ニュースリリース

2020年9月10日
朝比奈が観光庁「観光地域づくり法人における外部専門人材」に選定

全国の優良な観光地域づくり法人(DMO)の更なる体制の強化を支援することにより、インバウンドに対応した世界水準のDMOの形成を促進し、全国各地で世界的な競争力を有する魅力ある観光地域づくりを促進することを目的とした「世界水準のDMO形成促進事業」において登用される、「観光地域づくり法人における外部専門人材」として朝比奈が選定されました。

観光庁HP:観光地域づくり法人(DMO)とは?

2020年9月9日
朝比奈が地域活性アドバイザーを務める妙高市「みょうこうミライ会議」のキックオフ会議を開催

8月28日(金)、
朝比奈が地域活性化アドバイザーを務める新潟県妙高市にて、地域課題を「真の官民連携で解決」する取り組み、「みょうこうミライ会議」のキックオフ会議が8月4日(火)のプレキックオフ会議に続き開催されました。今回は(感染対策を十分に行ったうえで)オフラインで開催いたしました。

本会議は、
1)人の呼び込み 2)交通 という2つのテーマを軸に、市役所職員、地元交通事業者などのを含めた市民、首都圏の民間企業関係者がオンラインやリアル合宿を通じて
政策を練り上げるというものです。

当日は、入村市長による改めてこの会議への期待をお話いただき、
アドバイザーを務める朝比奈の挨拶を行い、各チームでのワークに進みました。

実際に顔を合わせるのは初めての機会。
しかし、オンラインを通じて議論を重ねたこともあり、スムーズに議論を進めることができ、
また午後には妙高市内の視察やインタビューを行い、
それぞれのチームが手ごたえを感じられる機会となりました。

ぜひ、今後にご期待ください!

2020年9月9日
朝比奈が公益社団法人 東京青年会議所 9月例会のクロストークに登壇

9月5日(土)、
朝比奈が公益社団法人東京青年会議所2020年度9月例会
未来は僕たちの中にある~You can create the world~」の第2部に
朝比奈がオンラインで登壇しました。

東京青年会議所が発表した中長期ビジョンをもとに
今後の日本や東京が目指すべき方向性について議論がなされました。

時間の都合上、すべては言及できませんでしたが、
教育政策、経済政策、国際政策に関して朝比奈が持論を展開しました。

2020年9月4日
アゴラに朝比奈の論考が掲載

9月1日(火)~9月6日(日)の連続で、
言論プラットフォーム「アゴラ」に朝比奈の論考が掲載されました。 
——————————————————
“安倍政権と日本の政治① :安倍政権の評価についての私見”
記事はこちら
“安倍政権と日本の政治② :安倍政権の評価についての私見”
記事はこちら
“安倍政権と日本の政治③ :安倍政権の評価についての私見”
記事はこちら
——————————————————
安倍総理の辞任表明を受け、
攻めの前半と守りの後半という「第2期」安倍政権の評価と、
今後の当面の動きの予想
(短期的・中長期的な日本政治の行方・あり方についての朝比奈の私見)を述べております。

ぜひご一読ください!

2020年9月2日
【プレスリリース】安宅和人氏がご登壇!「青山社中フォーラムVol.51」を開催

安宅和人氏がご登壇!「青山社中フォーラムVol.51」を開催 
~ シン・ニホン/日本再生に向け、これからの人材がやるべきこと(仮) ~
https://aoyamashachuforum5120200923.peatix.com/

青山社中株式会社は、「青山社中フォーラムvol.51」を、2020年9月23日(水)に開催することをお知らせいたします。今回は慶應義塾大学 環境情報学部教授 ヤフー株式会社 CSO(チーフストラテジーオフィサー)安宅和人氏をお招きします。

 安宅和人氏は「デジタル革新時代、日本企業はAI-ready化すべきだ」とご提言されつつ、同時に風の谷を創るプロジェクト等を推進し、世界が荒涼としたディストピアにならないよう、デジタルとリアルの双方での人間社会の発展を企図されていらっしゃいます。

 安宅和人氏には、次代を、このコロナをどう捉えているかなど、「シン・二ホン/日本の再生に向け、これからの人材がやるべきこと(仮)」をテーマにご講話いただき、会の後半では「日本活性化」を目指す青山社中の朝比奈とも日本再構築について、質疑応答を交えての対談を予定しております。

【概要】
■開催日時:2020年9月23日(水)19:30-21:00 (イベントオープン予定 19:20前後)
■開催会場:オンライン開催(予定)
※お申込をいただき、決済が完了された方にURLを送付します

■参加費:2,500円(税込)
 (青山社中後援隊は1,500円、別途割引コード送付)
※9月21日(月)以降のキャンセルは返金不可となります。コンビニ・ATMでチケットを購入し、キャンセルした場合は340円の返金手数料が発生します
※青山社中リーダーシップ・公共政策学校2020にお申込いただいた方は無料でお申込いただけます

※お申込はメール・お電話でも受け付けております
TEL:03-5474-8995 E-mail:office@aoyamashachu.com

▼イベントお申込はこちら
https://aoyamashachuforum5120200923.peatix.com/

▼詳細(プレスリリース)はこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000031317.html
20200902_【プレスリリース】 安宅和人氏ご登壇_青山社中フォーラムvol.51

▼画像はこちら
青山社中フォーラムvol.51_pr

2020年9月2日
第2回「越谷サンシティ整備懇談会」にて朝比奈がファシリテーターに

8月31日(月)、
朝比奈が都市政策アドバイザーを務める埼玉県越谷市の
第2回「越谷サンシティ整備懇談会」にて朝比奈がファシリテーターを務めました。


この懇談会は、市民・利用者・有識者が集まり、
南越谷駅・新越谷駅近くにある複合施設「越谷サンシティ」の
再整備の方向性や機能などを議論するもので、今年度中に全5回開催予定となっています。


なお、懇談会に先立ち、参考になりそうな事例として、越谷市職員らと共に、
青山社中のアレンジで、大和市のシリウス、川崎市コンベンションセンター(ホール)、カルッツ川崎(体育館、ホールなどからなる複合施設)を見学しました。

2020年8月31日
青山社中メールマガジンvol.117 安倍政権と日本の政治

………. [もくじ]…………………….………………………………………………………………………
朝比奈一郎の論考「安倍政権と日本の政治 
~(1)安倍政権の評価、(2)短期的・中長期的な日本政治の行方・あり方、についての私見~」
1. トピックス
  - 「青山社中リーダーシップ・公共政策学校2020」が開講、募集を開始
  - 「青山社中フォーラムVol.51」が9月23日(水)に開催決定
  - 【青山社中が企画支援】「2020世界平和経済人会議ひろしま(オンラインイベント)」が開催
  - 朝比奈が地域活性アドバイザーを務める妙高市「みょうこうミライ会議」のプレキックオフ・キックオフ会議を開催
  - 共同通信にて朝比奈がインタビューされた記事が掲載
  - JBpressに” 国民は痛み負うのに政党はなぜ政党助成金返上しない”のタイトルで朝比奈の論考が掲載
  - BS日テレ「深層NEWS」に朝比奈が出演
  - 第2回「越谷サンシティ整備懇談会」にて朝比奈がファシリテーターに
  ‐ 朝比奈、政策チームが意見交換を実施
  - アゴラに朝比奈の論考が掲載
2.青山社中リーダー塾通信
  - 青山社中リーダー塾/教育・コミュニティ構築 事務局より
  - NPO法人「地域から国を変える会」より(群馬県安中市、北海道北斗市)
  - 一般社団法人「日本と世界をつなぐ会」より(長野県軽井沢町、新潟県妙高市、兵庫県)
3.青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ
4.編集後記
…………………………………………………………………………………………………………………..

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1. 朝比奈論考
「安倍政権と日本の政治 ~(1)安倍政権の評価、(2)短期的・中長期的な日本政治の行方・あり方、についての私見~」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

(1)安倍政権(第2期)の評価 ~攻めの前半/守りの後半~

<政権の総括>

正直、安倍総理の辞任は予想外であった。28日に記者会見をして国民に病状を説明するとの事前情報から、可能性として、厳しい病状を踏まえての辞任もあり得るとは思っていたが、おそらくは、持病を説明しての続投だろう、と考えていた(また、そういう説を信じていた)。不明を恥じるしかない。

連続在任期間が憲政史上最長となった第二次~第四次安倍内閣(2012年12月~2020年8月:約7年8か月)を、わずか1年で退陣となった第一次安倍内閣(2006年9月~2007年9月)と分けて、便宜的にここでは、第2期安倍政権と総称するが、この第2期政権をどう評価するかをまず書いておきたい。

安倍政権を一言で評価すれば、「転げ落ちつつあった日本の状況をかなり持ち直させた」ということに尽きる。「歌手1年、総理2年の使い捨て」とは、故竹下元総理の言だが、この第2期の安倍政権がはじまるまでは、2年どころか「総理1年」が常態化していた(第一次安倍、福田、麻生、鳩山、菅、野田と、いずれもほぼ1年内外)。

相手に顔を覚えてもらえなければ、そもそも信頼醸成などままならないのは人間社会では当たり前である。第2期の安倍政権発足以前は、多くの国民が「今の総理大臣って誰だっけ?」と政治にあきれ返り、ましてや海外では「国際社会において名誉ある地位を占める」(憲法前文)どころか存在感ゼロの状態であった。日本の総理と言えば「安倍」となり、国内外で「政治」や「日本」の存在感を取り戻したことは、当然にあるべき状態を達成しただけとはいえ、実は極めて大きな成果だ。辞任会見を見つつ、私の胸にまず去来した想いは「ああ、ついにこの時がきたか。本当にお疲れ様でした。厳しい状況を立て直してくださって有難うございました。」というものであった。

<攻めが目立った政権前半>

さて、安倍長期政権の特徴を一言で言えば、私見では「攻めの前半、守りの後半」となる。まず、攻めの前半であるが、ここで言う「攻め」というのは、国論を二分するような難しい問題について方向性を打ち出し、成果を出したということである。具体的には、私は特に1)大胆な金融緩和、2)TPP加盟の実現、3)安保法制の見直し、の3つを高く評価したい。

