教育・リーダー育成

リーダー塾 6期生 周防貴仁

6期生の周防貴仁と申します。学生最後の年にリーダー塾の座学編を受講し、現在は組織人事系のコンサルティング会社で採用戦略のチームに属し、お客様である企業様の採用責任者の方々と共に採用を行なっています。

まだ社会人生活が始まり日が浅いため、忙しなく動き回る日々ではありますが、今持っている視点を踏まえて改めて学び直してみたいなと思うことが沢山あります。

特に、向上心や向学心の強い塾生の皆様と、自分がふと疑問に思うことを議論できたらな、と思うことがあるのです。

最近よく疑問に思いみなさんと議論してみたいなと思うのは、「世の中から人に苦痛を与える事象がなくならないのはなぜか」という問いです。

平易な言葉で言語化すると幼稚で陳腐な問いのようですが、戦争や飢餓に始まるあらゆる社会問題を抽象化した表現であるので、世界や日本を変えたいという志をお持ちの方が多い塾生の皆さまも、皆同じく抱く疑問なのではないでしょうか。

この一見陳腐で幼稚な問いは、よく考察するとのっぴきならない問題にいきついてしまいます。ここからは少々長く冗長になってしまうかも知れませんが、僕の考えを述べ、問いとして投げかけさせていただき、機会に恵まれれば皆さんとディスカッションさせていただければと思います。

人々が苦しまない世の中を模索するには、まずはじめに人が苦しみ不幸に感じる状態とは何なのかを定義する必要があるでしょう。
僕は、人が苦しむ事象を集約するとその本質は二つで、「何かが不足している状況」あるいは「他人との関係性に不均衡が生じ、他人又はその関係性によって傷つけられる」ことであると思います。

戦争で命や生活を奪われることも、飢餓に苦しむことも、先進国で心身ともに疲れ果て心や身体を病むことも、全てこのいずれか、あるいは両方に帰属するでしょう。

ではこれらは何故起きるのか。僕は、世の中のあらゆることに「勝ち/負け」や「優/劣」という概念が成立してしまう構造に原因があると思っています。冷静に考えると、戦争も、ビジネスも、人間関係にも、全てにこの構造が成立することに気づきます。

世の中の資源は有限です。生活物資や飲食物など物理的な自然世界に存在する資源から、人間が概念として生み出した交換可能性(=お金)といったものまで、全て有限であり、その数を人間や集団の数が上回る時、必ず争奪が起こります。

最近では文明や政治制度が発達し物理的に命を取られる争いは減ったかのように感じられます。しかし物理的な争奪以外でも、人間に欲求がある限りその充足を巡り争いが起きます。

例えば人間関係においても必ず、「関係性を保つことがメリットになる(例えば、一緒にいて心が落ち着く、などもこれに当たる)こと」を相互に提供し合うことで人間関係は成立します。そしてこの提供度合いがより高い方が相手に対し強い交渉力を持ち、コミュニティの中でより大きな影響力を拡大していきます。影響力をより持つ者は承認や名誉という精神的充足を獲得できたり、あるいは他人に対する交渉力を行使して資源を獲得することができるわけです。
こう考えると、物理的な争奪以外のあらゆる場面や概念にも、必ず勝ち負けや優劣が存在し、苦しむ人と幸福になる人の明暗が分かれるようにできてしまっているのでしょうか。

では、このような世の中の構造は資本や利益の高低で計る資本主義という経済体制を採用してるから生まれることなのか。どうやら事はそう簡単ではないように思います。たとえ共産主義に変えたところで、人間という同種の個体が不特定多数同時系列で共存し、資源の有限性や欲求充足の相対性がある限り争奪構造はなくならないからです。

ここまで考えると、ある仮説が僕の中に浮かんでしまいます。真に平和で平等で幸福な社会などというものは、原理的に体現不可能な幻想なのではないかということ。人間が不特定多数同じ時系列に存在する限り、世の中のどこかに必ず苦しみが跋扈する定めなのではないかということ。

意図せず不本意にネガティブな仮説に行き着いてしまいましたが、この仮説は軽視できるものではありません。
例えば採用のコンサルタントとして優秀な人材をお客さんの企業に採用することに成功した時、どこかで採用に苦しみゆくゆくはその事業が衰退する危機に陥っている競合がいるかもしれない。

例えばビジネスパーソンとしての能力を磨き自分の相対的市場価値を高めることで、相対的な市場価値を下げられ夢や目標の実現をくじかれてる誰かがいるかもしれない。

この世は本質的にこの構造から逃れられないものなのでしょうか。

きっとこの疑問を乗り越える信念を基軸力とした時に、社会を動かす強さを手に入れることができるのかもしれないと感じています。
今改めて、リーダー塾で学ぶ叡智と塾生の仲間たちとの議論に再び出会いたいと切望しています。

元AIESEC代表のリーダー塾生と懇親会を実施しました。

著名政治家や経営者等を輩出する、歴史の長い学生NPO団体で、海外インターンシップの受け入れ、送り出し事業を実施しているAIESECの代表を努め、元リーダー塾生だったメンバーで懇親会を実施しました。

グローバルやローカルに大きくチャレンジしていく塾生たちへの期待を込めて、朝比奈が青山社中やリーダー塾生たちの活動紹介を行いました。

ビジネスブレークスルーチャンネルの講義「社会変革型リーダーの構想力」の収録を行いました。

ARUN合同会社代表、NPO法人ARUN Seed代表理事の功能氏をお招きし、収録を行いました。

 

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ARUNは投資活動を通じて起業家と投資家をつなぐ中で、より持続的で豊かな共生社会に資する「意思あるお金」のフローを創出し、社会的投資を牽引するプラットフォームの構築を目指して活動しています。