メールマガジン

Vol.46 韓国に想う

◆◇◆◇◆◇◆ 青山社中メールマガジンVol.46 ◆◇◆◇◆◇◆

                   韓国に想う

 昨日の日経新聞によれば、内閣支持率の変化的には、早くも内閣改造効果は薄れつつあるとのことだが、思いのほか改造効果は高かった、というのが私の感想である。

 世間では、高市総務大臣、小渕経済産業大臣や稲田政調会長といった女性の活用が大きく注目された。「ウーマノミクス」的観点からは大いに意味がある人事ではあるが、「改革が進むかどうか」という観点からは、あまり性差は関係ないと思う。

 そんな中、個人的には、岩盤規制の最右翼とも言うべき厚生労働行政のトップに、緻密で突破力もある塩崎恭久氏が就任したこと、また、改革推進の鍵とも言うべき国家戦略特区を、石破茂大臣、平将明副大臣、小泉進次郎政務官という、これまた緻密で突破力のあるラインが担当することになり、そこに伊藤達也補佐官が加わることになったこと、などが興味深いと感じた。

 また、外交面では、菅官房長官や岸田外相の留任と、党人事ではあるが谷垣幹事長や二階総務会長の就任も注目される。先述の日経新聞の調査結果で示された傾向、即ち、中韓との首脳会談を早く開くべきだと民意については、国益増進のための外交カード的には、必ずしもいい話ではないと思うが(相手に足元を見られる恐れ)、同時に、感情的にはわかる気がする。

 会談実現のためにカードを何か切れ、ということではなく、一般論として、首脳同士が会談すらしない、というのは異常事態であるので、それを何とか打開できないものか、という国民的な想いの表れであろう。公明党との太い信頼関係があるとされる谷垣氏や、中韓にネットワークのある二階氏のパイプなどに期待する向きは多い。

 そんな中、武井俊輔衆院議員をはじめ、大学時代に所属した弁論部関係の友人の議員3名(自民党2名、民主党1名)から、一緒に訪韓しないかと誘われた。私なりに理解した訪韓の趣旨が、1)生の声等から感じる日韓関係の実情調査、2)将来的なネットワーク作りに向けた可能性の模索、ということだったので、それは意味があると考え、先週、同行させてもらった。私の人脈も多少は役立てることができ、非常に有意義な訪韓となった。

(※ちなみに、時期はたまたま重なったが、仁川のアジア大会とは何の関係もなく、仁川には行ってもいない)

 これまで韓国を訪れたことは3~4回あったが、観光・ビジネスが主だったこともあり、日韓関係の実情、特に、歴史的な背景を韓国人たちがどう考えているか、ということを一次情報として理解し、感じることは実はあまりなかった。そんな中で、日韓議連の韓国側の国会議員、民間シンクタンクの日本研究センター長、国立外交院の院長、ソウル市立大の学生たち、アシアナ航空の社長など、様々な立場の人たちと率直に意見交換をしたことは思い出に残る経験だった。空き時間には、独立記念館、戦争記念館や西大門刑務所などを訪れ、実情を肌で知る貴重な体験をした。

 意見交換をした方々は、それぞれに洗練された人たちであったので、淡々と議論は進んだが、それでも、激論に近くなったこともあったし、また逆に、同じ目線で共感し合うこともあった。政治的に機微でもあり、中身の詳細は省くが、日韓間の懸案の短期的な解決が事実上困難な中、改めて感じたことは、互いが互いをとにかく良く知る事、そしてそのための、重層的なネットワークを構築することの重要性であった。私の立場でできることは限られているが、逆に、公務員という立場を離れているが故に動けることもある。早速に行動に移しているところである。

(※「日中関係が改善すれば、韓国は自然について来る」、という見方もあり、私も一定程度理解はするが、詳述は紙幅の関係で避けるが、日中関係と日韓関係の懸案の本質は、私は別のところにあると感じており、一緒くたに捉えるのは長期的には適切ではないと感じている。)