いわゆるアベノミクスは、正確には財政出動や規制緩和も含む「3本の矢」での経済活性だが、実質的には大胆な金融緩和の代名詞と言ってよい。当時、多くの経済・財政学者がインフレリスクや逆にその無意味さなどから過度な金融緩和に疑問を呈していた。正直、私自身、色々な学説を見ながら、この時期に真に有効な経済政策は何であろうかと思い悩んでいた時分に、結果責任という政治リスクを省みずに、アベノミクスを打ち出し、リフレ派の黒田氏を日銀総裁に任命し、一定の成功を収めたのは、果敢な攻めの政治決断だと言ってよい。

TPPにしても、民主党政権時から加盟についての方向性は打ち出されていたが、党内の反対などで進み切れていなかったのが実情だ。農家の支援を政治基盤にしている自民党の方が、本来はTPP加盟を打ち出すのは厳しい中、オバマ政権との交渉の中で、「聖域なき関税撤廃が前提ではない」との言質をうまくとって交渉入りを主導し、途中トランプ政権誕生でアメリカが抜けるというアクシデントはあったものの、何とか11か国でまとめ上げたのは大きい。概ね道筋をつけたという意味では第2期の安倍政権の「前半」の実績と言って良いであろう。

安倍政権発足時には、日本中にTPP亡国論が吹き荒れ、反対運動の嵐が巻き起こっていたが、当時、学生時代からの友人の某自民党国会議員と飲んだことがある。本人の本心としてはTPP加盟に賛成していたが、選挙区に多くの農家を抱える中、立場的にこれを認めるわけにはいかないと語っていたのが印象的であった。その彼も加わっていた「TPP参加の即時撤回を求める会」という自民党の議員連盟に、200人超が所属していたが、その状況でTPP加盟を実現させたことは政治的成果として特筆に値する。

安保法制は言わずもがなだ。特に集団的自衛権を憲法改正せずに認めることについては、野党のみならず、多くのメディアや学者たちから、否定論が噴出しており、政権運営的な立場からは、支持率が低下することが火を見るより明らかな政策マターであった。保身を考えれば、絶対にやらない政策であると言って良いであろう。まさに「攻め」の動きであったと言って良い。

その他、安倍総理を前面に出してのオリンピック開催地へのチャレンジなども、負ければ評価を下げるリスクがあったわけだが、当時は既に国論を二分していた話ではない。基本的に皆賛同していた。そういう意味では、特に上記の3つについては、支持率低下や党内からの大反発という危険を敢えて冒しつつ、信ずる国益のために邁進したということで安倍政権を高く評価したい。

<守りが目立った政権後半>

そして、「守りの後半」であるが、具体例としては、特に1)消費税率の引き上げ、2)選挙での勝利、3)米国トランプ政権誕生への対応、を挙げたい。

第2期安倍政権は、途中、消費税率を2度引き上げている。ほぼ支持率を下げる要因でしかない消費税率引き上げを、一政権で2回やった歴史は日本にはない。そもそも、2度の消費税率引き上げは、第二次安倍政権発足前のいわゆる三党合意で決まっていた話であり面倒な重荷を背負わされた状態でスタートを切らざるを得なかった。つまり、危険から政権を守らねばならなかった宿命にある。そんな中、特に、当初2015年10月に予定されていた2度目の引き上げ(8%→10%)を、2回も延期しつつ、2019年に何とか実現したことは、この政権の「守り」のうまさの証左である。

更に第2期政権が空前の長期政権になった大きな要因は、6度の国政選挙で全て勝利したことだ。うち半分の3回は、解散のない参院選であり、選挙時期のコントロールができない。大敗して、国会がねじれる(衆院で多数でも、参院で多数が取れず法案などが滞る状態)ことが、日本政治の構造的リスクで、過去、自民党も民主党もこの状態に苦しんできたわけだが、第2期安倍政権は参院をうまく守り切った。

残りの3回は衆院選で、解散権である程度は選挙時期のコントロールが出来るが、4年の任期のどこかでやらねばならず決断が難しい。政権崩壊の危険因子である消費増税を、その延期や使途改変と絡めてうまく解散の大義名分とするなど(延期自体は国民は支持。かつ延期後の引き上げは再確認した「公約」であり批判されにくい)、ピンチをチャンスに変え、とてもうまく乗り切った。特に長期政権に対して国民的な「飽き」が来る後半の17年の衆院選、19年の参院選を、それぞれ多少は議席を減らしつつも勝利して乗り切ったことは、政権の守りの強さが際立った事象だ。

3番目のトランプ政権への対応だが、これこそ安倍政権の守りの強さを象徴する出来事だ。第2期安倍政権が丁度後半に入った約4年前、世界はもちろん、日本でも外務省ですら、米国大統領選では、ヒラリー・クリントン氏(民主党)の勝利を予想していた。そんな中、2016年11月にまさかのトランプ氏(共和党)勝利となるが、ほぼゼロからの信頼醸成は見事で、各国指導者の中で最も強固な信頼関係を構築した。国際的には、言動に難があるトランプ氏に尻尾を振るがごとき安倍総理のふるまいは非難の的になりかねなかったが、対中国・対北朝鮮その他、現実的な地政学的リスクを考えての国益実現とばかりに、なりふり構わずトランプ氏のアメリカにすり寄った。効果的であったことは間違いない。

その他、政権としては望まない形で降ってきた皇位継承や元号改変の話、保守派の朴政権とは段違いの韓国文政権の数々の反日的動き、最近のコロナ騒動など、特に後半に集中した感のある数多の受動的事象に対して、個別には色々と批判はあろうが、概ね、うまく対応して政権を守ってきたと言える。安倍政権は組閣の数も史上最多であるが、特に人事が難しくなる後半も、留任や再任、或いは転任(官邸の側近を閣僚にするなど)を多用し、当選回数的には大臣を希望する者が貯まって不満が高まる党内リスクをうまく抑えつつ、国民・国際向けの安定感を重視した。政策的には、あまり本質的な話とは言えない森友や加計、或いは、閣僚や側近の不祥事なども、ぼやから火が多少燃え広がったケースもあったが、総じてうまく消し止めたと見て差し支えない。

<守りが機能した背景と後半の息切れ>

守りの要は、菅官房長官や二階幹事長、そして、いわゆる官邸官僚、特に、私のかつての直接の上司でもあった今井秘書官(補佐官)や、同じ採用チームで働いたこともある佐伯秘書官などの経産省勢であったと見ている。官邸の屋台骨を支えた政治家の世耕弘成氏(NTT出身)や西村康稔氏(経産省出身)や加藤勝信氏(財務省出身)などは、政治家ではあるが、その出身なども踏まえると「官邸官僚」として考えた方が適切かもしれない。特に官邸官僚組に関しては、リスクを取って時に独断専行的に官僚らしからぬ決断をする彼らの実力と、特に目立とうという意思は見せずに影になって粉骨砕身、公務無定量とばかりに働く姿勢を個人的に知る身としては、この守りの強さは当然の結果にも見える。ただ、同時に、多分に周囲との軋轢というマネジメントリスクをはらんでおり、安倍総理から見れば、相当に難しい運営であったはずだ。約8年にわたって政権の骨格を守り切ったことは賞賛に値する。

経営学の世界では、いわゆる「柔道のメタファー」(三品和広氏)が用いられるが、企業幹部にとって重要なのは、かしこまって用意する「戦略」以上に、きちんと「受け身」が取れるかだ、ということが言われている。私見では、政治学・行政学の方が、この分野の研究が遅れている印象を持つが、安倍政権の強さの本質は、まさに、予想せぬ形で襲ってくる難題に対して、うまく「受け身」が取れたかどうかである。直前の民主党政権では、今読んでも惚れ惚れするような5原則5策からなる「マニフェスト」が用意され、戦略的に、「政治主導」をどう実現するかが、きちんと詰められて用意されていた。しかし、その戦略を実現する暇もなく、沖縄の米軍基地(普天間基地)移設問題で、無理筋である「県外移転」を、支持率90%超え状態だった鳩山氏が打ち出してしまい(氏に言わせれば、政権発足前からの民主党の路線だったわけだが、無理なものを積極的に出してしまったのは失敗であった)、受け身が取れなかった。

そういう意味では、守りに強い安倍政権が、その下半身の強さを活かして果敢に攻めたのが前半であったと言えるが、後半は、せっかくのその「政治的資産」(ポリティカル・アセット)をうまく活用した果敢な攻めが見えなかったのはとても残念だ。2014年の地方創生にはじまり、新三本の矢、一億総活躍、働き方改革、人づくり革命、全世代型社会保障、、、、と、石破氏の言ではないが「大河ドラマ」のように、毎年「目玉」となるキャッチ-な政策パッケージを打ち出していたが、これらは「攻め」とは言えない。ほぼ反対する人がおらず、打ち出しやすいが忘れられやすく成果も測られにくいものだからだ。例えば新三本の矢では、合計特殊出生率(女性一人あたりが出産する子供の数)で1.8を打ち出しているが、目立った成果はなく、むしろ最近は数値が下がっているくらいだが、効果検証がされて批判されることは、政権内部からの反省はもちろん、野党やメディアや国民的にも、ほぼ聞かれない。

安倍総理自身、辞任表明の記者会見で、憲法改正やロシアとの平和条約(北方領土)、北朝鮮拉致問題などの積み残し案件について忸怩たる思いを吐露されていたが、外交は相手のある話だから仕方がないとはいえ、憲法改正などについては、前半に見せたような果敢な攻めを見せて欲しかったのも事実だ。とはいえ、冒頭に詳述したように、歴史に残る成果を挙げているのも事実で、まずは、病状の一刻も早い回復を期待したい。議員は続ける意向をお持ちのようでもあり、いずれ、総理への再登板もあるかもしれず、また、個人的には、いずれかの内閣での安倍外務大臣を期待したいと思っている。各国首脳に顔が売れていて、電話一本で話が出来る関係は、それだけで日本の「資産」であり、活用しない手はない。

