ニュースリリース

2018年9月29日
vol.94 本格的な地方分権の必要性 ~奇跡の「海士町」を訪問して想う~
大方の予想通りではあるが、自民党総裁選は安倍晋三氏の圧勝で終わった。
 
盛り上がらなかったことを嘆く人が散見されるが、そもそも政治とは空気のようなものだ。危機の時ほど多くの気持ちが高まる。関心の低さは、社会的には褒められた状況ではないにせよ、それだけ、チーム安倍が「うまく」政権運営をしている証左とも言える。
 
また、石破氏が「善戦」したとの報道が目立つが、確かにそうした面はあるものの、虚心坦懐に結果を見れば明らかに安倍氏の「圧勝」である。票差はダブルスコアだ。
 
不安定な国際情勢下、各国首脳間の「顔」である安倍総理というアセットを使わない手はないし(長期政権のメリット)、これまでのチーム安倍の安定感(今回の日米の通商問題への対応など、危機への即応がうまい)に鑑みて、結果としては、これで良かったと思う。
 
ただ、多くの識者が既に指摘しているように、常識的には「次」(四選)がない中、下手をすると、すぐにレーム・ダック(死に体)化する恐れがある。この点、近年では珍しく長期政権だった小泉政権が参考になる。残りの任期が1年を切る最後に党内を二分する「郵政民営化」というドラマを用意し、国民の耳目の引きつけをうまくやった。
 
安倍内閣は、2012年暮れに発足してすぐ、アベノミクスやTPP交渉入りなど、国民的・党内的に意見を二分する政策を打ち出し、やり切ることで求心力を高めた。ドラマを作った。しかし、その後は、14年の地方創生、15年の一億総活躍、16年の働き方改革、17年の全世代型社会保障、と反対者の少ない政策を、うまいネーミングと共に毎年打ち出して「飽き」を回避してきたに過ぎない。国民の関心という意味では賞味期限の短い、ドラマ足りえない施策たちだ。
 
これからの3年は、さすがに「今までの手」が使えない中、恐らく安倍氏の脳裏には、「憲法改正」「日朝交渉(拉致問題解決)」「日露交渉(北方領土問題解決)」などが、「大きなドラマ」の候補として浮かんでいるであろう。ただ、憲法改正は、仮に9条を変えたところで、世の中の実態はさほど影響を受けず(自衛隊は変わらず存在する)、後二者については相手のある話であり、簡単に「ドラマ化」することは望めない。
 
そんな中、「ドラマ候補」として本来期待したいのは、「霞が関解体的な地方分権」だ。今回の総裁選では、安倍氏は、地方創生にはほとんど触れることがなかった。対照的に、石破氏は、地方票の取り込みに活路を見出すしかなかったことや、自身が担当大臣を務めていたこともあって、訴えの多くを地方創生に割いていた。この点、石破氏の「関心」には共感を覚える。ただ、政策の中身は、とてもドラマ化する内容ではなかった。
 
地域の衰退がどんどん深刻化する中、各地、特に基礎自治体レベルの単位で重要になってくるのが、「何で食っていくのか」という、地域の特色(アイデンティティ)を意識した付加価値創造策だ。即ち、地域ごとの本格的な成長戦略が不可欠である。現状、各地域に雇用はあり、有効求人倍率はどこでも軒並み高い水準になっている。若者が流出し、まちの中心的商店街さびれるという、全国共通の課題の原因は、「魅力ある仕事」がないことである。従って、地域の特色を活かした生き残り策が重要だ。
 
各地の成長戦略は各地で考えるしかない。内閣府や経産省が取りまとめる成長戦略は、マクロレベル・国レベルのものであって、○○市や××町のためのものではない。そして、当然ながら、基礎自治体が主体的に成長戦略を考えるためには、本格的に権限が委譲されることが望ましい。例えば、税財源を国に寄せて頼らせながら、「各地域は自発的に自立策を考えよ」というのは、大いなる矛盾だ。
 
国の強大な権限は、教育、農業、国土交通関連その他多岐にわたっており、いずれの分野でも、霞が関の各省は権限を手放したがらない。従って、「霞が関解体的」とでもいうべき地方への権限移譲はその抵抗と闘う形がドラマになる。センターピンは国税と地方税の比率の見直しであろう。税財源を各地に移すことは財務省を敵に回す話であり、大変な作業だ。安倍政権は、その大きな「政治的資産」を用いて、それくらいの課題に取り組むべきだ。
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現在のいわば「手縛り」の状態でも、各地で頑張っている基礎自治体はある。先々週、人口がわずか約2500人の海士町(島根県の隠岐諸島の中之島)に行ってきた。東京から米子まで飛行機にのり、そこから松江市の港まで車で1時間弱ほど移動し、さらにそこからフェリーで3時間ほど行ったところにある。
 
3日間滞在して、町長や副町長をはじめ、20名近くの島民の話を聞いたが、奇跡の島であった。とかく福祉や公共工事を重視しがちな各自治体とは異なり、「何で食っていくか」を真っ先に打ち出していること、すなわち、成長戦略重視が明確なのが、まず奇跡的だ。町の予算が約60億円の中、海鮮の鮮度を保ちながら本土に送る装置のために、かつて5億円(町の支出は半分の2.5億円)をかけ、例えば平成30年度予算でも、観光政策の目玉のホテル/ジオパークのために7億円近くの支出を見込んでいる。一般会計全体の10%以上だ。ちなみに、私が経済活性アドバイザーをしている川崎市では、市の予算が約7400億円(一般会計)であるところ、経済労働費は全部足しても4%足らずの約280億円しかない。
 