 結論的には、訪韓前から抱いていた複雑な思いをより深めて帰国し、凡庸ではあるが極めて重要な解決策である「交流深化の重要性」を一層痛感したわけではあるが、本論の最後に、そうした想いを深めた象徴的な体験を記しておく。それは、ソウル駅からKTX(韓国高速鉄道)で30分ほど南に下った天安・牙山駅からタクシーで2~30分ほどの所にある独立記念館訪問時のことである。

 入場無料の同記念館は、入口から、写真を使った日独比較(ナチスの犯した罪に関してひざまずく過去のドイツ首相の写真と、安倍総理が自衛隊視察の際に迷彩服を着た写真の対比)やら、「ハワイとアメリカ、シチリア島とイタリア、バリ島とインドネシア、そして竹島(独島)と韓国」を線でつなぐクイズ問題など、公的な施設の入り口とも思えない扇情的なパネルが並んでいる。そのパネル群を抜けると、それこそ無数の太極旗(国旗)が林立していて、超ナショナリズムの国とも言うべき米国でも見たことのない光景にめまいがする。

 入口を抜けると、広大な敷地に7つもの展示館がある。足が棒になりつつ3時間半ほどかけて大体見ることができたものの(ほとんど英語表記がある。中には日本語表記も)、反日的展示のオンパレードとなっており、日本人としては、かなりの疲労感を覚える。さすがに白村江の戦いの表示には、さほど反日的要素は感じなかったが、豊臣秀吉軍の侵攻(余談だが李舜臣を主人公とする映画は現在上映中で空前のヒット作となっており韓国国民の約3人に1人が見ている状態)、江華島事件~日清戦争~韓国併合など(義兵運動・慰安婦問題などはかなり熱を込めて展示)、延々と続く反日的解説を見て、日本を加害者として描くことでこの独立記念館が成り立っていることを改めて絶望的に認識する。とりわけショッキングだった蝋人形を使った日本人による拷問シーンの再現は、ご丁寧にも「叫び声」の音声付きとなっている。私の娘や息子と同じくらいの、5~10歳くらいの少年少女たちが代わる代わる親と共にそれを見物している光景には、一般的な教育的見地からも愕然とする。

 身も心も疲れ果てて記念館を出ようとしたものの、非常に交通の便が悪いところにあるため、バスもほとんど来なければ、日本の主要駅前のようにタクシーが待っているわけでもない。どのように天安・牙山駅までたどり着いたら良いものか悩み、受付の若い女性に帰り方を尋ねるが、英語がほとんどできないため、私の質問に首を傾げたり、苦しそうに単語をひねり出したりする、という状態だ。反日的展示にあふれる同記念館の受付嬢だけに、意地悪をしているのではないかと穿った見方すらしたくなった。(ちなみに武井議員はラフな一般の観光客の服装で訪問しており、およそ国会議員には見えない格好)

 そんな時、その受付の女性は、私たち一行が日本人であるということを認識しつつも、つたない英語で、「タクシーを呼びましょうか?」とスマホに大きく文字で書いてくれる。英語を話すことはできないが単語を書くことはできるようだ。しかも、熱心に何社かと連絡を取ってくれた挙句、最も安いタクシー会社を見つけてくれた。そして、タクシーが到着する場所へ(同記念館は入口付近が若干複雑)、受付業務を他人に委ねてまで、わざわざ私たちを連れて行ってくれ、タクシー運転手と最終的な値段交渉までしてくれる。その価格は、迎車分が加わっているにも関わらず、天安・牙山駅から流しのタクシーで来館した時の値段よりも安いものであった。

 タクシーを待っている間、彼女はずっと付き添ってくれ、何度となくタクシー会社に「まだか?」と催促の電話を入れたり、申し訳なさそうに「あと5分くらいかかるらしい」とせっせとスマホに打ち込んでは私たちに文字で示したりしてくれる。待っている間、私が、おそるおそる「日本には行ったことある?」と聞くと、この時は英語が通じたらしく、「九州・福岡に行ったことがある」と言う。一緒にいた九州出身の武井議員がすかさず「トンコツ・ラーメンは美味しかった?」と聞くと、「トンコツはダメ、醤油ラーメンがおいしかった」と九州人泣かせな(→本当に泣かせるという意味です(笑))答えがかえってきた。