(2)短期的・中長期的な日本政治の行方・あり方

<当面の動きの予想 ~菅政権の可能性~>

ここまでで既にかなりの紙幅を使ってしまった。後半は、政局に焦点を絞る形で、私なりに、多少の願望も込めつつ、簡潔に将来の展望を書いてみたい。

まず、当面であるが、これは世上良く言われているように、自民党総裁選が、党員も広く含む形で行われるのか、議員中心(両院議員総会)で行われるのか、で大きく変わってくる可能性がある。その際、自民党の党則第六条と第八十条が鍵となるが、非常にうまく出来ているので、ご関心の向きには是非一読をお勧めしたい。

個人的な意見としては、自民党総裁の決定は、事実上、総理を決める重要な機会であり、通常どおり広く党員も含む形で選挙にて行って欲しいと思うが、そうなると、自民党国会議員の間では人気がなく弱小派閥の長にすぎないが、各種世論調査では常に安倍後継候補のトップであり国民には人気のある石破茂氏の目が出てくるため、同氏への反発が強い安倍総理をはじめとする政権要路は絶対に避けようとするであろう。極端な意見としては、石破氏になるのを絶対に避けたい総理が、敢えてこの時期に、後述する「特に緊急を要する時」ということで議員中心に選べるように「自爆テロ」的に辞任したという人もいるくらいだ。

したがって、党則第六条第二項の「ただし書」に書いてある「特に緊急を要する時」ということで、党員も広く含む形での投票ではなく、両院議員総会で物事を決めようとするであろうが、そうなると当然、「内輪の論理で総理を決めた」という批判をまぬかれない。それに対して、私見では、3つの反論が用意されていると感じる。一つは、党則第六条第三項に書いてある通り、完全に議員だけで選ぶわけではなく、都道府県代表が各三名ずつ含まれるので(計141名)、必ずしも議員だけで内輪で決めているわけではないという反論、もう一つは、党則第八十条第三項に明記されているように、今回選ばれる総裁の任期は安倍総裁の任期の残存期間、即ち約1年に過ぎないので、わずか約1年後には党員を含む広い形で、通常通りに総裁を選ぶということ、そして最後に、近々、衆議院解散という形で新しい政権に対する国民の信を問うので問題ない、というものである。

現にチラホラ聞こえてくる話としては、安倍総理が事実上、菅官房長官を後継指名していて総理が属する最大派閥の細田派が菅支持を決めつつあり(本日午後にも確定するとの説あり)、総理の盟友の麻生氏率いる麻生派、二階派、そして菅グループが菅氏支持で固まっており、平成研(竹下派)もそれに乗るという動きがある。これで一気に両院議員総会で押し切ってしまうというシナリオだ。細田派からは、下村博文氏や西村康稔氏が、麻生派からは河野太郎氏が立候補するという話もあり、本当にこれですんなり決まるのか予断を許さないが、列挙した各人としても、立候補するには推薦人を20名集める必要があるので(総裁公選規程第十条第一項)、そう簡単ではない。

各種世論調査では、安倍総理の辞任表明以降、自民党の支持率が上昇して他党が下がる傾向が見て取れ、衆院解散→総選挙のチャンスでもあり、仮に総裁選に投票できない多くの自民党員からの不満が出ても、上記の3つ目の「言い訳」を前面に出して、菅官房長官推し前提の両院議員総会シナリオで進む可能性が高い。ただ、各種技術が発達している現在においては、党員を入れた投票も大した手間ではなく、また、安倍総理は病による退陣とはいえ、全く執務不能という状態ではないので、通常どおりの総裁選出をすべきだと感じる。

<~岸田氏・宏池会の悲劇とリベラル保守新党への期待~>

そうなると浮かばれないのが岸田氏である。一時は安倍後継の最有力候補に見なされ、外務大臣や政調会長として汗をかいて来たわけだが、世論調査での人気のなさから、現状、岸田政権誕生は望み薄となっている。そこで私が期待したいのは、岸田派(宏池会)が、国民民主党(分党予定後の玉木新党)などを結集して新党を作り、リベラル保守を掲げて総選挙に臨むという動きだ。さすがに現実的には、10月とも言われるすぐにあるかもしれない衆議院総選挙に向けて、このような新党を作るのは難しいかもしれないが、近い将来には期待したい。

政治通には言うまでもないが、宏池会と玉木氏には共に「大平正芳後継」を名乗っているという共通点がある。大平氏の出身母体である宏池会はそう名乗って当然だが、玉木氏はというと、氏の出身地・現在の地盤は大平氏の出身地の香川であり、大平氏の孫なども陣営にて玉木氏を応援している。しかも、玉木氏は、岸田派の若手リーダーである木原氏と財務省同期で仲も良好であると聞く。この大平イズムの大同団結に、もう一人浮かばれない石破氏・水月会(石破派)が加わるのも面白い。総理候補という意味では、岸田氏よりは石破氏の方が国民的人気があり、新党の顔としては民意に訴求しやすい。

紙幅の関係で詳述はしないが、私は、現在の小選挙区制に鑑みれば、現実的な政権担当能力を持つ政党が自民党以外にも誕生すべきであるとの健全な二大政党制論者であり、そのためには自民党は一部割れるべきであると考えている。

こう書くと、9月半ばにも誕生するとされている150人規模と言われている新しい野党の誕生があるので、二大政党という意味では、それをきちんと育てればいいではないか、という反論が聞こえてきそうだ。既に報道されているように、国民民主党が分党してその多くが立憲民主党と新党を結成することになっており、無所属議員の合流などもあって、約150人規模になると見られている。私は、この新党は、少なくとも現状では、選挙目的・議員としての生き残り互助会としての「野合」新党に過ぎず、健全な二大政党制の一翼を担う政党としては、全く評価していない。

発表されている合流新党の綱領案・規約案を読み、交渉当事者の話も伺ったが(私自身が出演したテレビ番組にて、直接に同じく出演されていた立憲民主党の福山幹事長の話を聞き、また、個別にかつて上司でもあった国民民主党の玉木代表、学生時代からの友人である泉政調会長に、それぞれ個別にヒアリングもした)、1)自民党への理念・政策面での対抗軸、2)立憲民主党と国民民主党としての政策のすり合わせ面、のいずれの観点からも、立ち位置が曖昧であり、期待できない。

特に2)の両党の政策すり合わせに際しては、そもそも党首会談が一度も行われず(立憲側が回避)、数名ずつで集まって突っ込んだ議論をしての合流の協議会のようなものもない。政策の要となる政調会長が入っての協議も、半年以上にわたる合併協議の中でここ1か月くらいしか行われていない模様だ。ほぼ幹事長同士の交渉だけで物事が進んでおり、企業合併で考えれば、社長同士の会談もなく、両者の信頼醸成のプロセスもないという信じられない合流話だ。結果、本来、自民党への対抗軸として掲げるべきスタンス、例えば国民民主党側が訴えていた「改革中道」路線もなければ、目玉となる政策もない。綱領で唯一、エッジが立っている(ように見える)のは、原発ゼロだが、現在稼働している原発は実態的には4基である中、「対抗軸」と言えるほどの政策ではない。憲法改正についても、「立憲主義を深化させる観点から未来志向の憲法議論を真摯に行います。」と、まあ、当たり前の記述しかない。

よく、この合流新党は、かつての民主党の二の舞だという批判がなされるが、まだかつての民主党の方が、いわゆる影の内閣(シャドー/ネクスト・キャビネット)を作り、練り上げたマニフェストを用意し、政権を奪取しようとする姿勢・体制があったという意味で数段上だと思う。現時点では、この合流新党からは、影の内閣を作るという話すら聞こえてこず、「与党をスキャンダル等で叩いて、一定の批判票の受け皿となり、万年野党として生き残ろう」という姿勢しか感じない。合併に血道を上げていた小沢一郎氏の「このまま政治人生終われない」という気迫・執念だけが前面に出ている印象だ。

国民民主党は分党後、立憲民主党と合流しない勢力が、玉木代表を中心に、10人前後で新党を結成すると言われている。その中には、玉木氏を筆頭に、本来、岸田派と一緒になっても違和感のない人たち、例えば、古川元久氏、岸本周平氏、前原誠司氏なども含まれると見られている。少なくとも中長期的には、自民党宏池会と玉木新党を中心にリベラル保守派が結集し、先述のとおり石破派や維新の勢力なども取り込む形で、「改革かつ中道」を訴え、自民党と競り合うことの出来る新党が誕生することを期待したい。

上記で詳述したとおり、日本政治の最近の現実を踏まえれば、安倍長期政権の成果を評価するには人後に落ちないつもりだが、歴史的に見て、日本を大きく活性化するには、まだまだ改革が足りないと感じている。安倍総理辞任で新しい時代がはじまらざるを得ない中、日本の夜明けに向け、青山社中としても、ますます色々な形で汗をかかねばならないと感じる。
 

筆頭代表CEO
朝比奈 一郎

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2.トピックス
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<1> 「青山社中リーダーシップ・公共政策学校2020」が開講、募集を開始

8月19日(水)に、10月より開講する
「青山社中リーダーシップ・公共政策学校2020(ASLG)」の募集を開始しました。

「青山社中リーダーシップ・公共政策学校」は、
パブリックリーダーを育成することを目的とし、
「リーダーシップ」と「政策」の両方を学ぶことをコンセプトにした学校です。

・霞が関出身、かつ各分野の第一人者であり、
 政治・行政の内情に精通する講師陣が講義を担当
・2020年10月~2021年3月にかけて全7講座を開講
・どの領域にも横断的に活躍する上で基礎となるリーダーシップ
・コロナ下の最新政策情報や議論
・オンライン配信によるインタラクティブな授業

で、 “社会を動かし、社会課題を解決する”政策人材の育成を目指します。

さらに、昨今の新型コロナウイルス感染症拡大による状況や、
地方の方でもご受講いただけるよう、オンライン配信も新たに開設。
さらに早割・復習割もご用意いたしました。

▼詳細・申込はこちら
https://aoyamashachu.com/aslg

▼オンライン説明会(9/12)はこちら
https://aoyamashachuaslg20200912.peatix.com/

▼お申込はこちら
https://aoyamashachu.com/project/education/leader_extension/leader_ext-entry

