくださいました
  • 青山社中リーダー塾5期生で、元社員の伊藤聡さんが弊社にお越しくださいました
  • 朝比奈が客員教授を務めるBBTのUS18の有志達(2018年大学院入学の人たち)と懇親を深めました
  • 朝比奈が経済活性アドバイザーを拝命している川崎市を訪問し、川崎市産業振興協議会・中小企業活性化専門部会に出席いたしました
  • 朝比奈が経済産業省研修所にて講義を行いました
  • 朝比奈がG1サミットに参加しました
  • 朝比奈がアドバイザーを務める静岡県浜松市を訪問しました
  • スタートアップ企業と地域の企業の連携について考えるパネルディスカッションのモデレーターを朝比奈が務めました
  • COO 平木が地域力創造アドバイザー業務で下呂市を訪問しました
  • COO 平木がIISEフォーラムでパネリストとして登壇しました
  • 弊社コンサルタントの野崎が印西市副市長に選出されました

 8.青山社中からのお知らせ

  • 政策支援チーム活動レポート
  • 「青山社中キャリア」〜パブリックセクター の求人情報

 9.青山社中リーダー塾通信
 10.青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ

1.朝比奈一郎の論考

トランプ劇場をどう見るか
1.トランプ政権の強みと弱み
トランプ政権が成立してまだ一か月強。
既に世界を大きく揺り動かしているが、その評価については世界を二分しているようだ。
卑近な事例だが、昨晩、青山社中フォーラムを開催し(元経済安保大臣の小林鷹之衆議院議員と細谷雄一慶大教授がゲスト。世界の秩序の見方が大テーマ。筆者がモデレーターを務めての対談)、冒頭、以下のような質問をした。結果は、見事に二分された。会場のキャパ一杯の約80名の来場参加者(オンライン参加者を除く)が綺麗に半分ずつに分かれた。こんなにきれいに割れていいのだろうか、というくらいに見事に半々であった。

質問:あなたの意見は、次の二つの見解のどちらに近いでしょうか?
① 私の周りのビジネスマン・経営者たちの多くは、「トランプはやはり凄い。失敗もあると思うが次々に物事を動かしている。』『それに比べて数か月早く着任している石破総理は、ほぼ何もやっていないように見える。規制改革その他、トランプ氏のように大胆にリーダーシップを発揮すべきだ。」、と、トランプ氏に好意的な見方をしている。
②  私の周りの官僚やNPO関係者たちの多くは、『トランプで世界が残念な方向に一変しつつある。』『世界で進んでいたSDGsやESGが一気に巻き戻されている。ダイバーシティやインクルージョンが次々に否定され、デジタル課税や環境重視などの国際的枠組みが崩壊しつつある。』と、トランプ氏に否定的な見方をしている。

読者諸賢はどちらであろうか。

私は、リーダーシップ(私の訳だと「始動力」であり、本義的にも「変革力」を意味することが欧米などでは多い)を一つの専門としているので、その観点からは、①に組みしたいところだが、心情的には②である。そして、理性的に考えてもトランプ氏の動きは、早晩行き詰まるのではないかとみている。

なぜか。ここでトランプ政権の強みとリスクを冷静に並べてみたい。

代表的な強みは、①第一次政権での経験があること、②トリプルレッド(上下両院も共和党が多数)であり、最高裁も保守派が多数で(つまり行政・立法・司法の三権を掌握)、③しかも、共和党内をかなりグリップしている、ということが挙げられる。
特に③については、正直、ヘグゼス氏や、ギャバード氏などの閣僚人事の承認にあたっては、さすがに党内からかなりの反対が出て頓挫するのではないかと思っていたが、驚くほどすんなり承認された。党内にトランプ氏に歯向かえない空気が強く流れていると見るのが妥当であろう。

こうした強みを背景に次々と大統領令を出しては、トランプ流の改革を進めているというのが実態だ。

では、トランプ政権にとってのリスク、死角は何であろうか。

強みの裏返しでもあるが、独断専行が激しいので(リーダーシップを強調しすぎるので)、マネジメントが破綻しかねないということがまず挙げられる。第一次政権の際も、主要閣僚を次々に任命してはクビにするということがあったが、例えば、果たして、自我の強いイーロン・マスク氏と、ずっと蜜月でいられるかは分からない。
また、マスク氏がしゃかりきになって進めている政府効率化が典型だが、連邦予算約7兆ドルのうち約2兆ドルをカットするという大胆な目標をすんなり達成できるとは思えず、ウクライナや中東の停戦も、24時間で解決するはずなのに期限が半年延びたりしているのは御愛嬌としても、解決そのものがそう簡単ではない。つまり、掲げている数々の大胆な公約が守れるのか、ということがある。

最近、米国では、あまりにトランプ氏が掲げている改革の中身の実現が大変であり、1期4年での達成は絶対に無理なので、冗談とも本気ともつかない形で、トランプ氏が2期目を志向しているともささやかれている。ただ、既に1期務めているトランプ氏は合衆国憲法上次の大統領選には出られないため、トランプJrやバンス副大統領を大統領候補にして、自らは副大統領候補となり、勝利した後に大統領が辞任することで取って代わるという裏技がささやかれている。それほどに、トランプ氏の公約は達成が難しい。
そして、その公約を無理に守ろうとすればするほど、相互に矛盾が生じるということも大きなリスクだ。トランプ氏の改革は、アメリカでは、flooding the zone(一帯が水浸し)と言われることも多いが、一挙に色々と改革しているという肯定的見方もできるが、範囲が広すぎてそれこそ水浸しで大変だとも言える。

USAID(米国の海外援助機関)をバサッと切るのは良いが、今まで米国が援助していた先に、早速中国が入り込むという構図になっており、関税その他で中国を封じ込めようというトランプ政権の大戦略と逆の結果、中国の存在感の伸長という事態を産むことになりつつある。
ヒトラーやナポレオンは、電撃的に国内改革や対外遠征で成果を収め、一時は国内的にも国際的にも英雄視された。乱暴に言えば、戦前のわが国なども、それまでの日英同盟やワシントン条約下での英米との協調志向から、ヒトラー率いるドイツの電撃的拡大に惑わされて(それだけではないが)、「バスに乗り遅れるな」とばかりに、日独伊三国軍事同盟への道に乗り換えたとも言える。