 反日的展示にあふれる記念館の受付の女性が見せてくれた誠実さと素朴な交流への意思もまた、日韓に横たわる現実である。        

筆頭代表・CEO
朝比奈 一郎

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<1> 開催間近ですので、お早めにお申込みください。
    青山社中フォーラムVol.24 川原尚行氏(NPOロシナンテス・理事長)による講演

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 認定NPO法人ロシナンテス理事長としてアフリカ・スーダン共和国で医療・社会支援活動に精力的に取り組まれている川原尚行氏をお迎えし、「スーダンから見える日本、日本人」についてご講演頂きます。川原氏は九州大学医学部を卒業後、研修医として経験を積んだ後、外務省・在スーダン日本大使館一等書記官兼医務官などを務めました。
2006年にはNPO 法人「ロシナンテス」を設立し、以来スーダンで医療や教育事業等の
社会活動を行っています。スーダンの医療や教育、衛生管理などの現状を少しずつ改善するべく、アフリカの大地を突き進む川原氏の志や思いを共有して頂き、世界へ誇れる日本
人としてどのように行動すべきか議論を深める機会としたいと思いますので、是非ご参加ください。

【日時】10月3日(金)19時30分–21時00分
【場所】青山社中オフィス(最寄駅:外苑前)港区南青山2-19-3 サザンキャッスルビル2階
【内容】19時00分 受付開始
    19時30分 開会
    19時35分 講演
    20時30分 質疑応答
    21時00分 閉会
【参加費】講演会2,500円 (*青山社中後援隊メンバーは1,500円、割引コード別途送付)
【申込み】こちらより http://peatix.com/event/46693
【講演者略歴】川原尚行氏 (認定NPO法人ロシナンテス・理事長)福岡県北九州市出身。福岡県立小倉高校、九州大学医学部卒業。高校、大学時代はラグビー部に所属し、キャプテンを務める。1998年に外務省に入省し、タンザニア、スーダンに医務官として着任。2005年1月、外務省を辞職し、「ロシナンテス」を設立。以後、北九州を拠点にスーダンと東北で活動を継続している。2013年11月には福岡県文化賞を受賞。

http://www.rocinantes.org/index.html
認定NPO法人/国際NGO ロシナンテス

http://www.rocinantes.org/2013/08/916nhk-professional.html
2013年9月16日 NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」放送
外務省を辞職し、目の前の困っている人を助けたいと「ロシナンテス」を立ち上げ、アフリカ・スーダン共和国で8年前より医療支援活動等を開始。様々な困難にぶつかりながらも、地域の人々との絆を深めながら一歩一歩前へ進む、医師・川原尚行氏の挑戦の日々。

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<2> いよいよ開講!!「青山社中リーダーシップ・公共政策学校」

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  「日本版ハーバード・ケネディ・スクール」を目指し、昨年本格的に開講した 「青山社中リーダーシップ・公共政策学校」を今年も開講いたします。
混迷の時代を迎え、個人の人生においても組織においても、「リスクを取らないことが最大のリスク」、即ち「リスクを取らないことで結果的に後悔する」といった事態が増加しているように見受けられます。「やりすぎる」ことで時代を切り開くリーダーが各所で求められる時代が本格的に到来したと言えます。
このような時代の中、リーダー養成機関として注目をいただいている「青山社中リーダー塾」のエッセンスをベースとしたリーダーシップ系講座に加え、気鋭の若手オピニオンリーダーとして、政策現場に多大な影響力をもつ4人の招聘講師と、日本の政策の現場、および今後の日本のあり方について徹底的に議論できる政策系講座をご用意しました。リーダーシップと政策を同時に本格的に学ぶことのできる日本で随一の場所と自負しています。
 「時代の流れや世界の動きを自分なりに見定める第一歩となる知見が欲しい」、「リーダーとして身に着けるべき能力を見定めるきっかけが欲しい」「政治・経済・社会保障・外交等について学びたい」という方、是非、ご参加をご検討いただけますと幸いです。