▼パンフレットお問い合わせはこちら
https://aoyamashachu.com/project/education/leader_extension/leader_ext-pamphlet

【概要】
○時間:各回19:30~21:30
(政策実務講座を除き、基本水曜開催。各講座日程は上記カリキュラムをご参照ください)

○実施形式
・リアル会場:青山社中株式会社 会議室(東京都港区南青山2-19-3サザンキャッスルビル2F)(先着5名)
・オンライン:Zoomにて実施予定
※リアル会場とオンラインを同時に開催
※一部の講座はオンラインでのみ開催(政治・行政講座は講師も含めオンラインのみ。8月27日時点)
※新型コロナウイルス感染症拡大の状況によっては、リアル会場で行う講座を完全オンラインに変更する場合がございま

○受講料
1. 入学金:1万円(税込)
2. 1講座あたりの受講料:5万円(税込)
※セット割:5講座以上ご受講された方は受講料 2割引
(5講座:25万円→20万円、6講座:30万円→24万円、7講座:35万円→28万円 ※それぞれ税込)
※早割:9月16日(水)までにお申し込みいただいた場合は、1万円(税込)割引
※復習割:以前受講された講座と、担当講師が同じ講座を受けられる方は、2万円(税込、3万円割引)。
 復習割はオンラインのみ。
※ただし、早割と復習割との併用不可
※新型コロナウイルス感染症の拡大状況により、実施形式を急遽変更する場合がございます。予めご了承ください。

○申込https://aoyamashachu.com/project/education/leader_extension/leader_ext-entry

<2> 「青山社中フォーラムVol.51」が9月23日(水)に開催決定
9月23日(水)、
51回目の「青山社中フォーラム」を開催することが決定いたしました。
「日本再生に向け、これからの人材がやるべきこと」をテーマにご講演いただく予定です。
なお、今年度に開講する「青山社中リーダーシップ・公共政策学校2020(ASLG)」にお申し込みいただいた方は、本フォーラムに無料でご参加いただけます。

9月初旬に詳細をご案内いたしますので、ぜひ、ご期待ください!

<3> 【青山社中が企画支援】「2020世界平和経済人会議ひろしま(オンラインイベント)」を開催
8月8日(土)に、
広島県の湯崎英彦知事のイニシアティブにより「2020世界平和経済人会議ひろしま」が開催され、
「COVID-19との闘いを踏まえた『積極的平和』と『SDGs』」をテーマに、
国内の著名経済人や西村康稔大臣、小泉進次郎大臣等が参加し、
ビジネスがより積極的に平和構築やSDGsに関与すべきこと等を議論しました。
 
「広島宣言」を採択し、今後、より多くの経済人の行動を促すこととしています。
※本会議開催にあたり、青山社中が全面的に企画支援をしました。
 
【会議概要】
※詳細はこちら

〇基調講演
小林喜光 株式会社三菱ケミカルホールディングス取締役会長
 
〇セッション1:御立尚資氏、キャシー松井氏、水野弘道氏、市川晃氏、西村康稔氏
テーマ:「ウィズ/アフターCOVID-19の『グローバル経済』と『格差』への対応」
 
〇セッション2:小泉進次郎氏、竹内純子氏、隅修三氏、佐々木茂喜氏、有馬良行氏
テーマ:「都市化、工業化と気候変動等による平和のリスク(アフター/ウィズCOVID-19を踏まえて)」
 
〇セッション3:末松弥奈子氏、五百旗頭眞氏、平川理恵氏、熊谷俊人氏、ニキル・セス氏
テーマ:「グローバル社会における自治体の役割~『教育』や『自治体外交』を通じた平和構築(アフター/ウィズCOVID-19を踏まえて)」
 
〇スペシャル・セッション:神保謙氏、髙島誠氏、安宅和人氏、湯崎英彦氏、川口順子氏
テーマ:「アフター/ウィズCOVID-19の『人間の安全保障』と『平和×ビジネス×SDGs』」
  
〇総括パネル「2020広島宣言」の発表:加治慶光氏、御立尚資氏

<4> 朝比奈が地域活性アドバイザーを務める妙高市「みょうこうミライ会議」の
プレキックオフ・キックオフ会議を開催

8月4日(火)、
朝比奈が地域活性化アドバイザーを務める新潟県妙高市にて、
地域課題を「真の官民連携で解決」する取り組み、
「みょうこうミライ会議」のプレキックオフ会議・キックオフミーティングが行われました。

本会議は、
1)人の呼び込み 2)交通 という2つのテーマを軸に、
市役所職員、地元交通事業者などを含めた市民、首都圏の民間企業関係者がオンラインやリアル合宿を通じて
政策を練り上げるというものです。

詳細は以下(「日本と世界をつなぐ会」からの報告)とこちらからでもご確認いただけます。

<5> 共同通信にて朝比奈がインタビューされた記事が掲載
8月23日(日)、
朝比奈がインタビューされた内容が共同通信に掲載されました。

コロナで世の中が変わりつつある中でもなお、国会改革が停滞している中、
朝比奈がいくつか打開策を述べております。

“【インタビュー】国会改革、若手は覚悟示せ 影の内閣で討論に迫力を”

<6> JBpressに” 国民は痛み負うのに政党はなぜ政党助成金返上しない”のタイトルで朝比奈の論考が掲載
8月24日(月)、
JBpressに朝比奈の論考が掲載されました。

ウィズ/アフターコロナの状況が続く時代、
国民に痛みを伴う政策を受け入れてもらわなければならない時のために
政治という「体制」に対して痛みをもたらすべきである
(具体的には「政党交付金の辞退」である)と
朝比奈が持論を展開しております。

“国民は痛み負うのに政党はなぜ政党助成金返上しない”
記事はこちら

<7> BS日テレ「深層NEWS」に朝比奈が出演
8月26日(水)、
BS日テレ「深層NEWS」にて
「立憲福山幹事長に直撃 合流新党の政策と課題 政権交代の道筋とは?」をテーマに、
福山哲郎氏(立憲民主党幹事長)とともに出演いたしました。

国民民主党が解党し、立憲民主党に合流し新党を結成。
合流新党の名称、規模、政策などのトピックに対し、
朝比奈が福山氏と激論を展開しました。

詳細はこちら

<8> 第2回「越谷サンシティ整備懇談会」にて朝比奈がファシリテーターに
8月31日(月)、
朝比奈が都市政策アドバイザーを務める埼玉県越谷市の
第2回「越谷サンシティ整備懇談会」にて朝比奈がファシリテーターを務めました。

この懇談会は、市民・利用者・有識者が集まり、
南越谷駅・新越谷駅近くにある複合施設「越谷サンシティ」の
再整備の方向性や機能などを議論するもので、今年度中に全5回開催予定となっています。

なお、懇談会に先立ち、参考になりそうな事例として、越谷市職員らと共に、
青山社中のアレンジで、大和市のシリウス、川崎市コンベンションセンター(ホール)、カルッツ川崎(体育館、ホールなどからなる複合施設)を見学しました。

<9> 朝比奈、政策チームが意見交換を実施
経済産業省製造産業局菊川総務課長・矢野ものづくり政策審議室長、
(別の機会に)中小企業庁事業環境部神崎企画課長・関口調査室長と朝比奈ヘッドの弊社政策チームとで意見交換をしました。
モノづくりを巡る厳しい国際的な現状や、コロナ下での中小企業を巡る状況について、非常に有益な示唆が得られました。
業務提携をしているBCGの公共政策チームにも参加していただき、議論が活性化しました。

日本を活性化する政策を国レベル・地域などの現場レベルで考える上で大変大事な機会になるので、
今後ともこのような動きを続けてまいります。

<10> アゴラに朝比奈の論考が掲載
8月2日(日)~8月3日(月)の連続で、
言論プラットフォーム「アゴラに朝比奈の論考が掲載されました。
——————————————————
“「上流」の時代(上)”
記事はこちら
“「上流」の時代(下)”
記事はこちら
——————————————————
コロナ、内閣府が発表した景気拡大についての報道、
日本の現状の課題を多角的に分析し指摘したうえで、
「発想・構想が重要な『上流の時代』が到来していると述べています。
ぜひご覧ください。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2. 青山社中リーダー塾通信
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
*青山社中リーダー塾/教育・コミュニティ構築事業 (担当:4期生村上)

【青山社中リーダー塾】
1)8月1日(土)に、海外に本部のある国際機関に務める塾生をゲストに、
オンラインで海外と日本を結んで、リーダー塾グローバル研究会を開催しました。国際公務員としての苦労、海外から見た日本の政策の姿など、
お話いただける範囲で率直にプレゼンを聞き、塾生間で活発に意見交換をしました。

2)8月29日(土)、青山社中リーダー塾同窓会と、
塾生の勉強会である政策研究会とで企画した「第1回 リーダー塾同窓会内政分科会」が、
オンラインで行われました。
選挙に立候補した塾生、
これから立候補する予定の塾生がそれぞれお話し、活発に議論が行われました。
リーダー塾には、内政分科会の他、「起業家会」や、
その他自主的なイベントの取り組みがあり政治やビジネス、
それぞれに挑戦する人がおり、私自身が刺激を受けています。

3)塾生企画として、リーダー塾10期生が1泊2日で合宿をしました。
ソーシャルディスタンス、換気等に留意しながら三密を避け、個室に宿泊する形で決行しました。
各人の人生設計について互いに率直に意見を言い合い、笑いあり感動ありの素晴らしい時間となりました。

*NPO法人「地域から国を変える会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:1期生大山)

【群馬県安中市】
本会で仲介した、安中市とキャンプファイヤー(クラウドファンディング会社)の協定に基づいて、碓氷峠鉄道文化むらの車両修繕プロジェクトが動き出そうとしています。この協定では、公共施設等をクラウドファンディングの力で事業再生・新規活用を目指すもので、第一号の企画となります。今後も、あらゆるハコモノの活用に向けて準備を進めていきます。