トランプ氏の改革は、今は輝かしく眩しく見える部分もあるが、無知なだけにナイーブに突き進んでいるという面も多分にあり、評価する時間軸を長く伸ばした際にどうなるかは分からない。私見では、早晩行き詰まりを見せる気がしている。

2.トランプ改革の本質
世界は、目まぐるしく発動されるトランプ氏の数々の改革ダマに翻弄されているが、その数多ある改革ダマを眺めながら浮かび上がってくる本質はなんであろうか。私は、結論としては、トランプ改革の本質とは「中低所得層への寄り添い」だとみている。主に中西部などに住む、従来からの典型的な白人のアメリカ人の没落を救う救世主としての位置づけだ。

つまりは、彼の改革は、「白人アメリカ人の中低所得者層への寄り添い」を中心に見ると分かりやすいと思っている。減税をし、財政支出もして、中低所得層に寄りそうこと。そのことこそがトランプ氏の改革の基底をなしている。「バイデン政権で本当に生活が苦しくなった。卵が買えない。」ということが、あたかも最近の「日本でキャベツが高騰して買えない現象」のように米国で取りざたされているが、「とにかく普通に卵が買いたい」という庶民に寄り添うスタンスが彼の政策の中心にある。

減税や財政支出増は、一見、現状のインフレを悪化させ、更に庶民生活を苦しくする方向にも働きかねないが、そうさせないための究極の一手が、政府の効率化だ。とにかく、何か改革をしようとすると抵抗する役人どもの首をどんどん切り、イーロン・マスク氏を送り込んでの上記のUSAIDやNASAへの支出のカットが有名になっているが、政府への支出を大胆に削減することで、インフレを防御し、減税や財政支出の原資を獲得しようという意図が透けてみえる。いわゆるテクノ・リバタリアンたちの重用・政府への送り込みもこの文脈で理解できる。乱暴に言えば、守旧派の巣窟のような政府などいらない、というのがその眼目である。

さらには、減税や財政支出の減資として、実は有益なのが関税だ。関税の引き上げは、英語ではback door VATと言われたりもするが(VATは消費税の略、value added tax)、形を変えた(裏口からの)消費税の引き上げにも見える。ただ、そう言ってしまうと、低所得者層の味方にならないので、もちろん、そうは言わない。したがって、裏口というわけだ。
海外からの輸入を差し止めて、国内での生産・増産を図るべく、つまりは、中低所得者層の雇用を守るために、中国やカナダやメキシコからスタートして各国に対する関税を上げるというのが表向きの文脈だ。ただ、その実、少なくとも短期的には、税収を上げる政策にもなっている。関税を払ってまで海外のものを買うのは輸入側のアメリカの業者やその増税分を上乗せされた消費者であり、まさに「バックドア消費税」である。

そして、典型的な白人アメリカ人中低所得者層を守る上で最も重要なのが、不法移民の取り締まりである。安い労賃で、単純労働を必死に引き受ける彼ら・彼女らの存在は経済的にも脅威であるし、治安上の懸念も感じさせるものであり、トランプ氏が支持基盤とする典型的アメリカ国民の排外主義に火をつけている。

また、いわゆるシェール革命以来、アメリカは石油もガスも世界トップレベルの生産国となったが、環境問題など顧慮せずに、そうした国内資源を活用することで、彼らの生活も助かる。特に車が手放せない米国では、安いガソリンは中低所得者たちにとって必要不可欠なものだ。

あと言うまでもないが、ウクライナや中東での停戦促進も、各国に防衛費増と防衛負担増を迫る圧力も、アメリカ政府の政府支出を削るという文脈が大きい。

このように、私見では、トランプの「一帯水浸し」(flooding the zone)とも言うべき大改革は、中低所得者への寄り添いを軸に考えると色々なことを繋げて理解でき、極めて分かりやすくなると感じている。トランプ氏の各種政策の根底・基底にあるのは、典型的白人アメリカ人低中所得者層への徹底した寄り添いだ。

3.トランプ改革の更なる深い理解
では、なぜ、トランプ氏は、ここまで白人の中低所得者に寄り添い、彼らの生活を必死に守ろうとするのか。私はその更なる本質は、トランプ氏がアメリカの「本性」とも言うべきものをそこに見出しているからだと思う。つまり、トランプ氏は筋金入りの「保守」であるわけだ。

これまでの所業や所作を考えると、トランプ氏自身が真に敬虔なクリスチャンであるかどうかは議論があるところだが、少なくとも、数次にわたる暗殺騒動を潜り抜けた自らを神に選ばれし存在であると考えていることは間違いないと思われ、その彼が今こうして踏みしめているアメリカという国は、特に神に選ばれた場所であると特別に感じていることは明白であろう。中東問題で異様にイスラエル寄りのスタンスを示していることとも、トランプ氏の信じるキリスト教の歴史を紐解くまでもなく、そのことと無縁ではないように思う。

この神に選ばれしアメリカという土地・国家について歴史を紐解きながら考えると、トランプ氏は、上記の宗教観以外に、主に以下の二つのアメリカの「本性」とも言うべき価値観を意識的・無意識的に大事にしているのではなかろうか。

①国家主体ではなく、民間や地方政府主体であるのが、トランプ氏にとっての約束の地とも言えるアメリカの「本性」である。まさに、United States of America(合衆国・合州国)であり、アメリカの本質は、各地・各企業・各個人にある、という考え方だ。独立当時で考えるとジェファソン的なアンチ・フェデラリスト的伝統と言っても良いかもしれない。そう考えると、例えば、現下のトランプ政権が推し進めている連邦政府の予算を大幅に削って、それを国民に還元するという発想や、或いは、テクノ・リバタリアンたちを重用して規制を嫌い、経済人たちの自由競争を促すというスタンスは更に容易に理解できる。