こうした成長戦略を明確に打ち出す自治体の体制にも惹かれ、芋づる式に良い人材が海士町には集まっている。人口の約20%の500名あまりがいわゆるIターン組(実家があるわけではない住民)である。しかも会う人会う人が、「元博報堂です。」「元ソニーです。」「元リクルートです。」「元トヨタです。」といった形で、いわゆる一流大学・一流企業出身の都会人が多い。こうした魅力的な人材たちが、いわば平成的な「新しい団結モデル」、すなわち、誰かが典型的「リーダー(指導者)」として全体を引っ張るのではなく、自ら「始動」するリーダーたちが主体的に必要なことを考えて見つけて動いて、全体として良いハーモニーと結果を出すモデルを構築している。まさに奇跡の島だ。
 
自立を標榜する世の子供たちが、当初はある程度、親の仕送りに頼らざるを得ないのと同様、海士町をはじめ、地域の自治体が全て、すぐに経済的に自立できるわけではない。ただ、少しでも権限を、税源を霞が関から地域に移譲することで、より主体的に各地の成長戦略を産み出すべく、良い人材が集まってくることは明らかだ。
 
世界では、例えば人口約33万人のアイスランドが国として立派に存在しているわけであるが、私の故郷の埼玉県に則して言えば、越谷市や所沢市が国として独立できることを証明しているようなものである。
 
中央集権体制を確立して世界の一流国入りを果たすきっかけとなった明治維新から丁度150年周年の今年、今度は逆に、本格的地方分権体制を大胆に確立して、歴史に名を残してはどうでしょうか、安倍総理。あまり関心ないですかね。
 
筆頭代表・CEO
朝比奈 一郎
 
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<1> 青山社中リーダーシップ・公共政策学校(10月開講)申込み受付中!(一次締切:10/3)
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9月に無料体験授業兼説明会も開催しておりましたが、
10月〜3月に渡って青山社中リーダーシップ・公共政策学校の申込みを受け付けております。
全編受講可能な一次締切(10/3)が迫っておりますので、ご興味のある方はお早めにお申し込みください。
本日14時より弊社にて無料体験授業兼説明会も行っておりますので、お時間ある方はぜひお越しください。
 
「日本版ハーバード大学ケネディスクール」を目指し、多分野に通ずるリーダシップと、世の中の動きを掴む大局観を、具体的なテーマと仲間で養う集中講義です。
 
ビジネスパーソンとして社会の潮流を一段高い視点から捉え、より大きな成果を上げたい方、政治・行政に携わる中で政策立案スキルや仕事力を高めたい方、漠然と公への思いを持ちながらも、どのように転身を図るべきか考えあぐねている方、は是非門を叩いてみてください。
 
様々な業界から集った少数精鋭の仲間たちとの刺激的な交流の場がありますし、気鋭のオピニオンリーダーとして政策現場に多大な影響力を持つ招聘講師陣と共に全力でサポート致します。本年度は受講者がより能動的に参加できる、インタラクティブな講座を心掛けております。録画による遠隔オンライン受講もできますので、遠方の受講者や欠席者へも十分フォロー致します。
 
【講義日程(※本年度は全講義「木曜19:30~21:30」開催となります。)】
・リーダーシップ編/担当:朝比奈一郎 (10/4、11、18)
・政治・行政編/担当:竹中治堅 (11/1、8、15)
・経済・財政編/担当:小黒一正 (12/6、13、20)
・政策実務編➀/担当:森原誠 (1/17、24、31)
・政策実務編➁/担当:久保田崇 (2/7、14、21)
・医療・社会保障編/担当:宮田俊男 (2/28、3/7、14)
 
※開催概要はこちら
 
※9/29無料体験授業申込みはこちら
 
※受講申込みはこちら
 
※パンフレットはこちらよりダウンロード可能です。
 
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<2> 福澤諭吉記念文明塾10周年イベントへの登壇
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慶應義塾という私塾の原点に還り、未来貢献を志す先導者を育てるべく、学部生、大学院生および社会人を対象に、「対話と議論」の場を提供する福澤諭吉記念文明塾の10周年記念イベントが行われ、第一部「日本のリーダーシップ教育の未来」というシンポジウムに朝比奈が登壇しました。
今後、求められるリーダーシップ教育の在り方について、具体的な手法から今後の時代展望を踏まえた議論まで幅広く行われました。
 
 
<登壇者(敬称略)>
スピーカー:
 野田 智義(至善館)
 朝比奈 一郎(青山社中筆頭代表CEO)
モデレーター:
 田村 次朗(慶應義塾大学教授 福澤諭吉記念文明塾運営委員)
 
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<3> ぬまた起業塾生群馬企業訪問
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朝比奈が塾頭を務めるぬまた起業塾にて、塾生と共に群馬県前橋市や高崎市の起業を訪問してきました。
その中の一つ、職人醤油では意外と味が異なる醤油のセレクトショップを展開し、こだわりのある店舗経営を行い、
銀座にも出展しております。
 
ぬまた起業塾では、今後東京での企業訪問も予定しており、他社の事例を参考にしつつ、地域で展開できる起業プランを練っていきます。
 
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<4> 青山社中リーダー塾通信
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*青山社中リーダー塾通信
8期が開講してからはや4ヶ月が経ちましたが、9月は文明論に関する講義がありつつ、8期生での第一回合宿も開催されました。合宿中にもそれぞれの人生の戦略に対して相互に質問しあうなど講義のみならず、塾生同士でも闊達な議論が展開されています。10月にも軽井沢にて第2回の合宿が予定されております。
 
*NPO法人「地域から国を変える会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です)
【北海道北斗市・道南いさりび鉄道株式会社】   
北海道地震の影響が心配された当該地域でしたが、不幸中の幸いで、大きな損害はなく、新規事業創出プロジェクトは引き続き動いています。このプロジェクトを通じ、来年度に実施する事業の選択の最終段階に入りました。具体的な収支想定を作成し、新たな産業創出を狙っています。
 
【栃木県佐野市】
栃木県佐野市の産業振興計画策定に向けて、ビッグデータを活用し、佐野市の産業分析を行い、計画策定委員会委員・佐野市職員向けにレクチャーを行いました。佐野市は地域経済循環率が高く、佐野市一帯の経済圏は自立していることがデータ上明らかとなりました。現状にあぐらをかかないよう、今後の産業構造転換を見据えた対応策の検討に入りました。
 
