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Vol.06 政局の混乱が甚だしい。

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政局の混乱が甚だしい。

菅総理は、自身の辞任を示唆することで何とか衆議院における内閣不信任案の
可決を免れたが、ペテンだの、内閣改造だの、一本釣りだの、政界はまるで無秩
序な小学校の学級会のようになりつつある。

「菅総理は地位に恋々として実に怪しからん」という意見もあれば、「菅総理をひ
きずりおろしたところでポスト菅がいないじゃないか。足を引っ張る党内の諸グル
ープや野党が怪しからん」という対極の意見もあるが、重要なことは、言うまでも
なく、誰がどう責任をとって、次に向けてどのように物事を動かすかだ。

まず、責任問題だが、例えば民間企業で、社内が混乱して収集がつかない状態
になった場合、たとえその混乱の引き金となる原因がフォロワーたる社員の側に
あるとしても、結果としては、社長が責任を取ることになる。混乱が元で業績が
急降下し、人事権その他を駆使してもその事態を収拾できない場合、社長は辞
めるしかない。その類推からも明らかなように、現在の政界における菅総理の
責任は免れるはずもなく、混乱を収拾することができない以上、総理の職を早く
辞めるしかない。それが責任を取るということだ。

そして、早晩辞任することを表明してしまった今、菅総理にとって最も大切なことは、
次の体制をどのように築くかである。「食い散らかして放り出す」、「自分が退任した
あとに、『それ、見たことか』と思えるようにする」という状態がもっとも罪が重い。

リーダーにはその選ばれ方によって、appointed leader(任命されたリーダー)、
elected leader(選挙で選ばれたリーダー)、emergent leader(自然発生的リーダー)
の三種類があると言われる。選挙は、公明正大という意味では素晴らしいが、
票が割れることで禍根を残すことが少なくないし、また、現状、残念ながら、
自然発生的なカリスマ・リーダーも見当たらない。

今の政界で最も大切なこと、すなわち復興に向けた諸改革を次々に実現するには、
みんなが協力できるようなリーダーを見つけ(作り)出し、極力、与野党を超えた
大きな協力体制の道筋を創り出すことではないだろうか。すなわち、次のリーダーを
考えるにあたっては、選挙による分裂やカリスマ待望をするのではなく、菅総理が
最後の力を振り絞って、皆の協力を引き出すことを強く意識しなければならない。

繰り返しになるが、つまり、菅総理が一番やらねばいけないことは、火事場泥棒的に
新エネルギー法案を通すことよりも、次の体制への道筋をつけることである。
「総理をやらせてくれ」ということを涙ながらに訴えるのではなく、「自分は辞めるから、
頼むからみんなで○○を支えてくれ」ということを、自分の影響力を次政権に残す
ということを度外視して、無私の気持ちで涙ながらに訴えるとき、はじめて人は
動かされるだろう。逆説的だが、そのことによって、菅総理は、大変偉大なemergent
な状況(緊急事態)におけるleaderになりうるのである。

しかし、残念ながら、菅総理のこれまでの言動にかんがみて、そのような「大人の
ふるまい」を急に期待することは難しいと思われる。むしろ次を任命することで、
却って反感を買う可能性も高い。そうである以上、本来、「菅には任せてられない。
オレがやる」という強い声が、与野党の中から出てこなければならない。彼には
任せていられないと。ところが、政界の草食化が甚だしいのか、「オレがやる」という
声が皆無である。周囲は、辞める時期の明確化を迫るだけであり、首を取ってやる
という迫力が全くない。今日のような混乱に際しては、自分がしっかりと収めるという
「肉食系」の政治家が求められているが、菅総理の大人化以上に望み薄なのだろうか。

私たちも、政策面・人材育成面での準備を早く進め、肉食化した優秀な人材を世に
送り出していかなければならない。

筆頭代表 朝比奈一郎

<ご報告事項>

(1)青山社中リーダー塾
~仲間を見つけた塾生たちが早くも行動開始!社会を変える第一歩へ~

5月に開校した「青山社中リーダー塾」では、これまで、火曜クラス、
土曜クラスそれぞれ5日間の講義が行われています。
講義では、カエサル(シーザー)や孫文など、世界の歴史を動かした
リーダーに加え、アップル社の共同創設者の一人でビジネス界のカリ
スマとされるスティーブ・ジョブズなどのリーダーシップを徹底解剖。
日本を変えるリーダーを目指す塾生たちにとっては、他にはない、
貴重な講義内容が展開されています。
6月25日の特別クラスには、藤末健三参議院議員にお越しいただき、
代議士を囲んで塾生たちが熱い議論が交わしました。
講義以外の時間にも、塾生たちが自主的に、外部講師を招いた勉強会や
社会貢献活動を続々と企画しており、7月には、塾生の半数以上にのぼ
る十数人が、東北の被災地にボランティアに行く予定です。
社会のために何かをしたいという熱い思いを持った塾生たちが、
リーダー塾で仲間を見つけ、行動を開始しました!
今後、このリーダー塾から社会を変える大きなうねりが起こるかもしれ
ません。今後にどうぞご期待ください。

