メールマガジン

Vol.47 芸術・食欲・読書の秋

◆◇◆◇◆◇◆ 青山社中メールマガジンVol.47 ◆◇◆◇◆◇◆

芸術・食欲・読書の秋

気が付けば夏が過ぎ、朝晩の冷え込みが厳しさを増している。

気候の厳しさと平仄を合わせるかのように、ここにきて、日本経済の減速や、安倍政権への逆風が強まっている気がするのは、おそらく私だけではないと思う。このコラムの執筆中にサプライズの金融緩和のニュースが入ってきたが、カンフル剤がいつまで実体経済に効くか。連日、「政治とカネ」問題の対応に追われている与党関係者からも「潮目が変わりつつある感じもするので、気を付けなければならない」との声も聞こえてくる。

真偽のほどは不明だが、反原発の運動家たちが、支援弁護士と一緒になり、特に経済産業省の役職に就く政治家(小渕氏、宮澤氏など)の収支報告書などを徹底的に洗うようにしているという説も耳にする。安倍政権に、これまでいいようにコントロールされてしまっていたようにも見えるメディアが、「社会の木鐸」としての使命に目覚めはじめ、急に牙をむくようになったという解説も聞く。

ついに量的緩和を止めるほどに米国経済は好調であるにも関わらず、人気凋落に直面するオバマ大統領なぞらえて警戒する声もある。就任当初の人気はどこへやら、間もなく行われる中間選挙においては、オバマの存在自身が民主党の敗因ともなりかねない有様で、上下両院で民主党が少数派となる可能性もかなり高い。議会で法案が通らなくなると、今後は、今までの「内向き」スタンスとは逆に、成果を外交に求めはじめ、特にCOPなどで後世に名を残そうとするはずだ、という解説もある。

さて、話を日本に戻そう。最近の政権への逆風について、意外と説得的だと思う説明の一つは、「世論も、マスコミも、そして野党を含む国会議員自身も、少し前までは、スキャンダル等を引き鉄として、コロコロと内閣が変わることに嫌気がさしていたが、あまりの安倍政権の安定政権ぶりに、また、中核メンバー(メディアも含む)以外の人たちの活躍の場の少なさに、力を持て余しはじめ、ついに、分かりやすい問題(政治とカネ)で、政権を叩きだした。」というものである。

今から5年前に得意の絶頂にあった民主党が、政権交代時の勢いをなくした遠因は、小沢幹事長(当時)などの執行部が、多くの人に活躍の場を与えきれなかったからだ、という話もある。例えば、当時の花形ポストとも言うべき事業仕分けの「仕分け人」に内定していた一年生議員もいたのに、「百年早い。まずは次の選挙に注力しろ。」という趣旨の指令が出て内定取り消しとなり、そうした行為が中枢部への不満を招いた、と言う話などである。周辺が「力を持て余す」ということは、権力にとって非常に危険なのだ。

政治資金規正法等の「ルールに対する違反」が許されないのは当然ではあるが、いずれにせよ、あり余った力で、メディアも政治家も血眼になってスキャンダル探しをするようになり、肝心の政策議論がおろそかになるようでは本末転倒だ。「天に唾する」という言葉があるが、まさに、議員自身や国民自身がいずれツケを負わされることのないようにすること、即ち本質を見誤らないこと、が重要である。

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社会的にも、個人の生き様としても、「力を持て余し、つい、変な方向に力が入ってしまう」ということが往々にしてある。譬えるなら、時間ができてしまい、力が余っている上司が、部下のちょっとしたミスを、ねちねち・くどくどと指摘してしまうような現象だろうか。

そんな時は、現実を離れ、秋の枕詞、すなわち、芸術・読書・食欲などに耽溺してみるのも一手だと思う。物理的に、或いは精神的に、いったんは世俗を離れ、肩の力を抜いて、一歩離れたところから、メタ的に自分や社会を眺めてみるのも一興であろう。