*一般社団法人「日本と世界をつなぐ会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です)
【群馬県沼田市】
先月、沼田市の事業者向けに実施した海外販路開拓に関する講演会では、約100名の参加者が集まりました。アンケートでは工芸品や果物の生産者など、進出を検討している成都市場への展開に関心を示している事業者も出てきています。10月下旬には、行政、商工会議所、商工会等のメンバーを中心に成都市、姉妹都市の提案を頂いている江油市を訪問し、中国内陸市場への展開を見据えた今後の事業に関する協議を行う予定です。
 
【長野県軽井沢町】
今年度、第3回目の「軽井沢22世紀風土フォーラム」基本会議が開催されました。これまでに委員から集めた意見を、弊社や行政を中心に取りまとめ、新たに「交通」「コミュニティ共創」をテーマとしたプロジェクトチームが発足し、今後活動していくことが決まりました。また、本活動の推進に向けて、新軽井沢、中軽井沢エリアの中心メンバーへのヒアリング活動も合わせて行いました。
 
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<5> 青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ
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<9月の実績>
 題名:金融危機が変えた生き方=異業種・分野へ転身-リーマン・ショック10年
 
・9/21 The Japan Timesにて論考掲載 (朝比奈)
 題名:Clear strategy needed for inviting foreign labor
 
・9/21 読売新聞にて自民党総裁選に対するコメント掲載(朝比奈)
 
 題名:日本のリーダーシップ教育の未来
 
・9/27 ビジネス・ブレークスルー・チャンネル「社会変革型リーダーの構想力」を収録(朝比奈)  
 ゲスト:NPO法人CANVAS理事長 石戸 奈々子 氏
 
・9/28 フジサンケイビジネスアイ「高論卓説」にて記事掲載(朝比奈)
 題名:霞が関解体的な地方分権に期待 安倍政権「最後のドラマ」は
 
<10月の予定>
・フジサンケイビジネスアイ「高論卓説」にて記事掲載
・The Japan Timesにて論考掲載
・BSジャパン「一柳良雄が問う 日本の未来」に出演(前編:10/20,27 後編:11/3,10)
・全国地方議員勉強会にて講演(10/13)
 題名:地方創生とリーダーシップ~地方議員への期待~
2018年9月29日
9/22 福沢諭吉記念文明塾10周年イベントへの登壇
慶應義塾という私塾の原点に還り、未来貢献を志す先導者を育てるべく、学部生、大学院生および社会人を対象に、「対話と議論」の場を提供する福澤諭吉記念文明塾の10周年記念イベントが行われ、第一部「日本のリーダーシップ教育の未来」というシンポジウムに朝比奈が登壇しました。
今後、求められるリーダーシップ教育の在り方について、具体的な手法から今後の時代展望を踏まえた議論まで幅広く行われました。
 
 
<登壇者(敬称略)>
スピーカー:
 野田 智義(至善館)
 朝比奈 一郎(青山社中筆頭代表CEO)
モデレーター:
 田村 次朗(慶應義塾大学教授 福澤諭吉記念文明塾運営委員)
2018年9月12日
8/31 埼玉県職員向けに講演会を実施

8/31に埼玉県庁選抜職員向けにリーダーシップ研修(主に講演)をしました。

埼玉でも人口減その他が顕著で衰退しつつある地域(主に県北部や県西部)も少なくないところ、県のエリートである県庁職員が現場に入っていって出来ること、やるべきこともかなりあるという考えの下、
これまでの役所の常識(前例主義、横並び主義等)に囚われることなく、「始動者」として課題に立ち向かって行って欲しい旨、力説いたしました。

2018年9月5日
沼田市にて海外進出戦略に関する講演会を実施

市や商工会、商工会議所が一体となっての海外販路開拓協議会が7月に立ち上がった沼田市にて、8月29日に「海外販路へのチャレンジ!」というテーマで朝比奈が講演を行いました。成都やホーチミンを具体例に、まだブルーオーシャン的なマーケットに、どのような「アイランド(島)」を使って攻めこむか、など話しました。

2018年8月31日
vol.93 2人のK君(地方創生/外国人移民についての雑感)

自民党総裁選が近づいている。
 
8月17日付のJapan Times (https://goo.gl/f9zMQQ)や、27日付のフジサンケイビジネスアイ(https://goo.gl/81XUpC)にて詳述したので、ここでは略記に止めるが、個人的には石破氏の勝機はほぼないと思っている。
 
安倍氏が国会議員票(405票)の7~8割を固める中、石破氏が地方票(405票)の大半を固めて決選投票に持ち込むこと、そして、決戦投票で逆転することは、ほぼ不可能だからだ。
 
誰が担っても地域の活性化は容易ではないが、2014年からの地方創生担当大臣時代の石破氏が、任期中に目立った成果を残せなかったことが、この要因として大きいと思う。もはや地方票で地滑り的勝利を収めることはほぼ無理であろう。(※上記エッセイ中に詳述したが、石破氏は何もやらなかったわけではない。むしろかなり色々な施策を実現した。それでも難しかった。)
 
結局、地方創生は、常識から少し外れた考えと行動力を持つリーダー(始動者)がいないと始まらない。クリエイティブ・クラス、という言葉もあるが、当該地域にそうした人材が見当たらなければ、外から来てもらうしかない。ただ、現実には、異能の「異邦人」を地域が真剣に受け入れることは容易ではない。
___
 
小学生の時分、私の物の見方に大きく影響を与えた「転校生」が2人いる。偶然にも名字が2人ともアルファベット表記だとKで始まるので2人のK君と呼ぶことにする。
 
一人目のK君は、確か2年生の時に転校してきた。当時、クラスではドッジボールが流行っており、圧倒的な運動神経を誇るY君の力が群を抜いていた。端的に言って、彼の球をクラスの誰もがまともに取ることは出来なかった。そんなY君の渾身のタマを、転校生のK君は初日からいとも簡単に取って見せ、「え、Yのタマを取ったってことは、俺が一番強いってこと?」とうそぶいて見せた。K君の剛速球を今度はY君が意地で取り返した。あたかも、彼の球を取れなかったら、我々クラス全員がK君の下僕とならざるを得ないような悲壮感と共に。
 