◆カリキュラム概要◆
※以下は現時点での予定。内容を変更する場合がございます。
※すべて会場は弊社外苑前オフィス、講義時間は19時半~21時半となります。

□リーダーシップ系講座 リーダー編/大局編(全12回) *座学とビジネス/パブリックリーダーとの議論となります。
▽リーダー編(全6回 講師:朝比奈一郎 青山社中筆頭代表CEO/ 桑島浩彰 青山社中共同代表CFO/ ゲスト講師)
第1回10/1(水):リーダーシップ基礎理論(朝比奈)
第2回10/8(水):坂本龍馬(朝比奈)
第3回10/22(水):渋沢栄一(桑島)
第4回11/5(水):盛田昭夫(桑島)
第5回11/19(水):ゲスト講義*ビジネスリーダーを予定(調整中)
第12回 3/25(水):ゲスト講義(鈴木寛氏:東京大学公共政策大学院教授・慶應義塾大学政策メディア研究科教授・元文部科学副大臣)

▽大局編(全6回 講師:朝比奈一郎 青山社中筆頭代表CEO/ 桑島浩彰 青山社中共同代表CFO)
第6回12/ 3(水):古代ローマ(朝比奈)
第7回12/10(水):大英帝国(桑島)
第8回 1/14(水):西洋思想(桑島)
第9回 1/28(水):東洋思想(朝比奈)
第10回 2/ 4(水):世界の戦略物資・物品の歴史(朝比奈)
第11回 3/ 4(水):エネルギー(桑島)*シェールガスの最新動向も取り上げます。

□政策系講座 (全4科目) *4人の招聘講師による各政策分野の最先端の議論となります。
▽政治・行政編(全6回 講師:竹中治堅 政策研究大学院大学教授)
第1回10/9(木):議院内閣制
第2回11/6(木):選挙制度・国会
第3回12/11(木):内閣制度・首相官邸
第4回 1/ 8(木):政策過程論
第5回2/12(木):政策過程ケーススタディ(法人税、コーポレートガバナンス改革等)
第6回:政策実務担当者(与党関係者を予定)との政策討論(3/19)

▽経済・財政編(全6回 講師:小黒一正 法政大学准教授)
第1回10/15(水):日本のマクロ経済政策
第2回10/29(水):財政政策の論点整理
第3回11/12(水):金融政策の論点整理
第4回11/26(水):財政政策シミュレーション(財政の持続可能性検証)
第5回12/17(水):金融政策シミュレーション(金融緩和からのエグジット、金融抑圧等)
第6回 1/13 (水):成長戦略の妥当性検証(ディスカッション)

▽外交・安全保障編(全5回 講師:小谷哲男 日本国際問題研究所主任研究員)
第1回10/20(月):グローバル・トレンド
第2回11/17(月):東アジアの安全保障環境
第3回12/15(月):日本が取るべき外交・安全保障の将来像
第4回 1/19(月):日米関係の展望(レクチャー+ディスカッション)
第5回 2/16(月) :日中関係・日韓関係の展望(レクチャー+ディスカッション)

▽医療・社会保障編(全6回 講師:宮田俊男 日本医療政策機構エグゼクティブディレクター)
第1回10/23(木):社会保障政策① (国民皆保険制度の今後)
第2回11/20(木):社会保障政策②(少子化対策と年金問題)
第3回12/18(木):社会保障政策③(人口減少と雇用対策、移民問題、女性活性化)
第4回 1/22(木) :医療政策①(先端医療イノベーションの促進と規制改革、ビッグデータの活用)
第5回 2/26(木) :医療政策②(健康医療と成長戦略、国家戦略特区の活用)
第6回 3/26(木) :ケーススタディ(ヘルスケア企業のサバイバル戦略-開発戦略とマーケティング見直し)

・受講期間:平成26年10月1日 (水)~平成27年 3月26日(水)
・受講対象者:国や社会の在り方を強く意識し、自身や組織の変革を望む人すべて(年齢制限・選考はありません)・場所:青山社中株式会社本社
(東京都港区南青山2-19-3
サザンキャッスルビル2F)銀座線「外苑前駅」4a出口から、徒歩3分。(国道246を渡り、松屋とユニマットの間の道を直進。ローソン向かい、城南石材が入っているビルの2階)
・人数:各クラス30名限定(先着順)
・受講者特典(①講義終了時に修了証発行(要件修了者)②卒業後も活発なネットワーク構築が可能。修了記念懇親会開催予定。(別途費用がかかります。)-
卒業生MLをご提供。受講仲間との交流の維持・発展にご活用ください。③欠席者はYouTubeによる受講が可能。※受講後、レポート提出・受理で出席扱いとなります。)