【北海道北斗市】
北斗市の公共交通網形成計画の策定支援を行っており、各交通事業者・住民からのヒアリングを行っています。公共交通は乗客減少と本数減少のスパイラルにより、全国的にバス路線の多くが継続困難にありますが、一方で、病院や学校など個別に輸送を行っている面があります。これらを総合的に把握し、輸送手段の見える化を図り、最適な公共交通計画を作成していきます。

*一般社団法人「日本と世界をつなぐ会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:7期生水野)

【長野県軽井沢町】
朝比奈が未来共創アドバイザーを務める軽井沢町において、100年後の軽井沢を住民主体で描く軽井沢22世紀風土フォーラムについて、南地区のエリアデザインに関する会議を実施いたしました。
エリアデザインでは、軽井沢の特色ある各地区の中で5つのエリアにて、住民主体でどのようなまちづくりを行っていくのか継続的な検討・取組を行うもので、昨年度より新軽井沢・中軽井沢、今年度より旧軽井沢・追分にて検討がスタートしております。
同じく今期の立ち上げを予定している南地区においては、対象となる地域が広いこともあり、下発地・上発地・杉瓜それぞれの区長をはじめとした皆様とどのように立ち上げを図るかについて討議を行い、今後主軸となるメンバーの選出、立ち上げを目指していくことで合意致しました。南地区の立ち上げによって、当初計画をしていた5エリアでのエリアデザインが立ち上がることとなります。
100年後を想定した、実りの多い場となるよう、引き続き、ご支援をしてまいります。

【新潟県妙高市】
朝比奈が地域活性化アドバイザーを務める妙高市にて、妙高市役所・妙高市民・都市部事業者の3者が地域課題の解決に取り組む官民連携プログラム「みょうこうミライ会議」がこの8月スタートをしました。
8月4日(火)には、事前の顔合わせとしてオンライン会議の形式にて、プレキックオフ会議を開催し、妙高市入村市長によるご挨拶、アドバイザーを務める朝比奈による挨拶を皮切りに、参加者による議論がスタート致しました。今回のみょうこうミライ会議では、「地域交通」「人の流れの創出」の2テーマについて、検討を進めていきます。プレキックオフ会議ののち、各チームでは自主的にオンラインでの打ち合わせがそれぞれ実施され、議論を進めていきました。
8月28日(金)には、都市部事業者含め参加者が一同に妙高市に集まり、キックオフ会議を実施しました。当日は、入村市長による改めてこの会議への期待をお話いただき、アドバイザーを務める朝比奈の挨拶を行い、各チームでのワークに進みました。実際に顔を合わせるのは初めての機会になりましたが、オンラインを通じて議論を重ねたこともあり、スムーズに議論を進めることができ、午後には妙高市内の視察やインタビューを行い、検討における多くのヒントを得ることができ、それぞれのチームが手ごたえを感じられる機会となりました。
今後は9月末中間報告、10月末の市長への最終プレゼンテーションに向けて、各チームがより実効性のある解決策を創出できるように引き続き、サポートをしてまいります。
参考:みょうこうミライ会議の推移をnoteで発信しています

【兵庫県】
弊会水野が、兵庫ニューメディア推進協議会からの依頼により、兵庫県下の自治体職員の方等に対する、RESASを活用した政策形成研修を行いました。
本研修は昨年度に引き続き依頼をいただき、密を避ける等万全の体制での研修実施となりました。昨年度の内容から、より実践的にRESASを活用した政策形成を体験いただけるように、また密を避ける観点でも、個人でのワークと発表、フィードバックの比重を大きくすることで、参加者の皆様がそれぞれひととおり政策を生み出すところまでを体感いただけたのではと思います。
自治体を取り巻く環境が大きく変わる中、より早く、事実に基づいた政策形成の必要性が高まっていますが、日々バージョンアップされ、使いやすさも高まるRESASを上手く活用いただければと思います。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
3.青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<8月の実績>

・8/2~3 言論プラットフォーム「アゴラ」にて朝比奈の論考が掲載
・8/23  共同通信にて朝比奈のインタビュー記事が掲載
・8/24  JBpressにて朝比奈の記事が掲載
・8/26  BS日テレ「深層NEWS」に朝比奈が出演

<2020年9月の予定>
・9/上旬 言論プラットフォーム「アゴラ」にて朝比奈の論考が掲載予定
・9/中旬 JBpressにて朝比奈の論考が掲載予定

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
4.編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

丁度このメルマガの原稿を作成していた時間に、
「安倍首相が辞任の意向」という速報が舞い込んできました。

第1次政権とあわせた通算の在任期間は去年11月に憲政史上最長
今月24日には、連続の在任期間も2799日となり、歴代最長。
(昨年11月の通算の在任期間が憲政史上最長になった際には
朝比奈が深層NEWSの番組に出演していたこともあり、私も色濃く覚えております。)

今後、どうなっていくのか。
(朝比奈の論考もぜひご覧ください。)

いずれにしても「日本活性化」を掲げる青山社中は、
来る11月の10周年に向けてさらに加速してまいりたいと思っております。
引き続き皆さまのご支援・ご指導ご鞭撻の程よろしくお願いいたします。

2020年8月28日
BS日テレ「深層NEWS」に朝比奈が出演しました

8月26日(水)、
BS日テレ「深層NEWS」に朝比奈が出演しました。

「立憲福山幹事長に直撃 合流新党の政策と課題 政権交代の道筋とは?」をテーマに、
福山哲郎氏(立憲民主党幹事長)
とともに出演いたしました。

国民民主党が解党し、立憲民主党に合流し新党を結成。
合流新党の名称、規模、政策などのトピックに対し、
朝比奈が福山氏と激論を展開しました。


※「深層NEWS」を見逃してしまった方は、放送翌日から1週間、民放公式テレビポータルサイト「TVer」で無料でご覧いただけます
https://tver.jp/corner/f0056283

ぜひ、ご覧ください!

2020年8月24日
JBpressに朝比奈の論考が掲載

8月24日(月)、
JBpressに朝比奈の論考が掲載されました。 

“国民は痛み負うのに政党はなぜ政党助成金返上しない”
記事はこちら

ウィズ・コロナの状況が続く時代、
国民に痛みを伴う政策を受け入れてもらわなければならない時のために
政治という「体制」に対して痛みをもたらすべきである
(具体的には「政党交付金の辞退」である)と
朝比奈が持論を展開しております。

ぜひご一読ください!

2020年8月24日
共同通信にて朝比奈のインタビュー記事が掲載

8月23日(日)、
朝比奈がインタビューされた内容が共同通信に掲載されました。

コロナで世の中が変わりつつある中でもなお、国会改革が停滞している中、
朝比奈がいくつか打開策を述べております。

“【インタビュー】国会改革、若手は覚悟示せ 影の内閣で討論に迫力を”

2020年8月19日
【プレスリリース】2020年度青山社中リーダーシップ・公共政策学校”を10月より開講

ウィズ/アフターコロナ時代の“社会を動かし、社会課題を解決する” 政策人材の育成を目指す“2020年度青山社中リーダーシップ・公共政策学校”を10月より開講
https://aoyamashachu.com/aslg

青山社中株式会社は、2020年10月より、ウィズ/アフターコロナ時代の“社会を動かし、社会課題を解決する”政策人材の育成を目指す「2020年度 青山社中リーダーシップ・公共政策学校」を開講いたします。

今年度は、昨今の新型コロナウイルス感染症拡大による状況も考慮し、より多くの方にご受講いただけるようオンライン配信も新たに開設、さらに早割・復習割もご用意いたしました。

2020年度 青山社中リーダーシップ・公共政策学校 概要
■時間:各回19:30~21:30(基本水曜19:30~、一部木曜開催あり)
■実施形式:
1.リアル会場:青山社中会議室(東京都港区南青山2-19-3 サザンキャッスルビル2F)
2.オンライン
※リアルとオンラインを同時に開催いたします。
※一部の講座はオンラインでのみ開催いたします。
■受講料:1. 入学金:1万円(税込)
 2. 1講座あたりの受講料:5万円(税込)
※5講座以上ご受講された方は受講料 2割引(5講座:25万円→20万円、6講座:30万円→24万円 ※それぞれ税込)
※早割:9月16日(水)までにお申し込みいただいた場合は、1万円(税込)割引
※復習割:以前受講された講座と、担当講師が同じ講座を受けられる方は、2万円(税込、3万円割引)。ただし、早割と復習割との併用不可
※新型コロナウイルス感染症の拡大状況により、実施形式を急遽変更する場合がございます。予めご了承ください。
■申込:https://aoyamashachu.com/project/education/leader_extension/leader_ext-entry

説明会のご案内
「青山社中リーダーシップ・公共政策学校」校長の朝比奈(リーダーシップ担当)が登壇する説明会を2回実施します。
※両日ともに同じ内容となります。どちらかご都合の合う日程をお選びください。

■説明会開催日時:
1.2020年 8月25日(火) 19:00~20:30
2.2020年 9月12日(土) 14:30~16:00
■開催形式:オンライン
■説明会お申込はこちら

▼詳細はこちら
https://aoyamashachu.com/aslg

▼詳細(プレスリリース)はこちら
20200819_配信版【プレスリリース】2020年度青山社中リーダーシップ・公共政策学校開講
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000031317.html


▼画像はこちら

2020ASLG_PRTOP
講師・講座内容
講義イメージ  

2020年8月14日
朝比奈が地域活性アドバイザーを務める妙高市「みょうこうミライ会議」のプレキックオフ会議を開催

8月4日(火)、
朝比奈が地域活性化アドバイザーを務める新潟県妙高市にて、地域課題を「真の官民連携で解決」する取り組み、「みょうこうミライ会議」のプレキックオフ会議がオンラインで行われました。

本会議は、
1)人の呼び込み 2)交通 という2つのテーマを軸に、市役所職員、地元交通事業者などのを含めた市民、首都圏の民間企業関係者がオンラインやリアル合宿を通じて
政策を練り上げるというものです。

青山社中スタッフも事務局としてお手伝いしておりますが、
当日は妙高市長にもご挨拶いただき、無事開催するに至りました。

なお、首都圏の民間企業関係者については、
ワーナーミュージック・ジャパン
・日本マイクロソフト
・カヤック
・ダイハツ工業
・NearMe
などの企業に参加いただいております。

ぜひ、今後にご期待ください!