二人目のK君は、確か3年生の時に転校してきた。当時、クラスでは、雨天時の長い休み時間に将棋を指すことが流行っていた。通例は、初手に飛車道か角道を開けるところから勝負がスタートするが、このK君は、左の香車の前の歩を突出し、元々歩のあった場所に角を寄せて、そこから相手陣の王の前に角を成りこませるという、今考えると他愛もない手だが、当時の我々からすると驚天動地の新戦法を使ってクラス中の男子をアッと言わせた。
 
この二人のK君の衝撃から得た私の教訓は、「異能のよそ者」はコミュニティの成長にとってとても大事だ、ということだ。ドッジボールの例で言えば、Y君の球は取れないと諦めきっていた我々のクラスに「そんなことはない」という現実をもたらし、また、K君の下僕になってなるものか、とY君を中心に、クラスの2番手・3番手グループだった私も含め、皆、意地になって技術を向上させた。将棋のK君で言えば、その新戦法を皆が真似し、やがてその弱点も分かるに至って、我々のクラスの棋力は飛躍的に向上した。
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建設業などを中心に国家的な人手不足が大問題となる中、ついに日本政府も外国人の受け入れに舵を切り始めている。欧州諸国等で頻発するホームグロウンテロ(移民2世・3世といった、国籍的には当該国の市民でありながら、社会に溶け込めずにテロリスト化した若者等が引き起こすテロ)などを見るに、大掛かりな移民の受け入れは個人的にも止めた方が良いとは思う。
 
しかし、少数の優秀な外国人を積極的に受け入れる話は、それとは少し違う。そこにまで窓を閉ざしたらコミュニティの成長はなく、やがては滅びる。様々なサラリーマン等と話をするに、どこか日本人のホンネとして、「今のままが良い」「このまま何とかなるのではないか」と思っている気がしていてならない。そして、それは地域にも、そのままあてはまる。どこかホンネでは、「異能の異邦人」(よそ者)が来ることを本能的に回避しようとしているところが多い気がする。
 
上記の2人のK君は、転校当初は「異能の異邦人」であったが、卒業時分には、皆と仲良くなり、クラス委員や卒業式に答辞を読むくらいまで「内輪化」した。むしろ中核人材となった。「永遠の異邦人」はいないことに我々はもっと目を向けるべきだと思う。
 
筆頭代表CEO
朝比奈 一郎

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<1> 青山社中リーダーシップ・公共政策学校(10月開講)
    無料体験授業兼説明会(9/8,13,20)申し込み受付中!
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10月〜3月に渡って青山社中リーダーシップ・公共政策学校を開講致します。

「日本版ケネディスクール」を目指し、多分野に通ずるリーダシップと、世の中の動きを掴む大局観を、具体的なテーマと仲間で養う集中講義です。

ビジネスパーソンとして社会の潮流を一段高い視点から捉え、より大きな成果を上げたい方、政治・行政に携わる中で政策立案スキルや仕事力を高めたい方、漠然と公への思いを持ちながらも、どのように転身を図るべきか考えあぐねている方、は是非門を叩いてみてください。

様々な業界から集った少数精鋭の仲間たちとの刺激的な交流の場がありますし、気鋭のオピニオンリーダーとして政策現場に多大な影響力を持つ招聘講師陣と共に全力でサポート致します。本年度は受講者がより能動的に参加できる、インタラクティブな講座を心掛けております。録画による遠隔オンライン受講もできますので、遠方の受講者や欠席者へも十分フォロー致します。

【講義日程(本年度は下記日程「木曜19:30~21:30」の開催です。)】
・リーダーシップ編/担当:朝比奈一郎 (10/4、11、18)
・政治・行政編/担当:竹中治堅 (11/1、8、15)
・経済・財政編/担当:小黒一正 (12/6、13、20)
・政策実務編➀/担当:森原誠 (1/17、24、31)
・政策実務編➁/担当:久保田崇 (2/7、14、21)
・医療・社会保障編/担当:宮田俊男 (2/28、3/7、14)
  ※上記の各編を選び、個別に受講頂くことも可能

9月に、弊社セミナールーム(東京都港区南青山2-19-3サザンキャッスルビル2F)にて、無料体験授業兼説明会を行いますので、どうぞお気軽にお越しください(席が埋まり次第、締め切らせていただきます)。

【説明会日程】
第一回:9月8日(土)17:00 – 18:30 (担当:久保田/政策実務編➁)
 ※説明会後に懇親会あり。希望者は実費にてご参加いただけます。
 申込ページ:https://aslg2018.peatix.com/

第二回:9月13日(木)19:30 ~ 21:00 (担当:朝比奈/リーダシップ編)
 申込ページ:https://aslg20182.peatix.com/

第三回:9月20日(木)19:30 ~ 21:00 (担当:森原/政策実務編➀)
 申込ページ:https://aslg20183.peatix.com/

※ホームページも順次、本年度バージョンにアップデートして参ります。

青山社中リーダーシップ・公共政策学校 開催概要

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<2> 青山社中フォーラムVol.43 元まち・ひと・しごと
創生本部地方創生総括官 山崎史郎 氏による講演会を開催
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厚生労働省へご入省後、介護保険法の成立から改正に携り、その後は内閣総理大臣秘書官や地方創生総括官を歴任されるなど、これまで日本社会の司令塔としてのご活躍をされてきた山崎氏をお招き、地域における人口減少問題や社会保障制度などについて語って頂きました。

