メールマガジン

Vol.30 優しいボストンで感じた厳しい現実

◆◇◆◇◆◇◆  青山社中メールマガジンVol.30  ◆◇◆◇◆◇◆

            優しいボストンで感じた厳しい現実

意味があるのだろうか。ナンセンスではなかろうか。

半年ほど前だったと思うが、中国が、「日本は1945年の連合国の勝利を否定しようとしている」という対外宣伝を強化しているとの報道に接した際の感想だ。

昨今の日本の領土問題に対する強硬姿勢や、過去の総理談話見直しの動き、憲法改正の動きなどを念頭に、中国の国益のため、そのような宣伝を強化したくなるという現実については、頭では理解できなくはない。
が、ほとんどリアリティを感じず、国際世論操作としてはあまり意味がないのではないか、と日本国民の一人としては鼻で笑う感覚に近い感想を抱いたことを思い出す。

しかし、5月上旬に、ハーバード大学ケネディスクールの同窓会(リユニオンと呼ばれる卒業5年ごとに学校側が企画する集まり。私は卒業10年目にあたる。)に参加した機会をとらえ、在学時にお世話になった教授など4名の講師陣と個別に30分~1時間ずつ意見交換をした際、上記のような考えを改めざるを得ないとの感想を持った。

建前としては皆、日本の「保守化」については、要すれば、「中国や韓国といざこざ起こされるのは、(余裕がない)同盟国アメリカとしては困るんだよね」「きちんとした戦略に基づいて強硬姿勢を取っているのであればまだしも、単に『匹夫の勇』的に威勢が良いだけで、いざとなったらアメリカよろしく、というのは困るよ。」と言う。

しかし、匂いとして感じたのは、米国は、多大な犠牲を払って「民主化」し「属国化」した日本が復活に向けて動き出していることそのものについても、周辺諸国とのいざこざという文脈とは別に、そもそも快く思っているわけではない、という感触である。尖閣での争いの心配よりも、せっかく米国が「与えた」憲法の改正についての心配をしている人が多かったことなどから、そのような意識が垣間見えた。冒頭に挙げた「1945年の勝利の否定」という文脈が、意外に米国人の心に響く土壌がある。

グローバルパートナーとしての日本にはもっとしっかりしてもらいたい」「ちょっと弱体化させすぎた」というような本音も、第一次安倍政権の頃には「匂い」として感じていたが、いずれにせよ、最近は、米国の自信のなさの裏返しからか、或いは、中国や韓国の米国における存在感の相対的急上昇からか、むしろ先祖返りをして、日本の「保守化」そのものを懸念する声が大きいと感じる。そもそも、他国が強くなることを喜ぶケースは、一般的には、なかなかない。

こうした状況を踏まえ、日本国内で、国際通を気取る人たちが、「米国では、日本の保守化が非常に懸念されている。」と、「では」の守(かみ)になって、したり顔で解説しているのもいただけないし、逆に、国際(特に米国)世論を無視して、正義・自説を振りかざすことが国益に直結するわけでもない。安倍政権は、これまでのところ、極めて微妙なバランスを上手く取っていると言えるが、今後の「さじ加減」も非常に重要であり、かつ困難だ。

久々に訪れたケンブリッジ市(ハーバード大やMITなどがある、ボストンの北に隣接する大学街)にて、10年前によく通ったPeet’s Coffeeでコーヒーをすすり、あまり変わらないハーバードスクエアの風景に優しく包まれながら、ふと、そんな厳しい現実について考えた。

筆頭代表CEO
朝比奈 一郎

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【1】 朝比奈塾頭のもとに集いし20名の志士!