私事であるが、とある会議に参加するため、先日、初めて大津市の石山寺を訪れた。入口から本殿に至るまでの建物群が、美しい山と一体となって風景に溶け込んでいる寺で、まさに、「負ける建築」とも言うべき素敵な風情であった。あたかも天の意思で、世俗の世界から切り分けられて存在しているような佇まいであった

その際、奈良は東大寺の森本長老の話を聞く機会があった。災害や疫病が多発した天平年間に国分寺や国分尼寺(余談だが、男女間の面倒な問題が起こらないように、両寺を分けたと説明しておられた)、或いは東大寺盧舎那仏(大仏)建立を実現させるなど、様々なアクションを取られた聖武天皇のリーダーシップについて興味深いお話を伺った。その特色は、まずは、「責めはわれ一人にあり」と大きく罪を飲み込んで、人々の気持ちを一つにし、然るのちにアクションを取られるところが特徴的であると述べておられた。

いわゆる欧米の「合理的な」考え方からすれば、ジョブ・ディスクリプションに基づかないところまで、全て責任を取ろうとする姿勢というのは、意味不明にも見えるが、大きく損をすることで、逆に大きくものを動かす、という日本的あり方、というのは一つのやり方かもしれない。秋の入り口にさしかかっていた石山寺で、美味しい湯葉を食べ、森本長老の話を咀嚼し、非常に有意義な時間を過ごすことができた。

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大津への行き帰りの車中、読書の秋ということで、「積読(つんどく)」状態だった何冊かの本に目を通すことができた。特に面白かったのが、『本当に残虐な中国史』~大著「資治通鑑」を読み解く~(麻生川静男著)であった。題名だけ見ると、最近の嫌中ブームに乗じた極めて主観的な本のようにも思えるが、内実は、中国1500年の歴史を記した大著『資治通鑑』の本質が、豊富な実例(原典からの引用)と共に示されている、極めて客観的な本である。

とにかく、中国においては、歴史的に、命・金・名誉など、人間の欲に関わるものへの考え方や執着が、日本とは桁違いのスケールを持っていることがよくわかる内容で、資治通鑑を読まずして中国の本質は分からないと力説されている意味がよく分かる。

こうした、「権謀術数」や「残酷無比」に基づく行為をものともしない「中国的な迫力」を前にしては、先述の「大きく損をする」、というのは、ありえない話かもしれない。しかし、ふと思うのは、冒頭の、我が国に吹き荒れる「政治とカネ」のスキャンダル合戦に対しては、案外有効な手かもしれないということである。

一つの思考実験だが、つまり、安倍総理が「閣僚のスキャンダルについては、任命をした私が全て悪い。それどころか、野党議員のスキャンダルについても、現在、内閣総理大臣を務める私に全責任がある。誠に申し訳ない。」と、まずは、ロジカルではない説明をしてでも、「大きく損」をして詫びを入れ、その上で、「しかし、みなさん、こうした問題が今後起きないよう、新しい体制を作ろうではありませんか」と、「国分寺」や「大仏」を作ってみせるわけである。

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と、ここまで「秋」の定番の枕言葉である芸術・食欲・読書についてつらつらと書いてきたが、スポーツ(の秋)についての言及がないとお叱りを受けるかもしれない。それは、書きたくてもネタがないというのが真相である。米大リーグ(ワールドシリーズ)での青木選手の活躍、イタリアの強豪ACミランでの本田選手の活躍、プロ野球ソフトバンク・ホークスの優勝を横目で見てはいるが、残念ながら、自分は食べて仕事して寝ているだけであり、どうも最近、スポーツと縁がない。本当は「持て余した力」を一番使うべき対象はスポーツなのだろうな、とも感じる。そんな中、運動不足の自分のことは棚に上げ、こういう時こそ、与野党でサッカーの試合でもしたらどうだろう、と愚にもつかないことを考えてみる。