人口減少問題を家族(核家族⇒単身化)、雇用(非正規雇用の増加)も踏まえて立体的に捉えていく視点、また最近話題の2025年問題の先の2040年を見据えて社会保障システムを考える必要性など、日本社会のあり方を多面的に捉えて制度を変えていく重要性を感じる、熱いご講演でした。 

参加者からは「日本社会の動向をマクロな視点で再認識できた」「働き方・子育てなど首都圏の課題について考えるきっかけになった」など、好評を頂きました。

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<3> 地方創生に関するメディア掲載
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8月は定期的に論考掲載をしているThe Japan Times、フジサンケイビジネスアイ「高論卓説」にて自民党総裁選を切り口に、地方創生に関して論じておりますのでぜひご覧ください。

・8/17 The Japan Timesにて論考掲載 (朝比奈)
 題名:What’s needed for regional revitalization
 http://aoyamashachu.com/news/2018/6102.html

・8/27 フジサンケイビジネスアイ「高論卓説」にて記事掲載(朝比奈) 
 題名:自民党総裁選と地方創生 現実受け止めじっくり取り組む機会に
 http://aoyamashachu.com/news/2018/6106.html

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<4> 青山社中リーダー塾通信
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*NPO法人「地域から国を変える会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です)
【北海道北斗市・道南いさりび鉄道株式会社】   
北海道・道南いさりび鉄道における新規事業創出プロジェクト、第2回会議が8月上旬に開催されました。あわせて、経済関係の全部署の皆さんから詳細ヒアリングを実施しました。観光、水産業、農業、食料品加工業などいくつかの業種に絞り、事業計画作成に取り組んでいます。

【新潟県三条市】 
幣会事務局長大山がディレクターを務めております新潟県三条市「しただ塾」の観光アウトドアコース塾生募集が開始されます。早いものでこの取り組みも6期目となります。座学や経営者講話、地域でのフィールドワークや企業実習など、さまざまなカリキュラムを通じて“地域で暮らし、働くこと”を体感する、4ヶ月の滞在型職業訓練プログラムです。なお、9/8(土)・15(土)に東京でも説明会を行いますので、ご関心のある方はぜひご参加ください。 

*一般社団法人「日本と世界をつなぐ会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です)
【新潟県 妙高市】
妙高市を3日間視察し、2020年度以降の総合計画の策定に向けて、中心市街地活性化、観光産業の高付加価値化・新型まちづくり会社の設立等について7つの重点プロジェクトを市長に提案しました。妙高市や市内の関係者と協議を進めつつ、注力分野を決定し、今後はプロジェクトの推進を支援していく予定です。

【群馬県沼田市】
沼田市海外販路開拓支援事業推進協議会の主催による、市内の事業者向けの講演会に朝比奈が登壇しました。沼田市の地域資源・アイデンティティの活用、狙うべき海外市場 (中国・成都、ベトナム・ホーチミン)、第一歩を踏み出すためのリーダーシップ(始動力)などをテーマに話しました。関心のある事業者を集め、沼田ブランド(商品・観光体験)の展開を図るため、今後は展示販売会と商談会など事業の計画を進めていきます。

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<5> 青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ
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<8月の実績>
・8/1 公益社団法人 日本教育会が発行する月刊『日本教育』8月
 号の巻頭に朝比奈のインタビューが掲載
 題名:思い切ってチャレンジする「始動者」の育成を

・8/1 妙高市まちづくり講演会にて講演(朝比奈)
 題名:地方創生とリーダーシップ(始動力)
    ~地域の“人財”をどう創るか。妙高市への期待〜

・8/17 The Japan Timesにて論考掲載 (朝比奈)
 題名:What’s needed for regional revitalization

・8/23 OMOTENASHI Selection 2018受賞発表イベントにて祝辞(朝比奈)

・8/24  ビジネス・ブレークスルー・チャンネル「社会変革型リーダーの構想力」を収録(朝比奈)  
 ゲスト:NPO法人育て上げネット 工藤 啓 氏

・8/27 フジサンケイビジネスアイ「高論卓説」にて記事掲載(朝比奈) 
 題名:自民党総裁選と地方創生 現実受け止めじっくり取り組む機会に

・8/29 沼田市海外販路開拓推進協議会による主催で市内事業者向けに講演(朝比奈)
 題名:海外販路へのチャレンジ! ~沼田の未来のための海外戦略〜

・8/31彩の国さいたま人づくり広域連合の主催で埼玉県職員へ研修(朝比奈) 
 題名:リーダーに求められる「始動力」

・8/31 朝日新聞のコラムにてインタビュー記事掲載(朝比奈)
 テーマ:カジュアルフライデー、どこへ行った? 「金曜がよくなかった」理由

<9月の予定>
・フジサンケイビジネスアイ「高論卓説」にて記事掲載
・The Japan Timesにて論考掲載 
・BSジャパン「一柳良雄が問う 日本の未来」に出演

2018年8月28日
OMOTENASHI Selection 2018授賞式にて朝比奈が祝辞

日本の優れた商品・サービスの受賞プログラムにより、広報から国内外販路開拓をまでを支援し、日本のおもてなしを世界のOMOTENASHIとする「OMOTENASHI Selection 2018」の授賞式が行われ、朝比奈が祝辞を述べました。

今年度の「OMOTENASHI Selection」は商品・サービスの応募を受け付け、 日本人選定員および外国人選定員の選定により、141の受賞品を決定、 その中から総合的な評価が高かった28品へは金賞、また特別賞を10品決定しました。

受賞製品はこちら

2018年8月7日
妙高市にて視察・講演会を実施

妙高市を3日間視察し、2020年度以降の総合計画の策定に向けて、中心市街地活性化、観光産業の高付加価値化・新型まちづくり会社の設立等について妙高市の関係者と協議を進めました。7つの重点プロジェクトをたたき台として定め、今後はその実現に向けた調査活動を進めていく予定です。