2020年8月4日
アゴラに朝比奈の論考が掲載

8月2日(日)~8月3日(月)の連続で、
言論プラットフォーム「アゴラ」に朝比奈の論考が掲載されました。 
——————————————————
“「上流」の時代(上)”
記事はこちら
“「上流」の時代(下)”
記事はこちら
——————————————————
コロナ、内閣府が発表した景気拡大についての報道、
日本の現状の課題を多角的に分析し指摘したうえで、
「発想・構想が重要な『上流の時代』が到来していると述べています。

ぜひご一読ください!

2020年8月4日
7/29(水)青山社中フォーラムVol.50にて三重県 鈴木英敬知事がご登壇

7月29日(水)、
記念すべき50回を迎える「青山社中フォーラム」で、
全国知事会地方創生対策本部長、三重県 鈴木 英敬知事をお招きし、
「地方創生のキーファクターは”一極集中リスクの軽減” 
   ~コロナ対応の「みえモデル」から考える~」をテーマにご講演いただきました。

今回は会の冒頭で小泉環境大臣もオンラインでご祝辞をいただき、
官民の橋渡し役として広くネットワークを持つ
青山社中や朝比奈への期待や激励のメッセージを頂戴しました。

また鈴木知事のご講話は、
全国告知事会 地方創生対策本部 本部長としてのお話、
そしてコロナによる”命”と” 経済”の両立をめざす「みえモデル」についてのお話をはじめ、
現場で、そして最前線で官民一体となって取り組む
具体的な事例などを織り交ぜていただいたことで、
本当に1時間と思えないほど内容の濃いものでした。

参加者の皆さまからもご紹介しきれない程多くのご質問をいただいたほか、
事後アンケートでは、
「知事のお話が素晴らしく、現実的かつ創造的で未来に期待が持てた」
「コロナ対策、市・町長及び民間との日頃からの関係づくりの実行力に驚かされた」
など、様々な熱のあるご感想が寄せられました。

今回のフォーラムは、当初リアルとオンラインの実施予定でしたが、
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、急遽オンライン開催のみに。
ご理解をいただきたきました皆さまにこの場を借りて御礼申し上げます。

2020年7月31日
青山社中メールマガジンvol.116 「上流」の時代

………. [もくじ]…………………….………………………………………………………………………
朝比奈一郎の論考「『上流』の時代」
1. トピックス
  - ウィズ・アフターコロナ時代の分散化社会・首都機能移転などを考える「青山社中フォーラムVol.50」を開催
  - 青山社中リーダーシップ・公共政策学校を2020年度も開講!
  - 朝比奈が「政策起業家シンポジウム」に登壇
  - 青山社中がマニフェスト・選挙支援を行った北区の山田加奈子氏が、東京都議会議員補欠選挙にて当選
  - 第1回川崎市産業振興協議会 中小企業活性化専門部会に朝比奈がアドバイザーとして参加
  - NewsPicksにて朝比奈がインタビューされた記事が掲載
  - ぬまた起業塾の開講式を実施
  - リーダー塾合同クラスで齋藤健衆議院議員がご講演
  - JBpressに” コロナで判明、日本の行政が抱える「致命的弱点」”のタイトルで朝比奈の論考が掲載
  - FNNプライムオンラインにて朝比奈のインタビュー記事が掲載
  - 青山社中後援隊の集いを開催
  - 朝比奈が鎌倉市長と意見交換&カヤック柳澤氏主宰の「地域資本主義」のオンラインサロンにて対談
  - BBTch番組にアートソムリエ山本冬彦氏が出演
  - アゴラに朝比奈の論考が掲載
2.青山社中リーダー塾通信
  - 青山社中リーダー塾/教育・コミュニティ構築 事務局より
  - NPO法人「地域から国を変える会」より(北海道北斗市、新潟県三条市)
  - 一般社団法人「日本と世界をつなぐ会」より(長野県軽井沢町、新潟県妙高市)
3.青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ
4.編集後記
…………………………………………………………………………………………………………………..

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1. 朝比奈論考
「『上流』の時代」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

コロナの猛威が止らない。

もちろん、激増しつつある世界・国内の感染者の動向も心配ではあるが(東京はついに本日※、感染者数が463人/日に)、感染者数は検査数を増やせば増加するのはある意味当然でもあり、個人的には、とりわけ経済の先行きを心配している。
※7/31時点

アメリカ商務省の発表では、4~6月のGDPは何と前期比で32.9%も減少したとのことだ。内閣府によれば、日本の2020年度のGDP成長率の見通しは、マイナス4.5%とはじいているが、直観的には甘い気もする。

ワクチン開発のニュースも色々と飛び込んでは来るが、このままコロナの猛威がしばらくは止らないとなると、本格的な経済活動の再開は望めない。一方で、1人10万円の特別定額給付金や、中小事業者等向けの持続化給付金など、既に大盤振る舞いをしている国家財政、各地の財政はひっ迫してきており、カンフル剤もいつまでも打ち続けられない。

先日、災害復興活動等の専門家である知人の藤沢烈氏(RCF代表)に興味深い話を聞いたが、震災や豪雨などの復旧・復興に際しては、初期段階で援助をドバーッと出しすぎて、後で息切れしてしまい、肝心な復興が進まなくなるパターンがあるとのことだ。持続性を意識して、「上流」の段階で工夫・コントロールすることが死活的に重要だとのことだが、今回のコロナ騒動を災害ととらえると、同じ轍を踏みかねないという懸念をしている。

<<<

昨日、内閣府が、2012年12月から続いた景気の拡大局面は2018年10月まで続き、戦後2番目の長さの71か月間であったと発表した。最長は、2002年から08年までの「いざなみ景気」(73か月間)だそうだが、戦後1番目と2番目の長さの景気拡大局面が21世紀に入ってからと言われても、正直ピンとこない。実際、岩戸景気(1958年~)やいざなぎ景気(1965年~)は、それぞれ、成長率が11%台だったのに対し、いざなみ景気や今回の景気拡大は、長さだけが取り柄で、共に成長率は1%台だ。

振り返ってみれば、私が大学に入り、経済産業省に入省した1990年代から、本質的な意味で、経済が上向きだった時期というのは無かったような気がする。90年代は、バブル崩壊後の後遺症で「失われた10年」と呼ばれ、当時としてはかなりの財政出動(需要創出)を行ったが、効果は小さかった。その後、2000年代に入るとサプライサイド改革(供給側の改革)が行われ、過剰雇用・過剰債務・過剰設備のリストラが図られたが、これまた、効果はあまり大きくなかったのが実感だ。リーマンショックなどを経て、アベノミクスで金融緩和をかなり本格的にやり、経済を「ふかした」が、コロナ危機を迎えて感じるのは、日本の経済の基礎体力が強くなっていたわけではなく、限界が露呈してきたという感じだ。

気がついて見れば、コロナ危機を迎えて、唯一という感じで伸びている「非接触型ビジネス」(IT系のビジネスを展開する企業など)を見ても、世界を席巻している日本企業というのはほぼ見当たらない。平成元年に、時価総額ランキングで世界のトップ50社のうち35社を占めていた日本企業勢の往時の面影はなく、現在は、46位にかろうじてトヨタ一社が顔を出しているだけだ。

その日本が得意としていた「ものづくり」、特にその最後の砦ともいえる自動車に関しても、コロナ危機下の需要消滅による製造業一般の苦境とは別に、構造的に苦しいことになってきている。つまり、日本が得意だと言われてきた「ゲーム」の形が変わってきてしまっているのだ。

例えば日本には様々な種類の中小企業の集積があり、優れた職人が多いため、アイディアを容易に具体化する(試作品を作る)ことが得手とされていたが、いわゆるバーチャル・エンジニアリングの時代になると、データさえあれば、練達の職人や企業間協力を得なくても3Dプリンタその他ですぐに試作品が出来てしまう。極端な場合、試作せずとも、データ上でその当為が判断されることになる。現に、欧州などでは自動車の走行テストをインターネット上のテストコース(石畳の道、砂の道などがウェブ上で選べる)でやり、認証を受けるケースが出て来ているそうだ。(内田孝尚『バーチャル・エンジニアリング1・2』、経済産業省『2020年版ものづくり白書』など)

もちろん、まだ、素材産業や工作機械など、日本が世界的に見て優位に立っている分野もないわけではないが、大きなトレンドとしては、製造業全体が、減退傾向にあると認めざるを得ないと思う。情報化・データ社会の到来により、ものづくり・製造業の勝負ですら、実際に製造する段階から、どんどん上流の方、即ち企画・設計の方に加速度的にシフトしてきている。クリエイティブで、かつ、ある程度現実的な発想・構想が重要な「上流の時代」が到来してしまったと言える。

<<<

では、上流の時代を分ける鍵は何か。言うまでもないが、これは人材(人財)に他ならない。発想・構想に基づいて企画・設計をする上流部分は、様々な分野において、まだかなりの程度、人間がやらなければならないからだ。

先述のとおり、特に最近、この流れが加速していることは間違いないが、実は、本質的には昔から変化していないとも言える。日本企業が世界に燦然と輝いていた時代、各国を席巻していたソニーの製品やホンダの自動車は優秀な職人によるものづくりの結晶ではあるが、特に、発想や構想に優れていたことが実は本質であるとも言える。トヨタが今でも世界で強いのは、「ハイブリッド」などの発想・構想に基づく企画・設計力が大きい。

羽のない扇風機(ダイソン)や、人手の要らない掃除機(ルンバ)や、小型の飛行物体(ドローン)で日本企業が出遅れてしまったのは、技術的に作れなかったわけではなく、発想・構想に基づく企画・設計力が足りなかった結果である。

それではなぜ、一時期は世界の憧れの対象だった日本からそうしたユニークな発想・構想、それに基づく企画・設計力が消えてしまったのか。乱暴にまとめれば、人間力が落ちているからだ。教育がなっていないからだ。正解を作るのではなく、与えらえた選択肢の中から正解を探す教育ばかりが跋扈してしまい(学校教育だけでなく、家庭教育や大企業等での社員教育も同様だ)、同時に、発想や構想を実現するために様々な困難を突破する打たれ強さ・辛抱強さの大切さも教えられることは稀になって来ている。「優しい時代」「合理主義の時代」の波の間で、泡となって消えつつある。