②世界の警察官となって各地を押さえに行くのではなく、相互不干渉的に、他国の内政にも干渉せず、こちらにも干渉してもらいたくない、というのがアメリカの「本性」である。歴史的には、モンロー主義を掲げたり、国際連盟を提唱しつつ議会が批准せずに加盟できなかったりしたという過去、第二次大戦後の貿易秩序維持のためのITO設立が幻に終わったという過去などもあるが、アメリカの本来のスタンスは、世界への不関与にあるという考え方だ。そう考えると、現下のトランプ政権が進める「撤退」戦略、つまりは各国に防衛を委ねていくということは、容易に理解できる。

いわゆるMAGA、Make America Great Againを聞いてピンときた人たちも多いと思うが、共和党候補としての大統領選への出馬を目指したブキャナン候補の1992年のキャンペーンでは、Make America First Again(MAFA)というキャッチコピーが使われている。民主・共和の両党ではない第三の候補として旋風をおこしたロス・ペロー氏などもこの系譜だと思うが、トランプ氏のように極端に中心に入って来たのは異例としても、今にはじまったものではなく、実は伝統的にアメリカにある系譜を継いでいるのがトランプ氏とも言える。

①アメリカの原点であるプロテスタント系の白人ということの重要性を「神がかった」形で強く信じ(キリスト教・神の重視)、②地域や企業や個人を大切にして大嫌いな連邦政府による統制・規制を極端に排し、③世界に関与することよりも国内を重視して相互不干渉を貫く、ということこそが、トランプ氏が信じるアメリカの「本性」であるとも言える。

4.今後、日本はトランプ劇場でどう振る舞うべきか
本来は、こうしたトランプ氏のアメリカ、トランプ劇場とも言うべき世界にどう日本は対処するかについてもそれなりに言及したかったが、5000字を越えて紙幅が尽きた。そろそろ筆をおこうと思うが、一言だけ述べるならば、重要な点は、日本はそのタフさと窮状をうまく使い分けつつ、トランプ政権とうまく向き合って行かなければならない、ということだ。
野球で例えれば1回の攻防に過ぎないが初回の日米首脳会談は、無難にうまく終了させることが出来た。ただし、これは、官僚たち(主に日本の外務官僚と米国国務省の官僚)の綿密な準備の成功とも言うべきもので、石破氏やトランプ氏の個性が発揮されてのものではない。恐らく我が国の首相が石破氏ならずとも、このレベルまでの成功という意味では、同じような結果になったであろう。USスチール買収問題にしても、関税問題にしても、これからが山場である。

これまで、日本はアメリカの良心に訴えかけ、そこから滲み出てくる理性に訴えかけ、アメリカの凶暴性を押さえるべくマルチラテラリズム(多国間での枠組み)をベースに活動をしてきた。上述したとおり、トランプ政権には、そのアプローチは全く通用しない。WTOにしても、国際課税の枠組みにしても、マルチの枠組みに米国を取り込もうとしても、今のアメリカ、トランプのアメリカには次代を共に作る理想主義的気分はなく、感情を損ねれば「じゃあ、脱退する」となるだけだ。今のアメリカに対して、単にお願いに行くと「では、何をしてくれるの?」という負のディールになり(例えば関税を下げてくれ、という懇願に行くと、見返りを求められてしまう)、強気にマルチの枠組みで封じ込めに行こうとすると(これが国際ルールだよね、と説得しようとしても)、脱退されるなどして終わってしまう。

タフにやれることをやっている姿勢、強さを示しつつ、本当に困っていることについては窮状を説明して、施しや妥協を得る、こうした互いの信頼に基づくバイ関係(二国間関係)において求められる当然の姿勢を示すことが求められている。

筆頭代表CEO
朝比奈 一郎

2.激動の時代を切り開き、世界へ通用する能力を身に付ける「青山社中リーダー塾 15期生」説明会及び入塾お申込を開始しました!
「青山社中リーダー塾」は、激動の時代を切り開き、世界へ通用する能力を身に付けるリーダー養成塾です。

「国や社会のことを考え、変革に向けた行動を起こすことができる人材」を育成すべく、「魂に火を付ける教育」を行います。
当塾が塾生に、特に学んでいただきたいと重視している能力は、以下の3つです。
始動力:自ら変革を起こす力
基軸力:自分の人生のあり方を見定める力
構想力:大局観・時代の流れや世界の動きを自分なりに見定める力

特に冒頭の「始動力」は、朝比奈が各所で申し上げている、「リーダーとは始める人=始動者である」というリーダーシップ論の根本を担うスタンスです。
そして「始動者」を多く輩出し日本を活性化させることが、「青山社中リーダー塾」の使命であると考えています。
3月から4月にかけて募集説明会を開催し、5月上旬に選考、5/31土の開講を予定しております。

青山社中リーダー塾
入塾説明会(模擬授業&塾生交流会)

※模擬授業(3/26水・4/12土)は講義の一端を体験いただけるもので、
塾生座談会・交流会(4/5土・4/23水)は、その名のとおり塾生との交流の場です。
※オンラインご参加、複数回ご参加、いずれも可です。

朝比奈はじめ当社とご縁をいただいた皆さまのお仲間への拡散に、
どうかお力添えをお願いいたします。

3.大野埼玉県知事来たる!ASLG「青山社中リーダーシップ・公共政策学校」濱口和久氏による「危機管理」講座の受講生を募集しています!
『リーダーシップ』『政治・行政』『医療・介護・ヘルスケア産業』『財政社会保障』『地方行政』『政策実務』講座が大盛況で終了いたしました。

いよいよ最後の講座『危機管理』が3月5日(水)より開講です!

受講やお仲間へのシェアを、どうぞよろしくお願いいたします!