◆受講申込み◆
・入学金:1.5万円 (税込み)(入学金は3年間有効。これまでの青山社中リーダー塾生、青山社中リーダー塾エクステンションスクール受講生、青山社中リーダーシップ公共政策学校第1期受講生は入学金免除。
Ⅰ:リーダーシップ系講座:18万円(税込み)▽リーダー編(全6回)/▽大局編(全6回)※分割受講可。<各9万円(税込み)>
Ⅱ:政策系講座:各9万円(税込み)(1)政治・行政編(全6回)/(2)経済・財政編(全6回)/(3)外交・安全保障編(全5回)/(4)医療・社会保障編(全6回)※個別受講可。
・申込サイト:http://aoyamashachu.com/contact_aslg1/
・締切り:各講座初回講義前日まで

◆修了要件◆(修了証取得を目的しない、個別科目毎の受講も可能です。)
〈必修科目〉
・リーダーシップ系講座(リーダー編/大局編受講)*全12回のうち8回以上出席
・政策系講座:政治・行政編*全出席
〈選択科目〉
・政策系講座:経済・財政編/外交・安全保障編/医療・社会保障編より1科目以上受講、全出席
※欠席者はYouTubeによる受講可。受講後、レポート提出・受理で出席扱いとなります。

それでは、皆様のご参加をお待ちしております!
青山社中リーダーシップ・公共政策学校副校長
桑島 浩彰

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<3> 開催間近!「青山社中 後援隊の集い」、10月2日(木)19時半より青山社中にて(会場が変更になりました)
    ゲストに内閣官房健康医療戦略室・戦略推進補佐官 宮田俊男氏

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 後援隊会員の皆様を対象とした「後援隊の集い」の開催を10月に予定しております。ゲストには、内閣官房健康医療戦略室・戦略推進補佐官、宮田俊男氏をお迎えし、「安倍政権の医療・社会保障政策の現状と方向性」についてお話頂きます。ゲストとの交流や会員の皆様同士の親睦を深める場として、また、青山社中に対する皆様のご意見やご要望を伺う有意義な機会として、後援隊の皆様のご参加をお待ち申し上げております。

■日時:平成26年10月2日(木)19時30分~21時30分

■場所:「青山社中オフィス」http://aoyamashachu.com/about/access.html
(会場が変更になりました)

■会費:4,500円(税込)/1人

■お申込みサイト
http://peatix.com/event/52704
チケットを申し込むより人数を入力して下さい。(会費のお支払いは当日会場でお受け致します。)

■なお、後援隊の集いは、後援隊へのご登録が必要です。

後援隊登録はこちらからお願いいたします。
(http://aoyamashachu.com/supporter/index.html )

なお、以下メールアドレスにご連絡を頂ければ、当日の後援隊の集いの場での後援隊登録も可能です。
(office@aoyamashachu.com )

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<4> 満員御礼!!8月29日の國定勇人氏(新潟県三条市長)による青山社中フォーラムでのご講演
(共催:「NPO法人地域から国を変える会」)

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8月29日(金)の青山社中フォーラムは、超満員御礼の盛況の中、新潟県三条市長・國定勇人氏にご自身の中央政府時代(総務省)の職務経験を踏まえ、地方自治体の長としての職務の特徴や心がけなどについて、具体的エピソードを交えてご講演頂きました。平成18年に当時34歳で全国最年少市長として当選以来8年間の在任期間中で市の活性化政策を次々と実現(例えば、小中学校一貫体制の推進・高齢者の健康増進を目指すスマートウェルネス・学校給食の完全米飯実施と牛乳提供の撤廃など)させてきた國定市長の市政に真摯に向き合う姿に触れ、会場を埋め尽くした参加者とのディスカッションも活発に行われ、大盛況のうちに幕を閉じました。また、講演内で少し触れて頂いたように、國定市長と霞ヶ関同期入省である弊社代表・朝比奈の三条市経済活性アドバイザー職としての取組みについても國定市長の目指すべき市政実現の後押しになるよう進めて参りますので、是非ご期待下さい。