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【青山社中リーダー塾とは】

青山社中が、「国や社会のことを考えつつ、変革に向けた行動を起こすことの
できる人材」を育成することを目的に、2011年5月に開講しました。
東北・関東地方を大震災が襲い、日本の立て直しが急がれる中、日本再生の
一翼をになうリーダーを輩出したいと考えています。

リーダー塾では、霞が関改革の旗手として活躍をした朝比奈一郎(元経産省)が
文明史・思想史などから日本の行くべき方向を見据える画期的なカリキュラムを
展開しています。

あるべき日本のリーダー像についてや、日本が岐路に立たされている、「原子力
政策」についても扱う予定です。

詳細は、青山社中ホームページ(↓)をご覧ください。
http://aoyamashachu.com/modules/jigyou/index.php?content_id=1

また、 講談社ネットマガジン「現代ビジネス」にも紹介記事が載っています。
ご参考ください。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/5202

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(2)「青山社中後援隊」会員募集がスタート!

お待たせいたしました。これまでのメールマガジンでも予告していました
「青山社中後援隊」の会員募集をいよいよ開始します!

青山社中後援隊は、青山社中の理念・事業に賛同し、活動を支援して
頂ける方々による会員組織です。

会員の皆様には、講演会・シンポジウムなどへの優先参加、青山社中
社員・後援隊会員の方々の交流会の開催など、各種特典をご用意して
おります。

「青山社中後援隊」についての詳しい説明、お申し込みは、こちらの
ホームページをご覧下さい。
http://aoyamashachu.com/modules/kouentai/

皆様のご入会をお待ちしております!

(3)メディア掲載・講演

【メディア掲載】

「マガジンX」6月25日号 「日本はなぜ原発大国となったのか?」(P96 )
元経産官僚で、エネルギー政策も担当していた朝比奈が、
日本が原発に進んできた道のりについてコメントしています。

「日経新聞」 6月30日 紳士服のはるやまセーブビズキャンペーン広告に
賛同企業として掲載されました。

【講演】
6月 2日 町田倫理法人会(朝比奈) 「日本再生に向けた勝負」
6月 9日 政策過程研究機構(朝比奈)
6月11日 新宿区四谷倫理法人会(朝比奈)
「新しい霞ヶ関を創る若手の会」のこれまでと日本創建に向けた新体制」
6月16日 かわしん創発塾(遠藤)「世界に誇れ、世界で戦える日本を目指して」
6月16日 清話会(朝比奈)「若手リーダーが語る!日本の未来へのチャレンジ」
6月17日 明電舎有志主催の異業種交流会(朝比奈)「青山社中について」
6月24日 慶応大学ネットビジネスイノベーション研究コンソーシアム ゲスト講演(朝比奈)
「霞ヶ関の構造問題とその解決策」
6月29日 慶応大学SFC合同インゼミ審査員

<7月の予定>

(1)講演
7月1日(金)19:00~22:00 ストリートデザイン研究機構(朝比奈)
「世直し日本!これからの日本に求められるリーダーシップ」
http://streetmarketing.jp/sd/

7月9日(土) 慶応大学SFC 金准教授講座 ゲスト講師(朝比奈)

7月16日(土) 06:30~07:30
相模原倫理法人会(朝比奈)「日本再生に向けた勝負」
http://www.rinri-kanagawa.com/eachcity.html?id=12

7月27日(水)14:00~15:40 清話会(朝比奈)
「世界の中で、日本が活躍していくためには!」
http://ameblo.jp/seiwakaisenken/entry-10900447302.html

(2)ラジオ出演

7月24日(日)午前 8:10~8:30
RFラジオ日本「マット安川の価値組ビジネス!」(朝比奈)
http://www.jorf.co.jp/

※インターネット放送あり「radiko(ラジコ)」
http://radiko.jp/

(3)シンクタンク事業

7月16日(土)~17日(日) 埼玉県三芳町(遠藤)
三芳町「事業の仕分け」コーディネーターを務めます。

今後とも青山社中をよろしくお願いいたします。