また、妙高市の主催により「地方創生とリーダーシップ(始動力) ~地域の“人財”をどう創るか。妙高市への期待〜」というテーマで朝比奈が講演を行いました。

2018年7月31日
vol.92 外注国家日本の行く末 ~人手不足・GDP成長至上主義が家族・幸せを壊す?~    

深刻な人口減少・人手不足を前に、外国人労働者に関する議論が世間を賑わせている。
 
政府は、これまで事実上の外国人受け入れのゲートウェーとなっていた、いわゆる「技能実習制度」の拡充のみならず、造船・介護・建設・宿泊・農業を対象に新たな在留資格を創設する予定だ。6月に出された骨太方針などでその方針を明記している。就労資格は5年という年限を設ける見込みであり、一定の専門性・技能を求めることから「移民ではない」と各所で強調はしているが、虚心坦懐に見て、単純労働者受け入れの方向に舵を切り始めていることは間違いない。
 
総務省の就業構造基本調査などによれば、我が国の介護離職者(親などの介護のために仕事を離れる人)は、既に約10万人に上るとのことだが、特に介護人材の不足は深刻で、2035年に約80万人不足するとの試算もある。また、待機児童のニュースが世間を騒がせ続けているが、保育士の不足も深刻で、私の周りでも「保育園落ちた日本死ね」とまで下品なことは言わないまでも、職場復帰をするにあたり、困っている声をよく聞く。
 
欧州等でのいわゆるホーム・グロウン・テロ(移民2世など当該国育ちのテロリストが引き起こすテロ行為)の悲惨なニュースを聞くにつけ、「移民の同化」は理想論だけで片付く生易しいものではないと思う。移民1世は自ら覚悟を持って移住するものの、そこで生まれた2世3世たちは、自分で選んで生まれたわけではない土地で、周囲との肌の違い、生活習慣の違いから差別を受け、疎外され、祖国・社会への憎しみを倍加させていく。
 
頻発するテロを見ながら、そんなことを考えると、本格的な移民の受け入れというのは、よくよく慎重に考えた方が良いと言うのが原則としての私見にはなる。しかし、一方で、介護人材や保育人材などの人材不足の深刻化を考えると、そして、詳述はしないが、農業や建設などの分野における人手不足の悲鳴を各地で聞くにつけ、現在の政府の取っているような「ギリギリの受け入れ方向」は仕方がないのかな、とも思う。
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さて、以上は、移民問題を前に、私を含む多くの日本人が、おそらくは一般的に持つ問題意識や理解であるが、今回書きたいのは、実はそういうことではない。移民問題の向こう側にある人手不足、更にその向こうにある経済至上主義が、果たして我々の社会の持続性や幸福につながっているのか、というそれなりに深遠なテーマだ。
 
結論を先に書けば、何か決定的な解決策があるわけではなく、この論考でも、恐らく最後まで悩みを吐露するだけなのだが、可能であれば是非お付き合いいただければと思う。
 
改めて書くまでもないが、一昔前は、親の介護や子供の世話は、家事労働の典型であった。かつては、老後(平均余命)が今よりは一般的に短く、また、子どもに関しても、ここまで習い事や塾に行くのが当たり前ではなかったため、現在の負担とは大きく異なるが、少なくとも、介護や保育・教育の「外注」が稀であったことは確かだ。
 
大学時代、マクロ経済学の講義を受けていた時、教官はよく「家事労働はGDPに含まれません。」と強調していた。考えてみれば、掃除や弁当作りから介護から教育に至るまで、家族が「無償」で愛情をかけてやってきた行為だが、それらが「外注」される(企業がサービスとして行い対価を払う)ことでGDPに含まれ、経済成長を果たしてきたことになる。
 
政府も社会も、耳あたりの良い言葉を使って、やれ働き方改革だ、女性の社会進出だ、医療・介護の効率化だ、イノベーションだ、と色々な御託を並べ、私も大きな流れの中で、「まあ仕方ないよな」とは思うが、乱暴に書けば、「人と人のつながりを生む無償の労働行為」を「カネが取り結ぶ有償のサービス」とする方向に、この世界は大きく大きく向かっている。そうすることが合理的だから。即ち、GDPを増やし、家族も一見助かるから。しかし、世の常と同じように、得るものが大きいと失うものも大きい。何か見えないものが大きく崩れつつある不安を抱えているのは、恐らく私だけではないのではないか。
 
さて、そんな中、せめて、有償のサービスによって浮いた時間を何に使うかを我々は考えねばなるまい。それを、より経済的利益の増す「お仕事」だけに使うのではもったいない。是枝監督の『万引き家族』がカンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを受賞して話題になっているが、家族をテーマにすることの多い同監督は『そして父になる』という映画の中で、こんなセリフを印象的に使っている。
 
福山雅治演じるエリート・サラリーマンが「子供との付き合いは時間の長さではないでしょう」(適時適切に必要なアドバイス等ができるかどうか、という含意か)と述べるのに対して、地域の電気屋のオヤジをしているリリー・フランキー演じる父親が「そりゃ時間でしょ」とやんわりと、しかし毅然と反論するシーンだ。
 
親と子どもと妻や夫と心から触れ合うとはどういうことか。日々の仕事にあくせくと追われながら、人手不足の時代だからこそ、経済成長至上主義の時代だからこそ、考えてみたい。
 
筆頭代表CEO
朝比奈 一郎

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<1>青山社中フォーラムVol.43 元内閣官房まち・ひと・
しごと創生本部地方創生総括官 山崎史郎 氏による講演会
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山崎史郎氏が青山社中フォーラムに登壇します。

山崎氏は、1978年に旧厚生省へご入省後、来るべき高齢化社会に備えて介護保険法の検討から改正まで携り、介護保険制度を成立させた立役者です。その後は内閣総理大臣秘書官や地方創生総括官を歴任されるなど、日本社会の喫緊の課題に立ち向かう司令塔としてのご活躍をされてきました。

2015年に、内閣官房まち・ひと・しごと創生本部地方創生総括官就任以降は、人口減少問題を抱える地域社会の未来を見据えた戦略立案や実行に、地方自治体等と協力しながらご尽力され、抜本的に地域の活性化・生き残りをどうするべきか、という大きな課題に取り組まれました。