【國定勇人氏(新潟県三条市長)略歴】平成18年に新潟県三条市長に当時全国最年少市長として当選、小中学校一貫体制、スマートウェルネスの推進、三条マルシェの開催など幅広い自治体経営をされております。略歴:平成9年3月 一橋大学商学部卒業平成9年4月 郵政省(現総務省)入省 大臣官房総務課審議室、総務省情報通信政策局地域通信振興課課長補佐などを経て、平成18年11月三条市長就任(当時全国最年少市長)平成22年11月より2期目就任。

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<5> 青山社中リーダー塾通信

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*リーダー塾4期生合宿*
9月13(土)14(日)に、長野県蓼科<テラス蓼科リゾート&スパ>にて、リーダー塾4期生による合宿が行われました。これまでの座学編で学んだことを振り返り、各自の人生の在り方に関する議論を通して新たな視点を獲得すると共に、塾生同士の相互理解を深め、国や社会の変革を意図した行動を如何にして具体化することをテーマに有意義な時間を過ごしました。豊かな自然に身をゆだねながら心行くまで議論を重ね、変革へ向けたチャレンジの第1歩となりました。

*青山社中リーダー塾1期生    竹内帆高:
 現在、私はワシントンDCのジョージタウン大学マックコートスクールにて公共政策学を学んでいます。青山社中リーダー塾の座学での経験を踏まえ、アメリカの行政制度を学ぶことで、日本における理想の行政制度を考察したいというものが、留学中の問題意識の一つとしてあります。ちょうど私が昨年日本を出国する前までは、「決められない日本」という批判が国内メディアなどで散見され、大統領制の下で世界をリードするアメリカで何かしら理想の形を見出せるのではないかという期待がありました。しかし、実際にはアメリカ大統領の権限は、少なくとも対国内政治としては議会で可決された法案に対する拒否権など限定的なものであり、オバマ大統領も議会のねじれの中で物事を決断できないという状況に直面しています。特に昨年10月の米国の政府閉鎖は、オバマケアを巡り共和党が究極の手段を利用してまで抵抗を試みるという、現在の米国政府の混乱を象徴する出来事であったと言えるでしょう
 一方で、毎年1月にはState of the Union Address(大統領教書演説)と呼ばれる、その年の国の方向性などについて大統領の見解を述べるという行事があるのですが、演説は全米で放送されるため、私も今年初めてその演説を中継で観ることができました。同演説の世帯視聴率は20%程度だったそうで、アメリカ国民の一大イベントであるスーパーボウル(NFLアメリカン?フットボールの決勝戦)の46%には遠く及ばないものの、いわゆる“お堅い系”の内容としては依然高い数字です。国を取り巻く行政課題に対して、ここまで米国民の耳目を集められるのも、大統領の威厳を除いてほか無いということもまた事実でしょう。大学の授業で、あるオバマ政権の元高官が「大統領の仕事は、大統領となって得た権力を(演説などを通じて)更に高めることにある。」という話をされていましたが、正に言い得て妙であると感じます。
 私自身、上述したような昨今の米国議会での混乱をただの機能不全とネガティブな側面のみで捉えていたのですが、これらの原因を紐解いていくと、実はトーマス?ジェファソンらアメリカの「建国の父」が政府内でチェックアンドバランスが働くよう国創りを行ったという1つの解に辿り着きます。独立13州を連邦政府へとまとめあげて行く過程の中で、権力が誤った形で使われることを防ぐため、各政府部門の権力が分散するよう憲法が制定されました。憲法想起者の1人であるジェームス?マディソンはこの権力均衡の状態を「Ambition must be made to counteract ambition. (野心は野心により抑制されなければならない)」と表現しています。もちろん、現在の米国政府が健全な均衡状態にあるとは言い難いですが、アメリカ政府の制度は現在においても、建国者の思想?憲法に大きく依拠しているということは厳然たる事実です。
 このような枠組みの中においても、大統領の権限はフランクリン?ルーズベルト大統領による大恐慌時のニューディール政策を境に拡大し、その後ニクソン大統領のウォーターゲート事件による失脚などを経て、議会が再び大統領から権限を取り戻すなど、大統領(行政府)と議会のパワーバランスは時代の流れとともに変化を遂げてきました。日本においても、大統領制であるアメリカとは根本的な国家制度の違いはあるものの時代に応じた変化を模索する必要があるという点では同じと言えるでしょう。