学校教育・家庭教育・企業教育のいずれの局面においても、「上流段階」、すなわち、「鉄は熱いうちに打て」ではないが、最初に、こうした構想・発想の大切さ、企画・設計をして実現に向けてやり抜くだけの強さ、を教えなければならない。否、教えて伝わるものではなく、親や先生や先輩や上司が、背中を見せなければならない。

私が個人的に大注目している、起業家論で有名なサラス・サラスバシー教授(バージニア大)によれば、目標や結果から逆算していくようなバックフォワード的発想(コーゼーション)より、自分は誰で、何を持っていて、誰を知っているかと言うリソース(持てる資源)をベースに、結果を作っている「エフェクチュエーション」的発想・行動こそが、起業を成功させる鍵だとのことだ。自分の持てる武器を確かに認識しつつ、夢のため、或いは大義のため、見えない世界に飛び込んで挑戦する勇気。我が国の人材が失ってしまった気風はこれに尽きるであろう。

当たり前だが、上流というのは結果から最も遠い段階の話であり、結果が見えないから怖い段階とも言えるが、逆に、自由に泳ぐ余地が大きいので面白い段階でもある。こうした荒波に乗り出せる人財が少なければ社会が衰退するのは自明である。逆説的だが、リスクを取らずに安全に生き永らえようとする機運に満ち満ちている限り、当該社会が厳しい世界で正当に生存できる可能性は減退する。

大きなトレンドとしても、短期的なコロナ危機を見ても、本格的な「上流」の時代の到来を感じざるを得ない。今こそ、私が日頃説いている「始動力(=リーダーシップ)」が求められていると言えよう。
 

筆頭代表CEO
朝比奈 一郎

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2.トピックス
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<1> ウィズ・アフターコロナ時代の分散化社会・首都機能移転などを考える「青山社中フォーラムVol.50」を開催

7月29日(水)、
記念すべき50回を迎える「青山社中フォーラム」で、
全国知事会地方創生対策本部長、三重県 鈴木 英敬知事をお招きし、
「地方創生のキーファクターは”一極集中リスクの軽減” 
   ~コロナ対応の「みえモデル」から考える~」をテーマにご講演いただきました。

今回は会の冒頭で小泉環境大臣もオンラインでご祝辞をいただき、
官民の橋渡し役として広くネットワークを持つ
青山社中や朝比奈への期待や激励のメッセージを頂戴しました。

また鈴木知事のご講話は、
全国告知事会 地方創生対策本部 本部長としてのお話、
そしてコロナによる”命”と” 経済”の両立をめざす「みえモデル」についてのお話をはじめ、
現場で、そして最前線で官民一体となって取り組む具体的な事例などを織り交ぜていただいたことで、
本当に1時間と思えないほど内容の濃いものでした。

また、終盤には
参加者の皆さまから時間を上回る数多くのご質問をいただいたほか
朝比奈とも対談をさせていただきました。

青山社中では今後もウィズコロナ時代でも学びを最適な形でご提供できるように、
尽力してまいります。

<2> 青山社中リーダーシップ・公共政策学校を2020年度も開講!
9年目を迎える青山社中リーダーシップ・公共政策学校を今年も開講することが決定いたしました。

▼青山社中リーダーシップ・公共政策学校実施とは
青山社中リーダーシップ・公共政策学校(Aoyamashachu School of Leadership and Government、ASLG)は、
パブリック・リーダーを育成することを目的とし、
「リーダーシップ」と「政策」の両方を学ぶことをコンセプトにした公共政策学校です。

今年度は、「豪華講師陣によるコロナ下での最新情報と議論」
「オンライン(リアルタイム)配信によるインタラクティブな授業」
「官民横断しての率直なコミュニケーションの場」をご提供できるよう、
現在準備をすすめております。

オンライン説明会(8/25)はこちら

ぜひ、ご参加ください!

<3> 朝比奈が「政策起業家シンポジウム」に登壇
政・官・民・学・NGO/NPO 等が垣根を越えて社会課題解決のため真剣に政策過程と向き合い、
重要な役割を担う「政策起業家」の議論の場として立ち上がった
PEP(政策起業家プラットフォーム)。

7月15日(水)、
朝比奈がその設立記念の「政策起業家シンポジウム」にモデレータ、パネラーとして登壇しました。

当日は平日の日中にもかかわらず、
800名以上の方が参加申し込みをされたことや、
議論もかなり白熱したものが多く、
朝比奈も「日頃からのネットワーク形成や実現のための目測力が大事」と
「改めての気づき」をコメントしております。

<4> 青山社中がマニフェスト・選挙支援を行った北区の山田加奈子氏が、東京都議会議員補欠選挙にて当選
7月5日(日)投開票の東京都議会議員補欠選挙に挑んだ北区の山田加奈子区議(当時)を、
青山社中が2020年1月からマニフェスト・政策支援を行い、
告示期間を含めて全面的に支援しました。

山田加奈子氏は52,225票を獲得し、次点に16,010票差をつけて当選しました。

<5> 第1回川崎市産業振興協議会 中小企業活性化専門部会に朝比奈がアドバイザーとして参加
7月7日(火)、
朝比奈が経済活性アドバイザーを務める神奈川県川崎市にて、
今年度第1回の「川崎市産業振興協議会 中小企業活性化専門部会」に朝比奈がアドバイザーとして参加しました。

川崎市中小企業活性化条例に基づく令和元年度施策の検証について」や
「今年度施策の検証の進め方について」、
など、新型コロナウイルス感染症の話題にも触れながら闊達な議論がなされました。

<6> NewsPicksにて朝比奈がインタビューされた記事が掲載
7月8日(水)、
「コロナ下の首都機能移転」という特集で
朝比奈がインタビューされた内容がNewsPicksに掲載されました。

コロナというピンチを首都機能移転という打ち手で、
地方創生、景気浮揚、本格的デジタル化推進、そしてもちろんリスク分散と、
様々な文脈で意義があると朝比奈も考え、同記事内で首都機能移転論の記事タイトルが掲載されております。

“【スピード解説】あなたはどう思う?コロナ時代の首都移転論”
記事はこちら
※会員登録すると記事全文がご覧いただけます
※首都機能移転の論考はこちら

<7> ぬまた起業塾の開講式を実施
群馬県沼田市での起業を「オール沼田」の体制で支援する
「ぬまた起業塾」の第6期がスタートし、
2020年7月4日(土)に開講式が行われました。

今年度は様々な夢を抱く13名の方が新たに入塾されました。

また、開講式にて受講生に対し、
起業塾会長である横山沼田市長からはご講話を、そして起業塾の塾頭として朝比奈が講演を行いました。

詳細はこちら

<8> リーダー塾合同クラスで齋藤健衆議院議員がご講演
7月11日(土)、
様々な年度の塾生が集まってゲストや塾生の話を聞く、
リーダー塾合同クラス(期を越えてリーダー塾生が集まる会)を
オンラインも併用する形式で開催されました。

今回はゲストとして齋藤健衆議院議員(元農林水産大臣)をお招きし、
今必要な経済政策についてのお話、
日米地位協定の現実、
日本史を戦時や原敬政権、
そして農林部会長から当選3回で農水大臣まで上りつめた背景など
大変濃いお話をいただきました。

詳細はこちらと下記もご覧ください。

<9> JBpressに”コロナで判明、日本の行政が抱える「致命的弱点」”のタイトルで朝比奈の論考が掲載
7月20日(月)、
JBpressに朝比奈の論考が掲載されました。

続化給付金を切り口に、
行政のデジタル化は、利便性だけの問題ではなく、
コストや公正性などを含む行革全体の問題だということを
朝比奈が強調して論じております。

“コロナで判明、日本の行政が抱える「致命的弱点」”
記事はこちら

<10> FNNプライムオンラインにて朝比奈のインタビュー記事が掲載
7月23日(木)、30日(木)と2週連続で
FNNプライムオンラインに
朝比奈がインタビューされた記事が掲載されました。

▼7月23日(木)
“「生きながら人生の墓場、国会閉幕は奴隷解放」霞が関はなぜ疲弊・劣化するか”
記事はこちら

霞が関の働き方に関して、
対国会との関係や、デジタル化について朝比奈が言及しております。
また、BCG様との業務提携にも触れていただいております。

▼7月30日(木)
“「内閣人事局でサラリーマン化」「定年延長で割食う若手」霞が関で劣化・疲弊する官僚たち”
記事はこちら

霞が関の人事システム、内閣人事局擁護論などを朝比奈が持論を展開しております。
また、8月から新潟県妙高市で開催される「みょうこうミライ会議」にも触れていただいております。

<11> 青山社中後援隊の集いを開催
新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、
延期になっておりました「後援隊の集い」をオンラインとオフラインで同時開催しました。
ウィズコロナ時代の分析と日本をテーマに、
朝比奈が考える日本のコロナ対応の評価や今後の課題、そして青山社中の近況をお話いたしました。

※「青山社中後援隊」とは
青山社中の理念・事業に賛同し、活動を後援頂ける方々による会員組織です。
会員の方には、講演会・シンポジウムなどへの優先参加、
会員同士の交流会の開催など、各種特典をご用意しております(詳細はこちら

<12> 朝比奈が鎌倉市長と意見交換&カヤック柳澤氏主宰の「地域資本主義」のオンラインサロンにて対談
7月15日(水)、
カヤック柳澤氏が主宰するオンラインサロン「地域資本主義サロン」に朝比奈が出演し、
柳澤氏と対談いたしました。
また鎌倉市参与も務めておられる加治氏や、カヤック社のメンバーとともに闊達な議論がなされました。

7月16日(木)には、鎌倉市の松尾市長を訪問し、市長より
単なる観光地から「学びの場」としての鎌倉を目指されていることや、
ロードプライシングなど、賛否両論ある政策を積極的に進められていることなどのお話をいただきました。