講師からのメッセージ
日本は「災害大国」であるにもかかわらず「防災大国」としての態勢が整備されていません。オールハザードアプローチのない危機管理対策ではあらゆる国難災害(国民保護、テロ事案、感染症なども含む)に対処できないことは明らかです。日本人は安全に関するコストを真剣に考えるべきであり、いつまでも他人事のような態度では手遅れとなります。今こそ、後藤新平の金言「国難を国難と気づかず、漫然と太平楽を歌っている国民的神経衰弱こそ、もっとも恐るべき国難である」の意味を理解し行動するべきであり、意識変革が求められています。
本講座を通じて、皆さんたちが危機の意味を理解し、あらゆる事態に正しい状況判断と行動ができる人材になれるよう講義をしていきたいと思います。

第3回には埼玉県知事である大野 元裕氏にもご登壇いただき、
現職知事の目線でも、危機対応についてお話しいただきます。

昨今は、地震や大雨などの自然災害だけでなく、感染症や事故なども含めた
「オールハザード型」の防災・危機管理体制の構築が求められています。
危機、クライシスの語源は「分岐点」を意味するギリシア語から来ており、
危機での対応次第で組織の将来が決まるがまさに「分岐点」と言えます。
また、八潮市の道路陥没という危機に対応されている大野埼玉県知事の講義は、まさに、生きた事例として、危機管理の「現実」と「要諦」を学べるものであると確信しています。

〜スケジュール〜
第1回 3/5(水)19:00〜21:00
「平時」の危機管理
「平時」に求められる危機管理政策をソフト・ハード面から列挙し、何が問題となるかを明らかにする。
第2回 3/12(水)19:00〜21:00
「緊急時」の危機管理
具体的な方法論や海外の事例を交えながら「緊急時」に問われている危機管理対応を解説する。
第3回 3/19(水)19:00〜21:00
経験に裏づく危機管理対応の紹介
実際に危機管理対応を経験した現職の首長として、大野元裕埼玉県知事をゲスト講師として迎え、ご本人の経験談を交えたあるべき危機管理対応の姿を考えます。
特に、以下の方々に自信を持ってお勧めできる内容です。
・首長や政治家志望の方
・地方自治体の職員の方
・企業の危機管理担当の方
・医療機関など施設を運営する団体の方

▶︎お申込はこちら

〜講師〜
濱口 和久氏
昭和43(1968)年、熊本県生まれ。防衛大学校材料物性工学科卒、名古屋大学大学院環境学研究科博士課程単位取得満期退学。防衛庁陸上自衛隊、日本政策研究センター研究員、栃木市首席政策監、日本防災士機構理事などを経て、現職の他に日本大学法学部公共政策学科非常勤講師(消防政策)、東日本国際大学健康社会戦略研究所客員教授、日本航空学園理事長室アドバイザー兼特別講師、一般財団法人防災教育推進協会理事長、稲むらの火の館(濱口梧陵記念館・津波防災教育センター)客員研究員、日本危機管理学会理事、日本CBRNE学会理事、産経新聞社「正論」欄執筆メンバーなどを務めている。令和6年5月に日本危機管理学会「学術貢献賞」を受賞。

第3回ゲスト:大野 元裕氏(埼玉県知事)
慶應義塾大学法学部政治学科卒業、国際大学国際関係学研究科修士課程修了。在イラク日本大使館専門調査員、在アラブ首長国連邦日本大使館専門調査員、財団法人中東調査会研究員などを経て、外務省国際情報局分析第二課専門分析員、在カタール日本大使館専門調査員、ヨルダン、シリアの日本大使館で書記官を務める。また国際大学中東研究所非常勤研究員、東京大学教養学部、青山学院大学大学院でも非常勤講師、防衛省防衛戦略委員会委員、拓殖大学大学院地方行政研究科客員教授などを歴任。令和元年8月より埼玉県知事に就任(現在2期目)
ぜひこの機会に、政策と地方行政のプロフェッショナルから学び、
日本社会の未来に貢献するための視点とスキルを手に入れてください。

ミニセミナーも!無料説明会の録画もご参照ください!
ASLG とは!?
②-1ミニセミナー「真のリーダシップとは」
②-2ミニセミナー「官民どんな立場の人でも描ける政策立案のススメ」
受講生の声
ASLGの受講料・お申込について

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4. 齋藤 健前経産大臣の登壇決定!
2025年4月26日(土)「青山社中サミット」を開催します!

青山社中は2025年11月に15周年を迎えます。

「民」の立場から「日本活性化」を目指し、朝比奈を筆頭に走りぬいてきましたが、後援隊や塾生の皆さまはじめ多くの方々と一緒に走ってきたのだと感じています。
そこでこの度、『青山社中リーダー塾』や『青山社中リーダーシップ・公共政策学校』、『ぬまた起業塾』、『ビジネス・ブレークスルー大学大学院』など朝比奈のもとで始動力を身につけられた方々や後援隊の皆さまを対象に、皆さまが一堂に会し、交流し、さらに始動を加速させるための場を持ちたいと考えました。 

テーマはずばり「公の再生」です。

4月26日(土)に青山社中サミット2025を開催し、青山社中の問題意識、想いを世に問いたいと思っています。企画は、青山社中リーダー塾の有志で構成する実行委員会が手がけます。

朝比奈と齋藤健衆議院議員とのファーストセッションから開会予定です。対象の方には別途ご案内をさせていただきます。4月26日(土)の13時から、JPタワーホール&カンファレンスでお待ちしています。

スポンサーも募集予定。別途ご案内させていただきます。

5.「青山社中後援隊」会員募集中!
 「世界に誇れ、世界で戦える日本」を共に作り上げましょう

青山社中後援隊は、青山社中の理念・事業に賛同し、活動を後援頂ける方々による会員組織です。ただいま、会員を募集しております。 会員の方には、講演会・シンポジウムなどへの優先参加、会員同士の交流会の開催など、各種特典をご用意しております。

【会費】10,000円/年
【会員特典】
1. 「青山社中フォーラム」への優先参加と割引
 青山社中主催の講演会やフォーラムに、会員価格でご参加いただけます。
2. 会員の集いへの参加
 後援隊会員同士や社員とのネットワークづくりを目的とした交流会を、年2回程度開催します。

▶︎詳細はこちら
▶︎お申し込みはこちら

6. YouTubeチャンネル「月イチイチ郎」!

今月の「月イチイチ郎」
朝比奈一郎の、政治を中心とした「世界の捉え方」をお伝えします。
【ご視聴はサムネイルをクリック!】

2025 根本的な日本の危機とは
現代社会の底流にある日本の危機についてお話しました。ぜひご覧ください。
これまでの動画も含めて、こちらからまとめてご覧いただけます。