     遂に開講、第3期青山社中リーダー塾

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「第3期青山社中リーダー塾」が、5月21日(火)(土曜クラスは5月25日(土))遂に開講しました。開講にあたっては、たくさんのご応募をいただきまして有難うございました。応募者の皆さんに優秀な方が大変多く、選考にあたっては大変苦慮しましたが、志の高い20名を塾生として迎え、魅力的なメンバーでスタートを切りました。

集まった塾生たちは、経営者、学生、官僚、多業種の民間人と様々、初回の講義から、多様なバックグラウンドの塾生との化学反応が起こり、熱い議論が展開されました。初回では、塾頭の朝比奈から、「リーダーのあり方」などを話し、塾生たちの熱い議論が展開されました。

これからの熱き魂を持った彼らとの議論に期待しています。
今後も、実践編の1期生・2期生の活動も含め、メールマガジンにて活動の模様を発信して参ります。是非、ご期待ください!

<チイキカラ(NPO法人地域から国を変える会より>
(※塾生有志で立ち上げた団体です。)
地域から国を変える会の朝比奈理事長として、このたび総務省の地域人材ネットに登録されました。
地域人材ネットは、地域独自の魅力や価値の向上の支援をする民間専門家などを登録、市町村からの依頼を受けて、地域の課題解決を図る取組を実施、費用は国から支出される仕組みです。
早速、本会が活動中の那須塩原市で制度活用をすることが決定しました。
今後とも、この制度を活用し、各地域に共有できるノウハウを横展開し、真の地域活性を目指してまいります。

NPOの活動の模様はこちら(https://www.facebook.com/chiikikara.org )をご覧ください。

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【2】出版記念セミナーも盛況!

   「やり過ぎる力」は読むパワースポットです。

   ~朝比奈一郎の「やり過ぎる力」は早くも第3刷増刷中~

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お陰様で現在、大変ご好評いただいております、朝比奈初の単著、「やり過ぎる力」(http://www.amazon.co.jp/dp/479931257X )の出版記念イベント(セミナー)を、アカデミーヒルズにて開催いたしました。
おかげさまで、約110名の皆さんにご参加いただきまして盛況のうちに終えることができました。

当日は、志ある方から、多くの熱心なご質問をいただき、様々な社会・組織で活躍する皆さんの中に眠る現状を打破したいという気持ちに触れ合うことができ、有意義な時間を過ごすことができました。
また聴講者の皆さんのアンケート結果からも、「元気をもらえた」とのご好評の声を多くいただきました。

「やり過ぎる力」は早くも第3刷増刷中で、ファミリーマート店頭にも間もなく並ぶ予定です。
引き続き、読むパワースポット「やり過ぎる力」をよろしくお願いいたします。

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【3】桑島浩彰CFOが慶應義塾大学ビジネススクールにて、

   弊社の経営戦略をモデルに講義を行いました。

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去る5月10日(金)、慶應義塾大学ビジネススクールにて、桑島浩彰CFO(弊社共同代表)が、「グッド・ビジネスとしての青山社中」と題し、青山社中をモデルケースとした経営戦略を講義しました。

弊社の理念である「世界に誇れ、世界で戦える日本」を創るをどのように事業戦略に落とし込み、具体的にアクションしているか、教鞭をふるいました。
現在の経営ポジションから得ている「経営とは総合格闘技である」といったモットーについても、経験を踏まえて語らせていただきました。

 桑島の講義内容は、昨年に引き続き本年度も開講予定のパブリックとビジネスの双方の視点を活かした「青山社中リーダー塾 エクステンションスクール(仮)」等の中でも展開いたしますので、どうぞご期待ください。

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【4】満員御礼! 青山社中フォーラム Vol.15

   中村俊裕氏(コペルニク共同創設者・CEO)講演会

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去る5月25日(土)、中村俊裕氏(米国NPOコペルニク共同創設者/CEO)をお招きして、青山社中フォーラムを開催、大盛況のうち閉会いたしました。
ご来場いただきまして誠にありがとうございました。

おかげさまで、予想以上の反響のため、チケットは早期に完売いたしまして、多くの皆様のご参加のご希望にお応えできず、申し訳ございませんでした。

今後とも社会に変革をもたらすエッジの効いたキーパーソンをゲストにお迎えしてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

さて、次回は朝比奈が理事長を務めますNPO法人チイキカラ(地域から国を変える会)と青山社中が共催でフォーラムを実施します。ゲストは、チイキカラ顧問、東京農業大学教授で、まちおこしの達人として「プロフェッショナル仕事の流儀」でも取り上げられた木村俊昭氏です。
内容は、講演会・ワークショップ・交流会の3部構成を予定しています。

