政治・行政:竹中治堅

  • 講座概要(先生もオンラインでご登壇、各日 19:30 ~ 21:30)

本講座は、現代日本における統治構造および政策決定過程を理解する上での基本的な視角を身につけることを目的とする。このため、日本の統治システムの特徴、選挙制度、国会制度、首相の補佐機構、行政組織のあり方などを紹介する。その上で、1990年代以降の日本政治が急速に変化を続ける過程を説明し、安倍・菅両政権の権力基盤および政策決定過程について解説する。

  • 講義スケジュール

第1回 11/4(水)19:30~21:30
「議院内閣制と選挙制度」
三権分立と議院内閣制は果たして両立する概念なのか考えながら議院内閣制の特徴について紹介する。選挙制度の違いを説明し、政党制や内閣のあり方に及ぼす影響について議論する。

第2回 11/11(水)19:30~21:30
「首相の指導力と国会による制約」
首相の指導力を構成する要素について説明し、現在のいわゆる官邸のプレーヤーを紹介する。
日本の政治過程における国会の役割、そして首相の指導力の制約要因としての地方公共団体について解説する。

第3回 11/18(水)19:30~21:30
「日本政治の構造変化と安倍晋三政権・菅義偉政権」
第2回までに紹介した議論を参照しながら1990年代以降、数次にわたる制度改革の結果、
いかに日本の統治構造が変化してきたか説明する。その上で、安倍・菅両内閣の政策決定過程について解説する。その中で、安倍・菅両内閣のコロナ危機対応について分析する。

  • 講師プロフィール 竹中治堅 氏

政策研究大学院大学教授
元大蔵省(財務省)

東京大学法学部卒業。スタンフォード大学政治学部博士課程修了(Ph.D.取得)。大蔵省、中央省庁等改革推進本部事務局を経て、政策研究大学院大学での役職を歴任し、現職。
主な編著書に『二つの政権交代:政権は変わったのか』(勁草書房)、『首相支配ー日本政治の変貌』(中公新書)など。
『参議院とは何か』(中公叢書)では、朝日新聞社が優秀な論考を顕彰する大佛次郎論壇賞を受賞。

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