7.トピックス

青山社中リーダー塾の15期生の募集を開始しました
青山社中創業とともに始めたリーダー塾も2025年は15年目を迎え、これまで200名を超す塾生・卒塾生を輩出してきました。
ある方は国会で、ある方は官庁で、ある方は会社を創業して、ある方は海外で、またある方は企業やNPOといった組織の中で、様々なセクターでそれぞれご活躍ですが、共通点は「始動力」です(HPの「塾生メッセージ」から様々な分野で卒塾生がご活躍されていることをおわかりいただけます)。
今までと同じ、というやり方が通用しなくなっている今だからこそ、自ら道を切り開き、動き始める力、「始動力」が求められています。
しかし、誰もが「このままではいけない」と思いながら、誰もが「自分も組織も変革しなければならない」と思いながら、多くの人がチャレンジすることにしり込みをしています。日本には「始動者」が必要です。
リーダーとはポジションではありません。私たちは、「指で導く人」という指導者は誤訳であり、「物事を変える勇気をもって進みだす人」がリーダーであると考えています。そんなリーダーの輩出こそ日本再興の鍵であると私たちは確信しています。時代や世界の流れを自分なりに見定める「構想力」、自分の人生のあり方を見定める「基軸力」、そして「始動力」を青山社中リーダー塾で身に着けていただければと思います。この国を創ってきたのは、正しく何かを変えるべくチャレンジしてきた人材の歴史です。
この歴史の流れを私たちの代で途切れさせてはなりません。
まずは青山社中リーダー塾へと、一歩踏み出してみませんか。
申し込みはこちら

青山社中フォーラムを開催しました
「2025年 激動する世界秩序と日本の針路」という骨太なテーマを、小林鷹之衆議院議員と慶応義塾大学 細谷雄一教授に対談(モデレーター:朝比奈一郎)をしていただくという豪華な企画で、会場いっぱいの参加者の中、極上の知的空間となりました。
特に、細谷先生が世界史の流れを読み解くパースペクティヴについて触れられながら、現在の世界秩序の揺らぎをその博識でもってわかりやすくご説明され、そういった国際環境の中で我が国はどのように対処し、いかにして望ましい国際秩序を中長期的に形成していくのかを小林先生が論理と迫力をもって示されたのは、まさに「激動する世界秩序と日本の針路」という今回のテーマに相応しい白眉の議論でした。また、朝比奈とケネディスクールの同期でいらっしゃた小林先生の「昔話」は会場を和やかにしていただきました。
また会場の皆さま、オンラインでのご参加の皆さまからも多くのご質問をいただきました。誠にありがとうございました。
次回のフォーラムもぜひご参加ください!

朝比奈のコメントが日経新聞に掲載されました
石破総理が掲げられる「令和の列島改造」について、日本経済新聞朝刊に朝比奈のインタビュー記事が掲載されました。地域の「稼ぐ力」の向上のために何に取り組むべきかお話しました。オンライン配信はこちら

BBTチャンネルのゲストにエフバイタル株式会社 代表取締役 安島真澄をお招きしました
今回は、エフバイタル株式会社の安島真澄代表にご出演いただきました。
安島さんは、朝比奈の東京大学の後輩であり、また弊社のASLGの受講生でもいらっしゃいます。
エフバイタルは、東京大学 × 筑波大学発のスタートアップ企業で、医学的エビデンスに立脚し、乳幼児を対象とし非接触で生体データを取得することで、子どもの状態評価・分類、及び状態に基づいた個別最適化サービスの開発を進めておられます。それは、「世界中の子どもたちが、生まれた環境に依存せず、生存し、成長し、自ら未来を選択できる社会の実現」というミッションのためであり、また、国内外の自治体・研究機関、企業とも連携し育児・教育・医療分野でエビデンスに基づく研究開発・サービスも展開中です。

BBTチャンネルのゲストにIISE理事長 藤沢久美さんをお招きしました
経営・ビジネスに特化したコンテンツを、オンラインで「いつでも・どこでも」学ぶことができるBBTチャンネル
朝比奈は「社会変革型リーダーの構想力」という番組を受け持っています。
現在の日本は、政治・行政・経済・社会など各分野において閉塞感・停滞感が著しい状態が続いています。一方、世界は、歴史的・文明史的転換点にあるにも関わらず、我が国ではこうした閉塞状況に際して、ダイナミックな構想や変革に向けたアクションが表面上は見当りません。しかし、実は金銭や地位や名誉といった利害を超え、思い切ったチャレンジを志す若者たちも少なくないです。
そこで当番組では、広い意味で、社会を変えようと頑張っている人たちを「社会変革型リーダー」と定義し、どのようにして、一歩、踏み出すかについての講義と、実際に行動を起こしている人との対談を行ってきます。
今回は、NECグループのシンクタンクであるIISE(国際社会経済研究所)理事長 藤沢久美さんをお招きし、お話をうかがいました。
ソフィアバンク代表取締役やセルソース取締役、Ridilover監査役を歴任されるなどビジネスの世界で、内閣官房・総務省・文科省・国交省・金融庁で審議会員や参与などの公職で、NHK教育テレビでキャスターとして、多方面でご活躍の藤沢さん。そんな藤沢さんに多大な影響を受けられたご両親の教え、起業を決意したきっかけ、そしてこの不確実な時代を切り開くための「ソートリーダーシップ」についてなどなど、大変勉強になりました。

JBpressに朝比奈の論考が掲載されました
今回のJBpressは、「令和の列島改造」への期待を込めた、朝比奈が考えるこれからの地域活性のポイントが書かれています。
ただ単なる期待ではなく、石破茂総理とも意見交換をさせていただいた上での感覚を込めたもので、これからの地方創生を考える上で、どこに進むべきかを記し、またそれぞれの立ち位置がわかる「地図」のような論考になっており、地方創生関係者は必須とも言える内容であると自負しています。
その上で、それぞれの地域でカスタマイズしたカタチでの地域活性化のあり方や、「地方創生のこれから」をより詳しく知りたいというニーズがあることも承知しています。そういった自治体や団体、企業様向けに、朝比奈の講演依頼なども受け付けています。
ご関心のある方は、是非、こちらをご覧ください。
「地方の活性化無くして、日本の活性化なし。」
これからの地方創生のポイントを朝比奈が語ります。