筆頭代表・CEO
朝比奈 一郎

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<1> 「青山社中リーダーシップ・公共政策学校」がいよいよ開講しました!
      ※政策系講座 経済・財政編 リニューアル開講のお知らせ
      ※リーダーシップ系講座 大局編についても、受講申込受付中

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 「日本版ハーバード・ケネディ・スクール」を目指し、リーダーシップと政策を学ぶことのできる「青山社中リーダーシップ・公共政策学校」が10月1日に開講致しました。以下、まだ受講受付中の講座もございますので、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせ下さい。

※政策系講座:経済・財政編 リニューアル開講のお知らせ
 法政大学准教授による経済・財政編ですが、各方面から引っ張りだこである小黒講師のやむをえない都合により、3回にまとめてコンパクトにし、再度リニューアル開講することになりました。消費税の来年度からの引き上げを巡って様々な議論がある中、改めて日本経済の現状を俯瞰し、今後の日本経済の成長のあり方を中長期/マクロな視点から考察します。現在の日本経済の論点を考える上で絶好の機会となりますので、是非奮ってお申し込みください!

▽政策系講座:経済・財政編(全3回 講師:小黒一正 法政大学准教授)
第1回12/17(水):マクロ経済政策(人口減少と経済成長、アベノミクスと異次元緩和)
第2回 1/15(木):財政(財政の持続性可能性、税制)
第3回 2/5(木):社会保障と世代間問題(年金改革と医療・介護の将来、世代間問題と政治)

※引き続き、受講申込受付中
▽リーダーシップ系講座:大局編(全6回 講師:朝比奈一郎 青山社中筆頭代表CEO/ 桑島浩彰 青山社中共同代表CFO)
第6回12/ 3(水):古代ローマ(朝比奈)
第7回12/10(水):大英帝国(桑島)
第8回 1/14(水):西洋思想(桑島)
第9回 1/28(水):東洋思想(朝比奈)
第10回 2/ 4(水):世界の戦略物資・物品の歴史(朝比奈)
第11回 3/ 4(水):エネルギー(桑島)*シェールガスの最新動向も取り上げます。
*第1回目から5回目及び12回目は、リーダーシップ系講座のリーダー編になります。(既に申込終了)

・受講対象者:国や社会の在り方を強く意識し、自身や組織の変革を望む人すべて(年齢制限・選考はありません)
・場所:青山社中株式会社本社 (東京都港区南青山2-19-3 サザンキャッスルビル2F)銀座線「外苑前駅」4a出口から、徒歩3分。(国道246を渡り、松屋とユニマットの間の道を直進。ローソン向かい、城南石材が入っているビルの2階)
・人数:各クラス30名限定(先着順)
・受講者特典(講義終了時に修了証発行(要件修了者)。卒業後も活発なネットワーク構築が可能。修了記念懇親会開催予定。(別途費用がかかります。)卒業生MLをご提供。受講仲間との交流の維持・発展にご活用ください。欠席者はYouTubeによる受講が可能。※受講後、レポート提出・受理で出席扱いとなります。)

◆受講申込み◆

・入学金:1.5万円 (税込み)(入学金は3年間有効。これまでの青山社中リーダー塾生、青山社中リーダー塾エクステンションスクール受講生、青山社中リーダーシップ公共政策学校第1期受講生は入学金免除。

・受講料:
▽政策系講座:経済・財政編(全3回)<3.5万円(税込み)>
▽リーダーシップ系講座:大局編(全6回)<9万円(税込み)>
・申込サイト:http://aoyamashachu.com/contact_aslg1/
・締切り:各講座初回講義前日まで

皆様のご参加をお待ちしております!
青山社中リーダーシップ・公共政策学校副校長
桑島 浩彰

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<2> 弊社代表・朝比奈が編纂・寄稿させて頂いた、日本青年会議所による
   「新・日本風景論」が、 10月31日(金)電子書籍としてリリース!