<13> BBTch番組にアートソムリエ山本冬彦氏が出演
朝比奈が講師を務めるビジネスブレークスルーチャンネルの講義
「社会変革型リーダーの構想力」のゲストとして、
アートソムリエ山本冬彦氏をお招きし、講義を収録しました。

本講義は2020年8月26日(水)に配信を予定しております。

ご視聴はこちら

<14> アゴラに朝比奈の論考が掲載
7月1日(水)~7月3日(金)の連続で、
言論プラットフォーム「アゴラ」に朝比奈の論考が掲載されました。
——————————————————
“連載1 コロナとアメリカ ~ 急速な崩壊と希望”
記事はこちら
“連載2 コロナと日本 ~緩慢な崩壊と希望”
記事はこちら
“連載3 日本の起死回生の一打~新都(メガ首都圏)構想~”
記事はこちら
——————————————————
コロナとアメリカ、
コロナと日本の現状を分析した上で、
「日本の起死回生の一打 ~新都(メガ首都圏)構想~」について、
具体的な事例を挙げながら、朝比奈が私見を述べております。

ぜひご覧ください。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
4. 青山社中リーダー塾通信
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
*青山社中リーダー塾/教育・コミュニティ構築事業 (担当:4期生村上)

【青山社中リーダー塾合同クラス】
7月11日(土)、青山社中リーダー塾の合同クラスを行いました。

合同クラスは、現在座学編を受けている10期生のみならず、すべてのリーダー塾生・卒塾生が受けることができ、期を超えたつながりができる場でもあります。今回は、コロナ禍を鑑み、人数を少人数に限定した上でのリアルと、オンラインとで行いました。

まず、リーダー塾生2名がそれぞれ、国会議員秘書の役割や実態についてと、東アジアの今後30年の政治情勢について、ご発表いただきました。それぞれ、普段のお仕事に基づく深い知見を、わかりやすくお話いただき、関連のない人にもまたその通の人にも、面白い内容で、大変聴きごたえがありました。

その後、齋藤健衆議院議員にお越しいただき、1時間ご講演・1時間質疑応答で計2時間お話いただきました。
今必要な経済政策についてのお話、日米地位協定の現実、日本史を戦時や原敬政権、そして農林部会長から当選3回で農水大臣になられた背景など、大変濃いお話をいただきました。

私個人としては、政治的に困難な政策でも、論理的思考と貫徹する意思の強さとの両輪で、やりきられる様と、故事を引いたご自身の思いから伝わる懐の深さに感銘を受けました

質疑応答も白熱し、当初の予定時間を大幅にオーバーして質問に答えてくださった齋藤先生には、改めて感謝申し上げます。

【後援隊通信】
7月3日(金)、春から延期となっていた後援隊の集いを行いました。青山社中をいつも応援してくださっている後援隊の方に、リアル・オンラインそれぞれにお集まりいただき、朝比奈から、「アフター/ウィズコロナ時代の日本」に関する分析をご紹介しました。
皆様、闊達に議論いただき、弊社がこのような方々に支えられていることを感謝する夕べとなりました。

*NPO法人「地域から国を変える会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:1期生大山)

【北海道北斗市】
北斗市の公共交通網形成計画の策定支援を行うこととなりました。地方の交通経営が厳しい昨今、地域ごとの課題解決に呼応した交通サービスを提供するべく、同計画が全国各地で作られています。北斗市は、北海道新幹線・新函館北斗駅を有しており、観光・経済面で北海道の玄関口としての優位性を活用する策や、いわゆる交通空白地域対策(雪国であるので単なる過疎地対策という視点だけでは難しい)を検討していきます。

【新潟県三条市】
2020年度の職業訓練施設・しただ塾は、11月開講することとなりました。コロナ渦の社会状況の中、地方転職・地方移住が今一度脚光を浴びており、人口減少対策という面だけではなく、生き方・働き方・日本人の暮らし方を考え直す契機にあります。しただ塾は、いわば地方転職のお試し版として、約3ヵ月間、三条市下田地域で地域観光資源の発掘・活用方法を学びつつ、自分のキャリアを見つめ直す時間として有用です。
[しただ塾HP]はこちら
2020年度募集要項は、決定次第、改めてこちらにアドレス掲載します。

*一般社団法人「日本と世界をつなぐ会」(リーダー塾生が立ち上げた団体です。事務局長:7期生水野)

【長野県軽井沢町】
朝比奈が未来共創アドバイザーを務める軽井沢町において、100年後の軽井沢を住民主体で描く軽井沢22世紀風土フォーラムについて、エリアデザインの運営会議が開催されました。
エリアデザインでは、軽井沢の特色ある各地区の中で5つのエリアにて、住民主体でどのようなまちづくりを行っていくのか継続的な検討・取組を行うもので、多くの住民が参加して議論を行う地域会議と地域会議に向けた準備・検討を行う運営会議で構成されています。
7月には、昨年度から検討が開始されている新軽井沢・中軽井沢の運営会議が開催されるとともに、今年度より新たに立ち上がる、追分・旧軽井沢の2地区にて第1回の運営会議が開催されました。
新軽井沢・中軽井沢では、コロナ禍を踏まえてオフラインの会議ではなく、オンラインも含めた多様な地域会議開催の在り方を含め議論がなされるとともに、追分・旧軽井沢では、運営会議を先導するファシリテーターの選出及び、第一回地域会議開催に向けた進め方について議論がなされました。
新型コロナの感染者が各地で増加する中、長期視点で各地区の特色を活かしながらどのようにまちづくりに取り組んでいくか、これまでの概念に縛られない方法も含めて、議論のサポートを行ってまいります。

【新潟県妙高市】
朝比奈が地域活性化アドバイザーを務める妙高市にて、妙高市役所・妙高市民・都市部事業者の3者が地域課題の解決に取り組む官民連携プログラム「みょうこうミライ会議」について引き続き検討を進めてまいりました。
みょうこうミライ会議では、3者が協働して「地域交通」「人の流れの創出」の2テーマについて、2か月強の期間で解決策を検討し、最終的には妙高市入村市長へ提案を行います。来月8月4日(火)にはプレキックオフミーティングが予定されており、妙高市・都市部事業者それぞれの参加者がオンラインで顔合わせを行い、検討のスタートが切られることになります。みょうこうミライ会議では、研修でもイベントでもなく、3者が本質的な議論に取り組んでこれまでの延長線上にはない解決策の創出にチャレンジすることになります。
妙高市の地域課題の解決に繋がるプログラムとすることとともに、参加者が手ごたえを感じることができるものにしていくべく、弊社も引き続きご支援を行ってまいります。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
5.青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<7月の実績>

・7/1~3 言論プラットフォーム「アゴラ」にて朝比奈の論考が掲載
・7/13  NewsPicksにて朝比奈がインタビューされた記事が掲載
・7/15  朝比奈が「政策起業家シンポジウム」に登壇
・7/20  JBpressにて朝比奈の記事が掲載
・7/23  FNNプライムオンラインにて朝比奈のインタビュー記事が掲載
・7/30  FNNプライムオンラインにて朝比奈のインタビュー記事が掲載

<2020年8月の予定>
・8/上旬   言論プラットフォーム「アゴラ」にて朝比奈の論考が掲載予定
・8/中旬 JBpressにて朝比奈の論考が掲載予定

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
6.編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

*******************************************************
このたびの九州地方を中心とした豪雨により、
被害に遭われた皆さまに、心よりお見舞い申し上げますとともに、
被災地の一日も早い復旧を、心よりお祈りいたします。
*******************************************************

2020年7月。
予定通りであれば日本で最も「熱い夏」になるはずだった連休も
コロナ下という不安を抱えながら
どちらかといえばいつもよりも静かに通り過ぎ、
せめて早く梅雨明けしてほしいと願う今日この頃です。(配信当時、関東)

私個人としてはこのような状況の中で
1年の残りの半分をどう過ごすか、そして感染症とどう向き合っていくか。
より考えを深める機会を多くいただいた7月でした。

季節の変わり目という時節柄もありますし、
皆さまもお身体ご自愛ください。

2020年7月30日
FNNプライムオンラインにて朝比奈のインタビュー記事が掲載

7月30日(木)、
FNNプライムオンライン
朝比奈のインタビューされた記事が掲載されました。

“「内閣人事局でサラリーマン化」「定年延長で割食う若手」霞が関で劣化・疲弊する官僚たち”
記事はこちら

霞が関の人事システム、内閣人事局擁護論などを朝比奈が持論を展開しております。

ぜひ、ご覧ください!

2020年7月27日
「青山社中フォーラムvol.50」オンライン配信のみの実施に変更のお知らせ

【オンライン配信あり】三重県 鈴木英敬知事がご登壇!ウィズ・アフターコロナ時代の分散化社会・首都機能移転などを考える「青山社中フォーラムVol.50」は、

新型コロナウイルスの感染拡大による影響を鑑み、
「オンラインでのリアルタイム配信のみでの実施」に
に変更させていただくことになりました。

ご参加の皆さまにはご視聴URLをメールにてお送りしております。
お問い合わせは下記か、イベントページフォームよりお願いいたします。

▼お問合せはこちら
———————————————————–
TEL:03-5474-8995 
E-mail:office@aoyamashachu.com
———————————————————–

2020年7月23日
FNNプライムオンラインにて朝比奈のインタビュー記事が掲載

7月23日(木)、
FNNプライムオンライン
朝比奈のインタビューされた記事が掲載されました。
先日発表した、BCG様との業務提携にも触れていただいております。

“「生きながら人生の墓場、国会閉幕は奴隷解放」霞が関はなぜ疲弊・劣化するか”
記事はこちら

霞が関の働き方に関して、
対国会との関係や、デジタル化について朝比奈が言及しております。

ぜひ、ご覧ください!

2020年7月20日
JBpressに朝比奈の論考が掲載

7月20日(月)、
JBpressに朝比奈の論考が掲載されました。 

“コロナで判明、日本の行政が抱える「致命的弱点」”
記事はこちら

持続化給付金を切り口に、
行政のデジタル化は、利便性だけの問題ではなく、
コストや公正性などを含む行革全体の問題だということを
朝比奈が強調して論じております。

ぜひご一読ください!

1 2 3 4 5 32