*NPO法人 「地域から国を変える会」より ◎青山社中リーダー塾生が中心となり立ち上げた団体です。
[三条チーム]三条市産業の更なる発展を目指すべく、三条商工会議所において、三条市の産業全体像と進むべき方向性についてプレゼンテーションをさせていただきました。「燦々と輝く三条」と題して、企業内の取組むポイント3点・企業外と取り組むポイント3点を提案、これらのポイントに基づき、本会で実施したヒアリングや事例調査の内容を盛り込み、40の打ち手をご紹介させていただきました。プレゼン後いただいたご意見から察するに、今回の提案は地元産業界の皆さんにとって大きな刺激になったようで今後の展開が楽しみです。
[川崎チーム]かねてよりお伝えしている中小企業を活性化するための条例策定の取組み、これに関して5日間にわたり、20団体へのヒアリングを行いました。農業、建設業、宿泊業、製造業、菓子製造業、技能者協議会(美容師・洋装等)、商店街、教育産業、等々。川崎の奥深さを知る機会にもなり、また各産業が連携する試金石として、今回の取組みの重要性を認識する機会となりました。
 【是非、地域から国を変える会Facebookをご覧ください https://www.facebook.com/chiikikara.org

*一般社団法人 「日本と世界をつなぐ会」◎青山社中リーダー塾生が中心となり立ち上げた団体です。
 江戸時代後期より新潟県燕市で銅器の製造に取り組む玉泉堂の東京・青山のアンテナショップ(先月開業、http://www.gyokusendo.com/news/2014/08/01/3469.html)に、弊会のメンバー数名で訪れました。金属加工業は燕市では地場産業として江戸時代より栄え、世界的にも高い評価を受けています。中でも玉泉堂は、新潟県より「新潟県無形文化財」、文化庁より「記録作成等の措置を講ずべき無形文化財」、更には通産省(当時)より「伝統的工芸品」に指定されており、日々、鎚起銅器製造の発展のため、弛まぬ努力をされている様子を伺って参りました。弊会では、この様な日本の地域に脈々と受け継がれる伝統工芸やものづくりの魅力を海外へ発信し、更に後世へ受け継いでいけるような活動に取り組んでいきたいと思っております。是非いろいろな方と多面的に議論しながら進めていきたいと考えております故、当会の活動にご興味のある方は、事務局・山田までご連絡を下さい。(連絡先:yamada@aoyamashachu.com

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<7> 青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ

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<9月の実績>

9月19日号 書籍紹介サービスBOOK-SMARTにて、「リーダーシップの旅 見えないものを見る」(光文社 野田 智義・金井壽宏)について紹介文の掲載 (朝比奈)

*次世代リーダーを目指す全てのビジネスパーソンに「いま読むべき書籍との出会い」を提供する、書籍キュレーションサービス「BOOK-SMART」 http://book-smart.jp

<10月の予定>

【メディア】
10月中旬 アドバイザーとして編纂協力した、「新・日本の風景論」が日本青年会議所の「新・日本風景論創造委員会」より発行 (朝比奈)

【講演】
10月11日(土)麻布高校の「教養総合」授業にて、「どうする?日本」をテーマに、アベノミクスにおけるエネルギー政策などについて講義 (朝比奈)

10月22日(水)日本青年会議所業種別部会の役員引継ぎ連絡会議にて、「リーダーシップ論から考えるJCの明日 ~業種別部会の可能性~」をテーマに講演 (朝比奈)

10月29日(水)三条貿易振興会50周年記念式典にて、「三条を取り巻く環境と三条産業の海外における事業機会」について講演 (朝比奈)