開催概要(変更の場合があります)
・日 時:2013年7月13日(土)15:00~18:00
・内 容:(1)木村俊昭氏講演会、(2)ワークショップ、(3)交流会
・場 所:都内の古民家カフェ

申込はまだ行っておりません。会費等、詳細が決まりましたら、
メールマガジン・ホームページ等にてお知らせいたします。

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【5】リーダーの魂の源は漫画にあり!?『団塊ジュニアのカリスマに

   「ジャンプ」で好きな漫画を聞きに行ってみた』(講談社)に

   朝比奈が掲載されています。

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本書は、週刊少年ジャンプが団塊ジュニアに与えた影響をテーマとして、同世代のキーパーソンに岩崎大輔氏がインタビューしたものをまとめた一冊です。
朝比奈が、自身に潜在する『キン肉マン』『聖闘士星矢』などの漫画から得ていた精神を語ります。

(著書紹介文より)
 団塊ジュニアは、社会構造の変化、世界の流れ、政治、経済の流れに濁流のように飲み込まれてきた。だが、本書で扱う人たちは時に流れに立ち向かい、時に受け流し、時に溺れ、それぞれの道に足跡を残してきた。
一方、1973年生まれの筆者は辛いとき、あるいは決断を迫られたとき何を支えにしていたか。筆者および周辺で、圧倒的に出てくるのが「ジャンプ」の漫画であった。
世代共通のバックボーンとして、80年代に部数を300万部から500万部に伸ばし、まさにこの世代のバイブルとなった「少年ジャンプ」があることは間違いない。
ならば、元気な団塊ジュニアの成功の裏に実は「ジャンプ」の影響があるのかもしれない。
あの決断の背景にあの主人公の言葉があったのかもしれない。

(書籍概要)
・著 者:岩崎大輔
・出版社:講談社
・発売日:2013年5月17日

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【6】 青山社中のメディア掲載・講演等のお知らせ

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 <5月の実績>
【メディア】
5月7日・14日・21日・28日配信
NIKKEI4946 (毎週火曜配信)「日経の読み方」インタビュー4週連続掲載(朝比奈)
【講演】
5月2日(木)-5日(日)若手による日米安全保障対話(ワシントンDC)(桑島)
5月10日(金)慶應義塾大学ビジネススクール(桑島)
5月14日(火)3LOM(公益社団法人秦野青年会議所、公益社団法人厚木青年会議所、伊勢原青年会議所)(朝比奈)
5月14日(火)Z会国家公務員試験対策講座講師(遠藤)
5月16日(木)一般社団法人地域企業振興協会(京都)(朝比奈)
5月17日(金)公益社団法人日本青年会議所関東地区 東京ブロック協議会 憲法に関するパネルディスカッション(朝比奈)
5月18日(土)東京大学五月祭 瀧本ゼミ講演会「武器としての教養」 瀧本哲史氏との対談(朝比奈)
5月21日(火)Z会国家公務員試験対策講座講師(遠藤)
5月23日(木)『やり過ぎる力』出版記念イベント@アカデミーヒルズ(朝比奈)

<6月の予定>
 【メディア】
★明日、ニコニコ生放送で公開されます!
6月1日(土)20時~
「霞ヶ関を外から変える!脱藩官僚2名の軌跡」
朝比奈一郎×鈴木寛 すずスタ!コラボトークwith朝比奈一郎 (番組ID:lv138096243)
http://live.nicovideo.jp/watch/lv138096243
【講演】
6月16日(日) 民主党茨城県連 「リーダーシップ講義1」(朝比奈)
6月16日(日) 学生のための国際ビジネスコンテスト(OVAL Beijing 2013 審査会) 審査員(桑島)
6月22日(土) 地域から国を変える会「チーム那須ワークショップ(仮)」(朝比奈)
6月30日(日) 民主党茨城県連 「リーダーシップ講義2」(朝比奈)

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今後とも青山社中をよろしくお願いいたします。