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 弊社代表・朝比奈他が寄稿した、「新・日本風景論」(日本青年会議所・新日本の風景論創造委員会)が10月31日(金)、下記各大手電子書籍ストアより200円(予定価格)で正式にリリースされる運びとなりました。

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・iBooks(Apple) [ https://www.apple.com/jp/itunes/ ]
・Google Play Books [ https://play.google.com/store/books ]
・Amazon Kindleストア [ http://www.amazon.co.jp/ ]
・SONY ReaderStore [ http://ebookstore.sony.jp/ ]
・GALAPAGOS STORE [ http://galapagosstore.com/ ]
・紀伊國屋書店 KINOKUNIYA WEB STORE [ http://www.kinokuniya.co.jp/ ]
・BookLive! [ http://booklive.jp/ ]
・honto [ http://honto.jp/ebook.html ]
・BOOK☆WALKER [ http://bookwalker.jp/st1/ ]
・楽天Kobo電子書籍ストア [ http://books.rakuten.co.jp/e-book/ ]
・DIGITAL e-hon [ http://www.de-hon.ne.jp/digital/ ]
・Yahoo!ブックストア [ http://bookstore.yahoo.co.jp/ ]
・7net shopping [ http://www.7netshopping.jp/all/ ]

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<3> 朝比奈が座長を務めた「黒磯駅前及び周辺地域活性化懇談会」、
    最終報告書を市長に提出

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 NPO法人地域から国を変える会理事長として朝比奈が座長を務めた「黒磯駅前及び周辺地域活性化懇談会」では、黒磯駅前地区の活性化を図るためのコンセプト・具体策・工程表をとりまとめ、最終報告書を市長に提出いたしました。

これまで、市民やフード・アートの専門家と議論を重ね、導き出したコンセプトとして、黒磯駅前は「旅人が温泉・アート・食と出会うゲートシティ」ということでした。那須エリアは、温泉・アート・牧場・高原・元勲や皇室の別荘等の地域資源が高級リゾートのイメージを醸成しています。

その中で黒磯駅前は、それら地域資源に繋がる玄関口であり、鉄道の交流と直流の分岐点かつ東北と関東を結ぶ交通の要所としても栄えてきました。ゲートシティという位置付けは歴史的にも未来のビジョンとしても相応しいと考えました。今後は、市民・行政と共に実践段階に移っていきます。

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<4> 官民連携・国際戦略シンポジウム「世界に勝つルールメイクの国際戦略」が開催

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 「官民連携・国際戦略シンポジウム」が以下のテーマで開催されますので、皆様是非ご参加下さい。

【テーマ】
「世界に勝つルールメイクの国際戦略」
~政府と民間との新しいコラボレーション~
~ビジネス渉外、戦略的コミュニケーションの視点から~
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【開催概要】
日時:11月15日(土)14:00~16:00
場所:霞が関ビル33階・セミナールームA/B/C
  :(千代田区霞が関3-2-5)
定員:200名
備考:参加費無料(特別ご招待)
主催:政策分析ネットワーク
共催:慶應義塾大学ビジネス・スクール
協力:株式会社ベクトル

1)第1部:基調講演
 「世界に勝つルールメイクの国際戦略」
  経産省/国際規制制度交渉官 田村暁彦

2)第2部:パネルディスカッション
 「世界に勝つルールメイクの国際戦略」
 ~政府と民間との新しいコラボレーション~

 ○経産省/国際規制制度交渉官 田村暁彦

 ○インテル㈱/渉外兼政府渉外部長 杉原佳尭

 ○日本コカ・コーラ㈱/副社長/広報・Public Affairs  後藤由美

 ○青山社中㈱/共同代表CFO  桑島浩彰

 ○㈱ベクトル/Public Affairs事業責任者    松崎 豊

 ○慶應義塾大学ビジネス・スクール特任教授  岩本 隆

◆全体進行係
 政策分析ネットワーク事務局長 田幸大輔

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【政策分析ネットワーク事務局】
○〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1
 東京大学大学院経済学研究科
 伊藤元重研究室気付
http://www.policy-net.jp/