ご退官後に『人口減少と社会保障』という著作を上梓され、話題になっていますが、続いて、地方創生についての編著も出されるご予定です(対談者の一人として朝比奈も参画させて頂く予定です)。

今回の青山社中フォーラムでは、山崎氏のこれまでの人生の歩みやご経験から、人口減少問題や社会保障制度等までをテーマにお話し頂きます。

本講演が皆様の今後のアクションを促す一助となれば幸いです。奮って参加ください。

【日時】2018年8月8日(水)19:30-21:00
【会場】一般財団法人高度技術社会推進協会(TEPIA)B1F会議室A
 住所:〒107-0061 東京都港区北青山2-8-44 
    東京メトロ銀座線外苑前駅3番出口から徒歩4分
 URL:https://www.tepia.jp/access

【申し込みページ】http://ptix.at/dhUzgY

【参加費】講演会2,500円(青山社中後援隊メンバーは1,500円、割引コード別途送付)
※8/7(火)以降のキャンセルは返金不可となります。コンビニ・ATMでチケットを購入してキャンセルした場合、またクレジットカードで購入して支払日から50日以上経過した場合は500円の返金手数料が発生します。

【内容(予定)】
19時00分 受付開始 
19時30分 開会

19時35分 山崎氏による講演


20時05分 質疑応答
20時30分 閉会

【講演者プロフィール】
1954年 山口県生まれ
1978年 東京大学法学部卒業
1978年 厚生省(現厚生労働省)入省
1992年北海道庁(高齢者医療担当課長) 
1994年厚生省高齢者介護対策本部事務局次長
1998年厚生省老人保健福祉局老人福祉計画課長
2003年 厚生労働省老健局総務課長
2006年 内閣府大臣官房審議官
2008年内閣府政策統括官(経済財政運営担当) 
2010年 内閣総理大臣秘書官(菅内閣) 
2011年 厚生労働省社会・援護局長 
2012年 内閣府政策統括官(共生社会政策担当) 
2013年 消費者庁次長 
2015年内閣官房まち・ひと・しごと創生本部地方創生総括官 (2016年退官) 
2018年 駐リトアニア国大使に就任

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<2> 青山社中リーダーシップ・公共政策学校説明会を開催 〜ビジネスパーソンを含む多くの方々に、パブリックマインドを持ったリーダーとして更に活躍していただく為に〜
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10月に青山社中リーダーシップ・公共政策学校を開講致します(3月まで)。

「日本版ケネディスクール」を志し、多分野に通ずるリーダシップと、世の中の動きを掴む大局観を、具体的なテーマと仲間で養う集中講義です。

ビジネスパーソンとして社会の潮流を一段高い視点から捉え、より大きな成果を上げたい方、政治・行政に携わる中で政策立案スキルや仕事力を高めたい方、漠然と公への思いを持ちながらも、どのように転身を図るべきか考えあぐねている方、は是非門を叩いてみてください。

様々な業界から集った少数精鋭の仲間たちとの刺激的な交流の場がありますし、気鋭のオピニオンリーダーとして政策現場に多大な影響力を持つ招聘講師陣と共に全力でサポート致します。本年度は受講者がより能動的に参加できる、インタラクティブな講座を心掛けております。

録画による遠隔オンライン受講もできますので、遠方の受講者や欠席者へも十分フォロー致します。

※本年度は「木曜19:30~21:30」開催となります。
・リーダーシップ編(10/4、11、18)
・政治・行政編(11/1、8、15)
・経済・財政編(12/6、13、20)
・政策実務編(1)(1/17、24、31)
・政策実務編(2)(2/7、14、21)
・医療・社会保障編(2/28、3/7、14)

9月に無料体験授業兼説明会を行いますので、どうぞお気軽にお越しください(席が埋まり次第締め切らせていただきます)。
申込ページ: https://aslg2018.peatix.com/

9月8日(土)17:00 – 18:30 (担当:久保田/政策実務編(2))
※説明会後に懇親会あり。希望者は実費にてご参加いただけます。
9月13日(木)19:30 ~ 21:00 (担当:朝比奈/リーダシップ編)
9月20日(木)19:30 ~ 21:00 (担当:森原/政策実務編(1))

場所:弊社セミナールーム(東京都港区南青山2-19-3サザンキャッスルビル2F)

※ホームページも順次、本年度バージョンにアップデートして参ります。
http://aoyamashachu.com/project/education/leader_extension/leader_ext-memorandum_of_intent
※パンフレットはこちらよりダウンロード可能です。
http://aoyamashachu.com/project/education/leader_extension/leader_ext-pamphlet

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<3> 朝比奈が軽井沢町の未来共創アドバイザーに就任
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軽井沢町の歴史・文化を尊重しつつ、50年〜100年後を見据えた住民参加型のまちづくりを推進することを目的に「軽井沢22世紀風土フォーラム」という会議が行われています。

7月より朝比奈が未来共創アドバイザーに就任し、「軽井沢22世紀風土フォーラム」への参加、住民ヒアリング、ワークショップの開催等を通して具体的なプロジェクトの企画や推進に向けて、支援を進めていきます。

今月は14回目の基本会議に参加し、ファシリテーターとして取り組むべきプロジェクトのテーマについて委員・役場・住民と意見を交わしました。

第14回 軽井沢22世紀風土フォーラム基本会議に参加

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<4> 「JAPAN VISIONS presented by 参議院自民党」をサポート
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参議院自民党が、「内政・外交国家ビジョンセミナー(JAPAN VISIONS)」を開催。若者を中心とした一般参加者250名のほか、オンラインで質問を受け付けるなど新たな試みを通じ、2つの国家ビジョンについてオープンな議論を交わしました。

