1/23日(月)、「政・官・民を飛び越えるキャリアのすすめ―日本における「リボルビング・ドア・プラットフォーム」の必要性について―」をテーマに58回目の青山社中フォーラムを開催し、まさに政・官・民を飛び越えて活躍されてきた茨城県知事の大井川和彦氏にご登壇いただきました。
第1部の大井川知事のご講話では、官で経験した全体を俯瞰する力、民間で経験した予算達成の手法を活用した目標達成スキルやリスクの取り方等がこれまでの多様な仕事や県政にも役立っていること、キャリア形成においては、日頃から興味と方向性を意識すると同時に、最初から選択肢を除外せずに柔軟性ももちつつ、各職場で実績をのこすことで自分のキャリアが見え始めてくること、等について、具体的なご経験と県政における事例等を織り交ぜて、政・官・民を跨ぐ俯瞰的観点からお話しいただきました。
第2部の官・民の両方の経験をもつ3名(*)によるパネルディスカッションでは、官で経験する全体を俯瞰する力、調整力、論理構成力、社会的影響の大きさ、民間で経験する自由度、スピード感、仕事に対するダイレクトな反応を感じやすいこと、等が官・民の仕事を比較した特徴として挙げられ、官・民に共通して有益なスキルとしては、ネットワークや人を巻き込む力や多様な関係者との調整力等が、挙げられました。
参加者の皆様からも「民・官の違いの話にヒントをもらった」「政・官・民をまたぐキャリアパスを俯瞰的にみることができた」「官で経験する全体を俯瞰する力が民間でも役立つことが印象に残った」等、数多くのご感想が寄せられました。
ご参加くださった皆さま、誠にありがとうございました。
(*)後々朋広氏(モデレーター:経済産業省等を経て、GR Japan/青山社中)、青景史明氏(東京海上日動・政策渉外部門。経済産業省への出向経験)、平池大介氏(國峯法律事務所(弁護士)を経て内閣府規制改革推進室)
(注)当イベントの登壇者のご発言内容は、個人のものであり、必ずしも所属組織の見解を示すものではありません。
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