【説明:政策分析ネットワークについて】
「立法・行政(中央省庁/地方自治体)・
民間企業・大学・シンクタンク・マスコミ・
NPO/NGO・有識者」などの政策関係者による、
「政策議論(建設的な官民政策対話)」と
「官民人的交流」の促進を図るための、
「官民連携型:政策プラットフォーム」です。
○設立:1999年4月
○代表:東京大学大学院教授 伊藤元重
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<5> リーダー塾生が立ち上げた学生団体が「マニフェスト大賞」の市民部門優秀賞を受賞
   (青山社中リーダー塾3期生 山梨大学4年 齋藤 浩平)

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 昨年のリーダー塾座学編中に立ち上げた、学生団体「CreateFuture山梨」が、地方自治体の首長、議員や地域主権を支える市民の活動実績を表彰する「マニフェスト大賞」の市民部門優秀賞を受賞しました。
※受賞内容:http://www.local-manifesto.jp/manifestoaward/award/
※Facebookページ:https://www.facebook.com/CreateFuturey
 学生生活を送る中で、これからの時代を担う同世代の若者たちがあまりにも社会の諸課題に関心が薄いのではないか、選挙における投票率があまりにも低いのではないか、という問題意識を持ち、「私たち若年層が将来に責任を持たなければ、日本の未来に希望が持てなくなってしまう」という危機感の中で、活動を始めました。
具体的には、気軽に時事ニュースを話す「昼飯Yahoo!ニュース」、社会課題への理解を深める「みんなのKatariba」の二つを企画しております(詳しくは受賞内容をご覧ください)。
私たちの活動によって、若者一人一人が、社会の一構成員としての自覚をもち、政治的リテラシーや情報リテラシーなどを身につけ、将来のことを真剣に考えらえるようになることを目指しています。
 青山社中リーダー塾では、様々なバックグラウンドを持った方々と建設的な議論をすることができる、とても刺激的な場所です。塾頭である朝比奈さんをはじめ、塾生の方々からの後押しが今の活動につながっています。
  今回の受賞を自信にして、これからより一層若者が社会に積極的に関わろうとするきっかけづくりを今後も続けていきたいと思っています。
※問い合わせ/連絡先:createfuture.y@gmail.com

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<6> 【満員御礼!!】青山社中フォーラム Vol.24
    川原尚行氏 (認定NPO法人ロシナンテス・理事長)にご講演頂きました。

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 認定NPO法人ロシナンテス理事長としてアフリカ・スーダン共和国で医療・社会支援活動に精力的に取り組まれている川原尚行氏をお迎えし、「スーダン・東北にて、声高らかに、朗らかに、そして志を胸に」と題しご講演を頂きました。川原氏は九州大学医学部を卒業後、研修医として経験を積んだ後、外務省・在スーダン日本大使館一等書記官兼医務官などを務めました。 2006年にはNPO 法人「ロシナンテス」を設立し、以来スーダンで医療や教育事業等の 社会活動を行っており、スーダンの医療や教育、衛生管理などの現状を少しずつ改善するべく取り組んでいる活動のほんの一部をラガーマンスピリットとユーモラスに溢れた語り口でお話頂きました。聴講者もアフリカの大地を突き進む川原氏の志に感情移入し、質疑応答も予定時間を大幅に超え、灼熱の大地の太陽の様な熱い時間となりました。 (写真/内藤順司)

【講演者】川原尚行氏 (認定NPO法人ロシナンテス・理事長)福岡県北九州市出身。福岡県立小倉高校、九州大学医学部卒業。高校、大学時代はラグビー部に所属し、キャプテンを務める。1998年に外務省に入省し、タンザニア、スーダンに医務官として着任。2005年1月、外務省を辞職し、「ロシナンテス」を設立。以後、北九州を拠点にスーダンと東北で活動を継続している。2013年11月には福岡県文化賞を受賞。

http://www.rocinantes.org/
認定NPO法人 ロシナンテス
http://www.rocinantes.org/2013/08/916nhk-professional.html
2013年9月16日 NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」放送
外務省を辞職し、目の前の困っている人を助けたいと「ロシナンテス」を立ち上げ、アフリカ・スーダン共和国で8年前より医療支援活動等を開始。様々な困難にぶつかりながらも、地域の人々との絆を深めながら一歩一歩前へ進む、医師・川原尚行氏の挑戦の日々。