朝比奈がLuckyFM 茨城放送「ダイバーシティニュース」に出演しました
恒例のダイバーシティニュースに出演しました。
前半の、気になるニュースをピックアップし解説するコーナーでは、
➀予算成立確実に。政権は嵐の中での静けさ的安定。
②石破政権支持率、日経では下がるも、ANNは上昇など、40%程度で安定か。
③ドイツ総選挙、CDUが政権復帰確実に。
④ゼレンスキー大統領 VS トランプ大統領
⑤印西市で、対立候補を副市長に起用
どのニュースも深層を掘り下げ解説していきます。時事問題を視る目を是非養っていただけたらと思います。
後半の【special talk】では、「世界を振り回すトランプ大統領 〜どう理解すべきか、日本はどう対処すべきか〜」をテーマに、
①トランプ大統領の強みとリスク
②トランプ改革とは
③日本はどう対処
といった切り口で語るトランプ特集です。
是非、ご覧ください。

東京大学名誉教授 黒川 清先生が弊社にお越しくださいました
黒川 清先生が朝比奈を訪ねてわざわざ弊社にお越しくださいました。
黒川先生は、東京大学名誉教授、政策研究大学院大学名誉教授、東海大学特別栄誉教授をお務めで、東海大学医学部長、東海大学総合医学研究所所長、日本学術会議会長(第22・23代)なども歴任されています。
また、歴代内閣からのご信頼も厚く第1次安倍内閣では、我が国ではじめて科学を担当する内閣特別顧問就任され、続く福田内閣でも続投、第34回主要国首脳会議にあわせて日本で開催されたG8+5科学顧問会合にも参加されました。
2011年には、国会が設けた東京電力福島原子力発電所事故調査委員会の委員長を務められるなど医療の範疇を超えたご活躍をされています。
スタッフもお話しする栄誉に浴しましたが、先生の迫力、パワーに圧倒されました。

千葉県印西市の藤代健吾市長が来社されました
弊社の政策コンサルタントとしてご活躍いただきました、千葉県印西市の藤代健吾市長が要望活動の帰途、来社されました。
久しぶりにお話しましたが、市長としての責任感と使命感が以前に増して伝わってきました。残念ながら、朝比奈は浜松市に出張のため不在でしたが、藤代市長のますますのご活躍と印西市の更なるご発展を青山社中メンバー一同祈念しています。

前橋市の細谷副市長と藤田デジタル政策担当部長が、弊社にお越しくださいました
前橋ビジョン「めぶく。」を掲げて、民間主導の地方創生に邁進されている同市の取り組みを勉強させていただきつつ、当社の地域活性支援の実績などを申し上げました。
藤田部長は、青山社中リーダー塾2期生で、本籍は総務省ですが、今、前橋市役所にご出向中です。お仕事での再会に、感慨もひとしおです。
また群馬県とは、山本知事をはじめ前橋市で現在衆目を集めている「太陽の会」、朝比奈が塾頭を務め10期目を迎えた「ぬまた起業塾」、青山社中リーダー塾の塾生2名が県議を務めるなど、様々にご縁をいただいています。
前橋市、群馬県の更なる発展のために引き続き弊社も朝比奈筆頭に全力を尽くします。

杉並区デジタル担当者の方々が弊社にお越しくださいました
地方自治体のDX化を推進する中で、必ずと言っていいほど課題として挙がるのが、いわゆるデジタルディバイドの問題です。
今回、杉並区がデジタル技術の利用に慣れてない区民の方などに対し、デジタルに関する様々な相談ができる窓口の設置を考えておられるとの事で、眞鍋DX担当課長さんら担当者の方が弊社を訪れ、相談に来てくださいました。
多くの区民の皆さんがデジタルの恩恵を享受できるDX施策につき朝比奈及び執行役員 村上が意見交換をさせていただきました。

HONDAの自動運転タクシープロジェクト プロジェクトリーダーの井上友貴さんがチームの皆さんと弊社にお越しくださいました
経済産業省の後輩で、HONDAの自動運転タクシープロジェクト プロジェクトリーダーである、井上友貴さんがチームの皆さんとともに朝比奈を訪ねてきてくださいました。
この分野の競争は激しく、テスラが2026年にもEVの自動運転タクシーの生産を開始する計画を発表したり、トヨタ自動車はアメリカのポニー・エーアイと、日産は中国のウィーランドとの連携を通して中国市場を中心に展開を進めています。日本国内で言うと、アメリカのウェイモが今年、日本で実証実験を開始するというニュースは多くの方もご存じかと思います。
日系企業が近い将来莫大な需要が見込まれる市場で、世界と戦えるよう、意見交換をさせていただきました。井上さんの更なるご活躍を期待しています。

青山社中リーダー塾5期生で、元社員の伊藤聡さんが弊社にお越しくださいました
伊藤さんは前回の衆議院議員選挙で自民党東北ブロックの比例候補者でもあり、この国のために、との熱い思いを常に持ち続けていらっしゃいます。
今回、新たな挑戦をされるという事で、朝比奈に挨拶に来てくださいました。
伊藤さんの始動を朝比奈はじめ社中メンバー一同応援しています。

朝比奈が客員教授を務めるBBTのUS18の有志達(2018年大学院入学の皆さん)と懇親を深めました
朝比奈が客員教授を務めるBBTのUS18の有志達にお招きいただき、楽しく懇親をしました。
幹事の一人であり、BBT同窓会全体の会長も務める厚労省の池田君から、懇親会後にメールをいただきました。
それは、「経産省を退官する時に胴上げされていた朝比奈先輩のテレビの映像を覚えていて、目指すというのがおこがましいくらいの朝比奈先輩の振りを見て頑張ります」といった内容のものでした。
霞ヶ関時代はもちろん、直近の出向先が静岡市役所で同市のSDGs観光戦略の委員だった朝比奈と静岡でも再会し通飲した、池田君のメールを読み、改めて退官時の志を思い出しました。
後輩たちに背中を見せられるよう、日本の活性化に引き続き尽力します。