青山社中では、国家ビジョン策定プロジェクトをご支援するとともに、今回のセミナーには資料監修として参画しております。

<内政・外交国家ビジョン>
http://aoyamashachu.com/seisaku/2018/5641.html

<参議院自民党「内政・外交国家ビジョンセミナー(JAPAN VISIONS)」>
概要:https://poteto.media/political/japanvisions/
これは、新しい国家ビジョンを、僕らがつくる会。
・第一部:若者が考える日本の未来(伊藤和真(株)PoliPoli CEOほか)
・第二部:日本の内政(片山さつき参議院議員)
・第三部:日本の外交(山本一太参議院議員)

動画:http://live.nicovideo.jp/watch/lv314544104
※タイムシフト視聴には、ニコニコ動画へのログインが必要です。

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<5> ビジネス雑誌「プレジデント」でヤフーの川邊社長
と朝比奈の対談が掲載
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ビジネス雑誌「プレジデント」の連載記事「人間邂逅」にて、6月よりヤフー㈱の代表取締役社長に就任された川邊健太郎氏と朝比奈の対談が掲載されています。

両氏の出会いやこれまでの関係等について触れられています。
https://www.president.co.jp/pre/new/

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<6> 青山社中リーダー塾通信
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*青山社中リーダー塾通信
【社中サロン(リーダー塾Alumniによる活動)】
7月19日に社中サロンを開催しました。

今回は、米国在住のリーダー塾卒塾生、河合顕子さんにお話いただきました。

20代を通して取り組んだ原点である政治マーケティングと、ワシントンD.C.へのMPA留学、またそこを拠点とする民主党系老舗の世論調査・戦略ファームの国際政治チームにおける勤務、そして現在のテーマである「茶の湯を武器にした広報文化外交の強化と、日本のプレゼンス向上」について語っていただきました。

河合さんは、2017年春より「お茶の京都」における宇治茶の国際高級ブランド化およびユネスコ無形遺産登録を目指す取り組みも支援していらっしゃいますが、当日は河合さんのサポーターでもある裏千家の先生の教え「リーダーたる者にこそ、本物のお茶の味を知ってほしい(それにより、舌がきちんと判断できるようになる=本物が守られる)」に則り、「序の茶」体験も行いました。

頂いたのは、栄西より前、日本に入ってきた種に起源を持つ茶畑産100%で、平安神宮のお茶会で使用される最高級宇治抹茶(基本的に市場に流通せず、なんと価格は30グラム6000円!)

「結構なお点前」でございました。

【リーダーの塾合同クラス】
7月21日、青山社中リーダー塾の合同クラス(1〜8期)として、特別ゲストに日米貿易摩擦時に対日交渉に当たられた日系米国人グレン・S・フクシマ氏にお越しいただきました。

当日は、トランプ政権下の日米通商関係、米国における日系人の歴史や現状などについてレクチャーいただきました。

特に日系人については、第2次世界大戦もあり、日本とのつながりが少なく、韓国系米国人等とも違う展開を見せており、塾生も日系人の歴史と現状を通して米国自体、また日米関係の違う側面を垣間見ることができたようでした。

リーダー塾生はいつでも大歓迎だ、と言ってくださり、オフレコベースで結構思い切った話も交え、質疑応答も白熱し、当初の予定時間を大幅にオーバーした熱弁を奮ってくださったフクシマ氏には、改めて感謝申し上げます。

日米関係も予断を許さない折、実に有意義な合同クラスとなりました。

*NPO法人「地域から国を変える会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です)
【北海道津別町】
北海道北東部、北見市の南に位置する津別町において、総合計画策定に向けたビッグデータ活用について、職員向け研修を行いました。経済的には北見市との結びつきが強く、屈斜路湖や阿寒湖などの観光地に囲まれた立地のため、観光地への資源補給の役割を担う事業育成を提案させていただきました。

【新潟県三条市】
都市部から社会人を呼び込み職業訓練を通じて、その地域でのナリワイをみつけていただく~しただ塾。農業6次産業化をテーマとした第3期が7月18日開講し、東京・埼玉から移住した4名の塾生が入塾しました。今回初めてのテーマ設定ですが、単純に農業後継者を育成するということではなく、農業に付加価値を見出すための思考を育てる、約4か月のプログラムになっています。

*一般社団法人「日本と世界をつなぐ会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です)
【長野県 軽井沢町】
第14回 軽井沢22世紀風土フォーラム基本会議に参加し、ファシリテーターとして今後取り組むべきプロジェクトのテーマについて委員・役場・住民と意見を交わしました。50-100年後を見据えて重要性の高い防災・交通・環境などのテーマに関する意見が数多く挙がり、委員の専門性や住民のニーズもふまえて方向性を策定していきます。

【群馬県沼田市】
7/7に海外販路開拓支援事業推進協議会の設立総会が行われました。地域一体となって、海外市場において、沼田ブランド(商品・観光体験)の展開を図るため、今後は展示販売会と商談会を日系小売を拠点に実施していきます。朝比奈がアドバイザーに就任し、8月には中国・ベトナム等の海外市場の概況について講演を行う予定です。

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<7> 青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ
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<7月の実績>
・7/7 ぬまた起業塾の開講式にて塾頭として講演(朝比奈)

・7/14 若手社会人・学生の新型リーダーシップ合宿にて講演(朝比奈)

・7/19 The Japan Timesにて論考掲載 (朝比奈)
 題名:A new tax to fix Japan’s dire fiscal straits

・7/23 ビジネス雑誌「プレジデント」にて対談が掲載(朝比奈)
 連載記事「人間邂逅」(ヤフー㈱の代表取締役社長 川邊健太郎氏との対談)

・7/24 フジサンケイビジネスアイ「高論卓説」にて記事掲載(朝比奈) 
 題名:現預金への金融資産課税が妙案 絶望的な財政状況打開に活路

・7/24 生駒市役所にて職員研修(朝比奈)

<8月の予定>
・フジサンケイビジネスアイ「高論卓説」にて記事掲載
・The Japan Timesにて論考掲載 
・日本教育新聞にてインタビュー記事掲載

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