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<7> 10月2日(木)開催の「青山社中 後援隊の集い」は、
     ゲストに内閣官房健康医療戦略室・戦略推進補佐官 宮田俊男氏をお迎えしました。

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  10/2(木)に青山社中の後援隊会員を対象とした「青山社中後援隊の集い」を開催し、ゲストに宮田俊男氏(日本医療政策機構エグゼクティブディレクター)をお迎えしました。日本の医療制度や現場が抱える課題や今後の展望などについてお話頂き、会員の皆様やゲストスピーカーとの意見交換を通し、親睦を深めました。 後援隊の皆様、今後ともよろしく御願い致します。

■なお、後援隊の集いは、後援隊へのご登録が必要です。
後援隊登録はこちらからお願いいたします。
(http://aoyamashachu.com/supporter/index.html )

なお、以下メールアドレスにご連絡を頂き、後援隊登録へのご案内をさせて頂くことも可能です。
(office@aoyamashachu.com )

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<8> 青山社中リーダー塾通信

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*リーダー塾4期生*
10月25日(土)青山社中リーダー塾4期生の第2回合同クラスが開催され、塾生たちが取り組む活動について発表しました。 「一般社団法人日本と世界をつなぐ会」「第9回マニフェスト大賞受賞」「プロ野球独立リーグ球団創設」「NPO法人地域から国を変える会」など各方面での今後の活躍も楽しみです。 塾生発表に引き続き、徳重徹氏(Tera Motors株式会社・代表取締役)にご講演頂きました。グローバル視点や起業家精神などについて、過去の名著などを引き合いに情熱的に語って頂きました。

■講演者:徳重徹氏(Tera Motors株式会社・代表取締役)山口県出身。九州大学工学部卒業。住友海上火災保険株式会社(当時)を退職後、自費留学で米国Thunderbird経営大学員にてMBAを取得。シリコンバレーに渡り、コア技術ベンチャーの投資・ハンズオン支援を行い、2010年に電動バイクのベンチャー企業Tera Motors株式会社を設立。2012年にはベトナム、フィリピンに現地法人を設立し、グローバルに事業を展開している。
著書:『世界へ挑め!』
(Tera Motors株式会社URL)
http://www.terra-motors.com/jp/about/

*青山社中リーダー塾1期生  小林正典 :
 私は現在、シカゴ大学ブース経営大学院にてMBAの取得に努めております。「世界に誇れ、世界で戦える日本人」というフレーズに引かれリーダー塾の門戸を叩いて数年が経ちましたが、多くのことを学ぶことができたと今も感じております。特に、塾頭の朝比奈さんに導かれながら同期の受講生とともに議論しながら、数多くの過去の偉大なリーダー達の足跡を辿るプロセスを通して、「自分ならどのような決断を下すのか、また、その決断に至ったのはどのような価値観に基づいているのか」を強く意識するようになりました。その後も「世界で戦える」ようになりたいという思いに引っ張られ、MBA留学へ挑戦を心に浮かび、現在に至っております。10~20年前と比べると日本人の学生は激減しているというのは渡米する前から言われていたことですが、それを今は肌身で感じている次第です。その一方で、寿司・ラーメンさらには漫画・アニメといった日本のコンテンツが浸透しているのを感じており、日本の大いなる可能性を感じざるを得ません。
 現在執筆時点(2014年10月)でプログラムが開始して約1ヶ月が経ちました。だまだついていくので精一杯のところですが、青山社中リーダー塾で学んだ経験をさらに活かしつつ、行く行くはどのような環境においてもリーダーシップを発揮できるような人材になるべく日々精進していきたいと思います。