朝比奈が経済活性アドバイザーを拝命している川崎市を訪問し、川崎市産業振興協議会・中小企業活性化専門部会に出席いたしました。
弊社と川崎市との深いご縁は10年前にさかのぼります。
川崎市は、工業都市として知られていますが、グローバル時代において市産業を取り巻く環境は厳しく、2015年に商工会議所を中心とした経済界が市に対して中小企業を活性化する条例の提案をする事となり、朝比奈が条例案を検討する会議の副座長としてサポートをさせて頂きました。
条例案を策定後、市役所との協議の中で、朝比奈が経済活性アドバイザーを拝命し、条例が制定された後も、条例に基づく具体的な施策の検証を行う会議が設置されることになりました。その会議が今回朝比奈が出席した中小企業活性化専門部会です。
中小企業活性化条例のような基本条例は全国的にも多く制定されていますが、条例を具体的な施策に落とし込み、その施策を検証してこそ、仏に魂をいれることになります。
引き続き、稼ぐ地域づくりを全国に展開するため、弊社も朝比奈を先頭に汗をかいてまいります。

朝比奈が経済産業省研修所にて講義を行いました
中小企業庁は、地域の再活性化・エリア価値の再構築を促すために、地域のコーディネート役を育成する「まちづくり人材育成研修」を行っています。
その講師の一人として、朝比奈が経済産業省研修所にて講義を行いました。講義のテーマは「まちづくりとリーダーシップ」で、前橋、伊勢、鶴岡、松山の事例を挙げながらこれからの地域活性にはリーダーシップが極めて重要であることやリーダーシップの本質についてお話しました。
講義後、20名ほどの受講生が列をなして挨拶に来てくれました。
講義した経済産業省の研修所は、朝比奈が官僚時代、講義を受ける側で2〜3回行ったことがある懐かしい場所でした。
リーダー育成は弊社のミッションの一つであり、講義をきっかけにそれぞれの方が動き始めることを願っています。これからも始動を伝道し、日本の活性化を目指していきます。

朝比奈がG1サミットに参加しました
G1サミットは、グロービスの堀さんを中心に2009年から場所を変え毎年開催されており、今回は沖縄での開催でした。
政治・経済・ビジネス・科学技術・文化など、様々な分野の第一線で活躍する同世代の仲間が互いに学び、立場を超えて議論し、未知の領域であった知恵を自らの糧としながら、良き仲間を得て、リーダーとして自身も周囲も成長していくことをその趣旨としています。
沖縄の地で、多くの仲間と再会することができました。

朝比奈がアドバイザーを務める静岡県浜松市を訪問しました
「ふじのくに“SEAs”Startup Forum」に参加しました。
地域のスタートアップや支援者が相互に交流し、静岡県のスタートアップ気運を高めることを目的としたイベントです。
そこでは、元々浜松市アドバイザーにしてくださった鈴木康友知事(前浜松市長)と再会し、懇親会では久々にじっくりと話し込むことが出来ました。色々と世界を狙えるスタートアップが誕生していて将来が楽しみでした。基調講演は、知り合いのThe Breakthrough Company GO代表取締役の三浦崇宏さんで、再会を喜びあいました。

スタートアップ企業と地域の企業の連携について考えるパネルディスカッションのモデレーターを朝比奈が務めました
浜松市の中野祐介市長ご臨席のもと、市役所主宰のスタートアップイベントがあり、朝比奈は、浜松企業×スタートアップのセッションのモデレーターを務めました。(NHKも取材に入りました
浜松市ではこれまで、日本の製造業をけん引する自動車メーカーや楽器メーカーなどが生まれてきましたが、同市は今や全国的に「スタートアップのまち」として注目をされています。

COO 平木が地域力創造アドバイザー業務で下呂市を訪問しました
山内市長に報告の機会をいただきました。
新年度は公共施設の適正配置の取組みを更に進めていきます。これまでお世話になってきた地方行財政、地方公会計等の泰斗に色々ご協力をいただきつつ、私も貢献したいと思います。
とても明るく前向きな雰囲気を、下呂市職員の皆さんから感じました。直面する現実は厳しいですが、適正解を誠実に追及していきましょう!

COO 平木がIISEフォーラムでパネリストとして登壇しました
弊社COOの平木がIISEフォーラムでパネリストとして登壇しました。
都知事選に出馬されたAIエンジニアの安野貴博さんの基調講演、IISEの藤沢久美理事長のソートリーダーシップについての講演などに続き、行政D Xとスマートシティで描く近未来とのテーマでパネルディスカッションに参加しました。
平木からは、総務省在職中の様々な自治体での現場経験やマネジメント経験に基づき、行政と住民の信頼関係がDXを進める基礎になること、そのためには「実感」と「プロセスの見える化」が重要である点、また、DXがカスタマーベースの行政への転換となる可能性についてなど、技術論にとどまらない本質的な発言がありました。
立ち見が出るほど盛況で、皆様の関心の高さがうかがえました。

弊社コンサルタントの野崎が印西市副市長に選出されました
印西市に、30歳の若き副市長誕生です。現青山社中社員で、青山社中リーダー塾12期生の野崎さん(元経産省)が、今日の印西市議会で無事に16対5の圧倒的多数で副市長に選出されました(副市長についての議案が可決されました)。
印西市長は、これまた青山社中社員で、青山社中リーダー塾8期生(卒塾済)の藤代さんでして、実はこの二人、昨年の印西市長選で激突した二人でもあります。
民主主義下では、選挙後、口では「ノーサイド」と言いつつ、負けた方は勝った方の足を引っ張ったり、或いは勝った方が負けた方を権力を使ってとことん突き落としたりしがちですが、この二人は、そういった過去の経緯を度外視して、まちの未来のために協力し合うことを選びました。
世界は分断の嵐ですが、一つの地域の事例ながら、民主主義の中で協力・協働の旗を掲げ是非頑張ってもらいたいと思います!