*NPO法人 「地域から国を変える会」より ◎青山社中リーダー塾生が中心となり立ち上げた団体です。
 有志メンバーで長野県小布施町を視察、地元のキーマンにお話を伺ってきました。外からの人材・考え方に寛容であることが、小布施町の賑わいの原動力になっていると感じました。
[小布施堂の市村次夫社長]栗をシンボルとして、コンパクトなエリアの中に美術館・栗菓子店・駐車場・酒造・客殿を配置し、賑わいを作り出しています。コンパクトのサイズのヒントは650m、古い街道等に見られるカギ型の道の角から角までの長さはその程度が多く、空間が広がり過ぎていないことがコミュニティをつくり出す秘訣とのことです。
[セーラ・マリ・カミングス氏]長野五輪を契機にアメリカから日本に移住、小布施堂に入社され、知見・人脈をハード・ソフト各種事業に活かされました。10月15日の「石破地方創生担当大臣と現場で活躍する有識者等との懇談会」でもプレゼンを行った小布施町のまちおこしの立役者です。現在は長野市に本拠地を置き、㈱文化事業部として活動中です。
【是非、地域から国を変える会Facebookをご覧ください https://www.facebook.com/chiikikara.org

*一般社団法人 「日本と世界をつなぐ会」◎青山社中リーダー塾生が中心となり立ち上げた団体です。
 新潟県三条市が誇るものづくり技術の海外販路開拓を主眼に、いよいよベトナムのホーチミンに調査へ行く事となりました。三条の魅力をどのようにPRし、伝え、理解してもらうかについてメンバー間で意見を出し合い、資料やツールづくりを続けています。消費旺盛な新興国市場の事業機会は魅力的ですが、生活習慣やライフスタイル、所得レベルの違いから、「日本で売れている、品質のよいもの」という売り方が通用しない中で、どれだけ地域毎での複眼的な分析ができるかも我々の会として取り組んでいるところです。現地訪問では、現地に根ざした企業や団体へのヒアリング調査などから具体的事業展開方法などを検討し、実事業へつなげていく1歩としていきたいと考えております。
 弊会では、この様な日本の地域に脈々と受け継がれる伝統工芸やものづくりの魅力を海外へ発信し、更に後世へ受け継いでいけるような活動に取り組んでいきたいと思っております。是非いろいろな方と多面的に議論しながら進めていきたいと考えております故、当会の活動にご興味のある方は、事務局・山田までご連絡を下さい。(連絡先:yamada@aoyamashachu.com

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<7> 青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ

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<10月の実績>
【メディア】
10月31日(金)アドバイザーとして寄稿協力した、「新・日本の風景論」が日本青年会議所の「新・日本風景論創造委員会」より発行(朝比奈)

【講演】
10月11日(土)麻布高校の「教養総合」授業にて、「どうする?日本」をテーマに、アベノミクスにおけるエネルギー政策などについて講義 (朝比奈)

10月18日(土)法政大学キャリアデザイン学部にて、連続シンポジウム「グローカル人材を創る-社会はどのような人材を求めているか?大学教育は何をすべきか?」のパネリストとして出演 (遠藤)

10月19日(日)G1東松龍盛塾にて講演 (朝比奈)

10月22日(水)日本青年会議所業種別部会にて、「リーダーシップ論から考えるJCの明日 ~業種別部会の可能性~」をテーマに講演 (朝比奈)

10月29日(水)三条貿易振興会50周年記念式典にて、「やり過ぎる力で世界とつながる~リーダーシップ力と三条市の特性を活かした世界展開の可能性~」について講演 (朝比奈)

<11月の予定>

【講演】
11月6日(木)三菱東京UFJコンサルティング名古屋本部にて、「行政と共に地域を変える、日本を変える」をテーマに講演 (朝比奈)