8.青山社中からのお知らせ

*政策支援チーム活動レポート
青山社中政策支援チームでは、「政・官・民の結節点」という当社の強みを活かし、国会や地方議会、自治体、企業の皆様が進める「改革の実現」に向け、多彩な支援を行っております。今月も、活動内容の一部をご紹介します。
詳細はこちら

【幼稚園教育経営研修会で講演を行いました】
【企業・団体様からのお問い合わせ急増中!】
執行役員の村上が神奈川県私立幼稚園連合会が実施する幼稚園教育経営研修にて講師を務めました。
テーマは、「AIが世界を根底から変える〜幼児教育はAIとどう向き合うか〜」というもので、事例をふんだんに取り入れた幼児教育でのAIの活用から、AI時代に求められる教育のあり方まで、神奈川県各私立幼稚園の理事長の方々を中心とする100名を超える皆さまの前でお話をさせていただきました。
DeepSeekが注目を集める中、極めてタイムリーなテーマでもあって、先生方の関心も高く、質疑応答では、普段お感じの教育とICTに関する率直な問題意識に関することやAIと人間の関わりなど多角的な質問がなされました。
意見交換会でも先生方の問題意識の高さと熱量を感じました。
政官民の結節点を標榜する青山社中ですが、このところ、大手上場クラスからスタートアップに至るまで、多くの企業様から政策支援チームへのお問い合わせをいただいております。ご相談内容としては、政策形成プロセスに関するレクチャーや国政全般にわたる政局・政策の動向を分析した定期的なレポートの提供と意見交換、行政に対する営業上のアドバイス、GR(ガバメントリレーションズ)など様々です。

青山社中の強みは、省庁から市町村まで幅広いネットワークを有することに加え、それぞれのフィールドで豊富な勤務経験を有するスタッフが揃っており、戦略から実務まできめ細かく皆様の支援ニーズにお応えできるところにあります。行政との連携についてご不明な点やお悩みがございましたら、ぜひお気軽に青山社中政策支援チームにお問い合わせください!

▼お問い合わせ▼ 担当:平木、村上、田中、野崎
office@aoyamashachu.com

*「青山社中キャリア」〜パブリックセクター の求人情報〜 ー 官民の「回転ドア」をもっと大きく、もっと軽く ー
▶︎求人一覧
企業へ転職を考える官庁在籍者や、公務員へ転身を考える企業在籍者などを中心に、政策関連領域での中途採用の紹介・マッチングに務めています。
同様に企業様からの求人情報も、随時受け付けております!

お気軽にお問い合わせください。
▼お問い合わせ▼ 担当:立山
career@aoyamashachu.com

ポジションの例
・ガバメントリレーションズ担当
・官民連携プロジェクトマネージャー
・公共政策コンサルタント
・テックリード・フロントエンドエンジニア

9. 青山社中リーダー塾通信

*塾生と朝比奈の再会

2期生:藤田 孝紘さん
3期生:阿部 圭史さん
5期生:伊藤 聡さん
12期生:伊澤 貴寛さん

それぞれの『始動』を応援しています! 

*NPO法人地域から国を変える会 事務局長:1期生 大山

【鳥取県岩美町】 「人を憎まず、仕組みを正す。」仕組み化シートの運用開始
鳥取県岩美町では、ルーティンワークをシート化し、仕組み化する取り組みを行っています。このシートは、時系列にタスクを整理したもので、従来の引継書では、何をどの順番で取り組んだらよいのか分かりにくいところを、ミスなく着実に取り組めるようにするものです。これまで、引継書というと、その文書レベルに個人差がありました。画一的なシートを整備することによって、新任者が不安なく業務を遂行でき、その先にある住民サービスを着実に遂行します。今回のシート整備によって、来たる年度替わりの際の効果検証を行います。

【岡山県美咲町】 小中一貫校を核としたまちづくりの美咲町に町長訪問・視察
町内小学校・中学校を小中一貫校2校に整理統合し、学校を中心としたまちづくりを実現した美咲町を訪問しました。青野町長は、就任当初から老朽化した公共施設の統合整理に積極的で、このたび、庁舎・診療所・生涯学習施設などあらゆる公共施設を一体化し、小中一貫校近隣に設置することとしました。学校を中心に地域でつながり・交流が生まれ、行政サービスの効率化も図られています。あらゆる公共施設・インフラの維持が困難な時代、未来への投資として有用な学校を中心として公共施設の配置・整理を思考することは、最適な方向性であると思われます。

*一般社団法人日本と世界をつなぐ会 事務局長:7期生 水野
【北海道むかわ町】
代表朝比奈が「むかわ町復興創生・共創アドバイザー」を務める北海道むかわ町にて、鵡川地区における今後のまちづくりに関するご支援を行っております。
今月は、次年度に向けた取組について、1月に連携協定を締結した大和リース株式会社様などと議論をすすめました。3月初旬に今年度の最終回として朝比奈も町を訪問する予定ですが、今年度弊社がアレンジをさせていただいた企業様との議論を踏まえて、4月以降具体的に様々な取組を展開していく予定です。今後も官民連携の推進をはじめ多面的にご支援をしてまいります。

10.青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ

<3月の予定>
・3月7日【朝比奈が出席】地域力創造アドバイザー会議
・3月11日【朝比奈が出席】シンエナジー 経営連絡会・取締役会
・3月21日【朝比奈が出席】ぬまた起業塾アドバイザー会議
・3月25日【朝比奈が出席】第6回富山県成長戦略会議
・3月25日【朝比奈が出演】茨城放送 ダイバーシティニュース今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。 
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青山社中株式会社
https://a.k3r.jp/aoyamashachu/70F84823I
朝比奈一郎
https://a.k3r.jp/aoyamashachu/70F84823H
青山社中リーダー塾
https://a.k3r.jp/aoyamashachu/70F84823F
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今後とも青山社中を宜しくお願い申し上げます。

発行:青山社中株式会社
107-0062 東京都港区南青山2-19-3 サザンキャッスルビル2F・3F
TEL&FAX:03-5474-8995
https://a.k3r.jp/aoyamashachu/70F84823J

※ 本メールは、青山社中メールマガジンにご登録いただいた方、弊社イベントにご参加いただいた方、また関係者と名刺交換させていただいた方にお送りしております。
※ 本メールへは送信専用となっております。ご了承ください。

株式会社青山社中
東京都港区南青山2-19-3サザンキャッスルビル2F・3F
お問い合わせ: office@aoyamashachu.com
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